JPS6335243A

JPS6335243A - 撮像装置

Info

Publication number: JPS6335243A
Application number: JP61176580A
Authority: JP
Inventors: 英男天野; 勝利帆足
Original assignee: Ikegami Tsushinki Co Ltd
Current assignee: Ikegami Tsushinki Co Ltd
Priority date: 1986-07-29
Filing date: 1986-07-29
Publication date: 1988-02-15
Also published as: JPH0217173B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明はテレビカメラを具える撮像装置、特に医学生、
研修医、病棟医、看護婦などに教育および研究のために
、手術の状況をＩＱ寮さけるのに有用な撮像装置に関す
るものである。

（従来の技術）従来、各種の手術を行なうに際し、医学生、研修医など
の教育のために手術の状況をｖＡ察させているが、手術
には執刀医の伯に補助の医師や看護婦など多数の人員が
必要であり、これら直接的に手術にたずされる人が手術
台を取ｕＯむように位回しているため医学生、研修医、
看護婦などは千杯１台の囲りにいても手術の内容を良く
観察することはできない、そこで手術台の上方の照明装
置にテレビカメラをセットし、これで手術の様子を撮像
し、離れたところに設置した共覧用モニタで観察するよ
うにしている。この際テレビカメラで撮像したビデオ信
号はビデオテープレコーダで収録しておき、後で再度観
察できるようにしている。

（発明が解決しようどする問題点）上述した従来の撮＠装置ではテレビカメラは固定的に設
置されているので手術台の周囲にいる者の体、特に頭や
手が陰となり、手術の部位が良く観察できない欠点があ
る。このために、従来の撮像装置では全賊像時間の７０
％の時間は頭や手で視野が遮きられ、わずか３０％位し
か手術部位を見ることができない欠点がある。

また、従来の撮像装置ではテレビカメラは固定的に配置
されているため、例えば横から撮像しなければ手術の部
位を明瞭に観察することができないような場合には全く
対処できない欠点がある。

このような欠点を解消するために固体撮像素子を用いた
小型、軽■のテレビカメラを医師の頭部に載置して撮像
するようにした撮像装置を開発したが、テレビカメラを
頭に載置した医師はテレビカメラのファインダを見るこ
とができないので撮像部位を正確に確認することができ
ず、実際の使用に際しては必らずしも適正な部位の撮像
を行な〕こができない欠点があることがわかった。

また、このように小形のテレビカメラを屈曲自在のフレ
Ｖシブルパイプに取付【プ、このパイプを手術台の近傍
に設け、テレビカメラを任意の位置に移動させて撮像す
るようにした撮像装置も開発したが、この場合もテレビ
カメラのファインダを覗きながら撮像部位を選択するこ
とは実際上困難であるので、手でもってテレビカメラを
おおよその位置に移動させた後方向を決めているので所
望の部位が正しく撮像されないことが多かった。

しかも、手術観察用のテレビカメラは患部や手術内容を
詳細に観察できるように拡大撮影づ−る必要があるため
、視野が非常に狭くなっているので、所望の部位に光軸
を向けることはむずかしい。

本発明の目的は上述した欠点を除去し、光ビームによっ
て撮像部位の確認を行なうことができるようにした撮像
装置を提供しようとするものである。

（問題点を解決するための手段および作用）本発明の撮
像装置は、対物レンズを有するテレビカメラと、このテ
レビカメラと一体的に設けられ、対物レンズにより撮像
される被写体の部位をビームスポットで指示する光ビー
ムを投射する光源装置とを具えることを特徴とするもの
である。

第１図は本発明の撮像装置の基本的構成を示す概念図で
ある。ＣＯＤ等の小形の固体撮像素子を、）む小形軽猪
のテレビカメラ１のハウジングに光ビームを投射する光
源装置２を取付ける。この光Ｒ’Ａ置２は、例えば赤色
光ビームを放射する発光ダイオードまたはレーザーダイ
オードを具え、テレビカメラ１の対物レンズ３の光軸４
上の予じめ決めた焦点位置Ｐ上で交差する光ビーム５を
放射、−キせる。この焦点位置Ｐは、対物レンズ３によ
るピントの合った像が撮像素子上に結像される点に設定
されている。

上記の構成の撮像装置によれば、光源装置２から放射さ
れる光ビーム５が被写体６上に投射されて赤色のスポッ
トＳが形成されるので、使用者はこのスポットから撮像
部位を知ることができる。

この場合、被写体６が焦点位置Ｐから多少ずれても光軸
４が被写体６と交わる点、すなわち撮像視野の中心とビ
ームスポットＳとの間の距離は大幅にはずれないので、
おおよその撮像部位を知ることができる。

（実施例）第２図〜第４図は本発明の撮像装置の一実施例の構成を
示すもので、第１図は撮像装置を含めた全体のシステム
の構成を示すものである。対物レンズ１１を有するテレ
ビカメラ１２のハウジングの上下に一対の光源装置１３
および１４を装着する。これら光源装置１３および１４
は赤色光ビーム１５および１６を放！ｉＦｌする発生ダ
イオードを具えるものであり、これら赤色光ビームは対
物レンズ１１の光軸１７と、その焦点位置Ｐで交差する
ように構成する。テレビカメラ１２に接続されているケ
ーブル１８はカメラ制御ユニット１９に接続し、このカ
メラ制御ユニットはさらにビデオテープレコーダ２０お
よび共覧用モニタ２１に接続する。

第２図は本例の撮像装置の構成を詳細に示すものであり
、テレビカメラ１２のハウジングに取付金具２２および
２３を固着し、これら取付金具に光源装＠１３および１
４を角度を調整できるように取付ける。

また、テレビカメラ１２のハウジングには保持金具２４
を固着し、これを、例えば執刀医の頭部に装着されるヘ
ッドバンド２５の前部に角度を調整できるように取付け
る。

一対の光源装置１３および１４から放射される光ビーム
１５および１６は対物レンズ１１の光軸１１を中心とし
て上下に対称的に延在し、対物レンズの焦点位置Ｐで交
差するようになっている。この焦点位置Ｐ１すなわち焦
点距離は予じめレンズ１１を調整して所定の値に設定す
るが、この焦点位置Ｐで２本の光ビーム１５および１６
が交差するように発光装置１３および１４の取付角度を
調整する。

第４図は光源装置１３の詳細な構成を示す断面図である
。本例では赤色光ビームを放射する発光ダイオード１３
ａを基板１３ｂに固着し、この基板をリング１３ｃの前
端と、このリングに螺合されるスリーブ１３ｄとの間に
挟持する。このスリーブ１３（ｌにはさらにレンズホル
ダ１３ｅを螺合し、このレンズホルダにプラスチック製
のレンズ１３ｆを固着する。

スリーブ１３ｄとレンズホルダ１３ｅとの間には取付は
金具１３（ｌを嵌合し、この取付金具をカメラヘッド１
２のハウジングに固着した取付金具２２（第２図）に連
結する。リング１３０の後方からリード線１３ｈを、ケ
ーブルクランプ１３ｉを介して引出す。本例ではレンズ
１３「の焦点距離は４００〜５００　ｉｎの範囲で調整
可能とする。

上述した撮像装置によれば、頭部に撮像装置を取付けた
執刀医は光源装Ｆ？１３Ｊ３Ｊ、び１４の発光ダイオー
ドから放射される赤色ビームのスポットの中間に対物レ
ンズ１１の光軸１７が位置していることを知ることがで
きるので、撮像装置により撮像している部位を容易に知
ることができ、頭を適当に動かすことによって所望の部
位の撮像を行なうことができる。また、２つの赤色ビー
ムスポットが合致する位置が合焦位置となるように調整
されているので、２つの赤色ビームスポットの離間距離
によって焦点外れのおおよその状態を知ることもできる
。また、発光ダイオードから放射される赤色光ビームは
人体に何んら有害ではないので思考に損傷を与えること
もない。

第５図は本発明の撤＠装置の他の実施例を示す線図であ
る。本例ではプレごカメラ３１の対物レンズ３２の前方
の光軸上に発光ダイオード３３を透明板３４を介して配
置する。このように構成すると発光ダイオード３３から
放射される赤色光ビームは対物レンズ３２の光軸に沿っ
て放射されるので赤色光ビームのスポットが形成される
位置が撮像視野の中心となるので、撮像位置の確認を直
感的に行なうことができる。また、発光ダイオード３３
の寸法はきわめて小さいので撮像素子に結像される被写
体像には余り影響はない。

本発明は上述した実施例にのみ限定されるものではなく
、幾多の変形や変更が可能である。第２図〜４図に示し
た実施例では２組の光源装置を対物レンズの光軸を中心
として上下に対称的に配置したが、２組の光源装置を対
物レンズの光軸を中心として左右対称に配置することも
できる。また、３組以上の光源装置を対物レンズの光軸
を中心として対称的に配置してもよい。

さらに上述した実施例では撮像装置を使用者の頭部に載
置するように構成したが、手術台の近傍に設けた屈曲自
在のフレキシブルパイプの先端に取付けることもできる
。

また、上述した実施例では光源装置に発光ダイオードを
設けたが、レーザーダイオード、白熱電灯などの伯の光
源を設番ノることもできる。

（発明の効果）上述した本発明の撮像装置によれば、使用者は被写体上
に形成される光ビームスボッｌ−によっておおよその撮
像部位を知ることができるのひ、所望の部位の撮像を容
易に行なうことができる。実際に手術で使用したところ
、全撮像時間の約８０％は所望の部位の撮像が行なわれ
ることを確認した。

また、２つ以上の光ビームを用いる場合には撮像部位を
より正確に確認できるとともに合焦状態の確認も行なう
ことができ、撮像画面は非常に見易いものとなる利点も
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の撮像装置の基本的構成を示り一概念図
、第２図は本発明の撮像装置の一実施例を具える撮像シス
テム全体の構成を示す図、第３図は同じくその８像装豹の詳細な構成を示す図、第４図は同じくその光源装置の詳細な構成を示す図、第５図は本発明の撮像装置の他の実施例の構成を示す図
である。１・・・テレビカメラ　　　２・・・光源装置３・・・
対物レンズ　　　　４・・・対物レンズ光軸５・・・光
ビーム　　　　　６・・・被写体Ｐ・・・焦点位置　　
　　　Ｓ・・・光ビームスポット１１・・・対物レンズ
　　　　１２・・・テレビカメラ１３、１４・・・光源
装置　　　１５．１６・・・光ビーム１７・・・対物レ
ンズ光軸２０・・・ビデオテープレコーダ　。

Claims

【特許請求の範囲】１、対物レンズを有するテレビカメラと、このテレビカ
メラと一体的に設けられ、対物レンズにより撮像される
被写体の部位をビームスポットで指示する光ビームを投
射する光源装置とを具えることを特徴とする撮像装置。２、前記光ビームを対物レンズ光軸に沿って投射し得る
ように前記光源装置を構成したことを特徴とする特許請
求の範囲１記載の撮像装置。３、前記光源装置を、対物レンズの光軸を挾んで２本の
光ビームを投射するように少なくとも２組設けたことを
特徴とする特許請求の範囲１記載の撮像装置。