JPS63281048A

JPS63281048A - 使い捨て試料カートリッジおよびその保持装置

Info

Publication number: JPS63281048A
Application number: JP63099261A
Authority: JP
Inventors: カス・ジェイ・グランダン
Original assignee: Abbott Laboratories
Current assignee: Abbott Laboratories
Priority date: 1987-04-22
Filing date: 1988-04-21
Publication date: 1988-11-17
Also published as: DE3882783T2; CA1318840C; DE3882783D1; ES2044997T3; EP0287900B1; EP0287900A3; ATE92635T1; AU591041B2; AU1474488A; EP0287900A2; KR880013011A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】【産業上の利用分野】

本発明は、読み取り装置に関して分析物を正確に位置付
けするための装置に係り、特に、光学的読み取り装置に
関して、固相成分の分析物を含んでいる複数の使い捨て
カートリッジの位置付けが、一連の位置決めタブ（ｎｕ
ｂ）および位置決めタブ（ｔａｂ）によって極めて簡単
に且つ高精度の正確さで行なわれるカラセル（ｃａｒｏ
ｕｓｅｌ）に関するものである。

【従来の技術およびその課題】

一般的には免疫測定を行うための固相法および装置、な
かでも酵素免疫測定を行うための固相法および装置等は
、その技術分野においてよく知られている。これらの免
疫測定は、例えば血液、Ｕ液、尿、血清または血漿等の
生物学上の試料に対して行われる。特に、種々の分析（
例えばサンドイッチやコンペティティブアッセイのよう
な）を行うために固相法に関連して用いられるように改
良された成る廉価な装置は、少なくとも一つの反応凹部
を含む複数の四部を有する使い捨て可能な分析物カート
リッジである。一般に、反応凹部はその入口部を横切っ
て位置された繊維性マトリックスと、この繊維性マトリ
ックスの下に位置された吸収材とを含んでいる。繊維性
マトリックス内に含まれたあるいは導入された微粒子は
、試料および分析物を含んでいる試薬と反応する。この
試薬は、マトリックス上で固定化複合体を形成するため
に反応凹部に加えられたものである。過剰な試料および
試薬は洗われてマトリックスを通過し、下の吸収材内に
捕らえられる。測定された分析物は、周知の光学的検知装置を用いて読
み取られる。例えば、従来の固相法を用いれば、分析物
は、周知波長の光によって励起されると第２の周知波長
で蛍光を発する蛍光体によって標識付けされる。その発
せられた光の強さは、生物学的試料中の分析物の濃度を
示す。従来の蛍光光度計は、特定の励起波長を持つ光束
によって繊維性マトリックスを照射するのに適している
。また、蛍光光度計は、発光波長における光の強さも検知
する。固相技術のこのタイプに用いる分析物は、高い感
度を示すことが見いだされている。上述のような使い捨て可能な分析物カートリッジは、特
に自動化された分析物の処理および読み取りの装置の使
用に適している。このような分析物の感度の高さのため
に繊維性マトリックスを用いる技術は、繰り返して高度
な正確さで行われる読み取りを確実にするために、分析
物を収容している各反応凹部の全カートリッジを、光学
的読み取り装置における三つの各方向に関して高度な正
確さで位置付けするように自動化された装置において不
可欠である。　　・各分析に要する時間およびコストを低減するためには、
分析物は正確に位置付けされな−ければならないのみな
らず、たとえ未熟練のオペレータであっても簡単で確実
に且つ同じ高度の正確さで位置付けされなければならな
い。即ち、その分析物が大量生産型の方法で測定され読
み取られるならば、そのような分析物の単価は低減され
る。さらには、その分析の結果はより迅速に利用できる
。自動化された分析設備は、この技術分野においては数種
知られている。このような設備は、幾つかの分析物調整
ステーションの間で種々のタイプの分析物容器を移動さ
せるための装置を特徴的に備えている。またこれら周知
の装置は、調整された分析物を種々の光学的読み取り装
置に近接して位置させる。併し乍ら、そのような設備に
採用された周知の移動装置は、前述のタイプの分析物を
内包するタイプの使い捨てカートリッジを用いるのには
向いていない。さらには、従来の幾つかのそのような装
置は、個々の分析物容器間の関係を固定的にするロッキ
ング手段を備えたものもあるが、そのような装置は、高
精度に且つ繰り返し行われる光学的読み取りに対して必
要な、分析物の正確な位置付けを行うための手段に欠け
ていた。例えば、ある周知の設備では、分析物は個々のキュベツ
トもしくは試験管内に入れられる。これらのキーベット
もしくは試験管は、種々の調整ステーションを経て最終
的に読み取りステージ震ンヘ至るコンベアベルト式の移
動のために直線状に配列されている。そしてこれらのコ
ンベアベルトは、その移動通路に対して直角な方向への
正確な位置付けと同様に、移動通路内に正確に位置付け
することが困難である。さらに、このコンベアベルト式
に配列されると、分析物は時々突き上げられ、不正確な
読み取りを招くような縦方向の変化を生じる。また分析物は、回転可能なカラセルラツク上に個々のキ
ュベツトもしくは試験管に配列される。カラセルは環状に順に位置して指標付けされており、こ
の指標によって種々の調整ステーションおよび最終的に
は光学的読み取り装置を含んだ読み取りステーションに
分析物を位置させることができる。この場合には、カラ
セルは三つの方向の位置に関して不正確である。即ちキ
ュベツトは、ｌ）カラセルの中心に関して径方向に、２
）光軸に関して縦方向に、３）カラセル内でキュベツト
が保持されている放射状の軸に関して横方向に、不適当
に位置される。さらに付は加えれば、前述の使用される
総ての装置は、読み取りの終了した分析物容器を排出す
る手段を欠いているのと同様に、カラタル上に試験管あ
るいはキュベツトその他の分析物容器を簡単に且つ確実
に装着し、固定し、正確に位置付けする手段を欠いてい
る。

【発明の目的】

本発明は上述のごとき従来技術の課題に鑑み、これらを
有効に解決すべく創案されたものである。したがってその目的は、分析物に関して迅速で簡単且つ
確実な装着、固定および正確な位置付けを同時に満足す
る一方、光学的読み取りのために複数の分析物に関して
高度に正確な位置付けを満足することにある。

【課題を解決するための手段およびその作用】本発明に
係る装置はラック装置であり、その好ましい形状は、そ
の中に複数の使い捨て可能な分析物カートリッジを装着
して収容できる環状カラセルの形状である。カートリッ
ジは、カートリッジの中央のコア部分の回りに配列され
て、そのカートリッジを保持するのにちょうどよい形に
形成された複数の開口が配置されている。総てのカート
リッジは、方向付けのための個々の特徴的形状部分を有
しており、この特徴的形状部分によりラックの開口内で
それらは正確に整列される。好ましい実施例におけるこ
の特徴的形状部分は、ラックの外周部の位置決めノツチ
内に嵌合するようにカートリッジの外側縁に形成された
位置決めナブからなっている。さらに、カートリッジの
内側縁には二つの位置決めタブが形成されている。これ
らの位置決めタブは、ラックの中央コア部分および各カ
ートリッジの内側縁の両側に位置して形成されているロ
ッキング装置の下側に嵌合する。このロッキング機構は
、この機構の一つの回転動作によって、オペレータが簡
単且つ確実にカートリッジを開口内の正確な位置に位置
付けして固定するのを可能にする。ロッキング機構の複数のロッキングタンは、各使い捨て
カートリッジにおいてこのロッキングタンに対応してい
る１対の位置決めタブに同時に接触してこれを押すよう
に形成されており、ロッキング機構が作用すると、使い
捨てカートリッジの位置決めタブは、ロッキングタンの
中に入り込み、そして位置決めナブを位置決めノツチ内
へ押し込む。各カートリッジの外側縁もまた傾斜角が付
されており、ラックの外周面で同様に傾斜角が付されて
いるアンダーカットリップの内方へ押し込まれて対にな
って接触した状態で固定する。位置決めノツチおよびア
ンダーカットリップは双方ともカートリッジの揺動を防
止するように機能する。位置決めのためのナブ、ノツチ、タブ、傾斜部およびタ
ンは総て、どんな方向の自由度においてもその移動が規
制される。このような確実な位置付けによって、カラセ
ル上での各使い捨てカートリッジの正確な配置が保証さ
れる。カートリッジを収容したラックには、光学的読み取り装
置を有する読み取りステーションにおいて、分析物を含
んでいる各カートリッジを正確に位置付けられるように
、環状に標識付けすることができる。読み取り位置は極
めて正確であるので、分析物は読み取りステーションで
の読み取りのために規則正しく適切に位置付けされる。本発明の装置はまた、分析物の読み取りの後のカートリ
ッジに関して、簡単で好都合であり且つ確実な処理をも
たらす。即ちオペレータは、単純にロッキング機構を解
除方向へ回転させることによって簡単にロッキング機構
を解除でき、このカラセルをひっくり返すことによって
そのカートリッジをカラセルから取り外せる。

【実施例】

以下に本発明の好適一実施例について第１図ないし第１
０図を参照して説明する。これらの図に示されているよ
うに本発明の実施例は、複数の使い捨て可能な試料カー
トリッジ２０を保持するために、環状ラック３０を有す
るカラセルｌＯを備えており、且つカラセル１０上の正
しい位置でカートリッジ２０を保持するためにこのラッ
ク３０と協働するロッキングハブ４０を備えている。第
２および３図に示されるように、それぞれのカートリッ
ジ２０は頂面２１および複数の凹部２８゜２９ａ、　２
９ｂ、　２９ｃを有している。凹部２８は試料反応凹部
であり、漏斗２８ａ１繊維性マｌ−ＩＪソックス８ｂお
よびその下にある吸収材２８ｃを含んでいる。反応凹部
２８は、例えば蛍光光度計（図示せず）のような光学的
読み取り装置によって読み取られる試料を収容するため
に設けられている。各カートリッジ２０は、ラック３０の周囲に位置してい
る開口３９の一点に集中する側縁に対応して、一点に集
中する一対の側縁２４を有している。カートリッジ２０
は、好ましくはＡＢＳ（ニー・ビー・ニス重合体）や５
ＡＮ（スチレン・アクリロニトリル共重合体）、もしく
はこれらに等価なプラスチックの射出成形によって形成
される。各側縁２４は、ラック３０における各開口３９の各外側
壁３８および内側壁４４に対応する外側縁２６および内
側縁２５によって接続されている。各カートリッジ２０は、外側縁２６の中央に位置する位
置決めタブ２２と、内側縁２５に位置して相等しい一対
の大略績に傾斜した位置決めタブ２３とを備えている。位置決めタブ２２および位置決めタブ２３は、各カート
リッジ２０がラック３０の開口３９内で横へ正確に位置
付けするために用いられる。また各カートリッジ２０は
、オペレータがこのカートリッジ２０をラック３０の開
口３９内へ容易且つ迅速に装着できるようにフィンガー
ダブ２７を有している。開口３９の形状とカートリッジ
２０の形状は、カートリッジ２０の開口３９への唯一の
導入方法のみにより装着できるように対応させられてい
る。このことは、カートリッジ２０が読み取りのために
常に適正な状態に装着されることを確実にする。第６，７および９図に示されるように、環状内壁４４に
より規定される中央コア５０の回りに回転するラック３
０は、環状内壁４４および環状外壁３８と共に、それぞ
れにカートリッジ２０が嵌装される底部貫通開口３９を
区画形成する複数の放射状隔壁３１を備えている。各開
口３９は、個々のカートリッジ２０を他の総てのカート
リッジ２０から分離する。このような分離の一つの利点
は、カラセルｌＯの下側から各開口３９内へ暖められた
空気を流入させて試料を処理する間に、各カートリッジ
２０を所望の温度に均一に加熱できることにある。ラッ
ク３０は、好ましくはＡＢＳ（ニー・ビー・ニス重合体
）もしくはこれに等価なプラスチックの射出成形により
形成されている。各隔壁３１は、その上に使い捨てカートリッジ２０の底
部が座る頂部基準面３２を備えている。第８〜１０図に
示すように、各開口３９の環状内壁４４には、それから
径方向外方へ放射状に突出し、カートリッジ２０の傾斜
タブ２３の間に嵌合するように、大略縦方向に延びてレ
ール３７が形成されている。第７図に示すように、ラッ
ク３０の外周面３３の上には、傾斜したアンダーカット
リップ３５が形成されている。各アンダーカットリップ
３５には、複数の位置決めノツチ３４が、ちょうど各開
口３９の中央に形成されている。各カートリッジ２０の
位置決めタブ２２は、ちょうどこの各位置決めノツチ３
４に対応して嵌合する。カートリッジ２０の楔状に形成
された外側縁２６もまた、アンダーカットリップ３５に
嵌合する。このように、各カートリッジ２０は、カラセ
ルｌＯのラック３０内に装着されると、運動の総ての面
内における移動に対して拘束される。第１．６および８図に示されるように、ロッキングハブ
４０は一組の手回しロッキングタブ４１および環状スナ
ツピングシリンダ４３を備えている。このスナツピング
シリンダ４３は、ロッキングハブ４０を環状内壁４４内
に回転可能に設置するために備えられている。ラック３
０については、ロッキングハブ４０がＡＢＳ（ニー・ビ
ー・ニス重合体）もしくはこれに等価なプラスチックの
射出成形により形成されている。手回しロッキングタブ
４１は、第８図に示されるように、ロッキングハブ４０
を環状内壁４４内でロッキング位置へ回動させる。さら
に、ロッキングハブ４０は、第８．９および１０図に示
すように、ラック３０の周囲に位置する開口３９の数に
対応する複数のハブロッキングタン４２を備えている。本実施例にあっては、ハブロッキングタン４２は、カー
トリッジ２０が各開口３９内に装着され、且つロッキン
グハブ４０がロッキング位置へ回動されるときに、カー
トリッジ２０の傾斜した位置決めタブ２３に対して嵌合
するように、角をなして傾斜している。ロッキングハブ４０がロッキング位置へ回動されるとき
ハブロッキングタン４２は、カートリッジ２０の位置決
めタブ２３に下方且つ径方向外方へ作用する力を生じ、
カートリッジ２０の位置決めタブ２２が径方向へ押圧さ
れてラック３０の位置決めノツチ３４内へしっかりと固
定される。また、各カートリッジ２０の位置決めタブ２
３とロッキングハブ４０のハブロッキングタン４２との
間および、各カートリッジ２０の楔形状の外側縁２６と
ラック３０のアンダーカットリップ３５との間で、押圧
による確実な嵌合固定が得られる。このように、各カー
トリッジ２０は、対応する開口３９内で正確に位置され
、縦方向、横方向および径方向への移動に対して固定さ
れる。カートリッジ２０と開口３９の形状が対応することの結
果として、操作に関しては、どんなに多くのカートリッ
ジ２０であっても容易に対応する各開口３９内へ装着で
き、ラック３０の各ロッキング機構３４および３７によ
って固定される。ロッキングハブ４０が手動で回動され
るとき、各開口３９内のカートリッジ２０は、個々に正
確に位置され且つその位置に固定される。こうして、オ
ペレータによる最小限の初期位置付けと、回動させると
いう簡単なロッキング動作とによって総ての操作が終了
する。このように、カートリッジ２０に対する径方向、
横方向および縦方向の三つの各方向への正確な位置付は
機能は、ロッキングハブ４０の単純な回転によって達成
され、またオペレータにとっては極めて明確である。ま
た、カートリッジ２０は、このカートリッジ２０をロッ
キング状態から解放状態にすべくロッキングハブ４０を
単純に回動させ、ラック３０をひっくり返してカートリ
ッジ２０を単に落とすことによって、都合良く且つ確実
にラック３０から取り外される。本実施例では、使い捨てカートリッジ２０が、計画者の
期待する高精度でラック３０内にいくらでも装着される
。具体的には、カートリッジ２０は公称最大幅寸法が大
略２０．９３０ｘｍであり、約４７．８７９ｘｉの間に
正比例して狭（なって大略１１．０７４１ｘになってい
る。開口３９内におけるカートリッジ２０の横方向への
最大移動量は、使い捨てカートリッジ２０の端部にある
位置決めタブ２３に加えて位置決めタブ２２とこれに対
応するラック３０の位置決めノツチ３４とにより、大略
±０．１０２＋ｉよりも小さくされている。位置決めタ
ブ２２は、公差大略±０．０２５ｘｍで大略２．０３２
ｘｘの公称径寸法を有しており、また、タブ２２を受は
入れる位置決め／フチ３４はこれに対応する径を有して
いる。さらに、縦の公差即ちカートリッジ２０の持ち上
げ深さは、厳密な寸法の一致のために±０．１０２＋ｘ
よりも小さく維持され、ラック３０に装着されたときの
使い捨てカートリッジ２０の高さにされている。カート
リッジ２０は、この使い捨てカートリッジ２０がラック
３０の外側縁に対する位置でロックされるように、下方
且つ径方向へ作用する力を生じるロッキング機構４０の
ロッキングタン４２に対応することによって、ラック３
０の外周面３３内にきっちりと保持される。位置決めタ
ブ２３および、ロッキングハブ上のハブロッキングタン
４２の双方は、径方向に大略１．５２４ｊｌｊｌの公称
はめ合い幅寸法を有している。アンダーカットリップ３
５の周囲は、内壁４４に関して大略±０．０５１ｚｍの
公差内で同心にされている。結果として、径方向の公差
（カラセルＩＯの径方向外方から内方への移動）は大略
±０．０５１１ｍの範囲内に抑えられる。このようにし
て、カートリッジ２０の反応凹部２８内での試料の正確
且つ繰り返し可能な光学的読み取りのために必要な正確
な位置付けが確保される。本発明は上述の実施例によって説明されたが、当該技術
分野における熟練者にとっては、実施例で特定の状況に
対応させて説明した本発明において実際に用いられる構
造、配置、位置付け、要素、材質および組み合わせは、
本発明の本質から逸脱しない範囲内で種々に変更および
調整し得ることは明白である。例えば、本発明の本質が
、環状のカラセルのラックにのみ適用されるのではなく
、例えば本実施例におけるような回動ロッキング機構よ
りもむしろ滑動ロッキング機構を備えた直線状ラックの
ような他の形状を有するラックにも適用されることが理
解できる。また、ロッキングおよび方向付は機構の特定
の形状はロッキングハブに備えられており、また、ラッ
クおよびカートリッジは、これらの要素の機能上の関係
が、本発明の目的を達成するためにカートリッジを位置
決めし且つ固定する限りは、これらを変更し得るという
ことも理解できる。

【発明の効果】

以上の説明より明らかなように、本発明によれば次のご
とき優れた効果が発揮される。即ち、分析物に関して迅速で簡単且つ確実な装着、固定
および正確な位置付けを同時に満足する一方、光学的読
み取りのために複数の分析物に関して高度に正確な位置
付けを満足する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の分解斜視図、第２図は本発
明の一実施例に用いられる使い捨てカートリッジの平面
図、第３図は第２図に示すカートリッジの３−３線に沿
う縦断面図であり、本発明のラック内に位置してそのロ
ッキングハブに装着されている状態を示している。第４
図は、カラセルラツクの開口内における本発明の使い捨
てカートリッジおよびその位置決めタブを示すべく、第
３図の４−４線の方向に沿って示す立面図である。第５図は、カラセルラツクの開口内における本発明の使
い捨てカートリッジおよびその位置決めタブを示すべく
、第３図の５−５線の方向に沿って示す立面図である。第６図は本発明のカラセルラツクの一実施例を示す部分
断面立面図、第７図は本発明のカートリッジの位置決め
タブを示す拡大斜視図であり、本発明に係るカラセルラ
ツクの位置決めノツチに符合する関係を示している。第
８図は本発明のロッキングハブを示す拡大斜視図であり
、本発明のカラセルラツクとの関係を示している。第９
図は本発明のカートリッジの位置決め傾斜部を示す拡大
斜視図であり、本発明のロッキングハブの位置決めタン
に対応して係合している関係を示している。第１Ｏ図は
、カートリッジの位置決めタブを示すべく第９図の１０
−１０線に沿って切断して示す断面図であり、本発明の
ロッキングハブの位置決めタンおよび本発明のカラセル
ラツクに対応して係合している関係を示している。１０・・・カラセル、２２・・・方向付は手段としての
位置決めタブ、２３・・・固定手段としての位置決めタ
ブ、２６・・・方向付は手段としての外側縁、２ｇ、　
２９ａ、　２９ｂ、　２９ｃｍ凹部、２８ｂ・・・繊維
性マトリックス、３０・・・ラック手段としてのラック
、３４・・・方向付は手段お゛よび固定手段としての位
置決めノツチ、３５−・・固定手段としてのアンダーカ
ットリップ、３７・・・固定手段およびレール手段とし
てのレール、３９・・・開口、４０・・・ロッキング手
段およびロッキング機構としてのロッキングハブ、４２
・・・協働手段およびタン手段としてのノ１ブロッキン
グタン

Claims

【特許請求の範囲】

（１）、分析物およびその他の生物学上の試料を収納し
たカートリッジを保持する装置にして、対応する複数の
上記カートリッジ（２０）を保持するために、周囲に沿
って放射状に配列された複数の開口（３９）を有するラ
ック手段（３０）を備え、上記開口（３９）は、その中
で上記カートリッジ（２０）をあらかじめ定められた方
向に沿わせて方向付けさせるための方向付け手段（３４
）を備え、さらに上記開口（３９）は、該開口（３９）
内にあらかじめ定められた正確な位置から上記カートリ
ッジ（２０）が移動するのを規制する固定手段（３４、
３５、３７）を備え、上記ラック手段（３０）上に設置され、上記各開口（３
９）内にあらかじめ定められた正確な位置から上記カー
トリッジ（２０）が移動するのを規制すべく、動作した
ときに上記固定手段（３７）と協働する協働手段（４２
）を有する動作可能なロッキング手段（４０）を備えた
ことを特徴とする試料カートリッジの保持装置。
（２）、上記ラック手段（３０）は、環状回転ラック手
段である請求項１記載の試料カートリッジの保持装置。
（３）、上記方向付け手段（３４）は、上記ラック手段
（３０）の表面内で少なくとも上記開口（３９）の一部
を構成するノッチ（３４）により形成され、横方向への
方向付け手段（３４）を含んでいる請求項１記載の試料
カートリッジの保持装置。
（４）、上記固定手段（３４、３５、３７）は、少なく
とも上記開口（３９）の一部を形成する縦方向のレール
手段（３７）を含んでおり、該レール手段（３７）は、
該開口（３９）内での横方向の移動を規制する請求項１
記載の試料カートリッジの保持装置。
（５）、上記固定手段（３４、３５、３７、）は、上記
開口（３９）内での上記各カートリッジ（２０）の縦方
向および径方向の移動を規制する上記ロッキング手段（
４０）の動作に応答し、少なくとも該カートリッジ（２
０）の一部に係合して下方へ押し付けて固定する手段（
４２）を含んでいる請求項１記載の試料カートリッジの
保持装置。
（６）、上記ロッキング手段（４０）は、上記複数の開
口（３９）に対応する複数のタン手段（４２）を含んで
おり、該各タン手段（４２）は、該各開口（３９）内で
上記カートリッジ（２０）の一部に接触し、上記方向付
け手段（２６）と上記固定手段（３５）とが一組になっ
て接触して固定するように該カートリッジ（２０）を径
方向に押し付ける請求項１記載の試料カートリッジの保
持装置。
（７）、上記ロッキング手段（４０）は、上記ラック手
段（３０）に回転可能に設置され、且つ一つの回転動作
の操作により、上記各カートリッジ（２０）と一組にな
って接触し、該カートリッジ（２０）を固定するように
押し付ける請求項６記載の試料カートリッジの保持装置
。
（８）、分析物や他の生物学上の試料および溶液を収容
するため、複数の当該カートリッジ（２０）を保持する
ための複数の開口（３９）を有するラック（３０）の該
開口（３９）内に保持されるように装着され、上記ラッ
ク（３０）は、該ラック（３０）に設置された動作可能
なロッキング機構（４０）を有し、該ロッキング機構（
４０）が動作されるとき上記カートリッジ（２０）が上
記開口（３０）内で固定されるカートリッジにして、上記分析物や他の生物学上の試料および溶液を収容する
ための複数の凹部（２８、２９ａ、２９ｂ、２９ｃ）と
、上記開口（３９）内であらかじめ定められた方向に当
該カートリッジ（２０）を方向付けるための方向付け手
段（２２）と、当該カートリッジ（２０）がロッキング機構（４０）に
よってその移動が規制されて保持される開口（３９）の
中にあらかじめ定められた正確な位置へ当該カートリッ
ジ（２０）を押し付けるために、上記ロッキング機構（
４０）が動作させられたとき、該ロッキング機構（４０
）の一部と接触するように組み付けられる固定手段（２
３）とを備えたことを特徴とする使い捨て試料カートリ
ッジ。
（９）、上記複数の凹部（２８、２９ａ、２９ｂ、２９
ｃ）のうち少なくとも１箇所は、固相分析を行うための
繊維性マトリックス（２８ｂ）を有している請求項８記
載の使い捨て試料カートリッジ。
（１０）、上記固定手段（２３）は、上記ロッキング機
構（４０）が動作させられた後に、当該カートリッジ（
２０）が上記あらかじめ定められた位置から径方向、横
方向および縦方向へ移動するのを規制する請求項８記載
の使い捨て試料カートリッジ。