JPS63283627A - 心臓血管の短時間診断用カテーテルにおける幾何光学的差によるヘマトクリット、及び血液酸素の特定に適した測定及び補正システム - Google Patents

心臓血管の短時間診断用カテーテルにおける幾何光学的差によるヘマトクリット、及び血液酸素の特定に適した測定及び補正システム

Info

Publication number
JPS63283627A
JPS63283627A JP63070842A JP7084288A JPS63283627A JP S63283627 A JPS63283627 A JP S63283627A JP 63070842 A JP63070842 A JP 63070842A JP 7084288 A JP7084288 A JP 7084288A JP S63283627 A JPS63283627 A JP S63283627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
optical fiber
test liquid
wavelength range
specific wavelength
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63070842A
Other languages
English (en)
Inventor
バイロン エル、モーラン
アラン エフ、ウイリス
イーツザク メンデルソン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUPEKUTORAMUDO Inc
Original Assignee
SUPEKUTORAMUDO Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SUPEKUTORAMUDO Inc filed Critical SUPEKUTORAMUDO Inc
Publication of JPS63283627A publication Critical patent/JPS63283627A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/145Measuring characteristics of blood in vivo, e.g. gas concentration, pH value; Measuring characteristics of body fluids or tissues, e.g. interstitial fluid, cerebral tissue
    • A61B5/14535Measuring characteristics of blood in vivo, e.g. gas concentration, pH value; Measuring characteristics of body fluids or tissues, e.g. interstitial fluid, cerebral tissue for measuring haematocrit
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/145Measuring characteristics of blood in vivo, e.g. gas concentration, pH value; Measuring characteristics of body fluids or tissues, e.g. interstitial fluid, cerebral tissue
    • A61B5/1455Measuring characteristics of blood in vivo, e.g. gas concentration, pH value; Measuring characteristics of body fluids or tissues, e.g. interstitial fluid, cerebral tissue using optical sensors, e.g. spectral photometrical oximeters
    • A61B5/1459Measuring characteristics of blood in vivo, e.g. gas concentration, pH value; Measuring characteristics of body fluids or tissues, e.g. interstitial fluid, cerebral tissue using optical sensors, e.g. spectral photometrical oximeters invasive, e.g. introduced into the body by a catheter
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/85Investigating moving fluids or granular solids
    • G01N21/8507Probe photometers, i.e. with optical measuring part dipped into fluid sample

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、広くは液中懸濁物質の性質を測定すべく用い
られる光学カテーテルシステムに関するものである。よ
り特定すれば、この発明は短期診断に用いるための心臓
血管診断用カテーテルであって、研摩された先端を患者
の血流中に侵入させて血液特性を反射計法により分析す
るための光ファイバを含むカテーテルに関するものであ
る。
このような血液特性の測定を行う場合、光ファイバの先
端は通常患者の右心室又は肺動脈内に位置決めされる。
それらの位置には体内を循環する血液のほとんどすべて
が集まり、肺に帰還するためによく混合される。その結
果、例えば酸素飽和レベルなどのような条件は、全身の
平均的な静脈状態の定義として表わされる。
“短期”という場合、ここでは分又は時間単位で表わさ
れる比較的短い期間を指すものとする。
したがって、長期という場合には、月又は年で表わすよ
うな比較的長い期間を指すものとする。そして、このよ
うな長期を対象とする関連装置としては、いわゆるペー
スメーカーシステムの“永久”埋め込み部分等がある。
従来の技術 本発明は、広範囲に利用可能であるが、関連する従来技
術は心臓血管診断用カテーテルの分野においてのみ存在
する。
光ファイバを含む心臓血管用カテーテルは血中酸素の飽
和度の短期測定用としてよく知られている。この分野に
おいては、注目すべき先行技術として、例えばショー、
その他に与えられた米国特許第4295470号、第4
114604号及び第3847483号並びにスペリン
ド、その他に与えられた米国特許第4523279号及
び第4453218号がある。これら米国特許のシステ
ムは、概して血液中に2又は3種類の異なった波長の光
を投射するものである。
一般に血液は異なった波長の光成分を異なった態様で反
射する。すなわち、反射率の差又は比率は血液中の酸素
飽和レベルに従って変化する。その結果、反射率の比は
酸素飽和度の測定値とじて用いることができる。
単に2波長しか用いないようなシステムでは、系統的な
測定誤差を生ずる。すなわち、上記のショーに対する米
国特許第4114604号に記述された通り、ヘマトク
リット(概説的には血液中の血球濃度ということができ
る)は、2波長を用いて行われる酸素飽和度の測定値中
に誤差を与える幾つかの因子の一つである。
ショーの米国特許は第3の波長光を導入し、かつ検出す
ることにより上述の不都合及びこれに関する未制御因子
を解決するものである。この技術は、酸素測定値を未知
の効果のために補正するに十分な情報を提供するもので
ある。このような測定の精密化はきわめて有用であるが
、3種類の光源を要するという点において比較的複雑か
つ面倒な手順を伴うものである。
さらに、少なくともショーによって提案された形態にお
いては、ヘマトクリットそれ自体の有用な測定値を実際
に提供するのではなく、ヘマトクリットの効果を補正す
るのみであり、このような制約はへマドクリットが独立
した診断情報を有するものである以上望ましいことでは
ない。
本発明に関連する別の分野における従来の研究調査はJ
、M、シュミット、F、G、  ミーム、J、ショット
及びJ、D、マインドルによって発表された論文“イン
ブランクブルテレメトリーフォーメジャメントオブ0□
 サチュレーション”に記述されている。彼等の論旨は
また、IEEEフロンティアーズオブエンジニアリング
アンド コンピユーテイング インヘルスケア(198
4年刊)の第703頁にも置載されている。
このシュミット等の論文は酸素飽和度の長期測定に関し
、しかも光ファイバの使用を伴わないという意味で本発
明からは幾分異なった分野に関連する。
すなわち、シュミット等のシステムは、患者の身体内の
測定個所に直接埋め込み可能なトランスデユーサを用い
るものである。そこには光ファイバは存在せず、必要な
光源及び検出器は患者の血流中に直接露出するものであ
る。このシステムは酸素濃度及びヘマトクリットの両方
を測定するものである。
上記の論文はまた、2種類の光源−検出器間距離におい
て検出された光強度の比が、酸素飽和度とは独立してヘ
マトクリットを測定すべく用いられることを示唆するも
のである。この論文はそれを実行するための特定の配列
を開示するものではない。
シュミットのシステムにおいて、原理的にデータは実験
室における診断測定器への遠隔無線監視により、患者の
身体から引き出される。しかしなから、厳密に言えば、
シュミットのシステムはペースメーカー用の埋め込み制
御システムにおいてのみ有効な使用が可能である。
特に、シュミットのシステムは、きわめて高価かつ機械
的にもろいという不利益をもっている。
そのような装置の製作及び組立技術はシュミット等の記
述する通り、きわめて複雑かつ困難なものである。
妥当な使用上の安定性及び信頼性を確保するため、シュ
ミットグループはシリコンウェハー上に彼等の装置の種
々の要素(Ic制御回路を含む)を組み込むことが必要
であり、さらにそれを被覆しなければならないことを見
出した。当業者にとって明らかな通り、それらの手順は
種々の産業技術分野において最も必要とされ、かつコス
トの高いものの一つである。
完成したシュミットの装置はハンダ接続を有する密閉シ
ールされた精細なウェハー支持型トランスデユーサアレ
イである。シュミットの試みによって形成された各光学
トランスデユーサはしたがって現時点(1986年)の
貨幣単位において数百ドル以上である。
このようなコストレベルは永久埋め込み装置としては妥
当であるが、短期診断用装置としては問題外である。ま
た、無菌性が要求されるため、短期診断用心臓血管カテ
ーテルの分野における作業者は、そのようなカテーテル
が1回の使用のみで廃棄しなければならないことに同意
するであろう。このような廃棄可能な心臓血管用カテー
テルの場合、その材料コストは数ベニ−ないし数ドルの
範囲内に維持されなければならない。したがって、この
ような制約下においてのみすべての付属品を含む完成さ
れたカテーテルの価格を@1100〜200ドルの範囲
にとどめることができるであろう。
シュミットの一般的な試みは、1985年発行の薬学及
び生物学界における゛’IEEE/エンジニアリング、
第7回年次会議議事録゛、第2の1巻、第1441頁に
おいて、公表されたT、M、  ドナツー及びR,L、
ロンジー二による論文“アニュー ノンインベーシング
 バック スキャッタリング オキシメータ”において
報告された装置に多少とも関連するものである。
ドナツー及びロンジー二は心臓血管用カテーテルや他の
型のカテーテル、又は血液中に浸される他の何らかの装
置もしくは心臓血管検査技術に言及するものではない。
しかしなから、彼等の発明は、血中酸素の飽和度及びヘ
マトクリットなどに類似したパラメータを測定するため
の光学装置に関するものである。
ドナツーのシステムは患者の身体表面に適用される反射
率酸素計である。それは患者の身体組織に対向して直接
配置され、光源からの光を組織中に直射するものである
前記ドナツーのシステムは組織自体及びその組織中に存
在する血液により散乱反射された光を受け入れる。すな
わち、装面は2個の分離した検出器において散乱光を受
け入れるようになっている。これらの検出器は患者の身
体組織に直接対向して配置され、したがって光はそれら
の組織から直接検出器に到達する。
しかしなから、これらの検出器は光源から各所定の距離
だけ隔たって配置され、それらの光源−検出器間隔の差
はいわゆる“組織へマドクリット”、すなわち単位体積
の身体組織当たり存在する血球量を測定するのに用いら
れる。
ヘマトクリット−補正酸素飽和度測定値、及び独立した
ヘマトクリット測定値の双方を直接心臓系内において得
ること、ができるような心臓血管短期診断用カテーテル
システムを実用的なコストレベルにおいて提供すること
はきわめて望ましいと言える。
1984年型ジュツトシステムはこのような測定は可能
にするが、価格的には困難であった。また、1985年
のドナツーシステムは身体表面のための類似の測定のみ
を可能にするものである。
J、1.  シュミット、F、G、  ミーム及びJ。
D、マインドルの比較的最近の論文として1986年発
行のバイオメディカル エンジニアリング年鑑第14巻
第35頁に形成されたものがあり、そこには心臓血管用
カテーテルの先端に取り付けるためのトランスデユーサ
システムが記述されている。この論文は本発明の完全な
先行技術を開示するものではないが、その前提概念の一
部をなすものとして引用する。
このシュミット等の最新型のトランスデユーサは、心臓
血管用カテーテル上への配置を除く他は1984年にお
いて彼等のグループが発表したものと同様である。
ショーのシステムにおいて、コストレベルがきわめて高
いという問題点はこの最新型のものにもそのまま存在す
る。この最新のシュミットシステムにおいても、なお望
まれることは最新の診断技術において要求される小型高
精度の装置化を満足することである。
特に、シュミットのグループは“約19%” (rms
変位)の測定値変動を報告している。この値変動は医療
技術の見地からは大きすぎる値である。
さらに、シュミットの光学センサパッケージは長さ61
、幅2++u++、そして厚さ1閣である。発表者は幅
を約1 +n+aに狭めることは可能であると信じてい
るが、そのような縮小を行ったところで、パッケージは
人体において使用する心臓血管用カテーテルのチップ上
に配置するには余りに大きいものである。
発明の要約 本発明は、種々の量の微粒子を含む液中の前記微粒子量
を測定するシステムに関するものである。このシステム
は光を発生するためのなんらかの手段及び光を検出する
ためのなんらかの手段を含んでいる。
説明を一般化するため、我々はこれらの手段を“発光手
段”及び“光検出手段”と称することにする。(我々゛
は広(一般的な特徴付けを行う本発明の他の部分に対し
ても類似の用語法を採用するものとする。) 発光手段及び光検出手段はいずれも対象とする液体から
分離している。−例として液体は患者の肺動脈中におけ
る血液であり、発光手段及び光検出手段は患者の身体直
外における設備モジュールに含まれるものとする。しか
しなから、本発明は、身体から比較的長距離隔てた他の
目的の装置にも適用可能である。
本発明はさらに、遠隔の発光手段からの光を対象とする
液体を経て同じく遠隔の光検出手段に伝送するための幾
つかの手段を必要とするものである。本発明においては
、この光伝送は通常は平行して敷設された2本の通路に
沿って行われるということが重要である。本発明によれ
ば、これらの光伝送手段は1本又は2本以上の光ファイ
バより構成されるものであり、我々はこれらの手段を“
光ファイバ手段”と称するものである。
光ファイバ手段により提供される2光路の各々は3本の
分路又は岐路を含んでいる。そのうちの第1の光ファイ
バ分路は遠隔発光手段から被検液に光を導くための分路
である。この第1の分路は被検液に近接するように配置
される光出射手段において終了している。
2光路の各々において第2の光ファイバ分路は被検液か
らの光を遠隔の光検出手段に導(ためのものである。こ
の第2の分路は被検液に近接するように配置された受光
手段から始まっている。
さらに、各光路においては光出射手段及び受光手段間に
おいて第3の分路が存在する。これは被検液及び微粒子
(血球)からの散乱に基づく被検液中の光路である。換
言すれば、各第3の分路の少(とも一部は被検液中に少
(とも浅く侵入するものである。
2光路の一方において、第1の分路及びその光出射手段
はその一方の光路における前記第2の分路及びその受光
手段に関して一定の幾何学的関係におかれる。
同様に、2光路の他方においても、第1の分路及びその
光出射手段はその光路における第2の分路及びその受光
手段に対して一定の幾何学的関係におかれる。そして、
この第2の光路における幾何学的関係は第1の光路にお
ける幾何学的関係とは異なっていることが特に重要であ
る。
この2光路における第1及び第2分路間の幾何学的関係
の相違が存在することにより、第3の分路、すなわち液
中の散乱反射を含む分路は2光路において異なった状態
に形成される。この第3の分路間の相違は被検液中の微
粒子濃度測定手段を提供するものである。
本発明は、さらに2光路に沿ってそれぞれ伝送された光
を比較することにより微粒子量を判定するための幾つか
の手段を含んでいる。これらの手段は言わば“翻訳手段
”であり、光検出手段に応答し、かつ二つの異なった幾
何学的関係を考慮して演算を行うものである。
前述したシステムは本発明の広い適用範囲における一般
的な実施において用いることができる。
特に、全4本の光ファイバ分路は互いに不連続的な分路
であり、そのうちの1分路を2光路において共有させる
ことができる。
後者の場合には、全体で3本の独立した光ファイバ分路
のみが用いられる。本発明のこのような実施形態は二つ
の変形実施例を伴うものである。
そのような−変形例においては、l光源のみが用いられ
、そのl光源からの光を被検液に導(ために2光路共通
の1本の光ファイバ分路のみを要するが、返送路として
は互いに区別される各光路毎の第2の光ファイバ分路が
必要である。すなわち、そこには2個の独立した検出器
が用いられ、2本の独立した第2分路の各々は被検液か
らの光を2個の検出器の各々に導(ものである。、他の
変形例は逆に2個の光源と、これらの光源から被検液に
光を導く2本の第1分路と、光返送において共用される
検出器に連結された単一の第2分路を含むものである。
別の組合せの可能性(これら二つの変形実施例の各々に
ついて)は共通光源又は検出器を使用する分離光ファイ
バ分路の形成であるが、異なった光路に沿った光伝播の
効果は、例えば光学チョッパ又は他の適当な変調手法に
より時間的又は周期的に互いに分離される。このような
タイミング分離により共通光源又は検出器は二つの分離
光源又は検出器として作動するものである。
別の組合せの可能性は前述した変形例のすべてを網羅し
た構成である。3本又は4本の物理的に分離された光フ
ァイバ分路は独立したファイバにおいて互いに分離され
るか、又は2以上の機能を1本のファイバで行わせるこ
とにより可能である。
後者の態様において適当な物理的分離は、ファイバ内の
伝播モードを異ならせることにより達せられる。このよ
うなモード分離は光ファイバの外側における適当な物理
的分離を提供し得る。これは先に述べた“第3”のすな
わち中間分路の場合は液中となる。
本発明のこれらの実施形態の幾つかは、付加的な要素を
装備することによりシステムにおいて被検液の化学的内
容をも測定し得るという効果を有するものである。例え
ば、前述した基本発明を血液中のへマドクリット測定に
用いる場合、血液の酸素飽和を測定するのにスペクトル
効果を用いることができ、この場合、光源から検出器に
向かってのびる2光路のいずれか一方を使用すればよい
以上述べた本発明の動作原理及び作用のすべては、以下
、図面を参照して行う詳細な説明により完全に理解され
るであろう。
実  施  例 本発明は、広範囲の利用性を有するものである。しかし
なから、本発明の実施例のすべては心臓血管診断システ
ムの分野に存するものである。
第1図及び第2図に示す通り、本発明の好ましい実施例
は5管路カテーテル(101’)を使用するものである
。尤も本発明はこれより多く又は少ない管路数のカテー
テルにおいても、また単一管路のカテーテルにおいても
実施することが可能である。
しかしなから、本発明の最大の機能は後述するような多
機能カテーテルにおいて最もよく実現されるものである
。カテーテルの直径はなるべ(なら7.5フレンチ以下
とされる。
カテーテル(101)の手元端にはマニホルドコネクタ
(105)及び5本の独立した単一の管路チューブ(1
06)が固着される。これらの独立したチューブはそれ
ぞれ先端においてマニホルドコネクタ(105)を介し
てカテーテル(101)の5本の管路T/F、P、El
、D及びP/Mと連通し、手元端において5個のターミ
ナル装e(107)に連結されている。
カテーテル(101)の先端にはモールドデツプ(10
2)及び環状バルーン(104)が固着されている。
チップ(102)内には光ファイバF(第2図)の研摩
された先端F’ (第4図)が位置しており、これはカ
テーテル(101)の管路T/Fを通じて引き出された
ものである。
チップ(102)にはさらにボート又は開口口°(第4
図)が存在する。この先端開口D゛″はカテーテル(1
01)における1本の管路D(第2図)における先端を
効果的に構成するものである。チップのオリフィス内に
おける残りの空間には、エポキシ又は同様な不活性樹脂
材料(136)が充填されている。
心臓血管の医療分野においてよく知られている通り、こ
の種のカテーテルは患者の大静脈を通じて右心房及び心
室中に導入される。チップ(103)及び先端開口D′
は肺動脈中に突入する。チップ(103)は概して圧力
測定及び光学測定のためにその動脈中に維持される。
光ファイバの研摩端F°の配置は第4.5及び特に、第
5a図において明らかである。すでに述べた通り、光フ
ァイバは相互に平行したリニヤアレイをなしている。
第5図においては拡大図を示すため、カテーテルの底部
を(504)で指示した部分において破断して描いであ
る。同様に、第5a図においては、成形されたチップ(
102)の底部を(531)の部分で破断し、光ファイ
バ束の底部F′は(532)の部分で破断して描いであ
る。
発明者は光伝送のた吟に3本の光ファイバnn、 o。
及びppを用い、スペーサとして第4のファイバ片rr
を用いるものである。第5図の軸方向断面は第5a図に
示したスペーサr「を通るように示されている。この配
置は前述した理由により好ましく採用される。
より特定すれば、発明者は単一の光源からの光を被検液
に伝送するために1本のファイバnnを用い、被検液か
ら散乱反射した光を2個の独立した検出器に伝送するた
めに他の2本のファイバ00及びppを用いるものであ
る。これら他の2本のファイバ00及びpaの先端は光
学的に不感のファイバrrにより第1のファイバnnの
先端から異なった位置に分離される。
しかしなから、同図(第4.5.5a図)において先に
述べた逆方式のシステムをも示し得ることが理解される
であろう。すなわち、2本のファイバ00及びppの先
端は光学的に不感のファイバ片rrによって互いに分離
され、2個の光源からの光を被検液に伝送し、単一のフ
ァイバnnが被検液からの散乱光を単一の検出器に伝達
するように構成することもできる。
両方の例において、発明者は計算及び実験を通じて2本
のファイバoo及びppを分離させることにより液中を
通る第3の光分路間の差を拡大することが望ましいこと
を見出した。特に、望ましい幾何学的及び機械的構成は
なるべ(なら同一断面積を有する第4の光ファイバ片r
rをスペーサとして用いることにより達せられる。
ここに明らかとなるが、最も純粋な原理においてスペー
サrrとしては種々の材料を用いることができる。さら
に、原理的にスペーサrrは完全に異なったサイズ及び
断面形状、例えば正方形や矩形状にしたり、又は他の異
なった形態にすることもできる。
同一のファイバストックの単片を光伝送ファイバnn、
oo、ppとして用いることは特に望ましいものである
が、これは全4本のファイバを温度変化及び他の形態の
歪み又は衝撃に等しく応答させることができるからであ
る。このような同一応答性は、機構を特に安定かつ強固
にするものである。
さらなる安定性を得るため、スペーサrrの下方空間(
533)には適当な接着剤が充填される。所望に応じて
スペーサrrの底端には傾斜又は尖りを与えることによ
り、そのような接着剤を充填する空間の大きさを極少化
するものである。
第5及び5a図、そして特に第4図は上記システムのさ
らに別の形態をも説明するために描がれたものであり、
この実施形態においては、2本のファイバnn及び00
が光を伝送し、別の2本のファイバpp及びgg (図
を描いた紙面の背後又はppの前方における平面に存在
するため、図示されない)がそれら分離光源からの光の
散乱反射分を対応する分離検出器に返送するものである
。分離光源からの光は時分割多重によって識別される。
説明を明らかにするため、システムにおいて2本の分離
されたファイバ00及びppは検出ファイバであり、他
の1本の光学活性ファイバnnは光源ファイバであるも
のとする。
発明者は光源ファイバnnから発して検出ファイバ00
及びppに散乱入射した光が被検液中のへマドクリット
(すなわち、より一般化すれば、血球濃度)に強(左右
されることを観察した。しかしなから、このような散乱
反射は酸素飽和収れん点(isosbestic po
int)において酸素飽和とは独立したものとして定義
される。
本発明は、ヘマトクリット測定信号を発生するため、ヘ
マトクリット係数を用いるものである。
しかしなから、このような信号は光源のふらつきや、光
ファイバの伝播性の変動、そして、特に、それらの先端
部条件並びに血液自体の光学特性に基づ(変動を生ずる
ものである。
光ファイバチップの絶対的及び微視的条件、特に、血液
との光学的相互作用条件は血液中に侵入させたチップを
用いた実伝播テストによる以外は検出不可能である。そ
の結果、基準信号を用いることによりチップ条件及び他
の基本的な無制御変数の大部分をある種の比例処理によ
り無視し、これによってシステムを同様な動作条件を与
える妥当な範囲内に入れるよ、う、実際的な予備較正手
続を与えることができる。
発明者はカテーテルに接続されない参照光検出器を用い
るという概念を採用しない。ここに述べるシステムにお
いて、1本の検出ファイバpp(及びその関連検出器)
は−次信号路として認識され、基準信号は実際には他の
検出ファイバoo (及びその検出器)から取り出され
る。
多分絶対的な原理としていずれかのファイバを基準検出
器として認識することができる。しかしなから、光源フ
ァイバnnから隔ったファイバppにおける光信号はよ
り近いファイバooにおける光信号よりも強(ヘマトク
リットに左右されるため、発明者は先の説明において確
立した用語法を用いるものである。
本発明によって得られるヘマトクリット測定は、ただ一
つの波長光のみを要求する。特に、収れん又は等級波長
における光は概して血液の酸素飽和度を計算するために
用いられる。したがって、本発明は、何らの付加的な光
源を用いることな(、ヘマトクリットの独立した測定及
び読取を行い、さらにヘマトクリットレベルのための酸
素飽和測定値を補正することが可能である。
独立したヘマトクリットの読みは、診療中の医者等に対
する値として表示される。しかしなから、従来技術はへ
マドクリット値の独立した測定及び読出しを行うことな
(、ヘマトクリットに対する酸素飽和度の補正のみを行
うものである。
第3及び5図においてよ(示す通り、バルーン(104
)はカテーテル(101)の首下端部(131)上に位
置する短い乳液管として形成されている。バルーンチュ
ーブ(104)の先端は折り返され、接着剤(501)
によりチップ(102)の首部(103)に接着保持さ
れる。
バルーンチューブ(104)の手元端は接着剤(135
)によりカテーテルの首下端部(131)の付は板端に
接着保持され、バルーンに近接した傾斜環状空間にはエ
ポキシ又は同様なセメント材(503)が充填される。
カテーテル(101)の首下端部(131)には微少の
バルーン膨張用開口B゛が形成され、この開口はカテー
テルに形成された空気吹込路B(第2図)と連通してい
る。
カテーテル壁内においてチップ(102>から3〜4c
l離れた部分には開口T/F’ (第1図)が形成され
、これは内孔T/F (第2図)と連通している。
この開口は基本的にはサーミスタヘッドT’ (第3図
)を収容しており、このサーミスタヘッドはサーミスタ
リード線T(第2図)の先端に接続されている。開口T
/F ’の残りの空間にはウレタン又はそれと同等の樹
脂化合物(137)が充填される。
(第3図並びに第1図において、カテーテル(101)
及びそれを補完する各チューブ(106)はそれその直
径を実際的な尺度で図示したため、同一部分の長さを破
断部(108)において省略して示しである。) 使用上バルーン(104)及びサーミスタT′は、概し
てチップ(103)とともに患者の肺動脈内に導入され
る。したがって、本発明のシステムにおけるこの部分に
おいて発生した温度情報はその動脈内の血液に関するも
のである。この分野において周知されている通り、この
種の情報は既知の上流点、例えば右心房に注入された液
状のコールドポーラス(cold bolus>のため
の、その動脈中の通路を監視すべ(用いることができる
その動脈中の血液温度(しばしばTbとして紹介する)
を監視することにより、計測装置は心臓のポンプ容積又
はポンプ流量、すなわち、通常の“心臓出力”と呼ばれ
るデータを作成することができる。このデータの角度は
測定された血液温度を注入物のみの注入前温度と比較す
ることにより高められる。後者の温度(対応的にTiと
指示される)は図示しないが、分離位置にあるサーミス
タを用いて測定される。
図面にほぼ示した通り、サーミスタリード線■はカテー
テル内孔T/F内を光ファイバFとともに専有している
。組立コストを最少化するた・め、サーミスタリード線
T及び光ファイバFは1本のサーミスタ及びファイバ内
孔T/Fはを共有するものである。このようにすること
により、リード線■及びファイバFの双方に対する損傷
の危険を少なくする等、他の利点をも生ずるものである
チップ(102)から18〜20cm離れたカテーテル
(10I)の壁体には別の開口P/M ’が形成され、
この開口は内孔P/Mと連通している。この内孔P/M
及び開口P/M’には、右心室における圧力を内孔中の
液力ラムを通じて測定するため、何らの障害物も存在し
ないようにすることができる。これは下に述べる通り、
ハートベーシング、すなわち心拍の調子をとるために用
いられる。
内孔P/M内において、カテーテル(101)からの開
口P/M ’を通じて同軸ワイヤ(139)が引き出さ
れる。このワイヤは使用上、典型的には患者の右心室に
おける心筋に接して配置される。
開口T/M ’から延び出したワイヤの端部近傍におい
て、このワイヤ(139)の中心導体が露出し、外債及
び内側導体は心筋に対する整調電圧パルスを印加するた
めの一対の電極を形成する。内孔P/M及びその開口P
/M゛内の間隙空間は点滴投薬、例えば稀釈ヘパリン溶
液又はその内孔P/M及び開口P/M ’(第1図)を
血液凝固から防止する他の凝固防止剤等の滴加供給のた
めに用いることができる。
心拍調整及び動脈開口P/M’から僅かに離れた点にお
ける内孔P/旧こは極く短いステンレススチール製のス
プリングワイヤ(図示せず)が挿入される。このワイヤ
は内孔における前述した間隙空間をこの部分において閉
塞する栓として作用するものであり、開口P/M ’を
有するカテーテルを妥当な心拍調整のため患者の右心室
内に位置決めする上で有用な放射線マーカーを形成する
ものである。
カテーテル(101)のチップ(102)から28〜3
0cw+離れた壁体には別の開口P°が形成され、これ
は内孔Pと連通している。この開口P°は典型的には患
者の右心房内に位置して心臓出力(流量)測定のための
熱稀釈法におけるコールドポーラスの注入に用いられる
。この開口はまた、圧力測定にも用いることができる。
開口P゛の近傍には固形の塩化ポリビニル又は同等の材
料からなる極(短いロッドが対応する内孔P内に挿入さ
れ、内孔の間隙空間をこの部分で閉塞する。
カテーテル診断処理の初期段階において、患者の人体中
にどの程度のカテーテル長さが挿入されたかを判定する
補助とするため、カテーテルの外側面には適当な間隔に
おいてマーカーが付される。例えば、チップ(102)
から10cmのところに印(121)を、20cmのと
ころに印(122)を、さらに30cmのところに印(
123)が付される。
これらの印はそれぞれ単純な狭帯パターン又は複数条の
狭帯パターン群からなり、各狭帯が10cm目盛を表わ
すようにしである。しかしなから、5本以上の狭帯にな
ると直ちに帯数を読み取ることが困難であり、そのため
、50cm位置を表わすより広い1本の広帯が表示され
、したがって、1本の狭帯に続く1本の広帯は50+l
O1すなわち60 ccmを表わすことになる。したが
って、100cm表示(124)は一対め広帯として表
示される。
カテーテルの手元端における個々のターミナル装置(1
07)はバルーン内孔Bと連通した閉止コック(111
)及び先端が開口した内孔りと連通ずる第1ハブ、すな
わち延長ポート(’112)を含んでいる。すなわち、
閉止コック(111)はバルーン(104)を膨張(又
は収縮)させるためのものである。ボート(112)は
肺動脈圧を測定し、もしくは肺動脈への投薬又は滴下口
(1時間当たり3〜6+s+での凝結防止用ヘパリン供
給用)として同時に用いられる。
ターミナル装置としてはさらにサーミスタ/゛ ファイ
バ内孔T/F内の光ファイバFに接続されたファイバコ
ネクタ(113)を含んでいる。ファイバFの研摩され
た手元端(144)は必要な光源、検出器及び翻訳機構
等の関連装置(図示せず)に接゛続するためのコネクタ
キャップ(143)の手元側に位置する。
さらに、ターミナル装置(107)はサーミスタリード
線Tのための接続点を提供する′電気コネクタ(114
’)を含んでいる。コネクタキャップ(145)の手元
側にはねじ部(146)が形成され、サーミスT。
を付勢し、かつその状態を翻訳する電子回路モジュール
の関連コネクタと強く係合するようになっている。
ターミナル装置(107>にはさらに他の2個のハブ(
115)、(116)が含まれる。これらのうち、一方
のハブボート(115)は熱稀釈心臓容量テストにおい
てコールドポーラスを注入するため、内孔Pの手元端と
連通している。他方のハブボート(11f3)は同軸調
整ワイヤ(139)(及び医薬)を右心室に誘導するた
め、心拍調整及び投薬内孔P/Mと連通している。タウ
イボ−ストコネクタ(Touy−Borst conn
ector )はワイヤに対する電気的バックアップ及
び投薬の双方を可能にするものである。(所望に応じて
調整ワイヤ(139)を省略し、その代わりにボート(
116)での右心室圧力測定のため、内孔P/M内にお
いて流体カラムが確立される。)閉止コック(111)
並びにハブボート(112)、(115)及び(116
)はすべて液送りフィツト部材(141)、(142)
、(147)及び(148)で終わっている。これらは
皮下注射装置の押圧アタッチメントとして適用される。
光ファイバ用ターミナル装置(113)のその他の詳細
は第6図において明示されている。第6図はまたサーミ
スタリード線のためのターミナル装置(114)の詳細
をも示している。他の中間チューブ(106)は(52
4)において破断して示されている。
図にボす通り、発明者は光ファイバコネクタ(113)
を三つの一体化側面及び一つの一体化先端面を有し、か
つ第4の側面に沿ってカバー(l13b)を有する成型
ハウジング(113a)として構成したものである。フ
ァイバ束(106c)内の光ファイバの損傷を極少化す
るためには、応力逃がしフィツト(523)が設けられ
る。
ハウジング(113a)の手元端は3個の正確に位置決
めされた日輪(521a)、(521b)及び(521
c)を含むキャップ(l13c)により覆われている。
これらの日輪内にはそれぞれ光ファイバの手元端(52
2a)、(522b)及び(522c)が強固に保持さ
れる。
日輪(521a)、(521b)、(521c)及び対
応するファイバ端(522a )、(522b)、(5
22c)は同−固化され、かつ共に研摩されることによ
り後述する検出及び翻訳測定値の好ましい幾何的及び光
学的協同を行うものである。キャップ(113c)内に
おけるそれらの横方向の位置決めにおける実際的な精度
により、これらの日輪はファイバ端を検出装置と適当に
横方向に整列させるものである。
カテーテル(101)の長さ、特に前述した内孔T/F
の長さを通じてこれら三つの光ファイバ手元端(522
a)、(522b)及び(522c)は第5及び5a図
に示した通り、3本の光ファイバとnn、 oo及びp
pとそれぞれ連通している。
第7図はファイバ端(114a)、(114b)、(1
14c)から発光素子及び検出器に至る光学リンクの機
械的構成を示すものである。この第7図はカテーテル検
査されるべき患者の傍に配置するための小型電子キャビ
ネット(201)を略示するものである。
キャビネット(201)の内側(259)には後に説明
する種々の信号発生回路及び処理回路が収納されている
キャビネット(201)の上端には補助隔室(202)
(破断線(206)において内部が示されている)が保
持されている。キャビネット(201’)の頂部パネル
はそのキャビネットの内側(259)と補助隔室(20
2)の内側との間においてアクセス用開口(207)を
有する。
補助隔室(202)の一端におけるバルクヘッド(20
9)はその隔室内へのアクセス用開口(241)を有す
る。光コネクタ用レセプタクル(211) (破断線(
212)を有する〉は開口(241)内に取り付けられ
る。
(204)により破断して示された成型カバー(203
)はバルクヘッド(209’)にヒンジ連結され、レセ
プタクル(211)及びそのレセプタタルの直前の領域
を保護するものである。
カバー(203)を持ち上げると、光ファイバ端部(1
06c)の手元端におけるコネクタ(113)はレセプ
タクル(211)と係合する。次に、カバー(203)
は接続を保護するために下に降ろされ、そのカバー(2
03)のノツチ(205)が光ファイバ端部(106c
)の通過を許容する。
レセプタクル(211)の内倒には3個の受光セグメン
ト(244a )、(244b)及び(244c)が配
置され、コネクタ(113)が存在するとき、各ファイ
バ(144a)、(144b)及び(144c)と整列
するようになっている。
受光セグメント(244a)、(244b)及び(24
4c)は各ファイバと係合するようにスプリング(24
5)を装備した先端を有する。この先端はすでに述べた
通り、研摩されている。
受光セグメント(244a)、(244b)及び(24
4c )の手元端には効果的な光信号の伝送を行うため
、それぞれ光ファイバ(246a)、(246b)及び
(246c)が保持される。光信号は発光素子から1本
のファイバ(246a)を通じてカテーテルに向かい、
他の2本のファイバ(246b)及び(246c)を通
ってカテーテルから検出器に戻るように伝播される。
光源倒ファイバ(246a)における赤及び赤外波長の
信号は、キャビネット(201)内のパルス発生回路か
ら電気信号線(255)及び(256)を介してそれぞ
れ付勢される発光ダイオードDSI及びDS2において
発生する。これらの光信号はダイオードDS1及びDS
2より各光ファイバ(252)及び(253)を介して
“ミキサー”(251a)に導かれる。このミキサ一部
において2信号は結合され、ファイバ(246a)に送
られる。
他の2本のファイバ(246b)及び(246c)を通
じて返送される“近”光ファイバ信号及び“遠”光ファ
イバ信号は対応する検出器−増幅器−バッファ結合ユニ
ット(251b)、(251c)にそれぞれ送られる。
これらのユニットはやはりキャビネット(201)内に
存在する信号処理回路への回線となる各。
リード線(257)及び(258)の中間インピーダン
スを表わす電気信号を発生する。
発光ダイオードDSI及びDS2、ミキサーユニット(
251a)、及び検出器−増幅器−バッフ7結合ユニッ
ト(251b)及び(251c)はいずれも対応する光
コネクタと組み合わせて図示されている。これらのユニ
ットのすべて又は幾つかは図示の通り、“フロート”配
置される(すなわち、それらに接続された光ファイバ及
び電気リード線に吊設又は保持される)ようになってい
る。
しかしなから、最も好ましい測定値再現性を得るため、
発明者はよりよい機械的安定性を保証すべきことを推奨
する。すなわち、少くともダイオードDSL及びDS2
並びに検出器−増幅器・バッファ結合ユニット(251
b)及び(251c)はキャビネット(201)内に配
置された回路板に固定することが望ましい。
第8図はキャビネット(201)内に収納されるべき電
気回路モジュールの能動回路部分を表わすものである。
(キャビネットはこの第8図には示さないが、選択的に
サーミスタワイヤへのスルーコネクションを形成するか
、又は温度信号ケーブルをここに形成することができる
。) このモジュール(303)はシールドケーブル内のり−
ドI(331a)及び(331b)を介してそれぞれ正
及び負の電源電圧を受け取り、患者側モジュール内の対
応するリード線(314a)及び(314b)により、
温度制御ユニット(313)並びに対応するリップルフ
ィルタ旧3−C1及び旧4−C2にそれぞれこの電圧を
印加するものである。電源電圧はこれらのフィルタより
集積化検出器−増幅器−バッファユニット(251a)
及び(251b)に伝達される。
電源電圧以外に発光付勢信号がケーブル(304)を通
じて2本のリード線(332)、(333)に供給され
る。患者側モジュール(303)内においてこれらの信
号はリード線(315)及び(316)を経て発光ダイ
オードDSl及びDS2に直接供給される。これらのダ
イオードは光ファイバ(252)及び(253)中にそ
れぞれ赤及び赤外波長の光信号を投射するものである。
これらの光信号はいずれも共通の光ミキサー(250)
に導かれる。
温度制御ユニット(313)は発光ダイオードDSL及
びOS2の温度を安定化するために用いられる。したが
って、そのユニットはそれらダイオードの発光強度及び
スペクトル分布を安定化するものである。このような発
光ダイオードの因子はへマドクリット測定における適当
な光学測定精度、特に酸素測定の適当な分光分析精度を
得るためにきわめて重要である。
温度制御ユニット(313)内において、演算増幅器U
1は基準電圧(感熱参照ダイオードU2により発生され
た電圧)を、抵抗分圧回路R5=86−R7により形成
された電圧と比較するものである。この分圧回路は第1
段利得を直接決定する第1段帰還抵抗R5とバイアス抵
抗R6及び感度調整抵抗R7からなっている。
増幅器U1はパワートランジスタQ3における電流レベ
ルを制御するための差信号を発生する。このトランジス
タ(並びにその負荷抵抗RIO)はヒーターとして作用
し、温度参照ダイオードU2の温度を制御し、これによ
って増幅器U1の動作点を変化させるものである。
このような変動、すなわちシフトの概念は抵抗列15−
16−87の温度変化への対応に他ならない。使用中ヒ
ーターはさらにダイオードDSI及びDS2の温度を制
御および安定化するものである。
上述した通り、リップルフィルタを通じた電力は集積化
検出器−増幅器−バッファ(251b)及び(251c
)に供給される。これらユニットの各々は集積回路検出
器−増幅器Q1又はQ2、対応するホトダイオードD1
又はD2、対応する負荷抵抗R11又はFl12、及び
増幅器AI又はA2を含んでいる。
対応する光ファイバ(246b)又は(246c)内の
光信号は関連ダイオードとの電気的導通を生じ、増幅器
AI又はA2への入力電圧をわずかに降下させる。
したがって、このダイオード電圧の増幅部分は集積化検
出器−増幅器Ql又はQ2の出力端子に現われる。
この増幅器Ql又はQ2の出力は演算増幅器ステージQ
4A又は04Bに加えられる。このステージはまた、集
積化検出器−増幅器−バッファ(251b)又は<25
1c)の一部をなすものである。各演算増幅器ステージ
Q4Aまたは04Bはいずれもカソードフォロワとして
回路接続されている。
各集積化検出器−増幅器−バッファ(251b)又は(
251c)はか(してその出力リード線(317)又は
(318)において、増幅及びバッファ処理された“近
”ファイバ又は“遠”ファイバ電気信号を提供し、対応
するケーブル(304)内の導体(334)又は(33
5)によって主電子回路ユニットに伝達させるものであ
る。
患者側モジュール(303)の機能は、基本的には主電
子回路ユニット(305)内に存在する残りの回路部分
との関連において第9図に略示されている。プリンタ(
306)などの他のモジュールは適当にシステム中に編
入す、ることができる。
第9図はまた光コネクタ(113)〜(213)及び第
7図に関してすでに述べたカテーテル光ファイバ端部(
144a)、(144b)及び(144c)を示してい
る。さらに、第9図は患者側モジュール(303)がサ
ーミスタ信号のためのスルーコネクション(3214)
及び(322)を含み得ること、そして選択的に1個又
は両方のサーミスタのために主電子回路ユニット(30
5)から直接のびる個別温度信号ケーブルを含むことを
示している。
スルーコネクション(321)及び(322)は一端に
おいてカテーテル電気ターミナル(302)のための電
気コネクタ(146)〜(346)にワイヤ接続されて
いる。第9図に示す通り、スルーコネクション(321
)及び(332)はそれらの他端において、前述したコ
ネクタ(323’)〜(324)にワイヤ接続されてい
る。
これらのコネクタは主電子回路ユニット(305)への
ケーブル(304)に信号を伝達するものである。
第9図の大部分は主電子回路ユニット(305)を示す
ために描かれている。このユニットは光プローブ信号を
生成するため必要な電気的付勢を実行し、それらのプロ
ーブ信号と血液(又は他の被検液)との相互作用の結果
として返送された電気信号を翻訳するものである。
主電子回路ユニット(305)内の電源(352)は端
子(426)において正及び負の電源電圧を発生する。
これらの電圧は主電子回路ユニット(305)内の一般
的なすべての電力消費モジュールに対する電力供給に供
される。
電源(352)はさらにリード線(401)において正
及び負の電圧を発生し、この電圧は図示の各回路点に印
加される。これらはケーブル(304)のリード線(3
31>を介してすでに述べたような患者側モジュール(
303)の電源を含むものである。
ここに図示された電力使用点には、さらに2個の電流ス
イッチ(353)、(354)並びに2個の電力分断(
power−isolation) )ランス(383
)及び(385)の−次巻線(421)及び(422)
が含まれる。電流スイッチ(353)、(354)は回
路部分(422)及び(423)において、電気制御器
(365)からなる制御信号により駆動される。
制御器(365)の指令を受けてスイッチ(353)、
(354〉はそれぞれ赤色及び赤外線発光ダイオードD
SI及びOS2への付勢信号(402)−(332)−
(315’)及び(403)−(333)−(316)
を“チョップ”、すなわち時間変調する。スイッチ<3
53)、(354)は交互に、かついずれのスイッチも
閉接しない時間間隔を置いて導通する。
これによりダイオードDSI及びO52は“暗”間隔だ
け隔てて交互に発光する。このようにして光ファイバ(
252)及び(253>から光ミキサー(250)に導
かれる不連続光信号に化体された変調パターンは、当然
なから患者側モジュール(303)における光源側ファ
イバ(246a)及びカテーテル(lot)におけるフ
ァイバ端(144a)を通る複合光信号においても存続
するものである。
それはまたカテーテル(101)における2本の返送用
ファイバ(144b)及び<144c)並びに患者側モ
ジュール(303’)における7フイバ(246b)及
び(2460)を通じて返送される二つの複合光信号及
び二つの複合電気信号の双方においても見受けられる。
換言すれば、赤色及び赤外信号は二つの信号路において
多重化される。すなわち、それは2本の返送ファイバに
おいてのみでなく、それらの関連検出器(251b)及
び(251c)並びに電気信号ライン(317)及び(
318)上においても存在する。
このようにして変調を行うことにより、回路の信号翻訳
部分は返送信号において赤外線吸収データから赤吸収デ
ータを識別し、さらに“暗”間隔中に生じたバックグラ
ウンドノイズからこれら二つのデータを分離するもので
ある。この回路部分について、以下簡略に説明する。
制御器(365)は電流スイッチ(353)及び(35
4)の動作を1旨令するが、その間アドレス及びデータ
バス(451)及びアドレス及びデータデコーダ(39
2)を介してマイクロプロセッサ、すなわちC20(3
91)からのアドレス情報(アドレスバスの部分(45
2°)を経て)を受け取るものである。
発光ダイオード付勢信号(402)−(332)−(3
15)及び(403)−(333)−(316)に関連
して制御器(365)は主電子回路ユニット(305)
のアナログモジュール及びデジタルモジュール間の効果
的なインターフェースとなる。制御器(365)の類似
の特定機能は以下に述べる通りである。
分断トランス(383)及び(385)を介するライン
(40f)への電力供給は保護システムの一部をなすも
のである。このシステムは血液一温度インターフェース
(357)及び注入一温度モジュール(358)が全シ
ステム中のすべての電圧に関して電気的にしゃ断される
か、又は“フローティングの状態になることを許容する
ものである。
このような隔離又は分断は重要である。すなわち、二つ
の温度インターフェースモジュールは患者の身体、特に
患者の心臓内に挿入されるサーミスタに電気的に接続さ
れることに留意すべきである。
このような接続はたとえ低電圧の回路素子であっても、
ワイヤがこれと突発的に接触することを十分に保護しな
い限り、きわめて危険、かつ致命的な電気ショックを生
ずるおそれがある。それ以外の突発的な接触は、例えば
、回路素子の誤動作が電力線の過渡現象又は不正確な電
気的保守等にもとづいて生ずるであろう。
血液一温度インターフェース及び注入一温度インターフ
ェースはそれぞれカテーテル内のサーミスタ及び注入機
構と熱伝達関係にあるサーミスタから信号を受け取る。
すでに概説した通り、これらの信号は熱拡散法により心
臓出力を判定するのに用いられる。
インターフェース(357)及び(358)はカテーテ
ル電気端子(302) (第9図において(311)、
(312)で破断されている)及び患者側モジュールに
おけるリード線(321)、(322)とケーブル(3
04)内におけるリード線(336)、(337)を介
してサーミスタ信号を受け入れる。
これらのサーミスタ信号はリード線(409)及び(4
15’)に導かれて、分離されたインターフェース部(
357)及び(358)に導入され、対応するバッファ
(381’)、(386)に達し、さらに信号リード線
(411)、(417)l::よt) V/ F :L
 ニット(382)、(387)i: 供M サt’t
る。これらのユニットは対応する分断トランス(383
)、(385)の二次巻線(406)、(413)から
電力供給される。
バッファ(381)、(386)及びv/Fユニット(
382)、(387)の動作は信号翻訳回路との調整動
作のために制御信号を要求する。このような制御信号(
424)、(425)は再びCPU(391)並びにア
ドレス兼データデコーダ(392)の指令を受けた制御
器(365)により供給される。
しかしなから、必要な電気的遮断を維持するため、制御
信号は遮断インターフェース部(357)及び(358
)に入る前に電気付勢された光源により光信号に変換さ
れる。次に、これらの遮断部内において光信号はホト検
出器により電気信号に再変換される。
これらの変換は各“光学アイソレータ”(384)、(
388)において行われる。その結果得られるホト検出
器出力は端子(408)及び(416)においてスイッ
チングバッファ(381)、(386)、さらには電圧
大周波数(V/F)変換器(382)、(387)に供
給される。
逆方向における信号の流れを生ずるために接続された別
の一対の光源及び検出器は電気的分離を伴うV/F出力
(412)、(418)を主電子回路ユニットに伝達す
る。それらの信号はライン(442)、(’436)に
おいて対応する増幅器(366)、(367)に伝送さ
れる。
増幅された信号(443)、(437)はそれを帯域制
限することにより、後のA/D変換サンプリング中にお
ける“擬信号” (aliasing)を阻止するため
に注入信号の付加的なフィルタ処理(368)を伴って
ライン(443)、(441)よりマルチプレクサ(3
71)に供給される。このマルチプレクサはすでに述べ
た機能を達成するため、デコーダ(392)を介してC
PI(391”)により指令を受ける制御器からの信号
(435)によって同期化される。
マルチプレクサ(371)は二つの温度信号の複合から
なる叩−のアナログ出力信号(444)を発生する。こ
の複合信号(444)はアナログ/デジタル変換器(A
DC372’)に供給される。この変換器(372)は
CPU(391)の直接制御(446)を受けて対応す
るデジタル信号の流れを発生する。このAlICデジタ
ル出力は入力バス(445)によりCPt1(391)
に送られる。
やがて、変調された励起信号(402)、(403)は
光源側ファイバターミナル(144a)において変調さ
れた赤色及び赤外波長の光信号を発生する。(被検液に
おいて、分析されるべき現象のスペクトル特性に応じて
他の何らかの2波長信号対をこれに代えて用いることが
できる。) これらの信号はカテーテル(lot)内を前進し、対応
するファイバ先端nn (第5a図)において、患者の
血流中又は他の何らかめ被検液中に導入される。この血
液又は他の何らかの被検液は赤色及び赤外域の光信号を
異なった態様で散乱させる。
この散乱の度合いは血液の場合、酸化度に応じるもので
あり、より一般化すれば、被検液内の何らかのスペクト
ル感応現象により従うもの′である。
この異種的散乱は被検液による赤色及び赤外光信号の異
なった減衰を生ずる。液中における減衰度の異なった光
は返送ファイバの先端pp、 oo (第5a図)に到
達し、入射する。
これら減衰度の異なった赤色及び赤外光信号はカテーテ
ルの2本の返送ファイバを通じてそれらの手元端に到達
する。これらの信号は対応するカテーテルターミナル(
144b)及び(144c) (第7及び9図)の各々
において、また患者側モジュール(303)内のコネク
ション(246b)及び(246c)の各々において出
現する。
これらの光信号は検出器−増幅器(251b)及び(2
51c)に達して対応する電気信号(317)及び(3
18)を発生する。光信号におけるスペクトル効果は励
起信号にすでに加えられた変調の効果により電気信号の
各々においても分離可能に存在する。
しかしなから、上に要約したスペクトル効果に加えて、
光信号はさらに異なった幾何学情報をも含んでいる。こ
の情報は血液へマドクリット算出又は何らかの被検液中
の一般的、かつ類似の粒子効果の算出に用いられること
が想起されるであろう。
ヘマトクリット又は類似の粒子効果は放射端nnから受
光ファイバチップpp及び00への異なった空間的分離
(カテーテルの先端における)と相互作用するものであ
る。この相互作用はファイバ先端から返送された光信号
の比較によりヘマトクリット又は類似の特性の算出を可
能にする。
この方法を実施するため、患者側モジュールからの電気
信号(317)及び(318)は分離状態に維持される
。これらは、それぞれ“近”ファイバ信号(317)(
先端oo、及び手元端(144b)における光信号とし
て想起される)、及び“遠”ファイバ信号(318)(
先端pp及び手元端(144c)におけるものとして想
起される)として認識される。
これらの電気信号はケーブル中の各リード線(334)
及び(335)を通り、主電子回路ユニット中の対応す
るリード線(404)及び(405)に流入する。ここ
に、スペクトル及び幾何学的な差を含む電気信号は各増
幅器(355)及び(356)に供給される。
増幅された信号はそれぞれ対応する“サンプル及び保持
”回路(361)、(362)に供給される。これらの
回路は制御信号(431)及び(432)によって駆動
される。やはり、制御器(365)からの制御信号〈4
3゜3)によって駆動されるマルチプレクサ(363)
はサンプル及び保持回路(361)及び(362)に保
持された増幅信号の複合物(434)を形成する。
すべてのスペクトル及び幾何学的情報はここで単一の複
合信号(434)中に存在することになる。
この信号中の種々のデータ片は電流スイッチ(353)
、(354)及びサンプル及び保持回路(361)、(
362)において導入された時分割多重に従ってのみ分
離される。
制御器(365)はCP(J(391)により指令され
、すでに述べた通り、アドレス及びデータデコーダ(3
92)を介して制御信号(431)、(432)、(4
33)を発生する。マルチプレクサ(363)からの単
一の出力信号(434)はすべてのスペクトル及び幾何
学的データを含んでいるため、CPUは電気信号(40
4)、(405)中におけるすべてのスペクトル及び幾
何学的データを保存すべく、制御信号の時間を調整しな
ければならない。
マルチプレクサからの複合信号(434)はAD変換器
(438)に入り、このAD変換器は対応するデジタル
信号をデータバス(453)に送り出す。このデジタル
信号はデータバス(453)を経てCPU(391)に
導かれる。
ADC(438)からのデジタル信号はさらにデータバ
ス(453)上においてシステム中の他の種々の要素に
供給される。これらの要素として、ディスプレイ(39
3)、ランダムアクセスメモリー(RAM395’)、
デジタル/アナログ変換器([1AC396)、及びプ
リンタインターフェース(398)が含まれる。
RAM(395)はデータバス(453)上の何らかの
情報を一時記憶するものである。それはまた命令に従い
、後の使用のために記憶したデータをバス上に読出すこ
とができる。
DAC(396)は補助出力インターフェース(397
)へのデータバス(453)上に何らかの信号の等価ア
ナログ値(455)を供給する。このインターフェース
は遠隔読取接続又は他の何らかの適当な外部使用のため
の直列出力ポートとなる。
プリンタインターフェース(398)からの出力信号は
コネクタ(343)、(344)を介して外部プリンタ
用データバス(454)に自然に導かれる。この信号は
外部プリンタ(306)により永久記録を発生するため
に用いられる。したがって、原理的にADO(438)
の出力は表示され、記憶され、遠隔観測され、もしくは
印字されるこ七ができる。
しかしなから、大部分の目的に対し、ADC(438)
からのデジタル信号は直接の表示、記憶、印字もしくは
他の使用にとって適当なものではない。マルチプレクサ
(434)の信号と同じ<ADC(438)の出力はス
ペクトル情報及び幾何学的情報を複合したもの、すなわ
ち血液の場合における酸化度及びヘマトクリット情報を
複合したものである。
したがって、ADCデジタル出力はその“生”の形では
情報価値がなく 、CPU(391)内での計算処理に
付されることが必要である。これらの計算結果は表示さ
れ、印字され、もしくは記憶される。
デジタルバス(453)の行き先(又はデータ源もしく
はその双方)としては、幾つかの要素についてすでに述
べた通りである。システムはさらにキーボード(351
)、プログラマブル読出し専用メモリー(FROM39
4)、アドレス及びブタ−デコーダ(392)及びアド
レスバス(452)を含んでいる。
オペレータはキーボード(351)を用いて種々の計器
設計条件、サンプル識別情報、データ処理命令などを打
ち込む。キーボード(351)から打ち込まれたこれら
種々の情報は概してデータバス(453)によりCPU
(391)に送られ、あるいは必要に応じてディスプレ
イ(393)又はRAM(395)に直接送られる。
P[lOM(394)には制御器(365)及び種々の
デジタルモジュール(351)、(391)〜(398
)のシーケンス処理プログラムが永久記憶されている。
これらのプログラムは特に、必要なデータ分離及び計算
を実行するためCPU(391’)の内部オペレーショ
ン命令を含むものである。
デコーダ(392)及びアドレスバス(452)はデジ
タル制御及び演算装置のために、通常の態様において機
能するものである。デコーダはCPU(391)により
特定されたアドレス及びデータを他のシステム要素(3
51)、(393)〜(398)及び(306)におい
て利用可能な形態に翻訳するものである。
アドレスバス(452)はデコーダ(392)からデコ
ードされたアドレスを他のシステム要素に伝送するもの
である。実際上、それはデータバス(453)上を並列
的に伝送され、特定のメモリー、ディスプレイ又は各デ
ータビットが書き込まれるべき他の位置を指定するもの
である。
以上の説明はサーミスターチャンネルADC(372)
及び光ファイバーチャンネルADC(43B)からのデ
ータを用いて情報伝達(massaging)するため
に用いる特定のアルゴリズムを除いては、電気設計技術
者及び測定プログラマが本発明を実施するためのハード
ウェア及びソフトウェアを用意するに十分なものであろ
う。心臓血流速度又は心臓出力を引き出すためのサーミ
スタデータ処理は基本的に公知であり、したがって、こ
こでの説明を省略する。
光ファイバデータの場合、FROM(394)はCPU
(391)に次のような比の形成に関する命令を与える
べきである。
x=IRn/Rn r=lrln/lRf ここに、 IR,は“近”ファイバにおける赤外信号IRfは“遠
”ファイバにおける赤外信号Rnは“近”ファイバにお
ける赤色信号である。
システムは“遠”ファイバにおける赤色信号を何ら使用
しないことに注意すべきである。
次に、プログラムは比率及、Lを用いて血液の場合には
へマドクリット田及び酸素飽和度を計算し、他の被検液
の場合には類似の粒子特性及び化学特性を計算する。こ
の、計算は次の2式を解(ことにより実行される。
Hct =Hr + lr +Jr +X +LXそし
て、酸素飽和度=A(x−ロ) +B(x−D)+にこ
に、 B=E(担:t)’:+F(狙」)十GA、B、・・・
・・・J、K及びしは人血の特性定数である。
ある種の従来の心臓血管診断においては、光学信号の一
つとしていわゆる収れん又は吸収点波長を用いてきた。
すなわち、収れんもしくは吸収波長とは、酸化面による
散乱と非酸化血による散乱との間で差を生じない波長で
ある。
理想的な収れん又は吸収点波長を用いるならば、原理的
には“近”ファイバ及び“遠”ファイバ信号のみからへ
マドクリットを計算することが可能である。しかしなか
ら、赤外線発光ダイオードから得られる波長は真に収れ
んもしくは吸収点を与えるものではなく、したがって、
上記へマドクリットの式中にし五項を含めることにより
このわずかな従属性を補正すべきである。
システムの使用中、カテーテルの先端近傍に配置され得
るような壁面を有する容器(試験管又は血液容器)を含
む使用例においては、最良の信頼性を得るため、アルゴ
リズムには壁効果により血管を生ずるようなデータを拒
絶もしくは補正するための基準及び手続を含むべきであ
る。
この分野においてよく知られている通り、患者の心臓血
管系に対して露出されるべきすべての素子及び物質は妥
当な化学的不活性及び殺菌処理の容易性を有しなければ
ならない。
本発明のカテーテル部分の全体は、心臓血管用カテーテ
ルの製造分野において取り扱い易(、かつ入手容易なシ
ール剤、充填剤及び接着固定剤としての化合物を使用す
べきである。このような物質は特に、種々の部分(例え
ば、マニホルド(105)、カテーテル(101)、及
び単一の管路チューブ(106)など)において好まし
く維持される。
電子回路については第8及び9図に示したシステムを参
照して次のような値又は型番号の回路素子を用いること
が望ましい。
UI    LMIOCN    R510KO21M
335A2   R6649ΩQI    51406
−04   R7200ΩQ2   51406−04
   R85,I KO2MjE520    R92
0K Q4A−B  TLO82RIO30ΩDSI   H
2O00K    R111000MOS2   MF
OE3201   R121000MRl    10
  K   R13,200ΩR2200Ω   R1
4200Ω R3to   K    CI    33   μF
R4200Ω   C233uF 患者側モジュール及び電流スイッチのための正及び負の
電源電圧(401)は+8vである。電源(426)は
なるべ(なら+8v及び+5vである。
分断変圧器(383)及び(385)への供給電圧(4
01)はなるべくなら4アンペアアワーのバックアップ
電池を含んでおり、これはチョッパを介して一次巻線(
421)及び(422)に800mAを供給することが
できる′。分離部分においては、所望に応じて電源電圧
(分断変圧器により)がわずかに補足され、+9vとさ
れる。
CPU(391)はなるべくならNSC社より型番号8
00−1として市販されている8ビットC−MOS型ユ
ニ・ソトである。FROM(394)はなるべ(なら2
56にユニ・ソト、RAM(395)はなるべくなら3
2にユニット、そして光チャンネルADC(438)に
はなるべくなら型番号ADC1205として市販されて
いる12ビツト金属ユニツトが用いられる。また、DA
C(396)は8ビツトユニツトからなっている。
補助出力インターフェースは市場ではR5232型とし
て知られているものであり、ディスプレイ(393)は
4ライン一14文字液晶装置であることが望ましい。キ
ーボード(351)は20個のキーを用い、プリンタ(
306)は13列−5×7マトリクス型を用いることが
できる。
赤色発光ダイオードは660mμの光を発射し、赤外線
ダイオードは805n+uの光を発射すべきである。患
者倒モジュールケーブルは約3メートル(lOビット)
の長さを有することが望ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の好ましい実施例におけるカテーテルの
全体を示すために破断部により長さを省略した平面略図
、 第2図は第1図の2−2線に沿って作図した拡大断面図
、 第3図はカテーテルの先端近傍におけるバルーン軸方向
断面を示すための拡大部分図、第4図はカテーテルの先
端を示すために第1図及び第3図における4−4線に沿
って作図した拡大端面図、 第5図は第4図の5−5線に沿って作図した同じ実施例
における底端部を示す拡大軸方向断面図、 第5a図は第4図における5a−5a線に沿って作図し
た同じ実施例の拡大軸方向断面図であって、二つの軸方
向断面5及び5aは互いに直角にとられている。 第6図は本発明の光ファイバ手段を接続する光学コネク
タを含むカテーテルの手元端における軸方向断面を部分
的に示す拡大断面図、 第7図は第6図に示した光学ネクタと接続するために第
1図のカテーテルとともに用いられる光学モジュールの
機械的部分を略示するほぼ等寸の斜視図、 第8図は第7図の光学モジュールの種々の電子回路部分
を示す電気回路の略図、 第9図は本発明に従って構成されたカテーテルシステム
の全体であって、特に、第1〜6図のカテーテル、第7
及び8図の光学モジュール、及び前記光学モジュールを
介してカテーテルと相互作用することによりシステムに
よって得られたデータを表わすディスプレイ印字及び電
圧出力を発生するための電子回路を含むものを示す回路
図である。 (101)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・カテーテル(102)、 (103)・・・・
・・・・・・・・・・・チップ(カテーテル先端部) (104)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・環状バルーン(105)・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・マニホルドコネクタ(1
06)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・管路チューブ(106c)・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・ファイバ束(107)・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ターミナル装
置(108)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・破断部(111)・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・閉止コック(112)・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・延長ボー
ト(113)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・ファイバコネクタ(113a)・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・成型ノ\ウジング(l
13b)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
カバー(l13c)・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・キャップ(114a)、(114b)、(1
14c)・・・ファイバ端(115)、(116)・・
・・・・・・・・・・・・・ハフ(121)、(122
)、(123)・・・・・・印(寸法表示)(124)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
00cm表示(131)・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・首下端部(135)・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・接着剤(136
)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
不活性樹脂材料(137)・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・樹脂化合物(139)・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ワイヤ(1
41)、(142)、(147)、(148)・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・液送りフィツト部
材(143)、 (145)・・・・・・・・・・・・
・・・コネクタキャップ(144)・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・手元端(144a)・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ファイバ端
部(144b)、(144c)・・・・・・・・・・・
・カテーテル端部(146)・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・ねじ部特許出願人  スペク
トラムド インコーホレイテッド 代   理   人   新   実   健   部
(外1名) 手続補正書

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)種々の量の微粒子を含む被検液中の前記微粒子量
    を測定するためのシステムであって、 前記被検液から離間して設けられた発光手段と、 前記被検液から離間して設けられた光検出手段と、 前記分離位置にある発光手段からの光を前記被検液を介
    して前記離間位置にある光検出手段まで2通路に沿って
    伝送するための手段であって、前記2通路の各々が 前記離間配置された発光手段からの光を前 記被検液に導くために、前記被検液に近接配置される光
    出射端部において終了するようにした第1の光ファイバ
    分路手段、及び 前記被検液に近接して配置される受光端部 から始まり、前記光出射端部から放出され、前記被検液
    とその被検液中の懸濁微粒子による光散乱及び伝達通路
    を経て前記受光端部に入射した光を前記離間配置された
    光検出手段に導くための第2の光ファイバ分路手段 を含む光ファイバ手段とを備え、 前記2通路の一方における前記第1の光ファイバ分路及
    びその光出射端部はその通路における前記第2の光ファ
    イバ分路及びその受光端部と既知の第1の幾何学的関係
    におかれ、 前記2通路のうちの他方における前記第1の光ファイバ
    分路及びその光出射端部は前記他方の通路における前記
    第2の光ファイバ分路及びその受光端部に関して既知の
    第2の幾何学的関係におかれ、前記第2の幾何学的関係
    は前記第1の幾何学的関係とは異なるようにしたもので
    あり、 前記システムはさらに前記光検出手段に応答する手段で
    あって、前記2通路に沿ってそれぞれ伝達された光を比
    較し、かつ前記既知の幾何学的関係を考慮して被検液中
    の微粒子量を判定するための翻訳手段を備えたことを特
    徴とする被検液中の微粒子量測定システム。
  2. (2)前記第1又は第2の光ファイバ分路手段の一つが
    前記2通路において共有される一つの光ファイバ分路か
    らなるとともに、 前記光検出手段または発光手段のいずれかが前記2通路
    において共有される1個の手段からなることを特徴とす
    る請求項1に記載のシステム。
  3. (3)発光手段が前記2通路によって共有される一つの
    光源からなり、 前記光検出手段が少くとも2個の異なった光検出器から
    なり、 1本の前記第1の光ファイバ分路手段が前記2通路によ
    って共有されることにより前記1光源からの光を被検液
    中に導くようにし、さらに、前記2通路における第2の
    光ファイバ分路手段が各別に構成され、各分路手段は前
    記被検液からの光を対応する各一つの光検出器に導くも
    のであることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  4. (4)前記共有される第1の光ファイバ分路手段が前記
    光源からの光を前記被検液に導くように配置されたただ
    1本の光ファイバからなり、 各通路専用の第2の光ファイバ分路手段が前記被検液か
    ら対応する光検出器に光を導くように配置された互いに
    他の通路の第2光ファイバ分路及び前記共有光ファイバ
    分路と区分された各1本の光ファイバからなることを特
    徴とする請求項3に記載のシステム。
  5. (5)前記発光手段が少くとも二つの異なった光源から
    なり、 光検出手段が2通路において共有される一つの光検出器
    からなり、 前記2通路における第1の光ファイバ分路手段が前記異
    なった光源の一つから前記被検液に光を導くように互い
    に区分されており、さらに、前記第2の光ファイバ分路
    手段が前記2通路において共有される一つの光ファイバ
    分路からなることを特徴とする請求項1に記載のシステ
    ム。
  6. (6)2通路において共有する第2の光ファイバ分路手
    段が前記被検液から前記光検出器に光を導くように配置
    された1本の光ファイバからなり、各第1の光ファイバ
    分路手段が各発光手段から前記被検液に光を導くように
    配置された各1本の光ファイバからなり、この各1本の
    光ファイバは互いに分離され、かつ前記共有光フィバか
    ら区分されたものであることを特徴とする請求項5に記
    載のシステム。
  7. (7)前記発光手段が第1の特定波長域において発光す
    るものであり、前記システムがさらに第2の発光手段を
    含み、 前記第1の光ファイバ分路手段は前記第1の波長域の光
    だけでなく、前記第2の発光手段から発せられた第2の
    特定波長域における光をも前記被検液に導くものであり
    、 前記第2の光ファイバ分路手段は前記第1の特定波長域
    の光だけでなく、前記被検液を通過した前記第2の特定
    波長域の光をも前記光検出手段に導くものであり、さら
    に、 前記翻訳手段は前記光検出手段によって受光された前記
    二つの波長域の光を比較することにより前記判定された
    微粒子量を考慮して前記被検液の化学組成を決定するも
    のであることを特徴とする被検液の化学組成測定機能を
    付加した請求項1に記載のシステム。
  8. (8)前記発光手段は第1の特定波長域において発光す
    るものであり、 前記システムはさらに第2の特定波長域において発光す
    る第2の発光手段を含んでおり、前記第1の光ファイバ
    分路手段は前記第1の波長域の光だけでなく、前記第2
    の発光手段より発せられた第2の特定波長域の光をも前
    記被検液に導くものであり、 前記第2の光ファイバ分路手段は前記第1波長域の光だ
    けでなく、前記被検液を通過した前記第2の特定波長域
    の光をも前記光検出手段に導くものであり、 さらに、前記翻訳手段は前記光検出手段が受け入れた前
    記二つの波長域の光を比較することにより前記判定され
    た微粒子量を考慮して前記被検液の化学組成を決定する
    ものであることを特徴とする 被検液の化学組成測定機能を付加した請求項2に記載の
    システム。
  9. (9)種々の量の微粒子を懸濁した被検液中の前記微粒
    子量を測定するためのシステムであって、前記被検液か
    ら離間して配置された光源と、いずれも前記被検液から
    離間して配置された二つの光検出器と、 前記光源からの光を受け入れるように前記被検液から離
    間して配置された外側手元端を有するとともに、前記手
    元端から離間し、前記被検液に近接して前記光を前記被
    検液中に投射するように設けられた先端を有する第1の
    光ファイバと、 各々手元から離間した先端を有する第2及び第3の光フ
    ァイバとを備え、 前記第2及び第3の光ファイバの先端は前記第1の光フ
    ァイバの先端と既知の幾何学的関係を有するとともに、
    前記被検液に近接して前記第1のファイバより投射され
    た光の各一部を前記被検液中の散乱経路を介して受け取
    るものであり、 前記第2及び第3の光ファイバはさらに前記各先端から
    離間した手元端を有し、これらの手元端は前記被検液の
    外側離間位置において、前記受け取った光部分を対応す
    る各一つの光検出器に入射させるように配置されたもの
    であり、前記第2及び第3の光ファイバ先端の前記第1
    の光ファイバ先端に対する幾何学的関係は互いに異なっ
    たものとなっており、 前記システムはさらに前記二つの検出器に投射された光
    を比較し、前記ファイバ先端間の幾何学的関係を考慮し
    て微粒子量を判定するための翻訳手段を備えたことを特
    徴とする被検液中の微粒子量測定システム。
  10. (10)前記光源は第1の特定波長域において発光する
    ものであり、 前記システムはさらに第2の波長域において発光する第
    2の光源を備え、 前記第1の光ファイバの手元端は前記第1の波長域の光
    だけでなく、前記第2の光源から発せられた第2の特定
    波長域における光をも受け入れるものであり、さらに、
    前記第1の光ファイバの先端は前記第1の波長域の光だ
    けでなく、前記第2の光源から発せられた前記第2の特
    定波長域の光をも前記被検液中に投射するものであり、 前記第2及び第3の光ファイバの先端は前記第1の光フ
    ァイバから放出され、被検液により散乱した後における
    前記第2の特定波長域の光部分を受け入れ、さらに、前
    記第2及び第3の光ファイバの手元端はそれらが受け入
    れた第2の特定波長域における光部分を対応する各検出
    器に入射させるものであり、 前記翻訳手段は前記二つの検出器の少くとも一方が受光
    した前記2波長域の光を比較し、前記判定された粒子量
    を考慮して前記被検液の化学組成を決定するものである
    ことを特徴とする請求項9に記載のシステム。
  11. (11)前記第1及び第2の光ファイバ先端の幾何学的
    関係は実質上隣接平行状態であり、 前記第1及び第3の光ファイバ先端の幾何学的関係は実
    質上分離平行状態におかれたものであることを特徴とす
    る請求項9に記載のシステム。
  12. (12)前記システムがさらに固体スペーサ素子を含ん
    でおり、 前記第1及び第3の光ファイバ先端は前記第2の光ファ
    イバ先端と固体スペーサ素子の分だけ互いに分離された
    ことを特徴とする請求項11に記載のシステム。
  13. (13)種々の量の微粒子を懸濁した被検液中の前記微
    粒子量を測定するためのシステムであって、いずれも前
    記被検液から離間して配置された2個の光源と、 前記被検液から離間して配置された1個の光検出器と、 前記被検液に隣接してその被検液から散乱反射された光
    を受け入れるように構成された先端を有するとともに、
    前記先端から離間して前記被検液から隔った外部におい
    て自身の受け入れた光を前記光検出器に入射させるため
    の手元端を有する第1の光ファイバと、 前記被検液から離間した外側において前記光源の各一つ
    から対応する光を受け入れるように配置された手元端を
    有するとともに、前記手元端から離間して前記第1のフ
    ァイバの先端に対し所定の幾何学的関係におかれた先端
    を有する第2及び第3の光ファイバとを備え、 前記第2及び第3の光ファイバの先端は前記被検液に隣
    接して前記各光源から受け入れた光をそれぞれ前記被検
    液中に投射するものであり、前記第2及び第3の光ファ
    イバ先端と、前記第1の光ファイバ先端との各幾何学的
    関係は互いに異なったものであり、 前記システムはさらに前記検出器に入射した光を比較し
    、前記ファイバ先端間の既知の幾何学的関係を考慮して
    微粒子量を判定するための翻訳手段を備えたことを特徴
    とする被検液中の微粒子測定システム。
  14. (14)前記光源は第1の特定波長域において発光する
    ものであり、 前記システムはさらに第2の特定波長域において発光す
    る第2の光源を含んでおり、 前記第2及び第3の光ファイバの手元端は前記第1の波
    長域の光だけでなく、対応する第2の光源から発せられ
    た第2の特定波長域における光を受け入れ、前記第2及
    び第3の光ファイバの先端は前記第1の波長域の光だけ
    でなく、前記第2の特定波長域の光を被検液中にそれぞ
    れ投射するものであり、 前記第1の光ファイバの先端はさらに被検液から散乱反
    射された前記第2の特定波長域における光部分を受け入
    れ、前記第1の光ファイバ手元端はさらに前記第2の特
    定波長域の光部分を前記検出器に入射させるものであり
    、 前記翻訳手段はさらに前記検出器に入射した二つの波長
    域の光を比較し、かつ前記判定された微粒子量を考慮し
    て前記被検液の化学組成を決定するものであることを特
    徴とする請求項13に記載のシステム。
  15. (15)前記第1及び第2の光ファイバ先端の幾何学的
    関係は隣接、かつ平行した状態にあり、 前記第1及び第3の光ファイバ先端の幾何学的関係は互
    いに分離して平行した状態にあることを特徴とする請求
    項13に記載のシステム。
  16. (16)前記システムはさらに固体スペーサ素子を含み
    、前記第1及び第3の光ファイバ先端は前記第2の光フ
    ァイバ先端及び前記固体スペーサ素子の部分だけ互いに
    分離されていることを特徴とする請求項15に記載のシ
    ステム。
JP63070842A 1987-03-23 1988-03-23 心臓血管の短時間診断用カテーテルにおける幾何光学的差によるヘマトクリット、及び血液酸素の特定に適した測定及び補正システム Pending JPS63283627A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/028,756 US4776340A (en) 1987-03-23 1987-03-23 Hematocrit measurement by differential optical geometry in a short-term diagnostic cardiovascular catheter, and application to correction of blood-oxygen measurement
US07/028756 1987-03-23

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63283627A true JPS63283627A (ja) 1988-11-21

Family

ID=21845249

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63070842A Pending JPS63283627A (ja) 1987-03-23 1988-03-23 心臓血管の短時間診断用カテーテルにおける幾何光学的差によるヘマトクリット、及び血液酸素の特定に適した測定及び補正システム

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4776340A (ja)
EP (1) EP0285307B1 (ja)
JP (1) JPS63283627A (ja)
AT (1) ATE119005T1 (ja)
DE (1) DE3853173T2 (ja)
ES (1) ES2068198T3 (ja)

Families Citing this family (52)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5109849A (en) * 1983-08-30 1992-05-05 Nellcor, Inc. Perinatal pulse oximetry sensor
JPH07108284B2 (ja) * 1986-12-26 1995-11-22 オリンパス光学工業株式会社 体外観察装置
EP0311295A3 (en) * 1987-10-07 1990-02-28 University College London Improvements in surgical apparatus
US5201317A (en) * 1988-06-06 1993-04-13 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Diagnostic and therapeutic catheter
US5099842A (en) * 1988-10-28 1992-03-31 Nellcor Incorporated Perinatal pulse oximetry probe
US5048524A (en) * 1989-03-03 1991-09-17 Camino Laboratories, Inc. Blood parameter measurement
US5168873A (en) * 1990-04-30 1992-12-08 Medtronic, Inc. Method and apparatus for fiber optic sensor insertion
US5249584A (en) * 1990-05-18 1993-10-05 Karkar Maurice N Syringe for hematocrit and oxygen saturation blood analyzer
US5066859A (en) * 1990-05-18 1991-11-19 Karkar Maurice N Hematocrit and oxygen saturation blood analyzer
US5124130A (en) * 1990-05-22 1992-06-23 Optex Biomedical, Inc. Optical probe
WO1991018549A1 (en) * 1990-05-29 1991-12-12 Yue Samuel K Fetal probe apparatus
EP0471898B1 (en) * 1990-08-22 1999-01-13 Nellcor Puritan Bennett Incorporated Foetal pulse oximetry apparatus
GB9100502D0 (en) * 1991-01-10 1991-02-20 Ici Plc Monitoring device
US5553622A (en) * 1991-01-29 1996-09-10 Mckown; Russell C. System and method for controlling the temperature of a catheter-mounted heater
US6387052B1 (en) * 1991-01-29 2002-05-14 Edwards Lifesciences Corporation Thermodilution catheter having a safe, flexible heating element
US5291884A (en) * 1991-02-07 1994-03-08 Minnesota Mining And Manufacturing Company Apparatus for measuring a blood parameter
WO1993006775A1 (en) * 1991-10-03 1993-04-15 Medtronic, Inc. Method and apparatus for determining oxygen saturation
US5282466A (en) * 1991-10-03 1994-02-01 Medtronic, Inc. System for disabling oximeter in presence of ambient light
US5280786A (en) * 1992-01-21 1994-01-25 Fiberoptic Sensor Technologies, Inc. Fiberoptic blood pressure and oxygenation sensor
US5331958A (en) * 1992-03-31 1994-07-26 University Of Manitoba Spectrophotometric blood analysis
US5385539A (en) * 1992-06-30 1995-01-31 Advanced Haemotechnologies Apparatus for monitoring hematocrit levels of blood
US6420709B1 (en) 1992-07-15 2002-07-16 Optix Lp Methods of minimizing scattering and improving tissue sampling in non-invasive testing and imaging
US5672875A (en) * 1992-07-15 1997-09-30 Optix Lp Methods of minimizing scattering and improving tissue sampling in non-invasive testing and imaging
US5435308A (en) * 1992-07-16 1995-07-25 Abbott Laboratories Multi-purpose multi-parameter cardiac catheter
US5569161A (en) * 1992-10-08 1996-10-29 Wendell V. Ebling Endoscope with sterile sleeve
US5347990A (en) * 1992-10-08 1994-09-20 Wendell V. Ebling Endoscope with sterile sleeve
DE4325529C2 (de) * 1993-07-29 1996-11-28 Pulsion Verwaltungs Gmbh & Co Vorrichtung zum Bestimmen der Konzentration von Stoffen im Blut
US5443057A (en) * 1993-10-12 1995-08-22 International Bioview, Inc. Sterilizable endoscope and method for constructing the same
US5417688A (en) * 1993-12-22 1995-05-23 Elstrom; John A. Optical distal targeting system for an intramedullary nail
US5553615A (en) * 1994-01-31 1996-09-10 Minnesota Mining And Manufacturing Company Method and apparatus for noninvasive prediction of hematocrit
US6036654A (en) * 1994-09-23 2000-03-14 Baxter International Inc. Multi-lumen, multi-parameter catheter
US5601080A (en) * 1994-12-28 1997-02-11 Coretech Medical Technologies Corporation Spectrophotometric blood analysis
US5810790A (en) * 1996-11-19 1998-09-22 Ebling; Wendell V. Catheter with viewing system and port connector
US6718190B2 (en) * 1997-10-14 2004-04-06 Transonic Systems, Inc. Sensor calibration and blood volume determination
US6041246A (en) 1997-10-14 2000-03-21 Transonic Systems, Inc. Single light sensor optical probe for monitoring blood parameters and cardiovascular measurements
US5954050A (en) * 1997-10-20 1999-09-21 Christopher; Kent L. System for monitoring and treating sleep disorders using a transtracheal catheter
US6990365B1 (en) * 1998-07-04 2006-01-24 Edwards Lifesciences Apparatus for measurement of blood analytes
US6144444A (en) * 1998-11-06 2000-11-07 Medtronic Avecor Cardiovascular, Inc. Apparatus and method to determine blood parameters
US7029628B2 (en) 2000-12-28 2006-04-18 Stat-Chem Inc. Portable co-oximeter
US7029467B2 (en) * 2002-07-16 2006-04-18 Edwards Lifesciences Corporation Multiple lumen catheter having a soft tip
US6999809B2 (en) * 2002-07-16 2006-02-14 Edwards Lifesciences Corporation Central venous catheter having a soft tip and fiber optics
CA2824033A1 (en) 2005-09-13 2007-03-22 Edwards Lifesciences Corporation Continuous spectroscopic measurement of total hemoglobin
US8092386B1 (en) * 2006-12-22 2012-01-10 Pacesetter, Inc. Method and implantable system for blood-glucose concentration monitoring
US8200308B2 (en) * 2007-07-18 2012-06-12 Siemens Medical Solutions Usa, Inc. Continuous measurement and mapping of physiological data
US8412296B2 (en) * 2007-07-20 2013-04-02 General Electric Company Non-invasive determination of the concentration of a blood substance
US8175668B1 (en) 2007-10-23 2012-05-08 Pacesetter, Inc. Implantable multi-wavelength venous oxygen saturation and hematocrit sensor and method
US20090156916A1 (en) * 2007-12-18 2009-06-18 Huisun Wang Catheter systems with blood measurement device and methods
US8385999B1 (en) 2008-02-08 2013-02-26 Pacesetter, Inc. Processing venous oxygen saturation and hematocrit information in an implantable sensor
US8630692B2 (en) 2009-04-30 2014-01-14 Pacesetter, Inc. Method and implantable system for blood-glucose concentration monitoring using parallel methodologies
US8674218B2 (en) 2010-12-15 2014-03-18 General Electric Company Restraint system for an energy storage device
JP6833371B2 (ja) * 2016-07-12 2021-02-24 浜松ホトニクス株式会社 光出力モニタ装置、光出力モニタ方法、保護キャップおよびアダプタ
US10994076B1 (en) 2019-07-25 2021-05-04 Circulatech, Llc Methods and devices to prevent obstructions in medical tubes

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4295470A (en) * 1976-10-18 1981-10-20 Oximetrix, Inc. Optical catheters and method for making same
US4485820A (en) * 1982-05-10 1984-12-04 The Johns Hopkins University Method and apparatus for the continuous monitoring of hemoglobin saturation in the blood of premature infants
US4623248A (en) * 1983-02-16 1986-11-18 Abbott Laboratories Apparatus and method for determining oxygen saturation levels with increased accuracy
CA1247957A (en) * 1983-10-28 1989-01-03 Ronald L. Mccartney Oximeter

Also Published As

Publication number Publication date
ES2068198T3 (es) 1995-04-16
EP0285307A1 (en) 1988-10-05
ATE119005T1 (de) 1995-03-15
DE3853173D1 (de) 1995-04-06
US4776340A (en) 1988-10-11
EP0285307B1 (en) 1995-03-01
DE3853173T2 (de) 1995-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63283627A (ja) 心臓血管の短時間診断用カテーテルにおける幾何光学的差によるヘマトクリット、及び血液酸素の特定に適した測定及び補正システム
US8066681B1 (en) Intracranial pressure monitor and drainage catheter assembly
US4447150A (en) Apparatus and method for measuring blood oxygen saturation
US5234835A (en) Precalibrated fiber optic sensing method
US4114604A (en) Catheter oximeter apparatus and method
EP0939894B1 (en) Miniature spectrometer
US6571113B1 (en) Oximeter sensor adapter with coding element
US4444498A (en) Apparatus and method for measuring blood oxygen saturation
US4718423A (en) Multiple-function cardiovascular catheter system with very high lumenal efficiency and no crossovers
Yoshiya et al. Spectrophotometric monitoring of arterial oxygen saturation in the fingertip
US5341804A (en) System for disabling oximeter in presence of ambient light
US8290557B2 (en) Implantable optical sensor and method for use
US4928694B1 (en) Intravascular blood parameter measurement system
EP0224571B1 (en) Method and apparatus for determining oxygen saturation in vivo
JPS62102736A (ja) カテ−テル・オキシメ−タ−用エレクトロ・オプチカル・モジユ−ル
EP0617913A1 (en) Intracranial pressure monitor and drainage catheter assembly
US5107847A (en) Fiber-optic transducer apparatus
US20080077190A1 (en) Implantable Medical Device Header With Optical Interface
CA2096836A1 (en) Medico-technical process and means for measuring blood irrigation of organs
US8849366B2 (en) Catheter system having an optical probe and method for the application of an optical probe in a catheter system
EP0127476A2 (en) Fibre-optic transducer apparatus
WO1993006775A1 (en) Method and apparatus for determining oxygen saturation
EP0303757A3 (en) Dual-thermistor thermodilution catheter
Lumsden et al. The PB3300 intraarterial blood gas monitoring system
Brown et al. A technique to continuously measure arteriovenous oxygen content difference and P50 in vivo