JPS63279996A - 携帯救命浮袋 - Google Patents

携帯救命浮袋

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JPS63279996A
JPS63279996A JP62113856A JP11385687A JPS63279996A JP S63279996 A JPS63279996 A JP S63279996A JP 62113856 A JP62113856 A JP 62113856A JP 11385687 A JP11385687 A JP 11385687A JP S63279996 A JPS63279996 A JP S63279996A
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JP
Japan
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water
cylinder
bladder
gas
spring
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JP62113856A
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Satoshi Kubo
久保 聰
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■)・・・産業上の利用分野 本発明は、ポケットやハンドバンク等に入れて携帯でき
る程に小形、軽量な上に安価であり、また、単に水中に
投入するだけで即座に救命浮袋が形成されるようにした
ことを特徴とする、携帯救命浮袋に係るものである。
■)・・・従来の課題 従来、救命用の浮袋、浮輪、胴衣、ボート等において、
圧縮気体、液化気体等を充填密封したボンベ(例、液化
炭酸ガスボンベ)を備え、緊急使用時に何らかの操作を
行ってボンベの封を破ると、気体が噴出して浮袋等を膨
らませ形成するようにしたものが種々存在するが、何れ
も、構造が複雑で高価である上に、気軽に携帯するには
外形、重量が大きすぎるものがほとんどであり、また、
使用操作も訓練を要するようなものが多く、更に、緊急
使用時に気体を充填して浮袋等に形成するタイミングが
とりに(い等の難点があった。従って、小形、軽量、安
価で、例えば、子供連れの行楽時等に、気軽にポケット
やハンドバック等に入れて携帯でき、しかも、使用時に
は何ら面倒な操作なしに、何人にも簡単に使用し得るよ
うな救命浮袋の開発が要望されてきたものである。
■)・・・本発明の構成 本発明は、上記従来の課題を解決して、小形、軽量、安
価で、手軽に携帯でき、しかも、緊急使用時には、ただ
単に水中に投入するだけで、即座に救命浮袋が形成され
る、極めて有効な携帯救命浮袋を発明したものである。
(1)・・・即ち、本発明は、 液化気体等を充填したボンベの封を適宜手段で破ると、
噴出気体が適宜の浮袋等に急速充填されるように構成さ
れた救命浮袋等において、ボンベの封を破るための突子
、ハンマーと、該ハンマーを弾発力で移動するためのば
ねを備え、該ばねの蓄力状態を通水溶性ホルダーで保持
したことを特徴とする、携帯救命浮袋である。
(2)・・・次に、本発明の実施例構成を図面につき説
明すると、 適宜の浮袋1に連通接続した気室2内にボンベ3を設置
し、該ボンベ3の封と相対して突子4a、ハンマー4b
(両者は同体または図示の如く個別に設ける。)及びば
ね5を設置し、ハンマー4bと気室2等の不動位置間に
結着した通水溶性ホルダー6によって、ばね5を蓄力(
圧縮)状態に保持して、携帯救命浮輪を構成したもので
ある。
(3)・・・ボンベ3は、圧縮気体、液化気体等を小形
金属製容器に充填したもの、例えば、市販の液化炭酸ガ
スボンベ等を用いる。
(4)・・・浮袋1の構造、形状、素材等は任意である
が、例えば、図示のように、薄プラスチックチューブ製
のドーナ・り形の浮輪に形成し、不使用時は、例えば、
図示のように、円筒形気室2の周囲に折畳むなど、携帯
に適する状態に形成しておく。
(5)・・・通水溶性ホルダー6は、不使用時(乾燥し
ている時)には引張り強度、破断強度等を保有して、ば
ね5の蓄力(圧縮)状態を安全に保持するが、一旦、水
に濡れると即座に溶断するような素材、例えば、祇(例
、新聞紙、トイレットペーパーのような性質の紙)、不
織布、水溶性プラスチック等をもって、紐、帯、シート
、阪若しくは筒状(図示例)等に形成したものである。
(6)・・・通水溶性ホルダー6を、例えば、図示のよ
うに、ハンマー4bと気室2の一部間に結着し、その間
にばね5を蓄力(圧縮)状態に保持する。
(7)・・・また、通水溶性ホルダー6は、不用意に濡
れたり、湿ったりすると、不時に破断して、誤操作を生
じる恐れがあるため、例えば、図示のように、キャップ
7または適宜のカバーで被覆しておくと都合がよい。
(8)・・・8は、折畳んだ浮袋1を束ねたカバーであ
り、9はカバー8の合せ目をシールした通水溶性シール
である。
(9)・・・而して、本発明携帯救命浮袋は、携帯に通
するように小形、軽量に構成するものであり、図示例の
場合、直径3〜4値、長さ10〜15(位で、重量20
0〜300g位とし、また、浮袋(浮輪)の膨んだ大き
さを直径60C11位と゛した。
■)・・・作用 本発明携帯救命浮袋(第1図、第2図、第3図(イ))
を、海水浴、釣り等の行楽時やその他の折に、ポケット
、ハンドバンク等に入れて手軽に携帯する。
使用時は、そのまま(キャップ7があるときはそれを外
して、第3図(ロ))、水中に投入する、例えば、溺れ
ている人の近くに投げてやると、遣水溶性ホルダー6が
水に濡れて即時に溶断し、ばね5が弾発してハンマー4
bを前進し、突子4aがボンベ3の封を破り、気体が噴
出して浮袋1を膨らませ、救命浮袋が形成されるもので
ある。(第3図、(ハ)、(ニ)、第4図) なお、折畳んだ浮袋lをカバー8で覆っている場合も、
その遣水溶性シール9が、水に濡れた途端に溶断するの
で、全く問題ない。
■)・・・効果 (1)・・・本発明携帯救命浮袋は、水中に投入するだ
けで、その遣水溶性ホルダー(及び遣水溶性シール)が
溶断して、ボンベの気体が噴出し、即時に救命浮袋が形
成されるので、特に、使用時に何らの操作を必要とせず
、ただ単に、水中に投入するだけで済む、秀れた特長が
ある。
(2)・・・浮袋を膨らませてから投入するのではなく
、携帯時の形状のままで投入できるので、例えば、溺れ
た人の近くなどに正確に投入し得る利点がある。
(3)・・・ボンベ、突子、ハンマー、ばね及び、折畳
んだ浮袋などで構成したものであるから、小形、軽量で
しかも安価に製造し得て、特に、行楽その他の際の携帯
用として最適なものを提供し得る。
(4)・・・また、救命用として緊急時に使用する他、
通常の遊戯等用としても使用できる。ボンベ、遣水溶性
ホルダー等を交換自在とすれば、繰り返しの使用も可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明携帯救命浮袋の実施例構成を示す断面図
、第2図は全体の斜視図、第3図の(イ)、(ロ)、(
ハ)、(ニ)は作用順を示す説明図で、(イ)は常態の
図、(ロ)は使用時にキャンプを外した図、(ハ)は水
中に投入し遣水溶性ホルダー(遣水溶性シール)が溶断
し、ばねが弾発してハンマーが前進し、突子がボンベの
封を破った図、(ニ)はボンベの気体が噴出して浮袋を
膨らました図、第4図は浮袋が膨らんで救命浮袋が形成
された斜視図である。 符号 1・・・浮袋(浮輪)、2・・・気室、3・・・ボンベ
、4a・・・突子、4b・・・ハンマー、5・・・ばね
、6・・・遣水溶性ホルダー、7・・・キャンプ、8・
・・カバー、9・・・遣水溶性シール。 第3図 1、事件の表示 昭和62年特許願第113856号 2、発明の名称   携帯救命浮袋 4、代理人〒105 住 所 東京都港区虎ノ門1−9−2 虎ノ門東和ビル5階     ′ 氏 名 (7000)弁理士 川 崎 隆 夫、゛ゴ5
、補正命令の日付  自 発 6、補正により増加する発明の数 0 7、補正の対象  明細書全部、図面全部。 8、補正の内容  別紙の通り。 明    細    書 13発明の名称 携帯救命浮袋 2、特許請求の範囲 (1)、適宜の浮袋等と、液化気体等を充填したボンベ
を備え、該ボンベの封を適宜手段で破って、ボンベの気
体を浮袋等に急速充填するようにした救命浮袋等におい
て、 液化気体等を充填したボンベの封を破るニードルと、ボ
ンベの気体の浮袋等への送給を制御する適宜のトリガー
機構と、該トリガー機構を制動支持する速水溶性ホルダ
ーを備え、該遣水溶性ホルダーの溶断により制動を解か
れたトリガー機構の作動によって、ニードルがボンベの
封を破って気体を浮袋等に送給充填するか、若しくは、
前もってニードルが封を破っであるボンベの気体を浮袋
等に送給充填するようにしたことを特徴とする、 携帯救命浮袋。 (2)、ボンベの封を破るためのニードルと、トリガー
機構即ち、ハンマーとばねからなるトリガー機構と、該
トリガー機構のばねを圧縮状態に制動支持した遣水溶性
ホルダーを備えた、特許請求の範囲第1項記載の携帯救
命浮袋。 (3)、ボンベの封を前もって破って噴出した気体を一
時貯溜するチャンバーの一例に、トリガー機構即ち、浮
袋等に気体を送給するバイパスを備えた弁孔を穿設し、
該弁孔を上下摺動自在なトリガーパルブロンドで検討し
、該トリガーパルブロンドの検討状態を遣水溶性ホルダ
ーで制動支持してなるトリガー機構を備えた、特許請求
の範囲第1項記載の携帯救命浮袋。 (4)、ボンベの封を破るニードルと、トリガー機構即
ち、ニードルを直進開封させるプランジャと中継チップ
、該ニードルの直進開封状態を保持するプランジャスプ
リング、前記中継チップと直角に設置しその連係孔に中
継チップを緩挿したトリガープレート、該トリガープレ
ートを上方に付勢するばね、そして該ばねの圧縮状態を
制動支持する遣水溶性ホルダーからなるトリガー機構を
備えた、 特許請求の範囲第1項記載の携帯救命浮袋。 (5)、浮袋の構造、形状、素材等は任意であるが、例
えば、薄プラスチックチューブ製のドーナツ形の浮輪に
形成し、不使用時は円筒形気室の周囲等に折畳んだもの
である、 特許請求の範囲第1項記載の携帯救命浮袋。 (6)、遣水溶性ホルダーは、紐、帯、シート、板、筒
状等に形成し、不使用時は引張り、破断等に対する強度
を保有するが、水に濡れると即時に溶断する素材、例え
ば、紙、不織布、水溶性プラスチック等で製したもので
ある、特許請求の範囲第1項記載の携帯救命浮袋。 3、発明の詳細な説明 !)・・・産業上の利用分野 本発明は、ポケットやハンドバンク等に入れて携帯でき
る程に小形、軽量な上に安価であり、また、単に水中に
投入するだけで即座に救命浮袋が形成されるようにした
ことを特徴とする、携帯救命浮袋に係るものである。 i)・・・従来の課題 従来、救命用の浮袋、浮輪、胴衣、ボート等において、
圧縮気体、液化気体等を充填密封したボンベ(例、液化
炭酸ガスボンベ)を備え、緊急使用時に何らかの操作を
行ってボンベの封を破ると、気体が噴出して浮袋等を膨
らませ形成するようにしたものが種々存在するが、何れ
も、構造が複雑で高価である上に、気軽に携帯するには
外形、重量が大きすぎるものがほとんどであり、また、
使用操作も訓練を要するようなものが多く、更に、緊急
使用時に気体を充填して浮袋等に形成するタイミングが
とりにくい等の難点があった。従って、小形、軽量、安
価で、例えば、子供連れの行楽時等に、気軽にポケット
やハンドバック等に入れて携帯でき、しかも、使用時に
は何ら面倒な操作なしに、何人にも簡単に使用し得るよ
うな救命浮袋の開発が要望されてきたものである。 ■)・・・本発明の構成 本発明は、上記従来の課題を解決して、小形、軽量、安
価で、手軽に携帯でき、しかも、緊急使用時に水中に投
入するだけで、即座に救命浮袋が形成される、極めて有
効な携帯救命浮袋を発明したものである。 即ち、本発明は、 (1)・・・適宜き浮袋等と、液化気体等を充填したボ
ンベを備え、該ボンベの封を適宜手段で破って、ボンベ
の気体を浮袋等に急速充填するようにした救命浮袋等に
おいて、 液化気体等を充填したボンベの封を破るニードルと、ボ
ンベの気体の浮袋等への送給を制御する適宜のトリガー
機構と、該トリガー機構を制動支持する通水溶性ホルダ
ーを備え、該通水溶性ホルダーの溶断により制動を解か
れたトリガー機構の作動によって、ニードルがボンベの
封を破って気体を浮袋等に送給充填するか、若しくは、
前もってニードルが封を破っであるボンベの気体を浮袋
等に送給充填するようにしたことを特徴とする、携帯救
命浮袋である。 (2)・・・次に、本発明の実施例構成を図面(第1図
乃至第6図)につき説明すると、 適宜の浮袋1等と、液化気体等を充填したボンベ3を備
え、該ボンベ3の封を適宜手段で破って、ボンベ3の気
体を浮袋1等に急速充填するようにした救命浮袋等りこ
おいて、 液化気体等を充填したボンベ3の封を破るニードル4a
と、ボンベ3の気体の浮袋1等への送給を制御する適宜
のトリガー機構Aと、該トリガー機構Aを制動支持する
通水溶性ホルダー6を備え、 該通水溶性ホルダー6の溶断により制動を解かれたトリ
ガー機構Aの作動によって、ニードル4aがボンベ3の
封を破って気体を浮袋1等に送給充填するか、若しくは
、前もってニードル4aが封を破っであるボンベ3の気
体を浮袋1等に送給充填するようにしたものである。 (3)・・・即ち、第1〜4図示の実施例は、ボンベ3
の封を破るためのニードル4aと、トリガー機構A即ち
、ハンマー4bとばね5からなるトリガー機構Aと、該
トリガー機構Aのばね5を圧縮状態に制動支持した通水
溶性ホルダー6を備え、 通水溶性ホルダー6の浸水溶断によって、トリガー機構
Aのばね5が制動を解かれて弾発し、ハンマー4bがニ
ードル4aを叩き、該ニードル4aがボンベ3の封を破
って、その気体が気室2等を経て浮袋1等へ送給充填さ
れるように設けたものである。 (4)・・・また、第5図示の実施例は、ボンベ3の封
を前もって破って噴出した気体を一時貯溜するチャンバ
ー10の一側に、トリガー機構A即ち、浮袋1等に気体
を送給するバイパス11を備えた弁孔12を穿設し、該
弁孔12を上下摺動自在なトリガーバルブロッド13で
検討し、該トリガーバルブロッド13の検討状態を通水
溶性ホルダー6で制動支持してなるトリガー機構へを備
え、 通水溶性ホルダー6の浸水溶断によって、トリガー機構
Aのトリガーバルブロッド13が、予じめ噴出貯溜され
ているボンベ3の気圧で摺動下降し、よって;チャンバ
ー1oと井孔12のバイパス11が連通状態となって気
体が浮袋lへ送給充填されるように設けたものである。 (5)・・・更に、第6図示の実施例は、ボンベ3の封
を破るニードル4aと、トリガー機構A即ち、ニードル
4aを直進開封させるプランジ中15と中継チップ16
、該ニードル4aの直進開封状態を保持するプランジャ
スプリング17、前記中継チップ16と直角に設置しそ
の連係孔18に中継チップ16を緩挿したトリガープレ
ート19、該トリガープレート19を上方に付勢するば
ね20、そして該ばね20の圧縮状態を制動支持する通
水溶性ホルダー6からなるトリガー機構Aを備え、 通水溶性ホルダー6の浸水溶断によって、トリガー機構
Aのトリガープレート19がばね20の弾発力で上昇し
、その連係孔18に緩挿されている中継チップ16を転
位し、よって、ニードル4aのプランジャスプリング1
7による保持が解かれて、ニードル4bが後退し、ボン
ベ3の気体が気室2、送気孔14を経て浮袋1等へ送給
充填されるものである。 (6)・・・なお、ボンベ3は、圧縮気体、液化気体等
を小形金属製容器に充填したもの、例えば、市販の液化
炭酸ガスボンベ等を用いる。 (7)・・・浮袋1の構造、形状、素材等は任意である
が、例えば、図示のように、薄プラスチックチューブ製
のドーナツ形の浮輪に形成し、不使用時は、例えば、図
示のように、円筒形気室2の周囲に折畳むなど、携帯に
適する状態に形成しておく。 (8)・・・速水溶性ホルダー6は、不使用時(乾燥し
ている時)には引張り強度、破断強度等を保有して、ば
ね5の蓄力(圧縮)状態を安全に保持するが、一旦、水
に濡れると即座に溶断するような素材、例えば、祇(例
、新聞紙、トイレットペーパーのような性質の紙)、不
織布、水溶性プラスチック等をもって、紐、帯、シート
、板若しくは筒状(図示例)等に形成したものである。 (9)・・・速水溶性ホルダー6は、例えば、図示のよ
うに、ハンマー4b1 トリガーバルブロッド13、ま
たはトリガープレート19等を制動状態(例、ばねの圧
縮力を止め、気圧を閉弁した状態)に支持するものであ
る。 (lO)・・・速水溶性ホルダー6は、不用意に濡れた
り、湿ったりすると、不時に破断して、誤操作を生じる
恐れがあるため、例えば、第1.3図示のように、キャ
ップ7または適宜のカバーで被覆しておくと都合がよい
。 (11)・・・8は、折畳んだ浮袋lを束ねたカバーで
あり、9はカバー8の合せ目シールした通水溶性シール
である。 (12)・・・而して、本発明携帯救命浮袋は、携帯に
適するように小形、軽量に構成するものであり、図示例
の場合、直径3〜4cm、長さlO〜15(2)位で、
重量200〜300g位とし、また、浮袋(浮輪)の膨
んだ大きさを直径60aa位とした。 ■)・・・作用 本発明携帯救命浮袋(例、第1〜6図示)は、海水浴、
釣り等の行楽時やその他の折に、ポケット、ハンドバッ
ク等に入れて手軽に携帯する。 (1)・・・第1〜4図示実施例の使用時は、そのまま
(キャップ7があるときはそれを外して、第3図(ロ)
)、水中に投入する、例えば、溺れている人の近くに投
げてやると、速水溶性ホルダー6が水に濡れて即時に溶
断し、ばね5が弾発してハンマー4bを前進し、ニード
ル4aがボンベ3の封を破り、気体が噴出して浮袋lを
膨らませ、救命浮袋が形成されるものである。 (第3図、(ハ)、(ニ)、第4図) なお、折畳んだ浮袋lをカバー8で覆っている場合も、
その通水溶性シール9が、水に濡れた途端に溶断するの
で、全く問題ない。 (2)・・・第5図示実施例の場合は、上記例と同様の
状態で携帯し、使用時に、まず、ニードル4aの尾端部
を適宜手段で押圧前進させてボンベ3の封を破ると、気
体はチャンバー10に噴出するが、弁孔12がトリガー
バルブロッド13で検討されており、該検討状態を速水
溶性ホルダー6が支持しているので、気体は浮袋1等へ
送給されない。 よって、上記状態で水中へ投入すると、速水溶性ホルダ
ー6が即時に浸水溶断し、チャンバー10内の気圧でト
リガーバルブロッド13が摺動して弁孔12のバイパス
11が開き、よって、ボンベ3の気体はチャンバー10
、バイパス11を経て浮袋1等に送給充填されるもので
ある。 (3)・・・第6図示実施例の場合は、使用時に、まず
、ニードル4aに連設した中継チップ16、プランジャ
15を適宜手段で押圧直進させてボンベ3の封を破るが
、該ニードル4bは中継チップ16、プランジ中15を
介してプランジ中スプリング17で押圧されているので
、開封前進位置を保持し、ボンベ3の気体の噴出を停止
している。 而して、上記状態で水中へ投入すると、速水溶性ホルダ
ー6が即時に浸水溶断し、ばね20の弾発力でトリガー
プレート19が上昇し、連係孔18に連係した中継チッ
プ16を外すので、ニードル4aはボンベ3の気圧で後
退し、よって、気体が気室2、送気口14を経て、浮袋
1等へ送給充填されるものである。 ■)・・・効果 (1)・・・本発明携帯救命浮袋は、水中に投入するだ
けで、その遣水溶性ホルダー(及び通水溶性シール)が
溶断し、それによってトリガー機構を作動して、ボンベ
の気体を即時に救命浮袋に送給充填するようにしたので
、特に、使用時に何ら面倒な操作を必要とせず、ただ単
に、水中に投入するだけで済む、秀れた特長がある。 (2)・・・なお、第5.6図示実施例の場合は、前も
ってニードルを押圧してボンベの封を破るようにしてい
るが、それによって、緊急使用時に最も重要なボンベの
開封作業を確実に行い得て、故障(気体不噴出で浮袋等
が膨まない)を防ぎ得る特徴がある。 また、不使用時に湿気等で遣水溶性ホルダーが誤って破
断した場合などに、ボンベの気体が噴出してしまわない
利点もある。 (3)・・・浮袋を膨らませてから投入するのではなく
、携帯時の形状のままで投入でき−るので、例えば、溺
れた人の近くなどに正確に投入し得る利点がある。 (4)・・・ボンベ、簡単な構造のトリガー機構及び遣
水溶性ホルダー、折畳んだ浮袋などで構成したものであ
るから、小形、軽量でしかも安価に製造し得て、特に、
行楽その他の際の携帯用として最適なものを提供し得る
。゛ (5)・・・また、救命用として緊急時に使用する他、
通常の遊戯等用としても使用できる。ボンベ、遣水溶性
ホルダー等を交換自在とすれば、繰り返しの使用も可能
である。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明携帯救命浮袋の実施例構成を示す断面図
、第2図は全体の斜視図、第3図の(イ)、(ロ)、(
ハ)、(ニ)は作用illを示す説明図で、(イ)は常
態の図、(ロ)は使用時にキャンプを外した図、(ハ)
は水中に投入し遣水溶性ホルダー(通水溶性シール)が
溶断し、ばねが弾発してハンマーが前進し、ニードルが
ボンベの封を破った図、(ニ)はボンベの気体が噴出し
て浮袋を膨らました図、第4図は浮袋が膨らんで救命浮
袋が形成された斜視図、第5図の(イ)〜(ハ)は、他
の実施例の要部の断面図を示し、(イ)は不使用時の断
面図及びA’−A’線断面図、(ロ)は使用時にニード
ルでボンベの封を破り気体をチャンバーに一時貯溜した
断面図、(ハ)は遣水溶性ホルダーが溶断しトリガーバ
ルブロッドが下降してチャンバーとバイパスが連通し浮
袋等に送気される状態を示すA’−A’線断面図、 第6図の(イ)〜(ハ)は、他の実施例の要部の断面図
を示し、(イ)は不使用時の断面図及びB’−B’綿断
面図、(ロ)は使用時にニードルでボンベの封を破った
断面図、(ハ)は遣水溶性ホルダーが溶断し、トリガー
プレートかばねの弾発力で上昇して中継チップを外し、
ニードルが気圧で後退して、気体がチャンバーから送気
口を通って浮袋等へ送給される状態を示す断面図である
。 符号 l・・・浮袋(浮輪)、2・・・気室、3・・・ボンベ
、4a・・・ニードル、4b・・・ハンマー、5・・・
ハネ、6・・・遣水溶性ホルダー、7・・・キャップ、
8・・・カバー、9・・・連木tI 性シール、lo・
・・チャンバー、11・・・バイパス、12・・・弁孔
、13・・・トリカーハルフロント、14・・・送気口
、15・・・プランジ中、16・・・中継チップ、17
・・・プランジ中スプリング、18・・・連係孔、19
・・・トリガープレート、20川ばね、A・・・トリ方
−S棋。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、液化気体等を充填したボンベの封を適宜手段で
    破ると、噴出気体が適宜の浮袋等に急速充填されるよう
    に構成された救命浮袋等において、 ボンベの封を破るための突子、ハンマーと、該ハンマー
    を弾発力で移動するためのばねを備え、該ばねの蓄力状
    態を速水溶性ホルダーで保持したことを特徴とする、 携帯救命浮袋。
  2. (2)、適宜の浮袋に連通接続した気室内にボンベを設
    置し、該ボンベの封と相対して突子、ハンマー(両者は
    同体または個別)及びばねを設置し、ハンマーと気室等
    の不動位置間に結着した速水性ホルダーによって、ばね
    を蓄力(圧縮)状態に保持した、特許請求の範囲第1項
    記載の携帯救命浮袋。
  3. (3)、浮袋の構造、形状、素材等は任意であるが、例
    えば、薄プラスチックチューブ製のドーナツ形の浮輪に
    形成し、不使用時は円筒形気室の周囲等に折畳んだもの
    である、特許請求の範囲第1項記載の携帯救命浮袋。
  4. (4)、速水溶性ホルダーは、紐、帯、シート、板、筒
    状等に形成し、不使用時は引張り、破断等に対する強度
    を保有するが、水に濡れると即時に溶断する素材、例え
    ば、紙、不織布、水溶性プラスチック等で製したもので
    ある、特許請求の範囲第1項記載の携帯救命浮袋。
JP62113856A 1987-05-11 1987-05-11 携帯救命浮袋 Pending JPS63279996A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006101317A1 (en) * 2005-03-23 2006-09-28 Seong-Wook Son Lifesaving device floating on water

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006101317A1 (en) * 2005-03-23 2006-09-28 Seong-Wook Son Lifesaving device floating on water
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