JPS6326553Y2 - - Google Patents

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JPS6326553Y2
JPS6326553Y2 JP1982027385U JP2738582U JPS6326553Y2 JP S6326553 Y2 JPS6326553 Y2 JP S6326553Y2 JP 1982027385 U JP1982027385 U JP 1982027385U JP 2738582 U JP2738582 U JP 2738582U JP S6326553 Y2 JPS6326553 Y2 JP S6326553Y2
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JP
Japan
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ladder
building
soffit
wall
narrow spaces
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JP1982027385U
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JPS58130598U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は狭小地用梯子に関する。
(従来の技術) 建物の軒先に梯子を直接立て掛けると、その重
みで軒先が傷んだり、また軒先に雨樋がある場合
には雨樋が破損したりするおそれがある。
そこで従来から、梯子本体の上部に建物の外面
と当接する支持腕を取り付けて、梯子本体が軒先
や軒先の雨樋に当たらないようにした梯子が種々
提案されている。例えば、実開昭52−63525号公
報には、梯子の横桟の孔に支持杆および補強杆を
軸により取り外し自在に緩着した支持具付梯子が
開示されている。また、実開昭54−160933号公報
には、固定盤に雨樋の外側に添つて適度の間隔を
保ち湾曲した2つの腕をボルトで締め付け、片方
は受止棒に接合した構造の軒先梯子掛が開示され
ている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、実開昭52−63525号公報に所載
の梯子にあつては、確かに梯子本体を建物の軒先
から離して立て掛けることはできるものの、梯子
本体にある程度の傾斜をもたせないと建物の反対
側に倒れるおそれが多分にあるため、例えば隣接
家屋との間が狭かつたり、塀までの距離が短かつ
たりする狭小地では使用できないといつた問題が
あつた。また、支持具の先端には何ら緩衝部材が
設けられていないため、支持具の先端で建物の外
面を傷つけるといつた不都合があつた。
また、実開昭54−160933号公報に所載の軒先梯
子掛にあつても、上記公報のものと同様、梯子を
立て掛ける際に梯子にある程度の傾斜をもたせる
必要があるため、狭小地には不適当なものであつ
た。しかも、その軒先梯子掛は釘等により建物の
外面に直接取り付けて使用されるものであるか
ら、建物の外面が例えばコンクリート製外壁材や
金属製外壁材で構成されている場合には取り付け
ることが困難であり、また取り付けが可能であつ
たとしても、建物の外面を損傷したり、建物の外
観を損ねてしまうといつた問題があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係る狭小地用梯子は、上下に伸縮可能
となされた梯子本体の上部に、建物の外壁と軒裏
との隅部に突入される支持腕が傾動可能に設けら
れるとともに、この支持腕の先端に、前記外壁お
よび軒裏とそれぞれ当接する柔軟な滑り止め部材
を備えた当接部が設けられる一方、前記梯子本体
の下端に、下面に固定爪を有する接地体が揺動可
能に設けられたものである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
第1図は本考案に係る狭小地用梯子を建物に立
て掛ける状態を示す側面図、第2図は狭小地用梯
子の斜視図である。
この狭小地用梯子は、上下に伸縮可能となされ
た梯子本体Aの上部に、建物の外壁6と軒裏7と
の隅部9に突入される支持腕5,5が傾動可能に
設けられるとともに、この支持腕5,5の先端
に、外壁6および軒裏7とそれぞれ当接する柔軟
な滑り止め部材11,11を備えた当接部10が
設けられる一方、梯子本体Aの下端に、下面に固
定爪4…を有する接地体3,3が揺動可能に設け
られたものである。
梯子本体Aは、図示例では2つの小梯子1,2
から構成されており、これら小梯子1,2は、前
後に重ねられた状態で互いに摺動可能に、且つ所
定箇所で固定可能に連結されている。なお、図中
の符号1a,1a,2a,2aは、それぞれ小梯
子1,2を構成する縦杆、1b…,2bは、それ
ら縦杆1a,1a,2a,2aの間に設けられた
横桟である。
前記接地体3,3は、下段に位置する小梯子1
の縦杆1a,1aの下端部に揺動可能に設けられ
ており、この接地体3,3の下面に設けられた固
定爪4…を地中に突入させることにより梯子本体
Aの前後方向の滑りが抑止される。
前記支持腕5,5は、建物の外壁6と軒裏7と
の隅部9に向けて突入されるもので、図示例で
は、上段の小梯子2の縦杆2a,2aに、添板
8,8を介してピン等によつて傾動可能に枢着さ
れている。
前記当接部10は、上縁および下縁がそれぞれ
一方向に若干折曲されてなる板体からなり、支持
腕5,5の先端に渡して取り付けられている。そ
して、この当接部10の上端面および下端面、つ
まり建物の外壁6および軒裏7と当接する部分に
合成ゴム等の柔軟材からなる滑り止め部材11,
11が設けられている。
図中の符号12…は、使用時における前記支持
腕5,5の姿勢を固定するための補助腕部で、図
示例では、両端部に穿設した孔16…を、上段の
小梯子2の縦杆2a,2aと腕部5,5とにそれ
ぞれ形成した各突起部13…に嵌入係止してい
る。補助腕部12…のうち交差状に架設した補助
腕部12,12にはその中央部にターンバツクル
14,14が設けられている。このターンバツク
ル14,14を回すことにより腕部5,5の左右
方向へのがたつきが抑止される。また、突起部1
3…には、第5図に示すように、これら補助腕部
12…の抜止を防止するためのストツパ15が設
けられている。このストツパ15は、突起部13
内に出没可能に設けられ、突起部13内に設けた
バネ等により常に突起部13の表面に突出するよ
う付勢されている。なお、上記補助腕部12…の
構成および取付手段は上記した例に限らない。
なお、図中の符号17,17は、上段の小梯子
2の先端に設けられた手摺で、ほぼ垂直にたてる
本考案のハシゴにおいては安全性において有効で
ある。
次に、上記のごとくなる本考案の狭小地用梯子
の使用手順を説明する。
まず、梯子本体Aを所定長さに伸長し、第1図
において点線で示すように、支持腕5,5先端の
当接部10を建物の外壁6と軒裏7との隅部9に
突入させる。この状態では、梯子本体Aはまだ傾
きをもつている。
次に、梯子本体Aの下部を建物側に押しやつて
梯子本体Aを略垂直にするとともに接地体3,3
の固定爪4…を地中に突入させる一方、当接部1
0の滑り止め部材11,11を外壁6と軒裏7と
にしつかりと押し当てる。これで、作業を完了す
る。このようにして立てられた狭小地用梯子は、
滑り止め部材11,11と接地体3とによつて建
物から離れる方向に倒れることがなく、また前後
方向に滑ることがなく、略垂直な姿勢を保持す
る。
なお、上記実施例では、梯子本体Aは2つの小
梯子1,2から構成されているが、これに限らず
3つ以上の小梯子から構成されてもよい。
(考案の効果) 本考案の狭小地用梯子は、支持腕を有している
ので、建物の軒先や軒先の雨樋を損傷することな
く立てることができるのはもちろんのこと、建物
の外壁および軒裏と当接する滑り止め部材と、固
定爪を有する接地体とが設けられているので、建
物から離れる方向に倒れることがなく且つ前後方
向に滑ることもない。したがつて、垂直に立てて
も前後両方に微動だにしない安定した状態に維持
することができ、安心して昇降することができる
とともに、隣接家屋との間が狭かつたり、塀まで
の距離が短かつたりするような狭小地においても
立てることができ、一階屋根部や軒裏部の工事に
際して非常に便利である。
また、当接部を外壁と軒裏とに当接させ、接地
体の固定爪を地面に突入させるだけで立てられる
ので、取り扱いが非常に簡単である。
さらに、当接部と外壁および軒裏とは柔軟な滑
り止め部材を介して当接するので、外壁や軒裏が
傷付くおそれがない。
しかも、接地体は梯子本体の下端に揺動可能に
設けられているため、梯子本体の下端部を建物側
に押しやる際に接地板の下面の固定爪が地面に引
つ掛かるのを防ぐことができ、梯子本体を容易に
垂直な姿勢にすることができる。
加えて、梯子本体は上下に伸縮可能であるか
ら、建物の高さに応じて長さを調節することがで
きるとともに、不使用時には小さくすることがで
きるので、持ち運びおよび保管に便利である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係る狭小地用梯子の一実施例を示
し、第1図は狭小地用梯子を立て掛ける状態を示
す側面図、第2図は狭小地用梯子の全体斜視図、
第3図は建物の外壁および軒裏と当接部との当接
状態を示す部分拡大図、第4図は支持腕の部分拡
大斜視図、第5図は補助腕部の係止状態を示す部
分拡大斜視図である。 1,2……小梯子、3……接地板、4……固定
爪、5……支持腕、6……外壁、7……軒裏、9
……隅部、10……滑り止め部材、11……当接
部、A……梯子本体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下に伸縮可能となされた梯子本体の上部に、
    建物の外壁と軒裏との隅部に突入される支持腕が
    傾動可能に設けられるとともに、この支持腕の先
    端に、前記外壁および軒裏とそれぞれ当接する柔
    軟な滑り止め部材を備えた当接部が設けられる一
    方、前記梯子本体の下端に、下面に固定爪を有す
    る接地体が揺動可能に設けられたことを特徴とす
    る狭小地用梯子。
JP2738582U 1982-02-26 1982-02-26 狭小地用梯子 Granted JPS58130598U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2738582U JPS58130598U (ja) 1982-02-26 1982-02-26 狭小地用梯子

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2738582U JPS58130598U (ja) 1982-02-26 1982-02-26 狭小地用梯子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58130598U JPS58130598U (ja) 1983-09-03
JPS6326553Y2 true JPS6326553Y2 (ja) 1988-07-19

Family

ID=30039295

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JP2738582U Granted JPS58130598U (ja) 1982-02-26 1982-02-26 狭小地用梯子

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0628640Y2 (ja) * 1986-12-12 1994-08-03 積水ハウス株式会社 梯 子
JPH0814227B2 (ja) * 1990-01-22 1996-02-14 有限会社石黒商店 梯子用ステイ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5263525U (ja) * 1975-11-05 1977-05-11
JPS54160933U (ja) * 1978-04-30 1979-11-10

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JPS58130598U (ja) 1983-09-03

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