JPS63309661A - タフティング装置 - Google Patents
タフティング装置Info
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- JPS63309661A JPS63309661A JP14205787A JP14205787A JPS63309661A JP S63309661 A JPS63309661 A JP S63309661A JP 14205787 A JP14205787 A JP 14205787A JP 14205787 A JP14205787 A JP 14205787A JP S63309661 A JPS63309661 A JP S63309661A
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Landscapes
- Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、カーペットやマット類の製造に用いられる
タフティング装置、特にその個別ニードル制御機構の改
良に関する。
タフティング装置、特にその個別ニードル制御機構の改
良に関する。
従来の技術と問題点
カーペット類の製造において、その表面のパイル群によ
って任意に多様な柄を表出せしめることを可能にするた
めには、パイルの植設作用を行う多数本のニードルに順
次異色のパイル糸を導き、個々のニードルを個別に制御
して選択的にステッチングを行わせうるちのとなすこと
が望まれる。
って任意に多様な柄を表出せしめることを可能にするた
めには、パイルの植設作用を行う多数本のニードルに順
次異色のパイル糸を導き、個々のニードルを個別に制御
して選択的にステッチングを行わせうるちのとなすこと
が望まれる。
このような要請に基き、従来、I CN (Indlv
idually、 Controled Needl
)と称される個別ニードル制御装置に関する種々の提案
がなされている。
idually、 Controled Needl
)と称される個別ニードル制御装置に関する種々の提案
がなされている。
その基本的かつ代表的な技術の1つとして、特開昭59
−179863号公報に示されるものが公知である。こ
の公知のICN機構は、ニードルバーに進退作動自在に
多数本のニードルを装備し、これをピアノ鋼線を介して
エアシリンダー等の駆動装置に連結し、該シリンダーの
作動で対応ニードルにタフト作動を行わせるものである
。
−179863号公報に示されるものが公知である。こ
の公知のICN機構は、ニードルバーに進退作動自在に
多数本のニードルを装備し、これをピアノ鋼線を介して
エアシリンダー等の駆動装置に連結し、該シリンダーの
作動で対応ニードルにタフト作動を行わせるものである
。
しかしながら、この場合、各ステッチングサイクル毎に
エアシリンダーを作動してニードルの基布への刺入を行
わせるものであるため、■シリンダーに比較的駆動力の
大きなものを要すること、■ニードルの進退作動制御速
度との関係で単位時間当りのステッチサイクル数に制約
を受け、高速タフト駆動が困難であること、■ニードル
バーに、ピアノ鋼線で往復作動するスライダーないしピ
ストンを具備する必要性のため、スライダーの占めるス
ペースとの関係でニードルの配列ピッチに制約を受け、
1列のニードル配列ではステッチラインの隣接間隔が相
当に広いものとなり、結果的にニードルを基布に向けて
交叉する傾斜状態に2列に装備して所要のゲージを得る
ものとしなければならず、かつそうしてもなお所謂ハイ
ゲージはおろかファインゲージと評価しうるような密な
ニードル配置は困難であり、緻密でボリューム感のある
パイル群の植設形成は困難であること、等々の問題点が
あった。
エアシリンダーを作動してニードルの基布への刺入を行
わせるものであるため、■シリンダーに比較的駆動力の
大きなものを要すること、■ニードルの進退作動制御速
度との関係で単位時間当りのステッチサイクル数に制約
を受け、高速タフト駆動が困難であること、■ニードル
バーに、ピアノ鋼線で往復作動するスライダーないしピ
ストンを具備する必要性のため、スライダーの占めるス
ペースとの関係でニードルの配列ピッチに制約を受け、
1列のニードル配列ではステッチラインの隣接間隔が相
当に広いものとなり、結果的にニードルを基布に向けて
交叉する傾斜状態に2列に装備して所要のゲージを得る
ものとしなければならず、かつそうしてもなお所謂ハイ
ゲージはおろかファインゲージと評価しうるような密な
ニードル配置は困難であり、緻密でボリューム感のある
パイル群の植設形成は困難であること、等々の問題点が
あった。
上記のような問題点に対し、そのいくつかを改善するも
のとして、更には特開昭60−39466号公報に示さ
れるように、ピアノ線による個別ニードル駆動手段とは
別に、ニードルバー自体をステッチサイクル毎に昇降駆
動する手段を設け、個別ニードル駆動手段で選針した進
出位置の所定ニードルをもってニードルバー駆動手段に
よりタフト作動を行わせるものとなす提案もなされてい
る。この先行提案技術は前記■■の問題点の解決には有
効であるが、なお前記■の問題点に解決を与えうるちの
ではないのはもとより、更には各ステッチライン上にハ
イパイルとローパイルを湿滑形成せしめることができな
いという難があった。このため、なおファインゲージに
相当する高密度のボリューム感のある変化に富んだパイ
ル群の植設による色彩豊かな柄を表出したカーペット類
の製造は困難なものであった。
のとして、更には特開昭60−39466号公報に示さ
れるように、ピアノ線による個別ニードル駆動手段とは
別に、ニードルバー自体をステッチサイクル毎に昇降駆
動する手段を設け、個別ニードル駆動手段で選針した進
出位置の所定ニードルをもってニードルバー駆動手段に
よりタフト作動を行わせるものとなす提案もなされてい
る。この先行提案技術は前記■■の問題点の解決には有
効であるが、なお前記■の問題点に解決を与えうるちの
ではないのはもとより、更には各ステッチライン上にハ
イパイルとローパイルを湿滑形成せしめることができな
いという難があった。このため、なおファインゲージに
相当する高密度のボリューム感のある変化に富んだパイ
ル群の植設による色彩豊かな柄を表出したカーペット類
の製造は困難なものであった。
この発明は、上記のような問題点に鑑みて、ファインゲ
ージにふされしい高密度なステッチング間隔をもって、
高速タフト駆動が可能であり、多色で斜行柄の表出をも
自在になしうるICN機構に改善点を有するタフティン
グ装置を提供することを目的とする。
ージにふされしい高密度なステッチング間隔をもって、
高速タフト駆動が可能であり、多色で斜行柄の表出をも
自在になしうるICN機構に改善点を有するタフティン
グ装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
この発明は、上記の目的において、個々のニードルの進
退作動を司るシリンダーをニードル列の上方左右両側に
振り分けて、しかも対応ニードルの存する機幅方向の同
一平面内に装備せしめ、基布に対して垂直な運動のみで
下方のニードルに昇降運動を伝達し、伝動の単純化によ
りシリンダーの所要能力を低減してその小型化をはかり
、ひいてはファインゲージに相当する針列間隔をもって
個別ニードル駆動用シリンダーの上記配列設定を可能と
したこと、及び、ニードルを、該ニードル列の前後に配
列された個々のニードル保持片に保持せしめ、その先端
のニードル保持部を薄肉部に形成して前後列のニードル
保持片を上記ニードル保持部において交互に噛み合い状
態に配置せしめるものとし、シリンダーからニードルへ
の伝動機構に充分な設置スペースを得ながらニードルの
間隔を極限まで狭め、従来機では到底不可能であったよ
うなファインゲージでのICN機構の装備を可能なもの
としたことに主たる特徴を有する。
退作動を司るシリンダーをニードル列の上方左右両側に
振り分けて、しかも対応ニードルの存する機幅方向の同
一平面内に装備せしめ、基布に対して垂直な運動のみで
下方のニードルに昇降運動を伝達し、伝動の単純化によ
りシリンダーの所要能力を低減してその小型化をはかり
、ひいてはファインゲージに相当する針列間隔をもって
個別ニードル駆動用シリンダーの上記配列設定を可能と
したこと、及び、ニードルを、該ニードル列の前後に配
列された個々のニードル保持片に保持せしめ、その先端
のニードル保持部を薄肉部に形成して前後列のニードル
保持片を上記ニードル保持部において交互に噛み合い状
態に配置せしめるものとし、シリンダーからニードルへ
の伝動機構に充分な設置スペースを得ながらニードルの
間隔を極限まで狭め、従来機では到底不可能であったよ
うなファインゲージでのICN機構の装備を可能なもの
としたことに主たる特徴を有する。
而して、この発明は、機幅方向に列をなす多数のニード
ルを昇降自在に備えた昇降ニードルブロックと、該ニー
ドルブロックを各ステッチサイクル毎に昇降駆動するニ
ードルブロック駆動手段と、上記ニードルブロックに水
平状に設けられたシリンダーベッド上に、ニードル列の
前後に所定本数ずつ振り分けた形で、かつ中心をニード
ル間隔に対応する間隔を機幅方向にあけた千鳥状配列を
もって垂直に固定された各ニードル数に対応する本数の
個別ニードル駆動用シリンダーと、ニードルブロックの
下面側において前後2列に配置され、各先端の薄肉のニ
ードル固植部か前後のものどおしで交互に噛み合い状態
に配置された多数個のニードル保持片と、前記シリンダ
ーベッドから下向きに突出された各シリンダーの作動ロ
ッドを、ニードルブロックの下部に設けられたガイドプ
レートを貫通してそれぞれに所属する対応のニードル保
持片に連結する垂直昇降連結部材と、所望の柄を表出す
るのに必要な選針機能に基いて前記個別ニードル駆動用
シリンダーの動作を制御するニードル選別制御手段とを
備えてなることを特徴とするタフティング装置を要旨と
する。
ルを昇降自在に備えた昇降ニードルブロックと、該ニー
ドルブロックを各ステッチサイクル毎に昇降駆動するニ
ードルブロック駆動手段と、上記ニードルブロックに水
平状に設けられたシリンダーベッド上に、ニードル列の
前後に所定本数ずつ振り分けた形で、かつ中心をニード
ル間隔に対応する間隔を機幅方向にあけた千鳥状配列を
もって垂直に固定された各ニードル数に対応する本数の
個別ニードル駆動用シリンダーと、ニードルブロックの
下面側において前後2列に配置され、各先端の薄肉のニ
ードル固植部か前後のものどおしで交互に噛み合い状態
に配置された多数個のニードル保持片と、前記シリンダ
ーベッドから下向きに突出された各シリンダーの作動ロ
ッドを、ニードルブロックの下部に設けられたガイドプ
レートを貫通してそれぞれに所属する対応のニードル保
持片に連結する垂直昇降連結部材と、所望の柄を表出す
るのに必要な選針機能に基いて前記個別ニードル駆動用
シリンダーの動作を制御するニードル選別制御手段とを
備えてなることを特徴とするタフティング装置を要旨と
する。
かつまた、上記に加えて各ニードルに向けて導かれるパ
イル糸を、ハイパイルに相当する供給速度で積極的に送
り出す第1速と、ローパイルに相当する供給速度で送り
出す第2速と、積極給糸しない停止状態との少なくとも
3段階に制御可能な糸送り装置と、前記ニードル自動制
御手段に同調し、対応ニードルの作動に対応して前記給
糸装置の給糸速度を個別に制御する給糸制御手段とを具
備することを特徴とするタフティング装置を要旨とする
。
イル糸を、ハイパイルに相当する供給速度で積極的に送
り出す第1速と、ローパイルに相当する供給速度で送り
出す第2速と、積極給糸しない停止状態との少なくとも
3段階に制御可能な糸送り装置と、前記ニードル自動制
御手段に同調し、対応ニードルの作動に対応して前記給
糸装置の給糸速度を個別に制御する給糸制御手段とを具
備することを特徴とするタフティング装置を要旨とする
。
以下、この発明を更に図示実施例について説明する。
実施例
図示の実施例は、この発明の特徴とするICN機構を備
えたニードルヘッドを基布の送り方向に対して前後に離
間して2個備え、多様でボリューム感のある豊富な柄出
しを可能とした双頭式タフティング機を発明実施の好ま
しい一態様として示すものである。
えたニードルヘッドを基布の送り方向に対して前後に離
間して2個備え、多様でボリューム感のある豊富な柄出
しを可能とした双頭式タフティング機を発明実施の好ま
しい一態様として示すものである。
第1図において、(1)は機枠、(2)は基布(3)の
りワインダー、(4)は基布(3)の送りローラ群、(
5)はパイル糸(23)の積極糸送り装置、(6)は第
1ヘツドの第1ニードルブロツク、(7)は第2ヘツド
の第2ニードルブロツク、(8)は第1及び第2ニード
ルブロツク(6)(7)の昇降駆動装置、(9)はニー
ドルプレート、(1o)はルーバー、(11)はナイフ
、(12)はルーパー駆動装置である。
りワインダー、(4)は基布(3)の送りローラ群、(
5)はパイル糸(23)の積極糸送り装置、(6)は第
1ヘツドの第1ニードルブロツク、(7)は第2ヘツド
の第2ニードルブロツク、(8)は第1及び第2ニード
ルブロツク(6)(7)の昇降駆動装置、(9)はニー
ドルプレート、(1o)はルーバー、(11)はナイフ
、(12)はルーパー駆動装置である。
第1及び第2ヘツドの各ニードルブロック(6)(7)
は、基布(3)の送り方向に対して所定間隔を隔て一装
置されている。がっ両ニードルブロック(6)(7)は
いずれも構造的に同一のものであり、その具体的な構成
を第2図ないし第6図に示している。
は、基布(3)の送り方向に対して所定間隔を隔て一装
置されている。がっ両ニードルブロック(6)(7)は
いずれも構造的に同一のものであり、その具体的な構成
を第2図ないし第6図に示している。
各ニードルブロック(6)(7)は、その駆動装置(8
)から垂下された各2本ずつのブツシュロット(13)
(13)に吊持されたフレーム(14)を有する。
)から垂下された各2本ずつのブツシュロット(13)
(13)に吊持されたフレーム(14)を有する。
フレーム(14)には下部に断面が略矩形の箱型に組構
された水平状のガイドプレート(15)と、その上方に
位置して水平状に設けられた断面略下向きコ字状のシリ
ンダーベッド(16)とを有し、下面の中央部には機幅
方向に密な配置に並んだ多数本のニードル(17)の列
を有する。なお、このニードル(17)の隣接間隔(Q
)(第6図)はこの実施例の装置においては3. 2m
mである。各ニードル(17)は、その列の前後に交互
に振り分けた型で配置された逆り字状のニードル保持片
(I8)の先端のニードル固植部(18a)に固着され
ている。がっニードル固植部(18a )は保持片(1
8)の本体部分の肉厚的6tmに対してその厚さが片面
の切削によって約半分に減じられており、厚さ約3鑓の
薄肉部に形成されている。そしてこの薄肉のニードル固
植部(18a)をもって前後の列の保持片(1g)
(1g)どおしが第4図ないし第6図に示すように交互
に噛み合い状態に交番状に配列され、ニードル(17)
を−直線上に一列に配列したものとなされている。
された水平状のガイドプレート(15)と、その上方に
位置して水平状に設けられた断面略下向きコ字状のシリ
ンダーベッド(16)とを有し、下面の中央部には機幅
方向に密な配置に並んだ多数本のニードル(17)の列
を有する。なお、このニードル(17)の隣接間隔(Q
)(第6図)はこの実施例の装置においては3. 2m
mである。各ニードル(17)は、その列の前後に交互
に振り分けた型で配置された逆り字状のニードル保持片
(I8)の先端のニードル固植部(18a)に固着され
ている。がっニードル固植部(18a )は保持片(1
8)の本体部分の肉厚的6tmに対してその厚さが片面
の切削によって約半分に減じられており、厚さ約3鑓の
薄肉部に形成されている。そしてこの薄肉のニードル固
植部(18a)をもって前後の列の保持片(1g)
(1g)どおしが第4図ないし第6図に示すように交互
に噛み合い状態に交番状に配列され、ニードル(17)
を−直線上に一列に配列したものとなされている。
シリンダーベッド(16)上には、各ニードル(17)
に対応する多数本の個別ニードル駆動用シリンダー(1
9)がいずれもその軸線を垂直に配して下向きに固定さ
れている。これらのシリンダー(19)は、直径10I
nIn程度の小型のエアシリンダーが用いられるが、そ
れでも前記ニードルピッチとの関係で、各対応ニードル
(18)の真上位置には到底その配列スペースを得るこ
とができない。そこで、該シリンダー(19)は、第4
図に示すように一直線状に並んだニードル列(C)を基
準としてその前後に同数ずつを振り分けた形で、かつ中
心をニードル間隔(Q)に対応する間隔(W)を機rl
+方向にあけた3本ずつの千鳥状配置をもって3列に配
列されている。
に対応する多数本の個別ニードル駆動用シリンダー(1
9)がいずれもその軸線を垂直に配して下向きに固定さ
れている。これらのシリンダー(19)は、直径10I
nIn程度の小型のエアシリンダーが用いられるが、そ
れでも前記ニードルピッチとの関係で、各対応ニードル
(18)の真上位置には到底その配列スペースを得るこ
とができない。そこで、該シリンダー(19)は、第4
図に示すように一直線状に並んだニードル列(C)を基
準としてその前後に同数ずつを振り分けた形で、かつ中
心をニードル間隔(Q)に対応する間隔(W)を機rl
+方向にあけた3本ずつの千鳥状配置をもって3列に配
列されている。
そして、これらの各個別ニードル駆動用シリンダー(1
9)は、それぞれが対応ニードル(17)の前記保持片
(18)に垂直昇降連結部材(20)を介して連結され
ている。該連結部材(20)は、前記箱状ガイドプレー
ト(15)を垂直にかつ昇降自在に貫通した各ニードル
(17)に対応して2本ずつの平行ガイドロッド(21
)を有し、それらの下端が個別のニードル保持片(18
)に結合されている。一方ガイドロッド(21)の上端
は、対応するシリンダー(19)の配列位置との関係で
第5図に示すようにL字型とか逆T字型につくられた連
結片(22)の下端に結合され、更に該各連結片(22
)は、シリンダーベッド(16)を貫通して下向きに突
出された各対応シリンダー(19)の作動ロッド(19
a)に結合されている。従って、各シリンダー(19)
の作動により、対応のニードル(17)に対し垂直方向
のみに動力を伝達し、それを昇降せしめうるちのとなさ
れている。
9)は、それぞれが対応ニードル(17)の前記保持片
(18)に垂直昇降連結部材(20)を介して連結され
ている。該連結部材(20)は、前記箱状ガイドプレー
ト(15)を垂直にかつ昇降自在に貫通した各ニードル
(17)に対応して2本ずつの平行ガイドロッド(21
)を有し、それらの下端が個別のニードル保持片(18
)に結合されている。一方ガイドロッド(21)の上端
は、対応するシリンダー(19)の配列位置との関係で
第5図に示すようにL字型とか逆T字型につくられた連
結片(22)の下端に結合され、更に該各連結片(22
)は、シリンダーベッド(16)を貫通して下向きに突
出された各対応シリンダー(19)の作動ロッド(19
a)に結合されている。従って、各シリンダー(19)
の作動により、対応のニードル(17)に対し垂直方向
のみに動力を伝達し、それを昇降せしめうるちのとなさ
れている。
前後の両ニードルブロック(6)(7)i、t、主軸(
図示路)によって駆動されるニードルブロック昇降駆動
装置(8)から垂下した各1対のブツシュロッド(13
)に吊持され、該ブツシュロッドによって周期的にかつ
各ステッチサイクル毎に昇降駆動されるものとなされて
いる。
図示路)によって駆動されるニードルブロック昇降駆動
装置(8)から垂下した各1対のブツシュロッド(13
)に吊持され、該ブツシュロッドによって周期的にかつ
各ステッチサイクル毎に昇降駆動されるものとなされて
いる。
そして、その下降により、ニードル駆動用シリンダー(
19)によって予め進出位置に選択作動されたニードル
(17)を基布(3)に刺入せしめ、それに導かれてい
るパイル糸(23)によりルーバー(10)との協働作
用をもって所定のパイルを形成するようになっている。
19)によって予め進出位置に選択作動されたニードル
(17)を基布(3)に刺入せしめ、それに導かれてい
るパイル糸(23)によりルーバー(10)との協働作
用をもって所定のパイルを形成するようになっている。
各ニードルブロック(6)(7)におけるニードル(1
7)の進退作動は、個別ニードル駆動用シリンダー(1
9)によって行われるが、この各シリンダーは、所望の
柄を表出するのに必要な選針機能に基いてON、OFF
の指令信号を出し、バルブの開閉を行うコンピュータに
よるニードル選別制御手段によって行われる。即ち、ニ
ードルブロック(6)’(7)のニードル列中のいずれ
のニードル(17)を押出すかの選択は、所望の表出し
ようとするパイル柄に対応して、ブツシュロッド(13
)の1往復作動による各ステッチサイクル毎に行われる
。しがもこのニードルブロック(6)(7)におけるニ
ードルの進退作動は、先に選択されて基布(3)に刺し
込まれているニードル(17)が、ニードルブロック(
6)(7)の上昇運動によって上昇しはじめたときから
、ニードルブロック(6)(7)が上死点に達するまで
の過程の中で行われる。
7)の進退作動は、個別ニードル駆動用シリンダー(1
9)によって行われるが、この各シリンダーは、所望の
柄を表出するのに必要な選針機能に基いてON、OFF
の指令信号を出し、バルブの開閉を行うコンピュータに
よるニードル選別制御手段によって行われる。即ち、ニ
ードルブロック(6)’(7)のニードル列中のいずれ
のニードル(17)を押出すかの選択は、所望の表出し
ようとするパイル柄に対応して、ブツシュロッド(13
)の1往復作動による各ステッチサイクル毎に行われる
。しがもこのニードルブロック(6)(7)におけるニ
ードルの進退作動は、先に選択されて基布(3)に刺し
込まれているニードル(17)が、ニードルブロック(
6)(7)の上昇運動によって上昇しはじめたときから
、ニードルブロック(6)(7)が上死点に達するまで
の過程の中で行われる。
従って、ニードルブロック(6)(7)が下降しはじめ
る時点では、次にパイルを植設すべく選択されたニード
ル(17)は、その駆動用シリンダー(19)によって
押出し位置に既に進出作動を完了しているようなタイミ
ングで駆動されるものとなされている。
る時点では、次にパイルを植設すべく選択されたニード
ル(17)は、その駆動用シリンダー(19)によって
押出し位置に既に進出作動を完了しているようなタイミ
ングで駆動されるものとなされている。
各ニードル(17)へのパイル糸(23)の供給は、糸
送り装置(5)によって積極的に行われる。従来の一般
的なICN機構を備えたタフティング機における糸送り
は、ニードル(17)の運動によるパイル糸の引込みカ
にょって消極的に必要量のパイル糸を繰出すものである
が、本発明によるタフティング装置の糸送り装置(5)
はフィードローラ(5a)群の回転制御により、基布(
3)に高さの高いハイパイルを植設するために要する給
糸速度に対応した第1速と、高さの低いローパイルを植
設するために要する給糸速度に対応した第2速と、パイ
ル糸(23)の送り出しを停止する停止状態とのハイ、
ロー、ストップの三速を基準として、要すれば更に基布
(3)送り速度のみに対応した第3速を含めた3段階な
いしn段階に制御可能なものとなされている。このよう
な給糸速度の変更制御可能な糸送り装置は、米国特許第
2,935,037号明細書、同2,862,465号
明細書、同5,067.701号明細書等に示される周
知の装置に準じて構成しうる。
送り装置(5)によって積極的に行われる。従来の一般
的なICN機構を備えたタフティング機における糸送り
は、ニードル(17)の運動によるパイル糸の引込みカ
にょって消極的に必要量のパイル糸を繰出すものである
が、本発明によるタフティング装置の糸送り装置(5)
はフィードローラ(5a)群の回転制御により、基布(
3)に高さの高いハイパイルを植設するために要する給
糸速度に対応した第1速と、高さの低いローパイルを植
設するために要する給糸速度に対応した第2速と、パイ
ル糸(23)の送り出しを停止する停止状態とのハイ、
ロー、ストップの三速を基準として、要すれば更に基布
(3)送り速度のみに対応した第3速を含めた3段階な
いしn段階に制御可能なものとなされている。このよう
な給糸速度の変更制御可能な糸送り装置は、米国特許第
2,935,037号明細書、同2,862,465号
明細書、同5,067.701号明細書等に示される周
知の装置に準じて構成しうる。
そして、この糸送り装置(5)は、前記のニードルの選
択を行う自動制御手段に同調し、対応ニードルの作動に
対応してそれへの給糸速度を個別に選択;till 御
しうるちのとなされている。
択を行う自動制御手段に同調し、対応ニードルの作動に
対応してそれへの給糸速度を個別に選択;till 御
しうるちのとなされている。
この給糸制御手段もまた、表出しようとするパイル柄に
応じて、コンピュータ利用により指令信号を出し、フィ
ードローラ群(5a)の回転速度を制御することによっ
て行われるものである。
応じて、コンピュータ利用により指令信号を出し、フィ
ードローラ群(5a)の回転速度を制御することによっ
て行われるものである。
糸送り装置(5)からニードル(17)へ至る個々のパ
イル糸(23)はチューブガイド(24)に通され、相
互に完全な分離状態を保って各ニードル(17)に導か
れている(第1図参照)。
イル糸(23)はチューブガイド(24)に通され、相
互に完全な分離状態を保って各ニードル(17)に導か
れている(第1図参照)。
このチューブガイド(24)は、個々のニードル(17
)に至るパイル糸(23)が、タフトされる走行中のパ
イル糸と、タフトされない停止中のパイル糸との間で相
互に接触し干渉し合うと、結果的に糸どおしの絡み合い
を生じて円滑な給糸作動が妨げられるおそれがあること
に鑑み、隣接する個々のパイル糸を相互に完全な分離状
態に保って上記絡み合いを防止するものである。
)に至るパイル糸(23)が、タフトされる走行中のパ
イル糸と、タフトされない停止中のパイル糸との間で相
互に接触し干渉し合うと、結果的に糸どおしの絡み合い
を生じて円滑な給糸作動が妨げられるおそれがあること
に鑑み、隣接する個々のパイル糸を相互に完全な分離状
態に保って上記絡み合いを防止するものである。
また、チューブガイド(24)は、パイル糸(23)を
その給糸停止時においても安定に保持し、それが不本意
に逆走して非タフト時に二一ドル(17)から脱外して
しまうのを防止する作用をも果すものである。
その給糸停止時においても安定に保持し、それが不本意
に逆走して非タフト時に二一ドル(17)から脱外して
しまうのを防止する作用をも果すものである。
上記タフティング装置の作用について次に説明する。
第1及び第2のニードルブロック(6)(7)は、その
駆動装置(8)のブツシュロッド(13)の昇降作動に
より、常時同期して各ステッチサイクル毎に昇降作動を
繰返す。即ち、フレーム(14) 、シリンダー(19
) 、連結片(22) 、ガイドロッド(21) 、ニ
ードル保持片(18)及びニードル(17)は、常時一
体となって昇降作動を繰返す。
駆動装置(8)のブツシュロッド(13)の昇降作動に
より、常時同期して各ステッチサイクル毎に昇降作動を
繰返す。即ち、フレーム(14) 、シリンダー(19
) 、連結片(22) 、ガイドロッド(21) 、ニ
ードル保持片(18)及びニードル(17)は、常時一
体となって昇降作動を繰返す。
そこで、今第1ヘッドの第に一ドルブロツク(6)にお
いて、コンピュータによるニードル自動選別制御手段に
より、選択されたニードル(17)に対応の駆動用シリ
ンダー(19)にONの作動信号が与えられると、該シ
リンダーの作動によってその選択されたニードル(17
)が進出作用位置にまで下降する。そこで、この状態で
上記の如くニードルブロック(6)の全体が下降される
ことにより、第7図に示すように当該ニードル(17)
は基布(3)に刺入され、それに導かれているパイル糸
(23)をルーバー(10)に引き渡したのち再び上昇
して所定のルー プパイル(P)を形成する。このルー
プパイル(P)はまた、カットパイル(cP)に形成さ
れる場合については、爾後ルーバー(1o)と協働する
ナイフ(11)によって頂部が切断される。一方、この
ループ形成時に同時に給糸制御手段により糸送り装置(
5)にも制御信号が送られ、第1連ないし第1速に糸送
り速度が制御される。そして、これにより形成されるパ
イル(P)に高低差が付与され、第8図(イ)に示すよ
うに各単−スチッチライン上においてハイパイル(Hp
)とローパイル(L p)更にはミドルパイルが混成さ
れる。
いて、コンピュータによるニードル自動選別制御手段に
より、選択されたニードル(17)に対応の駆動用シリ
ンダー(19)にONの作動信号が与えられると、該シ
リンダーの作動によってその選択されたニードル(17
)が進出作用位置にまで下降する。そこで、この状態で
上記の如くニードルブロック(6)の全体が下降される
ことにより、第7図に示すように当該ニードル(17)
は基布(3)に刺入され、それに導かれているパイル糸
(23)をルーバー(10)に引き渡したのち再び上昇
して所定のルー プパイル(P)を形成する。このルー
プパイル(P)はまた、カットパイル(cP)に形成さ
れる場合については、爾後ルーバー(1o)と協働する
ナイフ(11)によって頂部が切断される。一方、この
ループ形成時に同時に給糸制御手段により糸送り装置(
5)にも制御信号が送られ、第1連ないし第1速に糸送
り速度が制御される。そして、これにより形成されるパ
イル(P)に高低差が付与され、第8図(イ)に示すよ
うに各単−スチッチライン上においてハイパイル(Hp
)とローパイル(L p)更にはミドルパイルが混成さ
れる。
一方、ニードル選別制御手段からOFFの信号が与えら
れると、対応のニードル駆動用シリンダー(19)によ
り前述のように当該ニードル(17)がニードルブロッ
ク(6)の上昇復帰過程において退入作動される。従っ
て、少なくとも次のステッチサイクル時においては、ニ
ードルブロック(6)が下降しても当該ニードル(17
)は基布に刺通まれず、パイルの形成を休止する。この
とき、糸送り装置(5)も同時に与えられる停止信号に
より、当該ニードル(17)への積極的な糸送りを停止
する。このため、再びON信号が付与されるまでのステ
ッチサイクル期間中、当該ニードル(17)の受けもつ
ステッチライン上において、第1ヘツドではループの植
設の行われない無パイル部分が形成される。
れると、対応のニードル駆動用シリンダー(19)によ
り前述のように当該ニードル(17)がニードルブロッ
ク(6)の上昇復帰過程において退入作動される。従っ
て、少なくとも次のステッチサイクル時においては、ニ
ードルブロック(6)が下降しても当該ニードル(17
)は基布に刺通まれず、パイルの形成を休止する。この
とき、糸送り装置(5)も同時に与えられる停止信号に
より、当該ニードル(17)への積極的な糸送りを停止
する。このため、再びON信号が付与されるまでのステ
ッチサイクル期間中、当該ニードル(17)の受けもつ
ステッチライン上において、第1ヘツドではループの植
設の行われない無パイル部分が形成される。
第2ヘツドのニードルブロック(7)は、上記の無パイ
ル部分に更に別途異ったパイル糸によりパイルの植設を
行うべく作用する。そのタフト作動は前記第1ニードル
ブロツク(7)によるそれと同一であるが、完全で好ま
しい柄を出すためには、タフト位置を第1ヘツドのニー
ドルブロック(7)によるそれと同調させて規定位置に
正しくパイルの植設を行わなければならない。この同調
、タフト位置合わせは、第1及び第1ニードルブロツク
(6)(7)のニードル列間の距離と基布(3)の送り
速度との関係から、第1ニードルブロツク(6)による
無パイル部分が第2ブロツク(7)ニードル列の真下に
到達するまでの時間のずれを計算で求め、コンピュータ
によりタイミングを自動制御せしめるものとすることに
よって容易に達成しうる。
ル部分に更に別途異ったパイル糸によりパイルの植設を
行うべく作用する。そのタフト作動は前記第1ニードル
ブロツク(7)によるそれと同一であるが、完全で好ま
しい柄を出すためには、タフト位置を第1ヘツドのニー
ドルブロック(7)によるそれと同調させて規定位置に
正しくパイルの植設を行わなければならない。この同調
、タフト位置合わせは、第1及び第1ニードルブロツク
(6)(7)のニードル列間の距離と基布(3)の送り
速度との関係から、第1ニードルブロツク(6)による
無パイル部分が第2ブロツク(7)ニードル列の真下に
到達するまでの時間のずれを計算で求め、コンピュータ
によりタイミングを自動制御せしめるものとすることに
よって容易に達成しうる。
第8図(イ)は単一のステッチライン上において、この
発明の装置により形成しうるパイルの変化の態様の一例
を示すものである。実線で示したパイルと点線で示した
パイルは相互に異色の例えば赤と白によるものであると
仮定した場合、第に一ドルブロック(6)による第1ヘ
ツドで赤色のハイバイル(Hp)とループ状のローパイ
ル(L p)を形成し、第2ニードルブロツク(7)に
よる第2ヘツドで、上記赤色のパイルの欠落部分を埋め
込む形に、白色のハイバイル(Hp)を植設したものと
することができる。
発明の装置により形成しうるパイルの変化の態様の一例
を示すものである。実線で示したパイルと点線で示した
パイルは相互に異色の例えば赤と白によるものであると
仮定した場合、第に一ドルブロック(6)による第1ヘ
ツドで赤色のハイバイル(Hp)とループ状のローパイ
ル(L p)を形成し、第2ニードルブロツク(7)に
よる第2ヘツドで、上記赤色のパイルの欠落部分を埋め
込む形に、白色のハイバイル(Hp)を植設したものと
することができる。
これに対し、従来の一般的なタフティング機では、同第
8図(ロ)に示すように、単一のステッチライン上にお
いては、当該ラインを受けもつ単一のニードルに導かれ
た特定色の例えば赤色のパイル糸のみにより、ハイ、ミ
ドル、ローの各パイル(Hp)(Mp)(Lp)を混成
しうるにとどまり、当該ライン上に異色のパイルを植設
せしめることはできない。
8図(ロ)に示すように、単一のステッチライン上にお
いては、当該ラインを受けもつ単一のニードルに導かれ
た特定色の例えば赤色のパイル糸のみにより、ハイ、ミ
ドル、ローの各パイル(Hp)(Mp)(Lp)を混成
しうるにとどまり、当該ライン上に異色のパイルを植設
せしめることはできない。
第9図(イ)は、基布(3)の進行方向と直角な機幅方
向の断面において、複数個のステッチライン」二におい
てこの発明の装置により形成しうるパイルの変化の態様
を例示したものである。同図に実線で示した例えば赤色
のハイパイル(Hp)及びローパイル(L p)はこれ
らを第に一ドルブロック(6)の選針によって形成し、
その両側の点線で示した例えば白色のハイパイル(Hp
)はこれを第2ニードルブロツク(7)によって形成せ
しめることができる。
向の断面において、複数個のステッチライン」二におい
てこの発明の装置により形成しうるパイルの変化の態様
を例示したものである。同図に実線で示した例えば赤色
のハイパイル(Hp)及びローパイル(L p)はこれ
らを第に一ドルブロック(6)の選針によって形成し、
その両側の点線で示した例えば白色のハイパイル(Hp
)はこれを第2ニードルブロツク(7)によって形成せ
しめることができる。
従って、この場合、ニードルブロックに備えたニードル
間隔に対応した緻密なステッチラインのすべてにそれぞ
れ特定色のパイルを植設することが可能である。
間隔に対応した緻密なステッチラインのすべてにそれぞ
れ特定色のパイルを植設することが可能である。
これに対し、従来の一般的なタフティング機では、同第
9図(ロ)に示すように、ステッチライン毎にハイパイ
ル(Hp)、ミドルパイル(Mp)、ローパイル(Lp
)の植設の選択を行い、ローパイル(L p)を隣接す
るステッチラインのハイバイル(up)又はミドルパイ
ル(Mp)の間の谷間に隠蔽せしめることによって、外
観上赤色あるいは白色のパイル面を早出せしめる所謂ハ
イロ一方式により柄の表出を行うしか方法がなかった。
9図(ロ)に示すように、ステッチライン毎にハイパイ
ル(Hp)、ミドルパイル(Mp)、ローパイル(Lp
)の植設の選択を行い、ローパイル(L p)を隣接す
るステッチラインのハイバイル(up)又はミドルパイ
ル(Mp)の間の谷間に隠蔽せしめることによって、外
観上赤色あるいは白色のパイル面を早出せしめる所謂ハ
イロ一方式により柄の表出を行うしか方法がなかった。
この場合、隠蔽されるローパイル(Lp)のパイル糸の
消費の無駄に加えて、ローパイル(L p)の色彩が投
影され易いことによる鮮明な柄出しが困難であり、更に
は表面に顕われるパイルのステッチライン間隔がゲージ
の2倍の粗いものとなり、密度の高い豪華なパイル面を
形成せしめることができないという固有の欠点を有する
ものである。
消費の無駄に加えて、ローパイル(L p)の色彩が投
影され易いことによる鮮明な柄出しが困難であり、更に
は表面に顕われるパイルのステッチライン間隔がゲージ
の2倍の粗いものとなり、密度の高い豪華なパイル面を
形成せしめることができないという固有の欠点を有する
ものである。
第10図は更に、この発明の装置を用いて形成しつるパ
イル柄の各種変化の態様を1例とじて示すものである。
イル柄の各種変化の態様を1例とじて示すものである。
図中のパイルの色は、実線を赤色、点線を白色、屈折波
線を黄色、鎖状線を青色のパイル糸によるものとした場
合、第に一ドルブロック(6)のニードル(17)には
1本おきに赤と白のパイル糸を、第2ニードルブロツク
(7)のニードル(17)には1本おきに黄と青のパイ
ル糸を導いたものとすることによって、基布の幅方向に
豊富に表面色が変化し、かつパイル密度やパイル高さも
複雑に変化した、色彩豊かで変化に富んだ多色柄を表出
せしめうろことが同図から容易に理解されるであろう。
線を黄色、鎖状線を青色のパイル糸によるものとした場
合、第に一ドルブロック(6)のニードル(17)には
1本おきに赤と白のパイル糸を、第2ニードルブロツク
(7)のニードル(17)には1本おきに黄と青のパイ
ル糸を導いたものとすることによって、基布の幅方向に
豊富に表面色が変化し、かつパイル密度やパイル高さも
複雑に変化した、色彩豊かで変化に富んだ多色柄を表出
せしめうろことが同図から容易に理解されるであろう。
発明の効果
この発明は、上記実施例に示したようなタフティング機
において、その第1または第2ヘッド部分に装備するよ
うなICN機構の構造を特徴とする。而して、この発明
はその特定構成により次のような作用効果を奏する。
において、その第1または第2ヘッド部分に装備するよ
うなICN機構の構造を特徴とする。而して、この発明
はその特定構成により次のような作用効果を奏する。
(イ) 先ず、ICN機構としての一般的な特長である
利点のすべてを享受しつる。即ち、各ニードルが1本ご
とにそれぞれ独立して作動制御されるものとなされてい
ることにより、所望の柄を表出するために必要なパイル
糸を導いたニードルのみを1ステツチサイクルごとに選
択して作動せしめ、他のニードルを休止せしめたものと
することができ、しかもパイル糸の糸送り装置による積
極的な糸送り速度制御とも相俟って、極めて豊富に多様
な任意の柄出しを自動的に遂行できるものとなしつる。
利点のすべてを享受しつる。即ち、各ニードルが1本ご
とにそれぞれ独立して作動制御されるものとなされてい
ることにより、所望の柄を表出するために必要なパイル
糸を導いたニードルのみを1ステツチサイクルごとに選
択して作動せしめ、他のニードルを休止せしめたものと
することができ、しかもパイル糸の糸送り装置による積
極的な糸送り速度制御とも相俟って、極めて豊富に多様
な任意の柄出しを自動的に遂行できるものとなしつる。
(ロ) また、タフト駆動の高速化を支障なく達成でき
ると共に、故障によるトラブル発生のおそれも減少しう
る。即ち、タフトを行うべきニードルと休止ニードルと
の選択を、ニードルブロックに装備した個別ニードル駆
動用シリンダーで各ニードルを個別に進退作動させるこ
とによって行い、実際にニードルを基布に刺入してパイ
ル形成を行なわせる動作は、ニードルブロック自体を全
体的に各ステッチサイクル毎に昇降駆動することによっ
て行わせるものとしている。従って、前記シリンダ−に
はニードルをパイル糸を伴って基布に刺入するための大
きな駆動力を必要とせず、そのストロークも短いものと
することができる。
ると共に、故障によるトラブル発生のおそれも減少しう
る。即ち、タフトを行うべきニードルと休止ニードルと
の選択を、ニードルブロックに装備した個別ニードル駆
動用シリンダーで各ニードルを個別に進退作動させるこ
とによって行い、実際にニードルを基布に刺入してパイ
ル形成を行なわせる動作は、ニードルブロック自体を全
体的に各ステッチサイクル毎に昇降駆動することによっ
て行わせるものとしている。従って、前記シリンダ−に
はニードルをパイル糸を伴って基布に刺入するための大
きな駆動力を必要とせず、そのストロークも短いものと
することができる。
かつシリンダーに大きな負荷がかからないから、小型の
ものを使用しうるほか、耐用寿命を増大でき、故障のお
それも少ないものとすることができるとともに、高速で
短時間のうちに選針作動を行わせうることにより、ニー
ドルブロックの昇降サイクルを速めても充分それに選針
作動を追随せしめることができる。
ものを使用しうるほか、耐用寿命を増大でき、故障のお
それも少ないものとすることができるとともに、高速で
短時間のうちに選針作動を行わせうることにより、ニー
ドルブロックの昇降サイクルを速めても充分それに選針
作動を追随せしめることができる。
従って、機械の高速駆動を可能とし、生産性を向上する
ことかできる。
ことかできる。
(ハ) ニードルの配列間隔を極限まで狭め、所謂ファ
インゲージ化に対応でき、ひいては緻密でボリューム感
のあるパイルの植設を行いうると共に、豊富で多様な柄
出しを可能とする。即ち、ニードル駆動用シリンダーと
して前記のように比較的小型のものを用いうること、そ
れをニードルヘッド上において前後に振り分けて千鳥配
置に配設したこと、シリンダーからニードルへの伝動を
、ガイドプレートを貫通する垂直な直線運動の伝達のみ
による垂直昇降連結部材を介して行うものとしたこと、
更には、各ニードル保持片をニードル列の両側に交互に
振り分けて配置し、その先端部の薄肉のニードル固植部
を噛み合い状態に交番配置したものとしたこと、等によ
り、それらが相俟ってニードルの配列間隔を極めて小さ
いものとすることが可能となった。従って、従来のIC
N機構によるものでは側底不可能としたニードル間隔の
極めて小さいファインゲージ化を実現できることとなり
、その結果ステッチライン間隔の小さい緻密なパイルの
植設を可能とし、ボリューム感のある豪華なパイル面の
形成を可能とすると共に、異色パイル群の境界線の鮮明
でシャープにあられれた美麗で多様な柄を有するカーペ
ット類の製造が可能となった。
インゲージ化に対応でき、ひいては緻密でボリューム感
のあるパイルの植設を行いうると共に、豊富で多様な柄
出しを可能とする。即ち、ニードル駆動用シリンダーと
して前記のように比較的小型のものを用いうること、そ
れをニードルヘッド上において前後に振り分けて千鳥配
置に配設したこと、シリンダーからニードルへの伝動を
、ガイドプレートを貫通する垂直な直線運動の伝達のみ
による垂直昇降連結部材を介して行うものとしたこと、
更には、各ニードル保持片をニードル列の両側に交互に
振り分けて配置し、その先端部の薄肉のニードル固植部
を噛み合い状態に交番配置したものとしたこと、等によ
り、それらが相俟ってニードルの配列間隔を極めて小さ
いものとすることが可能となった。従って、従来のIC
N機構によるものでは側底不可能としたニードル間隔の
極めて小さいファインゲージ化を実現できることとなり
、その結果ステッチライン間隔の小さい緻密なパイルの
植設を可能とし、ボリューム感のある豪華なパイル面の
形成を可能とすると共に、異色パイル群の境界線の鮮明
でシャープにあられれた美麗で多様な柄を有するカーペ
ット類の製造が可能となった。
図面はこの発明の実施例を示す。第1図はタフティング
装置全体の側面図、第2図はそのニードルブロック部分
の縦断面図、第3図は第2図■−■線の断面図、第4図
は個別ニードル駆動用シリンダーとニードルとの配置関
係を示す説明用平面図、第5図は駆動用シリンダーから
ニードルへの伝動機構部分を示す斜視図、第6図は第5
図VI−Vl線の断面図、第7図はパイルの形成時のニ
ードルとルーパー及びナイフの相対関係を示す側面図、
第8図(イ)(ロ)は本発明の装置による場合と従来の
タフティング装置による場合との比較において、形成し
うるパイルの変化状態をステッチラインの側面方向から
見た説明図、第9図(イ)(ロ)は上記同様の比較にお
いて形成パイルの変化状態をステッチラインと直交する
方向から見た説明図、第10図はこの発明の実施例によ
る装置で形成しうるパイルの変化状態を示す説明図であ
る。 (3)・・・基布、(5)・・・糸送り装置、(6)・
・−第に一ドルブロック、(7)・・・第2ニードルブ
ロツク、(8)・・・ニードルブロック駆動装置、(l
O)・・・ルーパー、(11)・・・ナイフ、(13)
・・・ブツシュロッド、(15)・・・ガイドプレート
、(1B)・・・シリンダーベッド、(17)・・・ニ
ードル、(18)・・・ニードル保持片、(18a )
・・・ニードル固植部、(19)・・・個別ニードル駆
動用シリンダー、(20)・・・垂直昇降連結部材、(
21)・・・ガイドロッド、(22)・・・連結片、(
23)・・・パイル糸、(24)・・・チューブガイド
。 以上 特許出願人 住江織物 株式会社 ム 第2図 第3図 第4図 XJVI 第7図
装置全体の側面図、第2図はそのニードルブロック部分
の縦断面図、第3図は第2図■−■線の断面図、第4図
は個別ニードル駆動用シリンダーとニードルとの配置関
係を示す説明用平面図、第5図は駆動用シリンダーから
ニードルへの伝動機構部分を示す斜視図、第6図は第5
図VI−Vl線の断面図、第7図はパイルの形成時のニ
ードルとルーパー及びナイフの相対関係を示す側面図、
第8図(イ)(ロ)は本発明の装置による場合と従来の
タフティング装置による場合との比較において、形成し
うるパイルの変化状態をステッチラインの側面方向から
見た説明図、第9図(イ)(ロ)は上記同様の比較にお
いて形成パイルの変化状態をステッチラインと直交する
方向から見た説明図、第10図はこの発明の実施例によ
る装置で形成しうるパイルの変化状態を示す説明図であ
る。 (3)・・・基布、(5)・・・糸送り装置、(6)・
・−第に一ドルブロック、(7)・・・第2ニードルブ
ロツク、(8)・・・ニードルブロック駆動装置、(l
O)・・・ルーパー、(11)・・・ナイフ、(13)
・・・ブツシュロッド、(15)・・・ガイドプレート
、(1B)・・・シリンダーベッド、(17)・・・ニ
ードル、(18)・・・ニードル保持片、(18a )
・・・ニードル固植部、(19)・・・個別ニードル駆
動用シリンダー、(20)・・・垂直昇降連結部材、(
21)・・・ガイドロッド、(22)・・・連結片、(
23)・・・パイル糸、(24)・・・チューブガイド
。 以上 特許出願人 住江織物 株式会社 ム 第2図 第3図 第4図 XJVI 第7図
Claims (4)
- (1)機幅方向に列をなす多数のニードルを昇降自在に
備えた昇降ニードルブロックと、 該ニードルブロックを各ステッチサイクル毎に昇降駆動
するニードルブロック駆動手段と、 上記ニードルブロックに水平状に設けられたシリンダー
ベッド上に、ニードル列の前後に所定本数ずつ振り分け
た形で、かつ中心をニードル間隔に対応する間隔を機幅
方向にあけた千鳥状配列をもって垂直に固定された各ニ
ードル数に対応する本数の個別ニードル駆動用シリンダ
ーと、 ニードルブロックの下面側において前後2列に配置され
、各先端の薄肉のニードル固植部が前後のものどおしで
交互に噛み合い状態に配置された多数個のニードル保持
片と、 前記シリンダーベッドから下向きに突出された各シリン
ダーの作動ロッドを、ニードルブロックの下部に設けら
れたガイドプレートを貫通してそれぞれに所属する対応
のニードル保持片に連結する垂直昇降連結部材と、 所望の柄を表出するのに必要な選針機能に基いて前記個
別ニードル駆動用シリンダーの動作を制御するニードル
選別制御手段とを備えてなることを特徴とするタフティ
ング装置。 - (2)個別ニードル駆動用シリンダーが、エアシリンダ
ーからなる特許請求の範囲第1項記載のタフティング装
置。 - (3)垂直昇降連結部材は、ガイドプレートを貫通し下
端が対応のニードル保持片に結合された1ないし複数本
ずつのガイドロッドと、該ガイドロッドの上端を前記個
別ニードル駆動用シリンダーの作動ロッドに連結するL
字型及び逆T字状の連結片とよりなる特許請求の範囲第
1項又は第2項記載のタフティング装置。 - (4)機幅方向に列をなす多数のニードルを昇降自在に
備えた昇降ニードルブロックと、 該ニードルブロックを各ステッチサイクル毎に昇降駆動
するニードルブロック駆動手段と、 上記ニードルブロックに水平状に設けられたシリンダー
ベッド上に、ニードル列の前後に所定本数ずつ振り分け
た形で、かつ中心をニードル間隔に対応する間隔を機幅
方向にあけた千鳥状配列をもって垂直に固定された各ニ
ードル数に対応する本数の個別ニードル駆動用シリンダ
ーと、 ニードルブロックの下面側において前後2列に配置され
、各先端の薄肉のニードル固植部が前後のものどおしで
交互に噛み合い状態に配置された多数個のニードル保持
片と、 前記シリンダーベッドから下向きに突出された各シリン
ダーの作動ロッドを、ニードルブロックの下部に設けら
れたガイドプレートを貫通してそれぞれに所属する対応
のニードル保持片に連結する垂直昇降連結部材と、 所望の柄を表出するのに必要な選針機能に基いて前記個
別ニードル駆動用シリンダーの動作を制御するニードル
選別制御手段と 各ニードルに向けて導かれるパイル糸を、 ハイパイルに相当する供給速度で積極的に送り出す第1
速と、ローパイルに相当する供給速度で送り出す第2速
と、積極給糸しない停止状態との少なくとも3段階に制
御可能な糸送り装置と、 前記ニードル自動制御手段に同調し、対応ニードルの作
動に対応して前記給糸装置の給糸速度を個別に制御する
給糸制御手段とを備えてなることを特徴とするタフティ
ング装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14205787A JPS63309661A (ja) | 1987-06-05 | 1987-06-05 | タフティング装置 |
DE3811330A DE3811330C2 (de) | 1987-06-05 | 1988-04-02 | Tuftingmaschine |
BE8800473A BE1001952A5 (fr) | 1987-06-05 | 1988-04-26 | Machine a tufter. |
US07/191,113 US4831948A (en) | 1987-06-05 | 1988-05-06 | Tufting machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14205787A JPS63309661A (ja) | 1987-06-05 | 1987-06-05 | タフティング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63309661A true JPS63309661A (ja) | 1988-12-16 |
JPH0160587B2 JPH0160587B2 (ja) | 1989-12-25 |
Family
ID=15306412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14205787A Granted JPS63309661A (ja) | 1987-06-05 | 1987-06-05 | タフティング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63309661A (ja) |
-
1987
- 1987-06-05 JP JP14205787A patent/JPS63309661A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0160587B2 (ja) | 1989-12-25 |
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