JPS6327758Y2 - - Google Patents

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JPS6327758Y2
JPS6327758Y2 JP1983128701U JP12870183U JPS6327758Y2 JP S6327758 Y2 JPS6327758 Y2 JP S6327758Y2 JP 1983128701 U JP1983128701 U JP 1983128701U JP 12870183 U JP12870183 U JP 12870183U JP S6327758 Y2 JPS6327758 Y2 JP S6327758Y2
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servo
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JP1983128701U
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JPS6034895U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案はローターをモーターにより回転駆動す
る電動模型ヘリコプターにおける飛行方向制御装
置に関する。
(従来の技術) 従来、模型ヘリコプターにおける飛行方向制御
装置としては、特開昭54−133936号公報が公知で
ある。この飛行方向制御装置は機体の重心下部に
重錐を設け、この重錐の四方にスプリングを連結
するとともに、機械的プリセツト法、手動法、ラ
ジオコントロール法等によつて前記重錐を移動せ
しめて、重心を移動させながら飛行するものであ
る。
(考案が解決しようとする問題点) 従来技術は重錐の移動により飛行方向を制御す
るものであるが、このような制御方式において
は、比較的重量のあるバツテリーに加え、前記重
錐を別途に必要とするものであるから機体の重量
が非常に重くなり、浮上できなくなる問題点があ
つた。
さらに、従来技術においては重錐をスプリング
に連結して原位置に保持されるようになつている
が、例えば右旋回から左旋回したような場合には
スプリングによつて重錐が不安定な動きをし飛行
状態が安定しない等が懸念される。
本考案は前記問題点を解決するものであり、モ
ーターによりローターを回転駆動し、重心の移動
により方向を制御する電動模型ヘリコプターにお
いて、軽量化を図りまた確実な制御を図ることを
目的とする。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案は、模型ヘリコプターの機体重心下部に
前後スライド板と横スライド板を十字状に重ね、
該重ね状態の4箇所の角部に各々吊り下げ杆の上
端をボールアジヤスターを介して機体に連結する
とともに、前記吊り下げ杆の下端にバツテリーか
ら成る重錘を設けるものである。
(作用) 前後スライド板と横スライド板を各々前後方
向、左右方向に移動すると、重錐が移動して重心
を移動させて飛行方向を制御できるものである。
(実施例) 次に本考案の一実施例を添付図面に基づいて説
明する。
実施例は1つの回転軸に互いに逆方向へ回転す
る回転翼を上下に配置する同軸2重反転型を示し
ており、上面ローター1の回転シヤフト2はモー
ター3に連結しており、下面ローター4の回転パ
イプ5はモーター3を固定したモーターボツクス
6に連結しており、回転パイプ5内には回転シヤ
フト2が第1ベアリング2aを介して貫通してお
り、該モーターボツクス6上部は機体7の天板7
aに第2ベアリング6aを介して遊転自在に設
け、さらにモーターボツクス6の下部下方にはス
リツプリング軸8を垂設し、機体7の底板7bに
第3ベアリング8aにより設ける。即ち機体7内
に下面ローター4の回転パイプ5を連結したモー
タボツクス6を遊転自在に設け、該モーターボツ
クス6内にモーター3を固定し、該モーター3に
上面ローター1の回転シヤフト2を連結する3重
構造となつている。又スリツプリング軸8には2
極のスリツプリング9が設けられ、各極にはスリ
ツプリングコネクター10が接触している。即ち
モータ3への電気供給はスリツプリングコネクタ
ー10、スリツプリング9、リード線11によつ
て行なわれる。
このような構成の同軸2重反転型模型ヘリコプ
ターにおいて、第2図Aに示すように底板7bの
下方位置に左右1対の前後方向ガイド杆12を架
設し、該ガイド杆12に摺動自在な矩形状前後ス
ライド板13を設け、該スライド板13の前部に
は第1サーボ14の操作杆14aの一端に連結し
た前方向引張り紐15aを連結し、スライド板1
3の後部には操作杆14aの他端に連結した後方
向引張り紐15bを連結する、尚15cはガイド
ローラーである。即ち第1サーボ14の操作杆1
4aの時計方向に廻せば前後スライド板13は前
方向引張り紐15aによつて、前方へ移動する。
又第3図Aに示すように前後方向ガイド杆12
下に重ねて、即ち#状に左右1対の左右方向ガイ
ド杆16を設け、該ガイド杆16に摺動自在な矩
形状横スライド板17を設ける。該スライド板1
7の一側には第2サーボ18の操作杆18aの一
端に連結した右方向引張り紐19aを連結し、他
側には操作杆18aの他端に連結した左方向引張
り紐19bを連結する。尚19cはガイドローラ
ーである。即ち第2サーボ18を時計方向に廻せ
ば、横スライド板17は左右方向引張り紐19a
によつて、左側へ移動する。
さらに、両スライド板13,17が十字状に重
なつた角部4箇所の上方の機体7位置に各々1本
づつ上端をボールアジヤスター20eを介して吊
り下げ杆20を連結する。即ち前側吊り下げ杆2
0a,20bと後側吊り下げ杆20c,20dは
前後スライド板13幅で、左側吊り下げ杆20
a,20cと右側吊り下げ杆20b,20dの左
右間隔は前記横スライド板17幅である。このよ
うな4本の吊り下げ杆20の上端を底板7bの下
面にボールアジヤスター20eによつて揺動自在
に設けられ、かつ該吊り下げ杆20の下端に前記
コネクター9に給電するバツテリー21を内蔵す
る重錘22を吊設する。即ち重錘22は4本の吊
り下げ杆20によつて吊り下げられ、各吊り下げ
杆20は十字状に交叉する前後横スライド板1
3,17の角部に位置するものである。
次に前記構成につきその作用を説明する。
スイツチ(図示せず)を入れてバツテリー21
によりスリツプリングコネクター10に給電する
と、スリツプコネクター10からスリツプリング
9、リード線11を介してモーター3に給電され
る。モーター3の回転に伴なつて回転シヤフト2
の上面ローター1が回転し、同時に該上面ロータ
ー1の反回転トルクが生じ、モーターボツクス6
は逆回転し、これに伴ない回転パイプ5、下面ロ
ータ4が逆回転し両ローター1,4の反回転トル
クを相互に解消され、両ローター1,4が回転
し、揚力を発生させて機体7を浮上させる。
次に機体7を前進させるには、第2図A,Bに
示すように、第1サーボ14の操作杆14aを時
計方向に廻すと、前方向引張り紐15aが引か
れ、前記スライド板13が前後方向ガイド杆12
に沿つて前進する。該前進に従つて左右前側吊り
下げ杆20a,20bは前方に押し出されて前方
へ傾き、一方左右後側吊り下げ杆20c,20d
も前記吊り下げ杆20a,20bに従動して前方
へ傾き、重錘22は前方へ移動する。該重錘22
の前方移動に従つて機体7の重心が前方へ移動
し、両ローター1,4及び機体7の前傾姿勢とな
り、前進を始める。
逆に第1サーボ14の操作杆14aを反時計廻
りとすると、前後動スライド板13は後退し、左
右後側吊り下げ杆20c,20dが後方へ傾き、
該傾きに従つて左右前側吊り下げ杆20a,20
bも後方へ傾き、重錘22は後方へ移動する。該
重錘22の後方移動に従つて機体7の重心が移動
し、両ローター1,4及び機体7は後傾姿勢とな
り、後進を始める。
さらに左旋回する場合は、第3図A,Bに示す
ように、第2サーボ18の操作杆18aを時計方
向に廻すと、左方向引張り紐19bが引かれ、横
スライド板17が横方向ガイド杆16に沿つて左
側に移動する。該移動に従つて左前後吊り下げ杆
20a,20cは左側に押し出されて傾き、一方
右前後吊り下げ杆20b,20dも従動して傾
き、重錘22は左側へ移動する。該重錘22の左
側移動に従つて機体7の重心が左方へ移動し、両
ローター1,4及び機体7は左へ傾き左旋回を始
める。
逆に第2サーボ18の操作杆18aを反時計方
向廻りとすると、吊り下げ杆20は右へ傾き重錘
22が移動し、両ローター1,4及び機体7は右
へ傾き右旋回を始めるものである。
又左前方飛行をするには、第1,2サーボ1
4,18を操作して、重錘22を左前方位置に移
動させて、両ローター1,4及び機体7を左前方
へ傾斜させると、左前方飛行を始めるものであ
る。
以上のように、サーボ14,18の指示によつ
て、スライド板13,17をガイド杆12,16
に沿つて前後左右に移動させ該移動に従つて吊り
下げ杆20を任意方向に傾斜させてバツテリー2
1を内蔵した重錘22が移動する。該移動によつ
て重心を移動させてローター1,4及び機体7を
傾斜させて、任意方向に飛行させるものである。
したがつて重心を確実に所定箇所に移動でき飛行
状態を安定化できる。
さらにローター1を駆動するモーター3或いは
サーボ14,18に必要なバツテリー21を重錘
22に内蔵することにより重錘22の為の重量を
何ら増やすことなく軽量化が図られるため確実に
浮上して飛行を続けることが出来る。
〔考案の効果〕
本考案は、バツテリーにより重錘を構成するこ
とにより、別途の重錐が不要になり軽量化を図る
ことができ、また、前後スラツド板と横スラツド
板により形成される角部にボールアジヤスターを
介して吊り下げ杆を設けたことにより、安定した
方向制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示しており、第1図
は要部の縦断面図、第2図Aは前後スライド板を
示す平面図、第2図Bは作動状態を示す正面図、
第3図Aは横スライド板を示す平面図、第3図B
は作動状態を示す正面図である。 7……機体、12……前後方向ガイド杆、13
……前後スライド板、14……第1サーボ、16
……横方向ガイド杆、17……横スライド板、1
8……第2サーボ、20……吊り下げ杆、20e
……ボールアジヤスター、21……バツテリー、
22……重錘。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 模型ヘリコプターの機体重心下部に第1サーボ
    に連結する前後スライド板と、第2サーボに連結
    する横スライド板を十字状に重ね、該重ね状態で
    4箇所できる角部上方の機体位置にボールアジヤ
    スターを介して上端を揺動自在に連結して4本の
    吊り下げ杆を設け、該各吊り下げ杆の下端にバツ
    テリーから成る重錘を吊設することを特徴とする
    電動模型ヘリコプターにおける飛行方向制御装
    置。
JP12870183U 1983-08-19 1983-08-19 電動模型ヘリコプターにおける飛行方向制御装置 Granted JPS6034895U (ja)

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JP12870183U JPS6034895U (ja) 1983-08-19 1983-08-19 電動模型ヘリコプターにおける飛行方向制御装置

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JP12870183U JPS6034895U (ja) 1983-08-19 1983-08-19 電動模型ヘリコプターにおける飛行方向制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6034895U JPS6034895U (ja) 1985-03-09
JPS6327758Y2 true JPS6327758Y2 (ja) 1988-07-27

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ID=30291871

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JP12870183U Granted JPS6034895U (ja) 1983-08-19 1983-08-19 電動模型ヘリコプターにおける飛行方向制御装置

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JP2819295B2 (ja) * 1988-10-15 1998-10-30 ヤマハ発動機株式会社 遠隔操縦式ヘリコプタ
JP3660260B2 (ja) * 2001-03-19 2005-06-15 川崎重工業株式会社 無人運転車用重心移動機構
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JPS54133936A (en) * 1978-04-07 1979-10-18 Tetsuya Kurohara Control system for model plane with rotary wings

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Publication number Publication date
JPS6034895U (ja) 1985-03-09

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