JPS6341693B2 - - Google Patents
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- JPS6341693B2 JPS6341693B2 JP2875481A JP2875481A JPS6341693B2 JP S6341693 B2 JPS6341693 B2 JP S6341693B2 JP 2875481 A JP2875481 A JP 2875481A JP 2875481 A JP2875481 A JP 2875481A JP S6341693 B2 JPS6341693 B2 JP S6341693B2
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- drill
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- tool
- cutting
- workpiece
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- 238000005553 drilling Methods 0.000 claims description 43
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 19
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 4
- 230000001186 cumulative effect Effects 0.000 description 16
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B19/00—Programme-control systems
- G05B19/02—Programme-control systems electric
- G05B19/18—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
- G05B19/406—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by monitoring or safety
- G05B19/4065—Monitoring tool breakage, life or condition
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
この発明は工具を加工物に対して相対的に回転
かつ往復運動させることにより、加工物を孔あけ
加工するステツプフイード機能を有する孔あけ装
置に関するものである。
かつ往復運動させることにより、加工物を孔あけ
加工するステツプフイード機能を有する孔あけ装
置に関するものである。
従来技術
従来、例えば切削加工中にドリルに加わる切削
抵抗が予め定められた大きさ(例えばドリルの最
大許容切削抵抗)に達した時、ドリルを加工物に
相対して一旦復動させた後、再び往動させて、一
個の孔あけ加工を複数回に分けて行うようにし
た、いわゆるステツプフイード機能を有するボー
ル盤があつた。そして、このボール盤にはドリル
が摩耗しているかどうかを検出するドリル摩耗検
出装置が備えられていた。
抵抗が予め定められた大きさ(例えばドリルの最
大許容切削抵抗)に達した時、ドリルを加工物に
相対して一旦復動させた後、再び往動させて、一
個の孔あけ加工を複数回に分けて行うようにし
た、いわゆるステツプフイード機能を有するボー
ル盤があつた。そして、このボール盤にはドリル
が摩耗しているかどうかを検出するドリル摩耗検
出装置が備えられていた。
このドリル摩耗検出装置は、設定器によりドリ
ルが摩耗したかどうかを判別するための予め設定
された一個の孔あけにおいてドリルの許される最
大ステツプ数と、実際に一個の孔あけ加工に要し
たドリルのステツプ数とを比較する。そして、一
個の孔あけ加工中におけるドリルのステツプ数が
前記最大ステツプ数まで達した時、ドリルが摩耗
したということを判断していた。
ルが摩耗したかどうかを判別するための予め設定
された一個の孔あけにおいてドリルの許される最
大ステツプ数と、実際に一個の孔あけ加工に要し
たドリルのステツプ数とを比較する。そして、一
個の孔あけ加工中におけるドリルのステツプ数が
前記最大ステツプ数まで達した時、ドリルが摩耗
したということを判断していた。
しかし、ドリルが摩耗しているにもかかわらず
一個の孔あけ加工におけるステツプ数が最大ステ
ツプ数に達しなければドリルの摩耗を検知するこ
とができないため、より早いドリルの摩耗を検知
することは望めなかつた。従つて、切削効率の悪
い状態で孔あけ加工が行われることになり、作業
能率を著しく低下させるとともに、殊に小径のド
リルにおいては折損事故を招いていた。
一個の孔あけ加工におけるステツプ数が最大ステ
ツプ数に達しなければドリルの摩耗を検知するこ
とができないため、より早いドリルの摩耗を検知
することは望めなかつた。従つて、切削効率の悪
い状態で孔あけ加工が行われることになり、作業
能率を著しく低下させるとともに、殊に小径のド
リルにおいては折損事故を招いていた。
目 的
そこで、本発明者は上記問題点に立つて、ドリ
ルの摩耗をより早く検出する方法を見い出した。
すなわち、実験の結果、第5図に示すように切削
加工中にドリルが摩耗すると、先に行つた加工物
の孔あけ加工に要したドリルのステツプ数〔N〕
に比べて、今行つている孔あけ加工に要するドリ
ルのステツプ数〔N〕は前記最大ステツプ数
〔Nm〕の範囲内で急激に増加〔ΔN〕することが
判つた。
ルの摩耗をより早く検出する方法を見い出した。
すなわち、実験の結果、第5図に示すように切削
加工中にドリルが摩耗すると、先に行つた加工物
の孔あけ加工に要したドリルのステツプ数〔N〕
に比べて、今行つている孔あけ加工に要するドリ
ルのステツプ数〔N〕は前記最大ステツプ数
〔Nm〕の範囲内で急激に増加〔ΔN〕することが
判つた。
この発明の目的は上記実験結果に基づいて、ド
リルの摩耗をより早く検出し、作業能率の向上を
図ることができるステツプフイード機能を有する
孔あけ装置を提供するにある。
リルの摩耗をより早く検出し、作業能率の向上を
図ることができるステツプフイード機能を有する
孔あけ装置を提供するにある。
実施例
以下、この発明をボール盤に具体化した一実施
例を図面に基づいて説明する。
例を図面に基づいて説明する。
第1図において、回転駆動装置としての三相誘
導モータ(以下モータという)1の駆動軸1aは
回転伝達部材(図示せず)を介してスプライン軸
2と駆動連結されていて、モータ1の回転力をス
プライン軸2に伝達する。主軸3はその先端部に
チヤツク4を介して工具としてのドリル5が取着
され、基端部に前記スプライン軸2を軸線方向へ
のみ移動可能に嵌合する筒部6が設けられてい
る。主軸筒7は前記主軸3を回転可能にかつ軸線
方向に移動不能に支持し、その外周にはピストン
8が取着されている。エアシリンダ9は前記ピス
トン8を内挿し往復駆動装置を構成しており、そ
のピストン8を境に第1エアシリンダ室10と第
2エアシリンダ室11が設けられている。
導モータ(以下モータという)1の駆動軸1aは
回転伝達部材(図示せず)を介してスプライン軸
2と駆動連結されていて、モータ1の回転力をス
プライン軸2に伝達する。主軸3はその先端部に
チヤツク4を介して工具としてのドリル5が取着
され、基端部に前記スプライン軸2を軸線方向へ
のみ移動可能に嵌合する筒部6が設けられてい
る。主軸筒7は前記主軸3を回転可能にかつ軸線
方向に移動不能に支持し、その外周にはピストン
8が取着されている。エアシリンダ9は前記ピス
トン8を内挿し往復駆動装置を構成しており、そ
のピストン8を境に第1エアシリンダ室10と第
2エアシリンダ室11が設けられている。
電磁バルブ12は後記する電気制御回路により
切換制御され、エアポンプ13からのエアを第1
エアシリンダ室10に供給し、第2エアシリンダ
室11のエアをサイレンサ14により排出する
時、ピストン8すなわち主軸筒7は往動され、反
対にエアポンプ13からのエアを第2エアシリン
ダ室11に供給し、第1エアシリンダ室10のエ
アをサイレンサ14により排出する時、主軸筒7
は復動される。従つて、前記ドリル5は前記モー
タ1により回転力が付与され、電磁バルブ12の
切換操作により往復運動が行われる。
切換制御され、エアポンプ13からのエアを第1
エアシリンダ室10に供給し、第2エアシリンダ
室11のエアをサイレンサ14により排出する
時、ピストン8すなわち主軸筒7は往動され、反
対にエアポンプ13からのエアを第2エアシリン
ダ室11に供給し、第1エアシリンダ室10のエ
アをサイレンサ14により排出する時、主軸筒7
は復動される。従つて、前記ドリル5は前記モー
タ1により回転力が付与され、電磁バルブ12の
切換操作により往復運動が行われる。
検出装置としての切削抵抗検出装置15は前記
駆動軸1aとスプライン軸2とを駆動連結する前
記回転伝達部材(図示せず)の近傍に設けられ、
1回転ごとに前記ドリル5に加わる切削抵抗
〔Tx〕を検出する。なお、本実施例の切削抵抗検
出装置15は前記回転伝達部材のねじれの量に基
づいて切削抵抗〔Tx〕を検出するものであつて、
切削加工開始前に検出して同装置15のための記
憶装置に記憶する無負荷状態の駆動トルク〔T0〕
と、切削加工中に検出した駆動トルク〔T〕との
差を求めることにより、1回転ごとにドリル5に
加わる切削抵抗〔Tx(=T−T0)〕を検出するよ
うになつている。
駆動軸1aとスプライン軸2とを駆動連結する前
記回転伝達部材(図示せず)の近傍に設けられ、
1回転ごとに前記ドリル5に加わる切削抵抗
〔Tx〕を検出する。なお、本実施例の切削抵抗検
出装置15は前記回転伝達部材のねじれの量に基
づいて切削抵抗〔Tx〕を検出するものであつて、
切削加工開始前に検出して同装置15のための記
憶装置に記憶する無負荷状態の駆動トルク〔T0〕
と、切削加工中に検出した駆動トルク〔T〕との
差を求めることにより、1回転ごとにドリル5に
加わる切削抵抗〔Tx(=T−T0)〕を検出するよ
うになつている。
そして、このように構成されたボール盤の穿孔
動作は次のように行われる。すなわち、第2図に
示すように原点位置P0にあるドリル5が回転し
ながら加工物16に向かつて往動し、加工物15
に達して穿孔切削が開始される。そして、その穿
孔切削によつてドリル5に一定以上の切削抵抗
〔Tx〕が加えられると、ドリル5は前記原点位置
P0まで復動し、次に原点位置P0から1度目にあ
けられた孔の底面に向かつて往動して再び穿孔切
削を行う。そして、またドリル5に一定以上の切
削抵抗が加えられると、ドリル5は再び原点位置
P0まで復動させる。
動作は次のように行われる。すなわち、第2図に
示すように原点位置P0にあるドリル5が回転し
ながら加工物16に向かつて往動し、加工物15
に達して穿孔切削が開始される。そして、その穿
孔切削によつてドリル5に一定以上の切削抵抗
〔Tx〕が加えられると、ドリル5は前記原点位置
P0まで復動し、次に原点位置P0から1度目にあ
けられた孔の底面に向かつて往動して再び穿孔切
削を行う。そして、またドリル5に一定以上の切
削抵抗が加えられると、ドリル5は再び原点位置
P0まで復動させる。
このようにして予め定められた深さDに達する
まで前記のようなステツプフイード動作が繰り返
されると、ドリル5が原点位置P0に復動して、
一個の穿孔動作が終了するようになつている。
まで前記のようなステツプフイード動作が繰り返
されると、ドリル5が原点位置P0に復動して、
一個の穿孔動作が終了するようになつている。
次に、上記のように構成したボール盤を駆動制
御するための制御回路を第3図に従つて説明す
る。
御するための制御回路を第3図に従つて説明す
る。
第3図において、検出手段としての中央処理装
置(以下CPU)21は前記ボール盤を制御する
ためのプログラムデータ及びその他種々のデータ
が記憶された読出し専用のプログラムメモリ
(Read Only Memory;以下ROMという)22
と、一個の孔あけ加工に要したドリル5のステツ
プ数等のデータを記憶する読出し及び書込み可能
なメモリ(Random Access Memory;以下
RAMという)23とともに演算制御装置を構成
している。そして、CPU21は前記ドリル5が
1回転するたびごとに、前記切削抵抗検出装置1
5から、その時のドリル5に加えられている切削
抵抗〔Tx〕をI/Oポート24を介して読出す
ようになつている。
置(以下CPU)21は前記ボール盤を制御する
ためのプログラムデータ及びその他種々のデータ
が記憶された読出し専用のプログラムメモリ
(Read Only Memory;以下ROMという)22
と、一個の孔あけ加工に要したドリル5のステツ
プ数等のデータを記憶する読出し及び書込み可能
なメモリ(Random Access Memory;以下
RAMという)23とともに演算制御装置を構成
している。そして、CPU21は前記ドリル5が
1回転するたびごとに、前記切削抵抗検出装置1
5から、その時のドリル5に加えられている切削
抵抗〔Tx〕をI/Oポート24を介して読出す
ようになつている。
起動スイツチ25はボール盤の所定の個所に設
けられ、同スイツチ25を押すことにより起動信
号SG1をI/Oポート24を介して前記CPU2
1に出力する。そして、CPU21はこの起動信
号SG1に応答して、I/Oポート26を介して
モータドライブ回路27に駆動制御信号を出力し
て前記モータ1を回転駆動させる。原点位置検出
装置28はホトカプラ若しくはマイクロスイツチ
等で構成され、前記ドリル5が第2図に示す原点
位置P0にある時原点位置信号SG2をI/Oポー
ト24を介して前記CPU21に出力するように
なつている。加工終了端検出装置29はホトカプ
ラ若しくはマイクロスイツチ等で構成され、ドリ
ル5が加工物16に対して予め設定した所要の深
さDまで往動した時(加工終了端位置まで達した
時)、終了位置信号SG3をI/Oポート24を介
して前記CPU21に出力するようになつている。
けられ、同スイツチ25を押すことにより起動信
号SG1をI/Oポート24を介して前記CPU2
1に出力する。そして、CPU21はこの起動信
号SG1に応答して、I/Oポート26を介して
モータドライブ回路27に駆動制御信号を出力し
て前記モータ1を回転駆動させる。原点位置検出
装置28はホトカプラ若しくはマイクロスイツチ
等で構成され、前記ドリル5が第2図に示す原点
位置P0にある時原点位置信号SG2をI/Oポー
ト24を介して前記CPU21に出力するように
なつている。加工終了端検出装置29はホトカプ
ラ若しくはマイクロスイツチ等で構成され、ドリ
ル5が加工物16に対して予め設定した所要の深
さDまで往動した時(加工終了端位置まで達した
時)、終了位置信号SG3をI/Oポート24を介
して前記CPU21に出力するようになつている。
切削抵抗値設定器30はボール盤の所定の個所
に設けられ、作業者の操作によりボール盤に使用
されるドリル5の径の大きさに応じて設定される
最大許容切削抵抗値(以下、許容切削抵抗値とい
う)〔X1〕のデータを設定することができ、その
設定されたデータを前記CPU21に出力する。
に設けられ、作業者の操作によりボール盤に使用
されるドリル5の径の大きさに応じて設定される
最大許容切削抵抗値(以下、許容切削抵抗値とい
う)〔X1〕のデータを設定することができ、その
設定されたデータを前記CPU21に出力する。
最大ステツプ数設定器31はボール盤の所定の
個所に設けられ、加工物16に対する一個の孔あ
け加工時において、ドリル5が摩耗したかどうか
を決定する際の基準となるドリル5の許される最
大ステツプ数〔Nm〕を設定することができ、そ
の設定された最大ステツプ数〔Nm〕を前記CPU
21に出力する。
個所に設けられ、加工物16に対する一個の孔あ
け加工時において、ドリル5が摩耗したかどうか
を決定する際の基準となるドリル5の許される最
大ステツプ数〔Nm〕を設定することができ、そ
の設定された最大ステツプ数〔Nm〕を前記CPU
21に出力する。
設定器としての異常ステツプ回数設定器32は
ボール盤の所定の個所に設けられ、先に行つた加
工物16の孔あけ加工に要したドリル5のステツ
プ数〔N〕に対して、次の加工物16の孔あけ加
工に要するドリル5のステツプ数〔N〕がどのく
らい増加したかに基づいてドリル5が摩耗したか
どうかを決定する際の基準となる最大許容のステ
ツプ増加値(これは、本願出願人が明細書の目的
の欄に記載したΔNに相当するものであつて、以
下許容増加ステツプ数という)〔Y〕を設定する
ことができ、その設定された許容増加ステツプ数
〔Y〕のデータを前記CPU21に出力する。
ボール盤の所定の個所に設けられ、先に行つた加
工物16の孔あけ加工に要したドリル5のステツ
プ数〔N〕に対して、次の加工物16の孔あけ加
工に要するドリル5のステツプ数〔N〕がどのく
らい増加したかに基づいてドリル5が摩耗したか
どうかを決定する際の基準となる最大許容のステ
ツプ増加値(これは、本願出願人が明細書の目的
の欄に記載したΔNに相当するものであつて、以
下許容増加ステツプ数という)〔Y〕を設定する
ことができ、その設定された許容増加ステツプ数
〔Y〕のデータを前記CPU21に出力する。
限界ステツプ回数設定器33はボール盤の所定
の個所に設けられ、一個のドリル5が個々の加工
物16の孔あけ加工に要したステツプ数〔N〕の
合計(以下、積算ステツプ数という)〔M〕に基
づいてドリル5が摩耗したかどうかを決定する際
の基準となるドリル5の許される最大許容のステ
ツプ数(以下、限界積算ステツプ数という)
〔Mm〕を設定することができ、その設定された
限界積算ステツプ数〔Mm〕のデータを前記
CPU21に出力する。
の個所に設けられ、一個のドリル5が個々の加工
物16の孔あけ加工に要したステツプ数〔N〕の
合計(以下、積算ステツプ数という)〔M〕に基
づいてドリル5が摩耗したかどうかを決定する際
の基準となるドリル5の許される最大許容のステ
ツプ数(以下、限界積算ステツプ数という)
〔Mm〕を設定することができ、その設定された
限界積算ステツプ数〔Mm〕のデータを前記
CPU21に出力する。
通常ステツプ数設定器34はボール盤の所定の
個所に設けられ、ドリル5が通常の加工状態で1
個の加工物16の孔あけ加工に要するステツプ数
(以下通常ステツプ数という)〔F〕を設定するこ
とができ、その設定された通常ステツプ数〔F〕
のデータを前記CPU21に出力する。初回スイ
ツチ35はボール盤の所定の個所に設けられ、新
しいドリル5に換えて、新たに加工物16に切削
加工を行う場合に押され、同スイツチ35を押す
ことにより初回信号SG4が前記CPU21に出力
される。そして、この初回スイツチ35は保持型
のスイツチであつて、オン状態においてもう一度
押圧した時、又はボール盤の所定の個所に設けた
電源スイツチ(図示せず)をオンからオフさせた
時連動して、オフするように構成されている。
個所に設けられ、ドリル5が通常の加工状態で1
個の加工物16の孔あけ加工に要するステツプ数
(以下通常ステツプ数という)〔F〕を設定するこ
とができ、その設定された通常ステツプ数〔F〕
のデータを前記CPU21に出力する。初回スイ
ツチ35はボール盤の所定の個所に設けられ、新
しいドリル5に換えて、新たに加工物16に切削
加工を行う場合に押され、同スイツチ35を押す
ことにより初回信号SG4が前記CPU21に出力
される。そして、この初回スイツチ35は保持型
のスイツチであつて、オン状態においてもう一度
押圧した時、又はボール盤の所定の個所に設けた
電源スイツチ(図示せず)をオンからオフさせた
時連動して、オフするように構成されている。
第1カウンタ36は、前記ドリル5が原点位置
P0に復動されるごとに加算カウントするカウン
タであつて、ドリル5が1個の孔あけ加工に要し
ているステツプ数〔N〕をカウントし、そのカウ
ント内容を前記CPU21に出力する。第2カウ
ンタ37は前記ドリル5が同じく原点位置P0に
復動されるごとに加算カウントするカウンタであ
つて、そのカウント値〔M〕は一個のドリル5が
今までに行つて来た個々の加工物の孔あけ加工に
要した積算ステツプ数〔Mx〕を演算するための
ものであつて、そのカウント内容〔M〕を前記
CPU21に出力する。
P0に復動されるごとに加算カウントするカウン
タであつて、ドリル5が1個の孔あけ加工に要し
ているステツプ数〔N〕をカウントし、そのカウ
ント内容を前記CPU21に出力する。第2カウ
ンタ37は前記ドリル5が同じく原点位置P0に
復動されるごとに加算カウントするカウンタであ
つて、そのカウント値〔M〕は一個のドリル5が
今までに行つて来た個々の加工物の孔あけ加工に
要した積算ステツプ数〔Mx〕を演算するための
ものであつて、そのカウント内容〔M〕を前記
CPU21に出力する。
バルブドライブ回路38は前記CPU21から
の駆動制御信号に基づいて前記電磁バルブ12を
切換動作させるようになつていて、前記ドリル5
を往動及び復動させる。表示装置39はボール盤
の所定の個所に配列された10個の表示器39a〜
39jからなり、それらの表示器39a〜39j
は前記CPU21から表示ドライブ回路40に出
力される駆動制御信号に基づいて点灯及び点滅表
示制御されるようになつている。
の駆動制御信号に基づいて前記電磁バルブ12を
切換動作させるようになつていて、前記ドリル5
を往動及び復動させる。表示装置39はボール盤
の所定の個所に配列された10個の表示器39a〜
39jからなり、それらの表示器39a〜39j
は前記CPU21から表示ドライブ回路40に出
力される駆動制御信号に基づいて点灯及び点滅表
示制御されるようになつている。
次に、上記のように構成したボール盤の作用を
第4図に示す前記CPU21の演算処理動作のフ
ローチヤート図に従つて説明する。
第4図に示す前記CPU21の演算処理動作のフ
ローチヤート図に従つて説明する。
今、未使用のドリル5をチヤツク4に取付けて
原点位置P0に配置し、かつ初回スイツチ35を
オンさせた状態で、作業者が電源スイツチ(図示
せず)をオンさせると、CPU21は第1及び第
2カウンタ36,37をクリアする。続いて、
CPU21は初回スイツチ35から初回信号SG4
が出力されていることに基づいて、通常ステツプ
数設定器34から通常ステツプ数〔F〕を読出
し、RAM23の番地1に記憶させるとともに、
同RAM23の番地3の内容をクリアさせた後、
起動信号SG1を待つ。
原点位置P0に配置し、かつ初回スイツチ35を
オンさせた状態で、作業者が電源スイツチ(図示
せず)をオンさせると、CPU21は第1及び第
2カウンタ36,37をクリアする。続いて、
CPU21は初回スイツチ35から初回信号SG4
が出力されていることに基づいて、通常ステツプ
数設定器34から通常ステツプ数〔F〕を読出
し、RAM23の番地1に記憶させるとともに、
同RAM23の番地3の内容をクリアさせた後、
起動信号SG1を待つ。
作業者が起動スイツチ35を押すと、起動信号
SG1がCPU21に出力される。CPU21は、こ
の起動信号SG1に応答して、まず表示器39a
〜39jが点灯していれば表示器39a〜39j
を消灯した後、モータドライブ回路27に正転駆
動制御信号を出力してモータ1を起動させるとと
もに、バルブドライブ回路38に往復制御信号を
出力して、電磁バルブ12を切換制御させ、ドリ
ル5を原点位置P0から加工位置へ往動させる。
SG1がCPU21に出力される。CPU21は、こ
の起動信号SG1に応答して、まず表示器39a
〜39jが点灯していれば表示器39a〜39j
を消灯した後、モータドライブ回路27に正転駆
動制御信号を出力してモータ1を起動させるとと
もに、バルブドライブ回路38に往復制御信号を
出力して、電磁バルブ12を切換制御させ、ドリ
ル5を原点位置P0から加工位置へ往動させる。
CPU21はドリル5を往動させると同時に、
第1及び第2カウンタ36,37を「1」加算さ
せ、両カウンタ36,37の内容〔N〕、〔M〕を
それぞれ「0」から「1」にさせる。次に、
CPU21は切削抵抗検出装置15から今ドリル
5に加わつている切削抵抗〔Tx〕と、切削抵抗
値設定器30からの許容切削抵抗値〔X1〕とを
読出し、切削抵抗〔Tx〕が許容切削抵抗値
〔X1〕よりも大きいかどうかを判断する。そし
て、切削抵抗〔Tx〕が許容切削抵抗値〔X1〕よ
り小さい時には、CPU21はドリル5が加工終
了端に達したかどうか、すなわち、加工終了端検
出装置29からの終了位置信号SG3が有るかど
うかをチエツクし、同信号SG3が無い時には、
前記許容切削抵抗値〔X1〕に対する前記読出し
た現在の切削抵抗〔Tx〕の比率(以下抵抗比と
いう)〔α%(=Tx/X1)〕を算出する。そし
て、CPU21は算出した抵抗比〔α%〕に基づ
いて、表示ドライブ回路40に表示制御信号を出
力して、10個の表示器39a〜39jの内、抵抗
比〔α%〕に相当する数だけ表示器39a側から
順に点灯させる。従つて抵抗比〔α%〕が30%で
あつた場合にはCPU21は表示器39a,39
b,39cの3個を点灯させ、60%であつた場合
には表示器39aから表示器39fまで6個を点
灯させる。なお、本実施例では抵抗比〔α%〕が
例えば31%といつたように一桁目に「1」〜
「9」の値がある場合すべて切捨てして30%とし、
表示器39a,39b,39cの3個を点灯表示
させるようにしている。
第1及び第2カウンタ36,37を「1」加算さ
せ、両カウンタ36,37の内容〔N〕、〔M〕を
それぞれ「0」から「1」にさせる。次に、
CPU21は切削抵抗検出装置15から今ドリル
5に加わつている切削抵抗〔Tx〕と、切削抵抗
値設定器30からの許容切削抵抗値〔X1〕とを
読出し、切削抵抗〔Tx〕が許容切削抵抗値
〔X1〕よりも大きいかどうかを判断する。そし
て、切削抵抗〔Tx〕が許容切削抵抗値〔X1〕よ
り小さい時には、CPU21はドリル5が加工終
了端に達したかどうか、すなわち、加工終了端検
出装置29からの終了位置信号SG3が有るかど
うかをチエツクし、同信号SG3が無い時には、
前記許容切削抵抗値〔X1〕に対する前記読出し
た現在の切削抵抗〔Tx〕の比率(以下抵抗比と
いう)〔α%(=Tx/X1)〕を算出する。そし
て、CPU21は算出した抵抗比〔α%〕に基づ
いて、表示ドライブ回路40に表示制御信号を出
力して、10個の表示器39a〜39jの内、抵抗
比〔α%〕に相当する数だけ表示器39a側から
順に点灯させる。従つて抵抗比〔α%〕が30%で
あつた場合にはCPU21は表示器39a,39
b,39cの3個を点灯させ、60%であつた場合
には表示器39aから表示器39fまで6個を点
灯させる。なお、本実施例では抵抗比〔α%〕が
例えば31%といつたように一桁目に「1」〜
「9」の値がある場合すべて切捨てして30%とし、
表示器39a,39b,39cの3個を点灯表示
させるようにしている。
従つて、表示器39a〜39jの内点灯してい
る表示器の数を観察するだけで、作業者は今ドリ
ル5に加わつている切削抵抗〔Tx〕が許容切削
抵抗値〔X1〕に対してどのくらいの割合かを容
易に知ることができる。このように、以後CPU
21はドリル5に加わる切削抵抗〔Tx〕が許容
切削抵抗値〔X1〕に達するまで上記演算処理動
作を繰り返し、切削加工中のドリル5に加わるそ
のときどきの切削抵抗〔Tx〕を抵抗比〔α%〕
として、表示器39a〜39jに表示する。
る表示器の数を観察するだけで、作業者は今ドリ
ル5に加わつている切削抵抗〔Tx〕が許容切削
抵抗値〔X1〕に対してどのくらいの割合かを容
易に知ることができる。このように、以後CPU
21はドリル5に加わる切削抵抗〔Tx〕が許容
切削抵抗値〔X1〕に達するまで上記演算処理動
作を繰り返し、切削加工中のドリル5に加わるそ
のときどきの切削抵抗〔Tx〕を抵抗比〔α%〕
として、表示器39a〜39jに表示する。
ドリル5に加わる切削抵抗〔Tx〕が許容切削
抵抗値〔X1〕に達すると、CPU21は前記第1
カウンタ36の内容、すなわちドリル5のステツ
プ数〔N〕と、前記RAM23の番地1に記憶し
た通常ステツプ数〔F〕とを読出すとともに、異
常ステツプ回数設定器32から許容増加ステツプ
数〔Y〕を読出し、まず内容〔N〕を通常ステツ
プ数〔F〕で引く演算を行い、次にその演算値
〔Z(=N−F)〕が許容増加ステツプ数〔Y〕よ
り大きいかどうか判断する。すなわち、CPU2
1は前記RAM23の番地1に記憶されたそれま
での加工物16の切削加工で要した最大ステツプ
数〔N〕(なお、新しいドリル5に基づいて第1
回目の加工物16の切削加工が行われているの
で、この場合には作業者が予め設定した通常ステ
ツプ数〔F〕)に対する、今行つている加工物1
6の切削加工に要しているステツプ数〔N〕の増
加分が許容増加ステツプ数〔Y〕より大きいかど
うかを判断する。
抵抗値〔X1〕に達すると、CPU21は前記第1
カウンタ36の内容、すなわちドリル5のステツ
プ数〔N〕と、前記RAM23の番地1に記憶し
た通常ステツプ数〔F〕とを読出すとともに、異
常ステツプ回数設定器32から許容増加ステツプ
数〔Y〕を読出し、まず内容〔N〕を通常ステツ
プ数〔F〕で引く演算を行い、次にその演算値
〔Z(=N−F)〕が許容増加ステツプ数〔Y〕よ
り大きいかどうか判断する。すなわち、CPU2
1は前記RAM23の番地1に記憶されたそれま
での加工物16の切削加工で要した最大ステツプ
数〔N〕(なお、新しいドリル5に基づいて第1
回目の加工物16の切削加工が行われているの
で、この場合には作業者が予め設定した通常ステ
ツプ数〔F〕)に対する、今行つている加工物1
6の切削加工に要しているステツプ数〔N〕の増
加分が許容増加ステツプ数〔Y〕より大きいかど
うかを判断する。
演算値〔Z〕が許容増加ステツプ数〔Y〕より
も小さいと判断した時、次にCPU21は最大ス
テツプ数設定器31から最大ステツプ数〔Nm〕
を読出し、同最大ステツプ数〔Nm〕と前記第1
カウンタ36の内容(ドリル5のステツプ数
〔N〕)とが等しいかどうか、すなわち、1個の加
工物16の切削加工に要するステツプ数〔N〕が
最大ステツプ数〔Nm〕に達したかどうかを判断
する。
も小さいと判断した時、次にCPU21は最大ス
テツプ数設定器31から最大ステツプ数〔Nm〕
を読出し、同最大ステツプ数〔Nm〕と前記第1
カウンタ36の内容(ドリル5のステツプ数
〔N〕)とが等しいかどうか、すなわち、1個の加
工物16の切削加工に要するステツプ数〔N〕が
最大ステツプ数〔Nm〕に達したかどうかを判断
する。
現在のステツプ数〔N〕が最大ステツプ数
〔Nm〕に達していない時には、CPU21は直ち
にバルブドライブ回路38に復動制御信号を出力
し、電磁バルブ12を切換制御させてドリル5を
原点位置P0まで一旦復動させ、その後、再びバ
ルブドライブ回路38に往動制御信号を出力して
ドリル5を往動させるとともに、第1及び第2カ
ウンタ36,37を「1」加算させる。そして、
再びCPU21は前記と同様な演算処理動作を繰
り返し実行する。
〔Nm〕に達していない時には、CPU21は直ち
にバルブドライブ回路38に復動制御信号を出力
し、電磁バルブ12を切換制御させてドリル5を
原点位置P0まで一旦復動させ、その後、再びバ
ルブドライブ回路38に往動制御信号を出力して
ドリル5を往動させるとともに、第1及び第2カ
ウンタ36,37を「1」加算させる。そして、
再びCPU21は前記と同様な演算処理動作を繰
り返し実行する。
従つて、CPU21は1個の加工物16の切削
加工中において、ドリル5に加わる切削抵抗
〔Tx〕が許容切削抵抗値〔X1〕に達するたびご
とにドリル5のステツプフイード動作を行わせ、
かつ、第1及び第2カウンタ36,37の内容す
なわち、ステツプ数〔N〕及び積算ステツプ数
〔M〕を加算カウントさせる。
加工中において、ドリル5に加わる切削抵抗
〔Tx〕が許容切削抵抗値〔X1〕に達するたびご
とにドリル5のステツプフイード動作を行わせ、
かつ、第1及び第2カウンタ36,37の内容す
なわち、ステツプ数〔N〕及び積算ステツプ数
〔M〕を加算カウントさせる。
ドリル5が加工終了端まで往動すると(すなわ
ち、1個の加工物16の切削加工が完了すると)、
加工終了端検出装置29から終了位置信号SG3
が前記CPU21に出力される。この終了位置信
号SG3に応答して、CPU21は第2カウンタ3
7の内容〔M〕と、前記番地3の内容(なお、新
しいドリル5に基づいて第1回目の加工物16の
切削加工が行われているので、この場合には前記
番地3の内容はクリアされて「0」となつてい
る)を読出し、両内容を加算する演算を行い、次
にこの加算値〔Mx〕を番地3に記憶させる。す
なわち、RAM23の番地3に記憶される加算値
〔Mx〕は、ドリル5がいままでの各加工物16
の切削加工に要したドリル5のステツプ数〔N〕
の合計(以下この加算値〔Mx〕を積算ステツプ
数という)に相当する。
ち、1個の加工物16の切削加工が完了すると)、
加工終了端検出装置29から終了位置信号SG3
が前記CPU21に出力される。この終了位置信
号SG3に応答して、CPU21は第2カウンタ3
7の内容〔M〕と、前記番地3の内容(なお、新
しいドリル5に基づいて第1回目の加工物16の
切削加工が行われているので、この場合には前記
番地3の内容はクリアされて「0」となつてい
る)を読出し、両内容を加算する演算を行い、次
にこの加算値〔Mx〕を番地3に記憶させる。す
なわち、RAM23の番地3に記憶される加算値
〔Mx〕は、ドリル5がいままでの各加工物16
の切削加工に要したドリル5のステツプ数〔N〕
の合計(以下この加算値〔Mx〕を積算ステツプ
数という)に相当する。
続いて、CPU21は限界ステツプ回数設定器
33から限界積算ステツプ数〔Mm〕を読出し、
積算ステツプ数〔Mx〕が限界積算ステツプ数
〔Mm〕よりも大きいかどうかを判断する。そし
て、積算ステツプ数〔Mx〕が限界積算ステツプ
数〔Mm〕より小さい時、CPU21は、前記第
2カウンタ37の内容をクリアするとともに、前
記第1カウンタ36の内容すなわち、今切削加工
を完了した加工物16の切削加工に要したドリル
5のステツプ数〔N〕をRAM23の番地2に記
憶させた後、同第1カウンタ36の内容をクリア
させる。
33から限界積算ステツプ数〔Mm〕を読出し、
積算ステツプ数〔Mx〕が限界積算ステツプ数
〔Mm〕よりも大きいかどうかを判断する。そし
て、積算ステツプ数〔Mx〕が限界積算ステツプ
数〔Mm〕より小さい時、CPU21は、前記第
2カウンタ37の内容をクリアするとともに、前
記第1カウンタ36の内容すなわち、今切削加工
を完了した加工物16の切削加工に要したドリル
5のステツプ数〔N〕をRAM23の番地2に記
憶させた後、同第1カウンタ36の内容をクリア
させる。
次に、CPU21は前記RAM23の番地2に記
憶したステツプ数〔N〕と前記番地1に記憶した
通常ステツプ数〔F〕とを読出し、ステツプ数
〔N〕が通常ステツプ数〔F〕より大きいかどう
かを判断し、ステツプ数〔N〕が通常ステツプ数
〔F〕より大きいときには、番地1の内容を番地
2の内容に書き換える。すなわち、この演算処理
動作は、それまでに切削加工を完了した加工物1
6の切削加工に要した最大ステツプ数〔N〕を前
記演算値〔Z〕の算出に備えて番地1に書き込め
るための処理である。また、ステツプ数〔N〕が
通常ステツプ数〔F〕(又はそれまでの切削加工
に要した最大ステツプ数〔N〕が通常ステツプ数
〔F〕より多い時にはそれまでの切削加工に要し
た最大ステツプ数〔N〕と同じ又は小さい時に
は、前記処理動作を行わず次の演算処理動作を実
行する。
憶したステツプ数〔N〕と前記番地1に記憶した
通常ステツプ数〔F〕とを読出し、ステツプ数
〔N〕が通常ステツプ数〔F〕より大きいかどう
かを判断し、ステツプ数〔N〕が通常ステツプ数
〔F〕より大きいときには、番地1の内容を番地
2の内容に書き換える。すなわち、この演算処理
動作は、それまでに切削加工を完了した加工物1
6の切削加工に要した最大ステツプ数〔N〕を前
記演算値〔Z〕の算出に備えて番地1に書き込め
るための処理である。また、ステツプ数〔N〕が
通常ステツプ数〔F〕(又はそれまでの切削加工
に要した最大ステツプ数〔N〕が通常ステツプ数
〔F〕より多い時にはそれまでの切削加工に要し
た最大ステツプ数〔N〕と同じ又は小さい時に
は、前記処理動作を行わず次の演算処理動作を実
行する。
次に、CPU21は前記最大ステツプ数設定器
31から最大ステツプ数〔Nm〕を読出し、同最
大ステツプ数〔Nm〕に対する前記1個の加工物
16の切削加工に要したステツプ数〔N〕の比率
(以下増加比という)〔β%(=N/Nm)〕を算
出する。そして、CPU21は算出した増加比
〔β%〕に基づいて前記表示ドライブ回路40に
表示制御信号を出力して、10個の表示器39a〜
39jの内、増加比〔β%〕に相当する数だけ前
記抵抗比〔α%〕の表示と同様に表示器39a側
から順に点灯させる。従つて、この時点で表示器
39a〜39jの内点灯している数を観察するだ
けで、作業者は1個の加工物16の切削加工に要
するドリル5のステツプ数〔N〕が最大ステツプ
数〔Nm〕に対してどのくらいの割合で増加して
いるかを容易に知ることができる。
31から最大ステツプ数〔Nm〕を読出し、同最
大ステツプ数〔Nm〕に対する前記1個の加工物
16の切削加工に要したステツプ数〔N〕の比率
(以下増加比という)〔β%(=N/Nm)〕を算
出する。そして、CPU21は算出した増加比
〔β%〕に基づいて前記表示ドライブ回路40に
表示制御信号を出力して、10個の表示器39a〜
39jの内、増加比〔β%〕に相当する数だけ前
記抵抗比〔α%〕の表示と同様に表示器39a側
から順に点灯させる。従つて、この時点で表示器
39a〜39jの内点灯している数を観察するだ
けで、作業者は1個の加工物16の切削加工に要
するドリル5のステツプ数〔N〕が最大ステツプ
数〔Nm〕に対してどのくらいの割合で増加して
いるかを容易に知ることができる。
そして、CPU21はバルブドライブ回路38
に復動制御信号を出力してドリル5を原点位置
P0に復動させるとともに、モータドライブ回路
27に停止制御信号を出力してモータ1と停止さ
せた後、前記電源スイツチ(図示せず)がオンさ
れていることをチエツクして、次の加工物16の
切削加工に備えて加工を終了する。
に復動制御信号を出力してドリル5を原点位置
P0に復動させるとともに、モータドライブ回路
27に停止制御信号を出力してモータ1と停止さ
せた後、前記電源スイツチ(図示せず)がオンさ
れていることをチエツクして、次の加工物16の
切削加工に備えて加工を終了する。
従つて、1個の加工物16の切削加工を完了す
るたびごとに、RAM23の番地1には先の加工
物16の切削加工に要したステツプ数〔N〕若し
くは、通常ステツプ数〔F〕が、又、番地3には
今までに切削加工を行つて各加工物16の切削加
工に要したステツプ数〔N〕の積算ステツプ数
〔Mx〕が記憶されることになり、このデータに
基づいて次の加工物16の切削加工が行われる。
るたびごとに、RAM23の番地1には先の加工
物16の切削加工に要したステツプ数〔N〕若し
くは、通常ステツプ数〔F〕が、又、番地3には
今までに切削加工を行つて各加工物16の切削加
工に要したステツプ数〔N〕の積算ステツプ数
〔Mx〕が記憶されることになり、このデータに
基づいて次の加工物16の切削加工が行われる。
なお、切削加工を終了した段階で、作業者が電
源スイツチをオフした場合、本実施例ではバツク
アツプ電源により前記RAM23の番地1及び番
地3の内容はバツクアツプされて保持されるとと
もに、前記オン状態にある初回スイツチ35がオ
フされる。従つて、電源スイツチを再びオンした
時には、第1及び第2カウンタ36,37がクリ
アされた後、直ちに前記加工終了時と同様な状態
で切削加工を開始すべく起動信号SG1を待つ。
源スイツチをオフした場合、本実施例ではバツク
アツプ電源により前記RAM23の番地1及び番
地3の内容はバツクアツプされて保持されるとと
もに、前記オン状態にある初回スイツチ35がオ
フされる。従つて、電源スイツチを再びオンした
時には、第1及び第2カウンタ36,37がクリ
アされた後、直ちに前記加工終了時と同様な状態
で切削加工を開始すべく起動信号SG1を待つ。
次に、切削加工中において、ドリル5が摩耗
し、それ以前の加工物16の切削加工で要した最
大ステツプ数〔N〕(前記RAM23の番地1の
内容)に対し、今行つている加工物16の切削加
工に要しているステツプ数〔N〕の増加分が許容
増加ステツプ数〔Y〕より大きくなつた時(すな
わち、前記演算値〔Z〕が許容増加ステツプ数
〔Y〕より大きくなつた時)、又は今行つている切
削加工に要しているステツプ数〔N〕が最大ステ
ツプ数〔Nm〕(最大ステツプ数設定器31の内
容)に達した時について説明する。
し、それ以前の加工物16の切削加工で要した最
大ステツプ数〔N〕(前記RAM23の番地1の
内容)に対し、今行つている加工物16の切削加
工に要しているステツプ数〔N〕の増加分が許容
増加ステツプ数〔Y〕より大きくなつた時(すな
わち、前記演算値〔Z〕が許容増加ステツプ数
〔Y〕より大きくなつた時)、又は今行つている切
削加工に要しているステツプ数〔N〕が最大ステ
ツプ数〔Nm〕(最大ステツプ数設定器31の内
容)に達した時について説明する。
演算値〔Z〕が許容増加ステツプ数〔Y〕同一
若しくはそれより大きくなつた時又は今行つてい
る切削加工に要しているステツプ数〔N〕が最大
ステツプ数〔Nm〕に達した時、CPU21は最大
ステツプ数〔Nm〕に対するその時の前記ステツ
プ数〔N〕の比率(以下増加率という)〔γ%
(=N/Nm)〕を算出(前記増加比の演算と結果
的に同じ演算)する。そしてCPU21は算出し
た増加率〔γ%〕に基づいて、前記表示ドライブ
回路40に表示制御信号を出力して、10個の表示
器39a〜39jの内、増加率〔γ%〕に相当す
る数だけ表示器39a側から順に、例えば31%で
あるならば30%として表示器39a,39b,3
9cの3個を点滅表示させる。従つて、ステツプ
数〔N〕が最大ステツプ数〔Nm〕に達した時に
は、全ての表示器39a〜39jが点滅表示され
ることになり、演算値〔Z〕が許容増加ステツプ
数〔Y〕より大きくなつたことに基づくドリル5
の摩耗か、それとも、ステツプ数〔N〕が最大ス
テツプ数〔Nm〕に達したことに基づくドリル5
の摩耗かを、その点滅する表示器39a〜39j
の数によつて容易に判断することができる。
若しくはそれより大きくなつた時又は今行つてい
る切削加工に要しているステツプ数〔N〕が最大
ステツプ数〔Nm〕に達した時、CPU21は最大
ステツプ数〔Nm〕に対するその時の前記ステツ
プ数〔N〕の比率(以下増加率という)〔γ%
(=N/Nm)〕を算出(前記増加比の演算と結果
的に同じ演算)する。そしてCPU21は算出し
た増加率〔γ%〕に基づいて、前記表示ドライブ
回路40に表示制御信号を出力して、10個の表示
器39a〜39jの内、増加率〔γ%〕に相当す
る数だけ表示器39a側から順に、例えば31%で
あるならば30%として表示器39a,39b,3
9cの3個を点滅表示させる。従つて、ステツプ
数〔N〕が最大ステツプ数〔Nm〕に達した時に
は、全ての表示器39a〜39jが点滅表示され
ることになり、演算値〔Z〕が許容増加ステツプ
数〔Y〕より大きくなつたことに基づくドリル5
の摩耗か、それとも、ステツプ数〔N〕が最大ス
テツプ数〔Nm〕に達したことに基づくドリル5
の摩耗かを、その点滅する表示器39a〜39j
の数によつて容易に判断することができる。
次に、CPU21はバルブドライブ回路38に
復動制御信号を出力してドリル5を原点位置P0
に復動させるとともに、モータドライブ回路27
に停止制御信号を出力してモータ1を停止させ
る。そして、CPU21は前記通常ステツプ数設
定器34から通常ステツプ数〔F〕を読出し、
RAM23の番地1に記憶させるとともに、第1
及び第2カウンタ36,37並びにRAM23の
番地3の内容をクリアして、すべて初期状態に
し、新しいドリル5の交換作業を待つ。従つて、
ドリル5の摩耗をより早く検出し、切削効率の悪
い状態で切削加工が行われるのを防止することが
でき、作業能率を著しく向上させることができ
る。
復動制御信号を出力してドリル5を原点位置P0
に復動させるとともに、モータドライブ回路27
に停止制御信号を出力してモータ1を停止させ
る。そして、CPU21は前記通常ステツプ数設
定器34から通常ステツプ数〔F〕を読出し、
RAM23の番地1に記憶させるとともに、第1
及び第2カウンタ36,37並びにRAM23の
番地3の内容をクリアして、すべて初期状態に
し、新しいドリル5の交換作業を待つ。従つて、
ドリル5の摩耗をより早く検出し、切削効率の悪
い状態で切削加工が行われるのを防止することが
でき、作業能率を著しく向上させることができ
る。
また、1個の加工物16の切削加工が完了した
時点で、ドリル5の積算ステツプ数〔Mx〕が限
界積算ステツプ数〔Mm〕よりも大きくなつた時
には、CPU21は表示ドライブ回路40に表示
制御信号を出力して、10個の表示器39a〜39
jの内、表示器39jから順に表示器39fまで
の5個を点滅表示させる。そして、以後、前記ド
リル5が摩耗した場合と同様な演算処理動作を
CPU21は行つてドリル交換を待つ。
時点で、ドリル5の積算ステツプ数〔Mx〕が限
界積算ステツプ数〔Mm〕よりも大きくなつた時
には、CPU21は表示ドライブ回路40に表示
制御信号を出力して、10個の表示器39a〜39
jの内、表示器39jから順に表示器39fまで
の5個を点滅表示させる。そして、以後、前記ド
リル5が摩耗した場合と同様な演算処理動作を
CPU21は行つてドリル交換を待つ。
このように本実施例では、それまで行つた加工
物16の切削加工に要したドリル5の最大ステツ
プ数〔N〕に比べて、今行つている切削加工に要
するドリル5のステツプ数〔N〕の増加が予め設
定した許容増加ステツプ数〔Y〕以上になつた
時、直ちにドリル5を原点位置P0に復動させ、
かつモータ1を停止させて、ドリル5を新たなド
リル5に交換させるようにしたので、より早くド
リル5の摩耗を検出することができ、切削効率の
よい加工作業を行うことができる。
物16の切削加工に要したドリル5の最大ステツ
プ数〔N〕に比べて、今行つている切削加工に要
するドリル5のステツプ数〔N〕の増加が予め設
定した許容増加ステツプ数〔Y〕以上になつた
時、直ちにドリル5を原点位置P0に復動させ、
かつモータ1を停止させて、ドリル5を新たなド
リル5に交換させるようにしたので、より早くド
リル5の摩耗を検出することができ、切削効率の
よい加工作業を行うことができる。
さらに、本実施例においては、加工中のドリル
5のステツプ数〔N〕を最大ステツプ数〔Nm〕
と比較し、かつ積算ステツプ数〔Mx〕を限界積
算ステツプ数〔Mm〕と比較して、ドリル5の摩
耗及び耐久性を検出して、ドリル交換をさせるよ
うにしたので、より切削加工の作業能率の向上を
図ることができる。
5のステツプ数〔N〕を最大ステツプ数〔Nm〕
と比較し、かつ積算ステツプ数〔Mx〕を限界積
算ステツプ数〔Mm〕と比較して、ドリル5の摩
耗及び耐久性を検出して、ドリル交換をさせるよ
うにしたので、より切削加工の作業能率の向上を
図ることができる。
なお、この発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、直前に行つた加工物16の切削加工に
要したドリル5のステツプ数〔N〕に対し、今行
つている切削加工に要するドリル5のステツプ数
〔N〕の増加が予め設定した許容増加ステツプ数
〔Y〕以上になつた時、ドリル交換を行うように
してもよく、また、それまで行なつた加工物16
の切削加工に要したドリル5のステツプ数〔N〕
の平均回数に対し今行なつている切削加工に要す
るドリル5のステツプ数〔N〕の増加が予め設定
した許容増加ステツプ数〔Y〕以上になつた時、
ドリル交換するようにしてもよい。
ではなく、直前に行つた加工物16の切削加工に
要したドリル5のステツプ数〔N〕に対し、今行
つている切削加工に要するドリル5のステツプ数
〔N〕の増加が予め設定した許容増加ステツプ数
〔Y〕以上になつた時、ドリル交換を行うように
してもよく、また、それまで行なつた加工物16
の切削加工に要したドリル5のステツプ数〔N〕
の平均回数に対し今行なつている切削加工に要す
るドリル5のステツプ数〔N〕の増加が予め設定
した許容増加ステツプ数〔Y〕以上になつた時、
ドリル交換するようにしてもよい。
さらに、例えば前記実施例では、第1及び第2
カウンタ36,37の2つを用いたが、これを1
つのカウンタで行うようにしてもよい。
カウンタ36,37の2つを用いたが、これを1
つのカウンタで行うようにしてもよい。
効 果
以上詳述したようにこの発明によれば、先に行
つた加工物の切削加工に要した工具のステツプ数
に対して、現在行つている加工物の切削加工に要
している工具のステツプ数が増加しているがどう
かが検出され、その増加に基づいていち早く工具
の摩耗状態を表示器等により観察できるととも
に、工具の交換時期を適確に行うことができ、切
削加工作業の能率を向上させることができる効果
を有する。
つた加工物の切削加工に要した工具のステツプ数
に対して、現在行つている加工物の切削加工に要
している工具のステツプ数が増加しているがどう
かが検出され、その増加に基づいていち早く工具
の摩耗状態を表示器等により観察できるととも
に、工具の交換時期を適確に行うことができ、切
削加工作業の能率を向上させることができる効果
を有する。
第1図はこの発明を具体化したボール盤の機構
を示す機構図、第2図は同じくドリルのステツプ
フイードの作動線図、第3図は電気ブロツク回路
図、第4図は中央処理装置の演算処理動作を説明
するためのフローチヤート図、第5図はボール盤
における加工物の積算加工数に対するドリルのス
テツプ数を示すグラフ図である。 回転駆動装置としての三相誘導モータ……1、
主軸……3、工具としてのドリル……5、主軸筒
……7、往復駆動装置としてのピストン……8、
エアシリンダ……9、電磁バルブ……12、検出
装置としての切削抵抗検出装置……15、加工物
……16、検出手段としての中央処理装置……2
1、読出し専用のプログラムメモリ……22、記
憶手段としての読出し及び書込み可能なメモリ…
…23、起動スイツチ……25、原点位置検出装
置……28、加工終了端検出装置……29、切削
抵抗値設定器……30、最大ステツプ数設定器…
…31、最大許容のステツプ増加値〔Y〕を設定
するための設定器としての異常ステツプ回数設定
器……32、限界ステツプ回数設定器……33、
通常ステツプ数設定器……34、第1カウンタ…
…36、第2カウンタ……37、表示器……39
a〜39j。
を示す機構図、第2図は同じくドリルのステツプ
フイードの作動線図、第3図は電気ブロツク回路
図、第4図は中央処理装置の演算処理動作を説明
するためのフローチヤート図、第5図はボール盤
における加工物の積算加工数に対するドリルのス
テツプ数を示すグラフ図である。 回転駆動装置としての三相誘導モータ……1、
主軸……3、工具としてのドリル……5、主軸筒
……7、往復駆動装置としてのピストン……8、
エアシリンダ……9、電磁バルブ……12、検出
装置としての切削抵抗検出装置……15、加工物
……16、検出手段としての中央処理装置……2
1、読出し専用のプログラムメモリ……22、記
憶手段としての読出し及び書込み可能なメモリ…
…23、起動スイツチ……25、原点位置検出装
置……28、加工終了端検出装置……29、切削
抵抗値設定器……30、最大ステツプ数設定器…
…31、最大許容のステツプ増加値〔Y〕を設定
するための設定器としての異常ステツプ回数設定
器……32、限界ステツプ回数設定器……33、
通常ステツプ数設定器……34、第1カウンタ…
…36、第2カウンタ……37、表示器……39
a〜39j。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 工具5に対し回転力を付与するための回転駆
動装置1と、 工具5を加工物16に向かつて相対的に往復動
させるための往復駆動装置8,9と、 前記工具5に加わる切削抵抗の大きさを検出す
るための検出装置15と を備え、 前記切削抵抗が予め定められた大きさに達した
時、工具5を加工物16に相対して一旦復動させ
た後、再び往動させて一個の孔あけ作業を複数回
に分けて行うようにしたステツプフイード機能を
有する孔あけ装置において、 前記一個の孔あけ作業に要する工具5の往復回
数の最大許容のステツプ増加値(Y)を設定する
ための設定器32と、 前回の孔あけ作業に要した工具5の往復回数、
前回の作業までの各作業における工具5の往復回
数の最大数、又は前回の作業までの各作業におけ
る工具5の往復回数の平均回数の少なくともいず
れか1を記憶する記憶手段23と、 前記一個の孔あけ作業の終了時に、その作業に
要した工具5の往復回数と、前記記憶手段23に
記憶された値とを比較し、その差が前記設定器3
2で設定された最大許容のステツプ増加値(Y)
よりも大きくなつたことを検出するための検出手
段21と を設け、 その検出手段21の検出信号に基づいて工具5
の摩耗状況を監視するようにしたことを特徴とす
るステツプフイード機能を有する孔あけ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2875481A JPS57144607A (en) | 1981-02-28 | 1981-02-28 | Drilling device having step feed function |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2875481A JPS57144607A (en) | 1981-02-28 | 1981-02-28 | Drilling device having step feed function |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57144607A JPS57144607A (en) | 1982-09-07 |
JPS6341693B2 true JPS6341693B2 (ja) | 1988-08-18 |
Family
ID=12257190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2875481A Granted JPS57144607A (en) | 1981-02-28 | 1981-02-28 | Drilling device having step feed function |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57144607A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR970020270A (ko) * | 1995-10-31 | 1997-05-28 | 장관순 | 드링, 탭핑 머시인 주축의 구동 제어장치 |
JP2002086330A (ja) * | 2000-09-08 | 2002-03-26 | Nachi Fujikoshi Corp | 数値制御工作機械の切削加工方法 |
JP6805600B2 (ja) * | 2016-07-21 | 2020-12-23 | 株式会社リコー | 診断装置、診断システム、診断方法およびプログラム |
-
1981
- 1981-02-28 JP JP2875481A patent/JPS57144607A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57144607A (en) | 1982-09-07 |
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