JPS6338574Y2 - - Google Patents

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JPS6338574Y2
JPS6338574Y2 JP1980161059U JP16105980U JPS6338574Y2 JP S6338574 Y2 JPS6338574 Y2 JP S6338574Y2 JP 1980161059 U JP1980161059 U JP 1980161059U JP 16105980 U JP16105980 U JP 16105980U JP S6338574 Y2 JPS6338574 Y2 JP S6338574Y2
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JP
Japan
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forward current
pin diode
polarity
signal
antenna
Prior art date
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JP1980161059U
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JPS5782706U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、指向性を変化させられる可変指向
性アンテナに関する。
従来、電波の到来方向が相異なる多局の放送波
を受信する場合、各到来方向に応じて複数のアン
テナを設置することや、単一指向性のアンテナを
機械的に回転させることや、無指向性アンテナを
設置することが行なわれていた。しかし、複数の
アンテナを設置したり、アンテナを回転させるの
は、設備が複雑になるうえに価格が高くなつてい
た。また無指向性アンテナでは防害波の影響を受
けやすかつた。
この考案は、1組のアンテナの指向性を電気的
に変化させることにより、設備が簡単で安価なう
えに防害波の影響を受けない可変指向性アンテナ
を提供することを目的とする。
以下、この考案を図示の1実施例に基いて説明
する。この可変指向性アンテナは、第1図に示す
ように同一水平面内に直交するように配置したダ
イポールアンテナ1,2を有している。第2図に
示すようにダイポールアンテナ1は整合器3、
PINダイオード4、直流阻止コンデンサ5を介し
て合成器6の一方の入力側に接続されている。
またダイポールアンテナ2は、PINダイオード
7,8,9,10及び高周波阻止コイル11から
なるブリツジ回路12並びに整合器14を介して
合成器6の他方の入力側に接続されている。な
お、15,16,17は直流阻止コンデンサであ
る。今まで説明した部分(第2図において点線で
囲つた部分)はダイポールアンテナ1,2と共に
アンテナ支柱等に取付けられる。
18は可変抵抗器で、その中点は接地されてお
り、一端は抵抗器19を介して正の電源に接続さ
れ、他端は抵抗器20を介して負の電源に接続さ
れ、その腕21は高周波阻止コイル22を介して
合成器の出力側に接続されている。なお、正の電
源と負の電源とは発生する電圧の大きさが等し
く、その極性が反対なものである。また合成器6
は直流阻止コンデンサ23を介して受信機(図示
せず)に接続されている。24も可変抵抗器で、
その中点は抵抗器25を介して正の電源に接続さ
れ、その両点は共に接地され、腕26は高周波阻
止コイル27を介してPINダイオード4のアノー
ド側に接続されている。これら可変抵抗器18,
24の腕21,26は連動するように構成されて
おり、さらに、これら腕21,26の移動に従つ
て腕21と接地点との間の抵抗値R21、腕26と
接地点間の抵抗値R26が次のように変化するよう
にも構成されている。すなわちこれら可変抵抗器
18,20の最大抵抗値を共にRとすると、腕2
1,26が最右端すなわち第2図に示すa点にあ
るとき、R21はR/2であり、R26は0であり、
腕21,26をb点に向つて移動させていくと、
R21はR/2を維持するが、R26はR/2に向つ
て増加し、腕21,26がb点に来るとR21
R26は共にR/2となる。腕21,26がさらに
C点に向うとR21は0に向つて減少するが、R26
はR/2を維持し、C点に到達するとR26は0、
R21はR/2となる。腕21,26がd点に向う
に従つてR21はR/2に向つて増加するが、R26
はR/2を維持し、d点に到達するとR21,R26
は共にR/2となる。腕21,26がe点に向う
とR21はR/2を維持するが、R26は0に向つて
減少し、腕21,26がe点に到達するとR21
R/2であるがR26は0となる。これら可変抵抗
器18,24等は受信機のそばに設置される。
次にこの可変指向性アンテナの動作について説
明する。ダイポールアンテナ1単独では第3図に
符号27で示すような8の字指向性を示し、ダイ
ポールアンテナ2単独では同図に符号28で示す
ような8の字指向性を示す。なお、半波長ダイポ
ールアンテナ1,2の指向性は実際には半値幅
78゜であるが、説明を簡略化するため半値幅90゜と
して同図には描いてある。そしてダイポールアン
テナ1,2の中心29から充分に遠い一定半径の
円上の電界強度の最大値を1とし、その円上の一
点とダイポールアンテナ2とのなす角度をθとす
る。後に詳細に説明するが、PINダイオード4お
よびブリツジ回路12は共に可変減衰器として作
動するものであり、それらの減衰率をそれぞれ
K1(0≦K1≦1)、K2(0≦K2≦1)とすると、
この可変指向性アンテナの指向性E(θ)は、第
3図からも判るように、 E(θ)=K1cosθ+k2sinθ =√2 12 2sin(θ+α) (ただしα=tan-1K1/K2) となる。従つて、この指向性は8の字形であつ
て、K1,K2の値を変化させることにより最大放
射方向とダイポールアンテナ2とがなす角度δ
(第4図参照)を変化させることができる。
これをより詳細に説明する。今、腕21,26
がa点にあるとすると、腕21、合成器6、整合
器14を介して正の電圧がブリツジ回路12に供
給され、PINダイオード7,8が完全に導通し、
減衰率K1は1である。一方腕26は接地電位点
にあり、PINダイオード4は非導通状態であり、
K2は0である。よつて、この可変指向性アンテ
ナの指向性は第4図aに示すように角度δが90゜
の8の字形になつている。
腕21,26をbに向つて移動させると、既に
述べたようにR21はR/2であるから、K1は1を
維持するが、R26はR/2に向つて増加し、PIN
ダイオード4もこれに従つて導通していくので
K2も増加していく。従つて角度δは小さくなつ
ていく。やがて腕21,26がb点に到達すると
R21,R26は共にR/2であるから、PINダイオー
ド4も完全に導通し、K1,K2は1になり、第4
図bに示すように角度δは45゜となる。
腕21,26をC点に向つて移動させていくと
R21は0に向つて減少していくが、R26はR/2
を維持するので、K1は1に維持され、K2は減少
していく。よつて角度δは益々小さくなつてい
く。そして腕21,26がC点に到達すると、
PINダイオード7,8は非導通状態になりK2
0となり、第4図Cに示すように角度δが0゜にな
る。
腕21,26がd点に向うと、PINダイオード
4の完全導通状態は維持されK1は1であるが、
ブリツジ回路12のピンダイオード9,10が導
通を開始する。K2は再び大きくなると共にダイ
ポールアンテナ2の位相が反転されるので、角度
δは負となる。そしてd点に腕21,22が到達
すると、K1,K2が共に1になり、第4図dに示
すように角度δは−45゜となる。
腕21,26がe点に向うと、K1が小さくな
るが、K2は1であるので、角度δは−90゜に向う。
そして腕21,26がe点に到達すると、K1
0になり、K2が1になるので、第4図eに示す
ように角度δは−90゜となる。なお、このアンテ
ナの動作利得は、δ=0゜、±90゜のときはターンス
タイル型無指向性アンテナと同等で、δ=±45゜
のときはそれより幾分大きくなる。
この可変指向性アンテナは、ダイポールアンテ
ナ1,2で受けた信号のうち一方を減衰させなが
ら、これを他方のものと合成する構成であるか
ら、8の字形であつて角度δが変化する指向性が
得られ、いずれの方向から希望波が到来しても良
好に受信することができる。しかも、そのための
構成はPINダイオード及びPINダイオードブリツ
ジを用いたものであるので、ゴニオメータとは異
なり複数のコイルが不要で、回路構成が簡略化で
きる上に、PINダイオードやPINダイオードブリ
ツジをアンテナの近傍に設置し、PINダイオード
やPINダイオードブリツジに電流を供給する装置
をアンテナとはかなり離れた位置に設置すると、
遠隔制御でアンテナの合成指向性を変化させるこ
とができる。
なお、上記の実施例ではダイポールアンテナを
用いたが折返しダイポールも用いることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による可変指向性アンテナに
用いるダイポールアンテナの配置図、第2図は同
可変指向性アンテナの回路図、第3図は第1図の
アンテナの指向性図、第4図はこの考案による可
変指向性アンテナの指向性の変化状態の説明図で
ある。 1,2……ダイポールアンテナ、4……第1の
ピンダイオード、6……合成器、7……第2のピ
ンダイオード、{18,24…可変抵抗器、19,
20,25……抵抗器}……順方向電流供給部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 同一水平面内に互いに直交するように配置した
    第1及び第2のダイポールまたは折返しダイポー
    ルアンテナと、 第1のアンテナで受けた第1の信号と第2のア
    ンテナで受けた第2の信号を合成する合成器と、 第1のアンテナと上記合成器との間に介在し供
    給される順方向電流の大きさに応じて第1の信号
    を減衰させる第1のPINダイオードと、 第2のアンテナと上記合成器との間に介在し、
    第1の極性の順方向電流が供給されたときその大
    きさに応じて第2の信号を減衰させると共に第1
    の信号と同相で上記合成器に供給し、第2の極性
    の順方向電流が供給されたときその大きさに応じ
    て第2の信号を減衰させると共に第1の信号と逆
    相で上記合成器に供給するように構成された第2
    のPINダイオードブリツジと、 第1のPINダイオードと第2のPINダイオード
    ブリツジとに接続され、第1のPINダイオードに
    0から所定値まで変化させて順方向電流を供給し
    ている間には、第2のPINダイオードブリツジに
    第1の極性の一定値の順方向電流を供給し、第2
    のPINダイオードブリツジに第1の極性の一定値
    の順方向電流から0を通つて第2の極性の一定値
    の順方向電流まで変化する電流を供給している間
    には、第1のPINダイオードに上記所定値の順方
    向電流を供給し、第1のPINダイオードに上記所
    定値から0まで変化する順方向電流を供給してい
    る間には第2のPINダイオードブリツジに第2の
    極性の一定値の順方向電流を供給するように構成
    された順方向電流供給部とを、具備している可変
    指向性アンテナ。
JP1980161059U 1980-11-10 1980-11-10 Expired JPS6338574Y2 (ja)

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JPS5782706U JPS5782706U (ja) 1982-05-21
JPS6338574Y2 true JPS6338574Y2 (ja) 1988-10-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US7868834B2 (en) * 2004-12-09 2011-01-11 A3-Advanced Automotive Antennas Miniature antenna for a motor vehicle

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JPS53113457A (en) * 1977-03-15 1978-10-03 Yagi Antenna Antenna unit

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