JPS6326965A - 空気ボタン電池 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空気ボタン電池の改良に関するものである。

従来の技術 空気ボタン電池は水銀電池に代る電池として注目されて
いるが、その構成から部品数も他の電池に比べて多い。

しかも連続工程に乗りにくり、工程での問題が発生しや
すい。その中でも特に空気拡散紙のケース内挿入後の有
り、無し検知は、例えば、以下の方法を用いていた。

■　間接的検知として、赤外線反射式光電管を用いて空
気拡散紙の有り無しを検知する。

■　直接的検知として、端子接触によるリーク検知方式
を用いて空気拡散紙の有り無しを検知する０ などが考えられているが、両者共に完全な検知が困難で
ある。これは■空気拡散紙が素材として白色で、その当
接するケースメッキ面との間に光沢差が少なく誤動作す
る。■上記解決手段として端子を用いた接触によるリー
ク方式を採用したが、空気拡散紙が軽く端子先端部に付
着し持上げられる欠点が発生した。

発明が解決しようとする問題点 とのような従来の構成による空気拡散紙検知方法では拡
散紙の有り無しの検知が困難で品質上重大な問題があっ
た。

本発明は、このような問題点を解決するもので空気拡散
紙の有り無しを完全に検知し、電池特性の安定化をはか
るものである。

問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために、本発明は空気拡散紙の一
部、あるいは全体に着色することにより、ケースとの間
で光沢差を設けることによって、無接触検知方法で確実
に拡散紙の有り無しの検知を可能にしたものである。

作用 この構成によれば、従来の無着色（白色）空気拡散紙と
比較し、着色拡散紙を用いた検知は１００チ可能となり
、電池品質も安定する。

実施例 以下、本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の一実施例による空気ボタン電池の断面
図を示し、図中１は正極ケースで、底部の周縁に近い位
置には１個以上の空気孔２を有し、空気室として凹部を
備えている。その凹部内に本発明の特徴とする黒色に着
色した空気拡散紙３を配置する。次にこの空気拡散紙の
着色方法について述べる。第２図人はフープ状に巻かれ
た拡散紙で、そのフープ状態のまま着色液に漬けて着色
する。

Ｂはフープ状態から空気拡散紙を巻もどし着色する方法
を示す。このように着色した後にパンチで円形に打抜き
、第１図に示す正極ケース１の凹部に挿入配置する。

４は撥水膜、５は触媒、６はセパレータ、７は封口板、
８は封口リング、９は負極活物質、１０は空気孔２封止
のためのシール紙である。

なお、電解液には７モル／ｌのか性カリに酸化亜鉛を溶
解させたものを用いた。

以上の構成とすることによって、空気拡散紙の有り無し
が１００％可能となり検知不良による特性異常は、本発
明では皆無となり、品質的にも極めて安定する。

発明の効果 このように本発明によれば、正極ケースの凹部に挿入し
た着色空気拡散紙の検知が１００％可能となり、電池特
性の安定した優れた空気ボタン電池を提供できるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における空気ボタン電池の断面
図、第２図Ａ、Ｂは空気拡散紙の着色方法を示した概略
図である。 １・・・・・・正極ケース、２・・・・・・空気孔、３
・・・・・・着色空気拡散紙。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名イー
−一正＆７−ス 斗−次水状 Ｓ−一一触σ ８゛−・・　　ソング ｑ−＠糟咋物乍 イｏ−−−シール撃氏

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 底部に空気孔を有する正極ケース内に空気拡散紙、撥水
   膜、触媒、セパレータを位置させる一方、ナイロンリン
   グに周縁部を嵌合させた負極容器に活物質と電解液を充
   填して、前記正極ケース開口部に負極容器を挿入して封
   口してなる電池であって、前記空気拡散紙には着色した
   ものを用いて、正極ケース底部に固定したことを特徴と
   する空気ボタン電池。