JPS6336929Y2 - - Google Patents

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JPS6336929Y2
JPS6336929Y2 JP5878083U JP5878083U JPS6336929Y2 JP S6336929 Y2 JPS6336929 Y2 JP S6336929Y2 JP 5878083 U JP5878083 U JP 5878083U JP 5878083 U JP5878083 U JP 5878083U JP S6336929 Y2 JPS6336929 Y2 JP S6336929Y2
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JP
Japan
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glass tube
anode
discharge lamp
flash discharge
metal
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JP5878083U
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JPS59165659U (ja
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  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
  • Discharge Lamp (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は閃光放電灯に関するものである。
最近、カメラにフラツシユ用として閃光放電灯
が組み込まれるようになつてきているが、このよ
うな閃光放電灯としては、カメラの小型化に伴
い、より小型であることが要請されている。
従来のこの種の閃光放電灯においては、例えば
第1図に示すように、陽極2Aと一端に陰極2B
を設けた陰極支持棒21とを、陽極2Aと陰極2
Bとが対向するようガラス管12の両端に位置せ
しめ、ガラス管12の両端を溶融封着することに
より封体1を形成し、陽極2Aおよび陰極支持棒
21の外端にはそれぞれ外部リード棒22A,2
2Bを接続して構成されている。図中3はトリガ
ー電極を構成する透明導電膜である。
しかしながら、このような構成の閃光放電灯に
おいては、封体1の気密性ならびに強度を十分な
ものとするためには封止部にある程度の長さが必
要であり、しかも外部リード棒22A,22Bが
封体1の長さ方向に突出しているため、陽極2A
と陰極2B間の発光部長さlに比して全長Lが相
当大きいものとなり、その結果発光部長さlを必
要な長さに維持しながら全長Lを小さくすること
ができず、結局閃光放電灯の小型化を十分達成す
ることができない。因みに、第1図に示す例にお
いては、閃光放電灯の全長Lは発光部長さlの約
2倍の大きさであり、例えばガラス管12の外径
を3.2mm、内径を2.2mm、発光部長さlを15mmとす
ると全長Lは27〜30mmとなる。
本考案は以上のような事情の下になされたもの
であつて、小型にして比較的発光部長さが大き
く、しかも製造が容易な閃光放電灯を提供するこ
とを目的とし、その特徴とするところは、ガラス
管と、このガラス管の両端部に低融点金属シール
材によつて気密に装着した、前記ガラス管の内周
面に密接する側壁を有する金属キヤツプとを具え
て成り、これらの金属キヤツプの一方には電子放
射性陰極が設けられ、他方がそのまま陽極とされ
る点にある。
以下、図面を参照しながら本考案の一実施例に
ついて説明する。
本考案の一実施例においては、第2図に示すよ
うに、石英ガラスより成るガラス管12の両端部
に、例えばチタンを含有する合金などの低融点金
属シール材14によつて例えばコバール(商品
名)、ニツケル、銅、鉄などより成る金属キヤツ
プ13A,13Bを気密に装着して封体1を構成
せしめる。ここに前記金属キヤツプ13A,13
Bの各々は、第3図および第4図に拡大して示す
ように、ガラス管12の内周面に沿つて隙間のな
い状態で密接して伸びる側壁131Wと、端板1
31Eとより成る突部131を有し、一方の金属
キヤツプ13Bの突部131の端板131Eに
は、例えば電子放射性の焼結体より成る陰極2B
が封体1内に突出するよう設けられ、他方の金属
キヤツプ13Aの突部131においては、その端
板131Eによつて陽極2Aが形成されると共
に、側壁131Eによつて低融点金属シール材1
4が陰極2Bより遮蔽される。
図中132は各金属キヤツプ13A,13Bの
周縁133に一体的に形成された電源に接続され
る接続用舌片であり、3はトリガー電極を構成す
る透明導電膜である。
以上の構成によれば、封体1はガラス管12の
両端部にそれぞれ金属キヤツプ13A,13Bを
低融点金属シール材14によつて気密に装着して
成るため封着に要する部分の長さが小さくなり、
しかもこの金属キヤツプ13A,13Bはリード
を兼ねるために全長Lは金属キヤツプ13Aの外
端と金属キヤツプ13Bの外端との間の長さとな
り、同一の発光部長さlを得る場合において、第
1図に示した構成のものに比して全長Lを大幅に
小さくすることができる。
そのうえ、ガラス管12と陽極2Aを構成する
金属キヤツプ13Aとを接合する低融点金属シー
ル材14が、金属キヤツプ13Aの突部131の
側壁131Wによつて陰極2Bより遮蔽されてい
るため、仮に低融点金属シール材14が遮蔽され
ておらず封体1内に露出しているとすれば発生す
るであろうスパツタ現象、即ち陰極2Bよりの電
子線の照射によつて低融点金属シール材14中の
金属が蒸発して封体1内を汚染する現象を防止す
ることができ、閃光放電灯の機能の低下を招くこ
とがない。
そして、金属キヤツプ13Aの突部131の端
板131Eが陰極2Bよりの電子線を受容して陽
極2Aとしての機能を兼有することから、別個の
陽極部材を設ける必要がないため、かかる陽極部
材を設けるための空間が不要となつてその分だけ
ガラス管12の長さを小さくすることができるの
で全長Lをさらに小さくすることができると共
に、陽極部材を設けるための工程が不要となり製
造が容易でありコストが低い。しかも、陽極2A
は電極面の面積が大きいので電流密度が小さく、
さらに陽極2Aを構成する金属キヤツプ13Aが
露出しているので熱放散が良好であるので、陽極
2Aの材料として通常使用されるタングステンな
どの高融点金属のみならず、ニツケル、コバル
ト、鉄など多種のものを使用することができるた
め製造上有利である。
金属キヤツプ13A,13Bの周縁133と突
部131の側壁131Wとによつてガラス管12
の端部を安定に挟持できるので組立てが容易であ
り、しかも機械的強度が大きい。
ガラス管12と金属キヤツプ13A,13Bと
を低融点金属シール材14によつて接合している
のでガラス管12を溶融成形する必要がなく、そ
のため成形加工の困難な石英ガラスを用いること
が可能である。その結果、ガラス管12の材質と
して一般的なホウケイ酸ガラスを用いた場合より
もさらに大きいエネルギーを有するアーク放電に
耐えることができるようになるため、放電電流の
大きさを一定とすれば発光部長さlをさらに小さ
くすることができ、全長Lを一層小さくすること
ができる。因みに、この実施例における閃光放電
灯の全長Lは第1図に示した従来の閃光放電灯の
全長Lの約半分である。
以上のように、本考案閃光放電灯は、ガラス管
と、このガラス管の両端部に低融点金属シール材
によつて気密に装着した、前記ガラス管の内周面
に密接する側壁を有する金属キヤツプとを具えて
成り、これらの金属キヤツプの一方には電子放射
性陰極が設けられ、他方がそのまま陽極とされる
ことを特徴とする構成であり、小型にして比較的
発光部長さの大きく、しかも製造の容易な閃光放
電灯を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の閃光放電灯を示す説明用従断正
面図、第2図は本考案閃光放電灯を示す説明用縦
断正面図、第3図および第4図はそれぞれ本考案
閃光放電灯の金属キヤツプを示す拡大正面図、拡
大縦断側面図(−線)である。 1……封体、12……ガラス管、13A,13
B……金属キヤツプ、131……突部、131W
……側壁、131E……端板、132……接続用
舌片、14……低融点金属シール材、2A……陽
極、2B……陰極、3……透明導電膜。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガラス管と、このガラス管の両端部に低融点金
    属シール材によつて気密に装着した、前記ガラス
    管の内周面に密接する側壁を有する金属キヤツプ
    とを具えて成り、これらの金属キヤツプの一方に
    は電子放射性陰極が設けられ、他方がそのまま陽
    極とされることを特徴とする閃光放電灯。
JP5878083U 1983-04-21 1983-04-21 閃光放電灯 Granted JPS59165659U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5878083U JPS59165659U (ja) 1983-04-21 1983-04-21 閃光放電灯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5878083U JPS59165659U (ja) 1983-04-21 1983-04-21 閃光放電灯

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59165659U JPS59165659U (ja) 1984-11-06
JPS6336929Y2 true JPS6336929Y2 (ja) 1988-09-29

Family

ID=30189054

Family Applications (1)

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JP5878083U Granted JPS59165659U (ja) 1983-04-21 1983-04-21 閃光放電灯

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JP (1) JPS59165659U (ja)

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JPS59165659U (ja) 1984-11-06

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