JPS63265059A

JPS63265059A - 点灯手摺

Info

Publication number: JPS63265059A
Application number: JP9796487A
Authority: JP
Inventors: 小倉　廣幸
Original assignee: Tostem Corp
Current assignee: Tostem Corp
Priority date: 1987-04-21
Filing date: 1987-04-21
Publication date: 1988-11-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は住宅やホテルなどの階段、廊下等に備える手摺
に関する。

（背景技術）住宅やホテルなどの階段、廊下等には手摺が備えられて
いるが、夜間その位置を確認するためには、天井や壁に
備えた通常の室内照明を点灯しなければならず、煩雑で
あるとともに、不経済であった。

一方、屋外用には蛍光燈をそのまま内蔵した手摺がある
ものの、消費電力が大きく不経済である点は、上記通常
の室内照明を点灯するのと大差がなかった。

（発明の目的）本発明は上記従来の手摺の問題点に鑑みてなされたもの
で、通常の室内熱＋１１Ｊを点灯するに及ばず、経済的
に手摺の位置表示をすることができる点灯手摺を提供す
ることを目的とする。

（発明の構成）本発明は、かかる目的に添い、手摺本体表面長手方向に
嵌着せしめた棒状透光性樹脂と、その端部近傍に配置し
た発光装置により１手摺表面外側に向けて点灯光を放光
自在としたものであって、即ち本発明は、手摺本体表面
長手方向に凹陥溝全開口設置せしめ、該凹陥溝内には棒
状透光性樹脂を嵌着せしめ、透光性樹脂端部近傍にはそ
の直線上に点消灯自在の発光装置を配置し、該透光性樹
脂を点灯光の光路とするとともに、手摺表面外側に向け
て放光自在としてなることを特徴とする点灯手摺を要旨
とするものである。

以下、実施例を示す図面に従って本発明を説明すれば、
図中１は本発明に係る点灯手摺であり、該点灯手摺１は
、建物の室内壁２に手摺ブラケット３を介して手摺本体
軸４を固定するとともに、該本体軸４には手摺本体カバ
ー５を被着せしめてなる。

手摺本体軸４は、アルミニウム合金押出型材製で、中空
断面形状を有し、比較的短尺に形成してなるとともに、
正面側には長手一連の凹部４１を設け、且つ、該凹部４
１の底面から背面側に透設せしめた二段径のねじ穴４２
を介して、　手摺ブラケット３にねじ止めし、手摺長手
方向に亘って所定間隔で複数配置してなる。

一方、手摺本体カバー５は非透光性の合成樹脂製押出型
材で、」二記手摺本体軸４を包むように、断面中空、長
手一連長尺に形成してなるとともに、その手摺正面側表
面、長手方向全長に、凹陥溝５１を開口設置せしめ、該
凹陥溝５１内には、棒状透光性樹脂６１を嵌着せしめて
なる。

そして、このような手摺本体カバー５は、ソノ凹陥溝５
１の背面凸部を、前記手摺本体軸４の凹部４１に嵌合し
て、該本体軸４に被着せしめてなる。

棒状透光性樹ＩＩｒ′Ｉ６１は、細長中実円柱状に押出
成形するとともに表面に螢光剤を塗布して、上記手摺本
体カバー５の凹陥溝５１に、該溝長子端部から差し込み
嵌着せしめてなる。そして、該棒状透光性樹脂６１の長
手一端部近傍には、その直線上に点消灯自在の発光装置
６を配置してなる。一方、図示しないが、該棒状透光性
樹脂６１の長手他端には反射板を備えている。尚、図中
７は手摺の長手左右端部に備えた手摺端部キャップで、
手摺本体カバー５の端面を閉塞するとともに、上記発光
装置６と反射板を収納している。

発光装置６は本実施例では豆電球で、図示しない充電装
置を介して電源に接続するとともに、点消灯スイッチ８
及び光センサ−９で点消灯を制御せしめている。即ち、
点灯スイッチ８を点灯状態にすれば、光センサ−９の光
感知に従い、手摺回りの明暗に応じて、暗ければ発光装
置６を点灯、逆に明るければこれを消灯せしめる。

一方、点灯スイッチ８を消灯状態にすれば、手摺回りの
明暗を問わず発光装置６を消灯せしめる。尚、充電装置
は建物の停電時にも発光装置６を点灯せしめるための非
常用電源であり、前記手摺端部キャップ７内に収納せし
めている。

このような点灯手摺の点灯状態を説明すれば、点消灯ス
イッチ８を点灯状態にしてなる点灯手摺１は、日没その
他手摺回りが暗くなるに従って、光センサ−９の感知に
より発光装置６を点灯せしめる。そして、点灯光は棒状
透光性樹脂６１を光路としてその仝長１ｃ伝わるととも
に、手摺本体カバー５の凹陥溝５１の開口から手摺表面
外側に向けて放光される。この結果、手摺表面がその長
手方向細帯状に点灯し、暗所においても手摺位置がその
長手方向に亘って表示されるのである。

その他補足すれば、本発明の点灯手摺は、室内外の傾斜
階段、廊下、通路等に採用することができ、また一般の
住宅は勿論、マンション、ホテル、映画館、病院等に備
えても好適である。

ところで、棒状透光性樹脂を嵌着せしめる凹陥溝は、手
摺本体表面に開口設置しているが、　　゛図示例のよう
に手摺正面側表面に設ければ児童にも点灯光が視認し易
すく、一方、上面側表面に設ければ大人にとっては手掛
は部位がより明確で便利である。また、やや手摺下面側
にずらして凹陥溝を設けるとともに、発光装置の光量を
多めにすれば、ある程度足元照射の便ともなる。

また、該凹陥溝は手摺本体表面の長手方向に開口設置し
ているが、必ずしもその長手全長に設ける必要はなく、
断続的又はｍ−公的であってもよい。これに従って、棒
状透光性樹脂の嵌着及びその放光部位も断続又は部分的
になるが、あまり長尺の手摺の場合には、むしろこのよ
うに構成せしめて、各棒状透光性樹脂の端部近傍に逐次
発光装置を配置し点灯せしめた方が、より長尺に亘って
光量を維持することができる。

尚、光量の観点からは、棒状透光性樹脂の両端部に発光
装置を配置するのが望ましいのは勿論であるし、また棒
状透光性樹脂と凹陥溝との間に反射用のアルミ箔を介在
せしめたり、各れかの面へ反射膜を蒸着せしめれば放光
効率を向上することができる。同様に透光性樹脂に螢光
剤を塗付または含有せしめれば、放光量の向上に資する
。

一方、発光装置にも、背面反射板等を備えれば、放光効
率を向上することができる。

また、発光装置や棒状透光性樹脂を着色したり１両者間
に着色フィルム等を介在せしめれば、ホテルや映画館等
の商業施設に好適な、意匠的にも秀れた点灯手摺となる
。

尚１発光装置は、棒状透光性樹脂端部近傍その直線上に
配置せしめるが、収納スペースの制約があれば、」−記
樹脂端部に反射鏡を備えて、該樹脂端部近傍の反射光路
直線上に配置することができ、直線上とはこの光路直線
上の意味を含む。また、発光装置の電源は交流、直流各
れでもよい。

実施例は以上のとおりに構成したが１本発明はその要旨
に反しない限り、上記実施例に限られないことは（・う
までもない。

（発明の効果〕本発明は以上のとおりに構成されるので次の作用効果を
有する。

即ち、本発明の点灯手摺は、手摺本体表面長手方向に凹
陥溝を開口設置せしめ、該凹陥溝内には棒状透光性樹脂
を嵌着せしめ、該棒状透光性樹脂を点灯光の光路とする
とともに、手摺表面外側に向けて放光自在としてなるの
で、暗所でも手摺がその長手方向に沿って位置表示され
るから、通常照明を点灯する必要がなく簡便であるとと
もに、経済的に安全誘導可能な点灯手摺を提供すること
ができる。

そして、棒状透光性樹脂は、光量の損失が少い上、これ
を上記凹陥溝内に嵌着せしめて該透光性樹脂を点灯光の
光路としたので、点灯光の無為な拡散が極めて少なく、
手摺長手方向に導かれ、その放光角度も凹陥溝により手
摺表面外側に向けられるから、光量の損失が少く発光装
置の電力消費が少くて済み経済的であるとともに、該棒
状透光性樹脂の納りも良好な点灯手摺を提供することが
できる。

一方、発光装置は、透光性樹脂端部近傍その直線上に配
置したので、これも光量の損失低減に資するとともに、
ひいては電力消費の少い発光装置を採用し得て経済的な
点灯手摺を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は実施例を示すもので、第１図は本発明に係る点灯
手摺の部分斜視図、第２図は同一部切欠いた部分正面図
、第３図は側面から見た縦断面図。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）手摺本体表面長手方向に凹陥溝を開口設置せしめ
、該凹陥溝内には棒状透光性樹脂を嵌着せしめ、透光性
樹脂端部近傍にはその直線上に点消灯自在の発光装置を
配置し、該透光性樹脂を点灯光の光路とするとともに、
手摺表面外側に向けて放光自在としてなることを特徴と
する点灯手摺。
（２）上記透光性樹脂が螢光剤を塗布または含有してな
ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の点灯手
摺。