JPS6326744Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6326744Y2 JPS6326744Y2 JP1982019487U JP1948782U JPS6326744Y2 JP S6326744 Y2 JPS6326744 Y2 JP S6326744Y2 JP 1982019487 U JP1982019487 U JP 1982019487U JP 1948782 U JP1948782 U JP 1948782U JP S6326744 Y2 JPS6326744 Y2 JP S6326744Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric element
- pressure
- pressure receiving
- dynamic pressure
- receiving piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 description 8
- 239000004945 silicone rubber Substances 0.000 description 8
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- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 3
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、壁体が受ける流体の動圧を圧電素子
によつて計測する動圧計に関するもので、流体の
漏出による電気絶縁の劣化を防止すると共により
高い耐圧性を得ることを目的としたものである。
によつて計測する動圧計に関するもので、流体の
漏出による電気絶縁の劣化を防止すると共により
高い耐圧性を得ることを目的としたものである。
水、油等の液体を収納するタンク等にあつて
は、この液体等の流体の流動時に動的圧力がタン
ク壁体に加えられることになるので、上記動圧を
常に計測する必要があることから、第1図に示す
如く、壁体の一部に動圧計が取付けられている。
は、この液体等の流体の流動時に動的圧力がタン
ク壁体に加えられることになるので、上記動圧を
常に計測する必要があることから、第1図に示す
如く、壁体の一部に動圧計が取付けられている。
従来のこの種の動圧計は、第1図に示す如く、
枠体1の底板2に組付筒3を突出設すると共に、
この組付筒3内にセラミツク製の圧電素子4を固
着した上でシリコンゴム5を充填成形して圧電素
子4を密に固定した構造となつており、この動圧
計を、タンク等の壁体Aの一部に穿設された貫通
孔Bに前記組付筒3により密に嵌入組付けし、前
記シリコンゴム5の端面を壁体Aの受圧面側に露
出させて装着される。
枠体1の底板2に組付筒3を突出設すると共に、
この組付筒3内にセラミツク製の圧電素子4を固
着した上でシリコンゴム5を充填成形して圧電素
子4を密に固定した構造となつており、この動圧
計を、タンク等の壁体Aの一部に穿設された貫通
孔Bに前記組付筒3により密に嵌入組付けし、前
記シリコンゴム5の端面を壁体Aの受圧面側に露
出させて装着される。
それゆえ、壁体Aに加えられる流体の動圧は、
シリコンゴム5を介して圧電素子4に印加され、
圧電素子4は、この印加された圧力の変動に応じ
た信号を出力して動圧を計測する。
シリコンゴム5を介して圧電素子4に印加され、
圧電素子4は、この印加された圧力の変動に応じ
た信号を出力して動圧を計測する。
なお、枠体1内の、前記圧電素子4の固着され
た底板2の背面側にも同様の圧電素子6が装着さ
れているが、この第2の圧電素子6は、動圧の作
用によつて生じる圧力振動に伴う第1の圧電素子
4の出力振動を相殺し、動圧計として初圧だけを
出力すべく構成したものである。
た底板2の背面側にも同様の圧電素子6が装着さ
れているが、この第2の圧電素子6は、動圧の作
用によつて生じる圧力振動に伴う第1の圧電素子
4の出力振動を相殺し、動圧計として初圧だけを
出力すべく構成したものである。
上記した従来のセラミツク製圧計素子を利用し
た動圧計は、作用する動圧をシリコンゴム5を介
して圧電素子に印加するので、シリコンゴム5
は、動圧の作用のたびに大きく弾性変形し、かつ
作用する動圧の値が大きいのでその弾性変形量が
大きく、このため短期間のうちに、疲労により亀
裂が生じ、またこのシリコンゴム5は、単に充填
成形されたものであるので、弾性変形のたびにシ
リコンゴム5と組付筒3との間に侵入した液体の
毛細管現象および表面張力により、液体が容易に
圧電素子の所まで侵入し、もつて絶縁不良を生じ
る欠点をもつていた。
た動圧計は、作用する動圧をシリコンゴム5を介
して圧電素子に印加するので、シリコンゴム5
は、動圧の作用のたびに大きく弾性変形し、かつ
作用する動圧の値が大きいのでその弾性変形量が
大きく、このため短期間のうちに、疲労により亀
裂が生じ、またこのシリコンゴム5は、単に充填
成形されたものであるので、弾性変形のたびにシ
リコンゴム5と組付筒3との間に侵入した液体の
毛細管現象および表面張力により、液体が容易に
圧電素子の所まで侵入し、もつて絶縁不良を生じ
る欠点をもつていた。
本考案は、上記した従来例における欠点を解消
すべく考案されたもので、以下本考案の実施例を
図面に従つて説明する。
すべく考案されたもので、以下本考案の実施例を
図面に従つて説明する。
図中Aは壁体で、その一部に貫通孔Bが穿設さ
れていて、この壁体Aの非受圧面側にケース体7
が装着固定される。
れていて、この壁体Aの非受圧面側にケース体7
が装着固定される。
このケース体7は枠体8の底板9に組付筒10
を突設した構造をしていて、前記貫通孔Bに組付
筒10を螺合させて壁体Aに装着されるのである
が、壁体Aの非受圧面と底板9との間にシールリ
ング11を配置することにより壁体Aに液密に装
着されることになつている。
を突設した構造をしていて、前記貫通孔Bに組付
筒10を螺合させて壁体Aに装着されるのである
が、壁体Aの非受圧面と底板9との間にシールリ
ング11を配置することにより壁体Aに液密に装
着されることになつている。
前記組付筒10内には剛体製の受圧ピース12
が組付けられているが、この受圧ピース12の一
方端面は受圧面として壁体Aの受圧面側に露出し
ており、また受圧ピース12の他方端面と底板9
との間には圧電素子13が固着されており、さら
に組付筒10と受圧ピース12との間には、作用
する動圧に対して組付筒10に支持された状態
で、組付筒10内周面および受圧ピース12外周
面に密接してOリング14が配置されている。
が組付けられているが、この受圧ピース12の一
方端面は受圧面として壁体Aの受圧面側に露出し
ており、また受圧ピース12の他方端面と底板9
との間には圧電素子13が固着されており、さら
に組付筒10と受圧ピース12との間には、作用
する動圧に対して組付筒10に支持された状態
で、組付筒10内周面および受圧ピース12外周
面に密接してOリング14が配置されている。
組付筒10内における受圧ピース12の組付け
固定手段としては種々考えられるが、第2図図示
実施例の場合、圧電素子13の中心部を貫通する
形態で底板9に固定された締付ビス15に受圧ピ
ース12を螺合固定し、この際受圧ピース12に
より圧電素子13を底板9との間で挾持固定す
る。
固定手段としては種々考えられるが、第2図図示
実施例の場合、圧電素子13の中心部を貫通する
形態で底板9に固定された締付ビス15に受圧ピ
ース12を螺合固定し、この際受圧ピース12に
より圧電素子13を底板9との間で挾持固定す
る。
また第3図図示実施例の場合、組付筒10内周
面に螺子を刻設した螺子により受圧ピース12を
組付筒10はに螺合により組付け固定し、もつ
て、圧電素子13を受圧ピース12と底板9との
間で締付固定する。
面に螺子を刻設した螺子により受圧ピース12を
組付筒10はに螺合により組付け固定し、もつ
て、圧電素子13を受圧ピース12と底板9との
間で締付固定する。
このように、圧電素子13は、底板9と受圧ピ
ース12との間で挾持されるので、圧電素子13
の両面には電気絶縁板18が配置される必要があ
ることは言うまでもない。
ース12との間で挾持されるので、圧電素子13
の両面には電気絶縁板18が配置される必要があ
ることは言うまでもない。
また、枠体8内の底板9上には、第2の圧電素
子19が受圧ピース12と同一のバランスウエイ
ト20によつて、第1の圧電素子13と同様に挾
持固定されていて、圧力振動に伴う第1の圧電素
子13の振動出力を相殺するようになつている。
子19が受圧ピース12と同一のバランスウエイ
ト20によつて、第1の圧電素子13と同様に挾
持固定されていて、圧力振動に伴う第1の圧電素
子13の振動出力を相殺するようになつている。
なお、第1の圧電素子13のリード線16は、
底板9に形成されたリード孔17を通つて枠体8
内に導出され、この枠体8に固定されたコネクタ
23に第2の圧電素子19のリード線22と同様
に結線されている。
底板9に形成されたリード孔17を通つて枠体8
内に導出され、この枠体8に固定されたコネクタ
23に第2の圧電素子19のリード線22と同様
に結線されている。
また、第3図図示実施例の場合、Oリング14
はバツクアツプリング24と組合されて使用され
ているが、このバツクアツプリング24は、より
高い耐圧をOリング14に与えるものである。
はバツクアツプリング24と組合されて使用され
ているが、このバツクアツプリング24は、より
高い耐圧をOリング14に与えるものである。
本考案は、上記した如き構成となつているの
で、受圧ピース12の受圧面に流体の動圧が作用
すると、圧電素子13に比べてはるかにバネ係数
の大きい受圧ピース12を介して、上記した動圧
が圧電素子13に作用し、もつて圧電素子13は
作用した動圧の値に比例した出力を出力して動圧
の計測を行なうのである。
で、受圧ピース12の受圧面に流体の動圧が作用
すると、圧電素子13に比べてはるかにバネ係数
の大きい受圧ピース12を介して、上記した動圧
が圧電素子13に作用し、もつて圧電素子13は
作用した動圧の値に比例した出力を出力して動圧
の計測を行なうのである。
この際、受圧ピース12は剛体製であるので、
動圧の作用により大きく変形するようなことは全
くなく、これがため長期間にわたる使用にもかか
わらず受圧ピース12の機能が劣化するようなこ
とはない。
動圧の作用により大きく変形するようなことは全
くなく、これがため長期間にわたる使用にもかか
わらず受圧ピース12の機能が劣化するようなこ
とはない。
また、組付筒10と受圧ピース12との間に配
置されたOリング14は、それ自体が大きく弾性
変形する必要もないし、また実際に変形すること
もないので、長期間にわたり高い密封効果を維持
することができるし、Oリングの弾性は圧電素子
の弾性に比較し非常に小さいので、圧電素子の歪
に与える影響はほとんどない。
置されたOリング14は、それ自体が大きく弾性
変形する必要もないし、また実際に変形すること
もないので、長期間にわたり高い密封効果を維持
することができるし、Oリングの弾性は圧電素子
の弾性に比較し非常に小さいので、圧電素子の歪
に与える影響はほとんどない。
所で、受圧ピース12は剛体製であり、かつ圧
電素子13は、この受圧ピース12の受圧面とは
反対側の面と底板9との間に挾持されているの
で、図示実施例の如く、受圧ピース12の受圧面
の面積を圧電素子13に当接する面の面積よりも
大きくすることにより、作用した動圧を増強して
圧電素子13に作用させることができ、これによ
つて動圧の検出が確実でかつより正確なものとな
る。
電素子13は、この受圧ピース12の受圧面とは
反対側の面と底板9との間に挾持されているの
で、図示実施例の如く、受圧ピース12の受圧面
の面積を圧電素子13に当接する面の面積よりも
大きくすることにより、作用した動圧を増強して
圧電素子13に作用させることができ、これによ
つて動圧の検出が確実でかつより正確なものとな
る。
以上の説明から明らかな如く、本考案は、構造
が簡単でかつ組立てが容易であり、また材料の劣
化がなくかつ高い耐圧性を有して圧電素子の絶縁
の劣化の発生する恐れがなく、さらにより高い感
度を得ることができると共に感度の劣化もなく確
実でかつ正確な動圧の計測を達成することがで
き、縦振動型の為、屈曲型(ベンデイング型)よ
りも共振周波数を高くすることが出来、従つて広
い応答周波数範囲が得られる等多くの優れた作用
効果を有するものである。
が簡単でかつ組立てが容易であり、また材料の劣
化がなくかつ高い耐圧性を有して圧電素子の絶縁
の劣化の発生する恐れがなく、さらにより高い感
度を得ることができると共に感度の劣化もなく確
実でかつ正確な動圧の計測を達成することがで
き、縦振動型の為、屈曲型(ベンデイング型)よ
りも共振周波数を高くすることが出来、従つて広
い応答周波数範囲が得られる等多くの優れた作用
効果を有するものである。
第1図は、従来の動圧計の構造を示す縦断面図
である。第2図は、本考案の一実施例を示す縦断
面図である。第3図は、本考案の他の実施例を示
す縦断面図である。 符号の説明、A……壁体、B……貫通孔、7…
…ケース体、8……枠体、9……底板、10……
組付筒、12……受圧ピース、13……圧電素
子、14……Oリング、15……締付ビス。
である。第2図は、本考案の一実施例を示す縦断
面図である。第3図は、本考案の他の実施例を示
す縦断面図である。 符号の説明、A……壁体、B……貫通孔、7…
…ケース体、8……枠体、9……底板、10……
組付筒、12……受圧ピース、13……圧電素
子、14……Oリング、15……締付ビス。
Claims (1)
- 壁体が受ける流体の動圧を、圧電素子によつて
計測する動圧計であつて、前記壁体に穿設された
貫通孔に密嵌入する組付筒を枠体の底板から突設
したケース体と、前記組付筒内に組付けられ、前
記壁体の受圧面側に受圧面が露出する剛体製の受
圧ピースと、前記底板と受圧ピースとによつて挟
持される圧電素子と、作用する動圧に対して前記
組付筒で支持された状態で前記組付筒内周面と受
圧ピース外周面との間に密接配置されたOリング
とから成る動圧計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1948782U JPS58123339U (ja) | 1982-02-15 | 1982-02-15 | 動圧計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1948782U JPS58123339U (ja) | 1982-02-15 | 1982-02-15 | 動圧計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58123339U JPS58123339U (ja) | 1983-08-22 |
JPS6326744Y2 true JPS6326744Y2 (ja) | 1988-07-20 |
Family
ID=30031694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1948782U Granted JPS58123339U (ja) | 1982-02-15 | 1982-02-15 | 動圧計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58123339U (ja) |
-
1982
- 1982-02-15 JP JP1948782U patent/JPS58123339U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58123339U (ja) | 1983-08-22 |
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