JPS63280325A - カ−ソル制御方式 - Google Patents

カ−ソル制御方式

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Publication number
JPS63280325A
JPS63280325A JP62114628A JP11462887A JPS63280325A JP S63280325 A JPS63280325 A JP S63280325A JP 62114628 A JP62114628 A JP 62114628A JP 11462887 A JP11462887 A JP 11462887A JP S63280325 A JPS63280325 A JP S63280325A
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JP
Japan
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mouse
cursor
movement
amount
pressure
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Application number
JP62114628A
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English (en)
Inventor
Miyuki Maeda
前田 みゆき
Kotaro Yamashita
山下 廣太郎
Akira Maeda
章 前田
Hidefumi Hirata
平田 秀文
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63280325A publication Critical patent/JPS63280325A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カーソル制御方式に関し、特にマウス等のポ
インティング装置と表示装置とを備えた操作性のよい計
算機のカーソル制御方式に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、マウスを用いた表示装置のカーソル制御方式とし
ては、例えば、特開昭60−251424号公報、特開
昭60−263224号公報、および特開昭61−13
9824号公報にそれぞれ記載された方式がある。
これらの公報のうち、特開昭60−251424号公報
に示される方式では、マウスの移動量に対し、速度に応
じて定まる係数を乗じることにより、カーソルの移動量
を求めて、比較的小さい操作面積でカーソルを移動させ
る方法を用いている。
通常のオフィス環境では、マウスの操作場所が十分確保
できないため、狭い場所で任意の1点を正確かつ容易に
指定できるようにすることが、マウス普及の大きな鍵と
なっている0例えば、画面上の左端にあるカーソルを右
に30a11だけ、lanの誤差で移動させるとき、マ
ウスがl Oan Lか移動できない場合、マウス移動
量に対するカーソルの移動比率が1:1であれば、マウ
スを10■動かしては操作面から離し、元の操作位置に
戻して再び動かしては離しという操作を3回行う必要が
あった。また、移動比率が1:3の場合には、マウスを
操作面から離す必要はないが、僅か0.31の誤差しか
許されず、操作が難かしいという問題がある。
次に、マウスの操作については、その操作領域が十分に
確保できないということが殆んどのオフィスに共通する
悩みである。現実には、縦・横のいずれの方向にも操作
領域がとれない場合は少なく、縦・横のうちの一方向だ
けが十分にとれないという場合が圧倒的に多い、このよ
うな横長(または縦長)の領域では、縦(または横)方
向のマウスの移動は非常に不便であり、マウスの向きを
変えたり、マウスを浮かせて何回も縦(横)方向の移動
を繰り返すことにより行う必要があった。
例えば、縦2■、横10■の操作領域しかない時は1画
面上のカーソルを縦横方向に10a11移動させるには
、移動比率を1.0とすると、少なくとも5回、マウス
を浮かせて小さな移動を繰り返さなければならないため
、操作性は極めて良くなかった。
また、特開昭60−263224号公報に示された方式
でも、上記公報に記載された方式と同じように、マウス
の移動量に、速度に応じて定められた係数を掛けること
によりカーソルの移動量を求めている。これらの方法は
、マウスの移動量に常に一定の係数を掛けたものをカー
ソルの移動量としていた方式に比べると、マウスの操作
面積を小さくすることができる。
また、特開昭61−139824号公報に示される方式
では、マウスポールをY軸方向に2組設けて、マウスを
任意の点を中心に水平に回転させた時の2組のX軸方向
移動量の差を求めることにより、Z軸情報を回転情報と
して入力できるようにしている。
最近は、マルチウィンドウやマウスを具備したワークス
テーションが注目されているが、重なってその一部ない
し全部が見えないウィンドウを見たり、アクセスするた
めには、煩わして操作が必要である。一部が見えている
時には、見えている部分にカーソルを移動してマウスボ
タンを押下することにより、そのウィンドウ全体を表示
する方法はあるが、マウスの移動が煩わしい。全く見え
ていない時には、ウィンドウの操作機能として提案され
ている「ウィンドウめくり」の機能を用いることができ
るが、この機能では、マウスボタンの押下で、一番浅い
所に存在していたウィンドウを一番深い所に移動するの
で、n番目の深さにあるウィンドウにアクセスするには
、(n−1)回のめ“くり機能の実行をマウスボタンで
指示しなければならない。従って、この場合も手間と時
間がかかり過ぎ、しかもめくり機能の使い方も素人には
難かしく、マニュアルを読まなくてはならないので、利
用者の直観や、常識に合った操作法ではゝ ない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の方法、例えば、特開昭60−251424号公報
では、マウスの操作面積が小さい時にカーソルの大きな
移動を与える場合1通常、何回もマウスを操作面から離
し、マウスの小さな移動を繰り返すことにより行ってい
る。しかし、マウスが操作面から離れると、マウスポー
ルが軽いためにマウスポールの回転が止まり、カーソル
の移動が止まってしまうのが現状である。
ここで、利用者がマウスを操作面から離す場面を想定す
ると、次の2つの場合がある。すなわち、カーソルを大
きく移動するために、マウスに対し同一方向の小さな移
動を繰り返す場合と、単にマウスを持ち上げただけの場
合である。後者の場合、つまりカーソルを単に持ち上げ
ただけの時には、マウスポールは回転していない。すな
わち、マウスポールが回転している時に、操作面から離
した場合には、カーソルを大きく移動する時であり、こ
の場合の操作は利用者がまだカーソルを動かそうとして
いる時である。
もし、マウスポールが重ければ、マウスを移動させなが
ら浮かすと、マウスポールの回転はすぐには止まらずに
、しばらくの間回転が続き、その後抵抗のために止まる
。この場合、マウスが操作面から離れている間もカーソ
ル、の移動が行われるので、利用者がカーソルをまだ動
かしたいという意思を反映した制御を行うことができる
。つまり、カーソルを大きく移動するために、マウスを
点Aから点Bに移動させた後、操作面から離して再び点
Aに持ってきて移動するという操作を行う場合、マウス
ポールが軽いときには3回必要であったとすれば、重い
ときには2回ですむようにできる。
しかし、マウスポールを重くすること体、マウスが重く
なるということに外ならず、その結果、マウスが操作し
難いものになってしまうという問題がある。
従来の技術では、利用者が連続移動を行うために、マウ
スを操作面から離した時については、全く配慮されてい
なかったので、次のような問題があった。
(a)マウスが浮いている間、カーソルの移動は止まっ
てしまうので、マウスが操作面から離れている時間の有
効活用ができない。
(b’)マウスをどれだけ速く動かしても、操作面から
離れてしまえばカーソルの移動が止まるので、マウスを
何回も操作面から離してカーソルを大きく移動させる時
には、それに対応する量のマウス移動量、つまり連続移
動の回数が必要である。
(Q)利用者がマウスを速く移動させながら操作面より
離す時には、カーソルをまだ動かしたいと思っているの
であるが、そのような利用者の意識を全く考慮していな
い。
また、上記従来技術では、以下の点についても問題があ
った。
(d)マウスの操作領域が十分に確保できない場合が多
いp<、特に縦・横のうちの1方向だけしか領域が確保
できない場合が圧倒的に多いため、例えば、横長の場合
に、縦方向の移動を行おうとすると、何回もマウスを浮
かせて移動させる必要がある。
(e)一般に、利用者の手の動かせる範囲は、縦方向よ
りも横方向が大きく、かつ動き易いが、縦方向も横方向
も同じように動かす必要がある。
次に、上記特開昭60−263224号公報の技術では
、マウスの移動速度でカーソルの移動量を調節している
。一般に、移動速度は速い、および遅いの2段階程度で
あれば調節することができるが、それ以上の細かい調節
は非常に難かしく。
かつ速く移動することは、ある程度広い操作面積が必要
であるという問題がある。
次に、上記特開昭61−139824号公報の技術では
、マウスの回転により奥行方向(Z軸方向)への移動を
行っているが、この方式は利用者の直観に合致した方法
ではない。上記方式でマウスの奥行方向の移動を自由に
行うには、かなりの慣れが必要である。
本発明の第1の目的は、マウスが操作面から離れる直前
のマウスの移動速度に応じた量だけカーソルを移動させ
ることができ、マウスポールを重くせずに、操作性を向
上できるカーソル制御方式を提供することにある。
本発明の第2の目的は、縦あるいは横方向に十分な操作
領域がとれない場合にも、操作が容易で、かつ利用者の
縦、横の手の動き易さに応じたカーソル制御方式を提供
することにある。
本発明の第3の目的は、小さな操作面積でも、画面の任
意の1点を正確かつ容易に指定することができるカーソ
ル制御方式を提供することにある。
本発明の第4の目的は、マウスを押す圧力を利用して制
御することができ、煩わしい操作を行わずに、利用者の
直観に合致した方法で、重なり合って見えないウィンド
ウを見たり、アクセスすることが可能なカーソル制御方
式を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の第1の目的を達成するために、本発明のカーソル
制御方式では、(a)マウスが操作面から離れたことを
検知する手段と、(b)fiれる直前のマウスの移動速
度を求める手段と、(、)求められた移動速度に応じて
定まる移動量だけ、カーソルを移動させる手段とを具備
することに特徴がある。また、上記第2の目的を達成す
るために、本発明のカーソル制御方式は、(a)マウス
の縦および横方向の移動量を検知する手段と、(b)マ
ろスの移動量に対して、カーソルを移動させる移動比率
を縦・横方向別々に設定する手段と、(c)上記縦・横
方向別々に設定した移動比°率を用いて、カーソルの移
動量を求める手段とを具備することに特徴がある。また
、上記第3の目的を達成するために、本発明のカーソル
制御方式では、(a)マウスの移動量を検知する手段と
、(b)マウスを押す圧力を検知する手段と、(C)上
記検知した圧力を用いて、カーソルの移動量を求める手
段とを具備することに特徴がある。また、上記第4の目
的を達成するために、本発明のカーソル制御方式は、(
a)マウスを押す圧力を検知する手段と、(b)検知さ
れた圧力に応じた奥行にカーソルを移動する手段と、(
c)複数の重なり合っているウィンドウが存在する奥行
を管理する手段と、(d−1)カーソルが存在する奥行
に従ったウィンドウを表示する手段、あるいは/および
(d−2)上記ウィンドウに選択権を移行する手段、あ
るいは/および(d−3)カーソルが存在する奥行を画
面に表示する手段と、(e)マウスを押す圧力をロック
する手段と、(f)そのロック手段のロックを解除する
手段と、(g)カーソルが存在するウィンドウの奥行順
序を変える手段とを具備することに特徴がある。
〔作  用〕
本発明の第1の実施例においては、マウスが操作面から
離れたことを検知すると、その直前のマウスの移動速度
を求め、移動速度に応じた量だけ、画面上のカーソルを
移動させる。従って、マウスを移動させずに操作面から
離した時には、カーソルは移動しないが、マウスを速く
動かしながら離した時には、あたかも慣性があるように
カーソルが移動する。これにより、マウスを操作面から
離す回数が従来より減少し、その結果、同一距離の移動
時間は短縮される。また、利用者の感覚に合致したカー
ソルの移動を行わせることができる。
本発明の第2の実施例においては、縦・横方向別々に設
定した移動比率を用いて、マウスの縦および横方向の移
動量から、カーソルの縦および横方向の移動量を求める
。この結果、縦方向の移動比率を大きく設定すれば、マ
ウスの縦方向の移動量が少量であっても、カーソルの縦
方向の移動量は大きくなる。これにより、マウスの操作
領域や利用者の手の動かし易さに適応したカーソルの制
御が可能になる。
本発明の第3の実施例においては、マウスを押す圧力を
検知して、その圧力↓こより定まる係数とマウスの移’
fAJ量とを用いて、カーソルの移動量を求める0例え
ば、マウスを強く押しながら移動すればカーソルは大き
く移動し、弱く押しながら移動すればカーソルは少しし
か移動しないようになる。この場合、逆も可能であって
、マウスを強く押すと少し移動し、弱く押すと大きく移
動するようにもできる。その結果、狭い操作面積で、任
意の1点を正確かつ簡単に指定することができる。
次に、本発明の第4の実施例においては、マウスを押す
圧力に応じて、カーソルは奥行方向に移動する。そのカ
ーソルの移動に従って、■カーソルが存在する奥行に応
じたウィンドウを表示する。
あるいは/および■上記ウィンドウにアクセス権を移動
する。あるいは/および■カーソルが存在する奥行を画
面に表示する。これにより、重なって見えないウィンド
ウを見たり、アクセスしたりできるようになるため、マ
ウスの操作性が向上する。また、マウスを押す圧力をロ
ックすることにより、カーソルの存在する奥行を固定で
きるので、マウスを一定圧力で押し続けなくても該当す
るウィンドウでの処理を簡単に行うことができる。さら
に、ウィンドウの奥行順序を並べ変えることにより、該
当するウィンドウを最前列に持ってきたり、再び元に戻
したりすることができるので、ウィンドウの入れ換えが
簡単になる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を、図面により詳細に説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例を示すカーソル制御方
式を実現するための計算機システムのブロック図である
0本実施例では、マウスが操作面から離れた直前の移動
速度に応じた移動量だけカーソルをさらに移動させるよ
うにしているので、マウスを操作面から離す操作回数を
少なくすることができ、かつ利用者の感覚に合致して制
御を行うことができる。
第1図において、11は画面上のカーソルを移動させる
マウスであって、このマウス11には、マウス11の移
動量を検知する移動量検知部12と、その移動量からマ
ウスの移動速度を求める移動速度演算部13と、マウス
が操作面から離れたことを検知する離れ検知部14とが
備えられている。15はカーソルの移動を制御する処理
部であって、この処理部15には、離れ検知部14で離
れを検知しない時に、移動量検知部12で検知した移動
量からカーソルの移動量を求める移動量演算部16と、
移動速度演算部13で求めた移動速度を記憶しておく移
動速度記憶部17と、離れ検知部14で離れたことを検
知した時に離れる直前の移動速度からカーソルの移動量
を求める板径動量演算部18と、移動量演算部16ある
いは板径動量演算部18で求めた量だけカーソルの移動
処理を行うカーソル移動部19と、これらのデータ゛の
流れを制御する制御部20とが設けられている。
第2図は、本実施例におけるカーソルの移動例を示す図
である。第2図(a)における22は表示装置であり、
カーソル21を画面中に表示している。また、第2図(
b)における23はマウスの操作領域であり、11は第
1図に示したマウスである。いま、表示装置22の画面
内の点Aにあるカーソル21を、点Bに移動させる場合
を考える0点Aと点Bが30011離れており、またマ
ウスが横方向に10a11しか移動できないものとし、
かつ移動比率が1:1であるとすれば、従来の方式では
、前述したように3回連続移動を行う必要がある。一方
、マウスの操作面から離れる直前の移動速度VをlOa
++/Sとし、それにより定まるカーソルの移動量Ωを
v”/(2a)とすれば(ここで、aは抵抗による逆方
向の加速度で、例えば10とする)、Ω=100/20
=5となって、5■だけマウスが操作面から離れている
間に移動することになる。従って、マウス1回の移動で
、カーソル21は点Aから点Cへ、さらに点Cから点り
に15am動くことになり、合計2回の移動、で点Bに
到達させることができる。
なお、本実施例では、マウスが操作面から離れた時のカ
ーソル移動量Ωを、マウスポールが重くて慣性を持つな
らばれだけ移動するだろうということを、シミュレーシ
ョンして求めているが、単に移動速度をVと同じ値にし
てもよく、また利用者が適当な値、あるいは式を設定し
てもよい。
また、実施例では特に述べていないが、カーソルの動き
は、離れた時に一瞬にしてQだけ移動してもよく、ある
いはマウスポールが重いときの動きのように、徐々にゆ
っくりと移動して、Qだけ移動して止ってもよい。
さらに、カーソルがQだけ移動している途中にマウスが
操作面に接地し、移動を始めた場合には、その時点でQ
の移動を打ち切ってもよく、あるいはQの移動を待って
、マウスの移動に従ってカーソルを移動させてもよい。
第3図は、第1図の計算機システムの動作フローチャー
トである。
先ず、マウス11は、マウスの移動量を検知しくSl)
、検知した移動量から移動速度を求め(S2)−さらに
マウスが操作面から離れたか否かを検知する(S3)。
次に、処理部15は、マウス11が操作面から離れたか
否かの情報により、カーソル21の移動処理を行う。離
れていない場合には、Slで検知した移動量に移動比率
を掛けて、カーソルの移動量を求め(S4)、離れた場
合には、S2で求めた移動速度のうち、離れる直前の移
動速度(1つ前の移動速度)からカーソルの移動量を求
める(S5)。ただし、2回以上続けて離れたことを検
知した場合には、カーソル移動量をOにする(S6)。
そして、このようにして求めた移動量だけ、カーソルを
移動する(S7)。そして、再度、元に戻りSlの処理
を行う。これを繰り返して行うのである。
なお、この例では、2回以上続けて離れたことを検知し
た場合には、カーソル移動量を0にしているが、再び移
動速度等よりカーソルの移動量を求めても差し支えない
このように、第1の実施例においては、マウスの移動速
度に応じた量だけ画面上のカーソルを移動させるので、
マウスを操作面から離して連続移動させる際に、連続移
動の回数が減り、かつ利用者の意識(例えば、まだ動か
したい意識)を先取りした操作を実現できる。また、マ
ウスの操作性を向上させることができる。
第4図は1本発明の第2の実施例を示すカーソル制御方
式を実現する計算機システムのブロック図である。
第4図において、31は表示装置であって、画面32に
は入力位置あるいはメニュー選択を行うためのカーソル
33が表示されている。34は、カーソル33を移動さ
せるためのマウスであり、このマウス34内には、マウ
スの縦および横方向の移動量を検知する移動量検知部3
5が設けられている。また、36はカーソルの移動制御
を行うカーソル移動処理部であって、この処理部36に
は、縦方向と横方向の移動比率を記録した移動比率記録
部38と、移動量検知部35で検知した移動量および移
動比率記録部38の縦、横方向の移動比率より、カーソ
ル33の縦および横方向の移動量を求める移動量演算部
39と、求められたカーソル33の移動量よりカーソル
33の位置を設定する位置設定部40と、これらの制御
を行う制御部37とが設けられ、これらの動作によりカ
ーソル33の移動処理を行う。
第5図は、第4図の計算機システムによるカーソルの移
動例を示す図である。第5図(a)の31.32は表示
装置および表示画面であり、第5図(b)の29はマウ
ス34を操作できる領域である A I 、 B / 
、 B jは、移動前および移動後のマウス34の位置
で菖る。
この例のように、横長の操作領域しかとれない場合には
、従来のように縦・横向−の移動比率(例えば、1.0
)とすると、カーソル33が点Aから点Bに移動するに
は、マウス34を点A′から点B′まで動かして浮かせ
た後、再び点A′に置き、この動きをさらに3回(つま
り、合計4回)行わなくてはならない。ここで、移動比
率を縦方向4.0.横方向1.0にして、マウスの操作
領域29に応じた設定方法をとると、カーソル33が点
Aから点Bに移動するためには、マウス34を点A′か
ら点B′に1回だけ移動させればよく、マウス34を浮
かせて移動する必要がなくなる。
なお、この実施例では、マウス34の操作領域が横長の
場合について示しているが、利用者の手の動き易さに合
った移動比率にすることも勿論可能である。一般に、利
用者の手の動きは、縦方向より横方向の方が容易である
。そこで、手の動かし易さに合わせて、例えば縦方向の
移動比率を2゜0、横方向の移動比率を1.0とすれば
、マウス34の操作性が向上する。
第6図は、第4図の計算機システムの動作フローチャー
トである。
先ず、マウス34で、マウスの縦方向・横方向の移動量
を検知する(Sl)、次に、処理部36では、検知した
縦方向の移動量に縦方向の移動比率を乗じて、カーソル
33の縦方向の移動量を求め(S2)。さらに、検知し
た横方向の移動量に横方向の移動比率を乗じて、カーソ
ル33の横方向の移動量を求める(S3)、次に、前の
ステップS2.S3でそれぞれ求めた移動量だけカーソ
ル33を移動する(S4)、終了したか否かを判断した
後、この一連の動作を繰り返して行う。
なお、この実施例では、移動比率は固定のものと仮定し
ているが、利用者が会話型でその都度設定することも可
能である。また、その際に、利用者がマウス34の操作
領域の縦・横の長さを入力することにより、システムが
入力された情報に基づいて、マウス34を浮かさなくて
も操作可能な移動比率を自動的に設定するようにもでき
る。
さらに、利用者の要求に応じて、設定しである移動比率
を画面に表示することも可能である。
このように、第2の実施例においては、マウスの移動量
に対して、縦・横それぞれに設定した移動比率を用いて
、カーソルの縦・横方向の移動量を求めているので、マ
ウスの操作領域が縦長、あるいは横長の場合に、横方向
の移動比率あるいは縦方向の移動比率を大きく設定すれ
ば、マウスを何度も浮かせて移動する必要がなくなり、
縦方向あるいは横方向にしか十分な移動領域がとれない
場合のマウスの操作が簡単となる。また、利用者の縦・
横の手の動き易さに応じて、縦あるいは横方向の移動比
率を設定すれば、利用者の手の動き易さに合ったカーソ
ルの移動が実現できる。
第7図は、本発明の第3の実施例を示すカーソル制御方
式を実現するための計算機システムのブロック図である
。第3の実施例においては、マウスを押す圧力を用いる
ことによりカーソルを制御しており、利用者はマウスか
ら手を離したり、マウスボタンを押す等の煩わしい操作
をすることなく、マウスを持ち続けたままで、簡単にか
つ細かくカーソルの移動量が調節できる。
第7図において、41は画面にカーソルを表示する表示
装置である。また、42はカーソルを移動させるための
マウスであって、このマウス42内には、マウスの移動
量を検知する移動量検知部43と、マウスを押す圧力を
検知する圧力検知部44が設けられる。45はカーソル
の移動処理を行うカーソル移動処理部であって、この移
動処理部45内には、検知した圧力により定まる圧力係
数を記憶する圧力係数テーブル46と、検知した移動量
および圧力係数テーブル46の圧力係数より、カーソル
の移動量を求める移動量演算部47と、このようにして
求めたカーソルの移動量に応じて画面のカーソルの位置
を設定するカーソル位置設定部48と、マウス42から
のデータを処理し、表示装置41に渡すまでの制御を行
う制御部49とが設けられる。
第8図(a)は、第7図の計算機システムにおけるマウ
スの圧力検知例を示す図である。ここで、51はマウス
の移動に応じて回転するマウスボールである。この例で
は、マウス本体を下部52と上部53に分けている。ま
た、54は板バネであって、マウスを押す力により板バ
ネ54が曲がり、その板バネ54の先端部Aのマウス本
体下部52からの距離により、マウスの圧力を検知する
。従って、マウスを押す圧力により、マウス本体上部5
3は、上下することになる。なお、板バネ54は、2枚
あっても、4枚あってもよい。
第8図(b)は、マウスの圧力検知の他の実施例を示す
図である。ここでは、マウスの接地部分に圧電ゴム55
を用いて圧力を検知する例を示している。マウスを押す
圧力により、マウスは上下に伸び縮みすることはない。
51はマウスポールである。
第8図では、圧力を検知する手段として、Fiバネ54
、あるいは圧電ゴム55を用いているが、2  その他
にも圧力センサやコイルバネ等の電気信号を得られるも
のであれば、いかなるものでも用いることができる。
第9図は、第7図における圧力係数テーブルの例を示す
図である。この例では、圧力が大きいほど圧力係数を大
きい値にしているが、利用者の使い易さに応じて逆に設
定しても差し支えない。さらに、利用者がマウスの操作
領域を入力することによって、その大きさに応じてマウ
スを浮かせることなく領域内で操作できるように、圧力
係数を設定するようにしてもよい。
第10図は、第9図の設定テーブルを用いて実施された
カーソルの移動例の図である。41は表示装置、42は
マウス、50はカーソル、A、B。
C,A’ 、B’ 、C’はそれぞれマウス42とカー
ソル50の位置を表わしている。
カーソル50を点A′から点C′に正確に移動するには
、先ず点Aにあるマウスを強く押しながら点Bに動かす
、圧力1500〜2000g/aaの場合、マウスの移
動量に圧力係数3.2を掛けたものがカーソルの移動量
となり、カーソル50は点A′から点B′に移動する。
次に、マウスを弱く押しながら点Bから点Cに動かす。
圧力100〜300g/a&の場合、マウスの移動量に
圧力係数0.2を掛けたものがカーソルの移動量となり
、カーソル5oは点B′から点C′に移動する。
このようにして、圧力で移動量を調節するようにしてい
るので、比較的小さなマウスの移動により1点を正確に
指定することができる。なお、実施例では、圧力の強い
方から弱い方に急に変化させているが、徐々に弱くして
いって、正確に1点に合わせることもできる。 第11
図は、第7図の計算機システムの動作フローチャートで
ある。
先ず、マウス42では、マウスの移動量を検知しくSl
)、次にマウスを押す圧力を検知する(S2)、処理部
45では、検知した圧力より圧力係数を求め(83)、
検知したマウスの移動量と求めた圧力係数を掛けて、カ
ーソルの移動量を求める(S4)。次に、求めたカーソ
ルの移動量だけ、カーソルを移動させる(S5)、終了
したならば、再びSlに戻って最初から処理を繰り返す
なお、この実施例においては、カーソルの移動量を、マ
ウスの移動量と圧力係数を掛けることにより求めている
が、加えてもよく、割ったり、指数関数を用いてもよい
このように、第3の実施例においては、マウスを持った
ままの状態で、マウスの移動量に対するカーソルの移動
量を簡単に調節することができるので、例えば、マウス
移動量に圧力に比例した係数を掛けることにより、カー
ソルの移動量を求めるようにすれば、マウスの操作性は
向上する。すなわち、画面上の1点を指定するときには
、所定点の近くまで強く押しながらマウスを移動させて
カーソルを大きい距離だけ移動させ、その後、押す力を
弱くしてマウスを移動させ、カーソルを少しずつ移動さ
せることによって、マウスを狭い場所で移動させるだけ
で、任意の1点を正確かつ簡単に指定することができる
第12図は、本発明の第4の実施例を示すカーソル制御
方式を実現するための計算機システムのブロック図であ
る。第4の実施例では、マウスを押す圧力を検知するこ
とにより、従来は、画面上の2次元でしか移動できなか
ったカーソルを、視的に3次元に移動可能とし、重なっ
て見えないウィンドウを、利用者にわかり易い方法、つ
まりマウスを押す圧力を調節することにより、これを見
ることができ、かつこれにアクセスできるようにしてい
る。
第12図において、71はカーソルを表示する表示装置
である。また、72はカーソルを移動させるためのマウ
スであって、このマウス72内には、マウスの縦・横方
向の移動量を検知する移動量検知部73と、マウスを押
す圧力を検知する圧力検知部74とが設けられる。75
はカーソル移動処理部であって、この処理部75には、
圧力とカーソルの奥行との関係を記憶する圧力奥行テー
プル76と、移動量検知部73により検知した移動量よ
りカーソルの縦・横方向(x+y座標)、圧力検知部7
4で検知した圧力および圧力奥行テーブル76よりカー
ソルの奥行方向(2座標)の位置を求めるカーソル制御
部77と、各ウィンドウの平面位置および奥行を記憶す
るウィンドウテーブル78と、カーソル制御部77で求
めたカーソルの位置およびウィンドウテーブル78によ
り選択されたウィンドウを表示するウィンドウ表示制御
部79と、そのウィンドウにアクセス権を与えるアクセ
ス権制御部80と、マウス72からの情報を処理し、表
示装置71に渡すまでの制御を行う制御部81とが設け
られる。
なお、カーソルの3次元制御を行うマウスの圧力検知方
法は、第3の実施例で示した第8図(a)(b)の構造
をそのまま使用することができる。
すなわち、仮バネ54、あるいは圧電ゴム55を用いて
抑圧力を検知することができるが、その他の圧力センサ
やコイルバネを用いても勿論差し支えない。
第13図(a)は、第12図における圧力奥行テーブル
の例を示す図である。このテーブルに示すように、検知
した圧力に応じて、奥行が段階的に定まっている。従っ
て、利用者は奥行の深い場所のウィンドウを参照したい
ときにはマウスを押す圧力を強くし、浅い場所のウィン
ドウを参照したいときには押す圧力を弱くすればよい。
なお、このテーブルはシステムに固定のものとしている
が、利用者が使い易さに応じて設定してもよく、また最
低圧力と最高圧力を利用者あるいはシステムが決めれば
、システムが重なり合っているウィンドウの数より自動
的に割り振って、テーブルを作成してもよい。
第13図(b)は、第12図におけるウィンドウテーブ
ルの例を示す図である。この例では、最も浅い所にある
ウィンドウを奥行Oとし、深くなるに従って値が増加し
ていくようになっているが。
逆に設定することもできる。なお、この例では、ウィン
ドウの奥行位置を一定値としているが、a≦2≦bとい
うように幅を持たせることもできる。
例えば、カーソルが(100,200,O)の点にある
時(ウィンドウAと同じ奥行)、圧力500g/cdで
マウスを押下すると、圧力奥行テーブルを参照すること
により奥行「2」を得て、カーソルは奥行方向(z軸方
向)に2だけ移動し、(100,200,2)となって
、ウィンドウCと同じ奥行に存在することになる。
第14図は、第13図(a)(b)テーブルを用いたカ
ーソルの移動、およびつ4ンドウの表示例を示す図であ
る。第14図(a)に示すように、カーソル91が点A
 (100,200,O)にある時(まだ、特にマウス
を押下していない時)、圧力200〜400g/aaで
マウスを押せば、第13図(a)の圧力奥行テーブルを
参照することにより、奥行[rljを得るので、カーソ
ルは点A′(100,200,1)に移動する(第14
図(b)参照)0次に、第13図(b)のウィンドウテ
ーブルを参照することにより、ウィンドウBを得るので
、ウィンドウBが表示され、アクセス権が移る。
さらに、強くマウスを押すと(圧力400〜600g/
a&)、同じようにしてカーソルはA′(100,20
0,2)に移動し、ウィンドウCが表示さ九て、アクセ
ス権も移動する(第14図(c)参照)。
このようにして、マウスを押すことにより、カーソル9
1は奥行方向に移動し、深い位置にあったウィンドウに
アクセスすることが可能になる。
実施例では、カーソルの存在する奥行のウィンドウを表
示し、かつそのウィンドウにアクセス権を与えているが
、表示とアクセス権を別個に制御してもよい、すなわち
、テーブルを参照することにより、単に表示するだけと
し、アクセス権の移動は他の方法1例えばマウスボタン
の押下、マウスの接地面からの離れ、あるいはその奥行
での一定時間の経過等を検出することにより、改めて行
ってもよい、また、押す度ごとに、順々に奥のウィンド
ウが表示される方式は、画面の制御も面倒であり、かつ
利用者にも見にくいのであれば、表示もアクセス権の移
動も行わずに、次のようにしてもよい、すなわち、通常
はカーソルの存在する奥行をカーソルの形、色、傾斜等
を変化させて表示したり1画面の一部に(現在の奥行/
最大の奥行)等の形で表示することにより、利用者にカ
ーソルの奥行を示し、該当するウィンドウの表示やアク
セス権の移動は別の方法(例えば、マウスボタンの押下
や、一定時間の経過等)により、改めて行ってもよい。
第15図は、第12図の計算機システムの動作フローチ
ャートである。
先ず、マウス72では、マウスの縦・横方向の移動量を
検知しくSl)、マウスを押す力を検知する(S2)。
次に、処理部75では、検知した移動量よりカーソルの
XpV座標を求め(S3)、また検知した圧力と圧力奥
行テーブルよりカーソルの2座標を求める(S4)。次
に、カーソルの位置(X y yt Z座標)とウィン
ドウテーブルより該当するウィンドウを求め(35)、
そのウィンドウを表示しく86)、さらにそのウィンド
ウにアクセス権を移動する(37)。
なお、この実施例では、マウスを押下する圧力をロック
することについては言及していないが、圧力は押し続け
ていなければ、必ず圧力Oとなって元に戻るので、奥に
存在するウィンドウにアクセス権が移り、そのウィンド
ウで何か作業をする際には、マウスを一定の圧力で押し
続けながら行う必要がある。そこで、マウスの側面を押
すか、あるいはマウスボタンを押すか、あるいはマウス
を浮かす等の動作を検知することにより、マウスを押す
圧力をロックして、カーソルの奥行を固定し、マウスを
押し続けなくても該当するウィンドウにアクセス権を保
持させるようにする。その場合、再度、マウスの側面を
押すか、あるいはマウスボタンを押すか、あるいはマウ
スを浮かす等の手段により、ロックを解除した際には(
マウスを押していなければ)、カーソルは奥行0に戻る
が、ある圧力で押していれば、それに対応する奥行に移
動する。なお、ロックした時点の奥行から一旦奥行0に
戻らずに、さらに奥に行ったり、少し前に戻ったりした
い場合がある。しかし、ロックした時点の圧力がわから
ずに、上記調整ができないならば、ロック時に、マウス
を押す圧力とロック時の圧力の双方を画面に表示するか
、あるいはロック時と同じ圧力で押せば、音等により知
らせる手段を設けて、それにより圧力を調整しながらロ
ックを解除すれば、ロック時の奥行から移動することも
可能である。
また、ウィンドウの奥行順序の変更についても、実施例
では述べていないが、ウィンドウの奥行順序の変更例に
ついては、次の第16図で説明する。
第16図は、ウィンドウの奥行順序の変更例を示す図で
ある。
第13図(a)の圧力奥行テーブルと、第13図(b)
のウィンドウテーブルを用いて、カーソルの移動を行っ
た場合の画面を左側に、ウィンドウの奥行順序を右側に
、それぞれ示している。
マウスを押していない時、第16図(、)に示すように
、カーソルは座標点A (100,200゜0)にあり
、ウィンドウAが表示されている。その時のウィンドウ
の奥行順序は、前面よりA、B。
C,Dの順序で重なっている。次に、マウスを圧力40
0〜600 g/aJテ押下すルト、第13図(a)の
圧力奥行テーブルを参照することにより。
奥行2を得るので、第16図(b)に示すように。
カー’/)L/は点Aから点A’  (100,200
,2)に移動し、第13図(b)のウィンドウテーブル
を参照することにより、ウィンドウCを得るので。
ウィンドウCが画面に表示される。この時のウィンドウ
の奥行順序は、前と変わらず、前面よりA。
B、C,Dの順序で重なっているが、画面にはウィンド
ウCが最前面に表示されるので、その後にはウィンドウ
Dが重なっているだけである。
ここで、アクセス権を移動するために、例えばマウスボ
タンの押下、あるいはマウス側面の押下等を検出すると
、アクセス権がウィンドウAからウィンドウCに移る。
第16図(C)に示すように、アクセス権の移動により
ウィンドウテーブルの奥行順序が変更され、例えばウィ
ンドウCが奥行Oに、ウィンドウAが奥行1に、ウィン
ドウBが奥行2に、ウィンドウDが奥行3に、それぞれ
登録される。ここでは、該当ウィンドウを最前面にして
、後を順次1つずつ奥に移しているが、単に該当ウィン
ドウを最前面のウィンドウと入れ換えるだけでもよい。
なお、実施例では1重なり合ったウィンドウを表示する
ために、カーソルの奥行方向の移動を行っているが、3
次元グラフィックスにも本方式を利用することができる
。以下、3次元グラフィックスでの適用例を説明する。
第17図は、本発明を3次元グラフィックスに適用させ
た場合の例を示す図である。ここでは、マウスは、カー
ソルの位置を決める代りに、3次元グラフィックスにお
ける視点の位置を決めている。第17図(a)は197
9年を最前面にした棒グラフであり、吹竿の1980年
の棒グラフも見ることができる。最前面の棒グラフのみ
は頂点相互間が線で結ばれている。第17図(b)は1
980年を最前面にした棒グラフであり、吹竿の198
1年の棒グラフも見ることができる。
いま、X軸方向には製品別、Z軸方向には年次別、y軸
方向には製品別年次別の売上高をとった3次元のビジネ
スグラフが表示されているものとする。
第17図(a)において、ある圧力でマウスを押下する
と、その圧力に対応してZ軸方向の値が決まり(すなわ
ち、何年かのデータが決まり)、画面には、第17図(
b)に示すように、次の年(1980年)の製品別の売
上高が前面に表示される。この例では、再び3次元で表
示しているが、マウス押下により画面が変更されたとき
には、2次元でその年のデータのみを表示してもよい。
この実施例においては、マウスを押す圧力を検知するこ
とに上り、力、−ツルの奥行方向の移動を制御し、重な
り合って見えないウィンドウを見たり、アクセスしたり
できるので、重なり合って見えないウィンドウへの指定
がマウス移動等の煩わしい操作なしに可能となる。そし
て、マウスを押すと、カーソルが奥行方向に移動するこ
とにより、利用者の直観に合致した操作方法が実現でき
、操作性の向上を図ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、(1)マウスポ
ールを重くせずに、マウスを何回も操作面から離すこと
なく、カーソルを移動させることができるので、操作性
が格段に向上する。(2)また、縦あるいは横方向に十
分な操作領域がとれない場合にも、操作が容易で、利用
者の手の動き易さに応じたカーソル制御を行うことがで
きる。
(3)また、マウスの押圧力に応じた係数を乗じて、カ
ーソルの移動量を決めるので、小さな操作面積でも、画
面の任意の1点を正確かつ容易に指定することができる
。(4)さらに、マウスの押圧力により、カーソルの奥
行方向への移動を制御゛できるので、利用者の直観に合
致した方法で、重なり合って見えないウィンドウを見た
り、アクセスしたりすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示すカーソル制御方式
を実現する計算機システムのブロック図。 第2図は第1図におけるカーソルの移動例を示す図、第
3図は第1図の計算機システムの動作フローチャート、
第4図は本発明の第2の実施例を示すカーソル制御方式
を実現する計算機システムのブロック図、第5図は第4
図におけるカーソルの移動例を示す図、第6図は第4図
の計算機システムの動作フローチャート、第7図は本発
明の第3の実施例を示すカーソル制御方式を実現する計
算機システムのブロック図、第8図は第7図における圧
力検知部の具体的構造図、第9図は第7図における圧力
係数テーブルの一例を示す図、第10図は第3実施例に
おけるカーソルの移動例を示す図、第11図は第7図の
計算機システムの動作フローチャート、第12図は本発
明の第4の実施例を示すカーソル制御方式を実現する計
算機システムのブロック図、第13図は第12図におけ
る圧力奥行テーブルおよびウィンドウテーブルの一例を
示す図、第14図は第4実施例におけるカーソルの移動
とウィンドウの表示例を示す図、第15図は第12図の
計算機システムの動作フローチャート、第16図はウィ
ンドウの奥行順序の変更例を示す図、第17図は第4実
施例を3次元グラフィックスに適用した例を示す図であ
る。 11:マウス、12:移動量検知部、13:移動速度演
算部、14:離れ検知部、15:カーソル移動処理部、
16:移動量演算部、17:移動速度記憶部、18:板
径動量演算部、19:力一ソル移動部、20:制御部、
21:カーソル、22:表示装置、23:操作領域、2
9:マウス操作領域、31:表示装置、32:画面、3
3:カーソル、34:マウス、35:移動検知部、36
二力−ソル移動処理部、37:制御部、38:移動比率
記録部、39:移動量演算部、40:移動位置設定部、
41:表示装置、42:マウス、43:移動量検知部、
44:圧力検知部、45′:カーソル移動処理部、46
:圧力係数テーブル、47:移動量演算部、48:カー
ソル位置設定部、49:制御部、50:カーソル、51
:マウスポール、52:マウス本体下部、53:マウス
本体上部、54:板バネ、55:圧電ゴム、71:表示
装置、72:マウス、73:移動量検知部、74:圧力
検知部、75:処理部、76:圧力奥行テーブル、77
:カーソル制御部、78:ウィンドウテーブル、79:
ウィンドウ表示制御部、80:アクセス権制御部、81
:制御部、91:カーソル。 代献林士小用勝男(二l;・) 第2目 マウス     第3図 第夕目 腫方f1乃動時ニア0 第2図 第7図 第70図 第 72区 7z        7ざ 第73図 第7タの くマヤ人〉 箋ら ノ乙 目 ↓ p−ソルオや駕力(o−z) 第77目

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、カーソルを画面上に表示する表示手段と、該カーソ
    ルの移動を指示するマウスを備えた計算機システムにお
    いて、該マウスの縦および横方向の移動量を検知する手
    段と、該マウスが操作面から離れたことを検知する手段
    と、該検知手段の検知出力を用いて、該出力受信時の直
    前のマウスの移動速度を求める手段を設け、該移動速度
    に応じた量だけ、該マウスが操作面から離れている間も
    、上記カーソルを移動させることを特徴とするカーソル
    制御方式。 2、カーソルを画面上に表示する表示手段と、該カーソ
    ルの移動を指示するマウスを備えた計算機システムにお
    いて、該マウスの縦および横方向の移動量を検知する手
    段と、該マウスの移動量に対して、上記表示手段の画面
    上のカーソルの移動比率を縦・横別個に設定して記憶す
    る手段を設け、上記移動量検知手段により検知されたマ
    ウスの縦および横方向の移動量に、上記記憶手段に記憶
    された縦・横方向別の移動比率を乗じて、上記カーソル
    の移動量を求め、画面上のカーソルを移動させることを
    特徴とするカーソル制御方式。 3、カーソルを画面上に表示する表示手段と、該カーソ
    ルの移動を指示するマウスを備えた計算機システムにお
    いて、該マウスの縦および横方向の移動量を検知する手
    段と、該マウスを押下する圧力を検知する手段を設け、
    該圧力検知手段の出力を用いて、上記カーソルの移動を
    制御することを特徴とするカーソル制御方式。 4、特許請求の範囲第3項記載のカーソル制御方式にお
    いて、マウスの移動量検知手段の出力と、マウスの押下
    圧力検知手段の出力とから、表示手段の画面上のカーソ
    ルの移動量を算出することを特徴とするカーソル制御方
    式。 5、特許請求の範囲第3項記載のカーソル制御方式にお
    いて、マウスの移動量検知手段の出力から、表示手段の
    画面上のカーソルの移動量を求め、かつマウスの押下圧
    力検知手段の出力から、該表示手段の画面上をカーソル
    が移動した後の奥行方向の位置をマウス押圧力に応じて
    決定することを特徴とするカーソル制御方式。
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