JPS63267264A - 複数の培養器の集中制御方法およびその装置 - Google Patents

複数の培養器の集中制御方法およびその装置

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JPS63267264A
JPS63267264A JP10183787A JP10183787A JPS63267264A JP S63267264 A JPS63267264 A JP S63267264A JP 10183787 A JP10183787 A JP 10183787A JP 10183787 A JP10183787 A JP 10183787A JP S63267264 A JPS63267264 A JP S63267264A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 F発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は複数の培養器における各培養器を制御する必要
な要M混合ガスの濃度あるいは温度又は湿度を集中制御
する複数の培養器の集中fI制御方法およびその装置に
関する。
(従来の技術) 従来、人やマウスなどの高等動物の細胞を培養するのに
CO2培養器などの培養器が知られている。
この培養器自体の機能としては、培養器内の温度を一定
の温度例えば37℃程度にすること、湿度を高湿度に保
つこと、ざらには混合ガス例えばCO2の濃度を一定の
濃度例えば約5%程度に゛保つ必要がある。
上記の温度、湿度および混合ガスなどの必要な要素を制
御itするのに、各要素毎に1台の培養器に対して1台
の制御装置で対応して複数の培!!器を同時に使用して
いるのが現状である。
しかも、通常の培養器は小型であるが、多くのIII胞
を同時に培養さけるには、大型の培養器を用いて対処し
ている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、相当数からなる複数の培養器を設置すると、
個々の培養器を管理するのが非常に難かしい。また、被
試験物例えば細胞培養等では、培養に必要な要素の温度
、湿度および混合ガスなどによる微細な影響を受は易い
ため、個々の培養器を制御させる個々の制御装置の微妙
な性能差が培養に悪影響を与える。すなわち、個々のυ
Itll装置で各培M器を!IJ111Lでいるため、
各培養器毎に互換性がなく各要素特に混合ガスでバラツ
キが生じて複数の培養器を一定に制御できないという問
題がある。
さらに、大型の!fi器を使用すれば同時に多くの培養
を行なうことができるが、培養器内の1ケ所で起きた汚
染が被試験物全体へ拡がってしまうという危険があり、
引いては被試験物全体を駄目にしてしまうという問題が
ある。
本発明の目的は上記問題点を改善するため、複数の培養
器における必要な要素混合ガス、温度および湿度をそれ
ぞれ1個の検出用センナと1台の制御装置で制御するこ
とにより、各培養器における性能差を生じることなく均
一に、しかも管理が簡単に行なえるようにした複数の培
養器の集中制御方法およびその装置を提供することにあ
る。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明における第1の発明
は、複数の培養器に対して混合ガスあるいは温度又は湿
度を制御するだめの制御回路を各培養器に接続し、各制
御回路の開閉を制御するuII211手段を配設すると
共に各制御回路を共通のセンサに接続し、上記センサに
基づいて前記制御手段を個別にあるいは同時的に制御し
て各培養器内のガス濃度あるいは温度又は湿度を個別に
あるいは同時的に制御することで複数の培養器の集中制
御方法を構成した。
第2の発明は、複数の培養器と、その複数の培養器にお
ける各培養器にそれぞれ接続され混合ガスあるいは温度
又は湿度を制御するための制御回路と、各制御回路に配
設され各制御回路の開閉をII御する適数の制御手段と
、前記各制御回路に接続された共通のセンサと、前記適
数の制御手段の1つに接続された混合ガスあるいは温度
又は湿度の供給源と、前記適数の1lilJ 111手
段、前記センサにそれぞれ接続された制御部とからなる
複数の培養器の集中制御装置を構成した。
(作用) 本発明を採用することにより、複数の培養器における必
要な要素である混合ガス、温度および湿度のそれぞれは
、1個の検出センサで検知し、1台の制御装置で制御で
きるようにしたので、複数の培養器において性能差が生
じないから、各培養器で同じ条件の培養が行なわれる。
しかも、複数の培養器の管理が簡単に行ない得る。
(実施例) 本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
人やマウスなどの高等動物の細胞を培養するのに、複数
の培養器を1台の制御装置で集中制御する必要な要素と
しては温度、湿度および混合ガス例えばCO2がある。
その中で簡単な電気信号へ変換して培養器と制御装置の
制御器とを切離せないものとして一番難かしいのは、混
合ガスである。
その混合ガスによる複数の培養器を集中制御する具体的
な例について説明する。
第1図を参照するに、複数の培a器例えば6個の18養
器A、B、C,D、EおよびFが設けてあり、その培養
器A−Fにはそれぞれ配管1.3゜5.7.9および1
1が接続されている。しかも、その配管1,3.5.7
.9および11の途中には、混合ガスのCO2を制御す
る制御回路のうちの制御手段である供給用自動開閉器と
しての電磁弁13.15.17,19.21および23
が接続されている。
前記配管1.3.5.7.9および11のそれぞれは接
続部25.27,29.31.33および35で主配管
37に並列に接続されている。その配管37の途中には
フィルタ39が接続されていて汚染防止の役目を果して
いる。前記主配管37の他端部には、混合ガスのCO2
を前記培¥&鼎A−Fに供給するため供給源としてのC
O2用ガスボンベ41が接続されている。
上記構成により、CO2用ガスボンベ41から主配管3
7を経て供給されたCO2は、主配管37に並列に接続
された配管1,3.5,7.9および11を通り、各電
磁弁13.15.17,19.21および23の開閉制
御により培養器A〜Fに供給されたりあるいは遮断され
たりすることとなる。
各培養器A−Fのそれぞれには、各培養器A〜F内CO
2を制御するための配管が2本ずつ接続されている。す
なわち、培養器Aには配管43A+ 、43A2 、培
養器s、C,DL EおよびFには配管45B+ 、4
5B2  :47CI 、47C2:49D+  、4
9D2  :51E+  、51E2および53F+ 
、53F2が接続されている。
その配管43A+ 、43A2の途中には制御回路のう
ちの制御手段である測定用自動開閉器としての電磁弁5
5A1.55A2が接続されている。
同様に配管45B+ 、45B2の途中に電磁弁57B
+ 、57B2が、配管47C+ 、47C2の途中に
電磁弁59G+ 、5902が、配管49D+ 、49
D2の途中に電磁弁61D+ 、61D2が、配管51
E+ 、51E2の途中に電磁弁63E+ 、63E2
がおよび配管53F+ 、53F2の途中に電磁弁65
F+ 、65F2が接続されている。
前記配管43A1は接続部67で配管43A2と配管5
3F2に接続されている。その配管43A1の途中に接
続された電磁弁55A1の培養器Aと反対側の配管43
A1の途中には、汚染を防止するためのフィルタ69.
CO2濃度用検出センサ71および循環ポンプ73が適
宜間隔を設けて直列に接続されている。
前記配管53F1は前記配管43A1の途中の接続部7
5で接続され、しかも配管53F+の接続部77.79
.81および83でそれぞれ配管45B+ 、47C+
 、49D+および51E1に接続されている。
前記配管43A2には接続部85.87,89および9
1でそれぞれ配管45B2.47C2。
49D2および51E2に接続されている。
前記供給用開閉器としての電磁弁13.15゜17.1
9.21.23と、測定用開閉器としての電磁弁55A
+ 、55A2  :57B+ 、5782  :59
G+ 、59C2:61D1.61D2 :63E+ 
、63E2 :65F+ 、65F2とCO2濃度用検
出センサ71はそれぞれ制御装置としての制御部93に
接続されている。CO2濃度用検出センサ71で検出さ
れたCO29度により電磁弁13,15.17.19,
21.23の開閉制御および電磁弁55△+ 、55A
2  :57B+ 、57B2  :59C+ 、59
C2:61D+ 。
61D2  :63EI  、63E2  :65F+
  、65F2の開閉制御を制御部93で行なっている
なお、前記測定用開閉器としての電磁弁55A+ 、5
5A2  :57B1.57B2  :59G+ 。
59C2:61DI 、61D2  ;63EI 、6
3E2  ;65F+ 、65F2 、CO2濃度用検
出センサ71および供給用自動開閉装置としての13゜
15.17,19.21および23は上述した如く制御
装置としの制御部93に接続されているが、前記培養器
Δ〜Fに対しては第1図に示されているように、電磁弁
55A+ 、55A2〜65F+ 。
65F2.13.15〜21.23なトハ距ll!ff
髪だけ離隔して別置されている。
上述した構成において、複数例えば6個の培養器A−F
のCO2濃度を別置された1周のCO2濃度用検出セン
サ71と1台の制御装置としての制御部93により行な
えるようにしたもので、一定時間毎にチェックし設定し
たCO2濃度で制御される。
そのために、各培養器A〜FのGO2設定濃度を例えば
5%から予め設定された培養に支障を来さないCCh 
1度例えば4.8%まで各培養器A〜FからCO2が漏
れる時間のうち、別に定めた通常のCChilr!1制
御範囲例えば4.9〜5%の下限すなわち4.9%から
培養に支障を来さないCO2111度例えば4.8%ま
でCO2濃度が下がる時間Tを各培養器A〜F全てを−
通り測定する時間としこの時間を1周期として行なう。
次に、複数の培養器A−Fのうち、1台の培養器のCO
2濃度測定は、上述の1周期Tを複数の培養器の数例え
ば6個で割った時間〈T÷6ンから測定を切換えてCO
2濃度が安定するまでの時間(を差し引いた時間[(T
÷6)−t]で測定を行なうものである。
なお、測定を切換えてCO21ji度が安定するまでの
時間は、測定するCO2が配管を通りそれ以前まで流れ
ていたCO2と置換されるまでの時間をさしている。
CO2′a度用検出センサ71の前後に設けた測定用自
動開閉器としての各電磁弁55A+ 、55A2  :
57B+  、5782  ;59G+  、59C2
:61D+  、  61D2  :63E+  、6
3E2  :65F+ 、65F2の開閉には若干の時
間差をとるのがよい。
また、各培養器A−F内の突発的CO2O2変度変化各
培養器A−Fにおける扉の開閉によるものについては別
に簡単なスイッチを取付けて迅速なCO21F度の復帰
を図るようにしである。
次に、上記構成において各培養器A−FのCO21度制
御を行なう作用について説明する。
第1図において、ゐ1ノ御装置としての制御部93で予
め各培養器A〜FにおけるCO2設定濃度を例えば5%
とすると共に、4.9〜5%の範囲で制御させるものと
する。
制御部93からの指令により制御部93に接続された各
供給用自動開閉装置としての電磁弁13゜15.17.
19.21および23を開閉制御し、CO2ガスボンベ
41から各培養器Δ〜F内に4゜9〜5%範囲のCO2
が供給されているものとする。この場合、各電磁弁13
.15,17.19゜21および23は閉じている。
この状態において、培養器AのC02濃度が設定濃度4
,9〜5%の範囲に入っているかを測定し制御するとき
、培養器AからのCO2は制御部93からの指令により
電磁弁55A1を開かせ、配管43A1を通ってCO2
濃度用検出センサ71に供給される。CO2m度用検出
センサ71に供給されたCO2は後述する如きCO29
度を検出すると共に、循環ポンプ73を通って電磁弁5
5Δ2に到達する。
電磁弁55A2が制御部93からの指令により開くこと
により、CO2は電磁弁55Δ2から配管43A2を通
って培養器Aに戻される。
前記CCh 温度用検出センサ71で検出されたCO2
濃度値は制御部93で処理され、その検出したCO28
度値の結“果に基づき、制御部93がらの指令で電磁弁
13の開閉制御を行なう。例えば検出したCO2′IA
度如が予め設定したCO2設定濃度範囲4.9〜5%に
入っていれば電磁弁13はそのまま開かず、CO2設定
濃度範囲4.9〜5%より低い場合にはN磁片13が開
いて不足分のCO2をCO2ガスボンベ41から培養器
△に供給されてCO2設定濃度範囲に入るよう制御され
る。なお、電磁弁55A+ 、55A2が作動している
間は、他の電磁弁57B+ 、57B2  :59C+
 、59C2:610+ 、6102  :63E+ 
、63E2および65F+ 、65F2は作動せず閉じ
ている。
培養器Aの測定制御が終了すると、電磁弁55A1が閉
じると同時に例えば培養器BのCO2濃度を測定制御す
るために、電磁弁57B1が開きある時間経過後に電磁
弁55A2を閉じる。而して培養器8からのCO2が配
管45B1を通ってCO2m度用検出セン1す71に送
られて培養器8の測定制御が前述の要領で行なわれる。
以後前述の要領に基づいて培養器C,D、EおよびFの
C029度測定制御がなされることとなる。
培養器A−Fの′a度測測定順序、△から順々にFに切
換えるもの以外、予め設定した順序に従って行なわれる
ものである。
以上説明した複数の培養器A〜FはCO2′a度の測定
制御を例にとったが、CO2以外のN2 。
02などの混合ガスでも同様に行なうことができる。
また、混合ガス以外の温度、湿度などの必要な要素につ
いても、同様の考え方に準じて、C02D度用検出セン
サの代りに、温度又は湿度用の検出センサを用いること
によって1個の検出センサ、1台の制御装置で集中1t
ilJ御することができる。
以上のごとき説明から理解されるように、1個のCO2
11度用検出センサで複数の培養器におけるCO218
度を測定制御しているから、各培養器の性能差が生じな
いので各培養器で同じ条件下のもとて培養を行なうこと
ができる。
複数の培養器を同時に制御できるため管理が簡単にでき
る。さらに従来の大型な1台の培養器では、−ケ所で起
きた汚染が被試験物全体へ拡がってしまう危険があった
が、本実施例ではこの汚染の心配をする必要がなくなる
前述した実施例においては、複数の培養器A〜FのC○
2濃度制御の説明を行なったが、温度。
湿度については集中制御あるいは個別制御を別途行なっ
ているものである。
ところで、第2図に示したように、複数の培養器Δ〜F
を予め温湿度管理されている場所例えば恒温室95など
へ設置すれば、温湿度の制御を行なわずに、混合ガス8
a度制御のみを行なうことだけですむ。またこの場合に
は、各培1!!器自体から温湿度vJlll用の部品な
どを取外して設置することができる。
さらに、混合ガスの濃度制御に係る部品を取外せる構成
にすれば、培養器を滅菌処理例えばn温滅菌できる構造
となり、保守例えば清掃を簡単に行なうことができる。
なお、本発明は前述した実施例に限定されることなく、
適宜の変更を行なうことにより、その他の態様で実施し
得るものである。
[発明の効果1 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、本発
明によれば、複数の培養器における必要な要素すなわち
、混合ガスの濃度、温度あるいは湿度の制御を1個の検
出センサと1台の制御装置で集中制御できるようにした
から、各培養器の性能差が生じず、各培養器で同じ条件
の培養を行なうことができると共に管理を簡単に行なう
ことができる。
また、本発明では、従来使用される1台の大型な培養器
において1ケ所で起きた汚染で被試験物全体へ拡がって
しまう危険から解消され、大きな汚染を心配する必要が
なくなる。
さらに、予め温湿度がなされている場所内へ複数の培養
器を設置すれば、複数の培養器自体の温湿度管理を行な
う必要がなく、かつ混合ガス用の制御器から各培養本体
から取外せるような構成とすることによって、培養器の
滅菌処理を簡単にすることができると共に、保守例えば
清掃を簡単に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施した一実施例の複数の培a器にお
けるCO2濃度を集中制御する構成図である。 第2図は複数の培養器を恒温室に入れてCO2濃度を集
中制御する応用例の概略図である。 [図面の主要な部分を表わす符号の説明]A〜F・・・
培養器 13〜23・・・電磁弁 41・・・C○2ガスボンベ 55A+ 、55A2〜65F1.65F2・・・電磁
弁 71・・・CO2濃度用検出センサ 93・・・制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、複数の培養器に対して混合ガスあるいは温度又
    は湿度を制御するための制御回路を各培養器に接続し、
    各制御回路の開閉を制御する制御手段を配設すると共に
    各制御回路を共通のセンサに接続し、上記センサに基づ
    いて前記制御手段を個別にあるいは同時的に制御して各
    培養器内のガス濃度あるいは温度又は湿度を個別にある
    いは同時的に制御することを特徴とする複数の培養器の
    集中制御方法。
  2. (2)、複数の培養器と、その複数の培養器における各
    培養器にそれぞれ接続され混合ガスあるいは温度又は湿
    度を制御するための制御回路と、各制御回路に配設され
    各制御回路の開閉を制御する適数の制御手段と、前記各
    制御回路に接続された共通のセンサと、前記適数の制御
    手段の1つに接続された混合ガスあるいは温度又は湿度
    の供給源と、前記適数の制御手段、前記センサにそれぞ
    れ接続された制御部とからなることを特徴とする複数の
    培養器の集中制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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