JPS6326066Y2 - - Google Patents

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JPS6326066Y2
JPS6326066Y2 JP1984154169U JP15416984U JPS6326066Y2 JP S6326066 Y2 JPS6326066 Y2 JP S6326066Y2 JP 1984154169 U JP1984154169 U JP 1984154169U JP 15416984 U JP15416984 U JP 15416984U JP S6326066 Y2 JPS6326066 Y2 JP S6326066Y2
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JP
Japan
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main body
carrier
newborn
attached
covering cloth
Prior art date
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JP1984154169U
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JPS6168762U (ja
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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47DFURNITURE SPECIALLY ADAPTED FOR CHILDREN
    • A47D13/00Other nursery furniture
    • A47D13/02Baby-carriers; Carry-cots
    • A47D13/025Baby-carriers; Carry-cots for carrying children in seated position

Landscapes

  • Portable Outdoor Equipment (AREA)
  • Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、新生児の緊急避難用搬送具、すな
わち火災・地震等の異常事態の発生に際して、新
生児を安全な場所に運ぶために使用する緊急避難
用搬送具に関する。
従来の技術 従来、上記のような緊急避難用搬送具として、
例えば特開昭51−74500号公報や実開昭58−
185218号公報に示されるように、金属製のパイプ
からなる基枠に、複数の新生児収容部が棚状に設
けられ、かつ基枠に背負いバンドが取付けられて
いわゆる背負子のように形成されたものは公知で
ある。
考案が解決しようとする問題点 上記従来品は、確かに複数の新生児を一挙に搬
送することができる上に、搬送者の両手が自由に
使えるので、非常に便利である反面、次のような
問題点を有するものであることがわかつた。
すなわち、まず第1に、従来の搬送具は、構造
上新生児が搬送者と密着せず、重心が搬送者から
離れた位置にあるので、背負つた時に後方に引張
られるようになつて背負い難く、搬送者のバラン
スが不安定となり易いものであつた。このこと
は、とくに実際上主としてこの搬送具を使用する
非力や看護婦においては顕著であつた。
第2に、従来の搬送具は、構造上基枠および新
生児収容部支持枠が出つ張つているために、これ
を背負つて行動する際に、狭い通路・場所では他
の載置物や設置物にぶつかり易かつた。また、不
使用時にも比較的広い収納スペースを必要とする
ものであつた。
この考案は、上記のような従来の搬送具の有す
る問題点を解決しようとしてなされたもので、新
生児を収容して背負う際にも安定良く背負えて行
動し易く、搬送具の装着を短時間でかつ確実に行
うことのできる新生児の緊急避難用搬送具を提供
しようとするものである。
問題点を解決するための手段 この考案は、上記目的を達成するために、金属
製のパイプからなる基枠、支持枠等を排し、柔軟
なシート状素材からなる方形の本体内面に複数の
新生児を締縛状態に保持しうるようにすると共
に、本体を搬送者の背中に括りつけられるように
したものである。
更に詳しく言えば、この考案は、柔軟なシート
状素材により略方形に形成された本体の内面に、
両端部が繋着分離自在となされかつ新生児の胴体
に捲回して締縛しうるものとなされた複数個の横
長帯状の新生児保持バンドが、所定間隔を置いて
その長さ方向の中間部を取着される一方、前記本
体の四隅部に該本体を搬送者の背中に括りつける
ための装着用部材が取付けられるとともに、前記
本体の上端には本体の横幅と略同幅であつて、搬
送者をその背中から頭部に亙つて覆いうる覆い布
が連設され、かつこの覆い布の上端に顎止部材が
取付けられてなる新生児の緊急避難用搬送具を要
旨とするものである。
実施例 以下、この考案を図示実施例に基づいて説明す
る。
1は柔軟なシート状素材よりなり方形に形成さ
れた本体で、難燃加工が施された綿布、毛織物等
のキルテイング布が用いられ、よりクツシヨン性
をもたせるためにそれが2枚重ねに縫着され、こ
とに上部は3枚重ねに縫着されている。
3は伸縮性を有しかつ表面が起毛状の素材より
なる新生児の保持バンドで、本体1の3枚重ねの
上部2の下方にその長さ方向の中間部3aを縫着
されて本体1に取着されている。この保持バンド
3の遊端部3bの一方は、裏面に面フアスナー4
が固着され、他方の遊端部3cの起毛状の表面に
着脱自在に係着しうるようになされている。
5は本体1を搬送者の背中に括り付けるための
装着用部材で、本体1の上部2の左右両端部に縫
着された左右一対の背負紐6,6と、本体1の下
端両端部に固着され前記背負紐6,6が挿通され
るD字状のリング7,7とよりなる。
8は新生児および搬送者を落下物等から保護す
る本体1と略同幅の覆い布で、本体1の上端部か
ら延設され、第1図に示すように、装着状態にお
いて搬送者の背中から頭部を被覆するような長さ
に形成されている。この覆い布8の左右両端は折
り返されて扁平な筒状部9,9が形成され、その
基端部から中間部に亙つてゴム紐等の伸縮部材1
0が挿入固着されることにより、搬送者の体格に
応じて伸縮し、確実に新生児を保護しうるように
なされている。一方、覆い布7の上端には、左右
1対の紐状の顎止部材11,11が、その基端部
を折返し筒状部12内に縫着して取付けられてい
る。
この考案の搬送具の使用に際しては、まず第2
図に示すように搬送具を適当な高さの台の上に広
げて、新生児Aを保持バンド3の中間部3aに載
置し、新生児の胴体を包むようにして保持バンド
3の左右端部3b,3cを重ね合わせ面フアスナ
ー4により繋着させる。つぎに、搬送者が背中を
本体1に近づけて左右両方の背負紐6,6を握
り、本体1を背中に引き寄せて背負う。そして、
第1図に示すように背負紐6,6を胸のあたりで
交差させて左側の背負紐6を右側のリング7に挿
通し、右側の背負紐6を左側のリング7に挿通
し、腹のあたりで両背負紐6,6を結び合わせる
ことにより、搬送具本体1を搬送者の背中に括り
付けるものである。その後、後方に垂れ下つた状
態の覆い布8の左右の顎止部材11,11を両手
で持つて覆い布8を頭巾のように頭部に被せ、顎
止部材11,11を結び合わせることにより、覆
い布8を搬送者に止着し、搬送具の装着を完了す
る。
因みに、この考案者が実験したところによる
と、図示実施例の搬送具において新生児3人を収
容して、これを装着するまでに要する時間は、約
1分20秒〜30秒であつた。
なお、顎止部材11としてはボタン、面フアス
ナー等の止め具を用いても良い。
考案の効果 この考案は、上述の次第で、新生児の保持バン
ド3を複数個備えた本体1を装着用部材5により
背負えるようになされたものであるから、従来の
背負子式のものと同様に、搬送者が、搬送時に両
手を自由に使うことができ、便利であることはも
とより、装着部材5を搬送者にきつく縛り付ける
ことにより、新生児が搬送者の体に密着して重心
が搬送者に近づき、搬送者が後方へ引張られるよ
うなことが皆無となる。従つて、バランスが不安
定となることがなく、安定良く複数の新生児を搬
送することができる。
しかも、本体1の上端には本体の横幅と略同幅
であつて搬送者をその背中から頭部に亙つて覆い
うる覆い布が連設され、かつこの覆い布の上端に
顎止部材が設けられているから、搬送者がこの覆
い布で自己の頭部を覆い、顎止部材で固定するこ
とにより、自動的に新生児の上方をすつぽりと覆
うことができ、搬送者の頭部を保護しうることは
もとより、新生児を火の粉やほこり、煙等から守
つてより安全な搬送を可能とする。
また、保持バンド3が、両端の端部3b,3c
を、新生児の胴部に巻きつけるようにして繋着す
るようになされているから、複数の新生児の保
持・収容を素早く行うことができる。
さらに、この考案は本体1が柔軟なシート状素
材より形成され、従来品のように金属製パイプ等
が用いられていないので、搬送具の軽量化を計る
ことができるとともに、全体に嵩張らず搬送中に
もいたずらに他の物とぶつかる虞れが無いし、不
使用時にはコンパクトに折畳んで収納・保管で
き、使い勝手が良いものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は使用状態を示す斜視図、第2図は全体斜視図、
第3図は第1図−線の断面図、第4図は第1
図の−線の断面図である。 1……本体、3……保持バンド、3a……中間
部、3b,3c……保持バンドの端部、5……装
着用部材、8……覆い布、11……顎止部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 柔軟なシート状素材により略方形に形成された
    本体の内面に、両端部が繋着分離自在となされか
    つ新生児の胴体に捲回して締縛しうるものとなさ
    れた複数個の横長帯状の新生児保持バンドが、所
    定間隔を置いてその長さ方向の中間部を取着され
    る一方、前記本体の四隅部に該本体を搬送者の背
    中に括りつけるための装着用部材が取付けられる
    とともに、前記本体の上端には本体の横幅と略同
    幅であつて、搬送者をその背中から頭部に亙つて
    覆いうる覆い布が連設され、かつこの覆い布の上
    端に顎止部材が取付けられてなる新生児の緊急避
    難用搬送具。
JP1984154169U 1984-10-11 1984-10-11 Expired JPS6326066Y2 (ja)

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JP1984154169U JPS6326066Y2 (ja) 1984-10-11 1984-10-11

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JP1984154169U JPS6326066Y2 (ja) 1984-10-11 1984-10-11

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Publication Number Publication Date
JPS6168762U JPS6168762U (ja) 1986-05-10
JPS6326066Y2 true JPS6326066Y2 (ja) 1988-07-15

Family

ID=30712162

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5346820U (ja) * 1976-09-27 1978-04-20
JPS5921273B2 (ja) * 1977-03-04 1984-05-18 一冨 平塚 亜鉛メッキ鋼板の抵抗溶接法

Family Cites Families (2)

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JPS6168762U (ja) 1986-05-10

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