JPS6327573Y2 - - Google Patents

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JPS6327573Y2
JPS6327573Y2 JP13867483U JP13867483U JPS6327573Y2 JP S6327573 Y2 JPS6327573 Y2 JP S6327573Y2 JP 13867483 U JP13867483 U JP 13867483U JP 13867483 U JP13867483 U JP 13867483U JP S6327573 Y2 JPS6327573 Y2 JP S6327573Y2
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JP
Japan
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plate
cage
frame
sides
piece
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JP13867483U
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JPS6046871U (ja
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  • Housing For Livestock And Birds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はラツト,マウス等の実験用小動物を収
容する折畳式実験動物飼育ケージに関するもので
ある。
一般に、実験動物飼育ケージの使用に際して
は、一実験完了ごとに洗滌し、滅菌するものであ
る。この場合、滅菌手段は高圧蒸気が供給しえる
オート・クレイブに入れて行なうものであるが、
このオート・クレイブの収容容積には限度があ
り、今までの折畳不可能となつているボツクス型
ケージにあつては、一度に数個しか出来ず、非能
率的な滅菌作業がしいられている。
本考案は上記実情に鑑み、ケージ本体を折畳式
としオート・クレーブに多数個(数)を収容しえ
る如くしたことを目的とするものである。
即ち、本考案は四方に配すケージ壁面(正面
板,背面板,両側面板)を偏平潰れ構造とすると
共に、該ケージ壁面(ケージ枠体)に対するケー
ジ組立規制を、ケージ壁面の下端を規制する底板
とケージ壁面の上縁を規制する蓋板の係止にて立
体保定を得る構成とし、滅菌時,不使用時にあつ
て折畳みとするものである。
以下、本考案を実施例の図面について説明すれ
ば、次の通りである。
図面は正面板に扉部を、蓋板にも扉を配する3
連式ケージを示す。1は下端を蝶着とした格子状
前扉2を3枚配した正面板で、該正面板1の両側
の枠杆部1a及び仕切枠杆部1bに先端を環状巻
きとする支持環部3を上下に突設し、この両側の
支持環部3,3に格子状側面板4,4の枠杆部4
a,4aを夫々枢着すると共に、該側面板4,4
の後方の枠杆部4a,4aを、前記正面板1に対
向する格子状背面板5の枠杆部5aに突設した前
記同様の支持環部3に枢着し、且つ仕切枠杆部5
bの支持環部3と仕切枠杆部1bに設けた支持環
部3にも格子状仕切板6の両端の枠杆部6a,6
aを枢着し、全体として前記各枢着部を回動点と
する菱形状偏平畳み自在のケージ枠体7とし、該
ケージ枠体7の正面板1と背面板5及び片方の側
面板4の下端に、開口8aを内側へ向けたコ字形
受片8を長さ全域にわたり一体に配して三方規制
となる底受枠9とし、このコ字形受片8を配さな
い他方の側面板4の下端縁より方形の金網となる
底板10を、前記底受枠9の差込口部9aへ差込
み、底付きとなる組立ケージ本体7′とする。一
方、背面板5の上端枠杆部5cに突設した蝶番1
1に、3枚の開放扉12をもつた蓋板13の後端
を取付けると共に、該蓋板13の両側の枠杆部1
3a,13a及び中間に配す仕切用枠杆部13
b,13bの前方に装着したスライド自在のスト
ツパー駒14の鉤部14aを、側面板4の前方及
び仕切板6の前方に設けた下向きの受片15に爪
係合させ、蓋板13を固定とし、前記底板10と
相俟つて全体として変形を招かないケージ16と
なる。17は蓋板3の開放扉12の前縁に取付け
たスライド閂型の止金具で、該止金具17のスラ
イド片17aの先端を蓋板13の前枠杆部13c
の下面に臨ませ閉蓋止めとする。又、前記正面板
1に配した前扉2の上端に設けた落し錠型止金具
18の逆U状杆18aを、正面板1の上枠杆部1
cに突設のフツク部19に係合し閉蓋とする。2
0は底受枠9の差込口部9a側となる側面板4の
下縁に取付けた昇降自在の止金具で、該止金具2
0の止片部20aは自重により降下し、この下部
20bが底板10の枠杆部10aの前面に臨み、
該底板10のずれ出しを阻止する構成としてな
る。21は開放扉12に配した餌,水等の給餌口
である。
尚、このケージ16は、単独ケージとするとき
は中間の仕切板6を省略する構成とすればよく、
5連ケージとするときは仕切板6を4枚配す構成
とすればよいことは勿論である。
いまこの作用を説明すると、先ず普通のケージ
使用(非折畳時)とする際は、四面を折畳みとし
てなるケージ枠体7を方形枠に戻し、この底部に
形成の底受枠9部の差込口部9aを上方に向くよ
うケージ枠体7を横向きとし、この状態にて底板
10をコ字形受片8となる底受枠9中へ落し込め
ば、該ケージ枠体7は底付きの組立ケージ本体
7′となる(ケージ枠体7は三方を底板10の枠
杆にて規制されるため、筐体を保持する)。この
とき、底板10の末端には止金具20の止片部2
0aをスライドさせストツパーとする。勿論、こ
の止金具20は組立ケージ本体7′を起したとき
には、自重により止片部20aが降下し底板10
のずれ出しを自動的に阻止する。
この後、組立ケージ本体7′を起した状態で、
背面板5の上縁に蝶着の蓋板13を閉蓋とし、該
蓋板13の枠杆部13a,13a、仕切用枠杆部
13b,13bに装着したストツパー駒14をス
ライドさせ、固定の組立ケージ本体7′側となる
側面板4,4、仕切板6,6の上枠杆部4b,4
b、上枠杆部6b,6bの受片15,15,1
5,15に差込み係合すれば、潰れを招かないケ
ージ16となる。
この状態にて、ラツト,マウス等の実験動物を
収容する場合は、従来のケージ同様に蓋板13又
は正面板1の開放扉12又は前扉2を開けて入れ
る。給餌手段(図示せず)は、給餌口21部にセ
ツトする。
この様に筐体組みされたケージ16は、底板1
0の枠杆部10aの径が正面板1,側面板4,背
面板5の枠杆の径巾と同等で且つコ字形受片8の
枠内へ納まる面一構成としてなるため、ケージ1
6の底隅部に糞等がたまらないものである。
然る後、ケージ16を滅菌する場合、オート・
クレーブ(図示せず)に対する収容個数を増すた
めに該ケージ16を折畳むものである。即ち、こ
のときは、先ず前記組立作業と逆に、蓋板13と
組立ケージ本体7′の係合を、ストツパー駒14
を戻しスライドさせて受片15に対し離反させれ
ば、該蓋板13は展開自在となる。更に、この状
態にて片方の側面板4に配した止金具20を引上
げ、底受枠9の差込口部9aより底板10を引き
出せば、組立ケージ本体7′は筐体規制が解け、
四方のケージ壁面を構成する正面板1,背面板
5,側面板4,4は、枢着となる支持環部3を回
動点として菱形状に偏平畳みとされる。即ち、蓋
板13の開放と底板10の引き抜きだけで簡単に
折畳まれるものである。尚、図中22は蓋板13
の前枠杆部13cの内側等に突設した開放扉12
の縁受片である。
上述のように本考案の折畳式実験動物飼育ケー
ジは、ケージ本体を正面板と背面板と少なくとも
2枚の側面板の各隅部を枢着し、菱形状に偏平畳
みを可能とすると共に、正面板,背面板,側面板
の三方壁面の下端に断面コ字形を呈す底受枠を配
し、この一方差込み口より方形の底板を差込み筐
体枠とし、且つ背面板に基端を蝶着の蓋板を側面
板側へストツパー駒のスライドをもつて係止する
構成としたことにより、何等の締付工具を用いる
ことなく蓋板の開放と底板の引き抜きだけの簡単
な作業で偏平畳みが自由に出来る。従つて、オー
ト・クレーブに収容する個数も、従来の非変形ケ
ージに比して10倍ぐらいに増大しえるものであ
る。又、この底板と底受枠の係合も、該底受枠の
コ字形内へ底板の枠杆が納まる構成となつている
ため、ケージ隅部に糞,毛等の汚物がたまること
なく、この点からも洗滌,減菌が確実に行なえ
る。勿論、不使用時にあつては、ケージを折畳ん
でおけばよく格納,運搬にも容易である等の実用
的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
斜面図、第2図は底部よりみた斜面図、第3図は
同要部を示す斜面図、第4図は同底部よりみた斜
面図、第5図は底板部の斜面図、第6図は偏平畳
み時の平面図、第7図は蓋板部及び正面板部の止
金具の斜面図、第8図A,Bは底板部の止金具を
示す正面図及び側面図、第9図A,Bは蓋板部と
組立ケージ本体の係合を示す斜面図及び断面図で
ある。 1……正面板、3……支持環部、4……側面
板、5……背面板、6……仕切板、7……ケージ
枠体、8……コ字形受片、9……底受枠、13…
…蓋板、14……ストツパー駒、15……受片、
20……止金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板材、格子網等よりなる対向の正面板と背面板
    の両端に夫々突設した支持環部に、両側面板の前
    後端の枠杆部を各々枢着し菱形状偏平畳み自在と
    なるケージ枠体を形成すると共に、この正面板と
    背面板及び片方の側面板の下端に開口を内方へ向
    けた底板用コ字形受片を取付け三方規制とする底
    受枠とし、該底受枠中に方形の金網となる底板
    を、他方の側面板の下縁側より差込みし組立ケー
    ジ本体とし、且つ背面板の上縁部に蓋板の後端を
    蝶着し、少なくとも該蓋板の両側の枠杆部にスラ
    イド自在としたストツパー駒の鉤部を、側面板の
    上端に突設した止方に係合自在とする折畳式実験
    動物飼育ケージ。
JP13867483U 1983-09-07 1983-09-07 折畳式実験動物飼育ケ−ジ Granted JPS6046871U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13867483U JPS6046871U (ja) 1983-09-07 1983-09-07 折畳式実験動物飼育ケ−ジ

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JP13867483U JPS6046871U (ja) 1983-09-07 1983-09-07 折畳式実験動物飼育ケ−ジ

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Publication Number Publication Date
JPS6046871U JPS6046871U (ja) 1985-04-02
JPS6327573Y2 true JPS6327573Y2 (ja) 1988-07-26

Family

ID=30311069

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13867483U Granted JPS6046871U (ja) 1983-09-07 1983-09-07 折畳式実験動物飼育ケ−ジ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4963599B2 (ja) * 2006-12-11 2012-06-27 株式会社ヤマヒサ ペット用サークル
JP2014023438A (ja) * 2012-07-24 2014-02-06 Fukuoka Kanaami Kogyo Kk 網状構造体

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Publication number Publication date
JPS6046871U (ja) 1985-04-02

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