JPS6335439A - 移動安定性のガラス集束用のり剤組成物 - Google Patents

移動安定性のガラス集束用のり剤組成物

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JPS6335439A
JPS6335439A JP62189056A JP18905687A JPS6335439A JP S6335439 A JPS6335439 A JP S6335439A JP 62189056 A JP62189056 A JP 62189056A JP 18905687 A JP18905687 A JP 18905687A JP S6335439 A JPS6335439 A JP S6335439A
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C25/00Surface treatment of fibres or filaments made from glass, minerals or slags
    • C03C25/10Coating
    • C03C25/24Coatings containing organic materials
    • C03C25/26Macromolecular compounds or prepolymers
    • C03C25/32Macromolecular compounds or prepolymers obtained otherwise than by reactions involving only carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C03C25/321Starch; Starch derivatives

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はガラス繊維を製造する方法および特に連続した
フィラメントガラス繊維をストランドに集束する為にの
り剤を適用することに関する。
ガラス繊維は溶融したガラス組成物を小さいオレフィス
にまたは加熱された白金ブラシ装置中のチップに通して
流動させるかまたは引っ張る。個々のガラス−フィラメ
ントをのり剤浴に通し、ストランドに集束し、次いで高
速回転集束管に巻き取る。のり剤はフィラメントに塗布
され、該フィラメントを互いに結合させ、巻き取りおよ
び解く間にストランドの保全状態を維持し並びに最終的
加工を容易にする。その後に集束管のストランドを乾燥
する為に炉に置くかまたはストランドの湿分含有量を減
らす為に空気乾燥することができる。
ガラス集束用のり剤として用いられてきた沢山の種類の
組成物がある。代表的なノリは、種々の変性−または未
変性澱粉および油類の水性分散物より成る。次の各特許
はか\る組成物を目指している: 米国特許第3,227.192号明細書は、約50〜6
0χあアミロース含有量の高アミロース澱粉成分および
約20〜30χのアミロース含有量の低アミロース澱粉
成分を互いにほり等しい割合で含有するアミロース澱粉
混合物を含有する水性集束用のり剤が開示されている。
米国特許第3,167.468号明細書には、澱粉と第
三−または第四−アミンとの反応生成物である澱粉エー
テルまたは一エステルを含有する水性集束用組成物が開
示されている。
米国特許第3,48L771号明細書には、抑制された
(架橋した)または抑制されていない澱粉エーテル−ま
たは−エステル誘導体を使用している低い金属イオン含
有量の集束用のり割水性分散物が開示されている。挙げ
られた適用可能な澱粉エステルの中にはアセテート類、
プロピオナート類、ブチラード類、ラウレート類、ステ
アレートutおよびオレエート類がある。挙げられた適
する架橋剤は脂肪族ジハロゲン化物、エーテル形成性エ
ポキシハロゲン化化合物(即ち、エピクロルヒドリン)
、多官能性薬品(即ち、塩化ホスホリル、酸無水物混合
物および無水コハク酸がある。
米国特許第3,615.311号明細書には、カチオン
系澱粉エーテルまたは一エステルおよび特に高度にアミ
ロース状態にある非誘導澱粉を含有する集束用のり剤が
開示されている。
米国特許第3.664,855号明細書および同第3゜
793、065号明細書では、ガラス集束用のり剤組成
物において置換または無置換の単環の炭化水素5または
6M環の澱粉エーテルおよび一エステルが用いられてい
る。
米国特許第3.928.666号明細書ではガラス集束
用のり剤組成物において、炭素原子数4〜6のイソアル
カノイック酸の澱粉エステルが用いられている。
米国特許第4,166.872号明細書は、特に高アミ
ロース−コーン−ハイブリッドから得られる膨張してい
が破裂していない部分的に煮込んだ澱粉顆粒の成分を含
有する移動安定性集束用のり剤を教示している。
米国特許第4.168,345号明細書は、低い粘度の
変性澱粉およびアクリル系重合体フィルム形成剤の両方
を含有しているガラス形成用のり剤組成物を教示されて
いる。有用な澱粉は、エーテル化、エステル化、カチオ
ン化または酸性加水分解を含む処理によって変性される
上述の沢山の特許によって扱われている問題の一つは、
集束用管に巻きつける間にストランドに現れる現象であ
るのり剤の移動の問題である。ストランドを乾燥する時
、水が集束用管の内部から外に移動し、のり剤の若干の
澱粉および油を一緒に運搬する。繊維への澱粉の不均一
な付着が子ワラの後続の加工時に沢山の問題を引き起こ
す。子ワラを色々な工程の間に巻きつけたりおよび解い
たりしている時に、ストランドの緊張を比較的に一定に
保持するべきである。
一様でないのり剤の分布によって引き起こされる不均一
な緊張は、ストランドの個々のガラス−フィラメントを
バラバラにすることに成り、結果として加工装置を動か
なくし得る毛羽だったストランドをもたらす。更に、加
工の後の繊維の熱処理、特にのり剤の固体を揮発させる
為に約650°Cの温度で行う熱処理が、のり剤除去に
ムラがあり不満足な結果をもたらす。熱的な脱のり剤処
理の後の残留物は加工されたものの誘電的性質を変える
しまた縞むらまたは局所的変色を生じさせる。
高速で加工される繊維の能力を含めてのり付けしたガラ
ス繊維の取扱特性は、ガラス−ストランドの保全性にあ
る。優れた保全状態のガラス−ストランドは、バラけた
フィラメントの数が最小限であり、集束の巻きつけおよ
び捩じり加工工程の後の主要なストランドから分離する
フィラントが最小限である。良好なストランド保全性を
有するガラス−ストランドを製造する為には、良好な造
膜特性を持つのり剤調製物を用いるのが有利である。ガ
ラス用のり剤調製物中に非イオン系油が多量に含有され
ていることが、集束操作の間を滑らかにする為に重要で
あるが、澱粉のり剤の造膜性に有害な作用を示すことは
公知である。例えばガラス繊維を経済的に製造する為に
澱粉フィルムの保全が一船に断念されている。
ガラス製造工業は最小限ののり剤移動およびストランド
の保全性の改善を示すのり剤ガラス繊維を提供する手段
がなお探究されている。
それ故に、集束時にガラス繊維に適用することができそ
して乾燥時に固体状のり剤の移動が最小限である水性の
り剤を提供することが必要とされている。また、良好な
ガラス−ストランドの保全性を提供するガラス集束用水
性のり剤が必要とされている。
上記の何れの引例も本発明のガラス集束用のり剤組成物
を開示または示唆するものはない。
本発明は、aH〜12重量%の式 %式% 〔式中、Rはジメチレンまたはトリメチレンであり、R
”は炭素原子数8〜18のアルキル基またはアルケニル
基でありそしてAは水素原子または一価のカチオンであ
る。〕 で表される辛酸エステル澱粉誘導体、 b) 0.5〜8重量%の非イオン系油、c) 0.0
5〜2重量%の乳化剤およびd) 0〜2重量%のカチ
オン系潤滑剤より成る水性分散物より成ることを特徴と
する、ガラス集束用のり剤組成物に関する。
本発明はまた、上記組成物を繊維に適用して集束するこ
とより成るガラス繊維ののり付は方法に関する。
本発明で有利に用いられる澱粉誘導体は、炭素原子数8
〜18のアルケニル基で置換された無水コハク酸にてエ
ステル化された約50〜702のアミロース含有量の高
アミロース−コーン澱粉ベースのものである。
のり剤用組成物において上記澱粉誘導体を用いることに
よって、該組成物でのり付けして集束したガラス繊維は
改善された移動安定性および/または改善されたガラス
−ストランド保全性を示す。
本発明において有用な澱粉土酸エステルは弐〇COO−
A″″ 澱粉−0−C−R−R’ 〔式中、Rはジメチレンまたはトリメチレンであり、R
”は炭素原子数8〜18のアルキル基またはアルケニル
基でありそしてAは水素原子または一価のカチオン、例
えばナトリウムまたはカリウムである。]で表すことが
できる。ガラス集束用のり剤組成物において本発明の特
別な半エステルを用いることによって、移動安定性およ
び/またはフィルム保全性における改善が炭素原子数8
〜18のアルキル−またはアルケニル−辛酸エステル置
換基を有さない同じ澱粉ベースを用いるガラス集束用の
り剤組成物に比較してもたらされることを見い出した。
炭素原子数8〜18の置換基はいくつかの分岐を有して
いてもよいが、直線状炭化水素鎖が特に有利である。特
に有利な澱粉誘導体は上記の式においてRがジメチレン
でありそしてR゛が炭素原子数8〜18のアルキル−ま
たはアルケニル基であるものである。
土酸エステルの製造で用いることのできる適する澱粉ベ
ースには、ガラス集束用のり剤調製物において一般的に
用いられるもの、例えばコーン、高アミロース−コーン
、ポテト、小麦、サゴ、米、タピオカおよびアロールー
トがある。
米国特許第4.166.872号明細書(前出)に記載
されているように、移動安定性のガラス集束用のり剤は
、特別に煮込まれた澱粉を調製物において用いると、大
部分の澱粉が膨張し且つ破裂していない顆粒状態で存在
している。破裂していない顆粒は巻き付けられたガラス
フィラメント相互間の距離より大きくそしてその顆粒と
して溶解澱粉の移動を乾燥の間妨害する助けをする。こ
の理由の為に、澱粉ベースとして約50〜70χのアミ
ロース含有量の煮込安定性の高アミロース−コーン澱粉
または集束および通用温度に対する若干の熱抵抗のある
澱粉顆粒を提供する為に慣用の技術によって抑制された
(架橋された)澱粉ベースを用いるのが有利である。
有用な架橋剤には例えばエピクロルヒドリンおよび塩化
ホスホリルがある。
また澱粉ベースは通例の酸、酵素または酸化処理によっ
て僅かに変性されているのが有利であり得る。僅かな変
性が改善された移動安定性の有る澱粉含有のり剤を提供
するが、一方多すぎる変性は移動に不利な影響を及ぼす
。適する量の抑制剤および変性剤は澱粉ベースおよびの
り剤調製剤に依存して変化し、当業者によって容易に決
めることができる。
手酌澱粉を製造する為の適当な種類の反応剤には、置換
された環状ジカルボン酸無水物、例えば米国特許第2,
661,349号明細書に記載されている次の構造式で
表されるもの: 〔式中、Rはジメチレンまたはトリメチレンでありそし
てR’は炭素原子数8〜18のアルキル基またはアルケ
ニル基である。〕 が含まれる。上記の構造式に当たる置換された環状ジカ
ルボン酸無水物は置換無水コハク酸および置換無水グル
タル酸がある。また酸無水物環を形成するジカルボン酸
の塩化物も置換ジカルボン酸の一つである。澱粉分子の
遊離カルボキシル基はジカルボン酸の一つだけのカルボ
キシル基のエステル化で得られる。
澱粉のエステル化反応は当業者に知られておりそして文
献で報告されている沢山の技術、例えば水性反応媒体、
有機溶媒または乾燥加熱反応技術によって行うことがで
きる。か\る技術の考察はR,L、 Wistler、
 Methods in Carbohyd−rate
 Chemistry、第■巻、1964、第279〜
311頁;  R,L、 Wistler等、5tar
ch: Chemistryand Technolo
gy、第二版、1984、第311〜366頁およびR
,DavidsonおよびN、 Sittig、 Wa
ter−3oluble l?esins、第二版、1
968、第2章に在る。
環状ジカルボン酸無水物反応剤を用いた場合には、澱粉
を一般に7より低くなり11より高くないpH値でアル
カリ水性媒体中で反応剤にて処理するのが有利である。
これは澱粉を水に懸濁させ、それに(澱粉の添加前また
は後で)充分な塩基、例えばアルカリ金属水酸化物、ア
ルカリ土類金属水酸化物、四級アンモニウム水酸化物ま
たはこれらの類似物を添加して混合物を反応の間アルカ
リ状態に維持することによって行うことができる。次い
で反応剤の必要量を添加し、所望の反応が完結するまで
撹拌を継続する。
反応速度を早める為にもし必要ならば熱を掛けてもよい
。しかしながら熱を掛ける場合には、約45°Cより低
い温度を維持するべきである。好ましい方法では、アル
カリ反応剤および無水物反応剤を澱粉懸濁液に同時に添
加し、これらの各側の流速を調整して懸濁液のpl+を
好ましくは8〜11に維持する。
本発明で用いるある種の置換環状ジカルボン酸無水物(
即ち、炭素原子数10以上の置換基を持つもの)の疎水
性が冑まるので、か〜る反応剤を澱粉と僅かな量でのみ
標準的水性反応において反応させる。澱粉の反応効率を
改善する為には、澱粉を疎水性反応剤と標準的水性条件
の下で少なくとも5χの、好ましくは7〜15χ(反応
剤の重量を基準とする)の相転化剤の存在下に反応させ
る。適する相転化剤には有機系四級塩(トリオクチルメ
チル−アンモニウム−クロライドおよびトリカプリルメ
チル−アンモニウム−クロライド)、第三アミン類およ
びポリアルキレンオキサイドエーテル類または一エステ
ル類がある。
反応剤の割合は選択される個々の反応剤□これらは当然
に反応性および反応効率において異なるので−および所
望の置換度にて変化する。それ故に、のり付けにおける
本質的改善は、澱粉の重量を基準として2χの反応剤を
用いて製造された澱粉誘導体を用いることによって達成
される。好ましい処理水準は約2〜10χの反応剤を用
いたものである。
本発明の水性のり剤組成物は一般には約2〜20重量%
の固形分含有量を有し、辛酸エステル澱粉誘導体がのり
剤組成の全量の約1〜12X、好ましくは2〜6χの範
囲の量で存在している。
のり剤組成物が特に約2〜10χの固形分含有量で含ま
れるのが有利である。全固形分含有量は、のり割分散物
の粘度がガラス繊維に適用し得る□40〜50℃で10
0センチポイズを超えないm−水準であるべきである。
繊維用のり剤組成物で有用な非イオン系油は植物油、動
物油または鉱油から選択することができ、流動性を低下
させる為に水素化されているものが有利である。か−る
油は脂肪トリグリセリド類、例えば水素化大豆油、水素
化コーン油、グリセロールトリステアレート、水素化グ
リセロールトリオレエート等が好ましい。この油は一般
に組成物全量の約0.5〜8.0χの範囲の量でのり剤
調製物中に存在しており、澱粉濃縮物全量を基準として
として25〜75χの範囲の量で用いるのが特に有利で
ある。
またのり剤組成物は好ましくは乳化剤を含有しており、
−iにのり剤組成物の全体量を基準としてとして約0.
05〜2.0χの範囲の量で存在している。約3〜16
のIILB−値が最も適しており、ポリオキジアルキレ
ンツルビクンが有利である。
か−る乳化剤は市販されており、ソルビタン−モノオレ
エートのポリエチレン誘導体であるトイーン(TWEE
N :商標)81(製造元: ICI America
s。
Inc、)がこれに属する。また、ローム・アンド・ハ
ス(Rohm and Haas)社から入手されるト
リトン(TRITON:商標)乳化剤□アルキル置換フ
ェノール類のポリオキシエチレン誘導体□が本発明では
有用である。
のり付けした繊維を乾燥する前に主として潤滑剤として
役立つ業界で用いられるカチオン系ガラス繊維用潤滑剤
も場合によっては本発明の組成物中にのり剤組成物を基
準として約2χより少ない量で用いることができる。適
する潤滑剤には例えばアルキル−イミダゾ−リン誘導体
(即ち、テトラエチレン−ペンタミンとステアリン酸と
の反応生成物)および第四ピリジニウム化合物がある。
他の通例に用いられるガラス集束用のり割部加物には、
例えば固体状の油質物質、例えばワックス、脂肪または
適用温度で流動性のないゲル化した油;第二番目の造膜
剤、例えばゼラチン、ポリビニルアルコールおよびポリ
アクリレート類; シラン結合剤;かび止め剤;および
殺真薗剤も本発明の組成物中に通例の贋で用いることが
できる。
本発明ののり剤組成物は通例の方法で製造しそしてガラ
ス繊維の集束に適用できる。澱粉誘導体の水性懸濁液は
、膨潤した破裂していない顆粒状態の澱粉の量(少なく
とも2oz、好ましくは少なくとも50χ)を維持する
のと同時に澱粉の一部分をゲル化させる期間の為に煮込
むのが有利である。その後に非イオン系油のエマルジゴ
ンを位澱粉スラリーに、−iに適用前にあらゆるのり剤
用添加成分と一緒に添加する。のり付は剤組成物は高温
のもとて(一般に55〜65”C)適当な適用方法、例
えばパッダーまたはロール装置、浸漬式装置またはスプ
レー弐手段またはジェット式手段を含めたアブロン(a
pronLタイプのアプリケーターまたは他の通例の手
段−これらは当業者が周知のものである□を用いること
によって適用する。
以下の実施例において、全ての部およびχは重量に関し
そして全ての温度は°Cである。
ここでのり剤の移動性は以下の試験方法に従って定量的
に評価した。
この方法においては、1c++当たり56 X 41の
末端本数(1寥′当たり22 X 16の末端本数)の
ファイバーグラス繊物構造の21ctrr X 45c
mの切れ端を60”C(140°F)でのり割分散物に
浸漬させ、次いで30回転/分で20の圧縮目盛にて絞
り出す為に実験室用パッド〔サウス・カロライナ州のロ
ック・ヒル(Rock Hill)のL&−マシン・ワ
ーカーズ(L&W Machine Works)によ
って製造されたもの〕に通す。次にのり付けしたファイ
バー・グラスで4cmの直径のガラス製シリンダーを包
み、水平の状態に置きそして16時間空気乾燥する。
乾燥した繊物をその後に9cm X 9cmの15個の
正方形に切断する。これらの各サンプルを、1時間の間
649°C(1,200°F)の温度に委ね、その後に
得られる繊物を消失したのり剤の量を測定する為に秤量
する。のり剤の移動定数は、最も内側に巻きつけられた
末端からの繊物の位置と揮発されるのり剤の重量とが直
線的に表される傾斜であり、これを測定する。この係数
は次の弐によって計算される: (UX)” 〔式中、旨は移動定数であり、Xは内部末端からの距離
であり、Yは揮発したのり剤の重量であり、OXはXの
標準偏差でありそしてnはサンプルの数である。〕 より低い移動がより高い移動係数値をもたらす。
一連の類似ののり剤調製物のフィルム保全性の傾向を観
察する為に、各のり剤のフィルムを20ミルのバード(
Bird)・アプリケータにてガラス製板上でカスチン
グ集束する。これらのフィルムを空気乾燥し、次いで造
膜性について互いに定量的に比較する。のり剤が造膜性
を示さなイ場合には、0の評点を与える。あるフィルム
形成安定性を示すサンプルは、より高い評点がより良好
な造膜性を示す関係において1〜10の評点を与える。
尖籐炭」 この実施例は本発明において有用な生酔澱粉コハク酸塩
誘導体を製造する為の実験室操作を実証している。この
澱粉ベースは従来技術のガラス集束用のり剤において用
いられている。
約50χのアミロース含有量の高アミロース−コーン澱
粉(サンプルA)約100部を室温で150部の水中に
懸濁させる。この懸濁液のpHを水酸化ナトリウム希釈
液(3χ)を添加することによって7.5に調整する。
全部で3部のオクテニル無水物コハク酸(O3AA)反
応剤を、pHが水酸化ナトリウム希釈液の配量供給によ
って7.5に維持されている撹拌下の澱粉懸濁液にゆっ
くり添加する。反応が完結した後にpHを希塩酸で約5
.5に調整する(3:1)。その後に澱粉(サンプルB
)を濾過によって回収し、水で三回洗浄しそして空気乾
燥する。上記の代表的方法で製造された澱粉は約4.3
χのカルボキシル基含有層を有している。
皇旌五」 流動性の高アミロース澱粉は次の方法によって03AA
との反応によって製造する:約50χのアミロース含有
量の高アミロース−コーン澱粉約100部を約150部
の水に懸濁させ、次いで1部の試薬品質の濃塩酸(37
χ)を添加する。懸濁液の温度を52’C(125°F
)に上昇させ、この混合物を16時間の一定の撹拌下に
反応させる。その後に加水分解した澱粉懸濁液のpHを
炭酸ナトリウムにて4.5に調整する。室温に冷却した
後に澱粉懸濁液を7.5のpHに調整しそして実施例1
における如く3部の0SAAと反応させる。
その後にサンプルCを回収する。
裏血医」 サンプルDを、3部の塩酸を用いて38の塩酸カルシウ
ム水流動度を持つ更に変性された生成物を得ることを除
いて実施例2における如く製造する。流動度の測定は、
100gの20χ濃度塩化カルシウム溶液を100gの
水の替わりに用いそしてステンレス製コツプを銅製コツ
プの替わりに用いることを除いて、米国特許第4,22
8.199号明細書に説明されている方法によって測定
する。
裏旌拠」 ガラス集束用のり剤組成物において用いられて来た酸変
性されそして抑制されたポテト澱粉(サンプルE)を実
施例1の方法によて3χの08AAにて誘導する。回収
される生成物をサンプルFと称する。
実1■引玉 約50χのアミロース含有量の非加水分解高アミロース
−コーン澱粉を、0.007部(澱粉固形分含有量を基
準として)のトリカプリル−メチルアンモニウム−クロ
ライド相転移剤の存在下に8のpHにて2χのテトラデ
セニル−i水コハク酸(TDSAA)と実施例1に記載
されている如く反応させる。濾過によってサンプルGを
回収する。
サンプルHを10χのTDSAAを用いて上記の如く製
造する。
災施■」 この実施例は、本発明の生酔澱粉エステルを用いるのり
剤によって示されるフィルム保全性の改善を実証してい
る。
以下の成分を用いる: 澱粉サンプル         3.4部部分加水分解
された大豆油   1.7部トイーン(Tween)8
1        0.2部水           
        94.7部集束用のり剤組成物を以下
の如く製造する22部の蒸留水および乳化剤を60°C
(140°F)に加熱する。次いでこの混合物に室温で
大豆油を添加する。エマルジョンをワーリング・ブレン
ダー(Waring blender)を用いて製造す
る。
別の容器で澱粉および71.8部の蒸留水を懸濁液にす
る。この懸濁液を次いで、圧力釜に移す前に沸騰するウ
ォーターバスに10分間入れて置き、次いで108°C
で30分間22.2N(5ボンド)の圧力の下で煮込む
。僅かに撹拌(100回転/分)しなから襟込んだ分散
物を20倍の冷たい蒸留水で希釈しそして60°C(1
40″F)に冷却する。その後に大豆油エマルジョンを
添加する。
のり剤調製物を5分間混合し、上述のファイバー・グラ
ス繊物の切れ端に塗布する。サンプルの移動性の結果お
よびフィルム保全性の評価を第1表に示す。
C1°tHcl、3χ0SAA  9  0.17D3
χHCffi、3χ0SAA  4  0.38本高ア
ミロース(〜50χ)コーン澱粉結果は、C8−アルケ
ニル−コハク酸塩置換基を持つ澱粉サンプルBおよび同
じ置換基を持つ流動性澱粉サンプルCが移動性が一定の
ままであるのにブランク試験よりもフィルム保全性にお
いて著しい改善をもたらすことを示している。
更に変性した生酔エステルサンプルDがある程度のフィ
ルム保全性をもたらすが、のり剤の移動性が劇的に増加
することを示している。
災立炎ユ のり剤調製物を実施例4のポテト澱粉サンプルEおよび
Fを用いて実施例6における如く製造し、移動性および
フィルム保全性を評価する。
結果を第■表に示す。
F3χ05AA   O,323 本ナショナル(National) 1554、ナショ
ナル・スターチ・アンド・ケミカル・コーポレーション
(National 5tarch and Chem
ical Corporat−ion)から入手できる
酸変性されそしてエビクロルヒドリンで抑制されたポテ
ト澱粉。
結果は、C11−アルケニル−コハク酸塩置換基を持つ
ポテト澱粉サンプルFが未だフィルム保全性を持ってい
るのにブランク試験よりも改善された移動性を持つのり
剤組成物をもたらすことを示している。
大旌±」 テトラデセニル澱粉コハク酸塩を用いて実施例6におけ
る如く製造したのり剤調製物を移動性およびフィルム保
全性について評価する。結果を第■表に示す。
G2χTDSAA   O,140 H10χTDSAA   0.11   2本高アミロ
ース(〜50χ)コーンJi[結果は、ブランク試験に
比較してCl4−アルケニル−コハク酸塩サンプルGお
よびHが移動性を顕著に低下させることを示している。
サンプルHもフィルム保全性に若干の改善をもたらすこ
とを示している。
要約すれば、炭素原子数8〜18個のアルキル−または
アルケニル−生酔エステル置換基を持つ澱粉誘導体を有
利に用いるガラス集束用のり剤組成物を提供している。
ここに記載した特別な澱粉誘導体を用いることによって
、特別な生酔エステル置換基を持たない同じ量の澱粉ベ
ースを含有するのり剤組成物に比較して改善された移動
安定性および/または改善されたフィルム保全性を示す
ガラス集束用のり剤組成物が提供されている。本発明の
のり剤組成物を用いてガラスの改善されたのり剤集束方
法およびそれによって製造されたのり剤された繊維も提
供されている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)a)1〜12重量%の式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Rはジメチレンまたはトリメチレンであり、R
    ’は炭素原子数8〜18のアルキル基またはアルケニル
    基でありそしてAは水素原子または一価のカチオンでだ
    る。] で表される半酸エステル澱粉誘導体、 b)0.5〜8重量%の非イオン系油、 c)0.05〜2重量%の乳化剤および d)0〜2重量%のカチオン系潤滑剤 より成る水性分散物より成ることを特徴とする、移動安
    定性のガラス集束用のり剤組成物。 2)少なくとも20%の澱粉誘導体が膨潤した破裂して
    いない顆粒状態で存在する特許請求の範囲第1項記載の
    のり剤組成物。 3)澱粉誘導体がジメチレンでありそしてR’が炭素原
    子数8〜14のアルキル基またはアルケニル基である特
    許請求の範囲第2項記載ののり剤組成物。 4)澱粉誘導体が約50〜70%のアミロースを含有す
    る高アミロース−コーン澱粉の誘導体である特許請求の
    範囲第3項記載ののり剤組成物。 5)澱粉誘導体が変性され抑制されたポテト澱粉である
    特許請求の範囲第3項記載ののり剤組成物。 6)澱粉誘導体が澱粉とオクチル無水コハク酸またはテ
    トラデシル無水物コハク酸とのエステル化生成物である
    特許請求の範囲第3項記載ののり剤組成物。 7)2〜6%の澱粉誘導体が組成物中に存在しそして非
    イオン系油が澱粉の濃度を基準として約25〜75%の
    範囲内の量で存在している特許請求の範囲第1項記載の
    のり剤組成物。 8)非イオン系油を植物油、動物油および鉱油の群から
    選択する特許請求の範囲第1項記載ののり剤組成物。
JP62189056A 1986-07-30 1987-07-30 移動安定性のガラス集束用のり剤組成物 Granted JPS6335439A (ja)

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