JPS633660Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS633660Y2 JPS633660Y2 JP13025883U JP13025883U JPS633660Y2 JP S633660 Y2 JPS633660 Y2 JP S633660Y2 JP 13025883 U JP13025883 U JP 13025883U JP 13025883 U JP13025883 U JP 13025883U JP S633660 Y2 JPS633660 Y2 JP S633660Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- swing
- crank
- vertical
- crank pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 5
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は並列する複数本の針の手前側でスプ
レツダーを往復動させて上飾り糸を振り、これを
各針によつて被縫製物上に蛇行させた状態で縫付
けるミシンにおいて使用される上記スプレツダー
を備えたミシンの上飾り機構に関する。
レツダーを往復動させて上飾り糸を振り、これを
各針によつて被縫製物上に蛇行させた状態で縫付
けるミシンにおいて使用される上記スプレツダー
を備えたミシンの上飾り機構に関する。
上飾り糸を振るスプレツダーは右針と左針との
間の針巾や上飾り糸の種類に応じてその揺動量を
調節する必要があり、そのための機構として従来
上軸に固定の偏心カムと、該カムに一端を固定さ
せたロツドと、揺動軸に固定され、上記ロツド他
端に連結されるクランクとよりなり、上軸に連動
して揺動軸を揺動させるリンク機構中において、
ロツドのクランクへの連結位置が調節可能に連結
されるものや偏心カムが二重カムにされ、その一
方の取付位置が調整できるようになつているもの
或いは米国特許第2996023号のように、上軸に連
動して揺動するアームより突設するピンを連設さ
れるブツシユの一方に摺動かつ回動可能に嵌合す
る円筒体に摺動可能に嵌挿し、ブツシユの他方を
揺動軸に一体形成される偏心ピンに取付位置を調
整可能に固着したものなどが知られているが、い
づれによる場合も揺動量を調節するため取付位置
を変えると、スプレツダーが動き、前二者による
場合には上下に運動する針と揺動するスプレツダ
ーとのタイミングが変化する難点があり、また後
者の米国特許第2996023号による場合にはスプレ
ツダーの揺動範囲を別に調節する必要が生じ、こ
れによりタイミングの変化を生じないようにする
ことができるが、揺動量を調節するのに揺動範囲
の調節も併せて行わなければならないのはきわめ
て面倒である。
間の針巾や上飾り糸の種類に応じてその揺動量を
調節する必要があり、そのための機構として従来
上軸に固定の偏心カムと、該カムに一端を固定さ
せたロツドと、揺動軸に固定され、上記ロツド他
端に連結されるクランクとよりなり、上軸に連動
して揺動軸を揺動させるリンク機構中において、
ロツドのクランクへの連結位置が調節可能に連結
されるものや偏心カムが二重カムにされ、その一
方の取付位置が調整できるようになつているもの
或いは米国特許第2996023号のように、上軸に連
動して揺動するアームより突設するピンを連設さ
れるブツシユの一方に摺動かつ回動可能に嵌合す
る円筒体に摺動可能に嵌挿し、ブツシユの他方を
揺動軸に一体形成される偏心ピンに取付位置を調
整可能に固着したものなどが知られているが、い
づれによる場合も揺動量を調節するため取付位置
を変えると、スプレツダーが動き、前二者による
場合には上下に運動する針と揺動するスプレツダ
ーとのタイミングが変化する難点があり、また後
者の米国特許第2996023号による場合にはスプレ
ツダーの揺動範囲を別に調節する必要が生じ、こ
れによりタイミングの変化を生じないようにする
ことができるが、揺動量を調節するのに揺動範囲
の調節も併せて行わなければならないのはきわめ
て面倒である。
この考案は上記欠点を解消したミシンの上飾り
機構、すなわち揺動量を調節してもスプレツダー
が動かず、したがつて針とのタイミングが狂つた
り、揺動範囲を調整する必要を生じないミシンの
上飾り機構を得ることを目的とする。
機構、すなわち揺動量を調節してもスプレツダー
が動かず、したがつて針とのタイミングが狂つた
り、揺動範囲を調整する必要を生じないミシンの
上飾り機構を得ることを目的とする。
以下本考案の実施例を図面によつて説明する
と、上軸1に並設される揺動軸2は、上軸1と偏
心カム、ロツド3及びレバー4を介して連結さ
れ、上軸1を駆動源として揺動されるようになつ
ており、軸端には振り腕5が固着され、振り腕下
側部に穿設され、揺動する振り腕5が揺動開始の
基準位置A(第3図参照)にあるとき鉛直方向を
向く縦溝6にピン7の一側の螺子部を通し、所定
位置でナツト8によりカラー9とともに振り腕下
側部を締め付けて固定されるようにしている。
と、上軸1に並設される揺動軸2は、上軸1と偏
心カム、ロツド3及びレバー4を介して連結さ
れ、上軸1を駆動源として揺動されるようになつ
ており、軸端には振り腕5が固着され、振り腕下
側部に穿設され、揺動する振り腕5が揺動開始の
基準位置A(第3図参照)にあるとき鉛直方向を
向く縦溝6にピン7の一側の螺子部を通し、所定
位置でナツト8によりカラー9とともに振り腕下
側部を締め付けて固定されるようにしている。
フレームに回動可能に軸支される縦軸11には
フレームより突出する下端部に抱き締め金具12
が固着され、スプレツダー13が摺動かつ回動可
能に取付けられるようになつており、上端のクラ
ンク14には中空状のクランクピン15が穿設さ
れ、該クランクピン内に摺動かつ回動可能に嵌挿
されるピン16に上記ピン7の他側がクランクピ
ン15の縦方向に穿設され、長さ及び巾が上記縦
溝6よりも大きな開口部17を通して摺動可能に
嵌挿される。しかして上軸1に連動して揺動軸2
が揺動し、振り腕5が揺動すると、ピン16のク
ランクピン15に対する摺動とピン7のピン16
に対する摺動を保つて縦軸11が揺動し、スプレ
ツダー13を既知のように上針18手前で往復動
させる。
フレームより突出する下端部に抱き締め金具12
が固着され、スプレツダー13が摺動かつ回動可
能に取付けられるようになつており、上端のクラ
ンク14には中空状のクランクピン15が穿設さ
れ、該クランクピン内に摺動かつ回動可能に嵌挿
されるピン16に上記ピン7の他側がクランクピ
ン15の縦方向に穿設され、長さ及び巾が上記縦
溝6よりも大きな開口部17を通して摺動可能に
嵌挿される。しかして上軸1に連動して揺動軸2
が揺動し、振り腕5が揺動すると、ピン16のク
ランクピン15に対する摺動とピン7のピン16
に対する摺動を保つて縦軸11が揺動し、スプレ
ツダー13を既知のように上針18手前で往復動
させる。
スプレツダー13の揺動量を調整する必要のあ
る場合、振り腕5を揺動開始の基準位置Aに位置
させて縦溝6を鉛直方向に向けたのち、ナツト8
を弛めてピン7の取付位置を縦溝6に沿つて変え
ピン7の揺動半径、すなわち、ピンの揺動量を変
えることによつて行う。この際縦溝6は第3図に
示すようにその全てが開口部17に連通し、しか
も鉛直方向に向いているため縦溝6に沿つて移動
する際ピンは鉛直方向にのみ変位し、横方向には
変位しない。したがつてピン7の取付位置の調整
中、スプレツダーは上記基準位置Aに静止した
まゝで変位せず、基準位置Aよりの揺動量θが調
整される。
る場合、振り腕5を揺動開始の基準位置Aに位置
させて縦溝6を鉛直方向に向けたのち、ナツト8
を弛めてピン7の取付位置を縦溝6に沿つて変え
ピン7の揺動半径、すなわち、ピンの揺動量を変
えることによつて行う。この際縦溝6は第3図に
示すようにその全てが開口部17に連通し、しか
も鉛直方向に向いているため縦溝6に沿つて移動
する際ピンは鉛直方向にのみ変位し、横方向には
変位しない。したがつてピン7の取付位置の調整
中、スプレツダーは上記基準位置Aに静止した
まゝで変位せず、基準位置Aよりの揺動量θが調
整される。
この考案の上飾り機構は以上のように構成さ
れ、揺動開始の基準位置でスプレツダーの揺動量
を調整してもスプレツダーは動かず、そのため従
前のもののように針とのタイミングが狂つたり、
揺動範囲がずれることがない。
れ、揺動開始の基準位置でスプレツダーの揺動量
を調整してもスプレツダーは動かず、そのため従
前のもののように針とのタイミングが狂つたり、
揺動範囲がずれることがない。
第1図は本考案に係る上飾り機構を備えたミシ
ンの斜視図、第2図は上飾り機構の分解斜視図、
第3図は要部機構の動きを示す説明図である。 1……上軸、2……揺動軸、5……振り腕、6
……縦溝、7……ピン、8……ナツト、9……カ
ラー、11……縦軸、13……スプレツダー、1
4……クランク、15……クランクピン、16…
…ピン、17……開口部。
ンの斜視図、第2図は上飾り機構の分解斜視図、
第3図は要部機構の動きを示す説明図である。 1……上軸、2……揺動軸、5……振り腕、6
……縦溝、7……ピン、8……ナツト、9……カ
ラー、11……縦軸、13……スプレツダー、1
4……クランク、15……クランクピン、16…
…ピン、17……開口部。
Claims (1)
- 上軸1に連動して垂直面内で揺動する振り腕5
と、振腕下側部に穿設される縦溝6に摺動可能に
嵌挿され、止具8により所望位置で固定される第
一のピン7と、フレームに回動可能に軸支される
縦軸11と、縦軸11の下側部に取付けられるス
プレツダー13と、縦軸と一体のクランク14よ
り突出する中空状のクランクピン15と、該クラ
ンクピン内に回動かつ摺動可能に嵌挿される第二
のピン16と、クランクピン15に穿設され、巾
及び長さが上記縦溝6よりも大きな開口部17を
有し、第一のピン7が開口部17を通して第二の
ピン16に摺動可能に嵌挿されるミシンの上飾り
機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13025883U JPS6036875U (ja) | 1983-08-22 | 1983-08-22 | ミシンの上飾り機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13025883U JPS6036875U (ja) | 1983-08-22 | 1983-08-22 | ミシンの上飾り機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6036875U JPS6036875U (ja) | 1985-03-14 |
JPS633660Y2 true JPS633660Y2 (ja) | 1988-01-29 |
Family
ID=30294872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13025883U Granted JPS6036875U (ja) | 1983-08-22 | 1983-08-22 | ミシンの上飾り機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6036875U (ja) |
-
1983
- 1983-08-22 JP JP13025883U patent/JPS6036875U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6036875U (ja) | 1985-03-14 |
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