JPS63289329A - シンクロナイザ−リング - Google Patents

シンクロナイザ−リング

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Publication number
JPS63289329A
JPS63289329A JP62122036A JP12203687A JPS63289329A JP S63289329 A JPS63289329 A JP S63289329A JP 62122036 A JP62122036 A JP 62122036A JP 12203687 A JP12203687 A JP 12203687A JP S63289329 A JPS63289329 A JP S63289329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synchronizer ring
layer
resin
thermal spraying
friction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62122036A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirobumi Michioka
博文 道岡
Yoshio Fuwa
良雄 不破
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP62122036A priority Critical patent/JPS63289329A/ja
Publication of JPS63289329A publication Critical patent/JPS63289329A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D23/00Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
    • F16D23/02Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches
    • F16D23/025Synchro rings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D2250/00Manufacturing; Assembly

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Structure Of Transmissions (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車などの同期装置に用いられるシンクロ
ナイザ−リングに関する。
[従来の技術] 一般にシンクロナイザ−リングでは、変速ギヤの外周部
の外テーパコーン部に対して、シンクロナイザ−リング
の内周部の内テーパコーン部を摩擦接触させ、これによ
り両テーパコーン部の間で生じる摩擦力によって所定の
回転同期作用を果たすようにしている。
このシンクロナイザ−リングは、小型軽量化、高速回転
化等の要請により非常に激しい条件下で使用されている
。この結果シンクロナイザ−リングの内周部の内テーパ
コーン部の面圧が高くなる。
故にシンクロナイザ−リングの内周部の内テーパコーン
部に油溝が形成されている場合には、油溝の山頂部の摩
擦が促進されるとともに、極端な場合には、油溝の山頂
部が塑性変形を起こすこともある。そのためシンクロ、
ナイザーリングの内テーパコーン部と変速ギヤの外テー
パコーン部の接触面積が除々に増し、両テーパコーン部
の百聞で形成する油膜の生成が著しくなる。その結果、
両チ−パコーン部の面間の摩擦係数が著しく低下し回転
同期作用に必要とする時間が長くなり、又シフト時のギ
ヤ鳴りといった不具合も発生する。
上記の問題点を解決するため摺動面に溶射を施すことが
提案されている。例えば実開昭55−7414号公報に
は変速ギヤ側の円錐部にねじ状の凹凸を形成し、該凹凸
面にモリブデン溶射を行なう旨の開示がある。また実開
昭57−172932号公報には、トップランドの頂面
にモリブデン等の摩擦材が溶射されたシンクロナイザ−
リングの開示がある。
さらに特開昭60−227021号公報にはシンクロナ
イザ−リングの内周摺動面にリング状の溶射層を設ける
旨の開示がある。これら金属の溶射層を施すことのみで
は上記の問題点の十分な解決にならず溶射層による相手
部への攻撃性により摩耗を促進し、安定した摩擦係数を
長期的に得ることができない。
また特開昭57−195923号公報には、摺動面を摩
擦係数調整材を分散させた無気孔樹脂からなる直接コー
ティング層を構成した車輌変速機用同期リングの開示が
ある。しかしコーティング層の場合には摩擦による剥離
消失の問題がある。
さらに本出願人は先に特願昭62−4393号にてシン
クロナイザ−リングの内周面の表面から内部にかけて異
なる気孔率を有する摩擦材料からなるパッド部を固着す
ることにより摩擦係数の長期安定化を図る旨の提案を行
なった。
[発明が解決しようとする問題点1 本発明は、上記した実情に鑑みなされたもので摺動向に
溶射層を設けた場合に発生プる相手部材の攻撃による摩
耗を減少させ安定したl1j11係数を得ることを目的
とし、シンクロナイザ−リングのトップランド部の表面
層を改良により摩擦係数の長期安定化を図り耐久性を一
層向上させたシンクロナイザ−リングを提供することに
ある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、内周部が摺動向となるシンクロナイザ−リン
グにおいて、該シンクロナイザ−リング内周部は気孔中
に樹脂が埋設された金属溶射層と該金属溶射層の表面に
形成された樹脂層とから構成されていることを特徴とす
る。
シンクロナイザ−リングは、内周部に内テーパコーン部
をもつ。内テーパコーン部は、同期装置の相手部材の外
テーパコーン部と対向して摺接する部位である。シンク
ロナイザ−リングは通常連続する無端状の環状体あるが
、場合によっては一部切1欠するものでもよい。相手部
材は、通常変速ギヤの外テーパコーン部である。なお、
同期装置がボルグワーナ一式の場合には、シンクロナイ
ザ−リング本体の外周面にはスプラインが形成されてい
る。
シンクロナイザ−リングの母材は、従来と同一の材質を
用いることができる。例えば銅合金、鉄系合金、アルミ
ニウム系合金等を用いることができる。銅合金としては
、青銅系、黄銅系を用いることができる。
溶射層は、シンクロナイザ−リングの内7−パコーン部
の内周部に金属を溶射して形成することができる。金属
としてはモリブデンが好ましい。
その理由は摩擦特性がよいこと、なじみ性がよいこと等
である。溶射層に形成される気孔率は2〜9%未満であ
ることが望ましい。気孔率が2%未満であると相手攻撃
性が大きいためギヤコーンの摩耗が大きく軸方向移動量
が増加し、気孔率が9%を超えると樹脂層の部分が多く
なり荷車を支えるべき溶射層の面積が少なくなるため軸
方向移動量が増加するため好ましくない。
溶射層の厚さは、0.05〜0.25mmであることが
望ましい。溶131層の厚さが0.05++un未満で
あると均一な厚さを得ることが困難であり、一方0.2
5mmを超えると溶射層が剥離しやすくなり好ましくな
い。
溶射を行なう際には、通常用いられる溶射装置を用いる
ことができる。溶射は、一般には、粉末や棒状体を溶融
又は半溶融状態とし、これを噴出させることによって行
なう。粉末は150〜300メツシュ程度を用いること
ができる。溶射方法は、ガス式溶射としては、アセチレ
ン−酸素ガス、プロパンガス−酸素ガス等を選択するこ
とができる。電気式溶射としては、アーク、プラズマジ
ェット、高周波誘電加熱等から選択することができる。
溶射を行なう前には、シンクロナイザ−リングの摺動面
に前処理を流ずとよい。前処理としてはプラスチング、
酸洗等を用いることができる。
このように前処理を施せばシンクロナイザ−リングの摺
動向を構成する内周部を清浄化、粗面化、鋭脂すること
ができる。
溶射層の気孔内に含浸させる樹脂及び溶射層表面に形成
覆る樹脂層は、ポリアミド、ポリアセタール、ポリアミ
ドイミド、PBTから選ばれる。
これらの樹脂は熱可塑性であり溶射法、流動浸漬、粉体
塗装法により金属溶剤層の気孔中及び金属溜OA層表面
に形成される。この際金属溶射層表面に形成される樹脂
層は、摩擦係数を保持するために該金属溶剤層の表面粗
さより薄くコーティングすることが好ましい。
[作用および効果] 本発明に係るシンクロナイザ−リングに形成した金属溶
剤層は表面に金属溶射層の表面粗さを樹脂コーティング
により覆っているため相手部材の外テーバコーン部との
間の摩擦係数が長期間にわたって安定する。特に従来の
金属溶射層のみの場合に比較して相手攻撃性が低いため
摩耗も少なく摩擦係数の変動がなくなる。従って同期装
置としては長期にわたって安定した回転同期作用を発揮
することができる。
L実施例] 第1図及び第2図は本発明に係る1実施例のシンクロナ
イザ−リングの断面の一部および第1図火山の拡大断面
を示したものである。この実施例は、自動車に用いられ
る同期装置のシンクロナイザ−リングである。
本実施例に係るシンクロナイザ−リング1は、摺動向を
形成する内周部が気孔41中に樹脂が埋設された耐摩耗
性金属溶射層4と該金属溝!)J層の表面に形成された
樹脂層5とから構成されている。
シンクロナイザ−リングは鋼(SCP28相当)で冷m
s造で形成されている。このシンクロナイザ−リングの
摺動向である内周部1の溶射層4は、粉末粒径20μm
の純モリブデン粉末を用いてプラズマ溶射を行なった。
プラズマ溶射には米国メテコ社製の装置を用い溶射条件
は、アルゴンガス流12300j /hr、 水!ガス
151EJ14500.ll/hr、電流450〜50
0アンペア、粉末供給1140 C1/分で行なった。
形成された溶射層4の厚さは0.211I11で微細な
気孔41が多数存在した。
気孔率は7%であった。
この溶射層4の気孔41の部分に摺動特性の優れた樹脂
であるポリアミドをスプレーコーテイング後、熱処理に
より含浸させ、同時にその溶射層表面にも約50μmの
コーティング層を形成した。
形成した溶射層の模式断面図が第2図である。
実施例において溶OA層の気孔及びその表面に樹脂をコ
ーティングせずモリブデン粉末のプラズマ溶射のみ行な
ったものを比較例1とし、シンクロナイザ−リングのf
f1Uに銅系合金(Cu62%、Al1.5%、Mn3
.0%、Cr0.2%、Si1.0%、N+O,3%、
7n残り)でプラズマ溶射を行なつIこものを比較例2
とした。
[評価] 上記実施例と比較例1.2についてシンクロナイザ−リ
ングの押し付は回数と摩擦係数との関係を第3図に示し
た。実施例は比較例より初期の摩擦係数が低くなってい
るが、その後は溶射層に存在する樹脂の効果により安定
した摩擦係数の値を示している。第4図はシンクロナイ
ザ−リングの押し付は耐久テスト(500X10万回)
後の軸方向移動量を測定した結果を示す。実施例は軸方
向移動量が比較例に比べて少ない。即ち摩耗が少ないた
め軸方向移動量が少なく良好な耐久特性を示す。一方比
較例1は相手攻撃性が高いため耐久中の摩擦係数が不安
定で摩耗量も多くなっている。
また比較例2では耐久により摩耗が著しく軸方向移動量
が大きくなっている。
第5図には溶射層の気孔率と軸方向移動量の関係を示す
。気孔率が2%以下だと相手攻撃性が大の為ギヤコーン
の摩耗が大きく軸方向移#JI mが増加し、逆に気孔
率が9%以上だと樹脂層の部分が多く荷重を支えるべき
溶射層の面積が少なくなる為、軸方向移動量が増加する
第6図はシンクロナイザ−リングの押し付は後の摩擦係
数と気孔率の関係を示す。気孔率が2%以下だと摩擦係
数が高いためシフ1〜した時にくいつきやすくシフトフ
ィーリングが悪くなり逆に9%以上だと樹脂層の部分が
多くなるため、シンクロ自身の摩擦が大きくなり摩擦係
数が急激に低下する。従って溶射層の気孔率が2〜9%
の範囲にあると耐摩耗性及び摩擦係数の安定したシンク
ロナイザ−リングが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のシンクロナイザ−リングの断
面図であり、第2図は金属溶射層の拡大模式断面図であ
り、第3図はシンクロ押し付は回数と摩擦係数との関係
を示すグラフであり、第4図はシンクロ押し付は回数(
500X10万回)後の軸方向移動量を示し、第5図は
金属層中の気孔率と軸方向移動量との関係を示すグラフ
であり、第6図は気孔率と摩擦係数との関係を示すグラ
フである。 −11= 1・・・シンクロナイザ−リング内周部4・・・金属溶
射層 5・・・樹脂層 41・・・気孔 特許出願人   トヨタ自動重゛株式会社代理人   
 弁理士 大川 宏 第1図 第2図 第3図 シンクロ押しイ引10安1xlQ、4日%几率 (0/
。)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内周部が摺動面となるシンクロナイザーリングに
    おいて、 該シンクロナイザーリング内周部は気孔中に樹脂が埋設
    された金属溶射層と、 該金属溶射層の表面に形成された樹脂層とから構成され
    ていることを特徴とするシンクロナイザーリング。
  2. (2)金属溶射層の気孔率は2〜9%である特許請求の
    範囲第1項記載のシンクロナイザーリング。
  3. (3)樹脂層を形成する樹脂はポリアミド、ポリアセタ
    ール、ポリアミドイミド、PBTから選ばれる特許請求
    の範囲第1項記載のシンクロナイザーリング。
JP62122036A 1987-05-19 1987-05-19 シンクロナイザ−リング Pending JPS63289329A (ja)

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JP62122036A JPS63289329A (ja) 1987-05-19 1987-05-19 シンクロナイザ−リング

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JP62122036A JPS63289329A (ja) 1987-05-19 1987-05-19 シンクロナイザ−リング

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JPS63289329A true JPS63289329A (ja) 1988-11-25

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JP62122036A Pending JPS63289329A (ja) 1987-05-19 1987-05-19 シンクロナイザ−リング

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010514990A (ja) * 2006-12-23 2010-05-06 シャエフラー カーゲー 同期装置の同期リング

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010514990A (ja) * 2006-12-23 2010-05-06 シャエフラー カーゲー 同期装置の同期リング
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