JPS6330074Y2 - - Google Patents

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JPS6330074Y2
JPS6330074Y2 JP1662484U JP1662484U JPS6330074Y2 JP S6330074 Y2 JPS6330074 Y2 JP S6330074Y2 JP 1662484 U JP1662484 U JP 1662484U JP 1662484 U JP1662484 U JP 1662484U JP S6330074 Y2 JPS6330074 Y2 JP S6330074Y2
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JP
Japan
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core
passage
gear
heat exchanger
temperature gas
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JP1662484U
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JPS60128175U (ja
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えばガスタービン等から排出され
る高温状態の排気ガスの熱を蓄熱して低温状態の
吸入空気を加熱する回転蓄熱型熱交換器の改良に
関する。
一般に、タービン機関には第1図に示すように
タービンの撚焼器に低温状態の燃焼用空気を供給
する吸気通路(第1の通路)1および燃焼器から
高温状態の排気ガスを排出する排気通路(第2の
通路)2内に回転蓄熱型熱交換器3を形成する円
板状のコア4の一部がそれぞれ挿入された構成の
ものが知られている。この場合、従来の回転蓄熱
型熱交換器3は第2図および第3図に示すように
内部に一面側から他面側に貫通する多数の細孔5
…によつてハニカムマトリツクス状の通風路が形
成された厚肉円板状のセラミツク材料製の前記コ
ア4が設けられ、このコア4の外周面にスチール
等の金属材料によつて形成されたリングギヤ6が
柔軟なエラストマー7等の緩衝材を介して接着さ
れるようになつていた。そして、リングギヤ6に
噛合された駆動ギヤ8によつてリングギヤ6とと
もにコア4が比較的低速度で回転駆動され、排気
通路2内の高温状態の排気ガスがコア4の一部の
細孔5…内を流れる際にコア4に蓄熱回収された
排気ガスの熱が、コア4の回転にともない吸気通
路1内の低温状態の空気中に放熱されて、吸気通
路1内の空気が加熱されるようになつている。
ところで、上記従来構成のものにあつては排気
通路2内を流れる排気ガスの温度が1000℃程度の
場合にはコア4とリングギヤ6との間のエラスト
マー7が一応使用可能になつている。この場合、
排気通路2内の排気ガス温度が1000℃程度の場合
にはタービン機関の燃料消費率が比較的悪くなる
問題があるので、排気通路2内の排気ガス温度を
1300℃程度に上昇させてタービン機関の燃料消費
率を向上させることが要望されている。しかしな
がら、排気通路2内の排気ガス温度を1300℃程度
まで上昇させた場合にはエラストマー7の耐熱性
に問題が生じるので、1300℃程度の高温の排気ガ
スを使用することができない問題があつた。
この考案は上記事情を考慮してなされたもの
で、その目的は、高温状態の気体中で使用するこ
とができる耐熱性に優れた回転蓄熱型熱交換器を
提供することにある。
以下、この考案の一実施例を第4図乃至第7図
を参照して説明する。第4図および第5図は回転
蓄熱型熱交換器11の配設状態を示すもので、1
2はタービン機関の燃焼器に低温状態の燃焼用空
気を供給する吸気通路(第1の通路)、13は燃
焼器から高温状態の排気ガスを排出する排気通路
(第2の通路)である。また、回転蓄熱型熱交換
器11には厚肉円板状のコア14が設けられてい
る。このコア14の中心部には第6図に示すよう
に一面側から他面側に貫通する多数の細孔15…
によつてハニカムマトリツクス状の通風路が形成
された熱交換部16が設けられている。また、こ
のコア14の外周面にはリングギヤを形成するギ
ヤ部17が設けられている。さらに、このギヤ部
17と熱交換部16との間には外周部側に向かう
にしたがつて徐々に開口面積が小さくなる多数の
小孔18…が形成された応力緩衝部19が設けら
れている。なお、応力緩衝部19の半径方向の幅
寸法は熱交換部16の熱膨張を吸収できる程度の
寸法になつている。そして、コア14はこれらの
熱交換部16、ギヤ部17および応力緩衝部19
がセラミツク材料によつて例えば押し出し成形等
の手段で一体に成形されている。また、コア14
のギヤ部17には歯幅方向略中央部位に凹陥部2
0が形成されている。そして、このコア14のギ
ヤ部17には第6図に示すように駆動ギヤ21が
噛合されているとともに、ギヤ部17の凹陥部2
0には第7図に示すようにローラ22…が転接さ
れており、駆動ギヤ21によつてコア14全体が
回転駆動されるようになつている。さらに、コア
14の燃焼器側の板面と対向する吸気および排気
の各通路12,13壁面には第5図に示すように
略θ字形状のシール材23が取付けられていると
ともに、このコア14の反対側の板面と対向する
吸気および排気の各通路12,13壁面には略D
字形状のシール材24が取付けられている。そし
て、これらのシール材23,24がそれぞれコア
14の板面に圧接され、これらのシール材23,
24によつて吸気通路12側と排気通路13側と
の気密性が保持されるようになつている。
そこで、上記構成のものにあつては多数の細孔
15…によつてハニカムマトリツクス状の通風路
が形成された比較的機械強度の弱い(剛性の低
い)熱交換部16とリングギヤを形成する比較的
強度の高い(剛性の高い)ギヤ部17との間に外
周部側に向かうにしたがつて徐々に開口面積が小
さくなる多数の小孔18…が形成された応力緩衝
部19を設け、熱交換部16の各細孔15…間の
仕切壁の厚さ寸法を応力緩衝部19で外周部側に
向かうにしたがつて連続的に増加させるようにし
たので、コア14の熱交換部16とギヤ部17と
の間で機械強度が急激に変化する部分をなくすこ
とができる。そのため、コア14の内部に局部的
に応力集中が生じるおそれがないので、コア14
に熱交換部16、ギヤ部17および応力緩衝部1
9をセラミツクによつて一体成形することができ
る。したがつて、従来のようにセラミツク製のコ
アと金属製のリングギヤとの間に耐熱性に問題が
あるエラストマー等の緩衝材を設ける必要がない
ので、排気通路13内に1300℃程度の高温状態の
排気ガスを流す場合でもコア14を使用すること
ができる。
なお、この考案は上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば、熱交換部16の通風路を形成
する各細孔15…の形状は矩形状、半円形状、円
形状等のようにどのような形状にしてもよい。ま
た、上記実施例では回転蓄熱型熱交換器11をタ
ービン機関内に設けた場合について示したが、空
気調和機等のタービン機関以外の装置内に設けて
もよい。さらに、コア14はセラミツク材料以外
のもので形成してもよいうえ、その他この考案の
要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できること
は勿論である。
以上説明したように、この考案によればコアの
中心部に多数の細孔からなる通風路が形成された
熱交換部、このコアの外周部にリングギヤを形成
するギヤ部、前記熱交換部とギヤ部との間に外周
部側に向かうにしたがつて徐々に開口面積が小さ
くなる多数の小孔が形成された応力緩衝部をそれ
ぞれ設け、これらの熱交換部、ギヤ部および応力
緩衝部を一体成形したので、耐熱性の向上を図る
ことができ、高温状態の気体中で使用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は従来例を示すもので、第1
図は使用状態を示す全体の概略構成図、第2図は
コアを示す正面図、第3図は第2図の−線断
面図、第4図乃至第7図はこの考案の一実施例を
示すもので、第4図は使用状態を示す全体の概略
構成図、第5図はコアを示す平面図、第6図は第
5図の−線断面図、第7図は第5図の−
線断面図である。 12……吸気通路(第1の通路)、13……排
気通路(第2の通路)、14……コア、15……
細孔、16……熱交換部、17……ギヤ部、18
……小孔、19……応力緩衝部、21……駆動ギ
ヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に一面側から他面側に貫通する通風路が形
    成された円板状のコアの一部が低温状態の気体を
    通流する第1の通路および高温状態の気体を通流
    する第2の通路にそれぞれ挿入されるとともに、
    前記コアの外周面にリングギヤが設けられ、この
    リングギヤに噛合された駆動ギヤによつて前記コ
    アが回転駆動されて前記第2の通路内を流れる高
    温気体の熱を前記コアによつて蓄熱し、前記第1
    の通路内を流れる低温気体を加熱する回転蓄熱型
    熱交換器において、前記コアの中心部に多数の細
    孔からなる前記通風路が形成された熱交換部、外
    周部に前記リングギヤを形成するギヤ部、前記熱
    交換部とギヤ部との間に外周部側に向かうにした
    がつて徐々に開口面積が小さくなる多数の小孔が
    形成された応力緩衝部をそれぞれ設け、これらの
    熱交換部、ギヤ部および応力緩衝部を一体成形し
    たことを特徴とする回転蓄熱型熱交換器。
JP1662484U 1984-02-08 1984-02-08 回転蓄熱型熱交換器 Granted JPS60128175U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1662484U JPS60128175U (ja) 1984-02-08 1984-02-08 回転蓄熱型熱交換器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1662484U JPS60128175U (ja) 1984-02-08 1984-02-08 回転蓄熱型熱交換器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60128175U JPS60128175U (ja) 1985-08-28
JPS6330074Y2 true JPS6330074Y2 (ja) 1988-08-11

Family

ID=30503569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1662484U Granted JPS60128175U (ja) 1984-02-08 1984-02-08 回転蓄熱型熱交換器

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JP (1) JPS60128175U (ja)

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Publication number Publication date
JPS60128175U (ja) 1985-08-28

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