JPS63309845A - 紙葉の形成率測定装置の校正装置 - Google Patents
紙葉の形成率測定装置の校正装置Info
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- JPS63309845A JPS63309845A JP63128144A JP12814488A JPS63309845A JP S63309845 A JPS63309845 A JP S63309845A JP 63128144 A JP63128144 A JP 63128144A JP 12814488 A JP12814488 A JP 12814488A JP S63309845 A JPS63309845 A JP S63309845A
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/17—Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
- G01N21/25—Colour; Spectral properties, i.e. comparison of effect of material on the light at two or more different wavelengths or wavelength bands
- G01N21/27—Colour; Spectral properties, i.e. comparison of effect of material on the light at two or more different wavelengths or wavelength bands using photo-electric detection ; circuits for computing concentration
- G01N21/274—Calibration, base line adjustment, drift correction
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、紙葉の形成率測定装置の測定精度を校正す
る装置に関し、特に、紙葉の形成状態を連続的に測定す
る装置(当業者から一般に[フォーメーションセンサ」
と呼ばれている装置)の測定精度を校正する装置に関す
る。
る装置に関し、特に、紙葉の形成状態を連続的に測定す
る装置(当業者から一般に[フォーメーションセンサ」
と呼ばれている装置)の測定精度を校正する装置に関す
る。
製紙産業では、形成(フォーメーション)という概念は
、紙葉面に繊維が概ね均等に分布していることを意味す
る。フランスの特許PR−B−2568012で、出願
人は、基本的に次のものを含むフォーメーションセンサ
を記述している。
、紙葉面に繊維が概ね均等に分布していることを意味す
る。フランスの特許PR−B−2568012で、出願
人は、基本的に次のものを含むフォーメーションセンサ
を記述している。
測定対象である紙葉に、偏光したレーザー光線を照射す
る光源。
る光源。
発生したレーザー光線の偏光方向に対して垂直な偏光方
向を持つ偏光子。
向を持つ偏光子。
紙葉を透過して伝わってきたレーザー光線を感知し、そ
れを電気信号に変換する手段。
れを電気信号に変換する手段。
最後に、この電気信号を2つの成分に分け、これらの成
分から、率■(形成率を表わす)を計算する電子的処理
手段。Iは次のように定義される。
分から、率■(形成率を表わす)を計算する電子的処理
手段。Iは次のように定義される。
時点tでの実効RMS値
一
時点tでの平均値M
RMSは、紙葉を透過して伝わってきたレーザー光線の
実効変動値を表わし、一般にフォーメーション成分と呼
ばれる。これに対し、値Mは、送られてきた信号の平均
値を表わし、一般にベーシスウェイト(坪量)成分と呼
ばれる。
実効変動値を表わし、一般にフォーメーション成分と呼
ばれる。これに対し、値Mは、送られてきた信号の平均
値を表わし、一般にベーシスウェイト(坪量)成分と呼
ばれる。
このフォーメーションセンサは、Uの字を横にした台の
形状であり、そのrUJの枝と枝の間を、測定対象たる
紙葉が一定の速度で連続的に通過する。横になったrU
Jの上方の枝には、He−Ne型のレーザーが設けられ
ており、下方の枝には、偏光子と、紙葉を透過して伝わ
ってきたレーザー光線を受光するシステムとが設けられ
ている。
形状であり、そのrUJの枝と枝の間を、測定対象たる
紙葉が一定の速度で連続的に通過する。横になったrU
Jの上方の枝には、He−Ne型のレーザーが設けられ
ており、下方の枝には、偏光子と、紙葉を透過して伝わ
ってきたレーザー光線を受光するシステムとが設けられ
ている。
このようなフォーメーションセンサの測定精度を校正す
るためには、固定的ではあるが、フォーメーションセン
サに検出させる目的で光学信号に変調を生じさせる、利
用可能な標準を持つことが必要である。
るためには、固定的ではあるが、フォーメーションセン
サに検出させる目的で光学信号に変調を生じさせる、利
用可能な標準を持つことが必要である。
測定精度の校正は、少なくとも次の2つの理由により、
不可欠となる。
不可欠となる。
第1に、製紙産業では、形成率測定の拠り所となるもの
を求める傾向が次第に強くなっている。
を求める傾向が次第に強くなっている。
その拠り所は、フォーメーションセンサ型の装置が市場
に出現するまでは、紙葉の透明度を視覚的に調べること
によって決定していたため、非常に主観的なものであっ
た。
に出現するまでは、紙葉の透明度を視覚的に調べること
によって決定していたため、非常に主観的なものであっ
た。
第2に、フォーメーションセンサの測定値にも結局ずれ
が生じることがありうる。このずれは、フォーメーショ
ンセンサの電子システムや光学的部品の老朽化に内在す
るものである。
が生じることがありうる。このずれは、フォーメーショ
ンセンサの電子システムや光学的部品の老朽化に内在す
るものである。
この発明の目的は、フォーメーションセンサの測定精度
を校正する装置を提供することにある。
を校正する装置を提供することにある。
その装置は、フォーメーションセンサの測定値の正当性
を調べるため、■又は2以上の所定の形成率を、フォー
メーションセンサによって測定されるような仕方で再現
することができるようにしたものである。
を調べるため、■又は2以上の所定の形成率を、フォー
メーションセンサによって測定されるような仕方で再現
することができるようにしたものである。
この発明の主題は、紙葉の形成率測定装置の測定精度を
校正する装置である。ここでいう形成率測定装置とは、
電磁波の進路を通過する紙葉に電磁波をあて、紙葉を透
過して伝わってきた電磁波を受け取って分析するような
型の装置である。
校正する装置である。ここでいう形成率測定装置とは、
電磁波の進路を通過する紙葉に電磁波をあて、紙葉を透
過して伝わってきた電磁波を受け取って分析するような
型の装置である。
この校正装置は次の2つの手段を含んでいる。
発生した電磁波を絶えず散乱させることのできる手段。
散乱した電磁波を時間の進行に伴って一定の仕方で変調
させることのできる手段。
させることのできる手段。
言い換えれば、この発明は、厳密にいえば形成率の一定
でない散乱物質(紙葉)を、それと同じ光学的特性を示
しそのうえ一定且つ既知の形成率を示す装置にとって代
えるものである。
でない散乱物質(紙葉)を、それと同じ光学的特性を示
しそのうえ一定且つ既知の形成率を示す装置にとって代
えるものである。
実際には、次のようにすると好適である。
電磁波を、可視光線又は赤外線又は紫外線とする。
散乱手段を、つや消しした物質か又は光線を概ね散乱さ
せる物質とし、例えば、つや消しガラス、つや消しした
半透明のプラスデック、又は紙葉のようなものとする。
せる物質とし、例えば、つや消しガラス、つや消しした
半透明のプラスデック、又は紙葉のようなものとする。
変調手段を、光を全部又は一部吸収し、周期的に光線を
遮り、そしてこの光線を一部又は全部変調させることの
できる障害物により構成する。
遮り、そしてこの光線を一部又は全部変調させることの
できる障害物により構成する。
最後に、この障害物を、回転可能な円板上に取り付けら
れた吸光指標とし、その円板を、光線に平行な平面上に
配置する。円板には、バランスをとるためのおもりをも
備える。
れた吸光指標とし、その円板を、光線に平行な平面上に
配置する。円板には、バランスをとるためのおもりをも
備える。
この発明の主題は、更に、紙葉の形成状態を連続的に測
定する、フォーメーションセンサと呼ばれる装置の測定
精度を校正する装置である。ここでいうフォーメーショ
ンセンサは、U字型の台の形状であり、次の手段を含ん
でいる。
定する、フォーメーションセンサと呼ばれる装置の測定
精度を校正する装置である。ここでいうフォーメーショ
ンセンサは、U字型の台の形状であり、次の手段を含ん
でいる。
紙葉を載せて所定の速度で運ぶ手段。
前記紙葉にレーザー光線を照射する手段。この手段はr
UJの枝のひとつ(第1の枝と呼ぶ)に設けられている
。
UJの枝のひとつ(第1の枝と呼ぶ)に設けられている
。
紙葉を透過して伝わってきたレーザー光線を感知してそ
れを電気信号に変換する手段。この手段はrUJのもう
ひとつの枝(第2の枝と呼ぶ)に−7= 設けられている。
れを電気信号に変換する手段。この手段はrUJのもう
ひとつの枝(第2の枝と呼ぶ)に−7= 設けられている。
最後に、このようにして発生した電気信号を処理する電
子的手段。この手段も第2の枝に設けられている。
子的手段。この手段も第2の枝に設けられている。
校正装置には、レーザー光線の光路上にくるような位置
で該装置を2つの枝の端部に固定させることができるよ
うに、クランプ用の顎部が備えられている。
で該装置を2つの枝の端部に固定させることができるよ
うに、クランプ用の顎部が備えられている。
好適な実施例では、この校正装置には、変調手段を保護
するための、光の反射を防止する特性を示すケージも備
えられている。
するための、光の反射を防止する特性を示すケージも備
えられている。
校正装置は製紙機械に据え付けるつもりであるので、紙
葉のほうを校正装置に対して移動させるのが最も好適で
ある。しかし、製紙機械以外の装置(例えば実験室にお
ける装置)に据え付ける場合には、紙葉を固定して光線
の方を移動させてもよいことは、自明のことである。簡
単に言えば、紙葉と校正装置のうちの一方が他方に対し
て相対的に移動すればいいのである。
葉のほうを校正装置に対して移動させるのが最も好適で
ある。しかし、製紙機械以外の装置(例えば実験室にお
ける装置)に据え付ける場合には、紙葉を固定して光線
の方を移動させてもよいことは、自明のことである。簡
単に言えば、紙葉と校正装置のうちの一方が他方に対し
て相対的に移動すればいいのである。
この発明を実施する仕方とそれによってもたらされる利
点とは、以下の実施例によって一層明らかになるであろ
う。
点とは、以下の実施例によって一層明らかになるであろ
う。
第1図に示すように、校正対象であるフォーメーション
センサは、U字型の台23から成っている。台23の一
方の枝I内には、レーザー光線20を発生するHe−N
eレーザー光源が設けられている。台23の他方の枝2
内には、前記光源から発生したレーザー光線を受光する
手段と、レーザー信号を電気信号に変換する手段と、こ
の電気信号を処理する電子的手段とが設けられている。
センサは、U字型の台23から成っている。台23の一
方の枝I内には、レーザー光線20を発生するHe−N
eレーザー光源が設けられている。台23の他方の枝2
内には、前記光源から発生したレーザー光線を受光する
手段と、レーザー信号を電気信号に変換する手段と、こ
の電気信号を処理する電子的手段とが設けられている。
枝1.2は、陽極酸化したアルミニウム製である。
紙葉22は、この枝1と2の間を、レーザー光線20に
散乱と変調を生じさせてそれを光線21に転換させなが
ら、連続的に移動する。光線21は、枝2において受光
される。
散乱と変調を生じさせてそれを光線21に転換させなが
ら、連続的に移動する。光線21は、枝2において受光
される。
この発明に係る校正装置には、一時的に該装置をフォー
メーションセンサに堅く固定させるため、固定用の顎部
3.4が備えられている。固定は、刻みの付いたノブ5
を回してねじ込むことにより、周知の仕方で行なわれる
。このノブ5は、顎部3.4と共に一式の器具を形成し
ているものであり、顎部3.4は、ねじを切った穴をあ
けられており、ノブ5にとってナツトの機能を果たして
いる。顎部3.4は枝1.2に支持されており、こうし
て、校正装置は確実に固定される。
メーションセンサに堅く固定させるため、固定用の顎部
3.4が備えられている。固定は、刻みの付いたノブ5
を回してねじ込むことにより、周知の仕方で行なわれる
。このノブ5は、顎部3.4と共に一式の器具を形成し
ているものであり、顎部3.4は、ねじを切った穴をあ
けられており、ノブ5にとってナツトの機能を果たして
いる。顎部3.4は枝1.2に支持されており、こうし
て、校正装置は確実に固定される。
この発明に係る校正装置には、円筒を切り欠いた形状の
アルミニウム製の保護用ケージ6が含まれている。ケー
ジ6の内側の表面は、光の反射を防止する特性をもたせ
るため黒く塗られている。
アルミニウム製の保護用ケージ6が含まれている。ケー
ジ6の内側の表面は、光の反射を防止する特性をもたせ
るため黒く塗られている。
余分な反射があると、測定に誤差が生じやすいからであ
る。
る。
第2図及び第3図に示すように、この発明に係る校正装
置は、吸光指標7 (NDフィルタのようなもの)を含
んでいる。この吸光指標7は、回転可能な円板8に形成
された管10に、取外し可能に固定されたものである。
置は、吸光指標7 (NDフィルタのようなもの)を含
んでいる。この吸光指標7は、回転可能な円板8に形成
された管10に、取外し可能に固定されたものである。
円板8の回転軸は、レーザー光線20の光路と垂直にな
っている。円板8は、直流電流で駆動する通常の電動モ
ータ12によって回転する。モータ12は、外部をンヤ
ーシ13で保護されている。更に、円板8には、動的バ
ランスを達成するため、吸光指標7と同じ質量のおもり
9が、回転軸に対して管IOと対称な位置に形成された
管11に取外し可能に固定されている。
っている。円板8は、直流電流で駆動する通常の電動モ
ータ12によって回転する。モータ12は、外部をンヤ
ーシ13で保護されている。更に、円板8には、動的バ
ランスを達成するため、吸光指標7と同じ質量のおもり
9が、回転軸に対して管IOと対称な位置に形成された
管11に取外し可能に固定されている。
吸光指標7は円柱状の棒の形をしているが、それは、余
分な反射を避けるため、つや消しされた黒い色をしてい
る。その直径は可変である。実際、複数の形成率を表イ
っすためには、吸光指標7を、別の特性のものに、特に
別の直径のものに取り替えれば足りる。つまり、形成率
の変化の原因となるのは、吸光指標7の直径の変化なの
である。実際、吸光指標7の直径が大きくなれば、変調
が大きくなる。吸光指標7を恒久的に円板8に固定する
ようにしてもよいことは、自明のことである。
分な反射を避けるため、つや消しされた黒い色をしてい
る。その直径は可変である。実際、複数の形成率を表イ
っすためには、吸光指標7を、別の特性のものに、特に
別の直径のものに取り替えれば足りる。つまり、形成率
の変化の原因となるのは、吸光指標7の直径の変化なの
である。実際、吸光指標7の直径が大きくなれば、変調
が大きくなる。吸光指標7を恒久的に円板8に固定する
ようにしてもよいことは、自明のことである。
形成率の概念は、光線を変調させ散乱させる物質によっ
て引き起こされる変調の関数として成り立つ。吸光指標
7の直径の変化は、変調のレベルの変化を引き起こし、
それゆえ形成率の変化を引き起こす。吸光指標7を取り
替えれば当然おもり9も取り替えなければならないこと
は、自明のことである。つまり、この校正装置の設計上
、おもり9の質量はつねに吸光指標7と同じでなければ
ならないのである。
て引き起こされる変調の関数として成り立つ。吸光指標
7の直径の変化は、変調のレベルの変化を引き起こし、
それゆえ形成率の変化を引き起こす。吸光指標7を取り
替えれば当然おもり9も取り替えなければならないこと
は、自明のことである。つまり、この校正装置の設計上
、おもり9の質量はつねに吸光指標7と同じでなければ
ならないのである。
この発明に係る校正装置は、該装置がフォーメーション
センサに固定されたとき、円板8の1回転につき吸光指
標7の円軌道がレーザー光線を2度遮るように設計され
ている。
センサに固定されたとき、円板8の1回転につき吸光指
標7の円軌道がレーザー光線を2度遮るように設計され
ている。
ケージ6は、保護機能に加え、レーザー光線を減衰させ
且つ散乱させる手段を保有する機能をも果たしている。
且つ散乱させる手段を保有する機能をも果たしている。
この実施例では、その手段は、レーザー光線を概ね散乱
させる乳白ガラス(オパールガラス)14から成ってい
る。乳白ガラス14は、レーザー光線の光路に垂直な平
面上に位置しており、したがって、紙葉かたどる平面状
の進路に平行な平面上に位置している。散乱手段として
の乳白ガラス14は、レーザー光線を減衰させるだけで
なく、レーザー光線が空間に拡がることを可能にする。
させる乳白ガラス(オパールガラス)14から成ってい
る。乳白ガラス14は、レーザー光線の光路に垂直な平
面上に位置しており、したがって、紙葉かたどる平面状
の進路に平行な平面上に位置している。散乱手段として
の乳白ガラス14は、レーザー光線を減衰させるだけで
なく、レーザー光線が空間に拡がることを可能にする。
次に、この発明に係る校正装置の働きを一層詳細に説明
する。
する。
円板8が一定速度で回転を始めると、吸光指標7は、レ
ーザー光線を変調させる周期的な動きをするようになる
。この変調は、枝2の端部に設けられたフォーメーショ
ンセンサの受光システムに検出される。この発明に係る
校正装置の設計上、吸光指標7は、1回転毎に2度レー
ザー光線を横切る。そしてこの横断は、2つの正反対の
位置、即ち、乳白ガラス14寄りの位置と受光システム
寄りの位置とで起こる。吸光指標7がこの2つの位置の
うちのどちらの位置でレーザー光線を横切るかによって
、変調後の光線は異なる特性を持つようになる。
ーザー光線を変調させる周期的な動きをするようになる
。この変調は、枝2の端部に設けられたフォーメーショ
ンセンサの受光システムに検出される。この発明に係る
校正装置の設計上、吸光指標7は、1回転毎に2度レー
ザー光線を横切る。そしてこの横断は、2つの正反対の
位置、即ち、乳白ガラス14寄りの位置と受光システム
寄りの位置とで起こる。吸光指標7がこの2つの位置の
うちのどちらの位置でレーザー光線を横切るかによって
、変調後の光線は異なる特性を持つようになる。
こうして、第4図に示すように、波形の谷15が、乳白
ガラス14寄りの位置でのレーザー光線の横断に対応し
ており、谷16が、受光システム寄りの位置でのレーザ
ー光線の横断に対応している。
ガラス14寄りの位置でのレーザー光線の横断に対応し
ており、谷16が、受光システム寄りの位置でのレーザ
ー光線の横断に対応している。
これらの変調の形状と振幅は、この校正装置の幾何学的
特徴の関数として、そして吸光指標7の幾何学的特徴の
関数として決定される。この振幅は、標準的な吸光指標
7による変調信号のスペクトルがフォーメーションセン
サのRMS計算周波数帯域幅の中央に位置するような仕
方で決定される。また、円板の回転速度は、吸光指標7
の通過によって生じる変調の周波数が前記周波数帯域幅
の中央に位置するように調節される。したがって、円板
8の速度のわずかな変化は、標準的な吸光指標7につい
て計算される形成率になんら影響を及ぼさない。
特徴の関数として、そして吸光指標7の幾何学的特徴の
関数として決定される。この振幅は、標準的な吸光指標
7による変調信号のスペクトルがフォーメーションセン
サのRMS計算周波数帯域幅の中央に位置するような仕
方で決定される。また、円板の回転速度は、吸光指標7
の通過によって生じる変調の周波数が前記周波数帯域幅
の中央に位置するように調節される。したがって、円板
8の速度のわずかな変化は、標準的な吸光指標7につい
て計算される形成率になんら影響を及ぼさない。
更に、乳白ガラス14は、円板の回転が停止したとき、
変調はないが光線を散乱させる物質の存在する状態での
フォーメーションセンサの校正、即ち形成率ゼロの状態
でのフォーメーションセンサの校正を可能にする。この
ことは、フォーメーションセンサを光学的にゼロの状態
に「ロック」することを可能にする。このようにして、
校正の一層の正確性が保証される。
変調はないが光線を散乱させる物質の存在する状態での
フォーメーションセンサの校正、即ち形成率ゼロの状態
でのフォーメーションセンサの校正を可能にする。この
ことは、フォーメーションセンサを光学的にゼロの状態
に「ロック」することを可能にする。このようにして、
校正の一層の正確性が保証される。
フォーメーションセンサの一構成要素であり形成率を求
める役割を持つ電子的処理手段に、校正装置によりつく
られた変調信号が与えられると、一定の値の形成率が得
られる。
める役割を持つ電子的処理手段に、校正装置によりつく
られた変調信号が与えられると、一定の値の形成率が得
られる。
このように、この発明に係る校正装置は、この発明にお
いて述べた測定装置以外の様々な測定装置にも固定でき
るようにするため取り付はシステムのみを取り替えるよ
うにすれば、様々なフォーメーション測定装置の精度を
校正するのに特に適したものである。
いて述べた測定装置以外の様々な測定装置にも固定でき
るようにするため取り付はシステムのみを取り替えるよ
うにすれば、様々なフォーメーション測定装置の精度を
校正するのに特に適したものである。
第1図はこの発明に係る校正装置の校正対象たるフォー
メーションセンサの半横向きの概略図、第2図は校正対
象たるフォーメーションセンサの所定位置に固定された
この発明に係る校正装置の横断面図、第3図は校正対象
たるフォーメーションセンサの所定位置Zこ固定された
この発明に係る校正装置の一部縦断面図、第4図はこの
発明に係る校正装置によって得られた変調曲線をグラフ
で表わした図である。 =15− 1.2・・・枝、3.4・・・顎部、5、・・・ノブ、
6・・ケージ、7・・・吸光指標、8・・・円板、9・
・・おもり、10.11・・・管、12・・・電動モー
タ、13・・・シャーシ、14・・・乳白ガラス、20
・・・レーザー光線、21・・・光線、22・・・紙葉
、23・・・倉出願人 センタ テクニーク デ ルインダストリ デ パピール カルトン エ セルロース
メーションセンサの半横向きの概略図、第2図は校正対
象たるフォーメーションセンサの所定位置に固定された
この発明に係る校正装置の横断面図、第3図は校正対象
たるフォーメーションセンサの所定位置Zこ固定された
この発明に係る校正装置の一部縦断面図、第4図はこの
発明に係る校正装置によって得られた変調曲線をグラフ
で表わした図である。 =15− 1.2・・・枝、3.4・・・顎部、5、・・・ノブ、
6・・ケージ、7・・・吸光指標、8・・・円板、9・
・・おもり、10.11・・・管、12・・・電動モー
タ、13・・・シャーシ、14・・・乳白ガラス、20
・・・レーザー光線、21・・・光線、22・・・紙葉
、23・・・倉出願人 センタ テクニーク デ ルインダストリ デ パピール カルトン エ セルロース
Claims (8)
- (1)電磁波の進路を通過する紙葉に電磁波をあて、紙
葉を透過した電磁波を受け取って分析するような型の紙
葉の形成率測定装置の測定精度を校正する装置であって
、 発生した電磁波を絶えず散乱させる手段1 4と、 散乱した電磁波を時間の進行に伴って一定 の仕方で変調させる手段7と を備えた紙葉の形成率測定装置の校正装置。 - (2)電磁波は、可視光線又は赤外線又は紫外線である
特許請求の範囲第1項記載の校正装置。 - (3)散乱手段14は、つや消しした物質か又は光線を
概ね散乱させる物質であり、例えば、つや消しガラス、
つや消しした半透明のプラスチック、又は紙葉である特
許請求の範囲第1項又は第2項のいずれかに記載の校正
装置。 - (4)変調手段7は、光を全部又は一部吸収し、周期的
に光線を遮り、そしてこの光線を一部又は全部変調させ
る障害物である特許請求の範囲第1項ないし第3項のい
ずれかに記載の校正装置。 - (5)障害物は、回転可能な円板8上に取り付けられた
吸光指標であり、該円板8は、発生した光線20に平行
な面上に配置されており、該円板8には、バランスをと
るためのおもり9も備えられている特許請求の範囲第4
項記載の校正装置。 - (6)校正対象である装置に校正装置を固定させるため
、クランプ用の顎部3、4が備えられている特許請求の
範囲第1項ないし第5項のいずれかに記載の校正装置。 - (7)変調手段7を保護するため、光の反射を防止する
特性を示すケージ6が備えられている特許請求の範囲第
1項ないし第6項のいずれかに記載の校正装置。 - (8)電磁波20の進路を通過する紙葉22に電磁波2
0をあて、該紙葉22を透過した電磁波21を受け取っ
て分析する測定装置、の測定精度を校正する装置であっ
て、 発生した電磁波20を絶えず散乱させる手 段としての乳白ガラス14と、 散乱した電磁波を時間の進行に伴って一定 の仕方で変調させる手段としての、電磁波20に平行な
平面上に位置する回転可能な円板8上に取り付けられた
、電磁波を吸収する性質を持つつや消しした黒色の円柱
状の吸光指数7と、 円板8に備えられたバランス用のおもり9 と、 吸光指標7を保護するための、内側表面が 黒く塗られたアルミニウム製のケージ6と、校正対象で
ある装置に校正装置を固定させ るための一対の顎部3、4と を備えた紙葉の形成率測定装置の校正装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8707660A FR2615953B1 (fr) | 1987-05-27 | 1987-05-27 | Dispositif pour etalonner un appareil de mesure de l'indice de formation d'une feuille de papier |
FR8707660 | 1987-05-27 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63309845A true JPS63309845A (ja) | 1988-12-16 |
Family
ID=9351638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63128144A Pending JPS63309845A (ja) | 1987-05-27 | 1988-05-25 | 紙葉の形成率測定装置の校正装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4931659A (ja) |
JP (1) | JPS63309845A (ja) |
FR (1) | FR2615953B1 (ja) |
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US8310660B2 (en) * | 2010-03-16 | 2012-11-13 | Xerox Corporation | Method and system for calibrating a multiple-beam curvature/flatness sensor |
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US4319847A (en) * | 1979-12-05 | 1982-03-16 | Measurex Corporation | Apparatus to measure select properties of a moving sheet with improved standardization means |
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-
1987
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-
1988
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- 1988-05-25 JP JP63128144A patent/JPS63309845A/ja active Pending
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Publication number | Publication date |
---|---|
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