JPS63315108A - 濾層の上方に浮動粒体物充填層を設けた濾過槽 - Google Patents
濾層の上方に浮動粒体物充填層を設けた濾過槽Info
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- JPS63315108A JPS63315108A JP14700387A JP14700387A JPS63315108A JP S63315108 A JPS63315108 A JP S63315108A JP 14700387 A JP14700387 A JP 14700387A JP 14700387 A JP14700387 A JP 14700387A JP S63315108 A JPS63315108 A JP S63315108A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、濾材の−１一方に浮動粒体物充填層を設りた
濾過槽に関し、さらに詳しくは、砂またはアンスラサイ
ト等を充填した濁質除去用濾過槽てあって、濾過速度を
増加し濾過能力増大を可能とした一過槽に関する。
濾過槽に関し、さらに詳しくは、砂またはアンスラサイ
ト等を充填した濁質除去用濾過槽てあって、濾過速度を
増加し濾過能力増大を可能とした一過槽に関する。
〔従来の技術）
砂、アンスラサイト等の濾材を充填して濾層を形成し、
これに飲料水、循環水または一次二次処理された汚水の
三次処理水その他の液体を供給してその濁度を除去する
、下向流型の濾過槽か知られている。
これに飲料水、循環水または一次二次処理された汚水の
三次処理水その他の液体を供給してその濁度を除去する
、下向流型の濾過槽か知られている。
上記のような濾過槽は」一部入口管から槽内に導入され
た液か濾層に最短の近道を通って到達するように短絡し
て流れる傾向かあり、液体か濾層の水平断面に一様に流
入せず、波退効率か低下する。このために、入口管近傍
の槽内に整流板などの固定装置を設けることもあるか、
槽断面全面に一様な流動状態を得ることは容易でないの
みならず、このような固定装置を設けると、濾過槽製作
上や濾材の大村などのために、槽を複雑な構造にしなけ
ればならず、コストアップを招来すると共に保全手間の
増大等の問題か生ずる。
た液か濾層に最短の近道を通って到達するように短絡し
て流れる傾向かあり、液体か濾層の水平断面に一様に流
入せず、波退効率か低下する。このために、入口管近傍
の槽内に整流板などの固定装置を設けることもあるか、
槽断面全面に一様な流動状態を得ることは容易でないの
みならず、このような固定装置を設けると、濾過槽製作
上や濾材の大村などのために、槽を複雑な構造にしなけ
ればならず、コストアップを招来すると共に保全手間の
増大等の問題か生ずる。
本発明は上記問題点を解決することを目的とするものて
、従来の濾過槽の大きさを変えることなく濾過能力を増
大し、逆洗時間の短縮、逆洗効率の向上を図ることのて
きる濾過槽を提供する。
、従来の濾過槽の大きさを変えることなく濾過能力を増
大し、逆洗時間の短縮、逆洗効率の向上を図ることのて
きる濾過槽を提供する。
本発明は次の技術手段を特徴とするものである。
（１）濾層の上方空間に自由に動くことのできる浮動粒
体物充填層を付加する。
体物充填層を付加する。
（２）浮動粒体物は見掛比重０．０５〜１．５て粒径２
０〜１００ｍｍの大きさの粒状体でその形状は、球形、
回転楕円形、円柱形、多角柱形、直方体、立方体、円錐
台、角錐台あるいはこれらに類似する不定形状でよい。
０〜１００ｍｍの大きさの粒状体でその形状は、球形、
回転楕円形、円柱形、多角柱形、直方体、立方体、円錐
台、角錐台あるいはこれらに類似する不定形状でよい。
たたし、四部および尖頂部を有する形状は好ましくない
。
。
（３）充填層は浮動粒体物か同一大きさであるのか好ま
しく、充填率か５０％以上て少なくとも充填粒状体の粒
径の２倍以上の平均充填厚さとする。
しく、充填率か５０％以上て少なくとも充填粒状体の粒
径の２倍以上の平均充填厚さとする。
（４）浮動粒体物は、濾過液に浸されず、耐摩耗性の物
質てあればその材質を問わない。
質てあればその材質を問わない。
（作用）
本発明の浮動粒体物は見掛比重が液の比重より小さいも
の、または大きいものの何れかを選択して用いることが
てきる。
の、または大きいものの何れかを選択して用いることが
てきる。
液より見掛比重の小さい浮動粒体物は液中を浮上して濾
過槽内の天端部に充填層を形成し、濾過槽の入口の液体
流を整流する。すなわち、濾過槽の上端の流入口から流
入した液は浮動粒体物充填層に衝突し、粒体物充填層の
隙間を分流し濾過槽水平断面全面に分散する。粒体物は
自由に動くことかできるので、強い流入液体流に対して
は押し下げられながら浮上、転回運動をなし、液体流を
分散させる。
過槽内の天端部に充填層を形成し、濾過槽の入口の液体
流を整流する。すなわち、濾過槽の上端の流入口から流
入した液は浮動粒体物充填層に衝突し、粒体物充填層の
隙間を分流し濾過槽水平断面全面に分散する。粒体物は
自由に動くことかできるので、強い流入液体流に対して
は押し下げられながら浮上、転回運動をなし、液体流を
分散させる。
このような液より見掛比重の小さい粒体物は液との比重
差か大きい程浮力か大きく液の上部に密集し、流入液に
押し下げられずに流入液を分散させる作用かあり好まし
いか、浮動粒体物の見掛比重が０．０５より小さいと一
般に強度か低下するのて好ましくない。
差か大きい程浮力か大きく液の上部に密集し、流入液に
押し下げられずに流入液を分散させる作用かあり好まし
いか、浮動粒体物の見掛比重が０．０５より小さいと一
般に強度か低下するのて好ましくない。
粒体物充填物層の厚さは少なくとも粒体物の粒径の２倍
以上、好ましくは４〜ｌＯ倍とする。２倍未満ては整流
効果か少ない。
以上、好ましくは４〜ｌＯ倍とする。２倍未満ては整流
効果か少ない。
液体流はこの粒体物充填層中を通るとき広く分散し整流
され、近道のみを短絡することかない。
され、近道のみを短絡することかない。
従って、濾層の全水平断面に亘ってほぼ均一な液体流か
得られるのて濾層断面を有効に利用することかでき、濾
過能力を向上させることがてきる。
得られるのて濾層断面を有効に利用することかでき、濾
過能力を向上させることがてきる。
次に、見掛比重が液の比重より大きい粒体物は液中を沈
降するのて、粒体物の充填層は濾層の直上に形成される
。この場合、液体流はこの充填層の隙間を分流整流され
、濾層の水平断面に分散供給され、濾過ｆｌ力を増大す
ることができる。
降するのて、粒体物の充填層は濾層の直上に形成される
。この場合、液体流はこの充填層の隙間を分流整流され
、濾層の水平断面に分散供給され、濾過ｆｌ力を増大す
ることができる。
また、濾材の逆洗に当り、砂などの濾材から成る濾層は
見掛体積膨彊して濾材粒子か転動し、その表面に付着し
た汚れを落すか、このとき、この粒体物も濾材と共に混
合浮上し、接触、衝突、転動し、濾材の汚れ落しを促進
する。特に濾層の上表面近傍の濾材は濁質物の堆積量か
多いので、この部分の濾材の汚れ除去に大きく寄与し、
従って逆洗時間を著しく短縮することがてきる。逆洗終
了後は濾材との沈降速度の差により、粒体物は濾層の直
上に成層し、濾過液流の整流作用をなす。
見掛体積膨彊して濾材粒子か転動し、その表面に付着し
た汚れを落すか、このとき、この粒体物も濾材と共に混
合浮上し、接触、衝突、転動し、濾材の汚れ落しを促進
する。特に濾層の上表面近傍の濾材は濁質物の堆積量か
多いので、この部分の濾材の汚れ除去に大きく寄与し、
従って逆洗時間を著しく短縮することがてきる。逆洗終
了後は濾材との沈降速度の差により、粒体物は濾層の直
上に成層し、濾過液流の整流作用をなす。
このような液の比重より見掛比重の大きい粒体物は見掛
比重か１．５を越えると、逆洗終了時に濾層内に沈降す
る。これを防いで濾層表面の直上に成層させ、濾層へ流
入する液体流の均一分散作用をもたせるためには見掛比
重を１．５以下とするのが好ましい。
比重か１．５を越えると、逆洗終了時に濾層内に沈降す
る。これを防いで濾層表面の直上に成層させ、濾層へ流
入する液体流の均一分散作用をもたせるためには見掛比
重を１．５以下とするのが好ましい。
次に粒体物の大きさは粒径２０〜１００ｍｍが好ましい
。粒径２０ ｍ ｍ未満ては逆洗昨の滅失を防止するた
めの入口管のスリットまたは孔か小さくなりすぎて液体
の流入抵抗が大となりすぎるし、粒径１００ｍｍを越え
ると濾過槽への装入か容易でなくなり、また粒体物の間
の隙間を通る液流の分散均一化の程度か乏しくなるので
不味である。
。粒径２０ ｍ ｍ未満ては逆洗昨の滅失を防止するた
めの入口管のスリットまたは孔か小さくなりすぎて液体
の流入抵抗が大となりすぎるし、粒径１００ｍｍを越え
ると濾過槽への装入か容易でなくなり、また粒体物の間
の隙間を通る液流の分散均一化の程度か乏しくなるので
不味である。
実施例１
第１図に示す下記の仕様の密閉型圧力濾過槽ｌに木発Ｉ
ＪＩＪを適用した。濾層２は砂から成り、原水３を子方
から供給し、濾過水４を排出する。濾層２は砂利等の支
持層５−１−に成層されている。
ＪＩＪを適用した。濾層２は砂から成り、原水３を子方
から供給し、濾過水４を排出する。濾層２は砂利等の支
持層５−１−に成層されている。
濾過槽仕様は次の通りである。
型式・Ｆ向水流型円筒形圧力濾過槽
・Ｊ−法：直径２．３ｍφ×全高さ２ｍ濾材：珪砂
濾層高：０．６ｍ
濾材支持層高：０．４ｍ
濾過面Ｍ： ４． Ｏｒｎ’
６Ｍ過水量：９０ｒｒｆ／Ｈ
原水人ｒｌ管：１５０ｍｍφ
濾過水出１１管・１５０ｍｍφ
最高圧カニ１．５ｋｇｆ／ｃｒｒｒ’
濾過ポンプ： ７．５ ｋ ｗ
ト記濾過槽ｌ内の上部空間６にド記の浮動粒体物７を装
入した。
入した。
材質形状：ポリエチレン中空球体
寸法：５０ｍｍφ
見掛比重： ０．１５３
充填量 Ｌ ２ ｒｎ’
充填層の充填率：６９．８％
（空隙率３０．２％）
このような浮動粒体物を装入した結果同一原木の同一処
理量ては濾液の濁度の向」二、色度の向」−１逆洗間隔
の約１０％増加をもたらした。また、同一原水の処理量
を約３０％増加させても同一濁度、色度の濾液を得るこ
とか可能となった。
理量ては濾液の濁度の向」二、色度の向」−１逆洗間隔
の約１０％増加をもたらした。また、同一原水の処理量
を約３０％増加させても同一濁度、色度の濾液を得るこ
とか可能となった。
実施例２
第２図に示すように、実施例１と回し仕様の圧力濾過槽
１に下記の浮動粒体物７を装入した。
１に下記の浮動粒体物７を装入した。
材質形状：重錘封入ポリエチレン球状体寸法＋５０ｍｍ
φ 見掛比重： １．１５ 充填量：０．８ｍ’ 充填率：６９．８％（空隙率３０．２％）この充＠物封
入の結果、浄水場の原水３を処理して濾過水４を得る操
作において、従来濾過速度か平均２０ ｍ ／ Ｈてあ
ったものを３０ ｍ ／ Ｈまて増加させることか可能
となった。また逆洗用水９を送入し逆洗排水ＩＯとして
排出する逆洗−ＴＩ程の所間時間は従来の７分／回であ
ったのを５分／回に短縮することかできた。なお、濾過
速度か逆洗速度（３６ｍ／Ｈ）と近似する値となったの
て、濾過用ポンプと逆洗用ポンプを兼用させることか可
能となり、設備費の減少か可能となった。また逆洗に先
立って濾層の表面を洗浄するだめの、第１図に示す表面
洗浄管８か不要となった。
φ 見掛比重： １．１５ 充填量：０．８ｍ’ 充填率：６９．８％（空隙率３０．２％）この充＠物封
入の結果、浄水場の原水３を処理して濾過水４を得る操
作において、従来濾過速度か平均２０ ｍ ／ Ｈてあ
ったものを３０ ｍ ／ Ｈまて増加させることか可能
となった。また逆洗用水９を送入し逆洗排水ＩＯとして
排出する逆洗−ＴＩ程の所間時間は従来の７分／回であ
ったのを５分／回に短縮することかできた。なお、濾過
速度か逆洗速度（３６ｍ／Ｈ）と近似する値となったの
て、濾過用ポンプと逆洗用ポンプを兼用させることか可
能となり、設備費の減少か可能となった。また逆洗に先
立って濾層の表面を洗浄するだめの、第１図に示す表面
洗浄管８か不要となった。
本発明によれば、
イ）同一濾過槽ての処理爺力か向上する。
口）逆洗の時間間隔か延長し、逆洗時間が減少する。
ハ）格別の保守費を要しない。
二）ポンプを濾過および逆洗に兼用し、設備費を減少さ
せることか可能となる。
せることか可能となる。
第１図、第２図はそれぞれ本発明の実施例の圧力濾過槽
の縦断面図である。 １・・・濾過槽 ２・・・濾層 ３・・・原水 ４・・・濾過水 ５・・・濾材支持層 ６・・・」二部空間 ７・・・浮動粒体物 ８・・・表面洗浄管 ９・・・逆洗用水 ＩＯ・・・逆洗排水
の縦断面図である。 １・・・濾過槽 ２・・・濾層 ３・・・原水 ４・・・濾過水 ５・・・濾材支持層 ６・・・」二部空間 ７・・・浮動粒体物 ８・・・表面洗浄管 ９・・・逆洗用水 ＩＯ・・・逆洗排水
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 濾材を充填した濾過槽において、濾層の上方空間に
、該濾材粒子よりも大径の相互移動自在な形状の浮動粒
体物粒子を、少なくとも該粒体物粒子粒径の２倍以上の
平均充填厚さ相当量装入したことを特徴とする濾層の上
方に浮動粒体物充填層を設けた濾過槽。 ２ 前記浮動粒体物が粒径２０〜１００ｍｍである特許
請求の範囲第１項に記載の濾過槽。 ３ 前記浮動粒体物が見掛比重０．０５〜１．５である
特許請求の範囲第１項に記載の濾過槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14700387A JPS63315108A (ja) | 1987-06-15 | 1987-06-15 | 濾層の上方に浮動粒体物充填層を設けた濾過槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14700387A JPS63315108A (ja) | 1987-06-15 | 1987-06-15 | 濾層の上方に浮動粒体物充填層を設けた濾過槽 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63315108A true JPS63315108A (ja) | 1988-12-22 |
| JPH0460682B2 JPH0460682B2 (ja) | 1992-09-28 |
Family
ID=15420370
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14700387A Granted JPS63315108A (ja) | 1987-06-15 | 1987-06-15 | 濾層の上方に浮動粒体物充填層を設けた濾過槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63315108A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1680362A1 (en) * | 2003-08-04 | 2006-07-19 | SCHWARTZKOPF, Steven H. | Liquid filtration apparatus and method embodying super-buoyant filtration particles |
| JP2006231285A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-07 | Toyo Constr Co Ltd | 重力式ろ過装置 |
| CN105916562A (zh) * | 2014-01-23 | 2016-08-31 | 西门子能源公司 | 多介质分层过滤 |
| JP2019508235A (ja) * | 2016-02-12 | 2019-03-28 | クリスタフェーズ・プロダクツ・インコーポレーテッド | 容器内の流れを促進するための処理要素の使用 |
| CN110639274A (zh) * | 2019-09-25 | 2020-01-03 | 京东方科技集团股份有限公司 | 剥离液储罐、光阻剥离设备及方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5089970A (ja) * | 1973-12-15 | 1975-07-18 | ||
| JPS5235372A (en) * | 1975-09-12 | 1977-03-17 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Multi-layered filter device |
| JPS63287509A (ja) * | 1987-05-19 | 1988-11-24 | Kensetsusho Doboku Kenkyu Shocho | 廃水処理装置 |
-
1987
- 1987-06-15 JP JP14700387A patent/JPS63315108A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| EP1680362A4 (en) * | 2003-08-04 | 2009-07-22 | Steven H Schwartzkopf | LIQUID FILTRATION APPARATUS AND METHOD WITH SUPER-SWIMMING FILTRATION PARTICLES |
| JP2006231285A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-07 | Toyo Constr Co Ltd | 重力式ろ過装置 |
| CN105916562A (zh) * | 2014-01-23 | 2016-08-31 | 西门子能源公司 | 多介质分层过滤 |
| US10189723B2 (en) | 2014-01-23 | 2019-01-29 | Siemens Energy, Inc. | Multi-media stratified filtration |
| JP2019508235A (ja) * | 2016-02-12 | 2019-03-28 | クリスタフェーズ・プロダクツ・インコーポレーテッド | 容器内の流れを促進するための処理要素の使用 |
| CN110639274A (zh) * | 2019-09-25 | 2020-01-03 | 京东方科技集团股份有限公司 | 剥离液储罐、光阻剥离设备及方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0460682B2 (ja) | 1992-09-28 |
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