JPS6330028Y2 - - Google Patents

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JPS6330028Y2
JPS6330028Y2 JP18194780U JP18194780U JPS6330028Y2 JP S6330028 Y2 JPS6330028 Y2 JP S6330028Y2 JP 18194780 U JP18194780 U JP 18194780U JP 18194780 U JP18194780 U JP 18194780U JP S6330028 Y2 JPS6330028 Y2 JP S6330028Y2
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transistor
terminal
valve
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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、複数の弁および点火器を駆動する
第1のコントローラにケーブルを介して第2のコ
ントローラを接続し、第1のコントローラをリモ
ートコントロールできるようにしたリモート燃焼
制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
給湯器などの燃焼器を離れた位置から制御でき
るように構成する場合、両コントローラ間で多種
の信号の授受が必要になる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この場合、両コントローラ間を接続するケーブ
ルとして芯線の本数の多いものを使用しなければ
ならない。
この考案は、点火動作時に点火器に信号を送る
信号線と、正常燃焼時に弁に信号を送る信号線と
を共用することによつて、2つのコントローラ間
を接続する信号線の本数を減らすことができるよ
うにしたリモート燃焼制御装置を提供することを
目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案にかかるリモート燃焼制御装置は第1
図に示すように、第1端子P1と第2端子P2間
に常時イグナイタ側に投入された第1リレー1
RLの切換接点1RL1を介してイグナイタIGと
弁選択手段101を並列に接続し、前記第1端子
P1と第3端子P3間に前記第1リレー1RLと
複数の弁102とを並列に接続して第1のコント
ローラ110を構成し、前記第1端子P1乃至第
3端子P3とそれぞれ第4端子P4乃至第6端子
をケーブルl1〜l3を介して接続し、その第4
端子P4と第5端子P5間に定電圧供給回路10
3と点火トライアル信号で励磁され着火中保持さ
れる第2リレーの常開接点1K1および着火信号
で励磁され着火中常開接点側に切換え保持される
第3リレーの切換え接点2K1が投入された常閉
接点2K1−aを直列に接続し、前記第3リレー
の常開接点2K1−bを第6端子P6に接続し、
前記第3リレーの常閉接点2K1−aと常開接点
2K1−b間に電位選択切換手段104を接続し
て第2コントローラ120を構成したものであ
る。
〔作用〕
点火トライアル信号が送出される(図示しない
点火トライアルタイマが送出)と、第2リレー
(図示せず)が励磁されてその常開接点1K1を
閉成する。このため、第4,5端子P4,P5間
に定電圧供給回路103が接続され、第4,5端
子P4,P5にケーブルl1,l2を介して接続
された第1,2端子P1,P2、切換え接点1
RL1を介してイグナイタIGに定電圧が供給され
る。
これにより、点火トライアルが実行され、着火
すると、常開接点1K1は閉成を保持したまま、
第3リレーの切換え接点2K1が常閉接点2K1
−aから常開接点2K1−bに切換わる。
この切換えによつてリレー1RLが励磁され、
その切換え接点1RL1が常閉接点1RL1−aか
ら常開接点1RL1−bに切換わるとともに、複
数の弁に定電圧が供給される。
この結果、電位選択切換手段104の選択する
電位が切換え接点1RL1を介して弁選択手段1
01に供給され、この選択された弁により燃焼の
強さが決まる。
上記の構成により、第2端子P2と第5端子P
5を接続するケーブルl2が、イグナイタ駆動ラ
インとともに弁選択手段ラインの両方を兼用さ
れ、信号線の減少効果が得られる。
〔実施例〕
つぎにこの考案の一実施例について図面を参照
して説明する。この例の燃焼制御装置は、台所側
コントローラ、浴室側コントローラおよび釜側コ
ントローラからなり、台所側コントローラおよび
浴室側コントローラは、それぞれ8芯ケーブルに
よつて釜側コントローラに接続されている。釜側
コントローラの構成は第2図に示すとおりであ
る。
第1図において符号1は交流電源、SWは電源
スイツチ、2はトランス、3はダイオードブリツ
ジからなる整流回路とそれぞれ示す。電源スイツ
チSWが投入されると、整流回路3の出力が後段
の回路に供給される。
符号4で示す炎検出回路は、整流回路3の出力
側から、ダイオードD1、コンデンサC1、抵抗
R2、ツエナーダイオードD2からなる定電圧回
路を経て供給される電流により、電源スイツチ
SWの投入直後に起動する。
また電源スイツチSWが投入された直後の段階
で、ダイオードD1、コンデンサC1、抵抗R2
およびツエナーダイオードD2からなる定電圧回
路を経て炎検出回路4に動作電流が供給される。
また電源投入時にトランジスタQ11が導通し、
これによつてそのコレクタ側に接続された電源ラ
ンプL1が点灯する。またトランジスタQ11が
導通することによつてトランジスタQ12も導通
し、浴室側コントローラの電源ランプL2も点灯
する。しかし電源ランプL2である発光ダイオー
ドを通して流れる電流は数mAの微小なものであ
るので、抵抗R21の両端間に発生する電圧は、
これと並列に接続されたツエナーダイオードD1
7のツエナー電圧よりも充分に低い値に保持さ
れ、したがつてトランジスタQ13は導通しな
い。
ここで給湯栓が開かれ、水圧スイツチPSがオ
ンになつたとすると、抵抗R21の両端間に発生
する電圧がツエナーダイオードD17のツエナー
電圧まで上昇し、この電圧によつてトランジスタ
Q13が導通するとともに、ツエナーダイオード
D17、トランジスタQ12および水圧スイツチ
PSを通して供給される電流でリレー2RLが動作
する。
トランジスタQ13が導通すると、ダイオード
D6を通り、ダイオードD3、コンデンサC2、
抵抗R3およびツエナーダイオードD4からなる
定電圧回路を経て、タイマ回路5、警報信号発生
回路6およびフリツカ回路7に動作電流が供給さ
れる。この状態では、警報信号発生回路6の出力
はHレベルであり、トランジスタQ2をオフ状態
に保持するとともに、フリツカ回路7の出力をH
レベルに保持する。
タイマ回路5は、トランジスタQ13のオンの
のち、一定時間のプリパージ時間の経過後に、あ
らかじめ設定した点火トライアル時間だけHレベ
ルの信号を発生するように動作し、この信号は、
安全チエツク回路17のトランジスタQ3のベー
スに供給される。安全チエツク回路17では、ト
ランジスタQ13のオン後から、抵抗R4および
ダイオードD5を通して供給される電流でコンデ
ンサC3の充電が行われ、この充電電荷は、タイ
マ回路5からのHレベルの出力信号を受けてトラ
ンジスタQ3が導通すると同時に、リレー1Kお
よびトランジスタQ3を通つて流れ、これによつ
てリレー1Kはプルインされる。リレー1Kは、
コンデンサC3が所定の値まで充電されたのちの
放電電流を受けてはじめてプルインされ、動作後
では、抵抗R4およびダイオードD5を通して供
給される電流で保持される。リレー1Kが動作す
ると、その接点1K1がオンになり、#5端子お
よび感熱スイツチ8を経て供給される電流を受け
て元弁9が開き、同時にリレー2Kの接点2K
1、すでに導通しているトランジスタQ14、ダ
イオードD18およびリレー1RLの接点1RL1
を介して供給される電流でイグナイタ10が起動
する。なおこの例では、元弁9は、後で述べる小
弁11、中弁12、大弁13の前段に挿入されて
いるとともに、パイロツトバーナ(図示せず)も
制御するように構成され、したがつて元弁9が開
いたときから点火が試みられる。
トランジスタQ1およびQ14を制御するため
にコンパレータ18および19が設けられてい
る。一方のコンパレータ18は、抵抗R22およ
びR23によつて設定された第1の基準電圧と、
コンデンサC9の端子電圧に対応した信号電圧と
を比較して、信号電圧の方が低ければ、Lレベル
の出力を発生し、高ければHレベルの出力を発生
する。そしてこの出力によつてトランジスタQ1
4が制御される。また他方のコンパレータ19
は、抵抗R24およびR25によつて設定された
第2の基準電圧とを比較し、信号電圧の方が低け
ればHレベルの出力をトランジスタQ1のベース
に供給する。リレー1Kが動作してその接点1K
1がオンになつても、リレー2Kが動作してその
接点が切換えられなければ、コンデンサC9に充
電電流は供給されないので、信号電圧は、第1お
よび第2の設定電圧よりも低い。したがつて第1
のコンパレータ18の出力はLレベルであり、ト
ランジスタQ14を導通させるが、第2のコンパ
レータ19の出力はHレベルであり、トランジス
タQ1はオフ状態に保持される。なおダイオード
21は、電源スイツチSWがオフになつたとき
に、コンデンサC9に蓄えられている電荷を瞬時
に放電させるための放電路を形成している。
これ以後の動作は、点火トライアル時間内に着
火に成功した場合と失敗した場合とで異なる。い
ま点火トライアル時間内に点火したとすると、
#3および#4端子間に接続されている熱電対1
4が炎の確立を検出して出力を発生し、この出力
を受けて炎検出回路4がHレベルの出力信号を発
生する。この炎検出信号を受けてトランジスタQ
4が導通すると、その負荷であるリレー2Kが動
作して、接点2K1を切換える。またトランジス
タQ4の導通によつて、トランジスタQ3とは無
関係にリレー1Kも、ダイオードD14を通る電
流で動作状態に保持される。そして接点2K1、
抵抗R5、燃焼表示ランプL3を通る電流によつ
て燃焼表示ランプL3が点灯する。さらに炎検出
信号によつてトランジスタQ15が導通し、この
信号は、タイマ回路5に供給されて、点火トライ
アル時間の計測を終了させるために使用される。
またトランジスタQ15は、疑似火炎などによつ
て炎検出回路4の出力が初めからHレベルのとき
にも、タイマ回路5の出力がHレベルになるのを
阻止するように働く。
一方、リレー2Kが動作してその接点2K1が
切換わると、トランジスタQ14に供給されてい
た電流が遮断されるために、イグナイタ10の動
作が停止する。また同時に、接点2K1、ダイオ
ードD19および抵抗R26を通してコンデンサ
C9に充電電流が流れ、その端子電圧に対応する
信号電圧が上昇し、各々の基準電圧に達したとき
にコンパレータ18および19の出力レベルがそ
れぞれ反転する。すなわち一方のコンパレータ1
8の出力はHレベルになり、その後に何かの原因
で接点2K1が切換わつても、トランジスタQ1
4は導通せず、イグナイタ10が動作することは
ない。また他方のコンパレータ19の出力はHレ
ベルからLレベルに変化し、この出力によつてト
ランジスタQ1が導通して、トランジスタQ13
の動作とは無関係に、リレー1Kに保持電流を供
給し続ける。
さらに接点2K1が切換わることによつて、ダ
イオードD7、抵抗R6、コンデンサC4、ツエ
ナーダイオードD8からなる定電圧回路から、台
所側選択スイツチSS1に定電圧が印加される。
また接点2K1が切換わると同時に、リレー1
RLが動作し、その接点1RL1がイグナイタ10
側から#4端子側に切換わる。台所側選択スイツ
チSS1は、手動操作によつて4つの接点、すな
わち「凍結」、「小」、「中」、「大」接点の一つを選
択し得る構造のもので、「中」および「大」接点
間にはツエナーダイオードD9が接続されてい
る。ツエナーダイオードD9のツエナー電圧は、
ツエナーダイオードD8のツエナー電圧(たとえ
ば16V)の約1/2の値(たとえば約8V)に選ば
れ、したがつて「小」接点が選択されたときには
OV、「中」接点が選択されたときには約8V、
「大」接点が選択されたときには約16Vの出力信
号が発生する。
浴室側選択スイツチSS2も、「凍結」接点の代
りに、「オフ」接点を有する以外は、台所側選択
スイツチSS1と実質的に同一の構造および機能
を有する。すなわち選択スイツチSS1およびSS
2は、複数の電圧信号を発生する信号発生手段を
構成している。
説明の都合上、ここでは浴室側選択スイツチが
「オフ」側にある状態を想定する。この状態で、
熱要求に応じて動作するスイツチ、この例では給
湯栓が開かれて水が流れたことを検知する水圧ス
イツチPSがオンになると、リレー2RLが動作
し、その接点2RL1がオンになる。これによつ
て接点1K1,2RL1および選択スイツチSS2
を通つてリレー3RLに動作電流が流れ、その接
点が#4端子と#5端子を短絡する側に切換わ
る。この結果、台所側選択スイツチSS1の出力
信号が接点3RL1を介して、小弁11、中弁1
2、大弁13を制御するための弁制御回路に供給
される。また抵抗R30および浴室側選択スイツ
チSS2の「オフ」接点を通つた電流は、トラン
ジスタQ15のベースに供給されてこれを導通さ
せ、これによつて台所優先ランプL4が点灯し、
台所側コントローラが優先であることを表示す
る。
この例では、小弁11を動作させるための電流
は接点2RL1を介して直接に供給されるが、中
弁12にはトランジスタQ5を介して、また大弁
13にはトランジスタQ6を介してそれぞれ供給
されるようになつている。そしてトランジスタQ
5を制御するために、抵抗R8〜R11、コンデ
ンサC6およびトランジスタQ7からなる遅延動
作回路が設けられ、このトランジスタQ7のコレ
クタがトランジスタQ5のベースに接続されてい
る。トランジスタQ5は、トランジスタQ7がオ
フであれば、抵抗R12を介して与えられる電圧
でオフ状態に保持されているが、トランジスタQ
7がオフになると導通する。またトランジスタQ
6を制御するために、抵抗R13〜R16、ツエ
ナーダイオードD18、コンデンサC7、トラン
ジスタQ8からなる遅延動作回路が設けられてい
る。ただしトランジスタQ5側に設けられた遅延
動作回路は、#5端子を介して接点3RL1に連
なるA点の電圧が第1の設定値(この例では約
8V)に達してから第1の設定時間後にトランジ
スタQ7を導通させ、またトランジスタQ6側に
設けられた第2の遅延動作回路は、A点の電圧が
第2の設定値(この例では約16V)に達してから
第2の設定時間後にトランジスタQ8を導通させ
るように設定されている。
いま、台所側選択スイツチSS1が「小」接点
側にあるとすると、その出力信号の電圧は0Vで
あり、したがつてA点の電圧も0Vである。この
状態で水圧スイツチPSがオンになり、これによ
つて接点2RL1がオンになつたときに、小弁1
1は直ちに開くが、トランジスタQ5,Q6は非
導通であるために、中弁12および大弁13は開
かない。したがつてこの状態では、小弁11に接
続されたバーナだけに燃焼が供給される。また台
所側選択スイツチSS1を操作して「中」接点を
選択すると、その出力信号は約8Vになり、一定
時間後にトランジスタQ7が、ついでトランジス
タQ5が導通して中弁12が開き、これに接続さ
れている第2のバーナが着火する。さらに台所側
選択スイツチSS2の「大」接点が選択されると、
その出力信号が約16Vになり、A点の電圧も約
16Vになり、一定時間後にトランジスタQ8が、
ついでトランジスタQ6が順次に導通して大弁1
3が開き、これに接続されている第3のバーナが
着火する。
いま、台所側選択スイツチSS1が「小」接点
側にあるとすると、その出力信号の電圧は0Vで
あり、したがつてA点の電圧も0Vである。この
状態で水圧スイツチPSがオンになり、これによ
つて接点2RL1がオンになつたときに、小弁1
1は直ちに開くが、トランジスタQ5,Q6は非
導通であるために、中弁12および大弁13は開
かない。したがつてこの状態では、小弁11に接
続されたバーナだけに燃料が供給される。また台
所側選択スイツチSS1を操作して「中」接点を
選択すると、その出力信号は約8Vになり、一定
時間後にトランジスタQ7が、ついでトランジス
タQ5が導通して中弁12が開き、これに接続さ
れている第2のバーナが着火する。さらに台所側
選択スイツチSS2の「大」接点が選択されると、
その出力信号が約16Vになり、A点の電圧も約
16Vになり、一定時間後にトランジスタQ8が、
ついでトランジスタQ6が順次に導通して大弁1
3が開き、これに接続されている第3のバーナが
着火する。
またトランジスタQ6およびQ5の各コレクタ
間には、アノードがトランジスタQ6側になるよ
うな極性でダイオードD20が接続されている。
このダイオードD20は、何かの故障でトランジ
スタQ5のコレクタ側から中弁12に所定の動作
電流が供給されなくなつた場合にも、トランジス
タQ6が導通した場合には、大弁13とともに中
弁12にも動作電流を供給し、中弁12が開かず
に大弁13だけが開くという事態を防止する役割
を果している。もし中弁12だけが開かない状態
が起ると、燃焼器の構造上、大弁13によつて制
御される第3のバーナに火が移るのに時間がかか
り、爆発着火などの危険が生じる。したがつて大
弁13が開くときに、中弁12も必ず開いておく
ことは、安全確保の面から重要である。
さらに浴室側選択スイツチSS2を操作するこ
とによつても同様の制御を行うことができる。す
なわち選択スイツチSS2で「小」接点が選択さ
れると、「オフ」接点を介して供給されていた電
流が遮断されることによつてリレー3RLが非動
作になつてその接点3RL1が切換わり、台所側
選択スイツテSS1の出力信号に代わつて、浴室
側選択スイツチSS2の出力信号がA点に与えら
れる。またこの状態でトランジスタQ15がオフ
になるために台所側優先ランプL4が消灯し、浴
室側で制御が行われていることを表示する。
また浴室側コントローラに設けられた手動スイ
ツチMS1をオンにすると、リレー4RLが動作
すると同時に表示ランプL5が点灯し、この状態
はリレー4RLの接点4RL1によつて保持され
る。この状態で、#1端子、接点4RL1、解除
用の常閉の手動スイツチMS2、および#2端子
を経て、抵抗R18およびR19で分圧された電
圧がトランジスタQ9のベースに印加され、これ
によつてトランジスタQ9が導通し、そのコレク
タにベースが抵抗R20を介して接続されている
トランジスタQ10が導通する。この結果、風呂
弁15が開き、これに接続されている風呂バーナ
が着火して、風呂の追焚きが行われる。この動作
は、選択スイツチSS1,SS2および水圧スイツ
チPSの動作とは無関係である。
一方、正常燃焼中に水圧スイツチPSがオフに
なると、これを通して動作電流の供給を受けてい
たリレー2RLが非動作になり、その接点2RL1
がオフになつて、小弁11、中弁12、大弁13
への電流の供給がしや断され、どの弁が選択され
ていたとしても、燃焼は中止される。しかし元弁
9は開いたままであるので、パイロツトバーナの
燃焼は維持されている。すなわち水圧スイツチ
PSがオフになることによつて抵抗R21の両端
間の電圧が低下すると、トランジスタQ13がオ
フになり、このトランジスタQ13を通して供給
される保持電流で保持されていたリレー2Kが非
動作になつて、その接点は元の状態に復帰する。
これによつてコンデンサC9に充電電流は供給さ
れなくなり、コンデンサC9の電荷は、抵抗R2
7,R28を通して徐々に放電するが、その端子
電圧に対応する信号電圧がコンパレータ19の基
準電圧以下になるまでは、コンパレータ19の出
力はLレベルに保持され、したがつてトランジス
タQ1はオンのままであり、リレー1Kは動作状
態を保持する。ただしコンパレータ18の基準電
圧は、コンパレータ19の基準電圧よりも低い値
に設定され、したがつてコンパレータ19の出力
が反転しても、コンパレータ18の出力はHレベ
ルのままであり、トランジスタQ14をオフに保
持する。このため接点2K1が復帰しても、イグ
ナイタ10は動作しない。またコンパレータ19
の出力が反転するまでの一定時間内に水圧スイツ
チPSが再びオンになれば、前述の順序で正常燃
焼が再開される。
また前述のパイロツトバーナの点火動作におい
て、所定の点火トライアル時間内に点火に成功し
なかつた場合には、炎検出回路4の出力信号がH
レベルにならないのでトランジスタQ4はオフの
ままであり、点火トライアル時間の終了時点でト
ランジスタQ3がオフになつたときに、そのコレ
クタ側のB点の電位が急激に上昇する。警報信号
発生回路6は、B点の電位の上昇を検知してその
出力端をLレベルにするように動作し、この出力
信号を受けてトランジスタQ2が導通する。この
トランジスタQ2およびダイオードD15を通し
て、トランジスタQ1の動作とは無関係に、リレ
ー1Kおよびタイマ回路5への動作電流の供給が
行われる。また警報信号発生回路6の出力信号を
受けてフリツカ回路7が始動し、その出力信号に
よつてトランジスタQ11を一定周期でオン、オ
フさせる。これによつて電源ランプL1が点滅
し、ブザー16が警報音を発生する。この状態
は、電源スイツチSWをオフにして全体の動作を
停止させるまで続く。
さらに警報信号発生回路6の出力がLレベルに
なると、それぞれダイオードD22,D23を介
して、トランジスタQ4のベース側と、ダイオー
ドD5のカソード側とがともにLレベルに保持さ
れる。したがつてその後に炎検出回路4の出力が
再びHレベルになつてもトランジスタQ4が導通
することはなく、またリレー1Kも直ちに非動作
になる。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば、炎検出信号に
応じて動作するリレー2Kの接点2K1によつ
て、点火開始時から炎検出までの点火期間ではイ
グナイタ10に信号を供給し、炎が検出されてか
らは各弁に信号を供給するための信号線として、
単一の信号線が使用されている。したがつてこれ
らの信号のために個々に信号線を設ける場合と比
較して、使用するケーブルの芯線を減らすことが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のクレーム対応図、第2図は
この考案の一実施例によるリモート燃焼制御装置
の回路図、第3図は同装置の釜側コントローラの
構成を示す回路図である。 P1乃至P6は第1端子乃至第6端子、1RL
は第1リレー、1RL1は第1リレーの切換え接
点、IGはイグナイタ、1K1は第2リレーの常
開接点、2K1は第3リレーの切換え接点、2K
1−aは第3リレーの常閉接点、2K1−bは第
3リレーの常開接点、101は弁選択手段、10
2は複数の弁、103は定電圧供給回路、104
は電位選択切換手段、110は第1のコントロー
ラ、120は第2のコントローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1端子と第2端子間に常時点火器側に投入さ
    れた第1リレーの切換接点を介して点火器と弁選
    択手段を並列に接続し、前記第1端子と第3端子
    間に前記第1リレーと複数の弁とを並列に接続し
    た第1のコントローラと、前記第1端子乃至第3
    端子とそれぞれ接続された第4端子乃至第6端子
    を有し、前記第4端子と第5端子間に定電圧供給
    回路と点火トライアル信号で励磁され着火中保持
    される第2リレーの常開接点および着火信号で励
    磁され着火中常開接点側に切換え保持される第3
    リレーの常閉接点を直列に接続し、前記第3リレ
    ーの常開接点を第6端子に接続し、前記第3リレ
    ーの常閉接点と常開接点間に電位選択切換手段を
    接続した第2コントローラとを備えたことを特徴
    とするリモート燃焼制御装置。
JP18194780U 1980-12-18 1980-12-18 Expired JPS6330028Y2 (ja)

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