JPS63296733A - 連結採血管およびそれを備えた採血器具 - Google Patents
連結採血管およびそれを備えた採血器具Info
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- JPS63296733A JPS63296733A JP62134562A JP13456287A JPS63296733A JP S63296733 A JPS63296733 A JP S63296733A JP 62134562 A JP62134562 A JP 62134562A JP 13456287 A JP13456287 A JP 13456287A JP S63296733 A JPS63296733 A JP S63296733A
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Landscapes
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、採血の際に使用する採血管連結体及びそれを
備えた採血器具に関するものであり、さらに具体的には
1回の採血操作により、2本以上の血液検体を得ること
ができる採血管連結体及びそれを備えた採血器具に関す
る。
備えた採血器具に関するものであり、さらに具体的には
1回の採血操作により、2本以上の血液検体を得ること
ができる採血管連結体及びそれを備えた採血器具に関す
る。
〔従来の技術)
病院等の臨床検査の際に使用されている従来の採血器具
は、直情検査用、生化学検査用、血球検査用、血糖検査
用、凝固因子検査用等数種類の減圧採血管と、通常マル
チ針と言われている1本の採酊針とを使用して、患者等
の被検診者から数回にわたる採血操作を行って必要な血
液検体を得ていた。
は、直情検査用、生化学検査用、血球検査用、血糖検査
用、凝固因子検査用等数種類の減圧採血管と、通常マル
チ針と言われている1本の採酊針とを使用して、患者等
の被検診者から数回にわたる採血操作を行って必要な血
液検体を得ていた。
しかし、従来の採血器具を使用して、上述のような2回
置−Lの採血操作を行うことは1時間的な無駄があるば
かりか、被検診者の血管に刺されている採血針に減圧採
血管を刺通する回数か増えれば増える程、血管損傷等の
虞れも増すことになり、又、この採血操作の繰り返しが
被検診者に与える精神的、肉体的な苦痛を持たせること
にもなる。更に、1本の採血管ホルダーを介して数回に
わたって減圧採血管の挿脱が繰り返されるために、採血
作業室の空気が採血針のホルダー内に延出した部分と接
触し、空気中に含まれている雑菌等が付着するなどして
、採取した唾液が汚染される危険性があるなど懸念され
るところであった。そこで、被検診者から1回の採血操
作により複数の血液検体が得られる採血器具が望まれる
ことは当然とも言える。
置−Lの採血操作を行うことは1時間的な無駄があるば
かりか、被検診者の血管に刺されている採血針に減圧採
血管を刺通する回数か増えれば増える程、血管損傷等の
虞れも増すことになり、又、この採血操作の繰り返しが
被検診者に与える精神的、肉体的な苦痛を持たせること
にもなる。更に、1本の採血管ホルダーを介して数回に
わたって減圧採血管の挿脱が繰り返されるために、採血
作業室の空気が採血針のホルダー内に延出した部分と接
触し、空気中に含まれている雑菌等が付着するなどして
、採取した唾液が汚染される危険性があるなど懸念され
るところであった。そこで、被検診者から1回の採血操
作により複数の血液検体が得られる採血器具が望まれる
ことは当然とも言える。
すなわち、本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、
第1の目的は1回の採血操作により得られた血液を複数
の採血管に収納することが容易であり、かつ、血液検査
時複数の採血管をそれぞれ別に分け、必要数の血液検体
を得ることが出来る採血管連結体を提供することにあり
、第2の目的は第1の目的に加えて、1回の採血操作に
て、必要とする数の血液試料の採血を行うことが可能で
、従って血管損傷や雑菌等の侵入、被検診者に精神的、
肉体的苦痛を与えることのない採血器具を提供すること
にある。
第1の目的は1回の採血操作により得られた血液を複数
の採血管に収納することが容易であり、かつ、血液検査
時複数の採血管をそれぞれ別に分け、必要数の血液検体
を得ることが出来る採血管連結体を提供することにあり
、第2の目的は第1の目的に加えて、1回の採血操作に
て、必要とする数の血液試料の採血を行うことが可能で
、従って血管損傷や雑菌等の侵入、被検診者に精神的、
肉体的苦痛を与えることのない採血器具を提供すること
にある。
(問題点を解決するための手段)
上記第1の目的を達成するため、本発明の採血管連結体
は一端が開【コし他端が閉塞した有底管体の開口部に、
栓体が装着されてなる採血管が複数連結されてなる連結
体であって、該複数の採血管は、それぞれを必要に応じ
て分離しうる連結手段を介して連結されてなるものであ
る加えて、上記′:R2の目的を達成するため、本発明
の採血器具は一端が開口し他端が閉塞した41底管体の
開口部に、栓体が装着されてなる採血管か複数連結され
てなる連結体であって、該複数の採血管はそれぞれを必
要に応じて分難しうる連結手段を介して連結されてなる
採血管連結体と、前記採血管連結体を収納可能でかつ一
端が開放し他端が閉本した筒状の採血管ホルダーとから
なり、該ホルダーは、その閉塞した端面に該ホルダーの
外側に突出する採血針と、誠採血j1−と連通すると共
に該ホルダー内面に分岐して突出し前記採血管を詠ホル
ダーに収納したときに前記栓体を刺通しうる栓体刺通針
とを備えてなるものである。
は一端が開【コし他端が閉塞した有底管体の開口部に、
栓体が装着されてなる採血管が複数連結されてなる連結
体であって、該複数の採血管は、それぞれを必要に応じ
て分離しうる連結手段を介して連結されてなるものであ
る加えて、上記′:R2の目的を達成するため、本発明
の採血器具は一端が開口し他端が閉塞した41底管体の
開口部に、栓体が装着されてなる採血管か複数連結され
てなる連結体であって、該複数の採血管はそれぞれを必
要に応じて分難しうる連結手段を介して連結されてなる
採血管連結体と、前記採血管連結体を収納可能でかつ一
端が開放し他端が閉本した筒状の採血管ホルダーとから
なり、該ホルダーは、その閉塞した端面に該ホルダーの
外側に突出する採血針と、誠採血j1−と連通すると共
に該ホルダー内面に分岐して突出し前記採血管を詠ホル
ダーに収納したときに前記栓体を刺通しうる栓体刺通針
とを備えてなるものである。
(作 用)
上記構成になる第1の発明の採血管連結体によれば、採
血時夫々独立体をなした採血管を環数連結状態で使用す
ることが出来るから、採血された血液を複数の採血管に
収容することが容易となり、必要時に連結状態を解除し
て夫々の採血管に収容された血液を別々の血液検体とし
て検査に供することができる。加えて、上記構成になる
第2の発明の採血器具によれば、1本の採血針により採
血された血液は必要とする数に分れて形成された栓体刺
通針を介して採血管連結体の必要とする数量の夫々の採
血管に収弄される。
血時夫々独立体をなした採血管を環数連結状態で使用す
ることが出来るから、採血された血液を複数の採血管に
収容することが容易となり、必要時に連結状態を解除し
て夫々の採血管に収容された血液を別々の血液検体とし
て検査に供することができる。加えて、上記構成になる
第2の発明の採血器具によれば、1本の採血針により採
血された血液は必要とする数に分れて形成された栓体刺
通針を介して採血管連結体の必要とする数量の夫々の採
血管に収弄される。
以下、図面に従って本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明の一実施例を示した断面図である。本図
の実施例では管内を減圧した第1ii圧採血管(採血管
)2と第2減圧採皿管(採血管)3との2木の減圧採血
管を連結してなる採血管連結体1を示す。5はその連結
部(連結手段)であり、採血管連結体1の両管側面が接
する面の1個所又は数カ所を凹凸状に形成し、該連結部
5を嵌合して再減圧採血管2.3を連結する。本実施例
で示した連結部5は最も簡便な最良の連結方法を示した
にすぎず、この方法に限ることなく、要は再減圧採血管
2.3が必要時分離可能に連結されるように構成されて
いればよい。4は採血管連結体lの各第1及び第2の減
圧採血管2及び3の開口端に密封するゴム栓(栓体)で
あり、閉塞可能となる。
の実施例では管内を減圧した第1ii圧採血管(採血管
)2と第2減圧採皿管(採血管)3との2木の減圧採血
管を連結してなる採血管連結体1を示す。5はその連結
部(連結手段)であり、採血管連結体1の両管側面が接
する面の1個所又は数カ所を凹凸状に形成し、該連結部
5を嵌合して再減圧採血管2.3を連結する。本実施例
で示した連結部5は最も簡便な最良の連結方法を示した
にすぎず、この方法に限ることなく、要は再減圧採血管
2.3が必要時分離可能に連結されるように構成されて
いればよい。4は採血管連結体lの各第1及び第2の減
圧採血管2及び3の開口端に密封するゴム栓(栓体)で
あり、閉塞可能となる。
6は前記連結採血管lに使用する採血管ホルダーであり
、この採血管ホルダー6は、採血管連結体1を介して採
血可能となればよく、その形状、大きさは特定されるも
のではない。8は本発明からなる採血分岐針であり、針
基11に対して1本の血管刺通部(採血針)lOと2本
のゴム栓穿刺部(栓体刺通針)9とからなり、該ゴム栓
穿刺部9にはゴムチップ12が被包されている。なお、
本発明の減圧採血管連結体1の素材にはガスバリヤ−付
にすぐれたガラス、アクリロニトリル系樹脂、ポリエチ
レンテレフタレートが好ましい。
、この採血管ホルダー6は、採血管連結体1を介して採
血可能となればよく、その形状、大きさは特定されるも
のではない。8は本発明からなる採血分岐針であり、針
基11に対して1本の血管刺通部(採血針)lOと2本
のゴム栓穿刺部(栓体刺通針)9とからなり、該ゴム栓
穿刺部9にはゴムチップ12が被包されている。なお、
本発明の減圧採血管連結体1の素材にはガスバリヤ−付
にすぐれたガラス、アクリロニトリル系樹脂、ポリエチ
レンテレフタレートが好ましい。
次に、第2図に[図示した従来の採血方法を参照しなが
ら、本発明からなる採血器具の使用法と採血操作につい
て説明する。まず、上記した採血管連結体1と、該採血
管連結体1に対応する採血管ホルダー6と、該ホルダー
6に対応する採血分岐針8とからなる本発明の採血器具
を用意する。ついで、用途に合わせて採血器具を選別し
、所望の採血管ホルダー6に対応する採血分岐針8をセ
ットする。採血分岐針8は以下に説明する従来例と同様
に形成されている。すなわち、この従来例は第2図(ロ
)に図示されているように、ゴム栓穿刺部9と、組管刺
通部lOとかプロテクター13とケースキャップ14と
により被冠されており1通常マルチ針15と言われ、こ
れらプロテクター13とケースキャップ+4とから成る
採血針ケース16に収納されている。この採血針ケース
16内に収納されているマルチ針15は、プロテクター
13側には血管刺通部lOが、ケースキャップ14側に
はゴムチップ12で被包されているゴム栓穿刺部9が、
針基11にはネジ17が夫々形成されている。本発明か
らなる採血針8の採血針ケース16は図示されていない
が、航速の採血針ケース16と同様にして採血針8が収
納されている。
ら、本発明からなる採血器具の使用法と採血操作につい
て説明する。まず、上記した採血管連結体1と、該採血
管連結体1に対応する採血管ホルダー6と、該ホルダー
6に対応する採血分岐針8とからなる本発明の採血器具
を用意する。ついで、用途に合わせて採血器具を選別し
、所望の採血管ホルダー6に対応する採血分岐針8をセ
ットする。採血分岐針8は以下に説明する従来例と同様
に形成されている。すなわち、この従来例は第2図(ロ
)に図示されているように、ゴム栓穿刺部9と、組管刺
通部lOとかプロテクター13とケースキャップ14と
により被冠されており1通常マルチ針15と言われ、こ
れらプロテクター13とケースキャップ+4とから成る
採血針ケース16に収納されている。この採血針ケース
16内に収納されているマルチ針15は、プロテクター
13側には血管刺通部lOが、ケースキャップ14側に
はゴムチップ12で被包されているゴム栓穿刺部9が、
針基11にはネジ17が夫々形成されている。本発明か
らなる採血針8の採血針ケース16は図示されていない
が、航速の採血針ケース16と同様にして採血針8が収
納されている。
次に、採血針8の採血管ホルダー6へのセット方法であ
るが、まず採血針ケー・ス16のケースキャップ14を
採血分岐針8から取りはずし、この採血分岐針8のゴム
栓穿刺部9が採血管ホルダー6内に位置するように、針
基11のネジ17を採血管ホルJf−6内に位置する螺
着する。そして、この時、前記ゴム栓穿刺部9を被包し
ているゴムチップ12の先端は、常時閉塞されており、
前記第1及び第2減圧採血管2及び3を採血管ホルダー
6に挿入した際にゴム栓4を介してゴムチップ!2とと
もに押圧される。このため、第1及び第2減圧採血管2
及び3のゴム栓4を介してゴムチップ12の先端部は、
ゴム栓穿刺部9の針先に突き破され同時にゴム栓4に突
き刺されることになる。
るが、まず採血針ケー・ス16のケースキャップ14を
採血分岐針8から取りはずし、この採血分岐針8のゴム
栓穿刺部9が採血管ホルダー6内に位置するように、針
基11のネジ17を採血管ホルJf−6内に位置する螺
着する。そして、この時、前記ゴム栓穿刺部9を被包し
ているゴムチップ12の先端は、常時閉塞されており、
前記第1及び第2減圧採血管2及び3を採血管ホルダー
6に挿入した際にゴム栓4を介してゴムチップ!2とと
もに押圧される。このため、第1及び第2減圧採血管2
及び3のゴム栓4を介してゴムチップ12の先端部は、
ゴム栓穿刺部9の針先に突き破され同時にゴム栓4に突
き刺されることになる。
ついで、プロテクター13を採血分岐針8から取りはず
し、採血管ホルダー6付の血管刺通部10を被採血者の
静脈直管に刺通する。そして、必要であれば予め第1及
び第2の減圧採血管2及び3内に所望により各種血液凝
固促進剤、血液抗凝固剤、血液分離ゲル、血液分離用部
材等を収納した採血管連結体1を採血管ホルダー6内に
嵌入し、ゴム栓4を介して各ゴム栓穿刺部9に刺通して
、その先端部が第1及び第2減圧採血管2及び3の内部
空間に達するので、該内部空間の減圧度により直管内の
血液はこの減圧度に相当するだけ第1及び第2減圧採血
管2及び3の内部空間に流入して、所望量の採血操作を
行う。この際、一度に多量の採血が行れることになるの
で、被採血者の人体に悪影響を及ぼすことのないように
特に注意が必要とされる。
し、採血管ホルダー6付の血管刺通部10を被採血者の
静脈直管に刺通する。そして、必要であれば予め第1及
び第2の減圧採血管2及び3内に所望により各種血液凝
固促進剤、血液抗凝固剤、血液分離ゲル、血液分離用部
材等を収納した採血管連結体1を採血管ホルダー6内に
嵌入し、ゴム栓4を介して各ゴム栓穿刺部9に刺通して
、その先端部が第1及び第2減圧採血管2及び3の内部
空間に達するので、該内部空間の減圧度により直管内の
血液はこの減圧度に相当するだけ第1及び第2減圧採血
管2及び3の内部空間に流入して、所望量の採血操作を
行う。この際、一度に多量の採血が行れることになるの
で、被採血者の人体に悪影響を及ぼすことのないように
特に注意が必要とされる。
このようにして、採血した後は採血管連結体1を採血管
ホルダー6から引き後き、抗凝固剤A入りの第1減圧採
血管2と、凝固促進剤B入りの第2減圧採血管3とが一
組にセットされている状態のまま検査装置(図示せず)
に配列して検査をする。あるいは、連結部5より分割し
、保証管2および採血管3は別々の検査装置へ供される
。
ホルダー6から引き後き、抗凝固剤A入りの第1減圧採
血管2と、凝固促進剤B入りの第2減圧採血管3とが一
組にセットされている状態のまま検査装置(図示せず)
に配列して検査をする。あるいは、連結部5より分割し
、保証管2および採血管3は別々の検査装置へ供される
。
また、採血前に検査項目に応じて必要な収納物の入った
採血管を自由に組合わせて連結部で連結し、採血に供す
ることもできる。
採血管を自由に組合わせて連結部で連結し、採血に供す
ることもできる。
第3図は本発明からなる採血管連結体の他の実施例を示
したものである。本図からも明らかのように、管体は第
1図に示した採血管連結体1と同じものであるが、栓体
21の成形は異る。
したものである。本図からも明らかのように、管体は第
1図に示した採血管連結体1と同じものであるが、栓体
21の成形は異る。
この栓体21は、管体開口端にガスバリヤ−性フィルム
からなる第1の栓体フィルム22と再シール性付与フィ
ルムからなる第2の栓体フィルム23との二重層状態で
密閉されている。本実施例で使用した栓体フィルム22
は、アクリルニトリル系樹脂バレックス(三井東圧製バ
レックス21O)の15μI厚のフィルムにアルミ蒸着
し、さらに15μIのナイロンフィルムをラミネートし
たものを用い、第2の栓体フィルム23は、厚み1.0
01111の天然ゴム性シートを再シール性を付与する
ために用い、第1の栓体フィルム22と第2の栓体フィ
ルム23をゴム糊で貼着した。
からなる第1の栓体フィルム22と再シール性付与フィ
ルムからなる第2の栓体フィルム23との二重層状態で
密閉されている。本実施例で使用した栓体フィルム22
は、アクリルニトリル系樹脂バレックス(三井東圧製バ
レックス21O)の15μI厚のフィルムにアルミ蒸着
し、さらに15μIのナイロンフィルムをラミネートし
たものを用い、第2の栓体フィルム23は、厚み1.0
01111の天然ゴム性シートを再シール性を付与する
ために用い、第1の栓体フィルム22と第2の栓体フィ
ルム23をゴム糊で貼着した。
このように構成されている本発明の採血管連結体を使用
すれば、1回の採血操作によって血液を複数の採血管に
収容することが容易となり、かつ、連結された複数の採
血管を分離することが出来るので、作業効率が高められ
ることは勿論であるが、全く同時に採取された血液であ
るので採血後の試料として全く同じ状態の血液を複数の
検査に供することができ、検査の精度の上昇が期待でき
る。又、本発明の採血器具を使用すれば、被採血者の採
血針刺通に対する精神的、肉体的な負担が軽減されると
共に血管損傷等及び雑菌の侵入等の虞れもなく、さらに
構造がfIA車なため成形加工が容易であり低コストで
量産加工が可能となるなど、多くの効果を有している。
すれば、1回の採血操作によって血液を複数の採血管に
収容することが容易となり、かつ、連結された複数の採
血管を分離することが出来るので、作業効率が高められ
ることは勿論であるが、全く同時に採取された血液であ
るので採血後の試料として全く同じ状態の血液を複数の
検査に供することができ、検査の精度の上昇が期待でき
る。又、本発明の採血器具を使用すれば、被採血者の採
血針刺通に対する精神的、肉体的な負担が軽減されると
共に血管損傷等及び雑菌の侵入等の虞れもなく、さらに
構造がfIA車なため成形加工が容易であり低コストで
量産加工が可能となるなど、多くの効果を有している。
第1図は本発明からなる採血管連結体及びそれを備えた
採血器具を示した断面図、第2図は従来の採血器具を示
した断面図と分解斜視図、第3図は本発明の他の実施例
を示した斜視図である。 1−・−採血管連結体 2−・−第1減圧採血管(採血管) 3・・・−第2減圧採血管(採血管) 4・−一ゴム栓(栓体) 5−一・連結部(連結手段) 6・−・−採血管ホルダー 8・・・−採血分岐針9−
−−−−ゴム栓穿刺部(栓体刺通針)10−・・−血管
刺通部(採血針) 21・−一検体
採血器具を示した断面図、第2図は従来の採血器具を示
した断面図と分解斜視図、第3図は本発明の他の実施例
を示した斜視図である。 1−・−採血管連結体 2−・−第1減圧採血管(採血管) 3・・・−第2減圧採血管(採血管) 4・−一ゴム栓(栓体) 5−一・連結部(連結手段) 6・−・−採血管ホルダー 8・・・−採血分岐針9−
−−−−ゴム栓穿刺部(栓体刺通針)10−・・−血管
刺通部(採血針) 21・−一検体
Claims (5)
- (1)一端が開口し他端が閉塞した有底管体の開口部に
、栓体が装着されてなる採血管が複数連結されてなる連
結体であって、該複数の採血管は、それぞれを必要に応
じて分離しうる連結手段を介して連結されてなることを
特徴とする採血管連結体。 - (2)前記連結手段は一方の採血管の外側面に形成され
た凹部と他方の採血管の外側面に形成された凸部とから
なる特許請求の範囲第1項に記載の採血管連結体。 - (3)一端が開口し他端が閉塞した有底管体の開口部に
、栓体が装着されてなる採血管が複数連結されてなる連
結体であって、該複数の採血管はそれぞれを必要に応じ
て分離しうる連結手段を介して連結されてなる採血管連
結体と、前記採血管連結体を収納可能でかつ一端が開放
し他端が閉塞した筒状の採血管ホルダーとからなり、該
ホルダーは、その閉塞した端面に該ホルダーの外側に突
出する採血針と、該採血針と連通すると共に該ホルダー
内面に分岐して突出し前記採血管を該ホルダーに収納し
たときに前記栓体を刺通しうる栓体刺通針とを備えてな
ることを特徴とする採血器具。 - (4)前記連結手段は一方の採血管の外側面に形成され
た凹部と、他方の採血管の外側面に形成された凸部とか
らなる特許請求の範囲第3項に記載の採血器具。 - (5)前記採血管本体内への採血が同時かつ等量となる
ように配置されてなる特許請求の範囲第4項または第5
項に記載の採血器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62134562A JPS63296733A (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 連結採血管およびそれを備えた採血器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62134562A JPS63296733A (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 連結採血管およびそれを備えた採血器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63296733A true JPS63296733A (ja) | 1988-12-02 |
JPH0439860B2 JPH0439860B2 (ja) | 1992-06-30 |
Family
ID=15131234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62134562A Granted JPS63296733A (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 連結採血管およびそれを備えた採血器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63296733A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011114413A1 (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-22 | Matumura Takahito | 真空採血管、採血ユニット及び検査方法識別装置 |
WO2015194001A1 (ja) * | 2014-06-19 | 2015-12-23 | ホクユーメディックス株式会社 | 採血管管理システム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6220371U (ja) * | 1985-07-19 | 1987-02-06 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55125345A (en) * | 1979-03-20 | 1980-09-27 | Aisin Seiki Co Ltd | Improvement of combustion furnace in hot gas engine |
-
1987
- 1987-05-29 JP JP62134562A patent/JPS63296733A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6220371U (ja) * | 1985-07-19 | 1987-02-06 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5661740B2 (ja) * | 2010-03-15 | 2015-01-28 | 鷹仁 松村 | 真空採血管、採血ユニット及び検査方法識別装置 |
WO2015194001A1 (ja) * | 2014-06-19 | 2015-12-23 | ホクユーメディックス株式会社 | 採血管管理システム |
US9633177B2 (en) | 2014-06-19 | 2017-04-25 | Hokuyu Medics Co., Ltd. | Blood collection tube management system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0439860B2 (ja) | 1992-06-30 |
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