JPS63307871A - 4−(2’,3’−ジアルコキシ)プロポキシメチルー1,3−ジオキソランの製造法 - Google Patents

4−(2’,3’−ジアルコキシ)プロポキシメチルー1,3−ジオキソランの製造法

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JPS63307871A
JPS63307871A JP12282288A JP12282288A JPS63307871A JP S63307871 A JPS63307871 A JP S63307871A JP 12282288 A JP12282288 A JP 12282288A JP 12282288 A JP12282288 A JP 12282288A JP S63307871 A JPS63307871 A JP S63307871A
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高石 尚武
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稲本 善昭
Koichi Urata
浦田 興一
Junichi Kono
純一 河野
Hisao To
塘 久夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、2.3−ゾアルコキシデロビルグリセリルエ
ーテルの製造中間体として有用な次の式(式中、Bは炭
素数8ないし24の飽和又は不飽和の直鎖又は分岐鎖の
脂肪族炭化水素基でちゃ、R1、R1は水素原子、低級
アルキル基、アリール基又はアラルキル基であり、R′
は炭素数1ないし24の飽和又は不飽和の直鎖又は分岐
鎖の脂肪族炭化水素基である) で表わされる新規な4− (2’ 、 3’−ジアルコ
キシ)ゾロ−キシメチル−1,3−ゾオキソランの製造
法に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕天然界
には、エーテル結合を有する多価アルコールの誘導体が
多数存在するが、それらの中でグリセリンのモノアルキ
ルエーテル(グリセリルエーテルと称する)が特に著名
である。たとえば魚類の脂質中には、ノq/I/之チル
グリセリルエーテル(キミルアルコールと称する)、ス
テアリルグリセリルエーテル(パチルアルコール)およ
びオレイルグリセリルエーテル(セラキルアルコール)
が含まれている。
このグリセリルエーテルは、特にそのw10型乳化特性
を利用して、化粧品基材等への幅広い利用がなされてい
る(#開昭49−87612号、特開昭49−9223
9号、特開昭52−12109号など)。その他に、骨
髄における血球促進効果、抗炎症作用、抗III!瘍活
性等薬理作用も有することが知られている (特公昭4
9−10724号9%公昭52−18171号)。
また、このようなグリセリルエーテルが数多くの特性を
有するユニークな界面活性剤である点に着目して、グリ
セリルエーテルと類似の分子構造を有する(すなわち、
エーテル結合と親水性のOH基を分子内に包含して成る
)?リオールエーテル化合物を、多価アルコールよシ誘
導する試みが成されている(米国特許第2.25a89
2号9%公昭52−18170号9%開昭53−137
,905号。
特開昭54−145224号など)。そして、かくして
得られた一すオールエーテル化合物は、そのW/Q型乳
型持化特性用して化粧品基材として利用されたり(ドイ
ツ公開特許第2455287号)、一般的な乳化剤の他
、防菌防カビ剤としても利用されている。  。
斯かる実状において、本発明者は鋭意研究を行った結果
、次の一般式(III) OR’    0HOH (式中、Rは炭素数8ないし24の俸和又は不飽和の直
鎖又は分岐鎖の脂肪族炭化水素基でるり、R′は炭素数
1ないし24の飽和又は不飽和の直鎖又は分岐鎖の脂肪
族炭化水素基である)で表わされる新規化合物の2.3
−ジアルコキシゾロビルグリセリルエーテル(以下、ゾ
グリセリンゾアルキルエーテルと略称するーことがある
)が、化学的に安定であり、皮膚刺激が少なく、界面活
性を有する九め、乳化剤、洗浄剤、油剤(エモリエント
剤)、自己乳化型油剤、湿潤剤、増粘剤として有用であ
り、特に化粧料の成分として使用できることを見出した
このゾグリセリンゾアルキルエーテル(■)を製造する
方法としては、いくつかの方法が考えられるが、多数の
副生物を生ずるとか、収率が悪い等の問題があシ、工業
的有利にこれを製造することは困難であった。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本発明者は、更に研究を行った結果、中間に本
発明の4− (2’ 、 3’−ジアルコキシ)ゾロ−
キシメチル−1,3−ゾオキソラン(■)を経由する方
法が高純度のゾグリセリンゾアルキルエーテル(l[l
)を高収率で得ることができることを見出し、本発明を
完成した。
すなわち、本発明は、次の式(n)、 (式中、Rは炭素数8ないし24の飽和又は不飽和の直
鎖又は分岐鎖の脂肪族炭化水素基であり、R1、R1は
水素原子、低級アルキル基、アリール基又はアラルキル
基である) で表わされる4 −(2’−ヒドロキシ−3′−アルコ
キシ)プローキシメチル−1,3−ゾオキンランをエー
テル化するととt−W徴とする式(1)(式中、R5R
1及びR2は前記に同じ。R′は炭素数1ないし24の
飽和又は不飽和の直鎖又は分岐鎖の脂肪族炭化水素基で
ある) で表わされる4 −(2’ 、 3’−ジアルコキシ)
f口?キシメチル−1,3−ジオキソランの製造法を提
供するものである。
以下、更に詳細に本発明を説明する。
本発明の原料である式(It)で表わされる4−(2′
−ヒドロキシ−3′−アルコキシ)fO,leキシメチ
ル−1,3−ジオキソラン(■)(以下、「1゜3−ジ
オキンラン化合物と称する)は、例えば、グリシゾルエ
ーテル(IV)に2位、3位を適当な保護基で保護した
グリセリン(V)、すなわちグリセリンのアセタールあ
るいはケタール(以下保iグリセリンと称する)を反応
せしめることにより製せられる。
(式中、R西及びR1は前記と同じものを示す)本発明
の原料である1、3−ジオキンラン化合物(11)は上
記の方法により製造するのが最も有用であり、最も好ま
しいが、別の方法、すなわち、下式に従って、アルコー
ル(M) t−酸あるいは塩基性触媒の存在下、1,3
−ジオキソラン型のニーキサイド化合物(■)と反応せ
しめて1.3−ジオキソラン化合物(II)とすること
もできる。
しかしながら、後者の場合は1.3−ジオキソラン化合
物(II)を生成する際に多数の副生成物が生じ、純度
が不十分であるので、最終的に蒸留等の手段が必要とな
る。事実、本発明者らは、後者方法を用たところ、1.
3−ジオキソラン化合物(II)は塩基性触媒で約30
%、酸性触媒で約35俤程度という極めて低い収率であ
った(比較例1〜3参照)。
本方法で出発物質として使用されるアルキルグリシゾル
エーテル(fV)は、炭素数8ないし24、好ましくは
8ないし20の飽和又は不飽和の直鎖又は分岐鎖の脂肪
族炭化水素基を有するものであシ、具体例としては、n
−オクチルグリシゾルエーテル、n−デシルグリシゾル
エーテル、n−ドデシルグリシゾルエーテル、n−テト
ラデシルグリシゾルエーテル、n−ヘキサデシルグリシ
ゾルエーテル、n−オクタデシルグリシゾルエーテル、
n−オクタデセニルグリシゾルエーテル(オレイルグリ
シゾルエーテル)、トコシルグリシゾルエーテル等の直
鎖状1級アルキルグリシゾルエーテル類;2−エチルへ
キシルグリシゾルエーテル、2−へキシルデシルグリシ
ゾルエーテル、2−オクチルドデシルグリシゾルエーテ
ル、2−へブチルウンデシルグリシゾルエーテル、2−
(113゜3−トリメチルブチル)オクチルグリシゾル
エーテル、2−デシルテトラデシルグリシゾルエーテル
、2−ドデシルヘキサデシルグリシゾルエーテル、2−
テトラデシルオクタデシルグリシゾルエーテル、5.Z
、7−ドリメチルー2−(1、3゜3−トリメチルブチ
ル)オクチルグリシゾルエーテル、及び次の式 (式中、mは4ないし10の整数を、nは5ないし11
の整数を示し、m+nは11ないし17を示し、かつm
=7、n=8t−頂点とする分布を有する) で示されるメチル分岐インステアリルグリシゾルエーテ
ル等の分岐鎖1@アルキルグリシゾルエーテル類: 5
ec−デシルグリシゾルエーテル、sec−オクチルグ
リシゾルエーテル、5ee−ドデシルグリシゾルエーテ
ル等の2級アルキルグリシゾルエーテル類:t−オクチ
ルグリシゾルエーテル、t−ドデシルグリシゾルエーテ
ル等の3級アルキルグリシゾルエーテル類がある。
尚、アルキルグリシゾルエーテルは、最近、アルコール
(ROB)よシ、ハロヒドリンエーテルを単離すること
なく、高収率で製造する方法が開発されてきている(例
えば、特開昭54−76508号、同54−14170
8号、同54−141709号、同54−141710
号など)。
また、保急グリセリン(V)としては、アルデヒドより
a導されるグリセリンのアセタール及びケトンよCd導
されるグリセリンのケタールがめる。
保獲基を形成するために用いられる化合物の具体例、す
なわちアセタールとするためのアルデヒド類としては、
脂肪族アルデヒド(ホルムアルデヒド、アセトアルデヒ
ド、プロピオンアルデヒド、オクチルアルデヒドなど)
、脂環式アルデヒド(シクロペンチルアルデヒド、シク
ロヘキシルアルデヒドなど)及び芳香族アルデヒド(ベ
ンズアルデヒド、ナフチルアルデヒドなど)が挙げられ
、またケタールとするためのケトン類としては、脂肪族
ケトン(アセトン、メチルエチルケトン、シーエチルケ
トン、メチルゾロピルケトン、シクロビルケトン、エチ
ルプロピルケトン、メチルへキシルケトンなど)、脂環
式ケトン(シクロブタノン、シクロペンタノン、シクロ
ヘキサノン、シクロオクタノンなど)、芳香族ケトン(
アセトフェノン、ベンゾフェノンなど)が挙げられる。
これらの化合物とグリセリンより保護グリセリンを製造
するには、公知の方法に従い、酸性触媒の存在下グリセ
リンと上記ケトン又はアルデヒドを脱水縮合反応せしめ
ることによシおこなわれる。
アルキルグリシゾルエーテル(■)と保護グリセリン(
V)の反応に用いられる触媒としては、アルカリ金属水
酸化物(たとえばLiOH、NaOH、KOHなど)、
アルカリ金属アルコラード(たとえばNaOMe 、 
Na0Et 、 t −BuOKなど)、第三級アミン
類(たとえばトリエチルアミン、トリブチルアミン、ナ
ト2メチルエチレンシアミン、テトラメチル−1,3−
ゾアミノデロノ9ン、テトラメチル−1,6−ジアミノ
ヘキサン、トリエチレンシアミン等)等の塩基性触媒並
びに硫酸、塩酸、硝酸、リン酸等のゾロトン酸;三フフ
化ホウ素エーテル錯体、三フッ化ホウ素酢酸錯体、三フ
ッ化ホウ素フェノール錯体、塩化アルミニウム、臭化ア
ルミニウム、塩化亜鉛、四塩化スズ、塩化アンチモン、
四塩化チタン、四塩化ケイ素、塩化第二鉄、臭化第二鉄
、塩化第二コバルト、臭化第二コバルト、塩化ゾルコニ
ウム、酸化ホウ素、酸性活性アルミナ等のルイス酸等の
酸性触媒が挙げられる。
上記反応は、一般に、アルキルグリシゾルエーテル(I
V) 1モルに対し、1〜10モル、好ましくは1〜5
モルの保護グリセリン(v)t”o、ool〜0.2モ
ル、特に好ましくは0.01〜0.1モルの触媒の存在
下、70〜150℃、特に好ましくは90〜120℃の
条件下で反応せしめることによりおこなわれる。
保護グリセリン(V)の使用量は、理論上アルキルグリ
シゾルエーテル(IV)と等モルで良いが、実際には、
等モルより多電用いた方が、収率良く、かつ、反応が短
時間で進行する。反応溶媒は無くても反応は進行するが
、過剰量の保護グリセリンを使用して溶媒兼用とするの
が最も適当である。
また、必要に応じて溶媒を使用することもできる。
反応溶媒としては、本反応に悪影#を及ぼさないものは
いずれも使用できるが、炭化水素系溶媒が適当である。
この炭化水素系溶媒には、ペンタン、ヘキサン、ヘプタ
ン、オクタン等の脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素類、シクロペンタン、
シクロヘキサン等の脂環式炭化水素類及びこれらの混合
物が含まれる。
如上の如く反応をおこなうことにより、1.3一ゾオキ
ソラン化合物(n)が80チ以上の高収率で得られる。
必要であれば、更にここで蒸留等の手段により精製する
こともできるが、一般に無色無臭の透明液体として得ら
れるので単離・精aをおこなわずそのまま次の反応に供
することができる。
本発明を実施するには、反応をアルカリ性物質の存在下
行うのが好ましい。
アルカリ性物質としては、アルカリ金属水酸化物、アル
カリ金属炭酸塩、アルカリ金属リン酸基などが挙げられ
るが、とくKこれらの中で水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム等のアルカリ金属水酸化物が工業的に好適である
。アルカリ性物質の使用量は、l、3−ジオキソラン化
合物(II)1−1ニルあたシ1〜10モルが適当でろ
り、10〜80チ、よシ好ましくは30〜60%水溶液
とするのが良い。
1.3−ジオキソラン化合物(II)をエーテル化する
のに適当なエーテル化剤としては、アルキルハライド、
スルホン酸のアルキルエステル、硫酸のアルキルエステ
ル等が使用され、これらは炭素数1ないし24、好まし
くは工ないし18、とくに1ないしlOの飽和又は不飽
和の直鎖又は分岐鎖の脂肪族炭化水素基を有するもので
あり、アルキルクロライド、アルキルブロマイド、アル
キルヨーダイト等のアルキルハライド類、アルキルノQ
ラドルエンスルホン酸塩、アルキルメタンスルホン酸塩
などが挙げられる。これらのうち好適なエーテル化剤と
しては、アルキルブロマイド、アルキルヨーメイドを挙
げることができる。アルキルブロマイド、アルキルヨー
メイドのアルキル基としては、直鎖型脂肪族炭化水素基
として、メチル、エチル、ゾロfル、メチル、オクチル
、デシル、ヘキサデシル、オクタデシル、オクタデセニ
ル(オレイル)などがあシ、分岐型脂肪族炭化水素基ト
シては、2−エチルヘキシル、2−ヘプチルウンデシル
、5,7.7−)リメチル−2−(1゜3.3−)リメ
チルプチル)オクチル、及び次の式 (式中、mは4ないし10の整数を、nは5ないし11
の整数を示し、manは11ないし17を示し、かつm
=7 、n=8を頂点とする分布を有する) で示されるメチル分岐イソステアリル基などがあり、脂
環式炭化水素基としては、シクロヘキシル、シクロペン
チル、シクロオクチルなどがおる。その他、芳香族炭化
水素基などが挙げられるが、本発明ではとくに脂肪族炭
化水素基が好適である。
エーテル化剤の使用量は時に制限はないが、l。
3−ジオキソラン化合物(n) iモルあたシl〜6モ
ル程度が適当である。
1.3−ジオキソラン化合物(■)のエーテル化反応は
、好ましくは触媒量の第4級オニウム塩の存在下に行な
うのが良く、ここで用いられる第4級オニウム塩として
は、とくに工業的入手の容易さからアンモニウム塩が好
適である。第4級アンモニウム塩の具体例としては、テ
トラアルキルアンモニウム塩(例えば、ナト2ブチルア
ンモニウムクロライド、テトラブチルアンモニウム硫酸
水素塩、トリオクチルメチルアンモニウムクロライド、
ラウリルトリメチルアンモニウムクロライド、ステアリ
ルトリメチルアンモニウムクロライド、ペンシルトリメ
チルアンモニウムクロライドなど)、あるいは?リオキ
シアルキレン基を有するアルキルアンモニウム塩の一群
(例えば、テトラオキシエチレンステアリルジメチルア
ンモニウムクロライド、ビステトラオキシエチレンステ
アリルメチルアンモニウムクロライドなど)、あるいは
ベタイン化合物、クラウンエーテル、アミンオキサイド
化合物、イオン交換樹脂などが挙げられる。これらの第
4級オニウム塩は触媒量で良いが、具体的には1.3−
ジオキソラン化合物(■)1モルあたり 0. OOs
〜0.5モル程度が適当である。
ま九、反応溶媒としては、本反応に悪形#を及ぼさない
ものはいずれも適用できる。これらの中でもとくにヘキ
サン、ヘプタン、オクタンなどの脂肪族炭化水素類、シ
クロペンタン、シクロヘキサンなどの脂環式炭化水素類
、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素
類が好ましい。
さらに、ジエチルエーテル、THF、ジグライム、ジオ
キサンなどのエーテル化合物も使用できる。
本発明方法により得られた1、3−ジオキソラン化合物
(1)は加水分解することによりゾグリセリンゾアルキ
ルエーテル(III)に導くことができる。
1.3−ジオキソラン化合物のゾグリセリンアルキルエ
ーテル(III)への加水分解反応は、ジオキソランの
加水分解として公知の如何なる方法によっても行なうこ
とができるが、硫酸、塩酸、硝酸、リン酸、ベンゼンス
ルホン酸、酢酸等のプロトン酸触媒を用い、水中で加熱
するのが良い。酸触媒の使用量は特に限定はないが、0
.01−2規定で十分であシ、特にO,OS〜1.0規
定が適当である。
水には、水溶性の有機溶媒、例えばメタノール、エタノ
ール、イソデロノQノール等の低級アルコール、THF
、ジオキサン等を加えることができ、また、反応温度は
50〜100℃が好ましい。
このような条件下で加水分解反応を行なえば、ジアルキ
ルエーテルジオキソラン(1)から、はぼ定購的にゾグ
リセリンゾアルキルエーテル(III)が説明するが、
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
参考例1 還流冷却器、温度計、滴下ろうと及び攪拌装置を備えた
Xtの丸底フラスコに150%水酸化ナトリウム水溶液
120F(水酸化ナトリウム純分として602(15モ
ル)、参考例2で得たモノメチル分岐イソステアリルア
ルコール689(0,25モル)、n−ヘキサン200
−及びステアリルトリメチルアンモニウムクロライド2
.51y (o、 0075モル)をこの順に加えた。
反応混合物を水浴中で反応温度25℃に保ち、攪拌速度
400 r、p、m−にて激しくかきまぜながら滴下ろ
うとよりエピクロルヒドリン939(1モル)を滴下し
た。約1.5時間を要して工ぎクロルヒドリンを滴下し
た後、反応混合物の温度を50℃に昇温せしめ、この温
度で約8時間攪拌を続は念。反応終了後、常法により処
理して、下式で示されるモノメチル分岐インステアリル
グリシゾルエーテル68t(収率83チ)を得た。
沸点:142−175℃(0,08wxHy )IR(
液膜、倒−” ): 3050.3000.1250゜
1100.920.845 (式中、mFi4ないし10の整数を、nは5ないし1
1の整数を示し、m+nは11ないし17を示し、かつ
m=7.n=8を頂点とする分布を有する) 参考例2 20tオートクレーブに、イソステアリン酸イソプロピ
ルエステル〔エメリー(Emery ) 2310イソ
ステアリン酸イソプロピルエステル、米国エメリー社よ
り市販されている)477ot及び鋼クロム触媒(8揮
!!り239rを仕込む。つぎに、150 Kf/cm
”の圧力にて水素ガスを光填せしめ、次いで反応混合物
1に275℃に加熱昇温させる。
150 h/cm” / 275℃で約7時間水素添加
した後、反応生成物を冷却して、触媒残渣をろ別により
除き、粗生成物3500Fを得た。粗生成物を減圧蒸留
することにより、80〜167℃10.6wx Hyの
留分として、無色透明のイソステアリルアルコール33
00fを得た。得られたインステアリルアルコール(モ
ノメチル分岐インステアリルアルコール)は、酸価α0
5、ケン化価5.5、水酸基価181.4を示した。I
R(液膜)においては3340.1055百−1に、N
MR(CCl4溶媒)においては83.50 (ブロー
ド三重線、−CH* −OH)にそれぞれ吸収を示した
。このアルコールの主成分は、そのガスクロマトグラフ
からアルキル基の合計炭素数が18であるものが約75
%を占め、残りの成分は、合計炭素数14.16のもの
であり、分岐メチル基はいずれもアルキル主鎖の中央部
付近に位情するものの混合物であることがわかった。
参考例3 環流冷却器、温度計、滴下ろうと及び攪拌器を備えた1
tの反応容器に、アセトングリセリンケタール298?
(2,,25モル)及びテトラメチルシアミノヘキサン
I Z9 t (0,075モル) t−取り、かきま
ぜる。反応混合物を100℃に加熱し、滴下ろうとより
、オクチルグリシゾルエーテル140 ? (0,75
モル)を少しずつ滴下する。グリシゾルエーテルの滴下
中は、反応混合物の温度を100〜110℃に保つ。約
30分間でグリシゾルエーテルの滴下を終え、更に、反
応混合物を100〜110℃で6時間加熱する。冷却後
反応生成物から、減圧下で過剰のアセトングリセリンケ
タール等を留去し、残部を減圧蒸留に付すこと一ピーク
を示し、2.2−ジメチル−4−(2’−ヒドロキシ−
3′−オクトキシ)f口?キシメチル−1,3−ジオキ
ソランであることを確認した。
沸点:172〜175℃(0,61IIIHy )元素
分析(ltt算値) : CxyHs40sC:63.
9%(64,12%)、H:10.8%(10,76%
)、0:24.7%(25,12%) IR(液膜、cWR−”):3470% 1380% 
IJ70%1255.1212.1110% 1080
% 1050゜4O NMR(CCL4泗媒、δ): 3.3〜4.4(多重線、13H。
ゝ。′ L4(ブロード−重機、12H、CHs(CHs)sc
HxO−)0.95(三重線、3 H、CHs(CHs
)scHsO−)酸価: 0.01 (計算値0.0)
、ケン化価:αo3(計算値0.0)、水酸基価:18
0(計算値:176 )、’!’)素価: 0.1 (
計算値o、 o >、オキシラン酸素:0%(計算値0
チ) 分子1(VPO法/CH(、ts) : a 18 (
計算値318)実施例1 還流冷却器、温度計、滴下ろうと及び攪拌器を備えた1
tの反応容器に97 %NaOH49,5t(NaOH
として48 f (1,2モル)〕を加え、更に水46
.5ft加え50%のNaOH水溶液とする。
ついで、ヘキサン150F、参考例3で得られた2、2
−ジメチル−4−(2’−ヒドロキシ−3′−オクトキ
シ) 7” T:1t1eキシメチル−1,3−ジオキ
ソラン63.7 ? (0,2モル)を加え激しくかき
まぜる。ついで、硫酸水素テトラブチルアンモニウム3
.4 t (0,01モル)1加える。反応混合物の温
度を25℃に保ち、滴下ろうとよショウ化メチル85.
2 t (0,6モル)を少しずつ滴下する。滴下終了
後、反応混合物を50℃に加熱せしめ、この温度で約5
・時間攪拌を続ける。反応混合物のガスクロマトグラフ
よシ、モノアルキルエーテル体が完全に消失した事を確
認後、反応混合物を冷却せしめ、分液によシヘキサン層
を採取する。ヘキサン層はで硝にて乾燥後、減圧下でヘ
キサンを留去し友。更に、減圧蒸留により、無色透明の
液体の2.2−ジメチル−4−(2’−メトキシ−3′
−オクトキシ)7’Odeキシメチル−1,3−ジオキ
ンラン56.69 (収率85%)を得た。
沸点:154〜158℃(α7uHf)元素分析(計算
値) 、Cx5HssOs :C:64.9%(65,
03%)、H:10.8%(10,91チ)、0:24
.1%(24,06%) IR(液膜、譚−’):  1380.1370X 1
260.1213.1115.1055.85ONMR
(CCt4溶媒、TMS内部標準、δ):3.1〜4.
3(多重線、12H; CH,CH。
3.35(−東線、3 H: −0CRs )1.25
(ブロード−東線、12 H% CH3(CH嵩)sC
H*O−)α89(三重線、 3HS CHs(CH雪
)scHso −)酸価: 0.03 (計算値0.0
 ) 、ケン化価: O,OS(計算値0.0)、水酸
基価: 0.10 (計算値0.0)、ヨウ素価: O
,OS (計算値0.0 ) 、オキシラン酸素二〇%
(計算値θ%) 分子量(vpo法/CHCjs ) : 335 (計
算値332)参考例4 還流冷却器、温度計及び攪拌器を備えたltの反応容器
に、INatR水溶液200−を加え、ついで実施例1
の方法を2[繰シ返し得られた2゜2−ジメチル−4−
(2’−メトキシ−3′−オクトキシ)プロ?キシメチ
ルー1.3−ゾオキソランのうち66.4t(0,2モ
ル)を加え、さらにエタノール200dt−加え、攪拌
しながら加熱還流する。反応混合物は、最初乳白色の不
拘−エマルゾヨン様であるが、還流が始まると同時に無
色透明な均一溶液となる。約6時間加熱還流を続けた後
、反応生成物を冷却し、ついで97%NaOH8,3f
を加えて中和する。中和後、エーテル300dを加えた
後、分液によジエーテル層を採取する。芒硝で乾燥後、
減圧下でエーテルを留去した後、更に100℃/ 0.
1 wtHyで約3時間減圧乾燥せしめる。かくして、
無色透明の粘調な液体である2−メトキシ−3−オクト
キシプロピルグリセリルエーテル57t(収率98%)
を得る。
元素分析(計算値)’、CtsHs*Os :C:6t
4%(6t61%)、H:11.0%(11,03%)
、0 : 27.1チ(27,36チ) IR(液膜、m−’):  3400.1000〜11
70.85ONMR(CC4m媒、TMS内部標準、δ
):3.41(−東線、3H; −0CHs)3.10
〜3.90(多重線、12H;1.3(ブロード−′!
に巌、12 H: CH3(CH鵞)scHxO−)0
.88(三4fflA、3 H: CHs (CHs 
)60HxO−)酸価: 0.01 (計算値0.0 
> 、ケン化価: o、 03(計算値0,0)、水酸
基価:380(計算値384)、ヨウ素価: 0.0 
(計算値0.0)分子t(vpo法/CHCts ) 
: 290 (計算値292)参考例5 参考例3において、オクチルグリシゾルエーテルに代え
て、ドデシルグリシゾルエーテル182F (0,75
モル)を用い、他はすべて同じ条件で反応せしめた後、
同様な後処理により、無色透明の液体230t(収率8
2%)を得た。このものは、そのガスクロ前トゲラフよ
シ単−成分であることが認められ、2.2−ジメチル−
4−(2’−ヒドロキシ−3′−ドブシロキシ)ゾロ献
キシメチルー1.3−ゾオキンランであることが確認さ
れ7?:′。
沸点:196〜200℃(0,5mtHy )元素分析
値(計算値) 、C!IH4!O5mc : e 7.
0チ(67,34%)、H:11.4%(11,30%
)、0:21.1チ(21,36%) IR(液膜、cm−” ) 63470% 1380%
 1370%1255.1213.1140.1080
.1050゜NMR(CC4沼媒、δ): 3.2〜4.2(多重線、12H ゝ。′ 1.20(ブロード−重線、20 H、CHs (CH
z)toCHzO−)0.87(三重線、3 H* C
Hs (CHs)toCI(zO−)酸価: 0.0 
(計算値0.0 ) 、ケン化価: 0.05(計算値
0.0)、水酸基価:155(計算値150)、ヨウ素
価: 0.3 (計算値0.0 ) 、オキシラン酸素
:0%(計算値0%) 分子t(Vpo法/CHCl、 ) : 376 (計
算値375)実施例2 参考例5で得られた2、2−ジメチル−4−(2′−ヒ
ドロキシ−3′−ドブシロキシ)プローキシメチル−1
,3−ゾオキソラン74.9 t (0,2モル)を用
い、他の条件はすべて実施例1と同一にして反応せしめ
た。同様な後処理により、無色透明の液体71.5 t
 (92s収率)を得た。このものは、そのガスクロマ
トグラフよシ単−成分であることが認められ、2.2−
ジメチル−4−(2′−メトキシ−3′−ドブシロキシ
)プロ?キシメチルー1.3−ゾオ中ソランであった。
沸点;180〜185℃(0,4闘Hp)元素分析(計
算値)、CnH*aOs :C:67.t%(68,0
0%)、H: 11.4%(11,41%)、0:20
.89G(20,59%) IRC液膜、crIM−”)  :  1380.13
70.1260.1216.1115.1050.84
5NMR(CCLam媒、TMS内部標準、δ):3.
2〜4.3(多重線、12H; CHs  CH3 3,34(−重線、3 H: −0CHs )ゝ、′ 1.27(ブロード−重M、20H;CHs(CHz)
xocHmo−)0.85(三]KM、 3 H: C
Hs (CI(! )IOCHIO−)酸価: 0.1
0 (計算値0.0)、ケン化価: O,a O(計算
値0.0 ) 、水酸基価: O,Os (計算値0.
0)、ヨウ素価: 0.20 (計算値o、 o ) 
、オキシラン酸素:09&(計算値0チ) 分子量(vpo法/CHCts): 382(計算値3
89)参考例6 実施例2の方法を2度繰り返し得られた2、2−ゾメチ
ル−4−(2’−メトキシ−3′−ドブシロキシ)ゾロ
−キシメチル−1,3−ゾオキンランのうち77.7 
F (0,2モル)を用い、他の条件はすべて参考例4
と同一にして加水分解を行なった。
反応初期においては、乳白色のエマルション様であるが
、還流が始まると同時に無色透明の均一溶液となった。
同様な後処理により、無色透明の粘稠な液体である2−
メトキシ−3−ドブシロキシゾロビルグリセリルエーテ
ル6B、3t(収率98S>を得た。
元素分析(計算値)、Cl0H400S :C:65.
3チ(65,48%)、H:11.2%(11,57%
)、0:22.8%(22,95%) IR(液膜、cm−”):  3400.1000−1
170、5O N M R(CC1a fj媒、TMS内部標準、δ)
:3.45(−重線、3Hニー0CHs)3.18〜3
.68(多重線、12H:1.33(ブロード−重線、
20 H; CHs (CH鵞)+o CHzO−)0
.89(三重線、3 H: CHl (CHm )10
 CHIO−)酸価: 0.03 (計算値0.0 )
 、ケン化価: o、 02(計算値0.0 ) 、水
酸基価:325(計算値322)、ヨウ素価:α0(計
算値0.0) 分子量(vpo法/CHCl5 ) : 350 (計
算値349)参考例7 還流冷却器、温度針、滴下ろうと、窒素ガス導入管及び
攪拌装置を備え九5を丸底フラスコに、グリセリンジメ
チルケタール1061F(8モル)及びテトラメチル−
1,6−ジアミノヘキサン2&4?(0,165モル)
を仕込み、窒素ガス通気下で攪拌混合した。ついで、窒
素ガス通気下、滴下ろうとよシ、参考例1で得られ九七
ツメチル分岐インステアリルグリシゾルエーテル130
8f(4モル)を少しずつ滴下し九。尚、グリシゾルエ
ーテルの滴下中、反応混合物の温度は、加熱を施し10
0℃前後に保った。約2時間を要してグリシゾルエーテ
ル管加えた。この間、反応混合物の温度は少しずつ上昇
し、グリシゾルエーテル滴下終了時には125℃であっ
た。反応温度130〜140℃にて約6時間加熱攪拌を
続け、反応混合物のガスクロマトグラフより、イソステ
アリルグリシゾルエーテルが完全に消失した事を確認後
、反応生成物を室温まで冷却した。ついで、水道水(1
500f)t−加え、さらに食塩(ioonを加え静置
分液した。分液によシ、上層を採取した後、無水芒硝を
加え乾燥し、減圧蒸留で、過剰に用いたグリセリンジメ
チルケタールを留去した。
更に、減圧蒸留をおこない、2.2−ジメチル−4−(
2’−ヒドロキシ−31−インステアロキシ)ゾロぜキ
シメチル−1,3−ジオキソラン1510?(収率82
−)を得た。
沸点:210〜230℃(0,5〜0.8襲Hp)元素
分析(計算値) 、CuHuOs :Cニア0.7%(
70,621)、H: xzt%(1x、55ts)、
0:16.9%(17,42%) IR(液膜、cm−” ):  3460,1380.
1370゜1260.1210.1115.1055.
85ONMR(CCtafa媒、TMS内部標準、δ)
:3.2〜4.3(多重線、12H: ゝ。′ 酸化:0.01(計算値α0)、ケン化価=1.5(計
算値α0)、水酸基価:120(計算値122)、ヨウ
素価:LO(計算値0.0 ) 、オキシラン酸素:0
嘔(計算値θ%) 分子量(vpo法/ CHCts )  : 458 
(計算値459)実施例3 還流冷却器、温度計、滴下ろうと及び攪拌装置金偏え九
3tの反応容器に、50チ水酸化す) IJウム水溶9
240 t (水酸化ナトリウム120?(3,0モル
)〕、ヘキサン460f%硫酸水素テト2ブチルアンモ
ニウム&5F(0,025モル)、及び参考例7で得ら
れた2、2−ジメチル−4−(2′−ヒドロキシ−3′
−イソステアロキシ)ゾロ−キシメチル−1,3−ジオ
キソラン230f(0,5モル)を加え室温で激しくか
きまぜる。ついで、滴下ろうとより、目つ化メチル14
2t(1,0モル)t−少しずつ滴下する。ヨウ化メチ
ルの滴下中は、反応温度は室温に保九れる。ヨウ化メチ
ルを加え終えた後、反応混合物を面熱還流せしめる。約
6時間加熱還流した後、反応混合物のガスクロマトグラ
フよ、9.1.3−ジオキソラン化合物(n)が消失し
た事を確認後、反応生成物を室温にまで冷却し、ついで
、静置して分液した。
有機層を採取後、水層はへキサン抽出し、先に得た有機
層と併せ、減圧下で溶媒を留去した。更に、減圧蒸留に
より、無色透明の液体の2,2−ツメチル−4−(2’
−メトキシ−3′−イソステアロキシ)ゾロ−キシメチ
ル−1,3−ゾオキソラン201F(収率85チ)を得
た。
沸点:196〜228℃(0,6〜0.8訪Hy)元素
分析(計算値) 、Cx5HisOs :Cニア1.0
%(7L14%)、H:11.8%(11,86%)、
o : 17.1チ(16,92チ) IR(液膜、cm−” ):  1380s  137
0% 1260.1210.1110.1050.85
ONMR(CC4溶媒、TMS内部標準、δ):3.2
〜4.3(多重線、12H: 3.35(−重線、3Hニー0CHs)酸価: 0.1
2 (計算値0.0 ) 、ケン化価二0.4(計算値
0.0)、水酸基価: 0.5 (計算値0)、ヨウ素
価: O,S (計算値0.0 ) 、オキシラン酸素
:0俤(計算値O慢) 分子z(vpo法/CHCl5)  : 471 (計
算値473)参考例8 還流冷却器、温度計及び攪拌器を備えた1tの反応容器
に実施例3で得た2、2−ジメチル−4−(2′−メト
キシ−31−イソステアロキシ)ゾロ−キシメチル−1
,3−ゾオキソラン120t(α25モル)ヲ加え、つ
いでメタノール20ロら加熱還流する。約6時間の還流
で、反応混合物のガスクロマトグラフより、ジアルキル
エーテルジオキソラン化合物(1)の加水分解が完全に
進行した事が認められた。反応生成物は室温まで冷却し
た後、エーテル500dを加え、振シまぜた後、静置分
液し、エーテルIf4tl−採取した。エーテル層より
減圧下エーテル?留去した後、さらK100’C / 
0. 1 wtHyにて約3時間乾燥せしめる。かくし
て、無色透明のシロップ状の2−メトキシ−3−イソス
テアロキシプロピルグリセリルエーテル1042(収率
96%)を得る。
元素分析(計算値) 、Cx1Hs*Os :C:69
.2%(69.40%)、H:11%(12.11%)
、0:1&0%(1&49%) IR(液膜、efIM−”):  3400S 104
0”l18ONMR(CC4fi媒、TMS内部1@準
、a):3、3〜3.8(多重線、12H: 3、5(−重線、3HニーQC町) 酸価: 0. 1 (計算値0. 0 ) 、ケン化1
i1[i : 0. 5 (計算値0.0)、水酸基価
:250(¥tfjE値260)、ヨウ素価:LO(計
算値0. 0 ) 、オキシラン酸素:0%(計算値0
−) 分子g ( vpo法/CHC1m’) : 4 3 
5 (計算値433)実施例4 実施例3において、ヨウ化メチルに代えてヨウ化n−ブ
チル184F(1モル)を用い、他の条件はすべて同一
とし、反応温度65〜70℃で約3時間乾燥せしめた。
反応生成物より分液によシ有機層を採取し、減圧下溶媒
を留去せしめた。
ついで、減圧蒸留により、無色透明の液体の2。
2−ジメチル−4−( 2’−ブトキシ−31−イソス
テアロキシ) fa11eキシメチル−1.3−ジオキ
ソラン210t(収率82チ)を得た。
沸点:210℃〜250℃( 0. 7 mHt )元
素分析(計算値) 、C31H@鵞OI:CニアL1%
(7132%)、H:IZOI(12.14%)、0:
15.0チ( 1 5.5 4チ)IR(液膜、cWI
−”):  1380、1370、1260、1207
、1110,1060、845NMR(CC1.溶媒、
TMS内部標準、δ):3、2〜42(多重線、14H
; 酸価: 0. 1 0 (計算値0.0)、ケン化価:
0.5(計算値α0)、水酸基価: O. S (計算
値0.0)、ヨウ素価: 0. 3 (計算値0. 0
 ) 、オキシラン酸素=θ%(計算値01) 分子量( vpo法/CHCts) : 5 1 7 
(計算値515)参考例9 実施例4で得られた2.2−ジメチル−4−(2′−ブ
トキシ−3′−インステアロキシ)ゾロ献中ジメチルー
1.3ーゾオキソ2ン134t(α26モル)を用い、
他の条件はすべて参考例8と同一にして加水分解を行な
った。同様な後処理によシ、無色透明のシロップ状の2
−ブトキシ−3・−イソステアロキシプロピルグリセリ
ルエーテル120t(収率97%)を得た。
元素分析(計算値) 、Cx5Hs*Os :Cニア0
.7%(70.8t%)、H:114%(IZ31%)
、0:16.8%(16,85%) IR(液1i1. on−” ) :  3400.1
040−1104O−118ON沼媒、TMS内部標準
、δ):3.2〜3.8(多重線、14H: 酸価:0.01(計算値0.0)、ケン化価:0.2(
計算値α0)、水酸基価:235(計算値236)、ヨ
ウ素価:0.3(計算値0.0)、オキシラン酸素:0
%(計算値θ%) 分子量(vpo法/CHC2s ) : 474 (計
算値475)実施例5 実施例3において、ヨウ化メチルに代えてn−オクチル
プロマイド193F(1モル)を用い、他の条件はすべ
て同一とし、反応温度70〜75℃で約20時間反応せ
しめ九。反応生成物より分液により有機層を採取し、減
圧下溶媒を留去せしめた。ついで、減圧蒸留によシ、無
色透明の液体の2.2−ジメチル−4−(2’−オクト
キシ−3′−イソステアロキシ)プローキシメチル−1
,3−ジオキソラン257F(収率90%)を得た。
沸点:240〜270℃(0,6〜0.7□Hr)元素
分析(計算値)、03SH700S :Cニア3.9%
(73,63%)、H:12.5%(12,36%)、
0:14.3%(14,01%) IR(液膜、51−”):  1380,1370.1
260゜1214.1105.1055.845NMR
(CCt4溶媒、TM8内部標準、δ):12〜4.2
(多重線、14H: 酸価: 0.1 (計算値0.0)、ケン化価:0.3
(計算値α0)、水酸基価: 0.0 (計算値0.0
)、ヨウ素価:αl(計算値αO)、オキシラン酸素:
O慢(計算値O1) 分子11(VPO法/CHCl5): 573(計算値
571)参考例10 実施例5で得られた2、2−ジメチル−4−(2′−オ
クトキシ−3′−インステアロキシ)プローキシメチル
−1,3−ゾオキソラン1711(0,3モル>1用い
、他の条件はすべて参考例8と同一にして加水分解を行
なっ九。同様な後処理によシ、無色透明のシロップ状の
2−オクトキシ−3−インステアロキシデクビルグリセ
リルエーテ#155 f (収$ 97.5%>1得た
元素分析(計算値) 、Cs*HssOs :C: 7
 Z8%(72,401)、a:xz7s(tzs3%
)、0:14.6%(1a07チ) IR(液膜、tM−1):  3400,1020”l
17ONMB(CC1al14媒、TMS内部標準、δ
):3.2〜3.8(多重線、14H: 酸価: 0.02 (計算値0.0)、ケン化価:0.
1(計算値0.0)、水酸基価:205(計算値21o
)、ヨウ素価: 0.3 (計算値0.0 ) 、オキ
シラン酸素:0慢(計算値θ%) 分子量(vpo法/CHCIm ): 533(計算値
531)比較例1 還流冷却器、温度針、滴下ろうと及び攪拌器を備えた3
tの反応容器に、509b水酸化ナトリウム水溶液72
0?(水酸化ナトリウム360F(9モル))、ヘキサ
ン400 f、アセトングリセリンケタール397F(
3モル)を取り、激しくかきまぜる。ついで、トリメチ
ルドデシルアンモニウムクロライl’ 39.6 F 
(0,15モル)を加えた後、反応混合物の温度t30
t::に保っ。ついで、滴下ろうとよシェビクロルヒド
リン5552(6モル)を少しずつ滴下する。約2時間
でエピクロルヒドリンの滴下を終え、ついで、反応混合
物t−so℃に加熱せしめ、約2時間そのままの温度で
加熱攪拌t−続ける。得られた反応生成物は、冷却後、
分液によシヘキサン層を採取し、芒硝にて乾燥した後、
ヘキサンを留去し、ついで減圧蒸留により、目的とする
2、2−ジメチル−4−(2’ 、 3’−二?キシ)
fローキシメチル−1,3−ゾオキソラン?:4409
得た。(収率7896)沸点:91−94℃(2,5w
IHy ) (文献値92−94℃/λ5 vxlly
 、 J、 f、 Prak、 Chemie、 Ba
nd316、p325〜336(1974))比較例2 還流冷却器、温度計、滴下ろうと及び攪拌器を備えた1
tの反応容器に、オクチルアルコール117 f (0
,9モル)、テトラメチルシアミノヘキサン5.2 f
 (0,03モル)を取!D、100℃に加熱しかきま
ぜる。ついで、滴下ろうとよシ前記比較例1で得た、2
.2−ジメチル−4−(2’。
3′−ニーキシ)テロ−キシメチル−1,3−ジオキソ
ラン56.5 f (0,3モル)t−少しずつ加える
滴下中は、反応混合物の温度は100〜110℃に保つ
。この温度で約6時間反応せしめた後、反応生成物を冷
却し、希塩酸で中和後、有機層を採取する。ついで、減
圧蒸留によシ、無色透明の液体29F(収率31%)を
得た。このものの、沸点、ガスクロマトグラフ、IRス
ペクトル、NMRスペクトルは、参考例3で得られた1
、3−ジオキソラン化合物のデータとすべて一致した。
比較例3 比較例2において、触媒であるテトラメチルシアミノヘ
キサンに代えて、三7ツ化ホウ素エーテル錯体4.2 
f (0,03モル)を用い、他はすべて同じ条件下で
反応せしめた。減圧蒸留により、無色透明の液体33.
4 f (収率35%)を得た。このものの、沸点、ガ
スクロマトグラフ、IRスペクトル、NMRスペクトル
は、参考例3で得られた1、3−ジオキソラン化合物の
データとすべて一致した。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼  (式中、Rは炭素数8ないし24の飽和又は不飽和の直
    鎖又は分岐鎖の脂肪族炭化水素基であり、R_1、R_
    2は水素原子、低級アルキル基、アリール基又はアラル
    キル基である) で表わされる4−(2′−ヒドロキシ−3′−アルコキ
    シ)プロポキシメチル−1,3−ジオキソランをエーテ
    ル化することを特徴とする式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R、R_1及びR_2は前記に同じ。R′は炭
    素数1ないし24の飽和又は不飽和の直鎖又は分岐鎖の
    脂肪族炭化水素基である) で表わされる4−(2′,3′−ジアルコキシ)プロポ
    キシメチル−1,3−ジオキソランの製造法。 2、式中のRが炭素数8ないし20の飽和又は不飽和の
    直鎖又は分岐鎖の脂肪族炭化水素基である特許請求の範
    囲第1項記載の製造法。
JP12282288A 1988-05-19 1988-05-19 44*2**3**jiarukokishi*purohokishimechiruu1*33jiokisorannoseizoho Expired - Lifetime JPH0232280B2 (ja)

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