JPS6342056Y2 - - Google Patents

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JPS6342056Y2
JPS6342056Y2 JP15074083U JP15074083U JPS6342056Y2 JP S6342056 Y2 JPS6342056 Y2 JP S6342056Y2 JP 15074083 U JP15074083 U JP 15074083U JP 15074083 U JP15074083 U JP 15074083U JP S6342056 Y2 JPS6342056 Y2 JP S6342056Y2
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JP
Japan
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gangplank
underframe
freight cars
underframes
freight
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JP15074083U
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JPS6058479U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は連結器を介して相互に連結される2台
の自動車運搬用貨車間に橋架される渡り板装置に
関する。
従来、自動車運搬用貨車を複数台連結して編成
した自動車運搬列車では、該列車の一端から積込
んだ自動車を任意の貨車まで走行させて固定する
ために、前後の貨車の台枠端部に、相互に平行で
かつ貨車の前後方向に向きを逆にした一対の渡り
板の基端部をそれぞれ俯仰可能に枢支して成る渡
り板装置を設けている。このような構造の渡り板
装置によれば、列車走行中において、隣接貨車間
の相対的な上下変位、左右変位、水平面内の各変
位等に渡り板が追随し、隣接貨車間の連結状態に
悪影響が生じることはない。ところが、渡り板の
遊端部には、その自重により下向きの力が常に作
用しているので、次のような問題が生じる。すな
わち(a)列車走行中に隣接貨車相互間の相対変位に
より渡り板に激しい振動を生じて騒音が発生す
る。(b)渡り板遊端部下面の台枠端部上面との接触
部が振動により摩耗する。このため、通常は渡り
板の遊端部下面に耐摩耗レジン等から成る摺板を
取付けるが、補修周期毎に、この摺板の取替えが
必要であつた。(c)また、前記振動のためにヒンジ
ピンおよびヒンジピン挿入部が摩耗し、保守に手
間がかかる。(d)さらに、貨車の切離し、あるいは
連結時には、渡り板を人手により上方に跳ね上げ
て、台枠と直角に近い角度に保持するか、台枠上
に押し倒すなどの作業が必要である。
本考案は、このような従来の技術的課題を解決
すべくなされたものであり、連結貨車相互間の相
対変位があつても、騒音を生じることがなく、渡
り板の台枠上面との接触部および渡り板の枢支部
の耐摩耗性に特別の注意を払う必要がなく、しか
も貨車の切離しあるいは連結時にも渡り板を操作
する必要のない自動車運搬用貨車間の渡り板装置
を提供することを目的とする。
以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、先ず第1図において、複数台の自動車
運搬用貨車F1〜F5が相互に連結されて列車が
編成され、各貨車F1〜F5相互間には渡り板装
置W1〜W4がそれぞれ設けられる。輸送すべき
自動車Cは、各渡り板装置W1〜W4によつて各
貨車F1〜F5を自在に移動することができ、列
車の一端から順番に各貨車F1〜F5に移動して
固定される。
第2図および第3図において、貨車F1,F2
間の渡り板装置W1およびその他の構成について
述べると、両貨車F1,F2の台枠1,2は連結
器3,4により相互に連結され、各台枠1,2上
には自動車Cの左右両車輪間の間隔に対応した一
対の案内溝5a,5b;6a,6bが長手方向に
延びて設けられ、渡り板装置W1が両台枠1,2
の対向端部間に設けられる。
渡り板装置W1は、相互に平行でかつ貨車F
1,F2の前後方向に向きを逆にした一対の渡り
板7,8が台枠1,2の端部にそれぞれ枢支され
て成る。一方の渡り板7は、一方の台枠の端部に
おいて、左右方向一方たとえば左方側で枢支され
る。すなわち、台枠1上の左方側の案内溝5aの
延長上に位置するようにして渡り板7の基部7a
は、台枠1の端部に設けられた凹所9で、台枠1
の長手方向と直角でかつ水平なヒンジピン10に
より枢支される。この渡り板7の下面には、補助
板11が設けられる。また渡り板7の遊端部7b
には、前記ヒンジピン10と平行な軸12により
比較的小径のローラ13が回転自在に支承され
る。
渡り板7の下面にはばね部材としての板ばね1
4の一端が固着され、板ばね14の他端は台枠1
の下面に固着される。この板ばね14は、自然な
状態で、渡り板7の遊端部7bが台枠2の端部上
面2aよりも上方に間隔δたとえば数十mmをあけ
た位置にあるように渡り板7を上方にばね付勢す
る。しかも板ばね14のばね力は、列車走行中の
台枠1に作用する通常0.3g程度の上下振動加速
度に耐えて、前記遊端部7bが端部上面2aに接
触することを避け得る程度に設定される。
他方の台枠2には、前記一方の台枠1における
他方の案内溝5bの延長上に、前記一方の渡り板
7と同様の構造を有して渡り板8が枢支され、こ
の渡り板8の遊端部8bは自然な状態で台枠1の
端部上面1aから間隔δだけ浮かされている。
他の渡り板装置W2〜W5についても、上記渡
り板装置W1と同様に構成されている。
次にこの実施例の作用について、渡り板装置W
1を取り上げて説明すると、自動車Cを積載して
列車が走行中に、台枠1,2が相対変位を生じて
も、渡り板7,8の遊端部7b,8bは板ばね1
4のばね力により上方に付勢されているので、各
台枠1,2の端部上面1a,2aに接触して激し
い振動を生じることはなく、したがつて騒音を発
生することはなく、また遊端部7b,8bの耐摩
耗性、ならびにヒンジピン10およびヒンジピン
挿入部の耐摩耗性に特に注意を払う必要もない。
自動車の積込時においては、自動車の車輪が、
各渡り板7,8の遊端部7b,8bに接触して乗
上げることにより、渡り板7,8は下方に回動
し、台枠1,2間の自動車の移動が円滑に行なわ
れる。しかも渡り板7,8の遊端部7b,8bに
はローラ13,15が軸支されているので、遊端
部7b,8bが車輪に突きかかることが避けら
れ、各渡り板7,8は容易に踏み下げられる。
貨車F1,F2の切離しあるいは連結時には、
各渡り板7,8が上方にばね付勢されていること
により、各渡り板7,8を特に上方に跳ね上げる
必要がなく、従来必要とされていた渡り板の跳ね
上げ作業が不要となる。
ここまでは、台枠1,2間の渡り板7,8の構
造および作用について述べたが、自動車積込時の
プラツトホーム等と台枠との間の渡り板の構造に
ついても前述の渡り板7,8と同様の構造を取る
ことができる。
すなわち、第4図において、プラツトホーム1
6の端部には、単一の渡り板17が枢支されると
ともに上方にばね付勢され、前記渡り板17と対
をなす渡り板7を有する台枠1が、連結器3,1
8によりプラツトホーム16の端部に連結され
る。このような構造によれば、両渡り板7,17
が上方にばね付勢されているので、列車をプラツ
トホーム16の端部まで押込んで連結器3,18
で連結することにより、自動車の積卸し作業を直
ちに行なうことができる。
各渡り板7,8,17を上方にばね付勢するの
は板ばねでなくともよく、その構造も第2図に示
したものに限定されない。
以上のように本考案によれば、各渡り板および
台枠間には、渡り板の遊端部がその直下の台枠端
部上面から上方に離隔するように渡り板を仰起す
る方向に付勢するばね部材が設けられるので、(a)
列車走行中の台枠相互間の相対変位による渡り板
の激しい振動を生じることはなく、騒音の発生が
防止され、(b)前記振動を避け得ることにより、渡
り板先端部の耐摩耗性に特に注意を払う必要がな
く、(c)ヒンジピンおよびヒンジピン挿入部の耐摩
耗性に特に注意を払う必要もない。さらに、(d)各
貨車の切離しあるいは連結時に渡り板を跳ね上げ
る作業が不要となり、切離しあるいは連結作業の
能率が向上する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は全体平面図、第2図は要部斜視図、第3図は第
2図の−線断面図、第4図は貨車をプラツト
ホームに連結したときの要部斜視図である。 1,2……台枠、7,8,17……渡り板、ヒ
ンジピン、14……ばね部材としての板ばね、F
1〜F5……自動車運搬用貨車、W1〜W4……
渡り板装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 連結器を介して相互に連結される2台の自動車
    運搬用貨車間に橋架される渡り板装置において、
    前記両貨車の台枠の相対向する端部には、相互に
    平行でかつ貨車の前後方向に向きを逆にした一対
    の渡り板の基端部がそれぞれ俯仰可能に枢支され
    るとともに、各渡り板および台枠間には、渡り板
    の遊端部がその直下の台枠端部上面から上方に離
    隔するように渡り板を仰起する方向に付勢するば
    ね部材が設けられることを特徴とする自動車運搬
    用貨車間の渡り板装置。
JP15074083U 1983-09-29 1983-09-29 自動車運搬用貨車間の渡り板装置 Granted JPS6058479U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15074083U JPS6058479U (ja) 1983-09-29 1983-09-29 自動車運搬用貨車間の渡り板装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15074083U JPS6058479U (ja) 1983-09-29 1983-09-29 自動車運搬用貨車間の渡り板装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6058479U JPS6058479U (ja) 1985-04-23
JPS6342056Y2 true JPS6342056Y2 (ja) 1988-11-04

Family

ID=30334245

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15074083U Granted JPS6058479U (ja) 1983-09-29 1983-09-29 自動車運搬用貨車間の渡り板装置

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Families Citing this family (8)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006005200A1 (de) * 2006-02-02 2007-10-04 Airbus Deutschland Gmbh Frachtaufnahmevorrichtung für einen Flugzeugfrachtraum
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Publication number Publication date
JPS6058479U (ja) 1985-04-23

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