JPS6339227Y2 - - Google Patents

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JPS6339227Y2
JPS6339227Y2 JP1983092057U JP9205783U JPS6339227Y2 JP S6339227 Y2 JPS6339227 Y2 JP S6339227Y2 JP 1983092057 U JP1983092057 U JP 1983092057U JP 9205783 U JP9205783 U JP 9205783U JP S6339227 Y2 JPS6339227 Y2 JP S6339227Y2
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fermentation
accelerator
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fermentation accelerator
hopper
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/20Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses

Landscapes

  • Non-Flushing Toilets (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分類・分野〉 開示技術は民生家屋等の無水洗式便器に接続さ
れた屎尿の醗酵を促進させる技術分野に属する。
〈要旨の解説〉 而して、この考案は一般民生家屋等の便所に設
けられた無水洗式便器が攪拌送給装置を内装する
攪拌槽に基部に接続され、該攪拌槽はその先端の
接続筒を介し、醗酵槽と取出口を上部に有してい
る醗酵槽に接続され、而して、該上記便所には無
水洗式便器に併設されて水分調整剤兼一次醗酵促
進剤等のコンポスト醗酵促進剤を上記醗酵槽に投
入する投入装置に関する考案であり、特に、上記
無水洗式便所に設けらた醗酵促進剤ホツパがその
下端に接続した投入パイプを上記無水洗式便器の
下部か、又は、上記攪拌槽基部のいずれか一方に
接続されて、該投入パイプ内に設けた攪拌送給装
置により該醗酵促進剤ホツパに収納した醗酵促進
剤を該攪拌槽に所定に定量づつ供給するようにし
たコンポスト醗酵促進剤投入装置に係わる考案で
ある。
〈従来技術〉 周知の如く、近時公害問題による環境破壊は無
視できない程著るしくなつており、一方、資源再
使用等の有効利用もそれ程活用されていない点も
クローズアツプされてきている。
このうち、都市区域は勿論、地方部に於てさえ
も、人間の居住域にて、環境破壊と資源の無駄と
はその屎尿廃棄の問題において顕著である。
即ち、資源有効利用や環境汚染問題を無視した
水洗便所や浄化槽式便所の普及は衛生的環境改善
の名目の基に広く普及し、一見生活レベルを向上
させているようになつているが、その実情は薬品
投入、化学処理による大量集中処理希釈方式によ
り最終的には河川や海中への廃棄とされ、河川水
や海水の汚染となり、バクテリアや有効菌の死滅
を招き、河川の生態系を狂わせ、結果的に環境破
壊を招き、生活の経時的悪化をたどるようになつ
てきている。
一方、浄化槽方式を含め、便器からの排出に用
いる水の大量使用は同じく大量の汚水排出を招く
ことにもなり、又、上下水道設備の巨大な投資を
必要とし、無益な社会資本の浪費となつている問
題がある。
他方、薬品使用の化学肥料による農薬投与は正
常な農作物の育成を損い、自然生育から人工栽培
に移り、この種農作物を通しての薬害が人体に及
ぶ虞を招いている。
ここにおいて、近時個々に大量発生する家庭か
らの屎尿を醗酵させて効肥とし、農場に有効還元
して土壌中の有効バクテリアと作用させて分解
し、リサイクルさせる自然科学と社会科学の結合
により生態系にマツチさせ、しかも、衛生的で何
等社会資本を使用せず、衛生無害である無水洗便
所使用による屎尿処理方式が採用案出されるよう
になつてきた。
例えば、特公昭57−33966号公報に示されるよ
うな発明が案出され、攪拌槽に接続する発酵槽で
の屎尿醗酵処理が行われて農作物への還元吸収が
図られるようにされてきた。
〈従来技術の問題点〉 さりながら、上述の如き、無水式便所による屎
尿醗酵技術は基本的には生態系を変えず、又、環
境破壊や多くの社会資本を消費しないという点で
優れてはいるが、比較的に新しい技術であるため
に解決すべき様々な問題を抱えている。
例えば、無水洗式便器から降下された屎尿は攪
拌槽に於て攪拌され、一次コンポストとされ、続
いてその先端から接続筒を介し下部の醗酵槽に降
下して本格的なコンポストに醗酵するが、該醗酵
槽におけるコンポストが効肥として有効に醗酵す
るためにはその水分調整とより速やかな醗酵促進
が図られねばならない。
そのために、まず上記攪拌槽にうちしろ菌等の
水分調整剤兼一次醗酵促進剤等をおがくず等と混
合させて投入する必要があるが、攪拌槽や醗酵槽
に於るコンポストの醗酵を最適に促進させる為に
は該水分調整剤兼一次醗酵促進剤の量を設定量づ
つ、しかも、定期的に投入することが好ましい。
さりながら、従来は紙袋等に該水分調整剤兼一
次醗酵促進剤を定量収納させておき、上記無水洗
式便器から所定タイミングで投入する手法をとつ
ていたことにより、必ずしも定量供給が満足され
ない難点がある上に、定期的に投入するとなる
と、さらに、煩瑣であるためにこれはなかなか守
られないという欠点があつた。
したがつて、該攪拌槽や醗酵槽におけるコンポ
ストの水分調整や醗酵促進が促進され難いという
不具合があつた。
そのため、装置としては基本的には優れている
ものの、コンポストを効肥として有効に回収して
農産業に再利用するということが機能するとは限
らないという不満があつた。
〈考案の目的〉 この考案の目的は上述従来技術に基づく、基本
的構造は優れているものの、そのコンポストに対
する醗酵促進剤の投入が確実におこなわれ難いと
いうソフトウエアの問題点を解決すべき技術的課
題とし、無水洗式便所使用のタイミングを利用し
て自動的に可及的に、定期的にしかも、定量的に
醗酵促進剤を攪拌槽に投入することが保証出来る
ようにして資源最利用リサイクル産業における醗
酵利用分野に益する優れたコンポスト醗酵促進剤
投入装置を提供せんとするものである。
〈考案の構成〉 上述目的に沿い先述実用新案登録請求の範囲を
要旨とするこの考案の構成は、前述問題点を解決
するために、無水洗式便器の使用に際し、無水洗
式便器に併設したコンポスト醗酵促進剤投入装置
の醗酵促進剤ホツパのボタンたを押すことによ
り、該醗酵促進剤ホツパに設けた作動時間セツト
ダイヤルによつてセツトされたタイマーを介して
設定時間だけ駆動装置のモータが動作して、該醗
酵促進剤ホツパ内、及び、その下部から無水洗式
便器の下端又は、攪拌槽の基部に接続された投入
パイプ内のコイルスクリユウ等の攪拌送給装置を
介し該醗酵促進剤ホツパ内の醗酵促進剤は充分に
攪拌され、該投入パイプを圧送されて確実に攪拌
槽に入り無水洗式便器から降下する屎尿と供に該
攪拌槽内の屎尿により混合攪拌されて、該醗酵促
進剤により一次醗酵されてコンポストとなり、所
定タイミングで該攪拌搬送装置の動作により、そ
の先端の接続筒を介して下部の醗酵槽に投下さ
れ、該醗酵促進剤により所定の水分を吸収される
と共に醗酵が促進されて効肥とされ、その取出口
より取り出されるようにした技術的手段を講じた
ものである。
〈実施例−構成〉 次に、この考案の1実施例を図面に基づいて説
明すれば以下の通りである。
第1図に示す態様において、1は屎尿醗酵装置
であり、家屋2の便所3の所定位置に無水式便器
4が設置されており、又、その床5の下側には所
定に工事されて地盤6上に基礎コンクリート7等
を介して上記無水式便器4にその基部で接続筒8
を介して接続された攪拌槽9が設けられており、
その先端にはモータの内蔵駆動装置10が設けら
れ、該攪拌槽9は設定角度該駆動装置10側に昇
り勾配に傾斜され、該駆動装置10の設定距離前
部には接続筒11を介して醗酵槽12が地面内に
設定深さ浅く埋設設置されており、該醗酵槽12
の上部には内部に貯溜される醗酵コンポスト13
の取出口14が設けられると共に排気筒15が上
延して設けられている。
而して、該屎尿醗酵装置1の構造を第2図に基
づいて詳説すると、上記攪拌槽9はその後端と前
端に枢支された回転軸16には立体的に攪拌搬送
装置としてのコイルスクリユウ17が設けられて
おり、更に該回転軸16の先端は駆動装置10の
ケーシングの内部に設けられた駆動装置全体とし
ての可逆モータに連結され、上記便所3の壁面に
設置されたコントロールボツクス18に装備され
たタイマー19により所定時間毎に正転、及び、
逆転されるようにされている。
尚、上記攪拌槽9には上記接続筒11の近傍に
その上面において点検口20が設けられて適宜解
放保守点検可能にされている。
又、上記排気筒15にはその中途に排風フアン
装置21が設けられると共にそのジヨイント部2
2にの下側には水抜き部23が取り外し自在にさ
れており、大雨等の時に水抜きに供されるように
されている。
而して、24はこの考案の要旨を成すコンポス
ト醗酵促進剤投入装置であり、その促進剤促進剤
ホツパ(以下単にホツパと略称。)25は前記便
所3の壁面に上記コントロールボツクス18の下
部にて該3,4図に示す様に取り付けられてお
り、その下部からは投入パイプ26が接続曲折下
延され、その下部先端は床5を通つて接続筒27
を介し上記攪拌槽9の基部に接続連通されてい
る。
而して、該ホツパ25の蓋28の前半分はヒン
ジを介して取手29により開閉自在にされてお
り、又、その後部には前部に作動時間セツトダイ
ヤル30を有するタイマー装置31が設けられ、
皿に、該タイマー31に設けられた駆動装置とし
てのモータ32から該ホツパ25内に下延する回
転軸33には該ホツパ25内に攪拌翼34,34
を有するコイルスクリユウ35がその始端を一体
的に結合されており、又、上記投入パイプ26内
にフレキシブルに内装され、その終端の回動自在
なエンドシヤフト36に結合されて該投入パイプ
26内で回転自在にされている。
又、該ホツパ25の前面には上記タイマーを装
置31に電気的に接続するボタン37が設けられ
ると共に、その下側には警告装置としての赤色の
ランプ38が設けられており、該ホツパ25の内
部下側にスプリング、及び、蓋等により形成され
た感知装置としての検知スイツチ39が設けら
れ、上記タイマー装置31に図示しないリード線
を介して接続されている。
尚、該検知スイツチ39はホツパ25内にうち
しろ菌とおがくずを適宜量で混合して、水分調整
剤兼一次発行促進剤である醗酵促進剤40が投入
されるとその重量によりスイツチは切られ、上記
ランプ37を消灯し一方、該醗酵促進剤40の量
が少くなつて該検知スイツチの近く、或いは、そ
のレベルよりも上位に近くなると該検知スイツチ
が閉じて上記ランプ28を点灯して使用者に該ホ
ツパ25内に醗酵促進剤40が無くなつて補充し
なければならないことを知らせるようにされてい
る。
〈実施例−作用〉 上述構成において、屎尿醗酵装置1の使用に際
しては、コンポスト醗酵促進剤投入装置24のホ
ツパ25の蓋28を取手29を介して開き、設定
量のうちしろ菌とおがくずを混合調整剤兼一次発
行促進剤とした醗酵促進剤40を、ホツパ25の
内側壁面に目じるしをつけておいた設定量分だけ
投入し、タイマー装置31の作動時間セツトダイ
ヤル30を人数分だけ、即ち、通常は家族分ある
いは、来客がある場合は来客の人数分等を加算し
た設定時間分だけ回してセツトしておく。
それにより、ホツパ25内に貯留された醗酵促
進剤40の重さにより、その内側下部に設置され
た検知スイツチ39は切れて、ランプ38は消灯
される。
又、コントロールボツクス18のタイマー19
を予め決められた時間に合せてセツトしておき、
攪拌槽9の駆動装置間欠作動時間をセツトしてお
くように準備された状態で屎尿醗酵装置1を使用
すると、使用の都度、或いは、設定時間毎にコン
ポスト醗酵促進剤投入装置のホツパの前面に設け
られたボタン37を押すことにより図示しないタ
イマーが作動し、モータ32を作動させて回転軸
33を介し攪拌翼34,34を所定に回転させる
と共にコイルスクリユウ35を該ホツパ25内及
び投入パイプ26内で設定時間だけ回転させ停止
する。
これにより、まず、ホツパ25内に於ける醗酵
促進剤40は上記機攪拌翼34,34により攪拌
されてブリツジ作用が生じないようにされ、、コ
イルスクリユウ35により確実に投入パイプ26
内に圧送降下され、該投入パイプ26内ではコイ
ルスクリユウ35の圧送作用により前送されてそ
の先端の接続筒27を介して攪拌槽9の基部に投
入され、無水洗式便器4から降下する屎尿と一体
化されて該攪拌槽9の基部側でコントロールボツ
クス18のタイマー19の設定時間と設定時間長
さだけ駆動装置10の図示しないモーターによ
り、正転する回転軸16を介して正転するコイル
スクリユウ17により屎尿と醗酵促進剤40は攪
拌され均一に混合されて水分を吸収調整され、醗
酵が促進されてコンポスト化され一次コンポスト
と成る。
そして、屎尿中に存在する回虫や菌等は殺菌消
毒される。
その後、コントロールボツクス18のタイマー
19を介しての駆動装置10のモーターの逆転に
より、コイルスクリユウ17の逆転を介して傾斜
する攪拌槽9から、上記一次コンポストは接続筒
11を介して下部の醗酵槽12に投下され、そこ
で養生し、そのコンポスト内に混入されている醗
酵促進剤40により、さらに、水分は最適の60%
程度に吸収調整され、又、醗酵は促進されてコン
ポスト熟成は進み効肥とされていく。
その間、無水洗式便器4を介しての使用に際
し、該無水洗式便器の使用後と、或いは、設定時
間ごとにホツパ25の前面のボタン37を押すこ
とにより作動時間セツトダイヤル30によつて設
定された時間だけモータ32が作動して該ホツパ
25内に於いては、攪拌翼34,34が醗酵促進
剤40を所定に攪拌することにより該醗酵促進剤
40はブリツジ現象を起すことなくコイルスクリ
ユウ35が投入パイプ26を介して攪拌槽9内に
対して設定量づつその醗酵促進剤40を確実に圧
送送給することが出来、したがつて、攪拌槽9内
に於いては確実に無水洗式便器4から降下する屎
尿と混合攪拌されて醗酵槽12に降下し、そこ
で、該醗酵槽12に於いては確実に設計通りのコ
ンポスト13が熟成されて効肥化していくことに
なる。
そして、使用回数が進み、ホツパ25内に於い
て醗酵促進剤の40の量が減少し、次第にその量
が少くなり検知スイツチ39のレベルに近接、或
いは、これを過ぎると、該検知スイツチ39が導
通してホツパ25の前面の赤いランプ38が点灯
して、使用者は該ホツパ25内に充分に醗酵促進
剤40がないことを知り、そこで、取手29を介
して蓋28の前半分を開き、そこから内部に再び
設定量の醗酵促進剤40を充填補給すれず良い。
〈他の実施例〉 尚、この考案の実施態様は上述実施例に限るも
のでないことは勿論であり、例えば、コンポスト
醗酵促進剤投入装置のホツパに設けたタイマー装
置等はコントロールボツクス内にすべて集中して
組込み、ホツパには前面操作ボタンとランプ、及
び、モータを設ける等したり、該ホツパの前面の
ボタンを省略して無水洗式便器の他に開閉スイツ
チを設けて、これに接続させて該無水洗式便器を
開いて使用する度に連動自動的にモータを作動さ
せても良く、或いは、該モータの代りに手動ハン
ドルを設ける等種々の態様が採用可能である。
〈考案−効果〉 以上この考案によれば、基本的に民生家屋等の
便所の屎尿発酵装置を無水式便器に接続したこと
により、屎尿の醗酵が簡単な装置で行うことが出
来、これによつて得られた醗酵コンポストを農場
等自然に還元して無公害裡に農業に利用が出来る
等の優れた効果が奏される。
又、従来の水洗式便所や浄化槽式便所等の様に
多量の水を使うことが無いために、その使用量が
少なく、したがつて、地方公共団体における水道
開発施設等の社会資本を多く要しないという優れ
た利点が奏される。
又、醗酵槽内に於いて、醗酵コンポストは殺菌
されるためにこれらを農業用に還元使用しても何
等衛生上の害を発生することはない効果がある。
更には、従来の如く大規模に薬品添加して処理
し、河川に放流することもないので河川や海中等
を汚染することによる生態系を損う等の虞も全く
ない優れた効果が奏される。
更に、この考案によれば、自然還元方式のリサ
イクルシステムを採用しているために省エネ、省
資源のメリツトがあるばかりでなく、積極的に資
源再利用につながるという優れた効果が奏され
る。
又、装置自体においても、直線部分がほとんど
で、しかも、それが短行程であるために、屎尿や
醗酵コンポストが装置フレーム等に付着する度合
も少なく、それだけ耐久性も良く、構造も簡単で
製作が容易であり、低コストで作製出来、保守点
検整備等もほとんど不要であるという副次的メリ
ツトもある。
そして、装置においては、無水式便器の下部に
攪拌槽を設けたために投下される屎尿は醗酵槽に
降下される前に該攪拌槽において、一次発酵促進
剤等により第一次的に発酵されるということにな
り、したがつて、初段から無菌、無臭化も自動的
に行われ、水分も吸収調整されるという優れた効
果が奏される。
そして、その下側に醗酵槽が設けられているこ
とにより、乾燥も促進され、良好な醗酵が行われ
る効果がある。
そして、該無水洗式便器に併設したコンポスト
醗酵促進剤投入装置がその醗酵促進剤ホツパをし
て、その下部の投入パイプを無水洗式便器の下部
又は攪拌槽のいずれかに接続され、さらに該投入
パイプ、或いは、該投入パイプと醗酵促進剤ホツ
パの内部にコイルスクリユウ等の攪拌送給装置を
設けたことにより、該無水洗式便器を使用して攪
拌槽で一次コンポスト化し、次いで所定に醗酵槽
に挿入投下して醗酵を促進し、充分に醗酵したコ
ンポストを作成し効肥とするに際し、無水洗式便
器駆動装置使用毎に、或いは、一定タイミングご
とに醗酵促進剤ホツパ内に処理をした水分調整剤
兼一次醗酵促進剤等の醗酵促進剤を確実に設計ど
おり設定量づつ、設定時間毎に該無水洗式便器の
下部、又は、攪拌槽の基部に投入することが出来
るので、該攪拌槽に於て効果屎尿と醗酵促進剤と
は確実に混合攪拌され、したがつて、該攪拌槽内
に於ける一次醗酵は促進され、そのため、次段の
醗酵槽におけるコンポストの熟成と醗酵促進が成
される優れた効果が奏される。
しかも、該醗酵槽におけるコンポストの作成は
設計どおりに進行し、優良な効肥が得られるとい
も効果が奏される。
又、無水洗式便器の使用に際し、使用者が該無
水洗式便器内に醗酵促進剤を投入するという煩瑣
な手間がはぶけるために投入忘れを生じたり、或
いは、投入量を間違えたり、そのタイミングを間
違えたりする等のコンポスト熟成による醗酵促進
を損うことが全くないという優れた軌道コントロ
ールの効果が奏される。
又、感知装置や警告装置を設けることによつて
醗酵促進剤ホツパないの醗酵促進剤の減量を自動
的に知らされて、その補充を行うことが出来、そ
のため、常に醗酵促進剤ホツパ内に醗酵促進剤が
充填されているということが保証出来、したがつ
て、常に醗酵槽、或いは、醗酵槽に対する醗酵促
進剤の供給がなされるという屎尿醗酵装置の機能
が設計通りに完全に果されるという優れた効果が
奏される。
又、屎尿の資源としての自然界のリサイクルが
行われるという効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の1実施例の説明図であり、第
1図は全体概略部分断面側面図、第2図は同部分
切截拡大斜視図、第3図は醗酵促進剤投入装置の
正面図、第4図は該醗酵促進剤投入装置及び投入
パイプの攪拌槽接続断面説明図である。 24……コンポスト醗酵促進剤投入装置、15
……排気筒、14……取出口、12……醗酵槽、
17……攪拌搬送装置、9……攪拌槽、4……無
水洗式便器、25……ホツパ、26……投入パイ
プ、35……攪拌送給装置、30……作動時間セ
ツトダイヤル、19……充填感知装置、38……
警告装置ランプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 排気筒を有すると共に取出口を有する醗酵槽
    に攪拌搬送装置を有する攪拌槽を介して接続さ
    れた無水洗式便器に併設されているコンポスト
    醗酵促進剤投入装置において、醗酵促進剤ホツ
    パが投入パイプを介して上記無水洗式便器の下
    部と上記攪拌槽のいずれか一方に接続され而し
    て該投入パイプに攪拌送給装置が内装され、該
    攪拌送給装置に対する駆動装置が上記醗酵促進
    剤ホツパに設けられていることを特徴とするコ
    ンポスト醗酵促進剤投入装置。 (2) 上記攪拌送給装置がコイルスクリユウである
    ことを特徴とする上記実用新案登録請求の範囲
    第1項記載のコンポスト醗酵促進剤投入装置。 (3) 前記駆動装置がモータであり、タイマーによ
    り動作制御されるようにされていることを特徴
    とする上記実用新案登録請求の範囲第1項、又
    は第2項記載のコンポスト醗酵促進剤投入装
    置。 (4) 上記タイマーが作動時間セツトダイヤルに接
    続されていることを特徴とする上記実用新案登
    録請求の範囲第3項記載のコンポスト醗酵促進
    剤投入装置。 (5) 前記醗酵促進剤ホツパに醗酵促進剤充填感知
    装置が設けられていることを特徴とする上記実
    用新案登録請求の範囲第1〜4項記載のコンポ
    スト促進剤醗酵投入装置。 (6) 上記醗酵促進剤充填感知装置が警告装置に接
    続されていることを特徴とする上記実用新案登
    録請求の範囲第5項記載のコンポスト醗酵促進
    剤投入装置。 (7) 上記警告装置がランプであることを特徴とす
    る上記実用新案請求の範囲第6項記載のコンポ
    スト醗酵促進剤投入装置。
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