JPS6325541A - Nmr用高周波コイル - Google Patents

Nmr用高周波コイル

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JPS6325541A
JPS6325541A JP61168415A JP16841586A JPS6325541A JP S6325541 A JPS6325541 A JP S6325541A JP 61168415 A JP61168415 A JP 61168415A JP 16841586 A JP16841586 A JP 16841586A JP S6325541 A JPS6325541 A JP S6325541A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor
frequency coil
nmr
slit
frequency
Prior art date
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Pending
Application number
JP61168415A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Yoda
潔 依田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は核磁気共鳴(以下NMRと記す)用高周波コ
イル、とくに多種の核に用いることのできる高周波コイ
ルに関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は例えば雑誌「ジャーナルφオプ・マグネティン
クーvゾナンス(Journal of Magnet
ie Re5onande)J、第36巻、第447頁
〜第451頁(1fl179年)に示されている従来の
NMR用高周波コイルを示す斜視図であり、図において
+11はH字型をした1対の導体板、例えば銅板が中空
円筒状体を構成するように配置されたコイルであり、バ
ーチカル会バンド(vertical band)と呼
ばれる非突出部(1a)およびクイング(wing)と
呼ばれる突出部(lb矩有している。(21は対向して
隣接するクイング(1b)間に挿入された固定コンデン
サ(チップコンデンサ)である。(3)はクイング(l
b)の内側に絶縁層(図示しない)を介して同心状に設
置された電界シールド用の1対の導体環であり、一方の
導体環(lla)がトップ−ガードψリングと呼ばれか
つ他方の導体環(3b)がボトム・ガード・リングと呼
ばれる。(4a) 。
(4b)はそれぞれ導体板111、導体環(3)と一体
形成された第1電極、第2電極である。(5a) 、(
5b)はこれら第1電極(4a)と第2電極(4b)の
間に直列接続されたインピーダンス整合用のそれぞれf
JSx可変コンデンサ、第2可変コンデンサである。(
6)は送受信器(図示しない)と接続される端子であり
、第1可変コンデンサ(5a)t−介して第1電極(4
aト接続されかつ第2電極(rb”)<直結される。
従来のNMR用高周波コイルは上述したように構成され
、導体板+11、固定コンデンt(21および導体環(
3)が等節約にLC直列共振回路として働く立体回路を
形成する。さらに、第1電極(4a)、第2電極(4b
)間は容量結合されているので、第1可変コンデンサ(
”) 、第2可変コンデンサ(5b)tニー追加するこ
とにより共振周波数を調整することができる。従って、
第1可変コンデンサ(5a)、第2可変コンデンサ(5
b)によりインピーダンスを整合すれば、所定のインピ
ーダンス全方する送受信器と端子(6)を接続できる。
なお、導体環(3)は上述したように電界シールドのた
め、即ち高周波コイル内に測定対象を設置した場合に発
生電界による測定対象内の誘電損失を低減するために用
いられる。
なお、この形の高周波コイルはスロッテッド型と呼ばれ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のNMR用高周波コイルは以上のように構成されて
いるので、プロトンと他の核例えばリンのNMR信号を
受信しようとする時は、これらの共鳴同波数が異なるこ
とに伴ない、高周波フィルの共振周波数を変更する必要
があったが、この変更は容易でなかった。
即ち第3図におけるチップコンデンサ(2)の静電容量
を変化させることが必要であり、チップコンデンサ(2
)の交換が必要であった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、例えばプロトンと他の択(例えばリン)のN
MR信号を受信する時、容易にそれらの切シ換えができ
るNMR用高周波コイルを得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るNMR用高周波コイルはスロッテッド型
高周波コイルにおいて、絶縁層内に導体環と平行にスリ
ットを設け、このスリット内に第2導体板を着脱可能に
設けたものである。
〔作用〕
この発明におけるNMR用高周波コイルは、絶縁層内の
第2導体板を移動させ、着脱させることにより、第1導
体板の突出部と導体環間の静電容量を変化させ、高周波
コイルの共振同波数を変更させる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例?図について説明する。
第1図(IL)及び+b+ tolは各々この発明の一
実施例によるNMR用高周波コイル及びその@22導板
を示す斜視図である。
第1図(8L1において第3図の従来例と異なる所は、
第1導体板Il+と導体環(3a)(3b)との間の絶
縁層(9a)(9b)内に導体環(3a)(3b)と平
行してリング状にスリット(7a)(7’b)i設けた
ことである。
このスリット(7a)(7b)には第1図(bl 10
1に示される第2導体板(sa) (sb)が、各々着
脱可能に設けられる。
次に動作について説明する。
第1図において高周波コイルの共振周波数は第1導体板
11)のインダクタンスLと、チップコンデンサ(2)
の静電容量、および突出部(1b)と導体環(3a)(
ab)との間の静電容量の合成としての全静電容量Cで
きまる。
例えば突出部(tb)と導体環(8a)(3’b)との
間の距離を76In、スリット(7a)(7b)と突出
部(1a)との間の距離を14として、スリット(7a
X7b)K第24体板(8aX8b)を各々設置すると
、導体環(3a)(8b)のかわりに第2導体板(sa
X8b)がガードリングの働きをし、突出部(1b)と
ガードリングの距離は1/7になり、この間の静電容量
が、これに対応して増加する。このため、共振同波数は
低下する。
即ち、例えばプロトンの原子核の共鳴周波数64MHz
K設定された高周波コイルにおいて、上記のようなスリ
ット(7a)(7b)k設け、!1体板(8a)(8b
)を設置することにより共振周波数をリンの原子核の共
鳴周波数25 MHzにすることができる。
このように共振周波数を第2導体板(8a)(8b)の
着脱により変更することができる。さらに、スリット(
7a)(7b)内で第2導体板(8a)C8b)を筒状
体の軸方向に移動することによシ微調整も可能となる。
第2図tal及び(b+ lotは各々この発明の他の
実施例によるNMR用高周波コイル及びその第2導体板
を示す斜視図である。
第1図の実施%Jと異なる点はスリット(7a)(7b
)がチップコンデンサ(2)の近傍位置に設けられ、第
2導体板(8a)(8b)はこのスリット(?a)(7
b)に対応してl対ずつスリットに着脱可能に設置され
る。電界はこのチップコンデンサ(2)の近傍位置で大
きいため、このような方法によっても共振周波数を変更
することができる。
なお、上記実施例ではH字状の中空筒状体を円筒とした
が、だ円筒とし、必要とする画質に応じて発生する高周
波磁場の方向をだ円の長径又は短径方向になるようにし
てもよい。
また、第1導体板IIIは1対のものを示したが、2対
以上の第1導体板とし各突出部(lb)が弧を描いて中
空の筒状体を構成するようにしてもよい0 また、上記実施例ではプロトンとリンの原子核に対して
切り換えれるようにしたが、Na、C9F等の原子核の
共鳴周波数になるようにスリットの位置を設定してもよ
い。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、!gl導体板と導体
環との間の絶縁層内に導体環と平行にスリットを設け、
このスリット内に弔2導体板を着脱可能に設けたので、
共振周波数の変更が容易にでき、多種の核に対するNM
R用高周波コイルが構成できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(al及びtbl 101は各々この発明の一実
施例によるNMR用高周波コイル及びその第2導体版を
示す斜視図、第2図(8L)及びfbl +OIは各々
この発明の他の実施例によるNMR用高周波コイル及び
その第2導体板を示す斜視図、並びに第3図は従来のN
MR用高周波コイルを示す斜視図である。 l1l−m−第1導体板、(la)−非突出部、(1b
)−突出部、f21−  チップコンデンサ、(3a)
(3b)−導体環、(7a)(7b) −スリット、(
8a)(8b)−第2導体板、(9a)(9b)−−一
絶縁層。 なお、図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)各突出部が弧を描いて中空の筒状体を構成するよ
    り、対向して配置されたH字状の1対の第1導体板、対
    向する上記各突出部を容量結合するコンデンサ、上記突
    出部の内周側に絶縁層を介して上記第1導体板と同心状
    に設置された導体環、上記絶縁層内に上記導体環と平行
    して設けられたスリット、及び上記スリット内に着脱可
    能に設けられる第2導体板で構成され、等価的にLC直
    列共振回路として働くNMR用高周波コイル。
  2. (2)筒状体は円筒である特許請求の範囲第1項記載の
    NMR用高周波コイル。
  3. (3)筒状体はだ円筒である特許請求の範囲第1項記載
    のNMR用高周波コイル。
  4. (4)だ円の長径方向を、発生する高周波磁場の方向と
    した特許請求の範囲第3項記載のNMR用高周波コイル
  5. (5)だ円の短径方向を、発生する高周波磁場の方向と
    した特許請求の範囲第3項記載のNMR用高周波コイル
  6. (6)スリットは導体環と同心状に設けられている特許
    請求の範囲第1項ないし第5項のいずれかに記載のNM
    R用高周波コイル。
  7. (7)スリットはコンデンサの近傍位置に設けられてい
    る特許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれかに記載
    のNMR用高周波コイル。
  8. (8)第2導体板をスリット内で筒状体の軸方向に移動
    し、微調整ができるようにした特許請求の範囲第1項な
    いし第7項のいずれかに記載のNMR用高周波コイル。
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