JPS63256693A - 含浸油 - Google Patents

含浸油

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JPS63256693A
JPS63256693A JP9095387A JP9095387A JPS63256693A JP S63256693 A JPS63256693 A JP S63256693A JP 9095387 A JP9095387 A JP 9095387A JP 9095387 A JP9095387 A JP 9095387A JP S63256693 A JPS63256693 A JP S63256693A
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carbon atoms
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alkylphenyl
oil
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Akira Yamada
亮 山田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は含浸油に関し、詳しくは摩擦特性と含浸性に優
れ、特に多孔性フッ素樹脂に好適な含浸油に関する。
[従来の技術および発明が解決しようとする問題点] 軸受や摺動面などの潤滑面の一部にフッ素樹脂を埋め込
んで、フッ素樹脂内に含浸された潤滑剤によって潤滑す
る潤滑方法が行なわれており、このようなフッ素樹脂含
浸油剤としてシリコーンオイルが用いられている。
しかしながら、従来使用されているシリコーンオイルに
は次のような問題点がある。
■ 鋼−鋼量の摩擦特性が悪く、潤滑性に問題がある。
■ 炭化水素系油と比較して一般に高価である。
■ 添加剤の溶解性が悪く、添加剤による性能向上の可
能性が少ない。
本願発明者は摩擦特性が良好で、多孔性フッ素樹脂でも
含浸しうる比較的安価な含浸油を提供すべく鋭意検討を
重ねた。その結果、特定のオルガノポリシロキサンを含
有するものが目的を達成しうることを見出−し、この知
見に基いて本発明を完成した。
[問題点を解決するための手段] すなわち本発明は、一般式 [式中、R1,、、H4は炭素数1〜30のアルキル基
フェニル基、炭素数7〜30のアルキルフェニル基ある
いは炭素数4〜30のシクロアルキル基を示し、それぞ
れ同一であってもよいし、異なるものでもよい。但し、
R2およびR4の内の少なくとも一方が 式 %式%[11] または式 ÷R’ −0++R’ −0ト÷R’−0(R”OR”
・・−[III ](]式、R5,R’、 R’t6J
:ヒR”lt炭素数1〜30ノアルキレン基、フェニレ
ン基、炭素数7〜30のアルキルフェニレン基あるいは
炭素数4〜30のシクロアルキレン基を示し、Ha、 
RIGは炭素数1〜30のアルキル基、フェニル基、炭
素数7〜30のアルキルフェニル基あるいは炭素数4〜
30のシクロアルキル基を示し、P+Q+rはそれぞれ
0〜200の整数であり、p+q+r≧1を満たすもの
である。但し、R5〜RIOの内の少なくとも1つはペ
ンlN)mf、−右ナスa憔宜−瓢ス )を示し、m、
nはそれぞれ1〜800を示す。]で表わされるオルガ
ノポリシロキサンのランダム共重合体および/またはブ
ロック共重合体を0.001〜99重量%の割合で含有
する含浸油を提供するものである。
前記一般式[IIにおいて、R1へR4は前記した通り
である。すなわち、R1へR4は炭素数1〜30のアル
キル基、フェニル基、炭素数7〜30のアルキルフェニ
ル基あるいは炭素数4〜30のシクロアルキル基を示し
、それぞれ同一であってもよいし、異なるものでもよい
。ここで炭素数1〜30のアルキル基としてはメチル基
、エチル基、プロピル基、ブチル基、アミル基、ヘキシ
ル基などが挙げられる。また炭素数7〜30のアルキル
フェニル基としてはトリル基、キシリル基などが挙げら
れる。さらに炭素数4〜30のシクロアルキル基として
はシクロヘキシル基などが挙げられる。
但し、前記一般式[IIにおいて、R2およびR4の内
の少なくとも一方が式[II ]または式[III ]
を示し、m、nはそれぞれ1〜800、好ましくは20
〜500を示している。
すなわち一般式[11においてR2およびR4の内の少
なくとも一方が 式 または式 を示している。ここでBS、 R8,R?およびR9は
炭素数1〜30のアルキレン基、フェニレン基、炭素数
7〜30のアルキルフェニレン基あるいは炭素数4〜3
0のシクロアルキレン基を示している。炭素数1〜30
のアルキレン基として具体的にはメチレン基、エチレン
基、プロピレン基、トリメチレン基などが挙げられる。
また炭素数7〜30のアルキルフェニレン基としてはト
リレン基、キシリレン基などが挙げられる。さらに炭素
数4〜30のシクロアルキレン基としてはシクロヘキシ
レン基などが挙げられる。
またR6. RIGは炭素数1〜30のアルキル基。
フェニル基、炭素数7〜30のアルキルフェニル基ある
いは炭素数4〜30のシクロアルキル基を示し、具体的
なものとしては R1へR4の説明において述べたもの
と同じものが挙げられる。
ざらにp、q、rはそれぞれO〜200の整数であるが
、p+q+r≧1の式を満たす必要がある。
但し、R1〜RIOの内の少なくとも1つはベンゼン環
を有する置換基であることが必要である。
本発明では前記一般式CIIで表わされるオルガノポリ
シロキサンのランダム共重合体および/またはブロック
共重合体を用いる。
上記オルガノポリシロキサンの分子末端は、通常式 および式 iH。
一5L−R” ■ 0H。
で表わされるものである。上記式中、R11,R12は
前記した通り炭素数1〜30のアルキル基、フェニル基
、炭素数7〜30のアルキルフェニル基または炭素数4
〜30のシクロアルキル基を示し、具体的なものとして
はR1へR4の説明において述べたものと同じものが挙
げられる。通常H11,R12としては炭素数1〜30
のアルキル基、特にメチル基を示している。
本発明の含浸油は上記の如きオルガノポリシロキサンを
0.001〜99重量%、好ましくは0.05〜95重
量%の割合で含有するものである。ここでオルガノポリ
シロキサンの含有割合が0.001重量%未満であると
含浸率が向上せず、一方99重量%を超えると潤滑性が
低下するため、いずれも好ましくない。
ここで本発明の含浸油を構成する、上記オルガノポリシ
ロキサン以外の成分としては、潤滑油基油、油性剤、極
圧剤が挙げられる。但し、本発明の含浸油においては、
潤滑油基油、油性剤、極圧剤のいずれか1種が配合され
ていることが必要である。特に焼付荷重の低下を避ける
ために、これらは好ましくは5重量%以上の割合で含有
させることが好ましい。
潤滑油基油としては鉱油および/または合成油が挙げら
れる。ここで鉱油としてはスピンドル油、 70ニユー
トラル、 100ニユートラル。
150ニユートラル、 500ニユートラル、ブライト
ストックが挙げられる。また合成油としてはポリブテン
、ポリα−オレフィン、α−オレフィンの共重合体1合
成エステルなどを例示することができ、特にポリブテン
、ポリα−オレフィン共重合体が好ましい。ポリブテン
、ポリα−オレフィン共重合体は、分子量250〜5,
000のものが使用でき、特に300〜3 、 Goo
のものが好ましい。
上記潤滑油基油の配合量が少なすぎると潤滑性が低く、
逆に多すぎると含浸率が低下する。
さらに本発明においては油性剤、極圧剤を配合すること
ができる。ここで油性剤、極圧剤としては式R”C0O
H(式中、R13は炭素数8〜24の炭化水素基ヲ示t
、 ) *り&を式R14GOOR” (式中、R+4
. RI8はそれぞれ炭素数1〜z4の炭化水素基を示
す。)で表わされる化合物を挙げることができる。この
化合物を配合することにより、含浸油の摩擦特性を一層
向上させることができる。上記式R”C0OHで表わさ
れる化合物として具体的にはカプリン酸、ラウリン酸、
ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン
酸、ベヘン酸等がある。また式R”CQQRlSで表わ
される化合物として具体的にはメチルラウレート、メチ
ルステアレート、メチルオレエート、イソプロとルラウ
レート、イソプロピルパルミテート、ブチルステアレー
ト、ヘキシルラウレート、オクチルパルミテート、ラウ
リルステアレート等を挙げることができる。
この油性剤、極圧剤は一般に多量配合するほど好ましい
が、あまり多量に配合すると組成物の酸化安定性が悪化
するので上限を有する。したがって、通常1〜30重量
%程度である。
なお、上記以外に油性剤、極圧剤として種々の油脂、ラ
ウリルアルコール、オレイルアルコール等の高級アルコ
ール、ラウリルアミン等のアミン、トリクレジルホスフ
ェート、トリフェニルホスファイト等のリン酸エステル
または亜リン酸エステル、ジベンジルジサルファイド、
硫化油脂等のイオウ系化合物、塩素化油脂、塩素化パラ
フィン等のハロゲン化合物、さらにはナフテン酸鉛。
ジチオリン酸亜鉛、ジチオリン酸モリブデン、チオカル
バミン酸モリブデン等の金属含有化合物を挙げることが
できる。
さらに必要により酸化防止剤、防錆剤、腐食防止剤など
の添加剤を適宜配合することもできる。
[実施例] 次に本発明の実施例を示す。
実施例1〜5および比較例1〜9 第1表に示す組成を有する含浸油について、下記の方法
により含浸率、摩擦係数の測定およびファレックス試験
を行なった。結果を第1表に示す。
メjじL法 (1)含浸率の測定 発泡率90%のフッ素樹脂を含浸材として2cm間隔で
切断し、初期重量を測定し、この被含浸材を、油温10
0℃の含浸油中に浸漬して一時間放置した。その後、被
含浸材を含浸油中より引き上げ、アセトンおよび工業用
ガソリンにて付着含浸油を洗い流した。次に、100℃
の恒温槽中に5分間放置し、溶剤を揮発させた。その後
、被含浸材の重量(試験後型量)を測定し、次式により
含浸率を求めた。
(2)摩擦係数の測定 曽田式振子試験方法により行なった。
(3)ファレックス試験 ASTM D 3233に準拠して焼付限界荷重を測定
した。
中l:下記の構造式を有するオルガノポリシロキサンm
+n瓢300.平均分子量is、oo。
中2:出光石油化学製、出光ポリブテン15H(分子量
550)中3.下記の構造式を有するポリメチルシロキ
サンn舛200.平均分子量14,400 −・ブライトストック $5:下記の構造式を有するα−メチルスチレン変成シ
ロキサンしI+3 m=40. nm30   平均分子量10,000・
・:下記の構造式を有するポリエーテル変成シロキサン
mm25.nm5   平均分子量8,000$7二下
記の構造式を有するオルガノポリシロキサンm+nm5
0   平均分子量8.000[発明の効果] 本発明の含浸油によれば多孔性フッ素樹脂を高い含浸率
で含浸させることができる。
また本発明の含浸油は摩擦特性に優れたものである。
したがって、本発明の含浸油は特に多孔性フッ素樹脂の
含浸油として有効に利用することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^1〜R^4は炭素数1〜30のアルキル基
    、フェニル基、炭素数7〜30のアルキルフェニル基あ
    るいは炭素数4〜30のシクロアルキル基を示し、それ
    ぞれ同一であってもよいし、異なるものでもよい。但し
    、R^2およびR^4の内の少なくとも一方が 式 −[R^5−O]_p−[R^6−O]_q−[R^7
    −O]_r−R^8または式 −[R^5−O]_p−[R^6−O]_q−[R^7
    −O]_r−R^9OR^1^0(式中、R^5、R^
    6、R^7およびR^9は炭素数1〜30のアルキレン
    基、フェニレン基、炭素数7〜30のアルキルフェニレ
    ン基あるいは炭素数4〜30のシクロアルキレン基を示
    し、R^8、R^1^0は炭素数1〜30のアルキル基
    、フェニル基、炭素数7〜30のアルキルフェニル基あ
    るいは炭素数4〜30のシクロアルキル基を示し、p、
    q、rはそれぞれ0〜200の整数であり、p+q+r
    ≧1を満たすものである。但し、R^5〜R^1^0の
    内の少なくとも1つはベンゼン環を有する置換基である
    。) を示し、m、nはそれぞれ1〜800を示す。]で表わ
    されるオルガノポリシロキサンのランダム共重合体およ
    び/またはブロック共重合体を0.001〜99重量%
    の割合で含有する含浸油。
  2. (2)オルガノポリシロキサンの分子末端が式▲数式、
    化学式、表等があります▼ [式中、R^1^1は炭素数1〜30のアルキル基、フ
    ェニル基、炭素数7〜30のアルキルフェニル基または
    炭素数4〜30のシクロアルキル基を示す。]および式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^1^2は炭素数1〜30のアルキル基、フ
    ェニル基、炭素数7〜30のアルキルフェニル基または
    炭素数4〜30のシクロアルキル基を示す。]で表わさ
    れるものである特許請求の範囲第1項記載の含浸油。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007063881A1 (ja) * 2005-11-29 2007-06-07 Ntn Corporation 多孔性固形潤滑剤および軸受並びに等速自在継手
JP2016500131A (ja) * 2012-11-28 2016-01-07 ダウ コーニング コーポレーションDow Corning Corporation 高荷重条件下での面の間の摩擦及び摩耗を低減する方法

Cited By (3)

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US9896640B2 (en) 2012-11-28 2018-02-20 Dow Corning Corporation Method of reducing friction and wear between surfaces under a high load condition

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