JPS6337594Y2 - - Google Patents

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JPS6337594Y2
JPS6337594Y2 JP1981002018U JP201881U JPS6337594Y2 JP S6337594 Y2 JPS6337594 Y2 JP S6337594Y2 JP 1981002018 U JP1981002018 U JP 1981002018U JP 201881 U JP201881 U JP 201881U JP S6337594 Y2 JPS6337594 Y2 JP S6337594Y2
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JP
Japan
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valve
plug
fluid
valve seat
occlusion
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JP1981002018U
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JPS57115486U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えば液化ガスなどの流体を流通さ
せる導管の流体接手に関するものである。
例えば液化ガスを燃料として使用して走行する
車両においては、燃料供給時に液化ガス貯蔵庫か
ら導管を用いて車両に液化ガス燃料を供給する必
要がある。この液化ガス燃料の供給時において燃
料供給が完全に終了していないにもかかわらず、
車両を走行させてしまい燃料供給導管がその接手
部分で離脱して液化ガスが噴出する事故が生ずる
ことがある。
この考案は従来のこの種の流体接手での上述の
ような難点を解決し、構造が簡単でその連結取扱
いも容易であり、高流体圧及び高引張り力に耐え
ることができ、その離脱時には自動的に導管内の
液体を遮断するとができる流体接手を提供するも
のである。
この考案は端部にスプリングにより軸方向に偏
倚された第1の閉塞バルブが設けられたプラグに
対してソケツトが連結され、この連結によつてソ
ケツトの端部に設けられた第2の閉塞バルブが第
1の閉塞バルブをスプリングの偏倚力に抗して軸
方向に偏位させて第1、第2の閉塞バルブが開放
状態となつて連結され、非連結時にはスプリング
の偏倚力により第1、第2の閉塞バルブが閉塞状
態となる流体接手に適用される。
即ちこの考案においてはプラグの先端部が第1
の閉塞バルブの弁座との衝合点よりも外側に延長
されて突出部が形成され、プラグに設けられたプ
ラグに対する平滑用ボールの収容部の外径よりも
突出部の外径が小さく設定されている。さらにこ
の突出部の外周面においてソケツトとの間に気密
用オーリングが設けられている。
この考案の流体接手ではプラグとソケツトの装
着時においては平滑用ボールがプラグの収容部に
固定され第1、第2の閉塞バルブが開放状態とな
つて完全な連結が行われる。このようにこの考案
によるとプラグに対するソケツトの装着及び取り
はずし操作も容易で構造が簡単且つ堅固で高圧流
体の流通及び高引張力に対しても強い連結が実現
可能な流体接手を提供することが可能となる。
以下この考案の流体接手をその実施例に基づき
図面を使用して詳細に説明する。
第1図はこの考案の流体接手のプラグ側の構成
を示す図で、ほぼ外形が円柱状の金属製プラグ1
1の端部には連結口12が設けられ、この連結口
12の内周面には連結螺子13が形成されてい
る。この連結螺子13に対して例えば車両の燃料
供給孔に液化ガスを供給する燃料供給具が取付け
られる。この連結口12と反対側のプラグ11の
端部には取付孔16が形成され、この取付孔16
に例えば金属製の第1の閉塞バルブ14が軸方向
に摺動自在に取付けられ、この第1の閉塞バルブ
14はスプリング15によつて常時は取付孔16
方向に偏倚されている。従つてこの偏倚状態にお
いては第1の閉塞バルブ14は取付孔16を閉塞
した状態となつている。
連結口12と取付孔16とは流路17で連通さ
れ、第1の閉塞バルブ14がスプリング15の偏
倚力に抗して連結口12側に強く押された状態で
はこの流路17を通つて取付孔16側から連結口
12側に流体が流通可能とされる。
プラグ11のほぼ中央部分の外周全面に平滑用
ボールの収容部18が形成される。プラグ11の
先端部は第1の閉塞バルブ14の弁座との衝合点
よりも外側に延長されて突出部20が形成され
る。この突出部20の外径は平滑用ボールの収容
部18の外径よりも小に設定される。
ソケツト本体21は金属製のほぼ外形が円柱状
体の端部に連結口22が設けられ、この連結口2
2の内周面には連結螺子23が形成されている。
この連結螺子23に対して例えば燃料貯蔵庫から
の燃料供給管が取付けられる。この連結口22と
反対側のソケツト本体21の端部には取付孔24
が形成され、この取付孔24に例えば金属製の第
2の閉塞バルブ25が軸方向に摺動自在に取付け
られ、この第2の閉塞バルブ25はスプリング2
6によつて常時は取付孔24方向に偏倚されてい
る。従つてこの偏倚状態においては第2の閉塞バ
ルブ25は取付孔24を閉塞した状態になつてい
る。
連結口22と取付孔24とは流路27で連通さ
れ、第2の閉塞バルブ25がスプリング26の偏
倚力に抗して連結口22側に強く押された状態で
は、この流路27を通つて連結口22側から取付
孔24側に流体が流通可能とされる。ソケツト本
体21には取付孔24部分からその開口部分の半
径が次第に拡大されたテーパー面28が形成さ
れ、その端部は軸方向に延長されて外筒29が形
成される。このテーパー面28に近くソケツト本
体21の内周面にオーリング9を装着するための
凹部10が形成される。
一端部が開放面とされたほぼ円筒状の例えば金
属製の第1の鞘管30の閉塞板にソケツト本体2
1の外径よりも僅かに大きな内径の開口31が形
成される。開口31にソケツト本体21がその連
結口22側から挿入され、この挿入時において第
1の鞘管30とソケツト本体21間にはコイルば
ね32が配設される。第1の鞘管30の開放面側
はその外径が僅かに小さくされ、その端部側の外
周面上にねじ33が刻設される。
一端部が開放面とされたほぼ円筒状の例えば金
属製の第2の鞘管34の閉塞板上に取付孔35が
形成される。この取付孔35部分において第2の
鞘管34と同心状に円環状のボール保持体36が
第2の鞘管34に固定配設される。このボール保
持体36の周面上に複数個のボール保持孔37−
1,37−2……が形成され、このボール保持孔
37−1,37−2……内にボール保持体36の
周面に対して直角に移動可能にボール38−1,
38−2……が装着される。又第2の鞘管34の
開放面側の内周面上にねじ39が刻設される。
第1の鞘管30内にコイルばね32とソケツト
本体21を収容した状態で、第1の鞘管30のね
じ33に対して第2の鞘管34のねじ39を螺合
する。ねじ33と39の螺合によつて第1の鞘管
30に対して第2の鞘管34が固定され、内部に
コイルばね32とソケツト本体21が収容され
る。必要に応じて第1及び第2の鞘管30,34
はビス40−1,40−2……で締め付け固定さ
れる。
第2の鞘管34の取付孔35からプラグ11を
その第1の閉塞バルブ14側から圧入配設する。
この圧入によつて第1の閉塞バルブ14と第2の
閉塞バルブ25とがそれぞれスプリング15及び
26の偏倚力に抗して移動する。この移動によつ
て第1及び第2の閉塞バルブ14,25が開放状
態となり、流路17及び27が連通し、連結口1
2から流路17,27さらに連結口22を通じた
流路が形成され、この流路を流体が通過可能とな
る。
この連結状態においてボール38−1,38−
2……はプラグ11の収容部18内に収容された
位置をとり、プラグ11は第2の鞘管34内で軸
の廻りには回動自在で第2の鞘管34からは抜け
落ちない状態に保持される。ソケツト本体21の
凹部10内には例えばゴム製の気密用のオーリン
グ9が装着されている。又第1、第2の鞘管3
0,34の外側には例えばゴム製の保護カバー
R1がプラグ11の外側には同様に例えばゴム製
の保護カバーR2が取付けられ引火性液体に対す
る保護が行われる。
この流体接手の連結を解除するにはプラグ11
を第2の鞘管34から強く引き抜く方向にプラグ
11に対して力を印加すると、ボール38−1,
38−2……がプラグ11の周面によつて収容部
18から押し出されてボール38−1,38−2
と収容部18との係合が解除される。このために
プラグ11を第2の鞘管34から抜き取ることが
可能となる。プラグ11を第2の鞘管34から引
き抜いて流体接手の連結をはずすと第1の閉塞バ
ルブ14と第2の閉塞バルブ25との係合がはず
れそれぞれスプリング15び26の偏倚力により
移動して、第1及び第2の閉塞バルブは閉塞状態
となる。又修理などのために第1の鞘管30から
第2の鞘管34を取りはずした状態にしても、ボ
ール保持体36は第2の鞘管34に固定されてい
て、ボール38−1,38−2……がボール保持
体36から抜け落ちることがなく、組立てが簡単
に行われる。
一般にこの種の流体接手において流体の流路に
おける流体圧Pと流体接手の連結を解除するため
の引張り力Fとの間には第4図の直線Aに示すよ
うな直線関係が存在する。即ち臨界引張り力F0
を越えて流体接手に外力を印加すると流体圧Pに
無関係に流体接手の連結は解除され、又臨界流体
圧P0以上の流体圧が流体接手の流路の壁面に印
加されると引張り力Fが印加されなくても流体接
手の連結が解除されてしまう。
この考案の流体接手は突出部20に気密用のオ
ーリング9を配設しこのオーリング9により流路
の内部流体の流体圧Pをささえている構造となつ
ている。この突出部20の外径はプラグに対する
平滑用ボールの収容部の外径よりも小さく設定さ
れている。気密用オーリング部分の軸心からの距
離をrとし、気密保持幅をdとすると、気密保持
全面積SはS=2πrdとなる。従つて流体の流路
壁面単位面積当りの流体圧をPuとすると、気密
用オーリング部分の全流体圧PtはPt=Pu2πrdとな
り気密用オーリング部分の軸心からの距離r、即
ち突出部20の内径に比例することになる。
従つて第4図において直線Aで示す突出部20
を形成しない流体接手の構造における臨界流体圧
をP0とすると、この考案においてはこの臨界流
体圧がPsに増加することになる。流体接手の他部
分の構造が同一で臨界引張り力F0は同一である
とすると、この考案の流体接手の関係直線はBの
ようになり、例えば同一の引張り力F1が印加さ
れている状態で耐え得る流体圧がP1からP2に増
大する。
以上詳細に説明したようにこの考案によると高
流体圧と強い引張り力に充分耐えてその連結が極
めて堅固であり、連結解除時には流体の外部噴出
を完全に防止できる流体接手が実現可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の流体接手の実施例のプラグ
側の構成を示す断面図、第2図はこの考案の流体
接手の実施例のソケツト側の構成を示す断面図、
第3図はこの考案の流体接手の実施例の全体の構
成を示す断面図、第4図は流体接手に対する引張
り力Fと流体圧Pとの関係を示す図である。 11:プラグ、14:第1の閉塞バルブ、1
5:スプリング、17:流路、18:収容部、2
1:ソケツト本体、25:第2の閉塞バルブ、2
6:スプリング、27:流路、30:第1の鞘
管、32:コイルばね、34:第2の鞘管、37
−1,37−2……:ボール保持孔、38−1,
38−2……:ボール。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 端部に第1のスプリングにより軸方向に偏倚さ
    れて第1の弁座と衝合する第1の閉塞バルブを有
    するプラグと、このプラグに対して装着され、第
    2のスプリングにより軸方向に偏倚されて第2の
    弁座と衝合する第2の閉塞バルブが端部に設けら
    れ、その第2の閉塞バルブが前記第1の閉塞バル
    ブを前記第1スプリングの偏倚力に抗して前記軸
    方向に偏位させることによつて前記第1、第2の
    閉塞バルブと第1、第2の弁座との間がそれぞれ
    が開放状態となつて前記プラグに連結されるソケ
    ツトとよりなり、 非連結時においては前記第1、第2のスプリン
    グの偏倚力により前記第1、第2の閉塞バルブが
    それぞれ第1、第2の弁座と衝合して閉塞状態と
    され、前記連結状態のプラグをソケツトから引き
    抜く方向に所定値以上の力を印加するとその連結
    状態が解除される流体接手において、 前記プラグの先端部は前記第1の弁座よりも前
    方に突出延長されて突出部とされ、その突出部の
    外径は、前記第1の弁座後方部の筒状部の外径よ
    りも小とされ、前記ソケツトには前記突出部が嵌
    合挿入される部分があり、その部分と突出部の間
    に気密用のオーリングが設けられてなることを特
    徴とする流体接手。
JP1981002018U 1981-01-09 1981-01-09 Expired JPS6337594Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981002018U JPS6337594Y2 (ja) 1981-01-09 1981-01-09

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JP1981002018U JPS6337594Y2 (ja) 1981-01-09 1981-01-09

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Publication Number Publication Date
JPS57115486U JPS57115486U (ja) 1982-07-17
JPS6337594Y2 true JPS6337594Y2 (ja) 1988-10-04

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ID=29800460

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JP1981002018U Expired JPS6337594Y2 (ja) 1981-01-09 1981-01-09

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2010067444A1 (ja) * 2008-12-11 2012-05-17 トヨタ自動車株式会社 ガス充填システム、ガス燃料車両及びガスステーション

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4884018U (ja) * 1972-01-17 1973-10-12
JPS51113816U (ja) * 1975-03-12 1976-09-16
JPS51132824U (ja) * 1975-04-17 1976-10-26

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JPS57115486U (ja) 1982-07-17

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