JPS63279099A - 高粘度液の冷却方法 - Google Patents

高粘度液の冷却方法

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JPS63279099A
JPS63279099A JP1936387A JP1936387A JPS63279099A JP S63279099 A JPS63279099 A JP S63279099A JP 1936387 A JP1936387 A JP 1936387A JP 1936387 A JP1936387 A JP 1936387A JP S63279099 A JPS63279099 A JP S63279099A
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JP
Japan
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cooling water
passage
temperature
processing liquid
viscosity
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JP1936387A
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Yoichi Kato
洋一 加藤
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Hisaka Works Ltd
Original Assignee
Hisaka Works Ltd
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Publication date
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上皇肌且分! この発明はプレート式熱交換器に関し、より具体的には
粘度の高い液体の冷却を扱うプレート式冷却装置に関す
るもので、各種の樹脂、油脂、フェス・ビスコース等の
紡糸液、糖液、食品用流体、乳製品等々、従来プレート
式ではかなり困難とされていた超高粘度の液体の冷却に
応用しうるものである。
′の′・  蒐゛ 星点 プレート式熱交換器は、周知の通り、伝熱板を介して隣
り合った通路にそれぞれ流体を供給してこれらの流体相
互間で間接的に熱交換を行わせるようにしたものである
しかして一般に伝熱性能とりわけ冷却能力についてみる
と、冷却水温度が低いほど、また冷却水量が多いほど、
冷却効果が高いというのが技術常識である。ところが、
粘度の高い液体の冷却に関する限り、これは必ずしも当
てはまらないことが判明した。すなわち、冷却水として
通常の工業用水(水温25℃〜30’C程度)を用いて
実験をしたところによると、処理液側の伝熱および流動
性能が冷却水側の温度に大きく支配され、特に流動性が
極端に悪くなって圧力損失が大幅に増加し、殆ど流れな
くなってしまうという事態が確認された。
伝熱板を隔てて隣接する各通路での冷却水温度と伝熱お
よび流動性の関係についてみるならば、第2図に示すよ
うに、冷却水温度をt→t′→t IIと下げると、こ
れに近似して高粘度液と接する壁面温度もTw−T w
 ’ −Tw ”と下がる。この結果、伝熱板の壁面に
近い部分では高粘度液の粘度が急激に増大し、通路内の
速度分布は図に示す温度分布と概ね同様に変化し、流動
性能及び伝熱性能が著しく損なわれることが看て取れる
ロ  を ゛ るための この発明は上述の問題点に鑑み、粘度の高い液体の効果
的な冷却方法およびそれに適する実用的なプレート式冷
却装置を提供せんとするもので、処理液と冷却水との熱
交換に際し、冷却水温度を処理液の粘度に見合った適当
な値に調整することによって、処理液の粘度が過度に高
くならないようにして伝熱性能および流動性の向上を図
ることを基本的構想とし、そのために、熱交換により昇
温した冷却水の少なくとも一部を再循環させる。すなわ
ち、冷却水を冷却水通路の出口側から入口側へ導く循環
通路を設けるとともに、循環量を制御する装置を設けた
ちのである。
jす1 処理液と冷却水との間で、伝熱板を介して熱交換が行わ
れる結果、冷却水は処理液から熱を奪って昇温し、逆に
処理液は熱を奪われて冷却される。斯くして昇温した冷
却ホは、新たに補給される冷却水と合流して系内を再循
環する。
冷却水は全部再循環させることもできるし所望の一部だ
け再循環させてもよい。いずれにせよ循環量は、扱う処
理液の物性如何に応じて、その粘度を系内流通および伝
熱に支障を来すに至    。
る程増大せしめない程度で、かつ、所期の冷却性能を確
保するに足る適当な冷却水温度を維持するようにコント
ロールする。
裏胤最 第1図に示すこの発明の実施例について説明すると、こ
の実施例の冷却装置は、伝熱板(2)を介して隣り合う
処理液通路(4)と冷却水通路(6)を備えたプレート
式熱交換器(8)を含んでいる。伝熱板(2)は、当該
熱交換器に要求される能力に応じて複数枚成層して交互
の通路(4)(6)を形成するなお、図中熱交換器(8
)を構成するプレート群のうち、左半分は冷却水通路(
6)を相互に連絡せしめる通孔(6a)  (6a)に
沿った断面を示し、右半分は処理液通路(4)を相互に
連絡せしめる通孔(4a)(4a)に沿った断面を示し
ている。冷却水は一旦補給タンク(10)に貯溜され、
そこから入口配管(12)を通じてポンプ(14)で冷
却水通路(6)へ供給される。冷却水は冷却水通路(6
)内を流通する際、伝熱板(2)を介して、隣位の処理
液通路(4)内の処理液すなわち高粘度液から熱を奪っ
て昇温し、出口配管(16)へ向かう。出口配管(16
)は冷却水を系外へ導くようになっているが、その途中
から循環通路(1日)が分岐してタンク(10)へ通じ
ている。換言すれば、循環通路(18)は冷却水通路(
6)の出口側と入口側とを連絡している。循環通路(1
8)には流量制御弁(20)を取り付け、その開度を冷
却水通路(6)に供給すべき冷却水、つまり図示例の場
合タンク(10)内の冷却水の温度に応じてコントロー
ルするためのサーモコントローラ(22)を設けである
しかして、プレート式熱交換器(8)において処理液か
ら熱を奪って昇温した冷却水を循環通路(18)を通し
てタンク(10)に導き新たな冷却水と合流させること
により、冷却水通路(6)へ供給される冷却水の温度が
高まる。さらに、当該温度上昇の程度は、流量制御弁(
20)で冷却水の循環量を制御することによって適宜調
整する0例えば、処理液をその粘度が伝熱および流動に
支障を来すに至らない範囲の温度まで冷却しうる適当な
温度に維持する。斯かる温度コントロールを担う手段と
しては、自動制御の分野において知られているものの中
から随意に選択することができるので、ここではサーモ
コントローラ(22)からの信号に応答して流量制御弁
(20)が開閉するようにした例を示すに止める。
次表は従来の冷却装置による場合と本発明による場合と
における性能比較を具体的数値をもって示したものであ
る。なお、ここに処理液の粘度は100℃で90cp、
 30℃で65000cpというものである。
従来はこの工業用水、上水等をそのまま冷却水(27℃
)とに使用している。この結果、従来装置においては処
理液の出口温度が29℃まで過度に冷却されてしまい粘
度が急激に高くなって圧力損失の増大を招き、結果的に
処理流量を流すごとが不可能であった。しかるに本発明
では熱交換により昇温(50℃)した冷却水を再循環さ
せることにより48℃まで「加熱」して供給している。
この結果、流動性が良好となり、圧力損失も小さくなり
、所定流量が安定に流れ、供給伝熱係数も略倍増した。
皇ユ坐立且 この発明によれば粘度の高い液体に対しても流動性を損
なうことなく、優れた伝熱性能を発揮するプレート式冷
却装置が得られ、高粘度もしくは超高粘度の液体の冷却
用途に供しうるプレート式熱交換器の実用化に向け′ζ
寄与することろ大である。しかも別途の熱源に頼ること
なく冷却水の昇温を行うものであるからコスト及び省エ
ネルギーの見地からも極めて有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を実施するためのプレート式冷却装置
のフロシート、 第2図は伝熱板を介して隣り合った通路内における処理
液および冷却水の温度分布図であるつ2:伝熱板 4:処理液通路 6:冷却水通路 8ニブレ一ト式熱交換器 18:循環通路 20:流量制御弁 22:サーモコントローラ 特 許 出 願 人  株式会社 日阪製作所代   
 理    人   江   原   省   吾第2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)伝熱板を介して隣り合った通路にそれぞれ流体を
    供給して両流体間で熱交換を行わせるに際し、一方の通
    路に処理液を供給し、他方の通路に冷却水を供給し、か
    つ、熱交換により昇温した冷却水の少なくとも一部を再
    循環させることにより、通路内の冷却水温度を処理液の
    粘度に見合った適当な値に調整するようにしたことを特
    徴とする高粘度液の冷却方法。
JP1936387A 1987-01-28 1987-01-28 高粘度液の冷却方法 Expired - Fee Related JPH087031B2 (ja)

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JPH087031B2 JPH087031B2 (ja) 1996-01-29

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016040514A (ja) * 2011-03-17 2016-03-24 ネステク ソシエテ アノニム 熱交換のためのシステムおよび方法

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JPH087031B2 (ja) 1996-01-29

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