JPS633108Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS633108Y2
JPS633108Y2 JP9087185U JP9087185U JPS633108Y2 JP S633108 Y2 JPS633108 Y2 JP S633108Y2 JP 9087185 U JP9087185 U JP 9087185U JP 9087185 U JP9087185 U JP 9087185U JP S633108 Y2 JPS633108 Y2 JP S633108Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
crimping
holder
tool
handle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9087185U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6166884U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9087185U priority Critical patent/JPS633108Y2/ja
Publication of JPS6166884U publication Critical patent/JPS6166884U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS633108Y2 publication Critical patent/JPS633108Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電話器類及び電子機器類の接続に用
いられるコネクタに挿入されたケーブル・コード
を結線するための専用工具に関するものである。
(従来技術) 従来この種のコネクタは、各種のものが提供さ
れている。コネクタとして例えば第7図に示すよ
うなモジユラプラグ9は、基体91が全体として
略矩形体状を呈し、その他側(一側面部)に開口
した挿通孔92から内部の被覆規制壁93にケー
ブル外被層c1が規制されるまでケーブルcが挿
入されるとともに、さらに内部には心線の本数に
応じた心線孔94…が連通されている。上記心線
孔94…と交差状態で基体91の一面である上面
部には下方に刃部96を有するコンタクト95…
が幅方向に亘つて複数配置され、コンタクト95
…への圧入により各刃部96…が心線被覆を夫々
破つて接続される。このモジユラプラグ9には、
上記コンタクト95…に隣接して心線押え溝97
が上記各心線94…と交差され、さらにケーブル
の外被押え溝99が挿通孔92と交差され、外被
押え溝99には押え付98が薄肉部によつて保持
されている。又、基体91の下面部には他側に位
置して突出された突部91aに傾斜片91bが延
出されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上記モジユラプラグ9は、各種サイ
ズのものが提供されていたが、その接続は工場内
の自動機によつてコンタクト95…が圧入されて
おり、作業現場で接続する簡単且つ軽量の専用工
具が開発されていないのが現状であつた。
上記現状に鑑みて本実用新案登録出願人は、実
願昭59−63738号に係るコネクタ圧着工具を開発
している。この工具は、上記モジユラプラグ9の
専用圧着工具であつて、各コンタクト95…に圧
入するダイスを取外し可に装着できる構造であ
る。
しかしながら、ダイスを取外して交換し直さな
ければならない。圧着作業中においては、斯る交
換作業でさえ面倒となることが指摘された。
しかして、本考案は上記実情に鑑みてさらに開
発されたものであつて、一つの工具で複数の圧着
を行なえるようにし、モジユールの相違するコネ
クタをそのまま圧着できるようにしたことを、そ
の主な目的とするものである。
(考案の特徴) 本考案に係るコネクタ圧着工具は、コネクタの
基体上面部に複数植設されたコンタクトと、この
コンタクト下方に基体一側面部から開口された挿
通孔とを備えたコネクタの専用のものであつて、
工具本体の把手操作により上記挿通孔に挿通され
たケーブル被覆を破つて心線にコンタクトを圧着
するようにした工具である。
この工具の特徴は、上記工具本体にコネクタ外
形に合致する穴形状に切欠されてコネクタを収容
する複数のコネクタ収容部と、把手の操作により
工具本体内部を摺動するホルダと、このホルダに
夫々取付けられて各コネクタ収容部に出没してコ
ネクタを圧着する複数の圧着部とが設けられ、各
コネクタ収容部と各圧着部とのモジユール寸法が
各々相違していることにある。
(考案の作用) いずれか一方のコネクタ収容部にコネクタを入
れる。複数のコネクタ収容部がコネクタモジユー
ルに応じた寸法が相違している場合には、対応す
る収容部に収容される。ケーブル・コードを予め
コネクタの挿通孔に挿入した状態でコネクタ収容
部に収容するが、収容後にケーブル・コードを挿
通孔に挿入しても良い。
その後に把手を操作すれば、圧着部がコネクタ
のコンタクトを圧入するので、コンタクトが心線
被覆から心線に接続する。必要に応じて、複数の
コネクタ収容部に複数のコネクタを同時に収容し
て同時に圧着しても良い。
(考案の一実施例) 図面第1図は、本考案に係るコネクタ圧着工具
の一実施例を示す全体斜視図、第2図は同一部切
欠正面図、第3図は圧着前の状態を示す第2図の
−線断面図、第4図はホルダと圧着部と被覆
除去部とを説明する拡大斜視図、第5図は圧着状
態を示す第2図の−線相当部分の拡大断面
図、第6図は被覆切断状態を示す第2図の−
線相当部分の拡大断面図である。
工具本体1は、ベースブロツク11と把手とか
ら成り、把手はベースブロツク11の把持部12
に回動可に装着される把持片2とから構成され
る。工具本体1は、ベースブロツク11にコネク
タ9を収納するコネクタ収容部3,4が設けられ
ているとともに、上記コネクタ収容部3,4に出
没してコネクタ9を圧着する圧着部7,8が設け
られている。又、工具本体1には上記ベースブロ
ツク11に内蔵されて把手の開閉により摺動する
ホルダ5と、このホルダ5に取付けられてホルダ
5の摺動によりケーブル外被覆を切断する被覆除
去部6とを設けてもよい。
詳述すると、ベースブロツク11は略矩形状を
呈し、このベースブロツク11の下側に軸ピン1
3で把手片2が枢着されている。即ち、上記把持
部12には長溝14が形成され、長溝14内には
閉止時の把持片2が侵入すると同時にホルダ5を
付勢するスプリング15が設けられている。この
把持片2は、その上部両側面の浅溝21,21に
リンクプレート22,22の一端を軸23で枢着
すとともに他端を前記軸ピン13でベースブロツ
ク11に枢着し、先端の受溝24にはホルダ5と
の間に駒25が回動可に介在されている。上記駒
25のさらに側縁にはスプリング15の逃がし溝
26が設けられている。又、上記長溝14の上位
にはベースブロツク11の先端側への長穴51が
連設される。この長穴51は、ホルダ5を摺動可
に内蔵し、コネクタ収容部3,4に連通するとと
もに先端面の透視孔17,18にも連通してい
る。
上記コネクタ収容部3,4は、ベースブロツク
11の先端側一面を切欠して巾方向に略水平に列
設され、公知の電話器用コネクタの4本、6本、
8本等のコンタクト数に応じた各コネクタ外形寸
法に適合する穴寸法が決定されている。即ち、各
収容部3,4には、夫々の外形に合致してコンタ
クト95の許容溝部31,41と、基体91の保
持部32,42と、その上位の傾斜片91bの許
容部33,43とを備え、これらの奥には他面へ
貫通する突部91aの許容穴部34,44が形成
されている。尚、上記収容部3,4の上位表面に
は、これらに連なる広溝35が設けられている。
又、前記ホルダ5は第4図に示すように、略矩
形体状を呈し、その下半部中央の長穴51には前
記軸ペン13が上下移動可に挿通されるととも
に、下半部下端には受溝52が構成され、この受
溝52に前記駒25が介在させられ、以つて前記
把手との間でリンク機構が構成される。
上記ホルダ5の上半部には、その両側面の厚み
部分の枠部61,61に夫々被覆除去部6が設け
られる。被覆除去部6は、枠部61の上部にね
じ、63,63にて固定される固定刃62と、上
記枠部61の下部においてホルダ5にリング6
5,65を介してねじ、66,66にて固定され
る移動刃64とから成る。上記リング64,64
の間には枠部61の下辺中央からスペーサ67が
上方へ延出される。
さらに、上記ホルダ5の先端には突片53,5
4が夫々突出され、突片53,54に圧着部7,
8を構成する圧着ブロツクが夫々取付けられてい
る。圧着ブロツク7,8には、その凹部71,8
1に上記突片53,54を挾持した状態でピン5
5,56が係止されて取付けられている。圧着ブ
ロツク7,8の上部には、コンタクト圧入突起7
2,82…と心線押え用突起73,83と外被押
え用突起74,84とが夫々突設されている。上
記コンタクト圧入突起72,82…は、コンタク
ト95の断面よりも僅かに大きい面積で幅方向に
並列している。
上記構成に基づく作用についてまず圧着を行な
う場合から説明する。
モジユラプラグ9は、モジユラ寸法に応じて
いずれかのコネクタ収容部3又は4にセツトさ
れる。第2図に示すよに、例えばコンタクト9
5が4個の場合にはコネクタ収容部4に、コン
タクト95が6個の場合にはコネクタ収容部3
にセツトできる。セツトに際し、基体91は例
えばコネクタ収容部3の基体保持部32に保持
されると同時に、突部91aと傾斜片91bと
が突部許容穴部34と傾斜片許容穴部33とで
その侵入を許容されるので、正確に位置決めが
なされる。この状態でケーブルcの各心線を挿
通孔92から挿通して各心線孔94…内へ位置
させておく。この場合、予めケーブルcを挿通
させた後に基体91をセツトしてもよい。
次で、上記と同様に把持部12と把手片2
とを把持すれば、第5図に示すように、圧着ブ
ロツク7がホルダ5の押上げによつてコネクタ
収容部3に突出する。この場合に、心線押え用
突起73が心線押え溝97に係入するととも
に、外被押え用突起74が外被押え片98に当
接してこれを押圧する。その後にコンタクト圧
入突起72…が各コンタクト95…に当接して
夫々を圧入するので、刃部96…が各心線被覆
を破つて圧着接続されるに至る。
接続後には、把持部12と把手片2の開放に
よつて圧着ブロツク7は下降するので、ケーブ
ルcを引つ張つて基体91を取出せばよい。
次に上記圧着に先立ち被覆除去を行なう場合
を説明する。
第2図及び第3図の開放位置において、被覆
除去部6にケーブルcの先端を挿入する。被覆
除去部6は、一面或は他面にいずれに挿入して
も良い。
次で、把持部12と把手片2とを把持すれ
ば、スプリング15に抗してホルダ5が駒25
を介して押上げられる。第6図に示すように、
軸ピン13にホルダ5の長穴51が当接する位
置において固定刃62に移動刃64が一致して
切断位置となる。切断後にケーブルcを引抜け
ば、外被層c1が除去される。このとき外被層
c1は移動刃64の内側に残ることとなる。
除去後に、把持部12と把手片2とを開放す
れば、スプリング15に従つて移動刃64が開
放位置へと後退する。この後退に伴なつてスペ
ーサ67が相対前進するので、完全開放位置で
は第2図に示すように、外被層c1が移動刃6
4の刃先面よりも突出することとなる。従つ
て、外被層c1は被覆除去部6の内部から外部
へ排出可能となる。
上記一実施例によれば、以下の効果奏する。
被覆除去部6にスペーサ67を設けて開放位
置の刃先面よりも突出させたので、被覆の目づ
まりを防止することができ、作業能率を向上さ
せることができる。
被覆除去部6,6を工具本体1の両面に形成
したので、工具本体1の把持状態に拘らず被覆
除去作業を行なうことができ、被覆除去作業性
に優れた工具を提供できる。
(考案の他の実施例) 上記一実施例においてコネクタ収容部3,4と
圧着部7,8を二つずつ設けた例を図示したが、
三つ以上でも良い。
又、把手を構成するフレームの形状、ベースブ
ロツク11の構造等は、必要に応じて設計変更可
能である。
さらに、コネクタとしてモジユラプラグ90を
図示したが、他の外形のコネクタについても夫々
の外形に応じてコネクタ収容部と圧着部を形成す
ることによつて実施可能である。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、複数のコ
ネクタ収容部によつてコネクタのモジユール変更
に対応できる。即ち、モジユール寸法の異なるコ
ネクタでもダイスを変更することなくいずれかの
コネクタ収容部を選択して圧着作業を行なうこと
ができる。勿論、同時に複数コネクタを圧着する
ことも可能にできる。
【図面の簡単な説明】
図面第1図は、本考案に係るコネクタ圧着工具
の一実施例を示す全体斜視図、第2図は同一部切
欠正面図、第3図は圧着前の状態を示す第2図の
−線断面図、第4図はホルダと圧着部と被覆
除去部とを説明する拡大斜視図、第5図は圧着状
態を示す第2図の−線相当部分の拡大断面
図、第6図は被覆切断状態を示す第2図の−
線相当部分の拡大断面図、第7図はモジユラプラ
グの一例を示す断面図である。 1……工具本体、2……把持片、3,4……コ
ネクタ収容部、5……ホルダ、6……被覆除去
部、7,8……圧着部、9……コネクタ、11…
…ベースブロツク、12……把持部、32,42
……基体保持部、51……長穴、61……枠部、
62……固定刃、64……移動刃、65……リン
グ、67……スペーサ、72,82……コンタク
ト圧入突起、91……基体、95……コンタク
ト、c……ケーブル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コネクタの基体上面部に複数植設されたコンタ
    クトと、このコンタクト下方に基体一側面部から
    開口された挿通孔とを備え、工具本体の把手操作
    によつて上記挿通孔に挿通されたケーブル被覆を
    破つて心線にコンタクトを圧着するようにしたコ
    ネクタの圧着工具であつて、上記工具本体にコネ
    クタ外形に合致する穴形状に切欠されてコネクタ
    を収容する複数のコネクタ収容部と、把手の操作
    により工具本体内部を摺動するホルダと、このホ
    ルダに夫々取付けられて各コネクタ収容部に出没
    してコネクタを圧着する複数の圧着部とが設けら
    れ、各コネクタ収容部と各圧着部とのモジユール
    寸法が各々相違していることを特徴とするコネク
    タ圧着工具。
JP9087185U 1985-06-18 1985-06-18 Expired JPS633108Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9087185U JPS633108Y2 (ja) 1985-06-18 1985-06-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9087185U JPS633108Y2 (ja) 1985-06-18 1985-06-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6166884U JPS6166884U (ja) 1986-05-08
JPS633108Y2 true JPS633108Y2 (ja) 1988-01-26

Family

ID=30646255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9087185U Expired JPS633108Y2 (ja) 1985-06-18 1985-06-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS633108Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2556639Y2 (ja) * 1991-09-30 1997-12-08 本多通信工業株式会社 ケーブル圧接工具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6166884U (ja) 1986-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0049065B1 (en) Modular electrical connector
US4277124A (en) Connector having wire-in-slot connecting means and crimped strain relief
US4292736A (en) Method for making jack type receptacles
US6015312A (en) Connector unit
US4272879A (en) Methods and apparatus for making electrical connectors
CA1080314A (en) Electrical connector for use with multi-conductor cables, and a method of connecting such cables
JPH0154826B2 (ja)
US5256083A (en) Electrical connector
US3959868A (en) Tool and adapter for electrical connector unit using insulation piercing contacts
JP3970321B2 (ja) 電線接続システム
EP0991139B1 (en) A connector and a method for producing the same
EP0475319B1 (en) Electrical connector
GB2294817A (en) Electrical terminal and connector assembly
EP0475387B1 (en) Miniature electrical connector
JPS633108Y2 (ja)
JPH01232680A (ja) 圧着コネクタおよびその取付け方法
JPS633107Y2 (ja)
JPS6380489A (ja) 電気コネクタ
US4796358A (en) Method and apparatus for assembly of electrical cable
US5632081A (en) Two step tab crimper and wire inserter
US4032211A (en) Multi-conductor half-tap connection
US4486950A (en) Method of making two row electrical connector
JPH0249671Y2 (ja)
US4007534A (en) Multi-conductor half tap
CN213071663U (zh) 压接钳