JPS63299027A - 導電液体接点リレ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は導電液体接点リレー、特に低駆動電力形の導電
液体接点リレーに関する。

〔従来の技術〕

従来の導電液体接点リレーでは、固定電極と可動電極が
各々一つで対向させた導電液体接点スイッチを駆動コイ
ルにより動作させる方式が採られて来た。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら上述した従来の導電液体接点リレーでは、
動作状態で保持する場合に連続通電しなければならない
ので、動作電力の消費が大きい上、スイッチの温度が上
昇してスイッチ内の導電液体が蒸発→露結し、露結した
導電液体により誤動作現象が引き起こされるという欠点
があり、特にスイッチが小型で且つ無方向性を持たせた
ときは、導電液体の内蔵量が少ないと、上記の誤動作が
顕著となるという欠点があった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明め導電液体接点リレーは、−組の固定電極と可動
電極を持つ導電液体接点スイッチと、この導電液体接点
スイッチを有極動作型に調整するための永久磁石と、駆
動電流の方向により開閉動作をさせるための駆動コイル
と、微分回路素子とを備えている。

〔実施例〕

次に本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の導電液体接点リレーの一実施例の構成
を示す概念図で、破線で囲まれた部分をその基本構成と
する。固定電極１には永久磁石５が固着されていて駆動
コイル６に正方向の電流を印加した時に閉成し、負方向
の適度な電流を印加した時に密閉容器４内の固定電極１
と可動電極２が反発して両者が開離するよう着磁されて
いる。

いま、外部から矩形波発生器（以下ＰＧ）８により矩形
波電流が加えられると、微分回路素子（以下ＤＣＣ）７
により正、負の微分波電流に変換され、可動電極２はＰ
Ｇ８の矩形波に対応した正電流、負電流により開閉され
る。正電流、負電流は少くとも可動電極２が切り換わる
のに必要な条件を満たさなければならず、例えば感動電
流値以上が継続して流れる時間は１ｍｓ以上とする。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明の導電液体接点リレーは、一
般的な使用方法である電流保持方式と同様な回路網に組
込んでいながら切換保持電流が零になるため、従来長期
通電保持の際、コイル温度が上昇して導電液体接点リレ
ーに起こりがちな導電液体の蒸発→露結による誤動作お
よび接点のスティッキングが皆無になり、且つ消費電力
が抑制される効果がある。また、永久磁石の磁化を調整
することにより、感動電流を調整できるという効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の導電液体接点リレーの一実施例の構成
を示す概念図である。 １・・・固定電極、２・・・可動電極、３・・・導電液
体、４・・・密閉容器、５・・・永久磁石、６・・・駆
動コイル、７・・・微分回路素子（ＤＣＣ）　、８・・
・矩形波発生器（ＰＧ）。 ・パ−°７Ｎ１ 代理人　弁理士　　内　原　　晋二夕 ４、′ｉ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 一組の固定電極と可動電極を持つ導電液体接点スイッチ
   と、この導電液体接点スイッチを有極動作型に調整する
   ための永久磁石と、駆動電流の方向により開閉動作をさ
   せるための駆動コイルと、微分回路素子とを備えること
   を特徴とする導電液体接点リレー。