JPS6332965Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6332965Y2 JPS6332965Y2 JP1983089804U JP8980483U JPS6332965Y2 JP S6332965 Y2 JPS6332965 Y2 JP S6332965Y2 JP 1983089804 U JP1983089804 U JP 1983089804U JP 8980483 U JP8980483 U JP 8980483U JP S6332965 Y2 JPS6332965 Y2 JP S6332965Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal fitting
- hole
- sheet metal
- case
- fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 40
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の技術分野
本考案は板金製金具を他の金具にねじにより締
付固定する場合の固定構造に関するものである。
付固定する場合の固定構造に関するものである。
従来技術と問題点
第１図は板金製金具を他の金具にねじにより締
付固定する場合の１例を説明するための図であ
る。同図において１は板金を用いて形成されたケ
ース（板金金具）、２はケースの内側に固定され
る金具、３はカバー、４はバカ穴、５はねじ穴を
それぞれ示している。
付固定する場合の１例を説明するための図であ
る。同図において１は板金を用いて形成されたケ
ース（板金金具）、２はケースの内側に固定され
る金具、３はカバー、４はバカ穴、５はねじ穴を
それぞれ示している。
本従来例は通信機の筐体で前面より（Ａ方向）
見た場合、外観上ねじ頭の露出を不可とする場合
である。従つてこのような場合金具２をケース１
の前面に固定するにはケース１の側面に形成され
たバカ穴４と金具２の側面のねじ孔を用いてねじ
により締付固定する必要がある。ところが第２図
ａの断面図に示す如くケース１の内法寸法l1と、
金具２の外法寸法l2とには製作許容誤差があり、
一方の側面を先に固定すると他方には必ずすき間
l3が生ずる。このすきまのできた部分のねじ止め
は完全な締付固定が期待できない。
見た場合、外観上ねじ頭の露出を不可とする場合
である。従つてこのような場合金具２をケース１
の前面に固定するにはケース１の側面に形成され
たバカ穴４と金具２の側面のねじ孔を用いてねじ
により締付固定する必要がある。ところが第２図
ａの断面図に示す如くケース１の内法寸法l1と、
金具２の外法寸法l2とには製作許容誤差があり、
一方の側面を先に固定すると他方には必ずすき間
l3が生ずる。このすきまのできた部分のねじ止め
は完全な締付固定が期待できない。
従つてこのような場合には第２図ｂに示す如く
金具２の一方の壁を別部品６とし金具２の外法寸
法を調節できるような構造が採用されている。し
かしこの場合は部品点数及び組立工数が増加する
という欠点がある。
金具２の一方の壁を別部品６とし金具２の外法寸
法を調節できるような構造が採用されている。し
かしこの場合は部品点数及び組立工数が増加する
という欠点がある。
考案の目的
本考案は上記従来の欠点に鑑み、板金製金具と
他の金具との間にすきまがあつてもねじにより完
全に締付固定ができる金具固定構造を提供するこ
と目的とするものである。
他の金具との間にすきまがあつてもねじにより完
全に締付固定ができる金具固定構造を提供するこ
と目的とするものである。
考案の構成
そしてこの目的は本考案によれば、板金製金具
を他の金具等にねじにより締付固定する場合にお
いて、両者間にすきまがある場合には、板金製金
具の固定用穴が、該穴の軸方向に動き、他の金具
に密着できるように該穴のまわりにＬ字状の複数
個の穴を卍巴状に設け、且つ穴と穴との間に残つ
たブリツジ状部分の断面を長手方向に波形に形成
したことを特徴とする金具固定構造を提供するこ
とによつて達成される。
を他の金具等にねじにより締付固定する場合にお
いて、両者間にすきまがある場合には、板金製金
具の固定用穴が、該穴の軸方向に動き、他の金具
に密着できるように該穴のまわりにＬ字状の複数
個の穴を卍巴状に設け、且つ穴と穴との間に残つ
たブリツジ状部分の断面を長手方向に波形に形成
したことを特徴とする金具固定構造を提供するこ
とによつて達成される。
考案の実施例
以下、本考案実施例を図面によつて詳述する。
第３図は本考案による金具固定構造を説明する
ための図であり、ａは板金製金具の固定用穴部分
の形状、ｂはａ図のｂ−ｂ線における断面図、ｃ
は板金製金具を他の金具にねじにより締付固定し
たところの断面図である。同図において、１０は
板金製金具、１１は他の金具、１２は板金製金具
に設けられた固定用バカ穴、１３はバカ穴のまわ
りに設けられたＬ字状の穴をそれぞれ示してい
る。
ための図であり、ａは板金製金具の固定用穴部分
の形状、ｂはａ図のｂ−ｂ線における断面図、ｃ
は板金製金具を他の金具にねじにより締付固定し
たところの断面図である。同図において、１０は
板金製金具、１１は他の金具、１２は板金製金具
に設けられた固定用バカ穴、１３はバカ穴のまわ
りに設けられたＬ字状の穴をそれぞれ示してい
る。
第３図に示す本実施例は第３図ａに示すように
板金製金具１０の固定用のバカ穴１２のまわりに
４個のＬ字状の穴１３が卍状（穴１３が３個の場
合は巴状）に設けられており、穴１３と穴１３と
の間はブリツジ状１４となつている。そしてこの
ブリツジ状部分１４は第３図ｂの断面図に示すよ
うに波形に形成されている。
板金製金具１０の固定用のバカ穴１２のまわりに
４個のＬ字状の穴１３が卍状（穴１３が３個の場
合は巴状）に設けられており、穴１３と穴１３と
の間はブリツジ状１４となつている。そしてこの
ブリツジ状部分１４は第３図ｂの断面図に示すよ
うに波形に形成されている。
このように形成された板金製金具１０を第３図
ｃの如く他の金具１１にねじ１５により締付ける
と複数のブリツジ状の部分１４が均等に撓みバカ
穴部分は他の金具１１に密着する。従つてガタな
く締付固定することができる。
ｃの如く他の金具１１にねじ１５により締付ける
と複数のブリツジ状の部分１４が均等に撓みバカ
穴部分は他の金具１１に密着する。従つてガタな
く締付固定することができる。
なお以上の説明では、Ｌ字状穴１３は板金製金
具のバカ穴１２のまわりに設けるように説明した
が、第４図に示すように締付固定する相手の金具
１１が板金製である場合には、そのねじ穴の周囲
にＬ字状の穴１３を設けても良く、前実施例と同
一の効果が得られることは勿論である。
具のバカ穴１２のまわりに設けるように説明した
が、第４図に示すように締付固定する相手の金具
１１が板金製である場合には、そのねじ穴の周囲
にＬ字状の穴１３を設けても良く、前実施例と同
一の効果が得られることは勿論である。
考案の効果
以上、詳細に説明したように本考案の金具固定
構造は、その固定用穴のまわりに複数個のＬ字状
穴を卍巴状に設けることにより、該穴部分を撓み
易くしてねじにより締付固定する方法であり、締
付固定物間にすきまがあつても確実な締付固定が
できるといつた効果大なるものである。
構造は、その固定用穴のまわりに複数個のＬ字状
穴を卍巴状に設けることにより、該穴部分を撓み
易くしてねじにより締付固定する方法であり、締
付固定物間にすきまがあつても確実な締付固定が
できるといつた効果大なるものである。
第１図及び第２図は従来の金具固定構造の１例
を説明するための図、第３図は本考案による金具
固定構造を説明するための図、第４図は本考案に
よる金具固定構造の他の実施例を説明するための
図である。 図面において、１０は板金製金具、１１は他の
金具、１２は固定用バカ穴、１３はＬ字状穴をそ
れぞれ示す。
を説明するための図、第３図は本考案による金具
固定構造を説明するための図、第４図は本考案に
よる金具固定構造の他の実施例を説明するための
図である。 図面において、１０は板金製金具、１１は他の
金具、１２は固定用バカ穴、１３はＬ字状穴をそ
れぞれ示す。
Claims (1)
- 板金製金具を他の金具等にねじにより締付固定
する場合において、両者間にすきまがある場合に
は、板金製金具の固定用穴が、該穴の軸方向に動
き、他の金具に密着できるように該穴のまわりに
Ｌ字状の複数個の穴を卍巴状に設け、且つ穴と穴
との間に残つたブリツジ状部分の断面を長手方向
に波形に形成したことを特徴とする金具固定構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8980483U JPS59195208U (ja) | 1983-06-14 | 1983-06-14 | 金具固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8980483U JPS59195208U (ja) | 1983-06-14 | 1983-06-14 | 金具固定構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59195208U JPS59195208U (ja) | 1984-12-25 |
| JPS6332965Y2 true JPS6332965Y2 (ja) | 1988-09-02 |
Family
ID=30219696
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8980483U Granted JPS59195208U (ja) | 1983-06-14 | 1983-06-14 | 金具固定構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59195208U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4513915B2 (ja) * | 2008-09-05 | 2010-07-28 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 板金部品の結合構造及び画像形成装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5628330U (ja) * | 1979-08-10 | 1981-03-17 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5037499Y2 (ja) * | 1972-05-04 | 1975-10-31 | ||
| JPS5915104Y2 (ja) * | 1979-03-22 | 1984-05-04 | 松下電器産業株式会社 | キャビネット装置 |
-
1983
- 1983-06-14 JP JP8980483U patent/JPS59195208U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5628330U (ja) * | 1979-08-10 | 1981-03-17 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59195208U (ja) | 1984-12-25 |
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