JPS6326052Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6326052Y2 JPS6326052Y2 JP1983168644U JP16864483U JPS6326052Y2 JP S6326052 Y2 JPS6326052 Y2 JP S6326052Y2 JP 1983168644 U JP1983168644 U JP 1983168644U JP 16864483 U JP16864483 U JP 16864483U JP S6326052 Y2 JPS6326052 Y2 JP S6326052Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drawer
- side plate
- stopper
- protrusion
- engagement pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Description
本考案は引き出しを有する家具に関するもので
ある。
ある。
家具本体の引き出し口に引き出しが出し入れ自
在に配設されている家具にあつては、引き出しを
引つ張りすぎると引き出しが本体から外れてしま
うことから、第4図及び第5図に示すように、引
き出し3が本体1から外れないように、本体1の
側板5にストツパー6を取り付けた家具が考案さ
れている。 ここにおけるストツパー6は、L字型片8にス
トツパー片9を上下回動自在に枢支したものとし
て形成されており、家具の側板5の内面にストツ
パー6のL字型片8を固着して、常時はストツパ
ー片9を下方へ回しておくことでストツパー片9
に引き出し3の裏板10が当たつて引き出し3の
外れを防止できるようにしたものであり、引き出
し3を引き出し口2に挿入する時や、引き出し3
を抜き出したい時には、ストツパー片9を上方へ
回動させるようにしたものである。 しかしながら、この家具ではストツパー片9が
常時引き出し3内に突出しているために、引き出
し3内の収納物がストツパー片9に引つ掛かり、
引き出し3をスムーズに出し入れすることができ
ない場合があるという欠点を有している。図中1
はレール、12は底板、13は凹溝である。
在に配設されている家具にあつては、引き出しを
引つ張りすぎると引き出しが本体から外れてしま
うことから、第4図及び第5図に示すように、引
き出し3が本体1から外れないように、本体1の
側板5にストツパー6を取り付けた家具が考案さ
れている。 ここにおけるストツパー6は、L字型片8にス
トツパー片9を上下回動自在に枢支したものとし
て形成されており、家具の側板5の内面にストツ
パー6のL字型片8を固着して、常時はストツパ
ー片9を下方へ回しておくことでストツパー片9
に引き出し3の裏板10が当たつて引き出し3の
外れを防止できるようにしたものであり、引き出
し3を引き出し口2に挿入する時や、引き出し3
を抜き出したい時には、ストツパー片9を上方へ
回動させるようにしたものである。 しかしながら、この家具ではストツパー片9が
常時引き出し3内に突出しているために、引き出
し3内の収納物がストツパー片9に引つ掛かり、
引き出し3をスムーズに出し入れすることができ
ない場合があるという欠点を有している。図中1
はレール、12は底板、13は凹溝である。
本考案はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは引き出しの抜け落ち
防止はもちろんのこと、引き出しの出し入れがス
ムーズな上に、引き出しの取り外しの際の操作性
が良好である家具を提供するにある。
り、その目的とするところは引き出しの抜け落ち
防止はもちろんのこと、引き出しの出し入れがス
ムーズな上に、引き出しの取り外しの際の操作性
が良好である家具を提供するにある。
【考案の開示】
しかして本考案に係る家具は、家具本体の引き
出し口に出し入れ自在に配設される引き出しに係
合ピンを取り付けるとともに、引き出しの側板に
対面する家具本体の側板内面にストツパーを取り
付けて、引き出しを引き出し口からほぼ完全に引
き出した際に上記ストツパーに係合ピンが係合す
るものにおいて、係合ピンは引き出しの側板に軸
まわりの回転が自在に取り付けられて径方向にわ
たる突条を備えた一端を側板の上端面より突出さ
せており、ストツパーは引き出しの側板の上端面
の上方に位置するストツパー片と、このストツパ
ー片の下面に設けられた通し溝とを備えて、側板
の長手方向に走る上記通し溝はその幅が上記係合
ピンの突条の厚みより大きく且つ突条の幅より小
さくされていることに特徴を有しているものであ
つて、引き出しの側板の上端面から突出する係合
ピンの突条をストツパーに当接させることによつ
て、引き出しの抜け落ち防止を行なつているもの
である。 以下本考案を第1図乃至第3図に示す実施例に
基づいて詳述すると、図示の引き出し3は前記従
来例のものと同様に、家具本体の側板に内面に設
けられたレールと、引き出し3の側板4の外面に
設けられた凹溝とのスライド自在な嵌合によつ
て、引き出し口に出し入れ自在とされているもの
で、この引き出し3の側板4の上端面には係合ピ
ン7が取り付けられ、家具本体の側板の内面には
ストツパー6が取り付けられている。 ここにおける係合ピン7は、第3図に示すよう
に、円柱状で且つ一端に幅方向にわたる突条20
が形成されたもので、引き出し3の側板4の上端
面に軸まわりの回動が自在な状態で取り付けられ
て、その突条20を側板4の上端面より突出させ
ている。 一方ストツパー6は第2図に示すように、L字
型をなすもので、その縦片が家具本体の側板に固
着されることで、他方のストツパー片9を引き出
し3の側板4の上端面の上方に位置させる。そし
て、このストツパー片9の下面には、引き出し3
の側板4の長手方向にわたる通し溝19が形成さ
れている。 通し溝19はその幅が係合ピン7の突条20の
厚みより大きく、且つ突条20の幅よりも小さく
されている。 しかしてこの家具においては、第1図aに示す
ように、係合ピン7の突条20の方向を側板4の
長手方向と一致させている時には、突条20がス
トツパー片9の通し溝19を通り抜けることか
ら、引き出し3を抜き出すことができるものであ
り、また第1図bに示すように、係合ピン7を
90゜回転させて突条20の方向を変えると、突条
20が通し溝19を通り抜けることができなくな
るために、つまりは係合ピン7とストツパー6と
が当接係合するために、引き出し3の抜け落ちを
防止することができる。
出し口に出し入れ自在に配設される引き出しに係
合ピンを取り付けるとともに、引き出しの側板に
対面する家具本体の側板内面にストツパーを取り
付けて、引き出しを引き出し口からほぼ完全に引
き出した際に上記ストツパーに係合ピンが係合す
るものにおいて、係合ピンは引き出しの側板に軸
まわりの回転が自在に取り付けられて径方向にわ
たる突条を備えた一端を側板の上端面より突出さ
せており、ストツパーは引き出しの側板の上端面
の上方に位置するストツパー片と、このストツパ
ー片の下面に設けられた通し溝とを備えて、側板
の長手方向に走る上記通し溝はその幅が上記係合
ピンの突条の厚みより大きく且つ突条の幅より小
さくされていることに特徴を有しているものであ
つて、引き出しの側板の上端面から突出する係合
ピンの突条をストツパーに当接させることによつ
て、引き出しの抜け落ち防止を行なつているもの
である。 以下本考案を第1図乃至第3図に示す実施例に
基づいて詳述すると、図示の引き出し3は前記従
来例のものと同様に、家具本体の側板に内面に設
けられたレールと、引き出し3の側板4の外面に
設けられた凹溝とのスライド自在な嵌合によつ
て、引き出し口に出し入れ自在とされているもの
で、この引き出し3の側板4の上端面には係合ピ
ン7が取り付けられ、家具本体の側板の内面には
ストツパー6が取り付けられている。 ここにおける係合ピン7は、第3図に示すよう
に、円柱状で且つ一端に幅方向にわたる突条20
が形成されたもので、引き出し3の側板4の上端
面に軸まわりの回動が自在な状態で取り付けられ
て、その突条20を側板4の上端面より突出させ
ている。 一方ストツパー6は第2図に示すように、L字
型をなすもので、その縦片が家具本体の側板に固
着されることで、他方のストツパー片9を引き出
し3の側板4の上端面の上方に位置させる。そし
て、このストツパー片9の下面には、引き出し3
の側板4の長手方向にわたる通し溝19が形成さ
れている。 通し溝19はその幅が係合ピン7の突条20の
厚みより大きく、且つ突条20の幅よりも小さく
されている。 しかしてこの家具においては、第1図aに示す
ように、係合ピン7の突条20の方向を側板4の
長手方向と一致させている時には、突条20がス
トツパー片9の通し溝19を通り抜けることか
ら、引き出し3を抜き出すことができるものであ
り、また第1図bに示すように、係合ピン7を
90゜回転させて突条20の方向を変えると、突条
20が通し溝19を通り抜けることができなくな
るために、つまりは係合ピン7とストツパー6と
が当接係合するために、引き出し3の抜け落ちを
防止することができる。
以上のように本考案においては引き出し内に突
出する部分をもたないために、引き出しの抜け落
ち防止部材が引き出しのスムーズな出し入れの妨
げになるということがなく、しかもストツパーに
おけるストツパー片が常時引き出しの側板の上端
面の上方に位置していることから、引き出しを最
も引き出した位置においても、引き出しはストツ
パー片との当接によつて前下がりになつてしまう
ことがなく、安定している上に引き出しの出し入
れがスムーズとなる状態に保たれているものであ
り、しかもこのストツパー片と係合ピンとは、係
合ピンを回転させて突条の向きを設定することに
よつて、互いに係合する状態と係合しない状態と
の二つの状態を選択的に設定しておくことができ
るものであり、これ故に、引き出しを抜き出した
い時には、まず係合ピンの向きを変え、その後、
引き出しを抜き取ればよく、引き出しを引き出し
口内に納める場合も、引き出しを納めた後に、係
合ピンを回して以後、引き出しの抜けの防止を行
なえばよいものである。
出する部分をもたないために、引き出しの抜け落
ち防止部材が引き出しのスムーズな出し入れの妨
げになるということがなく、しかもストツパーに
おけるストツパー片が常時引き出しの側板の上端
面の上方に位置していることから、引き出しを最
も引き出した位置においても、引き出しはストツ
パー片との当接によつて前下がりになつてしまう
ことがなく、安定している上に引き出しの出し入
れがスムーズとなる状態に保たれているものであ
り、しかもこのストツパー片と係合ピンとは、係
合ピンを回転させて突条の向きを設定することに
よつて、互いに係合する状態と係合しない状態と
の二つの状態を選択的に設定しておくことができ
るものであり、これ故に、引き出しを抜き出した
い時には、まず係合ピンの向きを変え、その後、
引き出しを抜き取ればよく、引き出しを引き出し
口内に納める場合も、引き出しを納めた後に、係
合ピンを回して以後、引き出しの抜けの防止を行
なえばよいものである。
第1図a,bは本考案一実施例の斜視図、第2
図a,bは同上のストツパーの正面図と斜視図、
第3図は同上の係合ピンの斜視図、第4図は従来
例の断面図、第5図は同上の斜視図であつて、3
は引き出し、4は側板、6はストツパー、7は係
合ピン、9はストツパー片、19は通し溝、20
は突条を示す。
図a,bは同上のストツパーの正面図と斜視図、
第3図は同上の係合ピンの斜視図、第4図は従来
例の断面図、第5図は同上の斜視図であつて、3
は引き出し、4は側板、6はストツパー、7は係
合ピン、9はストツパー片、19は通し溝、20
は突条を示す。
Claims (1)
- 家具本体の引き出し口に出し入れ自在に配設さ
れる引き出しに係合ピンを取り付けるとともに、
引き出しの側板に対面する家具本体の側板内面に
ストツパーを取り付けて、引き出しを引き出し口
からほぼ完全に引き出した際に上記ストツパーに
係合ピンが係合するものにおいて、係合ピンは引
き出しの側板に軸まわりの回転が自在に取り付け
られて径方向にわたる突条を備えた一端を側板の
上端面より突出させており、ストツパーは引き出
しの側板の上端面の上方に位置するストツパー片
と、このストツパー片の下面に設けられた通し溝
とを備えて、側板の長手方向に走る上記通し溝は
その幅が上記係合ピンの突条の厚みより大きく且
つ突条の幅より小さくされている家具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16864483U JPS6074647U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 家具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16864483U JPS6074647U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 家具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6074647U JPS6074647U (ja) | 1985-05-25 |
JPS6326052Y2 true JPS6326052Y2 (ja) | 1988-07-15 |
Family
ID=30368633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16864483U Granted JPS6074647U (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 家具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6074647U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5344128B2 (ja) * | 1972-11-29 | 1978-11-27 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5344128U (ja) * | 1976-09-20 | 1978-04-15 | ||
JPS55131133U (ja) * | 1979-03-10 | 1980-09-17 | ||
JPS5748444Y2 (ja) * | 1980-11-10 | 1982-10-23 |
-
1983
- 1983-10-31 JP JP16864483U patent/JPS6074647U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5344128B2 (ja) * | 1972-11-29 | 1978-11-27 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6074647U (ja) | 1985-05-25 |