JPS634375B2 - - Google Patents
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- JPS634375B2 JPS634375B2 JP55081327A JP8132780A JPS634375B2 JP S634375 B2 JPS634375 B2 JP S634375B2 JP 55081327 A JP55081327 A JP 55081327A JP 8132780 A JP8132780 A JP 8132780A JP S634375 B2 JPS634375 B2 JP S634375B2
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 59
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 31
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- YTCQFLFGFXZUSN-BAQGIRSFSA-N microline Chemical compound OC12OC3(C)COC2(O)C(C(/Cl)=C/C)=CC(=O)C21C3C2 YTCQFLFGFXZUSN-BAQGIRSFSA-N 0.000 description 2
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 2
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
- H04B7/02—Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Radio Transmission System (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は伝送品質の悪いHF帯無線回線を用い
て固定局と空,海,地を含む広い範囲に亘つて移
動する複数の移動局間のデイジタル符号伝送を行
う場合の通信制御方式に関する。
て固定局と空,海,地を含む広い範囲に亘つて移
動する複数の移動局間のデイジタル符号伝送を行
う場合の通信制御方式に関する。
従来はこのような符号伝送には周波数ダイバー
シチ,偏波面ダイバーシチおよびタイムダイバー
シチ等の手法を用いることを固定局が一方的に判
断して手動でセツトし、移動局との間で送受信を
行なつている。しかしこのような方法では移動速
度が比較的大きい移動局では通信品質が時間経過
とともに常に変化し、これに対応できる最適の通
信方式に迅速に切替追従することができず、特に
アンテナに関連する手法は実施困難なものが多か
つた。本発明方式では通信開始に先立つて移動局
の移動経路が明らかな場合は言うまでもないが、
近距離用から遠距離用まであらかじめ予測可能な
最適周波数チヤネルとアンテナ系の組合わせを順
にセツトしておいて時分割にて自動的に送信し、
放送方式またはポーリング方式等のいずれの方式
でも容易に良品質のデータ伝送を確保できること
が特徴で、運用成果の向上に著しく貢献すること
ができる。次に本発明を実施例によつて詳細に説
明する。
シチ,偏波面ダイバーシチおよびタイムダイバー
シチ等の手法を用いることを固定局が一方的に判
断して手動でセツトし、移動局との間で送受信を
行なつている。しかしこのような方法では移動速
度が比較的大きい移動局では通信品質が時間経過
とともに常に変化し、これに対応できる最適の通
信方式に迅速に切替追従することができず、特に
アンテナに関連する手法は実施困難なものが多か
つた。本発明方式では通信開始に先立つて移動局
の移動経路が明らかな場合は言うまでもないが、
近距離用から遠距離用まであらかじめ予測可能な
最適周波数チヤネルとアンテナ系の組合わせを順
にセツトしておいて時分割にて自動的に送信し、
放送方式またはポーリング方式等のいずれの方式
でも容易に良品質のデータ伝送を確保できること
が特徴で、運用成果の向上に著しく貢献すること
ができる。次に本発明を実施例によつて詳細に説
明する。
第1図は固定局と移動局間の通信系統の一例図
で、Aは固定局、B1,B2……Boはそれぞれ移動
局を示すものとする。また固定局より移動局に対
しては放送モードで通信し、または固定局が移動
局を1局ずつ個別に呼出して質問応答をするポー
リング形式の通信を行うものとする。
で、Aは固定局、B1,B2……Boはそれぞれ移動
局を示すものとする。また固定局より移動局に対
しては放送モードで通信し、または固定局が移動
局を1局ずつ個別に呼出して質問応答をするポー
リング形式の通信を行うものとする。
第2図は固定局の送信装置の一例の系統図であ
る。すなわち固定局送信室にはTX1,TX2…
…TXn等複数の送信機5を装備し、マトリクス
形送信アンテナ切替器(TX−AC)6にて各送
信機がいずれのアンテナ7とも接続切替が可能な
ようにする。特に短波回線では移動局の移動に合
わせて近距離,中距離,遠距離のそれぞれに適す
るアンテナを選択することができる。またアンテ
ナの放射仰角および最適無線周波の回線も任意に
選択できるものとする。a1,a2,……aoは各種の
アンテナをそれぞれ示す。なお第2図において一
点鎖線で囲んだ9の設備を通信室に設け、また1
0の枠内の設備をアンテナ等の関係から通信室よ
り遠く離れた送信室に設置し、その間を遠隔制御
とすることも多い。第2図の4は通信室から送ら
れてくる制御信号を受信して送信装置を制御する
ための被制御回路で、無線送信のデータ信号はこ
の回路から各送信機入力に分配される。1は送信
データ端末装置でたとえば印刷電信機のキーボー
ド、またはテープパンチヤ等、2は送信制御部で
端末装置1からのデイジタルデータ信号を変調部
3に送り出すと同時に、送信制御パネル8の設定
に従つて制御信号を作り出し、データとは別チヤ
ネルでデイジタル符号を変調部3に送り出す。こ
れを例で示すとたとえば送信機やアンテナ等の送
信装置10を遠隔制御するには、送信制御部2か
ら変調部3までの2回線中の1チヤネル○イにはデ
ータ信号を送り出すと同時に、もう1つのチヤネ
ル○ロには制御信号を送り変調部3で同時変調を行
う。変調部3からの変調信号は送信室10まで有
線やマイクロ回線のような専用回線にて送信する
と、制御信号については被制御回路4において復
調され制御信号の内容を認識して各装置に制御信
号を送出する。データ信号の方はかくして選択さ
れた送信機5に入力し、アンテナから無線周波に
変換されて送信される。
る。すなわち固定局送信室にはTX1,TX2…
…TXn等複数の送信機5を装備し、マトリクス
形送信アンテナ切替器(TX−AC)6にて各送
信機がいずれのアンテナ7とも接続切替が可能な
ようにする。特に短波回線では移動局の移動に合
わせて近距離,中距離,遠距離のそれぞれに適す
るアンテナを選択することができる。またアンテ
ナの放射仰角および最適無線周波の回線も任意に
選択できるものとする。a1,a2,……aoは各種の
アンテナをそれぞれ示す。なお第2図において一
点鎖線で囲んだ9の設備を通信室に設け、また1
0の枠内の設備をアンテナ等の関係から通信室よ
り遠く離れた送信室に設置し、その間を遠隔制御
とすることも多い。第2図の4は通信室から送ら
れてくる制御信号を受信して送信装置を制御する
ための被制御回路で、無線送信のデータ信号はこ
の回路から各送信機入力に分配される。1は送信
データ端末装置でたとえば印刷電信機のキーボー
ド、またはテープパンチヤ等、2は送信制御部で
端末装置1からのデイジタルデータ信号を変調部
3に送り出すと同時に、送信制御パネル8の設定
に従つて制御信号を作り出し、データとは別チヤ
ネルでデイジタル符号を変調部3に送り出す。こ
れを例で示すとたとえば送信機やアンテナ等の送
信装置10を遠隔制御するには、送信制御部2か
ら変調部3までの2回線中の1チヤネル○イにはデ
ータ信号を送り出すと同時に、もう1つのチヤネ
ル○ロには制御信号を送り変調部3で同時変調を行
う。変調部3からの変調信号は送信室10まで有
線やマイクロ回線のような専用回線にて送信する
と、制御信号については被制御回路4において復
調され制御信号の内容を認識して各装置に制御信
号を送出する。データ信号の方はかくして選択さ
れた送信機5に入力し、アンテナから無線周波に
変換されて送信される。
次に第3図は固定局の受信装置の一例の系統図
である。送信装置同様にアンテナの関係から受信
室の受信装置21と通信室の通信装置20とを有
線またはマイクロ回線で結び、通信室から受信装
置21を遠隔制御を行うことができることは言う
までもない。受信室にはRX1〜RXmのm台の
受信機を設置し、マトリクス形受信アンテナ切替
器17を介して各受信機がアンテナ18中のb1,
b2,……bnのいずれにも接続可能にしておく。ま
た送信側と同様に移動局の移動状況に合わせて最
適の受信アンテナおよび無線周波チヤネルを任意
に選択できるように構成しておくものとする。
(受信アンテナの特性は送信アンテナと同様でよ
い)第3図中の15は被制御回路で、通信室から
送られてくる制御信号を受信して受信機16およ
び受信アンテナ18を選択制御する。そして選択
されたアンテナの受信出力は通信室の復調部13
に送られる。復調部13で検波されたデータは受
信制御部12を経て受信データ端末装置11、た
とえば印刷電信機のプリンタまたはテープパンチ
ヤに送られデータが再現される。受信装置の制御
には受信制御パネル19に設定した受信装置制御
用デイジタル制御信号を受信制御部12から変調
部14に送り出し、変調部14からは制御信号で
変調された信号が被制御回路15に送られて前記
のように適宜の受信機とアンテナを選択する。
である。送信装置同様にアンテナの関係から受信
室の受信装置21と通信室の通信装置20とを有
線またはマイクロ回線で結び、通信室から受信装
置21を遠隔制御を行うことができることは言う
までもない。受信室にはRX1〜RXmのm台の
受信機を設置し、マトリクス形受信アンテナ切替
器17を介して各受信機がアンテナ18中のb1,
b2,……bnのいずれにも接続可能にしておく。ま
た送信側と同様に移動局の移動状況に合わせて最
適の受信アンテナおよび無線周波チヤネルを任意
に選択できるように構成しておくものとする。
(受信アンテナの特性は送信アンテナと同様でよ
い)第3図中の15は被制御回路で、通信室から
送られてくる制御信号を受信して受信機16およ
び受信アンテナ18を選択制御する。そして選択
されたアンテナの受信出力は通信室の復調部13
に送られる。復調部13で検波されたデータは受
信制御部12を経て受信データ端末装置11、た
とえば印刷電信機のプリンタまたはテープパンチ
ヤに送られデータが再現される。受信装置の制御
には受信制御パネル19に設定した受信装置制御
用デイジタル制御信号を受信制御部12から変調
部14に送り出し、変調部14からは制御信号で
変調された信号が被制御回路15に送られて前記
のように適宜の受信機とアンテナを選択する。
なお第4図は通信制御パネルすなわち上記の送
信制御パネル8および受信制御パネル19の設定
表示の一例図で詳細は後述する。
信制御パネル8および受信制御パネル19の設定
表示の一例図で詳細は後述する。
次に第5図は移動局の送信装置の構成例図で、
図中の51はデータ端末装置、たとえば印刷電信
機のキーボードまたはテープリーダ等である。こ
のデータ端末装置からのデイジタル信号は変調部
52にて変調信号に変調され、送信機53および
送信アンテナ54を通じて無線周波で送信され
る。
図中の51はデータ端末装置、たとえば印刷電信
機のキーボードまたはテープリーダ等である。こ
のデータ端末装置からのデイジタル信号は変調部
52にて変調信号に変調され、送信機53および
送信アンテナ54を通じて無線周波で送信され
る。
第6図は移動局の受信装置の構成例図で、64
は受信アンテナ、63は受信機、62は復調部、
61は受信データ端末装置、たとえば印刷電信機
のプリンタまたはテープパンチヤ等である。受信
された電波は復調部62で検波された端末装置を
動作させる。なお各移動局には上記送信および受
信の各装置を併設してあるものとする。
は受信アンテナ、63は受信機、62は復調部、
61は受信データ端末装置、たとえば印刷電信機
のプリンタまたはテープパンチヤ等である。受信
された電波は復調部62で検波された端末装置を
動作させる。なお各移動局には上記送信および受
信の各装置を併設してあるものとする。
さて第7図は本発明を実施した固定局と移動局
との間の通信モードのタイムチヤートである。こ
のチヤートによつて本発明による通信方法を以下
に説明する。まず通信開始に先立つて固定局から
移動局への送受信系のビツト同期をとるためにネ
ツト同期設定という手段が必要である。第4図の
設定表示盤において最左端のA,B,Cは通信モ
ード切替スイツチで、Aすなわち31はネツト同
期モードの設定スイツチである。いま31を
“接”にしスタートボタン44を“接”にすると、
タイマ36および送信順位設定のデイジタルスイ
ツチ37の順位(1〜n)に従つて送信系が自動
シーケンスにて時分割で順次切替わりビツト同期
信号が送信される。なお第4図において34の行
はn台までの各送信系を示し、各系の送信機に対
し無線周波数のチヤネルおよび送信アンテナとの
組合わせをセツトしておく。たとえば第2図の送
信装置でTX1は周波数1でアンテナ切替器6で
アンテナa4(たとえば遠距離用広帯域アンテナ)
に接続しておくものとする。設定表示盤の34で
はこれは□1で表わされている。また送信装置TX
2は周波数2でアンテナa2(たとえば近距離用指
向性アンテナ)に接続され設定表示盤の34では
□2で表わされている。このようにTX3〜TXnの
送信装置もそれぞれ無線周波数と送信アンテナの
組合わせがセツトされて同様に□3〜□nで表わされ
ている。さてこのようにあらかじめ無線周波数と
アンテナの組合わせを何組か設定しておいて固定
局から複数移動局に対して順次送信することにす
れば、移動局ではそのうちのいずれかの送信系に
よる最適受信感度が得られ、固定局から移動局へ
のビツト同期が正しく確保できる。
との間の通信モードのタイムチヤートである。こ
のチヤートによつて本発明による通信方法を以下
に説明する。まず通信開始に先立つて固定局から
移動局への送受信系のビツト同期をとるためにネ
ツト同期設定という手段が必要である。第4図の
設定表示盤において最左端のA,B,Cは通信モ
ード切替スイツチで、Aすなわち31はネツト同
期モードの設定スイツチである。いま31を
“接”にしスタートボタン44を“接”にすると、
タイマ36および送信順位設定のデイジタルスイ
ツチ37の順位(1〜n)に従つて送信系が自動
シーケンスにて時分割で順次切替わりビツト同期
信号が送信される。なお第4図において34の行
はn台までの各送信系を示し、各系の送信機に対
し無線周波数のチヤネルおよび送信アンテナとの
組合わせをセツトしておく。たとえば第2図の送
信装置でTX1は周波数1でアンテナ切替器6で
アンテナa4(たとえば遠距離用広帯域アンテナ)
に接続しておくものとする。設定表示盤の34で
はこれは□1で表わされている。また送信装置TX
2は周波数2でアンテナa2(たとえば近距離用指
向性アンテナ)に接続され設定表示盤の34では
□2で表わされている。このようにTX3〜TXnの
送信装置もそれぞれ無線周波数と送信アンテナの
組合わせがセツトされて同様に□3〜□nで表わされ
ている。さてこのようにあらかじめ無線周波数と
アンテナの組合わせを何組か設定しておいて固定
局から複数移動局に対して順次送信することにす
れば、移動局ではそのうちのいずれかの送信系に
よる最適受信感度が得られ、固定局から移動局へ
のビツト同期が正しく確保できる。
第7図に戻つて,はネツト同期のタイムチ
ヤートで、Rは受信時、Tは送信時を示す。第4
図の設定表示盤中の送信順位設定がスイツチ37
の数字に示すように行われているものとすれば、
最初第4図の□2の送信系でタイマ36で設定され
た時間t01の間だけネツト同期の信号が送られる。
これに続いてタイムチヤート第7図のt02の間は
受信モード(受信時間)となり、次に第4図の□4
の送信系でタイマ36で設定された時間t03の間
だけネツト同期信号が送信され、次のt04の間は
受信モード、次のt05の間は第3順位の□3の送信
系でネツト同期信号が送信される。このように第
4図の設定表示盤の設定に従い自動シーケンスの
時分割方式で固定局からの送信系が順に切換わ
る。
ヤートで、Rは受信時、Tは送信時を示す。第4
図の設定表示盤中の送信順位設定がスイツチ37
の数字に示すように行われているものとすれば、
最初第4図の□2の送信系でタイマ36で設定され
た時間t01の間だけネツト同期の信号が送られる。
これに続いてタイムチヤート第7図のt02の間は
受信モード(受信時間)となり、次に第4図の□4
の送信系でタイマ36で設定された時間t03の間
だけネツト同期信号が送信され、次のt04の間は
受信モード、次のt05の間は第3順位の□3の送信
系でネツト同期信号が送信される。このように第
4図の設定表示盤の設定に従い自動シーケンスの
時分割方式で固定局からの送信系が順に切換わ
る。
第7図のは送信時のビツト同期信号を表わし
たもので、このビツト同期信号をどの無線チヤネ
ルで受信するかは移動局が決めることで、最終順
位の送信系のネツト同期信号の送信終了後再び最
初の順位に戻つて送信系が動作するとき移動局は
少くとも最適の受信感度が得られる状態にある。
ビツト同期が正しくとれた後はデータの受信が行
われる。
たもので、このビツト同期信号をどの無線チヤネ
ルで受信するかは移動局が決めることで、最終順
位の送信系のネツト同期信号の送信終了後再び最
初の順位に戻つて送信系が動作するとき移動局は
少くとも最適の受信感度が得られる状態にある。
ビツト同期が正しくとれた後はデータの受信が行
われる。
第4図のBすなわち32は固定局から複数移動
局に対する放送モードの通信系の設定スイツチ
で、このスイツチを“接”とした後のデータ放送
は送信タイマ38と送信順位設定のデイジタルス
イツチ39の設定に従つて順に行われる。ただし
ネツト同期の場合にはタイマーが絶対時間設定を
行い送信符号のどの位置で送,受信モードの切替
を行つてもよいが、放送モードの場合には送信デ
ータ端末装置からのデータに含まれる制御信号を
前記のように被制御回路4で検知した上で送受の
シーケンスを切替える方式である。すなわち第7
図においては放送モードのシーケンスのタイム
チヤート、またはそのデータフオーマツトの一
例をそれぞれ示すものであるが、このデータフオ
マツトに示すようにデータの前後に最初ビツト同
期補正のためのビツト同期信号があり、つぎに1
局でも複数局でもよいが一定移動局を呼出すため
の選択呼出し符号A1,A2……Ao等が送られる。
これに続いてデータ(DATA)が送られ、その
終了後に全局共通のデータ終了信号SPが送られ
る。なお選択呼出し符号A1〜Anは受信側でワー
ドの区切りを検出するためのフレーム信号をもか
ねている。
局に対する放送モードの通信系の設定スイツチ
で、このスイツチを“接”とした後のデータ放送
は送信タイマ38と送信順位設定のデイジタルス
イツチ39の設定に従つて順に行われる。ただし
ネツト同期の場合にはタイマーが絶対時間設定を
行い送信符号のどの位置で送,受信モードの切替
を行つてもよいが、放送モードの場合には送信デ
ータ端末装置からのデータに含まれる制御信号を
前記のように被制御回路4で検知した上で送受の
シーケンスを切替える方式である。すなわち第7
図においては放送モードのシーケンスのタイム
チヤート、またはそのデータフオーマツトの一
例をそれぞれ示すものであるが、このデータフオ
マツトに示すようにデータの前後に最初ビツト同
期補正のためのビツト同期信号があり、つぎに1
局でも複数局でもよいが一定移動局を呼出すため
の選択呼出し符号A1,A2……Ao等が送られる。
これに続いてデータ(DATA)が送られ、その
終了後に全局共通のデータ終了信号SPが送られ
る。なお選択呼出し符号A1〜Anは受信側でワー
ドの区切りを検出するためのフレーム信号をもか
ねている。
送信タイマ38はこのA1,DMTA,SP符号の
組合わせ(第7図)を何回送信するかを知らせ
るためのものであり、第4図の設定表示盤に示し
た例ではデイジタルスイツチ39で順位□1と決め
てあるTX−4の送信系で2回送信する。このSP
符号送出により自動的に次はTX−3の送信系で
2回送信し、続いてTX−2の送信系で3回送信
される。以後の送受シーケンスは第7図ののよ
うになる。このようにして固定局が送信すれば各
移動局はnチヤンネル中の少くとも1つ以上の最
適の送信系から発射される無線信号を受信するこ
とができるが、この自動シーケンス動作は手動に
よつて停止させるまで続けることができる。
組合わせ(第7図)を何回送信するかを知らせ
るためのものであり、第4図の設定表示盤に示し
た例ではデイジタルスイツチ39で順位□1と決め
てあるTX−4の送信系で2回送信する。このSP
符号送出により自動的に次はTX−3の送信系で
2回送信し、続いてTX−2の送信系で3回送信
される。以後の送受シーケンスは第7図ののよ
うになる。このようにして固定局が送信すれば各
移動局はnチヤンネル中の少くとも1つ以上の最
適の送信系から発射される無線信号を受信するこ
とができるが、この自動シーケンス動作は手動に
よつて停止させるまで続けることができる。
次にポーリング(Poling)形式にて通信する方
法を説明する。この場合には第4図の設定表示盤
のスイツチCすなわち33を“接”にする。40
は送信タイマー、41は送信順位設定のデイジタ
ルスイツチ、42は受信タイマー、43は受信順
位設定スイツチである。また第7図の,,
はこの場合のシーケンスのタイムチヤートで、さ
らに詳しく説明すればは固定局の送,受タイム
シーケンスを示し、は固定局よりの質問デー
タ、は移動局よりの受信データの各フオーマツ
トを示すものである。各送信系のタイマー40は
選択呼出した移動局に対する質問の回数を示し、
固定局受信系のタイマー42は選択した移動局へ
の応答の回数を示す。いまスタートボタン44を
“接”にするとこの例ではTX−2の送信系が動
作し質問データを1回発射する。この場合のデー
タ符号フオーマツトものようにビツト同期信号
pと選択呼出し符号A1とデータDATAと送信終
了のためのストツプ符号SPにて構成する。そし
て1度質問したら続いて受信順位設定スイツチ4
3で定められているように第4図の受信系35の
RX−3の受信系□3で移動局からの応答データを
1回待ち受ける。なお第3図の受信系21におい
ては送信系と同様に移動局の移動地域に対し最適
なアンテナ系および受信周波数チヤネルを用意し
待受けておく。従つて移動局が半2重モード(無
線系が送信時には送信だけ、受信時には受信だ
け)の場合には送受信の無線周波チヤネルは同じ
にしておく。また質問の送信系タイマーと応答受
信のタイマーは同一にセツトしておく。
法を説明する。この場合には第4図の設定表示盤
のスイツチCすなわち33を“接”にする。40
は送信タイマー、41は送信順位設定のデイジタ
ルスイツチ、42は受信タイマー、43は受信順
位設定スイツチである。また第7図の,,
はこの場合のシーケンスのタイムチヤートで、さ
らに詳しく説明すればは固定局の送,受タイム
シーケンスを示し、は固定局よりの質問デー
タ、は移動局よりの受信データの各フオーマツ
トを示すものである。各送信系のタイマー40は
選択呼出した移動局に対する質問の回数を示し、
固定局受信系のタイマー42は選択した移動局へ
の応答の回数を示す。いまスタートボタン44を
“接”にするとこの例ではTX−2の送信系が動
作し質問データを1回発射する。この場合のデー
タ符号フオーマツトものようにビツト同期信号
pと選択呼出し符号A1とデータDATAと送信終
了のためのストツプ符号SPにて構成する。そし
て1度質問したら続いて受信順位設定スイツチ4
3で定められているように第4図の受信系35の
RX−3の受信系□3で移動局からの応答データを
1回待ち受ける。なお第3図の受信系21におい
ては送信系と同様に移動局の移動地域に対し最適
なアンテナ系および受信周波数チヤネルを用意し
待受けておく。従つて移動局が半2重モード(無
線系が送信時には送信だけ、受信時には受信だ
け)の場合には送受信の無線周波チヤネルは同じ
にしておく。また質問の送信系タイマーと応答受
信のタイマーは同一にセツトしておく。
このようにして第4図41の送信順位に従い、
次にはTX−1の送信系にて他の移動局を呼出し
て受信側の受信順位設定スイツチ43に従つて
RX−4の受信系にてこの応答を受信する。この
場合質問−応答のシーケンスはタイマーに従つて
2回行う。このように回線品質の悪い移動局に対
しては送,受信系の選択の他にタイムダイバーシ
チの効果によつて最適データが得られるようにセ
ツトしておくことができる。しかしこれでも良品
質のデータが得難いときは他の送,受信系をも選
択しておいて同じ移動局と通信するようにするこ
とができる。
次にはTX−1の送信系にて他の移動局を呼出し
て受信側の受信順位設定スイツチ43に従つて
RX−4の受信系にてこの応答を受信する。この
場合質問−応答のシーケンスはタイマーに従つて
2回行う。このように回線品質の悪い移動局に対
しては送,受信系の選択の他にタイムダイバーシ
チの効果によつて最適データが得られるようにセ
ツトしておくことができる。しかしこれでも良品
質のデータが得難いときは他の送,受信系をも選
択しておいて同じ移動局と通信するようにするこ
とができる。
以上詳細に説明したように固定局において移動
局の移動地域に合わせて予測される最適な周波数
チヤネルおよび送受信アンテナをあらかじめ準備
しておき、これを自動シーケンスで動作させて複
数の移動局とデータ通信を行う本発明の通信方式
によれば通信距離や送受間の指向性に関係なく迅
速かつ確実な通信が実現できるので実用上の効果
は明白である。
局の移動地域に合わせて予測される最適な周波数
チヤネルおよび送受信アンテナをあらかじめ準備
しておき、これを自動シーケンスで動作させて複
数の移動局とデータ通信を行う本発明の通信方式
によれば通信距離や送受間の指向性に関係なく迅
速かつ確実な通信が実現できるので実用上の効果
は明白である。
第1図は固定局と移動局間の通信系統の一例
図、第2図は固定局の送信装置の一例の系統図、
第3図は固定局の受信装置の一例の系統図、第4
図は固定局の通信制御パネルの設定表示の一例
図、第5図は移動局の送信装置の構成例図、第6
図は移動局の受信装置の構成例図、第7図は本発
明を実施した固定局と移動局間の通信モードのタ
イムチヤートである。 1……送信データ端末装置、2……送信制御
部、3……変調部、4……被制御回路、5……送
信機、6……アンテナ切替器、7……送信アンテ
ナ(a1〜ao)、8……送信制御パネル、9……通
信室に属する設備、10……送信室に属する設
備、11……受信データ端末装置、12……受信
制御部、13……復調部、14……変調部、15
……被制御回路、16……受信機、17……アン
テナ切替器、18……受信アンテナ(b1〜bn)、
19……受信制御パネル、20……通信室に属す
る受信設備、21……受信室に属する受信設備、
31……ネツト同期モードの設定スイツチ、32
……通信モードの設定スイツチ、33……ポーリ
ング形式の設定スイツチ、34……送信系の番号
表示、35……受信系の番号表示、36,38,
40……タイマー(タイマーの設定ダイヤル)、
37,39,41……送信順位設定スイツチ、4
2……タイマー、43……受信順位設定スイツ
チ、44……スタートボタン、51……データ端
末装置、52……変調部、53……送信機、54
……送信アンテナ、61……受信データ端末装
置、62……復調器、63……受信機、64……
受信アンテナ。
図、第2図は固定局の送信装置の一例の系統図、
第3図は固定局の受信装置の一例の系統図、第4
図は固定局の通信制御パネルの設定表示の一例
図、第5図は移動局の送信装置の構成例図、第6
図は移動局の受信装置の構成例図、第7図は本発
明を実施した固定局と移動局間の通信モードのタ
イムチヤートである。 1……送信データ端末装置、2……送信制御
部、3……変調部、4……被制御回路、5……送
信機、6……アンテナ切替器、7……送信アンテ
ナ(a1〜ao)、8……送信制御パネル、9……通
信室に属する設備、10……送信室に属する設
備、11……受信データ端末装置、12……受信
制御部、13……復調部、14……変調部、15
……被制御回路、16……受信機、17……アン
テナ切替器、18……受信アンテナ(b1〜bn)、
19……受信制御パネル、20……通信室に属す
る受信設備、21……受信室に属する受信設備、
31……ネツト同期モードの設定スイツチ、32
……通信モードの設定スイツチ、33……ポーリ
ング形式の設定スイツチ、34……送信系の番号
表示、35……受信系の番号表示、36,38,
40……タイマー(タイマーの設定ダイヤル)、
37,39,41……送信順位設定スイツチ、4
2……タイマー、43……受信順位設定スイツ
チ、44……スタートボタン、51……データ端
末装置、52……変調部、53……送信機、54
……送信アンテナ、61……受信データ端末装
置、62……復調器、63……受信機、64……
受信アンテナ。
Claims (1)
- 1 固定局と広い範囲を任意速度で移動する複数
の移動局とが無線回線を用いてデジタル符号によ
るデータの送受信を行う場合に、前記固定局側に
送信装置として複数の送信機と複数の送信アンテ
ナおよび前記複数の送信機のうちの任意の一つと
前記複数の送信アンテナのうちの任意の一つとの
間の相互接続動作を順次行つて複数の送信系を一
つずつ順次成立させる送信側アンテナ切替器と、
受信装置として複数の受信機と複数の受信アンテ
ナおよび前記複数の受信機のうちの任意の一つと
前記複数の受信アンテナのうちの任意の一つとの
間の相互接続動作を順次行つて複数の受信系を一
つずつ順次成立させる受信側アンテナ切替器とを
それぞれ設置して、前記複数の送信系と前記複数
の受信系に前記複数の移動局の予測される位置や
移動ルートに合わせて該固定局と対応する該移動
局との間の前記無線回線に適する周波数チヤネル
をそれぞれ割当てて調整しておき、さらに前記固
定局側で予め前記複数の送信機の送信順位、該各
送信機の送信時間長と送信回数を設定する送信側
切替設定制御器と予め前記複数の受信機の受信順
位、該各受信機の受信時間長を設定する受信側切
替設定制御器とを設置するとともに、前記複数の
送信系に予め定めた信号フオーマツトに従つて同
期ビツトを順次自動送出する同期モードと前記複
数の送信系に予め定めた信号フオーマツトに従つ
て順次データの放送を行う放送モードと前記複数
の送信系と前記複数の受信系を介して予め定めた
信号フオーマツトに従つてデータの相互伝達を行
うポーリングモードとのいずれかのモードを選択
するモード選択手段とを備え、該モード選択手段
により選択されたモードで同期信号の送信とデー
タの送受信をそれぞれ自動的に行うことを特徴と
するデータ通信の制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8132780A JPS577651A (en) | 1980-06-18 | 1980-06-18 | Control system for data communication |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8132780A JPS577651A (en) | 1980-06-18 | 1980-06-18 | Control system for data communication |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS577651A JPS577651A (en) | 1982-01-14 |
JPS634375B2 true JPS634375B2 (ja) | 1988-01-28 |
Family
ID=13743286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8132780A Granted JPS577651A (en) | 1980-06-18 | 1980-06-18 | Control system for data communication |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS577651A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60148238A (ja) * | 1984-01-12 | 1985-08-05 | Kokusai Electric Co Ltd | 周波数およびアンテナの自動切替を行う固定局より移動局へのポ−リング通信方法 |
-
1980
- 1980-06-18 JP JP8132780A patent/JPS577651A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS577651A (en) | 1982-01-14 |
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