JPS6330518B2 - - Google Patents
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- JPS6330518B2 JPS6330518B2 JP54155708A JP15570879A JPS6330518B2 JP S6330518 B2 JPS6330518 B2 JP S6330518B2 JP 54155708 A JP54155708 A JP 54155708A JP 15570879 A JP15570879 A JP 15570879A JP S6330518 B2 JPS6330518 B2 JP S6330518B2
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- compressor
- signal
- proportional
- discharge pressure
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D27/00—Control, e.g. regulation, of pumps, pumping installations or pumping systems specially adapted for elastic fluids
- F04D27/02—Surge control
- F04D27/0207—Surge control by bleeding, bypassing or recycling fluids
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
- Supercharger (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、圧縮機の吐出圧力を測定し、圧力−
流量線図において設定された吹出し曲線に達する
か又は設定された最大圧力に達した際、調整器を
介して圧縮機の出口にある吹出し弁を操作する、
吹出し調整によるターボ圧縮機の吐出圧力制限方
法に関する。
流量線図において設定された吹出し曲線に達する
か又は設定された最大圧力に達した際、調整器を
介して圧縮機の出口にある吹出し弁を操作する、
吹出し調整によるターボ圧縮機の吐出圧力制限方
法に関する。
圧縮機の吹出し調整により吐出圧力制限を行な
うことは既に公知である。この方法では、圧縮機
の吐出圧力に比例する信号から、関数発生器にお
いて、そのつどの吐出圧力における最小許容流量
に比例する信号が形成され、差圧測定値変換器に
より形成されて実際流量に比例する信号と比較さ
れる。最大許容流量に比例する信号が実際流量に
比例する信号より大きいか小さいかに応じて、両
者の差に比例する正又は負の調整差信号が形成さ
れて、調整器へ供給される。調整差信号が正であ
ると、極値器は吹出し弁を開き、調整差信号が負
であると、吹出し弁を閉じる。
うことは既に公知である。この方法では、圧縮機
の吐出圧力に比例する信号から、関数発生器にお
いて、そのつどの吐出圧力における最小許容流量
に比例する信号が形成され、差圧測定値変換器に
より形成されて実際流量に比例する信号と比較さ
れる。最大許容流量に比例する信号が実際流量に
比例する信号より大きいか小さいかに応じて、両
者の差に比例する正又は負の調整差信号が形成さ
れて、調整器へ供給される。調整差信号が正であ
ると、極値器は吹出し弁を開き、調整差信号が負
であると、吹出し弁を閉じる。
しかしながら、吹出し曲線が非常に急峻である
と、吐出圧力の大きい変化によつても、この吐出
圧力から形成される最大許容流量従つて調整差は
僅かしか変化しないので、公知の方法は、このよ
うな急峻な吹出し曲線の場合不適当である。また
ほぼ水平な吹出し曲線では、特定の吐出圧力に対
して複数の最大許容流量が対応することになり、
調整が不安定になる。さらに吐出圧力制限も考慮
されていない。
と、吐出圧力の大きい変化によつても、この吐出
圧力から形成される最大許容流量従つて調整差は
僅かしか変化しないので、公知の方法は、このよ
うな急峻な吹出し曲線の場合不適当である。また
ほぼ水平な吹出し曲線では、特定の吐出圧力に対
して複数の最大許容流量が対応することになり、
調整が不安定になる。さらに吐出圧力制限も考慮
されていない。
本発明は、前記の欠点がもはやおこらず、吹出
しによる調整の際、吐出圧力も簡単かつ効果的に
調整することができる調整方法を提供することに
ある。
しによる調整の際、吐出圧力も簡単かつ効果的に
調整することができる調整方法を提供することに
ある。
このため本発明によれば、調整器に極値選択器
を接続し、圧縮機の実際吐出圧力に比例する信号
と最大許容圧力に比例する信号とを比較して、実
際吐出圧力に比例する信号が最大許容圧力に比例
する圧力より大きいか又は小さいかに応じて両者
の差に比例する正又は負の調整差信号を極値選択
器へ供給し、また圧縮機の最小許容流量に比例す
る信号と実際流量に比例する信号とを比較して、
最小許容流量に比例する信号が実際流量に比例す
る信号より大きいか又は小さいかに応じて両者の
差に比例する正又は負の調整差信号を極値選択器
へ供給し、極値選択器によりこれら調整差信号の
うち正又は正の大きい方の調整差信号を選択して
調整器へ供給し、この選択された正の調整差信号
により調整器を介して吹出し弁を開いて、圧縮機
の吹出しによる吐出圧力低下又は流量増大を行な
う。
を接続し、圧縮機の実際吐出圧力に比例する信号
と最大許容圧力に比例する信号とを比較して、実
際吐出圧力に比例する信号が最大許容圧力に比例
する圧力より大きいか又は小さいかに応じて両者
の差に比例する正又は負の調整差信号を極値選択
器へ供給し、また圧縮機の最小許容流量に比例す
る信号と実際流量に比例する信号とを比較して、
最小許容流量に比例する信号が実際流量に比例す
る信号より大きいか又は小さいかに応じて両者の
差に比例する正又は負の調整差信号を極値選択器
へ供給し、極値選択器によりこれら調整差信号の
うち正又は正の大きい方の調整差信号を選択して
調整器へ供給し、この選択された正の調整差信号
により調整器を介して吹出し弁を開いて、圧縮機
の吹出しによる吐出圧力低下又は流量増大を行な
う。
つぎに本発明の実施例を図面についてさらに説
明する。
明する。
まず第1図はターボ圧縮機の圧力−流量線図を
示し、横座標には流量V〓を、縦座標には吐出圧力
Peをとつてある。1はサージ限界曲線を示して
いる。サージは、周知のように圧縮機において、
流体が圧縮機の吐出側から吸入側へ衝撃的又は周
期的に逆流する現象で、大きすぎる吐出圧力又は
吐出圧力/吸入圧力比、又は小さすぎる流量にお
いておこる。圧縮機をサージから保護するため、
サージ限界曲線1に対して安全間隔をとつて吹出
し曲線2が規定され、圧縮機は吹出し曲線2を越
えない範囲で運転される。即ち圧縮機の瞬間動作
点が吹出し曲線2へ近づくと、圧縮機の出口にあ
る吹出し弁が開かれて、特定の吐出圧力Peにお
いて、流量が吹出し曲線2により定まる最大許容
流量V〓以下になるのを防止する。こうして圧縮機
がサージから保護される。なお吹出し曲線2の水
平に延びる分枝は、過度に高い圧力に対する制限
を示している。即ちこの分枝は、圧縮機の運転可
能な最大吐出圧力従つて最大許容圧力を示してい
る。
示し、横座標には流量V〓を、縦座標には吐出圧力
Peをとつてある。1はサージ限界曲線を示して
いる。サージは、周知のように圧縮機において、
流体が圧縮機の吐出側から吸入側へ衝撃的又は周
期的に逆流する現象で、大きすぎる吐出圧力又は
吐出圧力/吸入圧力比、又は小さすぎる流量にお
いておこる。圧縮機をサージから保護するため、
サージ限界曲線1に対して安全間隔をとつて吹出
し曲線2が規定され、圧縮機は吹出し曲線2を越
えない範囲で運転される。即ち圧縮機の瞬間動作
点が吹出し曲線2へ近づくと、圧縮機の出口にあ
る吹出し弁が開かれて、特定の吐出圧力Peにお
いて、流量が吹出し曲線2により定まる最大許容
流量V〓以下になるのを防止する。こうして圧縮機
がサージから保護される。なお吹出し曲線2の水
平に延びる分枝は、過度に高い圧力に対する制限
を示している。即ちこの分枝は、圧縮機の運転可
能な最大吐出圧力従つて最大許容圧力を示してい
る。
さて第2図において、測定値変換器4により、
圧縮機の測定された実際吐出圧力が電気信号に変
換される。関数発生器9は、この電気信号から、
そのつどの吐出圧力において、第1図の吹出し曲
線2に従つて最小許容流量を形成する。差圧測定
値変換器3により、圧縮機の吸入流量即ち実際流
量が測定されて、同様に電気信号に変換される。
これらの両信号が比較個所10で比較され、その
差が調整器7用の調整差信号xd1となる。この調
整差信号xd1は極値選択器5を経て調整器7へ導
かれる。いま極値選択器5の選択機能を無視する
と、実際流量が最小許容流量より大きい限り、調
整差信号xd1は負である。負の調整差信号は、調
整器7の出力を増大させて、圧縮機の図示しない
吹出し弁を閉じる。逆に実際流量が最小許容流量
より小さいと、調整差信号xd1は正となり、調整
器7の出力が低下して、吹出し弁が開かれる。実
際流量が最小許容流量にちようど等しいと、調整
差信号xd1は0であり、調整器7の出力は変化し
ない。こうして吹出し曲線2を超過しない運転、
従つてサージのない圧縮機運転が可能となる。
圧縮機の測定された実際吐出圧力が電気信号に変
換される。関数発生器9は、この電気信号から、
そのつどの吐出圧力において、第1図の吹出し曲
線2に従つて最小許容流量を形成する。差圧測定
値変換器3により、圧縮機の吸入流量即ち実際流
量が測定されて、同様に電気信号に変換される。
これらの両信号が比較個所10で比較され、その
差が調整器7用の調整差信号xd1となる。この調
整差信号xd1は極値選択器5を経て調整器7へ導
かれる。いま極値選択器5の選択機能を無視する
と、実際流量が最小許容流量より大きい限り、調
整差信号xd1は負である。負の調整差信号は、調
整器7の出力を増大させて、圧縮機の図示しない
吹出し弁を閉じる。逆に実際流量が最小許容流量
より小さいと、調整差信号xd1は正となり、調整
器7の出力が低下して、吹出し弁が開かれる。実
際流量が最小許容流量にちようど等しいと、調整
差信号xd1は0であり、調整器7の出力は変化し
ない。こうして吹出し曲線2を超過しない運転、
従つてサージのない圧縮機運転が可能となる。
一方測定値変換器4から得られる実際吐出圧力
は、比較個所11において最大許容圧力Pnaxと比
較され、その調整差信号xd3が極値選択器5へ供
給される。いま極値選択器5の選択機能を無視す
ると、実際吐出圧力が最大許容圧力Pnaxより小さ
い限り、その調整差信号xd3は負である。この場
合調整器7の出力は増大し、吹出し弁は閉じてい
る。しかし吐出圧力が最大許容圧力Pnaxを超過す
ると、この調整差信号xd3は正となる。正の調整
差信号xd3は、前述したように調整器7の出力を
低下させ、それにより吹出し弁を開いて、吐出圧
力の過度の増大を防止する。なお乗算素子8を設
けて、調整差信号xd3に1より大きいか又は小さ
い係数を乗算して、この吐出圧力制限調整を調整
差信号xd1による流量調整に整合させることがで
きる。
は、比較個所11において最大許容圧力Pnaxと比
較され、その調整差信号xd3が極値選択器5へ供
給される。いま極値選択器5の選択機能を無視す
ると、実際吐出圧力が最大許容圧力Pnaxより小さ
い限り、その調整差信号xd3は負である。この場
合調整器7の出力は増大し、吹出し弁は閉じてい
る。しかし吐出圧力が最大許容圧力Pnaxを超過す
ると、この調整差信号xd3は正となる。正の調整
差信号xd3は、前述したように調整器7の出力を
低下させ、それにより吹出し弁を開いて、吐出圧
力の過度の増大を防止する。なお乗算素子8を設
けて、調整差信号xd3に1より大きいか又は小さ
い係数を乗算して、この吐出圧力制限調整を調整
差信号xd1による流量調整に整合させることがで
きる。
さて極値選択器5は、調整差信号xd1,xd3のう
ち、そのつど正の調整差信号、または両調整差信
号が正の場合大きい方の調整差信号を選択して調
整器範7へ供給する役割をもつている。これによ
り、吹出し弁の開放を必要とする調整差信号は、
吹出し弁の閉鎖を必要とする調整差信号より常に
優先することになる。例えば調整差信号xd3が負
で、調整差信号xd1が正であると、極値選択器5
は正の調整差信号xd1を通過させる。その結果吹
出し弁が開くので、圧縮機を通る実際流量が増ぶ
大して、サージを防止する。また調整差信号xd1
が負で、調整差信号xd3が正であると、調整差信
号xd3により吹出し弁が開いて、実際吐出圧力が
最大許容圧力Pnaxを越えて過度に増大するのを防
止する。調整差信号xd1及びxd3が共に正である
と、大きい方の調整差信号が優先して吹出し弁を
開く。
ち、そのつど正の調整差信号、または両調整差信
号が正の場合大きい方の調整差信号を選択して調
整器範7へ供給する役割をもつている。これによ
り、吹出し弁の開放を必要とする調整差信号は、
吹出し弁の閉鎖を必要とする調整差信号より常に
優先することになる。例えば調整差信号xd3が負
で、調整差信号xd1が正であると、極値選択器5
は正の調整差信号xd1を通過させる。その結果吹
出し弁が開くので、圧縮機を通る実際流量が増ぶ
大して、サージを防止する。また調整差信号xd1
が負で、調整差信号xd3が正であると、調整差信
号xd3により吹出し弁が開いて、実際吐出圧力が
最大許容圧力Pnaxを越えて過度に増大するのを防
止する。調整差信号xd1及びxd3が共に正である
と、大きい方の調整差信号が優先して吹出し弁を
開く。
なお手動調整のため、従来のように手動調整器
6を設けることができる。この手動調整器6は圧
縮機の圧力及び流量を調整するのではなく、調整
器7の出力を手動で設定するためにのみ役立つ。
ここでは手動調整器6から与えらられる手動設定
値と調整器7の出力実際値とが比較個所12で比
較され、その偏差xd2が調整器7へ与えられて、
調整器の出力実際値が設定値に等しくなるまで、
調整器7が操作される。
6を設けることができる。この手動調整器6は圧
縮機の圧力及び流量を調整するのではなく、調整
器7の出力を手動で設定するためにのみ役立つ。
ここでは手動調整器6から与えらられる手動設定
値と調整器7の出力実際値とが比較個所12で比
較され、その偏差xd2が調整器7へ与えられて、
調整器の出力実際値が設定値に等しくなるまで、
調整器7が操作される。
第2図の実施例では、吸入圧力Paが一定で、
吐出圧力Peのみが可変な圧縮機について説明を
行なつた。
吐出圧力Peのみが可変な圧縮機について説明を
行なつた。
しかし吐出圧力も可変な圧縮機がある。このよ
うな圧縮機の圧力−流量線図では、流量V〓(また
は差圧ΔP)に関して、吐出圧力Peの代りに吐出
圧力Peと吸入圧力Pe/Pa(第3図)がとられる。
このような圧縮機でも、圧力比Pe/Paが最大許
容値を超過する時、サージ保護を行なう必要があ
る。
うな圧縮機の圧力−流量線図では、流量V〓(また
は差圧ΔP)に関して、吐出圧力Peの代りに吐出
圧力Peと吸入圧力Pe/Pa(第3図)がとられる。
このような圧縮機でも、圧力比Pe/Paが最大許
容値を超過する時、サージ保護を行なう必要があ
る。
この圧力比は、吐出圧力Peが上昇するか又は
吸入圧力Paが低下することによつて増大する。
吸入圧力Paが低下する場合のサージ保護を行な
う場合、第2図において、目標値としての最大圧
力Pnaxの代りに、圧力比Pe/Pa及び吸入圧力Pa
に関係する目標値が規定される。この目標値は、
設計点における圧縮機の圧力比即ち設計圧力比
PeA/PaAに測定された吸入圧力Paを乗算した値 PaA/PaA・Paから求められる。吸入圧力がその設計 値にちようど一致している(PaA=Pa)と、目標
値の式は約分されて、PeA(第2図参照)となる。
しかしこの吸入圧力Paがその設計値PaAを下回る
と、目標値はそれに応じて減少し、その結果それ
に応じた吐出圧力で保護のための調整が行なわれ
る。
吸入圧力Paが低下することによつて増大する。
吸入圧力Paが低下する場合のサージ保護を行な
う場合、第2図において、目標値としての最大圧
力Pnaxの代りに、圧力比Pe/Pa及び吸入圧力Pa
に関係する目標値が規定される。この目標値は、
設計点における圧縮機の圧力比即ち設計圧力比
PeA/PaAに測定された吸入圧力Paを乗算した値 PaA/PaA・Paから求められる。吸入圧力がその設計 値にちようど一致している(PaA=Pa)と、目標
値の式は約分されて、PeA(第2図参照)となる。
しかしこの吸入圧力Paがその設計値PaAを下回る
と、目標値はそれに応じて減少し、その結果それ
に応じた吐出圧力で保護のための調整が行なわれ
る。
もちろん実際の圧力比を計算して目標値と比較
しても同じ結果が得られるが、このための装置は
実現するのに著しい費用を要するので、設計点に
おける圧力比を用いる方が著しく有利である。
しても同じ結果が得られるが、このための装置は
実現するのに著しい費用を要するので、設計点に
おける圧力比を用いる方が著しく有利である。
なお第3図は、このように吸入圧力Paが可変
な圧縮機の圧力−流量線図を簡単化して示してあ
る。吸入温度の影響を無視すれば、サージ限界は
一定な線である。線図の値の小さい範囲ではサー
ジ限界線は一般に比較的急峻であり、一方値の大
きい範囲ではサージ限界線は平らである。従つて
この図では簡単化して、サージ限界線を垂直な分
枝と水平な分枝で近似してある。
な圧縮機の圧力−流量線図を簡単化して示してあ
る。吸入温度の影響を無視すれば、サージ限界は
一定な線である。線図の値の小さい範囲ではサー
ジ限界線は一般に比較的急峻であり、一方値の大
きい範囲ではサージ限界線は平らである。従つて
この図では簡単化して、サージ限界線を垂直な分
枝と水平な分枝で近似してある。
なお第2図には図示してないが、圧縮機の吐出
圧力のみならず、駆動動力、流量、温度、混合比
等の量を測定して、その最大許容量と比較し、両
者の差を極値選択器を経て調整器に加えることも
できる。これらの量が最大許容量を超過すると、
吹出し弁を同様に開いて、これらの量を最大許容
量以下に減少させる。ここで混合比とは、2つの
異なるガスを混合する場合における個々のガスの
割合の比であり、例えば9部の空気と1部のアン
モニアとを混合すると、9:1の混合比が生ず
る。この場合一方のガスを供給する圧縮機の吐出
側にある吹出し弁を開くことによつて、この混合
比を許容最大値又は最小値に制限することができ
る。例えば空気圧縮機の吹出し調整によつて、混
合プロセスへ供給される空気量が少なくなり、こ
れが混合比に影響を与える。
圧力のみならず、駆動動力、流量、温度、混合比
等の量を測定して、その最大許容量と比較し、両
者の差を極値選択器を経て調整器に加えることも
できる。これらの量が最大許容量を超過すると、
吹出し弁を同様に開いて、これらの量を最大許容
量以下に減少させる。ここで混合比とは、2つの
異なるガスを混合する場合における個々のガスの
割合の比であり、例えば9部の空気と1部のアン
モニアとを混合すると、9:1の混合比が生ず
る。この場合一方のガスを供給する圧縮機の吐出
側にある吹出し弁を開くことによつて、この混合
比を許容最大値又は最小値に制限することができ
る。例えば空気圧縮機の吹出し調整によつて、混
合プロセスへ供給される空気量が少なくなり、こ
れが混合比に影響を与える。
本発明による方法は、ターボ圧縮機を確実に保
護するのに適している。即ち吹出し曲線も最大許
容圧力も超過しない圧縮機運転が可能となる。し
かも極値選択器5の存在により、吐出圧力制限調
整と吹出し調整とを互いに無関係に選択して行な
うことができる。また本発明により、吹出し調整
に必要な調整回路部分を吐出圧力制限調整にも共
用できる。即ち圧力測定値変換器4、調整器7お
よび図示しない吹出し弁は、圧縮機を吹出し曲線
の超過に対して保護するのにも、圧縮機を許容最
大圧力の超過に対して保護するのにも使用され
る。さらに極値選択器5を調整器7の前に設ける
ことにより、他の量例えば圧縮機の駆動動力、流
量、混合比も、最大許容値と比較して、調整器7
へ与えることができる。
護するのに適している。即ち吹出し曲線も最大許
容圧力も超過しない圧縮機運転が可能となる。し
かも極値選択器5の存在により、吐出圧力制限調
整と吹出し調整とを互いに無関係に選択して行な
うことができる。また本発明により、吹出し調整
に必要な調整回路部分を吐出圧力制限調整にも共
用できる。即ち圧力測定値変換器4、調整器7お
よび図示しない吹出し弁は、圧縮機を吹出し曲線
の超過に対して保護するのにも、圧縮機を許容最
大圧力の超過に対して保護するのにも使用され
る。さらに極値選択器5を調整器7の前に設ける
ことにより、他の量例えば圧縮機の駆動動力、流
量、混合比も、最大許容値と比較して、調整器7
へ与えることができる。
第1図は圧縮機の吹出し曲線とサージ限界曲線
とを示す線図、第2図は本発明による方法を実施
する調整装置の構成図、第3図は可変吸入圧力の
ターボ圧縮機の垂直な分枝をもつ吹出し曲線を示
す線図である。 1……サージ限界曲線、2……吹出し曲線、3
……流量測定値変換器、4……圧力測定値変換
器、5……極値選択器、7……調整器、10,1
1,12……比較個所、xd1,xd3……調整差信
号。
とを示す線図、第2図は本発明による方法を実施
する調整装置の構成図、第3図は可変吸入圧力の
ターボ圧縮機の垂直な分枝をもつ吹出し曲線を示
す線図である。 1……サージ限界曲線、2……吹出し曲線、3
……流量測定値変換器、4……圧力測定値変換
器、5……極値選択器、7……調整器、10,1
1,12……比較個所、xd1,xd3……調整差信
号。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 圧縮機の吐出圧力を測定し、圧力−流量線図
において設定された吹出し曲線に達するか又は設
定された最大圧力に達した際、調整器を介して圧
縮機の出口にある吹出し弁を操作する吐出圧力制
限方法において、調整器7に極値選択器5を接続
し、圧縮機の実際吐出圧力に比例する信号と最大
許容圧力に比例する信号とを比較して、実際吐出
圧力に比例する信号が最大許容圧力に比例する圧
力より大きいか又は小さいかに応じて両者の差に
比例する正又は負の調整差信号xd3を極値選択器
5へ供給し、また圧縮機の最小許容流量に比例す
る信号と実際流量に比例する信号とを比較して、
最小許容流量に比例する信号が実際流量に比例す
る信号より大きいか又は小さいかに応じて両者の
差に比例する正又は負の調整差信号xd1を極値選
択器5へ供給し、極値選択器5によりこれら調整
差信号xd1,xd3のうち正又は正の大きい方の調整
差信号を選択して調整器7へ供給し、この選択さ
れた正の調整差信号により調整器7を介して吹出
し弁を開いて、圧縮機の吹出しによる吐出圧力低
下又は流量増大を行なうことを特徴とする、吹出
し調整によるターボ圧縮機の吐出圧力制限方法。 2 圧縮機の吐出圧力設計値と吸入圧力設計値と
の比に、実際に吸入圧力に比例する信号を乗算し
て、目標値信号を形成し、この目標値信号と実際
吐出圧力に比例する信号とを比較して、両者の差
を極値選択器へ供給することを特徴とする、特許
請求の範囲第1項に記載の方法。 3 極値選択器へ、圧縮機の動力、流量、温度、
混合比の実際値に比例する信号と最大許容値に比
例する信号との差を付加的に供給することを特徴
とする、特許請求の範囲第1項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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