JPS63297303A - ミナミキイロアザミウマ防除剤 - Google Patents

ミナミキイロアザミウマ防除剤

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JPS63297303A
JPS63297303A JP13719187A JP13719187A JPS63297303A JP S63297303 A JPS63297303 A JP S63297303A JP 13719187 A JP13719187 A JP 13719187A JP 13719187 A JP13719187 A JP 13719187A JP S63297303 A JPS63297303 A JP S63297303A
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JP
Japan
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acid
controlling agent
organic
thrips
lactic
Prior art date
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Pending
Application number
JP13719187A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Azuma
正明 東
Katsuji Iwamoto
岩元 勝二
Toru Kato
徹 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Kako Co Ltd
Meiwa Corp
Original Assignee
Showa Kako Co Ltd
Meiwa Corp
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Publication date
Application filed by Showa Kako Co Ltd, Meiwa Corp filed Critical Showa Kako Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 吏栗上生机凪公立 本発明はミナミキイロアザミウマ防除剤に関し、詳しく
は、果菜類、例えば、キュウリ、スイカ、メロン、ピー
マン、ナス、キク、インゲン等の害虫であるミナミキイ
ロアザミウマに対して有効で、且つ、安全性にすぐれる
防除剤に関する。
従来の技術 近年、ハウス栽培の普及に伴い、ミナミキイロアザミウ
マによる果菜類の被害が乳用、四国地方から順次拡大の
傾向にあり、その防除策が急務とされている。
ミナミキイロアザミウマは、果菜類の柔組織に口器を挿
入し、植物体液を吸入するが、同時に植物細胞をも破壊
し、果菜類にはがすり状の白色斑の加害痕がみられ、葉
裏は銀白色若しくは褐色に変色し、新葉は縮れて伸長が
停止する。一方、果実の場合は、灰褐色の風ずれ状の傷
跡やケロイド状或いはサメ肌状を呈する。このように、
ミナミキイロアザミウマによる被害を受けた果菜類は、
その品質が著しく低下すると共に、収穫も低下する。
このようなミナミキイロアザミウマにょる果菜類の被害
をなくするため、従来、種々の防除方法が採用されてい
るが、多くは、化学農薬、例えば、DMTPSBPMC
,スルプロホス乳剤等を使用するものである。
■が ° しようとする問題声 しかしながら、果菜類は生鮮食料品であるので、上記化
学農薬の毒性を考慮するとき、特に、消費者の安全性の
面を重視するとき、薬剤撒布は必要最小限度にする゛必
要がある。そのため、近年、毒性のない防除剤の開発が
強く望まれている。
本発明者らは、かかる事情に鑑みて、果菜類のミナミキ
イロアザミウマの防除効果にすぐれると共に、人体に対
して有害な影響がなく、安全であって、しかも、低廉な
防除剤を開発すべく鋭意研究した結果、ある種の有機酸
が極めて有効であることを見出して、本発明に至ったも
のである。
J! 寺を解゛するための f 本発明によるミナミキイロアザミウマ防除剤は、クエン
酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、グルコン酸、アジピン酸
、フマル酸及びコハク酸よりなる群から選ばれる少なく
とも1種の有機酸を有効成分として含有することを特徴
とする。
本発明において有効成分として用いる上記有機酸は、い
ずれも、食品添加物として既に種々の分野において用い
られているものであって、前述したような化学農薬、例
えば、DMTP、BPMC。
スルプロホス乳剤等に比べて、毒性が極めて低く、連続
散布によっても、人体への薬害がない。
本発明によるミナミキイロアザミウマ防除剤の防除効果
は、有機オキシ酸を含む有機酸の低pH効果に基づくも
のとみられ、本発明においては、かかる有機酸として、
特に、クエン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、グルコン酸
、アジピン酸、フマル酸及びコハク酸よりなる群から選
ばれる少なくとも1種が用いられる。これらは、水溶性
であり、人体に対して無毒であるのみならず、低廉に且
つ容易に入手することができる。
特に、本発明によれば、防除剤がクエン酸と乳酸とを有
効成分とするとき、その理由は必ずしも明らかではない
が、ミナミキイロアザミウマにたいして高い殺虫率を示
す。
しかし、上記以外の有機酸として、例えば、酢酸やプロ
ピオン酸等を用いるときは、これらは、臭気が強いため
に、果菜類の商品価値を低下させる。また、芳香族カル
ボン酸は、溶解度や毒性等において難点があり、他方、
有機スルホン酸や有機リン酸等は毒性がある。無機酸類
は、その作用が強く、果菜類の表皮に悪影響を与えるば
かりでなく、取扱い上、危険でもある。。
本発明による防除剤は、通常、前記有機酸を水にて50
0〜2000倍(有機酸の重量に対する希釈水の容量比
)に希釈して、施用される。特に好ましい希釈倍数は、
700〜1500倍の範囲である。
尚、前記有機酸は、上記のように希釈して単独で施用さ
れてもよいが、しかし、栄養剤、浸透剤、展着剤等、通
常、農薬において用いられる種々の薬剤と混合して施用
されてもよい。
見所■殖果 以上のように、本発明によるミナミキイロアザミウマ防
除剤は、有効成分として用いる上記を機酸がいずれも食
品添加物として既に知られているものであって、果菜類
の葉や果実に対して、その商品価値を低減させるような
有害な作用は全くなく、従来のDMTP、BPMC,ス
ルプロホス乳剤等の化学農薬に比べて、毒性が極めて低
く、連続散布によっても、人体への薬害がない、しかも
、これら有機酸は、低廉に容易に入手することができる
大旌斑 以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこ
れら実施例により何ら限定されるものではない、尚、以
下において、希釈倍数は、用いた有機酸の重量に対する
希釈溶液の容量比を示す。
実施例1 ミナミキイロアザミウマの成虫を500m1容量ビーカ
ニにとり、これに第1表に示す有機酸の希釈水溶液を約
2+slづつ噴霧撒布して、20時間後におけるミナミ
キイロアザミウマの生死を調査し、各種有機酸のミナミ
キイロアザミウマに対する殺虫効果を調べた。
比較のために、対照としてミナミキイロアザミウマ防除
用のスルプロホス乳剤系の(ヒ学農薬であるポルスター
ル乳剤(商品名)を上記と同様にして噴霧撒布した。結
果を第1表に示す。
本発明による防除剤は、実用上、十分に高い殺虫率を有
し、無毒性農薬として有効であることが明らかである。
実施例2 クエン酸の700倍希釈液と1000倍希釈液とを栽培
中のナスの葉にそれぞれ別に約2mlずつ噴霧撒布した
。5枚の葉を選定し、これらの葉の上に生息するミナミ
キイロアザミウマの数を経口的に調査した。結果を第2
表に示す。
実施例3 第3表に示すように、各種有機酸の一種又は二種からな
る溶液を栽培中のナスの葉に約2mlを噴霧撒布し、−
葉当りに生息するミナミキイロアザミウマの数を調査し
た。結果を第3表に示す。
尚、第3表中の「補正密度指数」とは、無撒布試験区の
ミナミキイロアザミウマの撒布直前の生息数に対する各
撒布経過日数後の生息数の比率を各試験区の撒布直前の
生息数に乗じ、この値を100とした時のミナミキイロ
アザミウマの生息数の比率を表わす。
手続補正書(自発) 昭和62年 7月14日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)クエン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、グルコン酸
    、アジピン酸、フマル酸及びコハク酸よりなる群から選
    ばれる少なくとも1種の有機酸を有効成分として含有す
    ることを特徴とするミナミキイロアザミウマ防除剤。
  2. (2)クエン酸と乳酸とを有効成分とすることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のミナミキイロアザミウ
    マ防除剤。
JP13719187A 1987-05-29 1987-05-29 ミナミキイロアザミウマ防除剤 Pending JPS63297303A (ja)

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