JPS63273056A - マルチ腫瘍組織ブロックならびに同ブロックの製造方法と用途 - Google Patents

マルチ腫瘍組織ブロックならびに同ブロックの製造方法と用途

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JPS63273056A
JPS63273056A JP16515087A JP16515087A JPS63273056A JP S63273056 A JPS63273056 A JP S63273056A JP 16515087 A JP16515087 A JP 16515087A JP 16515087 A JP16515087 A JP 16515087A JP S63273056 A JPS63273056 A JP S63273056A
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rods
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ヘクター・エイ・バッティフォーラ
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Beckman Research Institute of City of Hope
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は組織ブロック内に包埋された複数の異なる、抗
原的に反応性の組織ケ有する組織ブロック、このような
ブロックの切片、このような切片から調製されたスライ
ド、及び免疫組織学的処置におけるこのようなスライド
の用途に関する。
最近、組織病理学的診断に対する免疫組織化学的方法の
適用に於ける急速な進歩は、モノクローナル抗体の出現
によって誘発された。現在のモノクローナル抗体技術は
効果的でない。なぜならそれはしばしば有用なモノクロ
ーナル抗体より投置たないモノクローナル抗体ン多(も
たらすからである。臨床的に有用な抗体であるかを確認
するためにこのような抗体ンスクリーニングすることは
骨の折れることであり時間を使い費用を要する。
多数の組織を小表面積内で集めることができる場合にの
み、免疫組織化学的スクリーニングは有効である。なぜ
なら急速なコロニーの選択決定が成されなければならな
い時、モノクローナル抗体産生の初期段階に限られた量
のハイブリドーマ上清のみしか得られないからである。
認められているスクリーニング技術は、大抵スライドを
使用するが、各スライドはただ1個の標本乞含むのみで
ある。本発明に従って作られた1個のスライドは100
個またはさらに異なる組織標本及び/または新生物を供
給することができ、それら総ては、ハイブリドーマ上清
のような試薬1滴を使用することのみで同時に試験する
ことができる。総ての組織標本は免疫染色中等しく扱う
ので、変化の主要因が取り除かれ、比較研究が促進され
る。バラティフォラ・エイッチ(Battifora 
6 H−)代著の 「マルチ腫瘍(ソーセージ)組織ブ
ロック:免疫組織化学的抗体試験のための新しい方法(
The Mulutitumor  (Sausage
 ) Ti5sueBlock : Novel Me
thod  for Immunohisto−che
mical Antibody Testing J 
J、ラボラトリ−・インベスティゲイシコン(Labo
ratoryInvestigation )、第55
巻第244頁(1986年)乞参照。
一般に、本発明は、縦長のロッド形状の複数の抗原的に
反応性の異なる組織標本を、実質的に平行状態にケーシ
ング上に配列し; 標本ロッドをケーシングで巻き、標本ロッドの束を作り
; 包埋手段で標本ロッド束を包埋し、マルチサンプル組織
ブロックを与え; そして 該ブロックをスライスし、標本のロッド束の組織標本ロ
ッドの各々の横断面を各々が含む複数の切片乞与える; 工程からなるマルチ標本組織ブロックの調製方法?特徴
とする。
この様な組織ブロックの切片は種々の免疫組織化学的方
法に有益なスライドを調製するために使用することがで
きる。本発明の長所の一つは、臨床的に有益なモノクロ
ーナル抗体乞モノクローナル抗体産生の初期段階に大き
な損失なしに容易に同定できる事である。幅の広いスペ
クトルの抗体濃度をもつ組織標本を含むように組織ブロ
ックを調製できるので、本発明の組織ブロックは、免疫
組織化学に敏感性の日常的な監視に有利である。
本発明の他の特色と長所は、好ましい実施態様の説明と
特許請求の範囲から明かになるであろう。
複数の抗原的に反応性の異なる組織標本を、相対的に幅
より長い細長い棒状でかつ厚さほぼ1間−の小片(ロッ
ド)に切断する0典型的な標本ロッドは、長さ約8〜1
2mに変動してもよく、好ましくは長さ約10問、幅は
約0.5〜約1.5+o+に変動してもよく、好ましく
は、約1mであり、横断面積は約0.75〜約1.5−
乞与えられ、好ましくは約1闘2である。
標本ロッドは、一般に行われている固定した組織標本つ
まり特定の固定剤に固定された組織標本、または固定し
ない、好ましくは凍結乾燥した組織標本の何れからも調
製できる0組織標本を最終的に凍結乾燥すべき場合、急
凍結すべきである0組織標本の固定化は、相対的に短時
間で固定液が容易にしみこむ厚さに組織標本ン切断する
ことによって実施される0 固定液の例に、ホルムアルデヒド、ホルマリンすなわち
ホルモルアグリオキサール、グルタアルデヒド、ヒドロ
キシアジボアルデヒド、クロトンアルデヒド、メタクロ
レイを、アセトアルデヒド。
ピルビンアルデヒド、マロンアルデヒド、マリアルデヒ
ド、及びスクシンアルデヒド等のアルデヒド固定液;ク
ロラール水和物;ジエチレンピロ炭酸エステル;メタノ
ール及びエタノール等のアルコール;アセトン;塩基性
鉛アセテート及び塩基性鉛シトレート等の鉛固定液;塩
化水銀等の水銀塩;ホルムアルデヒド昇華物;昇華ニク
ロム酸塩流体(sublimate dichroma
te fluids ) ;クロム酸塩およびクロム酸
;ピクリン酸がある。2〜3分間、標本を生理的食塩水
または蒸留水中で煮沸による加熱もまた、組織標本の固
定に使用できる。いずれにしても、どちらの固定化法乞
最終的に使用しても、パラフィンの様な包埋媒内に包埋
する前に、粗織標本の細胞構造を十分に硬化しなくては
ならない0 標本ロッドン調製するのに使用される個々の組織標本を
、パラフィンもしくは他のワックス、ゼラチを、寒天、
ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、化ロ
イシを、ニトロセルロース。
標本に浸透させた後重合するメチルおよびエチルメタク
リル酸エステル樹脂またはエポキシ樹脂等の包埋媒内に
包埋する。ポリビニルアルコール。
カルボワックス(ポリエチレングリコール)、ゼラチを
、及び寒天等の水溶性の包埋媒を直接標本上に使用する
ことができる0パラフインとニトロセルロース等の水不
溶性の包埋媒は、エチルアルコール、アセトを、または
インプロピルアルコール等の数種の溶剤を変化させるこ
とにより標本7脱水し、ついで包埋媒が溶解しつる溶剤
中に標本を浸丁。包埋媒がパラフィンである場合、パラ
フィン用の31な溶剤は、キシレを、トルエを、ベンゼ
を、石油、エーテル、クロロホルム、四塩化炭素、二硫
化炭素、およびセダー油である0好ましくは、組織標本
を、組織を脱水した後で、組織標本をハラフィン内に包
埋する前に、2または3個のパラフィン溶剤浴に浸jO 本発明の一実施態様において、標本ロッドを、パラフィ
ンの様な包埋媒のブロック内に固定し前包埋した、選択
済抗原的に反応性の組織標本から調製する。一般的に、
リリー、アール、ディー。
(Lillie、R,D、)氏等著ノ[組織病理学的技
術および実際的な組織化学(Histopatholo
gicTechnic and practical 
Histochernistry )J(第4版)19
76年、マツフグロラーヒル発行(Mcgraw −H
ill )  に詳述されている標本の固定、スライス
、包埋、及び染色について参照せよ〇一般に標本乞それ
らパラフィンブロックからはずし、キシレンの様な溶剤
中で脱パラフィンし、最終濃度50%になるまでエタノ
ールの様な溶剤中で再水和し、次いでロッドに切断する
本発明の他の実施態様の一つにおいて、最終的に標本ロ
ッドに切断すべき組織標本を、固定しないで凍結乾燥で
きる。本発明に従って凍結乾燥標本の使用は、従来の固
定した標本の使用よりも好ましい。
普通、凍結乾燥標本が好ましい理由は、従来の固定され
た抗原の標本を含む組織ブロックの切片が免疫組織化学
に好適なモノクローナル抗体の探索を最適にする一方、
モノクローナル抗体がただ一つのエピトープl認知し、
その結果固定化の悪影響に対して特に敏感であるという
付随する欠点があるからである。特定のエピトープが固
定剤によって傷つけられたりマスクされるならば、モノ
クローナル抗体は抗原乞認知しないであろう。免疫組織
化学による固定された組織でモノクローナル抗体ケスク
リー二/グすることと関連した他の問題は、このような
抗体が、生体内の自然のままの抗体を認知し損ねるかも
知れないことである。
従って、このような抗体は、例えば腫瘍7造影したり腫
瘍免疫療法の様なモノクローナル抗体の非経口の投薬を
必要とする臨床の適用には殆ど価値がないと言っても良
い。
しかし、抗原反応性を変更してしまう固定化された組織
内では、抗原乞確認しないモノクローナル抗体も、固定
化されていない凍結乾燥組織では良く確認する。なぜな
ら、多くの診断学的に明らかなマーカー物質又は抗原が
、免疫組織化学的方法によりそれら乞確認できるように
維持されているからである。例えば、スティを、エッチ
、(Stein + H,)氏等の著[モノクローナル
抗体で免疫組織的染色の為の凍結乾燥パラフィン包埋切
片の使用(Use of Freeze−Dried 
Paraffin−Embedded 5ection
s for 1mmunohigtologicSta
ining with Monoclonal Ant
ibodies)J、ラボラトリーイ/ベスティゲイシ
日ン(Labora−tory Investigat
ion )、第52巻第676頁(1985年)ya−
参照せよ。
組織標本をプラスティクク製の組織用小箱中で深冷凍し
、そして−70℃でそれらを貯蔵することにより凍結乾
燥する。これらの箱を、下に述べるように改良された凍
結乾燥機の中で30℃以下で約48時間〜約120時間
凍結乾燥する。凍結乾燥機によって真空7作りながら、
組織Z1包埋媒を組織に浸透できるようにするために脂
質を除去する目的で、キシレを、クロロホルマ、マタは
トルエンの様な有機溶剤にさらす。凍結乾燥し、脱脂し
た組織tここに述べられている従来の方法によってパラ
フィン内に包埋する。これら凍結乾燥しパラフィン包埋
した組織は、マルチ標本組織ブロックの調製の為の組織
サンプル源として今や使用できる。
好ましくは、改良した従来の凍結乾燥機ビ本発明の実施
のために使用する。従来の機械の冷凍真空部分を、組織
標本ビ含む貯蔵容器へ連結する主管馨、連結ン開閉する
機能フ有する弁にぴったり合わせる。溶剤の容器に連結
した導管t1弁と貯蔵容、器間の主管に取り付ける。導
管ン通る溶剤の流れを、適当な弁によって制御する。
標本貯蔵容器は、凍結乾燥の処置の間、氷の中に保った
。溶剤の導管内の弁を閉めたままにし、標本を主管の弁
のみを開けることにより真空圧のもとに置いた。組織標
本を真空下に置いた後、主管の弁欠閉め、それによって
標本貯蔵容器ン真空に保った。溶剤の導管内の弁をその
後開け、主標本貯蔵容器と溶剤の貯蔵容器間に圧力差が
起こり、溶剤ヲ醪剤貯蔵容器から溶剤導管と主管7通っ
て標本貯蔵容器に流れるようにした。
適切に処理し1こ固定組織サンプルまたは、凍結乾燥し
非固定の組織サンプルを、次いで組織標本の入った貯蔵
容器Z包埋媒で満たし、その後、それを冷却するか重合
jることによって包埋媒中に包埋する。複数の標本ロッ
ドン含むソーセージ形状物(以下ソーセージと称する。
)が包埋されるべきならば、ソーセージを、標本ロッド
がブロックの面に対し垂直であるように配置しなければ
ならない。
標本ロッドに切断されるべき組織標本を包埋したパラフ
ィンをキシレンの様な溶剤に浸すことで一部パラフイン
し、次いで50チの最終濃度まで段階化した濃度系列の
エタノール中で再水和する。
次にこの様な水和した組織?鋭敏なナイフまたはカミソ
リの刃または自動組織スライサーで約1g+wの厚さの
スライスに切断する。次いで、これらのスライスZ1第
1図で示すように好ましくは断面積約1 tm”で長さ
約10閣のロッド(10)に切断する。
例えば、100個またはそれ以上の複数の標本を、第2
図に示すようにケーシング(12)上に実質的に平行で
きっちりまとめて配列して配置する。
ケーシングは、適当な材料から成り、ウサギの様な小咄
乳動物の小腸の一部が好ましく、それZ、伸ばし、ホル
マリン中に固定しそして公知の方法で50チエタノール
中に貯蔵する。又、ケーシングは、ポリエチレを、ポリ
プロピレを、ポリエチレンテレフタレート、または同等
の有機シート材料等のセルロース系合成樹脂材料であっ
てもよい。
第3図に示すように、標本ロッド(10) ’&好まし
くは密接に積み重ね実質的に平行関係にケーシング(1
2)の上に配置した後、ケーシング(12)をロッドの
周囲に巻き、細い糸のような適切な手段(14)でしっ
かりしめて標本ロッド束、すなわち”ソーセージ”ン製
造する。より大きい王カが標本ロッドの積み重ねに加わ
る時、これらのロッドがケーシング内Z移動しきつく巻
いたロフト″*すなわちソーセージ乞形成するので、も
つとも良い結果が得られることが分かった0次いで、少
なくともソーセージの一端Z、第4図に示すように、横
断面にロッド(10)の各端部ン露出するために切断す
る0第5図に示すように、糸(14)”k除去した後、
ロッド束すなわちソーセージを、標本ロッド(10)が
上記論じた様な従来の方法でブロック(16)の面に対
して垂直であるマルチサンプル組織ロツドビ製造するた
めに、パラフィンまたは他の適当な包埋媒中に包埋する
組織ブロック(16)の切片(18)Y、ミクロトーム
または類似の装置ン使って約2.5μ〜約10μの厚さ
の切片に組織ブロック7薄くスライスすることにより製
造する0平均サイズのブロックから、750〜1000
スライスの間で、5μの厚さの切片が調製されうる。第
6及び第7図に示されているように、スライド(20)
は、従来の技術乞使用して、ブロック切片(18)から
調製される。組織ブロックの調製中に、実質的にまっす
ぐで平行な積重ね状態に総てのロッド乞維持することに
注意を払ったなら、この様な組織ブロックの切片および
この様な切片からなるスライドは、殆ど同一に配置され
1こ複数の組織サンプルを有し、従って比較免疫組織化
学的研究Z容易にする。
本発明の適用の一つは免疫組織的試験に関するO第8図
と第9図に示すように、ハイブリドーマ上清または抗血
清の様な組織試薬の1滴(191、スライド(20)上
に配されているマルチ標本組織ブロックのスライスに温
和する0得られた一定の個々の組織ロッド(暗色のロッ
ド)の免疫染色は、免疫染色されたロッドの内に含まれ
るマーカー物質または抗原のための上清または抗血清中
の抗体の感度及び特異性ン示すことができる0第10図
は、各々が異なる標本ロッド群を含む事カできる二つの
異なったコンパートメントニスライス?分離する隔膜(
36) ’&含むソーセージの切片(18)’に示す。
この様な異なる群の例は、腺癌、肉腫、リンパ腫、未分
化癌、中皮腫、メラノーマである。隔膜χ、ロッドの集
まりのまわりtケーシングで巻(ことにより形成でき、
個々の複数o”ミニソーセージ”を形成し、次いでこれ
ら?:1個の大きなソーセージに一体化する0得られる
組織ブロックとスライドン「分割されたもの」と称する
第10(a)図と第1o(b)図は別の種類の分割され
たソーセージ切片を示す。各ケーシングで巻くとき、ソ
ーセージ7分割し、腺癌、肉腫、リンパ腫。
未分化癌、神経内分泌癌、中皮腫、及びメラノーマの7
種の群を作ることにより第10(a)図のソーセージ切
片?形成した0切片”k、ABC(アビジを、ビオチン
複合体)免疫組織化学的方法によってタンパク質510
0  に対して異種の抗血清で染色シ、ヘマトキシリン
で対比染色した06メラノーマχ含む低級なコンパート
メントのみが強い免疫染色を示す。このような分割され
た切片?使用する利益は、分割されたソーセージ7形成
する時に一緒に組織発生的に関連した組織標本が群化さ
れるのでその切片の位置により組織または新生物の種類
の同定をできることである0 さらに分割されたマルチ標本組織ブロックの使用例を、
第10(b)図に示jOソーセージの切片の地図を描き
、ソーセージの各分割に含まれる特定の組織または新生
物乞表示した印刷ラベル7、地図の切片に相当する分割
に添付する。従って、殆んど組織形態学の専門知識のな
い技術者と研究者でもほんの少しの困難さのみで組織標
本Z同定でき、抗体のスクリーニングの結果X判断でき
る0さらに本発明は、特定の目的に役立つように企画さ
れた種々のマルチ標本組織ブロックとスライドン含む。
この様なものは、なかんずく多目的に分割され、テーマ
に向けられ、臨床的に限定され分割された組織ブロック
とスライド乞含む0実施例 多面的(多目的)マルチ−標本組織ブロック本発明の方
法に従って作られた多目的組織ブロックは、多様な組織
発生及び分化程度のよ(特色付けられた広い配列の新生
物を含む。代表的には、一般的でない新生物のサンプル
と同様、種々の原因の腺癌と鱗状の細胞癌、未分化癌、
神経内分泌癌、リンパ腫、メラノーマ、各種肉腫が、こ
の様なブロック内に含まれる。普通組織の幅広いスペク
トルもまたこの様な組織ブロック内に含まれうるO 第11図は広範囲の多様な新生物のサンプルを含む多目
的組織ブロックからの切片(22)Y示¥。
切片(22) ’!’、ヒトの膵臓の癌細胞を注射した
マウスの膵臓のリンパ細胞から得られるノ・イブリドー
マ上清の1滴で処理するABC法によって、切片(22
)Y免疫染色した(14組織のみが、総て胃腸の腺癌で
あったが、膵臓癌に含まれるか関連した抗原またはマー
カー物質に対して一定の特異性ヶもったモノクローナル
抗体がハイブリドーマ上清内に存在することビ示す強度
の免疫染色ビ示した0 他目的組織ブロック切片は、ハイブリドーマ調製の初期
段階のモノクローナル抗体のスクリーニングに特に適し
ている。全く予期しなかった反応性と同様、組織または
腫瘍の特異性を、多目的組織ブロックの切片から調製し
たスライドにノ・イブリドーフ上清の1滴を滴加するこ
とにより、容易に検出できた。
多目的組織ブロックの切片は、多くの異なる抗体で処理
する免疫組織化学的研究用の対照としても有用であった
。このような切片は、分化の数段階及び抗原の発現の可
変の濃度2待った組織7含むので、組織染色方法におい
て各処理法の感度の制御及び日々の変化の監視が可能で
あった。低反応性の新生物を各切片中で同定できた。最
初の同定後のこのような腫瘍の染色不足は、処理法の感
度が低下し次いで適切な矯正方法乞実施できるという指
針を与えた。
多目的の組織ブロックは免疫組織化学的方法の比較研究
にも用いられ、特に免疫組織化学的方法の関連感度に関
する問題ン解決することができる。
このようなブロックからの切片は、例えば様々な実験室
で免疫組織化学的研究の結果乞安価に比較するために、
調査の6チヱククサンプル”として有用である。
第12図は、低分子量ケラチンに様々のモノクローナル
抗体で染色した多目的組織ブロック切片(24)の部分
の10倍拡大の接写図である0切片(24)は14種類
の上皮新生物からの組織標本Z含んだ。標本を、ABC
法で一般的に行われている方法で染色し、ヘマトキシリ
ンで対比染色した0異なる組織内で染色の強度に著しい
変化があった。
矢印で示した二種の未分化癌で特に染色が弱かった。こ
の様な低抗原濃度の組織により日常的感度の対照が与え
られた。
分割されたマルチ−標本組織ブロック 第13図ば、“関連した”種類の腫瘍からのロッドまた
は正常の組織からのロッドの群7巻いて個々の”ミニソ
ーセージ”にし、次いでこれら?一つの大ソーセージに
一体化することによって調製した、分割されたマルチ標
本組織ブロックの切片(30)y示す。組織発生的に関
連した組織が共゛に群化されているので、この配置によ
り、その切片におけるその位置から組織または新生物の
種類の同定χ可能にした。分割された組織ブロックによ
り、組織形態学において専門的知識のない技術者及び研
究者でもほんの少しの困難さのみで抗体スクリーニング
の結果Z判断することが可能になった0 テーマの種類により分割されたマルチ標本組織ブロック 第14図は、テーマの種類により分割されたマルチ標本
組織ブロックの切片(32) ’&示j。特定の比較研
究用に選択した組織又は新生物の2種以上の群7作るよ
うにして、ケーシング内に巻(とき、ソーセージ馨分割
することによってこのブロックン構成した0例えば、限
定した分類の大きな群の新生物、即ち前立腺癌がこのマ
ルチ標本組織ブロックの一分割を占め、マルチ標本組織
ブロックは前立腺−特異モノクローナル抗体を比較する
のに有用なこの様な分割2作る。加えて分割中に特定の
対照標本ン含む。
第14図では、隔膜(36)が切片(32)中で三コン
パートメントに標本7分割している。上方力コンパート
メントは充分に分化した癌とあまり分化していない癌と
乞含む前立腺組織の19サンプル乞含む。それは正常組
織及び細胞異常増殖性前笠腺組織7も含む0上方左コン
・<−トメントは種種の分化度の神経内分泌性癌の8サ
ンプル乞含む0これらの癌は組織学的にある一部の前立
腺癌に類似しているため選択したものである。下方コン
ノく一トメントは種々の起源の非前豆腺癌の12サンプ
ルを含む。第14図の切片はABC法によって前立腺特
異的抗原に対するモノクローナル抗体で免疫染色し、ヘ
マトキシリンで対比染色した。
第15図は、第14図の切片(32)が得られたのと同
じブロックの平行の切片(40) ”k示し、図は14
倍に拡大されている。結果として切片(40)内の組織
は、第14図の切片(32)内の組織と実質的に同一で
あった0期片(40)の組織標本はニー−ロン特異的エ
ノラーゼに対するモノクローナル抗体でABC法によっ
て染色し、ヘマトキシリで対比染色した。上方左コンパ
ートメント内の幾つかの神経内分泌性癌に対してのみ、
染色が強度であった。この様な切片は従って、内分泌分
化のマーカー乞検出するのに有用であろO これらテーマの種類によって分割されたマルチ標本組織
ブロックは、多目的マルチ標本組織ブロックに対するス
クリーニングにおいて明かな特異性ン有する抗体の別異
の特色表示に、そして意図したマーカー用の特異性及び
感度の対照として特に、有用である。
臨床的に限定したマルチ−標本組織ブロック臨床的に限
定した分割に配置された組織標本でブロックを形成でき
る。第16図は、1期または■期胸部癌の2群の患者か
ら約90個の腫瘍サンプルχ含有した切片(44)の7
倍拡大図乞示す。
単一の隔膜(46)が1群の患者サンプルと他の患者サ
ンプル乞分離した01群は転位または乳房切除後2年以
内に再発した1期及び■期の患者の組胸を含んだ。他の
群は年齢が一致、かつ病期が一致していて、かつ長期間
の追跡後疾病から免れていた群があった。その切片フ乳
脂球誘導膜に対して調製されたモノクローナル抗体によ
って免疫染色し、ヘマトキシリンで軽度に対比染色した
。第■コンハートメントでは第■コンパートメントに比
べて2倍多い腫瘍サンプルがモノクローナル抗体によっ
て染色された。このことは、検出される抗原が予測可能
であることを示唆している(
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の標本ロッドの透視概略図であろ; 第2図はケーシング上に平行に配置された複数個の標本
ロッドを有するケーシングの透視概略図であろ; 第3図は標本ロッド乞ケーシング中にきつく巻き、標本
ロッド束すなわち6ソーセージ”にするために細い糸で
ケーシング7巻(ことによってケーシングχしつかり締
めた後の第2図に示した配置の透視概略図である; 第4図は標本ロッドの横断面を露出するために端部ン切
断した第3図に示した“ソーセージ”の透視図である; 第5図は糸を取り除き、。ソーセージ”ヲハラフィン等
の包埋媒内に包埋した後の第4図に示したトリミングし
た“ソーセージの透視図である;第6図は、第5図に示
した包埋したソーセージの切片の透視図である; 第7図は、第6図に示した切片の1つの正面図であり、
ケーシングとケーシング内の標本ロッドとχ概略的に示
している; 第8図は、例えば標本ロッドの露出した横断面を染色す
るために、第6図と第7図に示した切片の表面にハイブ
リドーマ上清ま1こは抗血清のような被検物質の1滴の
滴加を示した透視概略図である; 第9図は、第6図、第7図及び第8図の組織ブロックの
切片における数個の標本ロッドのみの露出断面の染色を
概略的に示す正面図であろ;第10図はケーシング内で
2個の分離した標本ロンドコンハートメントにスペース
’Y 分割スるための隔膜の配置乞概略的に示す組織ブ
ロックの切片の透視図である; 第10(a)図は、標本ロッドの数種の群χ形成するよ
うにケーシング内で巻きながら標本ロッド束を分割する
ことによって形成されたコンパートメントの異なる形体
ビ有する、実際に染色した組織ブロック切片を示す; 第10(b)図は、標本ウッドの特定の群に配置された
表示印刷ラベルの付いた第10(a)図の組織ブロック
切片の地図を示す; 第11図〜第16図は、第1図〜第10図に示したよう
な本発明に従って成された実際の染色したソーセージ切
片ン示す。 10・・・標本ウッド、  12・・・ケーシング、1
4・・・糸、      16・・・ブロック、18.
22,24,30,32,40,44・・・切片、19
・・・組織試薬、   20・・・スライド、36・・
・隔膜。 FIG12 FIG、 15         FIG、 16手続
補正書(旗) 特許庁長官  小 川 邦 夫 殿        づ
り2、発明の名称 マルチ腫瘍組織ブロックならびに同ブロックの製造方法
と用途3、補正をする者 事件との関係   出 願 人 住所 名 称  ベックマン・リサーチ・インスティテユート
・オブ・ザ・シティ・オブ・ホープ 4、代理人 住 所  東京都千代田区大手町二丁目2番1号新大手
町ビル 206号室 6、補正の内容 手  続  浦  正  書 昭和66年2月J日 1、事件の表示 昭和62年特許願第165150  号2、発明の名称 マルチ腫瘍組織ブロックならびに同ブロックの製造方法
と用途 6、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住所 名 称  ベックマン・リサーチ・インスティテユート
・オブ・ザ・シティーオノ・ホープ 54、代理人 (1)明細書第64頁第19行〜第35頁第6行の「第
1’ O(a)図は、・・・・・・組織ブロック切片を
示す;」を次のように補正する。 「第10 (a)は、標本ロッドの数種の群を形成する
ようにケーシング内で巻きながら標本ロッド束を分割す
ることによって形成されたコンパートメントの異なる形
体を有する、実際に染色した生物の組織ブロック切片を
示す写真である;」(2)同第65頁第7行〜 9行の
「第11図〜第16図は、・・・・・・を示す。」を次
のように補正する。 「第11図〜第16図は、第1図〜第10図に示したよ
うな本発明に従って製された生物の組織の染色したソー
セージ切片を示す写真である。」以  上

Claims (46)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)縦長のロッド形状の複数の抗原的に反応性の異な
    る組織標本を、ケーシング上に実質的に平行状態に配列
    し; 前記標本ロッドを前記ケーシングで巻き、標本ロッド束
    を形成し; 前記標本ロッド束を包埋媒で包埋し、マルチサンプル組
    織ブロックを与え;そして 前記ブロックをスライスし、前記標本ロッド束の各前記
    組織標本ロッドの横断面を各々が含む複数の切片を与え
    る; 工程から成るマルチ標本組織ブロック及びその切片の調
    製方法。
  2. (2)前記抗原的に反応性の組織を組織固定剤で固定す
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)前記抗原的に反応性の組織を固定しない特許請求
    の範囲第1項記載の方法。
  4. (4)前記固定しない組織を凍結乾燥する特許請求の範
    囲第3項記載の方法。
  5. (5)前記抗原的に反応性の異なる組織標本を包埋媒中
    に前包埋した標本から選択し; 前記組織標本を前記包埋媒を除去する為に処理し; 前記組織標本を再水和し;そして 前記組織標本を縦長の標本ロッドに形成する;工程をさ
    らに含む特許請求の範囲第2、3または4項記載の方法
  6. (6)前記標本ロッドが約0.5〜約2.0mm^2の
    横断面積及び約10mmの長さを有する特許請求の範囲
    第1項記載の方法。
  7. (7)前記標本ロッド束が包埋段階の前に横断面状に前
    記標本を露出するようにトリミングする特許請求の範囲
    第1項記載の方法。
  8. (8)前記ケーシングを小哺乳動物の小腸部分から調製
    する特許請求の範囲第1項記載の方法。
  9. (9)前記ケーシングを有機材料のシートから調製する
    特許請求の範囲第1項記載の方法。
  10. (10)少なくとも1つの隔膜を、前記標本ロッド束内
    に複数の前記標本ロッドを別々の群に分割するように挿
    入し;そして 前記隔膜によつて形成された前記ケーシングのコンパー
    トメント内に前記標本ロッドを巻き、前記隔膜によつて
    分離された別々のコンパートメント内に複数標本ロッド
    の群を有する標本ロッド束を与える; 工程をさらに含む特許請求の範囲第1項記載の方法。
  11. (11)前記ケーシングが標本ロッドの前記群の回りに
    巻かれる間に標本ロッドの異なる群を分割することによ
    つて前記隔膜を形成する特許請求の範囲第10項記載の
    方法。
  12. (12)別々のケーシング内で個々に各々異なつた群の
    標本ロッドを巻き、続いて、別異のケーシング内に個々
    に巻かれた全ての標本ロッド群を一緒に巻くことによつ
    て、前記隔膜を形成する特許請求の範囲第10項記載の
    方法。
  13. (13)各々の標本ロッド群の前記標本ロッドが、他の
    群の標本ロッドの特性とは異なるが関係する特性を有す
    る特許請求の範囲第10項記載の方法。
  14. (14)腫瘍もしくは新生物の組織を標本ロッドの少な
    くとも1群内に含み、かつ対照標本ロッドを異なる群に
    含む特許請求の範囲第13項記載の方法。
  15. (15)前記包埋媒がパラフィン、セロイジン、または
    エポキシ樹脂である特許請求の範囲第1〜4項または第
    6〜14項の何れかに記載の方法。
  16. (16)固定するか、又は固定しないでかつ凍結乾燥し
    、そしてパラフィン、セロイジンもしくはエポキシ樹脂
    の中から選択される包埋媒で前包埋しているものから前
    記抗原的に反応性の異なる組織標本を選択し; 前記包埋媒を取り除くように前記組織標本を処理し; 前記組織標本を再水和し;そして 前記組織標本を縦長の標本ロッドに形成する;工程をさ
    らに含む特許請求の範囲第1項記載の方法。
  17. (17)前記組織ブロック切片が約2.5μ〜約10μ
    の厚さである特許請求の範囲第1項記載の方法。
  18. (18)複数の抗原的に反応性の異なる組織標本を、相
    対的に小さい横断面積を有し、相対的により長さの長い
    ロッドに形成し; ケーシング上に実質的に平行な関係に前記ロッドを配置
    し; 前記ケーシングでロッドを巻き; 包埋媒内に前記巻いたロッドを包埋し、前記ロッドがそ
    の面に対し垂直であるように組織ブロックを形成し;そ
    して 各切片が前記ロッドの横断面を含むように前記ブロック
    を分割する; ことからなるマルチ標本組織ブロックとその切片を調製
    する方法。
  19. (19)前記組織サンプルを組織固定剤で固定する特許
    請求の範囲第18項記載の方法。
  20. (20)前記組織サンプルを固定しない特許請求の範囲
    第18項記載の方法。
  21. (21)前記組織サンプルを凍結乾燥する特許請求の範
    囲第20項記載の方法。
  22. (22)前記抗原的に反応性の異なる組織標本を選択し
    、前記標本を、ロッドに形成する前に包埋媒で前包埋し
    ; 前記組織標本から前記包埋媒を除去する処理をし;そし
    て 前記組織標本を再水和する; 工程をさらに含む特許請求の範囲第19、20または2
    1項記載の方法。
  23. (23)前記組織ブロック切片が厚さ約2.5μ〜約1
    0μである特許請求の範囲第18項記載の方法。
  24. (24)前記各ロッドの横断面積が約0.5〜約1.5
    mm^2であり、前記ロッドの長さが10mmである特
    許請求の範囲第18項記載の方法。
  25. (25)異なるマーカー物質を含む組織標本を用意し;
    相対的に長さが長くかつ相対的に横断面積の小さいロッ
    ドに前記組織標本を形成し; 前記ロッドを、ケーシング上に実質的に平行な関係に配
    置し;そして 前記ロッドを前記ケーシングで巻き、しつかり締める; 工程からなるマルチ標本組織ブロックを調製する方法。
  26. (26)包埋媒内に前記巻いたロッドを包埋し;そして 前記ロッドの横断平面に実質的に平行であるように前記
    包埋して巻いたロッドの薄い切片を形成する; 工程をさらに含む特許請求の範囲第25項記載の方法。
  27. (27)前記組織標本を固定せずかつ凍結乾燥する特許
    請求の範囲第25項記載の方法。
  28. (28)前記組織標本を固定する特許請求の範囲第25
    項記載の方法。
  29. (29)前記組織標本を前記ロッドに形成する時より前
    に、前記組織標本を包埋媒内に前包埋した特許請求の範
    囲第25項記載の方法。
  30. (30)前記包埋媒がパラフィン、セロイジン、または
    エポキシ樹脂である特許請求の範囲第26または29項
    記載の方法。
  31. (31)狭い相互間空隙で平行な、概してロッド状であ
    り、そして反応性のマーカー物質を含む複数の相異なる
    組織標本を包埋しているマルチ標本組織ブロック。
  32. (32)特許請求の範囲第31項記載のブロックの横断
    平面に対し実質的に平行で、かつ厚さ約2.5μ〜約1
    0μの切片。
  33. (33)各標本が実質的に平坦な向いあつた2面を有し
    、その横断表面積が約0.5〜約1.5mm^2であり
    、厚さが約2.5μ〜約10μであり、それらが密接な
    間隔に置かれている、抗原的に反応性の複数の小さな組
    織標本。
  34. (34)各標本が実質的に平坦な向いあつた2面を有し
    、その横断表面積が約0.5〜約1.5mm^2であり
    、厚さが約2.5μ〜約10μであり、それらが密接な
    間隔に置かれている、固定した抗原的に反応性の複数の
    小さな組織標本。
  35. (35)各標本が実質的に平坦な向いあつた2面を有し
    、その横断表面積が約0.5〜約1.5mm^2であり
    、厚さが約2.5μ〜約10μであり、それらが密接な
    間隔に置かれている、未固定で、かつ凍結乾燥した抗原
    的に反応性の複数の小さな組織標本。
  36. (36)各標本の前記平坦な1表面が支持体と接触し、
    かつ他の表面が露出しているように前記支持体上に置か
    れ、それらが密接な間隔に置かれている特許請求の範囲
    第33項により規定した抗原的に反応性の異なる複数の
    小さな組織標本。
  37. (37)各標本の前記平坦な1表面が支持体と接触し、
    かつ他の表面が露出しているように前記支持体上に置か
    れ、それらが密接な間隔に置かれている特許請求の範囲
    第34項により規定した固定した抗原的に反応性の異な
    る複数の小さな組織標本。
  38. (38)各標本の前記平坦な1表面が支持体と接触し、
    かつ他の表面が露出しているように前記支持体上に置か
    れ、それらが密接な間隔に置かれている特許請求の範囲
    第35項により規定した、未固定でかつ凍結乾燥した抗
    原的に反応性の異なる複数の小さな組織標本。
  39. (39)前記支持体が顕微鏡用スライドである特許請求
    の範囲第36、37または38項記載の組織標本。
  40. (40)特許請求の範囲第33、34または35項記載
    の密接な間隔に置いた抗原的に反応性の異なる複数の小
    さな組織標本の露出した表面に免疫組織学的試薬を滴加
    することからなる複数の異なる組織サンプルを平行して
    免疫組織学的に試験するための方法。
  41. (41)前記試薬が複数の異種のモノクローナル抗体を
    含むハイブリドーマ上清である特許請求の範囲第40項
    記載の方法。
  42. (42)前記試薬が抗血清である特許請求の範囲第40
    項記載の方法。
  43. (43)密接な間隔に置いた抗原的に反応性の異なる複
    数の小さな組織標本を、支持体上に異なる切片の異なる
    群に配置する特許請求の範囲第40項記載の方法。
  44. (44)組織標本の異なる群が他の群の組織と異なる関
    係のある特性を有する特許請求の範囲第43項記載の方
    法。
  45. (45)組織標本の前記異なる群が少なくとも1隔膜に
    よつて分割される特許請求の範囲第43または44項記
    載の方法。
  46. (46)組織標本の複数の群が、異なる組織発生と分化
    の程度の新生物、腫瘍もしくは正常組織の種類に関連し
    た標本、組織と新生物の限定された複数のクラスの標本
    、対照群を含む事、または限定された患者集団の組織の
    標本からなる特許請求の範囲第43項記載の方法。
JP16515087A 1987-02-06 1987-07-01 マルチ腫瘍組織ブロックならびに同ブロックの製造方法と用途 Pending JPS63273056A (ja)

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US11689 1987-02-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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