JPS63266383A - 個人被曝線量計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は個人放射線被曝線量を測定する装置に係り、特
に被曝線量を画像出力できる個人被曝線量計に関する。

〔従来の技術〕

従来、個人被曝線量計としてアラームメータと熱ルミネ
センス線量計又は写真乳剤（フィルムバッチ）を併用し
ている。この種の線量計は、放射線の管理計測（石原豊
秀著）第５１頁から第６１頁に於いて論じられている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術は個人被曝線量計の利用者の作業環境の点
について配慮がされておらず、利用者が激しい騒音中で
の作業の場合、被曝線量が管理甚準値を超えた時にアラ
ームメータが発する警報音が利用者に聞えず、利用者は
管理基準以上の放射線被曝する問題があった。

本発明の目的は前記欠点を鑑み、利用者の作業環境が如
何なる場合でも被曝線量が管理基準以上になった時は利
用者に警報を通知できる個人被曝線量計を提供すること
にある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、個人被曝線量計の放射線検出部と測定結果
出力部を分離し、放射線検出部は通常の被曝線量計と同
等に利用者の胸部に取付ける。該測定結果出力部は利用
者の最も見やすく、かつ作業時に妨害にならない場所、
すなわち、腕時計のごとく腕部に身に付ける様にするこ
とにより、利用者は容易に被曝線量を確認でき、かつ管
理基準以上に被曝した場合は表示警報を直様に通知でき
るので放射線被曝管理が実施できる。

〔作用〕

個人被曝線量計の放射線検出部と測定結果出力部を分離
し、放射線検出部を利用者の胸部に身に付ける。また、
測定結果出力部を腕部に付ける。

放射線検出部前方からの放射線を放射線検出器で測定す
ると、その測定信号から被曝線量を演算する。演算結果
を画像化し利用者腕部に身に付けた測定結果出力部に画
像信号を有線もしくは無線にて伝送する。伝送した画像
信号を測定結果出力部内の表示装置で映像化することに
より利用者に被曝線量を通知することができるので放射
線被曝管理が実施できる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１薗により説明する。第１
図は個人被曝線量計を利用者に取付けた状態を示したも
のである。個人被曝線量計の放射線検出装置１は利用者
３の胸部に通常の被曝線量計（アラームメータ等）のご
とく取付ける。また。

測定結果出力装置２は利用者３の腕部に腕時計の様に身
に付ける。即ち、個人技＠線量計の放射線検出部と測定
結果出力部を分離し第１図に示す様な設置状態にする。

次に放射線検出装置１及び測定結果出力装置２の動作原
理を説明する。第２図の（ａ）、（ｂ）は放射線検出装
置１の断面図を示す。放射線検出装置１は放射線検出器
、例えば半導体検出器４及び半導体検出器保護カバー１
０．被曝線量演算器５゜画像器６．送信器７．筒体１２
．取付クリップ１１より構成する。利用者３の前方から
来る放射線を半導体検出器４で検出され、その検出信号
にオづバ被曝線量を被曝線量演算器５で計算する。

該被曝線量データを画像器６により画像信号化し送信器
７で画像信号に有線もしくは無線にて測定結果出力装置
２へ伝送する。即ち送信器７は有線。

無線出力機能の両方、又は片方を有すれば良い。

また、被曝線量演算器５及び画像器６．送信器７は半導
体検出器４の受光面以外であれば筒体１２内のどこにあ
っても構わない。第２図すは、被曝線量演算５２画画像
器及び送信器７を一つの素子１３に置換えたものである
。

第３図は測定結果出力装置２の断面図を示す。

測定結果出力装置２は、受信器８及び表示器９゜表示器
保護ガラス１４．該出力製装置筒体１７゜固定バンド１
６．バンド取付具１５から構成する。

放射線検出装置１からの被曝線量画像信号を受信器８が
受信すると、該画像信号を基に像を再構成し画像を表示
器９で表示する。バンド１６．バンド取付具１５は測定
結果出力装置２を利用者３の腕部に取付けるものである
。

以上の様に、個人被曝線量計に於いて放射線検出部と測
定結果出力部を分離、即ち２つの装置で植成することが
可能である。

なお、放射線検出装置１の被曝線量演算器５及び画像器
６が測定結果出力部ｃ２に内包する機器構成の個人被曝
線量計であっても良い。第４図は放射線検出装置の上記
変形例を示す断面図で、放射線検出信号を直接送信器７
で測定結果出力装置２に伝送する機器構成を表わす。第
５図は測定結果出力装置の変形例を示す断面図である。

受信器及び被曝線量演算器９画像器を１つの素子１８に
置換えたもので、放射線信号を受信器で受信すると該信
号に基づき被曝線量を被曝線量演算器で演算する。演算
結果を画像器で画像化し、表示器９で画像を構成する。

以上の説明から、放射線検出部と測定結果出力部を分離
することができる。

次に被曝線量データの画像化について説明する。

被曝線量データを画像化する装置、即ち画像器６は利用
者３の被曝線量管理値と被曝線量とが一目で分かる画像
を構成する。その画像が第６図ａの様な棒グラフ、第６
図すの円グラフ及び数値出力形式であっても良い。即ち
利用者３が腕時計を見る様に被曝線量管理値と被曝線量
を読取れる画像を構成する。

以上の説明から個人被曝線量計の放射線検出部と測定結
果出力部を分離でき、かつ被曝線量を画像表示が可能と
なり、利用者３が腕時計を見る様に測定結果出力装置３
を見れば、利用者３の作業環境が如何なる場合であって
も適確に被曝線量を知ることができるので利用者３の放
射線被曝の低減が図れる。

〔発明の効規〕

本発明によれば、個人被曝線量計に於いて放射線検出部
と測定結果（被曝線量）出力部を分離し２つの装置で構
成でき、かつ被曝線量を画像表示できるので、利用者が
腕時計のごとく個人被曝線量計を身に付けることにより
、利用者の作業環境の如何なる場合であっても的確に被
曝線量を利用者に通知できるので、放射線管理（被曝線
量）が実施できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の個人被曝線量の取付は状態
図、第２図は放射線検出装置の断面図。 第３図は測定結果出力装置の断面図、第４図は放射線検
出装置の変形例を示す断面図、第５図は測定結果出力装
置の変形例を示す断面図、第６図は画像構成図である。 １・・・放射線検出装置、２・・・測定結果出力装置、
３・・・利用者、４・・・半導体検出器、５・・・被曝
線量演算器、６・・・画像器、７・・・送信器、８・・
・受信器、９・・・表示器。 来３図 高牟図 牟

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、個人被曝線量計に於いて、放射線検出部と測定結果
   出力部を分離したことを特徴とする個人被曝線量計。 ２、特許請求の範囲第１項において、測定結果（放射線
   被曝線量）を画像出力することを特徴とする個人被曝線
   量計。