JPS6339159A - 情報記録媒体 - Google Patents

情報記録媒体

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Publication number
JPS6339159A
JPS6339159A JP61183065A JP18306586A JPS6339159A JP S6339159 A JPS6339159 A JP S6339159A JP 61183065 A JP61183065 A JP 61183065A JP 18306586 A JP18306586 A JP 18306586A JP S6339159 A JPS6339159 A JP S6339159A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information recording
recording medium
mold
growth
optical
Prior art date
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Pending
Application number
JP61183065A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Morinaga
森永 豪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daicel Chemical Industries Ltd filed Critical Daicel Chemical Industries Ltd
Priority to JP61183065A priority Critical patent/JPS6339159A/ja
Publication of JPS6339159A publication Critical patent/JPS6339159A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Paints Or Removers (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は防黴剤を含有する情報記録媒体に関する。
(従来技術) 情報記録媒体はその取り扱われる性質上これまで黴が生
育し、それによって障害が発生することは考えられてい
なかった。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、情報記録媒体の応用範囲が急激に拡大し、種々
の環境の下で使用されるようになると、黴を含む微生物
による障害が発生する可能性が高まってきた。本発明者
は、これらの点について鋭意検討を深めてきた結果、情
報記録媒体具体的には光ディスクの記録体層の上に通常
の室内環境でも生育し得る黴が存在し記録体が損傷され
ることを発見した。
また微生物の生育には通常温度、水、栄養源、酸素の四
要素が必要である。温度については最近の様に四季冷暖
房の室内においては、常時好適な条件に保持されると考
えられる。また水については黴の場合は大気中の湿度に
よシ供給されることが多い。発酵工業や食品で取り扱わ
れる黴類は水分活性で0.80程度が最低限界でそれ以
下に乾燥した状態では生育できない。ところが好転性の
黴では水分活性α60までも生育できるものが知られて
いる。
この様な黴類は近年プラスチックやガラス、金属、各種
の繊維製品などの表面に生育し、使用上障害を起すこと
が問題となっている。
一方この様な工業製品類に発生する像障害の防止にJ 
I 5−Z−2900や米国のASTM、M工りなど各
種の規格試験法が設けられ、製品の黴に対する抵抗性試
験が実施されている。即ちこの様な好転性の黴類は水分
活性0、60 、大気中の湿度で60%程度の比較的乾
燥した条件下に充分生育する能力を有しており、我国の
1年間の大部分はこの様な黴の生育を充分許容する水分
を供給できる条件であると言える。
次に栄養源は主に有機性の物質が利用されるが、これら
は大気中から塵埃として供給されることは勿論、我々を
取り巻く環境の大気中に僅かな蒸気圧で存在する各種の
有機物質が吸着され利用される。
また酸素は大気中に約20%含有され、殆んどあらゆる
場所に充分供給されているので特別に密閉し内部の酸素
を全く含まないガスで置換しない限り存在することにな
る。このように我々を取り巻く環境は黴の生育に対し殆
んど良好な環境を形成しているため、あらゆるものに俺
が生育することを覚悟せねばならない。一方微量の黴の
生育は実用上問題にならないこ・とが多く、通常状々は
黴の存在を無視して生活しているのである。しかるに最
近開発が進められつつある光ディスクなどの情報記録媒
体の場合、黴の生育がどの様な状況を引起こすかについ
ては全く知られていない。通常機の生育によって情報記
録媒体に発生する変化は黴の生育に伴う排泄物として菌
糸外に蓄積される酸性物質によるものであり、黴が酸素
を消費し、また情報記録媒体の表面が黴に包囲された場
合物理的に大気との接触が妨げられることに起因する酸
化還元電位の勾配に基づく電池作用によるものなどが考
えられる。ガラスや金属などの通常機の栄養源となシ得
ない物質の黴に基づく腐蝕はこの様にして生起する。
情報記録媒体の一つとしての光ディスクは一般的な構造
としてガラスやプラスチック類で構成される透明な支持
層と一方の表面に記録を記入し、あるいは読み取るため
の金属、・した場合これらの層が黴の生命活動の結果と
して破壊されるため、情報記録体に記録された情報自体
が破壊喪失されることになった9あるいは光の透過又は
反射によって取シ出される光情報の光路に存在すること
によシもたらされる誤情報の原因となり、それによる損
害は甚大である。
本発明者は情報記録媒体の光ディスクの記録体上に黴が
生育し、記録体が損傷されることを発見したことにより
、これを防止することについて鋭意検討し本発明を完成
するに至った。
(問題点を解決するための手段) 本発明者は情報記録媒体具体的には光ディスクに発生す
る黴を防止することを研究し、光ディスクの記録体を含
む層の側に揮発性の防黴剤の蒸気を接触させることで黴
の生育を防止することを発明した。
即ち本発明はL防黴剤を表面あるいは内部に含有するこ
とを特徴とする情報記録媒体、a防黴剤が揮発性防黴剤
であることを特徴とする前記1記載の情報記録媒体であ
る。
本発明の防黴剤の使用方法はこれを含有する塗料状の物
質を情報記録媒体に塗布したり、これを含有するシート
状物質を情報記録媒体の内面にラベル状に貼シ付けたり
、あるいはこれを含有する小型の固形物質を情報記録媒
体に埋め込んだり貼付するなどの方法で動かない様に固
定し、その表面から防黴剤を徐々に揮発させることで長
時間の防黴効果を発揮させることが出来る。防黴剤を含
むシート状物質や固形物質はセルロース、布、無機物質
、合成樹脂など何でもよい。また情報記録媒体に埋め込
む場合は特に合成樹脂材料とよく相溶する様に工夫する
ことが必要である。そしてこれらの形状は紙や不織布状
、合成樹脂のシート、棒、ベレット、錠剤形、顆粒状な
どの小固形状や無機物の焼結あるいはバインダーで結合
させた固形状などが有効に利用できる。これらを情報記
録媒体例えば光デイスク内面の任意の位置に貼付、挟み
込み、あるいは埋め込むなどの方法で固定できる。また
これらシート状物質や固形物質に防黴剤を含ませる方法
は防黴剤を溶剤などに溶解させるが、懸濁させて含浸さ
せるか成形時に練り込むか固形物質と共に溶液から固化
させるなどの常法的な手段で充分実施できる。また小さ
な蒸気圧を有し、徐々に揮発する防黴剤なら何でも使用
できるので特に限定しないが、ブロムシンナムアルデヒ
ド、トリクロルフェノール、2−イソプロピ)v−5−
メチルフェノール等のフェノール類、p−オキシ安息香
酸エステル類、パラフォルアルデヒドなどが使用でき、
この内特にブロムシンナムアルデヒドが好ましく使用さ
れる。また情報記録媒体としては、光ディスク、フロッ
ピーディスク、ハードディスク、磁気ディスク、光磁気
ディスク並びにこれらのドライブ類、磁気テープ、磁気
フィルム、磁気カード、光磁気テープ、光磁気フィルム
、光磁気カード、光学機器及び電子部品例えば光学レン
ズ、露出計器、光学フィルター、ミラー類、プリズム類
など車輌用メーター機器部品、写真フィルム、複写機、
レー サー フIJンター、電気部品の工Cチ・ノブ、
LSIチップなど、事務i器、OA機器、コ。  ま立
≠た包 ンヒューターなどが挙げられ特に限定されるものではな
いが、通常空調室に置かれ乾性状況下にあるものが好ま
しく例えばOA機器やコンピューター〇ンフ、ト媒体と
して多用されるディスク類、テープ類並びに光学機器部
品などへの適用を挙げることが出来る。
更に好ましくは光ディスクの記録媒体を含む層は接触に
よる傷などを防ぐ目的で空間をもった二層組合せの内面
から構成されている。
従って記録層は狭い殆んど密閉された空間に面して位置
しており、この狭い空間に揮発性防黴剤の蒸気を接触さ
せることで効果的且つ経済的に防黴剤を使用することが
出来る。
以下実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
実施例 1 ヌルフォオクチルコハク酸ジオクチルナトリウムのα0
05重量%水溶液に、予め培養したア7ベルギルス・ニ
ガーATCC−9642、ペニシリウム・シトリナムA
TCC−9849、ユーロチウム・トノフィラムエFO
−6529、ケトミウム・グロボスムATCC−620
5の各成熟胞子を懸濁させ、光情報記録体の薄膜を表面
に有するグフヌチック円盤上に噴霧散布した。風乾後、
約3ミリメートルの空隙をあけて、フタに相当するプラ
スチックス円盤を接着し密閉に近い状態とした。フタの
内側には予め、その中央に近い部分に2■のブロムシン
ナムアルデヒド゛を含浸させた10dのp7紙片を貼付
けた。これを28°C相対湿度85%の恒温恒湿器内で
8週間培養したところ、ブロムシンナムアルデヒドを含
む濾紙を貼付した場合は、胞子の発芽、菌糸の伸長は全
く認められなかった。これに対し、比較例としてブロム
シンナムアルデヒドを含まない濾紙片を用いた場合は記
録層表面全面に菌糸の伸長が認められた。
実施例 2 市販のブロムシンナムアルデヒド含有シリカゲ/I/(
■フジカラー防カビ剤)全粉砕し、約20メソシユとし
たもの0.59 ’i和紙に包み、実施例1に準じて円
盤の中央に近い部分の記録層とフタの間にはさんで固定
した。同様に8週間培養したところ、菌糸の生育は全く
見られなかった。
実施例 3 A S m B’?Iの多孔体(■パールマン)の10
 X 10 X 1 mMの小片に、ブロムシンナムア
ルデヒドの1重量%エーテル溶液30μeを含浸させ乾
燥したものを、実施例1の戸紙片のかわりに、フタの中
央部に近い位置に分散して4片貼付し、同様に培養した
。菌糸の生育は8週間まで全く見られなかった。
実施例 4 実施例1において、ブロムシンナムアルデヒドの代りに
トリクロルフェノール0.2■を濾紙に含ませて用いた
。培!8週間まで菌糸の生育は全く見られなかった。
実施例 5 光ファーイパーケーブルの接続用カワプラー(2芯)の
1方の接続面に2.5HJI!×10羽の穴を設ケ、ブ
ロムシンナムアルデヒドの1重量%エーテル溶液を含浸
後乾燥した2朋ダ×8HのAS樹脂多孔体小片を挿入し
た。他方のカップラーの接続面に実施例1と同様にカビ
の胞子を散布し、風乾後、両カップラーを組み合せて培
養した。培養8週間まで接合面への菌糸の生育は全く見
られなかった。
(発明の効果) 本発明の実施によシ、情報記録媒体は特別な保存環境上
の注意をしなくても長期間黴の生育、発生を防ぎそれに
起因する情報記録媒体の損傷を皆無にすることが8来る

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、防黴剤を表面あるいは内部に含有することを特徴と
    する情報記録媒体。 2 防黴剤が揮発性防黴剤であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の情報記録媒体。
JP61183065A 1986-08-04 1986-08-04 情報記録媒体 Pending JPS6339159A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61183065A JPS6339159A (ja) 1986-08-04 1986-08-04 情報記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61183065A JPS6339159A (ja) 1986-08-04 1986-08-04 情報記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6339159A true JPS6339159A (ja) 1988-02-19

Family

ID=16129132

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61183065A Pending JPS6339159A (ja) 1986-08-04 1986-08-04 情報記録媒体

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JP (1) JPS6339159A (ja)

Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04209382A (ja) * 1990-12-06 1992-07-30 Fuji Photo Film Co Ltd 磁気記録ディスク
US5374479A (en) * 1991-06-11 1994-12-20 Victor Company Of Japan, Ltd. Magnetic recording medium comprising 4,5-dichloro-2-octyl-4-isothiazoline-3-one anti mold agent in the magnetic layer or backcoat layer
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