JPS63263927A - エコ−キヤンセラ装置 - Google Patents

エコ−キヤンセラ装置

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JPS63263927A
JPS63263927A JP9949987A JP9949987A JPS63263927A JP S63263927 A JPS63263927 A JP S63263927A JP 9949987 A JP9949987 A JP 9949987A JP 9949987 A JP9949987 A JP 9949987A JP S63263927 A JPS63263927 A JP S63263927A
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JP
Japan
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circuit
converter
echo
echo canceller
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP9949987A
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English (en)
Inventor
Masanobu Arai
正伸 新井
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はエコーキャンセラ装置に関し、特にI&D N
 (International 5ervices 
Digital Netw。
rk)加入者インタフェース用エコーキャンセラ装置に
関する。
従来技術 近年、公衆・私設電気通信網の中継ネットワークや末端
の加入者までの通信をすべてディジタル化し、音声やデ
ータ等のサービスを統合しようとするl5DNの実用化
が進められつつある。そのなかで、特に交換局と加入者
間のディジタル伝送技術は重要であり、既存の2線式メ
タリック加入者線を媒体としてエコーキャンセラによっ
て双方向伝送を実現するエコーキャンセラ方式が各国で
採用され、実用化されつつある。
このようなl5DN加入者インタフェース用エコーキャ
ンセラ方式におけるエコーキャンセラやイコライザ等の
回路をLSIによって経済的に構成する方法として、ス
イッチド・キャパシタ・フィルタ(SCF)を使用する
方法と、ディジタル信号処理(DSP)技術を使用する
方法とがあるが、ディジタルLSIの微細化技術の急激
な進歩により、ディジタル信号処理のタイプが有利にな
ろうとしている。
ディジタル信号処理のタイプの構成では、受信信号をデ
ィジタルで扱うためにA/D (アナログ/ディジタル
)変換器が不可欠であり、第2図に示すようにエコーキ
ャンセラ13やイコライザ12の前段にこのA/D変換
器16が配置される。
このようなA/D変換器はおよそ100KH2+!in
の信号をサンプリングするが、通常12ビット精度程度
の非常に高ビツト精度が必要とされている。
まず、その理由を定量的に詳しく説明する。A/D変換
器16の入力信号には受信信号成分の他にエコー信号成
分が含まれており、よってA/D変換器16の過負荷レ
ベルはこれ等同成分の振幅の和に依存して設定されるこ
とになる。通常は画成分間に相関性がないので、同成分
の振幅の和の最悪値は各成分の振幅の最悪値の和に等し
いとみなされることになる。
ここで、受信信号成分の振幅の最悪値を考えると、受信
信号は伝送距離の増加と共に損失が増加し、振幅は小さ
くなる。−例を示すと、距1IitO触で1.9■であ
ったものが、距離7触では130mVとなる。
次に、エコー信号成分の振幅の最大値を考えると、加入
者線路の近くにブリッジドタップ(分岐線)が存在する
場合、それがない場合に比して加入者線路を見込んだイ
ンピーダンスは大となるために、これ等のバラツキを考
慮してバランスネットワーク19のインピーダンスを平
均的な値に設定しても、バランスネットワークのインピ
ーダンスが一種類に固定されている場合には、最悪条件
でかなり大きな振幅となる。例えば、距離がO馳の場合
、通常ブリジッドタップが存在しないことから、エコー
信号成分の振幅の最悪値は1.1■であり、距離が1b
を越えるあたりから最悪振幅は距離に依存しなくなり、
加入者線に近い部分にプリジッドタップが存在する場合
に最悪1.3■となる。
従って、上記例における同成分の最悪値の和は距離OK
mのときに発生し、3.OVとなる。従来の工]−キャ
ンセラにおいては、A/D変換器の過負荷レベルは、正
負両極性のパルスが存在することを考慮すると、±3.
OVとなる。
一方、A/D変換器の最小ステップサイズは遠距離の条
件から決定されるものであり、遠距離での最悪振幅ハ1
.43 V (1,3V+0.13 V) Tアリ、こ
れがA/D変換器に入力されることになるが、このうち
エコー信号成分はエコーキャンセラ13にて除去され、
振幅の小さい受信信号成分である0、13Vのみがイコ
ライザ12へ入力されることになる。
次段の判定器11において判定誤りをほとんど発生しな
いようにするには、A/D変換器16の量子化ノイズは
極力小さく押える必要があり、例えば最小ステップサイ
ズは、受信信号成分の最悪値の1760程度必要である
とすると、21+1V程度とななる。以上より、A/D
変換器の所要ビット長は、u 002 ((3,OX 
2 ’) / 0.002) −11,6となって、約
12ビツトとなるのである。
かかるA/D変換器の実用には困難な課題が多く、今日
までのところあまり実用化されていないが、技術的なメ
トは立てられており、今後実用化が進むと考えられる。
例えば、オーバサンプリング技術を使用したA/D変換
器はその例である。
この様な点から、ディジタル信号処理タイプのエコーキ
ャンセラにおいては、高精度のA/D変換器が特性上の
重要な鍵となっており、エコーキャンセラの特性向上を
阻止する要因ともなってl、Nるのである。
尚、第2図において、17はラインインタフェーストラ
ンスであり、18は送信部である。このラインインタフ
ェーストランス17とバランスネットワーク19とによ
りラインインタフェースノ\イブリッド回路が構成され
ており、アナログ的な処理によりエコー成分を粗く除去
する機能を有する。バランスネットワーク19は通常加
入者の入力インピーダンスを模擬したバランスネットワ
ーク  6 − り回路であるか、またはそれと同等のエコーレプリカ成
分を発生するf特(周波数特性)回路を有するが、ここ
ではこの様なバランスネットワーク回路やf持回路を総
称してバランスネットワークと呼ぶものとする。
発明の目的 本発明の目的は、従来必要とされていたA/D変換器の
高ビツト精度の要求を少しでも軽減してA/D変換器に
対する要求条件を緩和することが可能なエコーキャンセ
ラ装置を提供することである。
発明の構成 本発明によれば、ラインインタフェースハイブリット回
路と、このラインインタフェースハイブリット回路の後
段に設けられて受信信号をディジタル化するアナログ・
ディジタル変換回路と、このディジタル出力にてエコー
キャンセルを行うエコーキャンセラ回路とを含む加入者
インタフェース用エコーキャンセラ装置であって、前記
ラインインタフェースハイブリット回路に設けられイン
ピーダンスが選択自在なバランスネットワーク回路と、
前記アナログ・ディジタル変換回路の出力の電力に応じ
て前記インピーダンスを選択制御する手段と、前記エコ
ーキャンセラ回路の出力の電力に応じて前記アナログ・
ディジタル変換回路の入力レベルを調整する手段とを有
することを特徴とするエコーキャンセラ装置が得られる
実施例 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の実施例を示すブロック図であり、第2
図と同等部分は同一符号により示している。図において
、バランスネットワーク回路5は複数のインピーダンス
71〜Znが選択自在となっており、A/D変換器16
の出力信号の電力をパワー検出器3にて検出して、この
パワーに応じて制御回路4がバランスネットワーク回路
5のインピーダンス値を択一的に設定制御する。
ラインインタフェース17とA/D変換器16との間に
ゲイン調整器1が設けられており、A/D変換器16の
入力レベルを調整するようになっている。そのために、
エコーキャンセラ13の出力(すなわちイコライザ12
の入力)の電力を検出するパワー検出器2と、このパワ
ー検出器2の出力に応じてゲイン調整器1のゲイン制御
を行う制御回路6とが設けられている。
他の構成は第2図の例と同等であり、その説明は省略す
る。
先ず、A/D変換器16の出力パワーを検出してバラン
スネットワーク回路5のインピーダンス値を選定する回
路3,4及び5からなる制御ループは、A/D変換器1
6に入力される信号のうちエコー信号成分のみを変化さ
せ、エコー信号成分を最小に制御する様動作する。
次に、エコーキャンセラ13の出力パワーを検出してA
/D変換器16の入力レベルを調整する回路1.2及び
6からなる制御ループは、信号パワー検出器2がエコー
キャンセル後の受信信号成分のパワーのみを検出するた
め、伝送距離の違いによる受信信号パワーの違いに応じ
てゲイン調整器1のゲインを調整する様動作する。よっ
て、特に遠距離信号のように受信信号成分が小さい時に
ゲインを大きくしてA/D変換器16のダイナミックレ
ンジを有効に活用して量子化ノイズの小さい信号をイコ
ライザ12へ供給することが可能となるのである。
ゲイン調整器1のゲイン切替えを近距離と遠距離とでど
の程度切替えられるかは、遠距離受信信号に対する量子
化ノイズによるS/N劣化を改善する上で重要である。
前述の一計算例によれば、受信信号成分の最悪ピークは
、距lIitOKmで1.9■であるのに対し、距11
7)kでは130mVと約15倍の比を有するが、A/
D変換器16の入力では、エコー信号成分も含まれてい
るため15倍の切替えは不可能である。このゲイン切替
比をできるだけ大きくして遠距離でのS/Nを改善する
ためには、このエコー信号成分ができるだけ小さく抑え
られている方が有利であり、この点からエコー信号成分
を最小とするバランスネットワーク回路5のインピーダ
ンスの制御が重要となる。
これを−計算例によって定量的に示すと次のようになる
。バランスネットワークのインピーダンスを4種類程度
用意すると、バランスネットワークのインピーダンス制
御により、エコー信号成分の最悪振幅は伝送距離によら
ず0.7■程度に抑えることができる。従って、A/D
変換器16の入力点では、受信信号成分とエコー信号成
分の和は、距離O触で2.6V (−1,9V+〇、7
V) 、距[7触でo、83 V (= 0.13 V
+ 0.7V)となり、この2つの間で約3倍(# 2
.6/ 0.83 )のゲイン切替が可能となる。また
、前述のように本発明がない場合の最悪振幅を3.0■
とすると本発明により、A/D変換器のダイナミックレ
ンジは、距離7KIRにおいて3.6倍(# 3.0/
 0.83 )改善でき、A/D変換器に対するビット
精度要求値を約2ビツト(#ρog23.6 )改善で
きることになる。
尚、本発明ではゲイン調整器の切替ステップ数。
バランスネットワークのインピーダンス数は共に2以上
であればよく、特にその数は限定されない。
発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、バランスネットワ
ークのインピーダンス切替によってエコー信号成分の振
幅を小さくするとともに、エコーキャンセル後の受信信
号成分のパワーによりA/D変換器入力信号のゲインを
制御することにより、特に遠距離信号受信時にA/D変
換器のダイナミックレンジを有効活用するとともに、A
/D変換器の要求ビット精度を緩和することができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のブロック図、第2図は従来技
術を示すブロック図である。 主要部分の符号の説明 1・・・・・・ゲイン調整器 2.3・・・・・・・パワー検出器 4.6・・・・・
・制御回路5・・・・・・バランスネッワーク回路13
・・・・・・エコーキャンセラ 16・・・・・・A/D変換器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ラインインタフェースハイブリット回路と、このライン
    インタフェースハイブリット回路の後段に設けられて受
    信信号をディジタル化するアナログ・ディジタル変換回
    路と、このディジタル出力にてエコーキャンセルを行う
    エコーキャンセラ回路とを含む加入者インタフェース用
    エコーキャンセラ装置であって、前記ラインインタフェ
    ースハイブリット回路に設けられインピーダンスが選択
    自在なバランスネットワーク回路と、前記アナログ・デ
    ィジタル変換回路の出力の電力に応じて前記インピーダ
    ンスを選択制御する手段と、前記エコーキャンセラ回路
    の出力の電力に応じて前記アナログ・ディジタル変換回
    路の入力レベルを調整する手段とを有することを特徴と
    するエコーキャンセラ装置。
JP9949987A 1987-04-22 1987-04-22 エコ−キヤンセラ装置 Pending JPS63263927A (ja)

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JP9949987A JPS63263927A (ja) 1987-04-22 1987-04-22 エコ−キヤンセラ装置

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JPS63263927A true JPS63263927A (ja) 1988-10-31

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ID=14248976

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JP9949987A Pending JPS63263927A (ja) 1987-04-22 1987-04-22 エコ−キヤンセラ装置

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