JPS63253224A - 塔槽類における流体温度計測方法 - Google Patents

塔槽類における流体温度計測方法

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Publication number
JPS63253224A
JPS63253224A JP62088148A JP8814887A JPS63253224A JP S63253224 A JPS63253224 A JP S63253224A JP 62088148 A JP62088148 A JP 62088148A JP 8814887 A JP8814887 A JP 8814887A JP S63253224 A JPS63253224 A JP S63253224A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
tower
heat insulating
fluid temperature
measuring
Prior art date
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Pending
Application number
JP62088148A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuzo Kurihara
栗原 龍造
Masahiro Suzuki
鈴木 正碩
Mamoru Iijima
飯島 守
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tonen General Sekiyu KK
Original Assignee
Toa Nenryo Kogyyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Toa Nenryo Kogyyo KK filed Critical Toa Nenryo Kogyyo KK
Priority to JP62088148A priority Critical patent/JPS63253224A/ja
Publication of JPS63253224A publication Critical patent/JPS63253224A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、石油精製工場等の塔槽類における温度計測に
適した流体温度計測方法に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に石油精製工場では原料油は高純度で均質であるこ
とが要求され、そのため原油等の原料油を蒸溜塔に導入
して蒸溜操作を行うことにより分離精製して特定沸点範
囲の留出油を得ている。このような蒸溜操作において蒸
溜塔内の圧力が一定の場合には、塔内流体温度と製品の
性状とが一定の関係にあるので、塔内流体温度を所定値
になるように制御することにより留出油性状を制御して
いる。これは、通常、性状を直接的に連続計測すること
が困難であり、また計測できたとしても計測時間が長く
かかったり、計測値の時間遅れが大きいため、性状の直
接的計測値を制御に用いることが困難であるためである
第2図、第3図はこのような従来の蒸溜塔における温度
計測方法を示す図で、1は原料油供給管、2はバルブ、
3は原料油、41〜44はトレイ、5は蒸溜塔、6はバ
ルブ、7は送出管、8はサーモウェル、9はサーモカフ
プルである。
図において、原料油3は原料油供給管l、バルブ2を通
して蒸溜塔5に供給され、各トレイ41〜44を経て気
体と液体とに分離され、気体は塔頂部に、液体は塔底部
に集まり、塔頂部に集まった製品はバルブ6を介して送
出管7により取り出される。この蒸溜塔5の壁には穴を
開けてサーモウェル8を挿入し、中にサーモカップル9
を設置して直接的に塔内の流体温度を計測している。
〔発明が解決すべき問題点〕
しかしながら、従来の温度計測方法では周壁に穴を開け
てサーモカップルを設置しているので、例えばより厳格
に温度計測するためにサーモカンプルを増設しようとす
る場合には、塔に温度計取付用の穴開け、溶接等の作業
をすることを要し、危険を伴うと共に、経費もかかって
しまう欠点がある。
本発明は上記問題点を解決するためのもので、石油精製
工場等における塔槽類において、既存の塔設備に孔を開
けたり溶接したりすることなく、稼動中でも簡易に取り
つけることができると共に、交換や保守点検が容易とな
り、さらに熱の逸散や外部からの影響を最小限に抑えて
精度よく温度計測することのできる塔槽類における流体
温度計測方法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そのために本発明の塔槽類における流体温度計測方法は
、測温部壁外面に周囲を断熱材で覆った表面温度計を設
置し、塔内流体温度を計測することを特徴とする。
〔作用〕
本発明の塔槽類における流体温度計測方法は、表面温度
計を断熱材で覆って塔槽類の壁外面に貼付することによ
り既存の設備に孔を開けたり溶接したりすることなく取
りつけ、熱の逸散や外部からの影響を最小限に抑えて温
度計測するものである。
〔実施例〕
以下、実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明による温度計測方法の一実施例を説明す
るための図で、第2図、第3図と同一番号は同一内容を
示している0図中、11は表面温度計、12は成形シリ
カ製ボックス、13.14はグラスウールなどの無機質
ウールからなる第11第2の保温層である。
図において、表面温度計9は取り付け用バッド内に計測
素子が内蔵された構成になっており、成形シリカ製ボッ
クス12に収納された状態で蒸溜塔5に貼付し、さらに
その外側はグラスウールなどの無機質ウールからなる第
1層目の保温層13、及び第2層目の保温層14により
覆われている。
そしてこのような表面温度計を塔外壁の、例えば各トレ
イ部に対応した適当な位置に貼付して取りつけ、塔内流
体温度を計測する。
このように、表面温度計9はボックスと多層のグラスウ
ールで覆われているので熱の逸散を最小限にすることが
でき、外部からの影響を受けることもなく、精度のよい
温度計測を行うことができる。
〔比較例〕
次に本発明による表面温度計と、サーモウェルを挿入し
たサーモカップルによる測定結果を表1に示す、但し、
測定データは昼間、1時間毎に測定したものである。
表1 サーモウェルを挿入したサーモカップルの場合は被測定
液体に直接接触した状態で測定しているので真値を測定
しているとみなすことができ、これに対し、本発明によ
る表面温度計による測定ではヒートロス等により約1.
3℃の検出誤差が生じたが、この差は殆ど問題にならな
い許容できる範囲のもので、結局、簡単な取りつけがで
きる表面温度計を使用した本発明により、サーモウェル
の場合と同等の計測効果を達成することが可能である。
次に、保温層の取りつけが十分でなく、保温状態不良の
場合の表面温度計による測定とサーモウェルによる測定
の結果を示すと表2のようになる。
但し、測定データは昼間、1時間毎に測定したものであ
る。
表2 表2から、保温が十分でない場合には温度検出誤差が大
きくなることが分かる。
また、表面温度計の取りつけ位置が、第1図に示すよう
に液が充満している箇所でな(、その上方又は下方にず
れている場合の測定結果とサーモウェルによる測定の結
果を示すと表3のようになる。但し、測定データは夜間
、30分毎に測定したものである。
表3 表3から分かるように第1図の位置から上下にずれた場
合、気相の温度を測定することになるので、検出温度は
低くなり、検出誤差が拡大することが分かる。
なお上記実施例では保温層を2層にしたが、これに限定
する必要がないことは勿論であり、さらに周囲を防水層
等で覆うようにすれば雨水等の影響を除くことができ、
また表面温度計は1箇所だけでなく複数箇所設けてもよ
いことは勿論である。
また上記説明では蒸溜塔について述べたが、蒸溜塔以外
にもガス中の不純物吸収用スクラバー、連続的に原料が
導入される反応塔などにも有効に適用でき、特に、内部
導入流体の種類や量が変化し得る反応塔には、表面温度
計の移設が容易なため非常に効果的である。
以上、本発明を石油精製工場の塔槽類に適用して例示し
たが、化学工場や石油化学工場、その他の製造工場にも
適用することができる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、外部から表面温度計を断
熱材で覆って搭槽類壁外面に貼付するようにしたので、
壁への孔開け、溶接等の作業をすることなく部品に温度
計測装置を取りつけることができ、交換や保守点検が容
易であると共に、熱の逸散や外部からの影響を最小限に
抑えて精度よく温度計測するこができる。さらに、装置
の運転中に温度針を容易に設置することができ、比較的
簡易な構成により低コストで設置することができ
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による温度計測方法の一実施例を説明す
るための図、第2図、第3図は従来の蒸溜塔における温
度計測方法を説明するための図である。 11・・・表面温度計、12・・・成形シリカ製ボック
ス、13.14・・・グラスウールなどの無機質ウール
からなる第1、第2の保温層。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)測温部壁外面に周囲を断熱材で覆った表面温度計
    を設置し、塔内流体温度を計測することを特徴とする塔
    槽類における流体温度計測方法。
  2. (2)取り付け用パッド内に計測素子を内蔵させて取り
    付け用パッドを断熱容器内に収納し、測温部壁外面に貼
    付するようにした特許請求の範囲第1項記載の塔槽類に
    おける流体温度計測方法。
  3. (3)前記断熱容器は一層以上の保温層で覆われている
    特許請求の範囲第2項記載の塔槽類における流体温度計
    測方法。
  4. (4)前記断熱容器がシリカ等の無機質製のボックスで
    あり、保温層が無機質ウールからなる特許請求の範囲第
    3項記載の塔槽類における流体温度計測方法。
JP62088148A 1987-04-10 1987-04-10 塔槽類における流体温度計測方法 Pending JPS63253224A (ja)

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JP62088148A JPS63253224A (ja) 1987-04-10 1987-04-10 塔槽類における流体温度計測方法

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JPS63253224A true JPS63253224A (ja) 1988-10-20

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JP62088148A Pending JPS63253224A (ja) 1987-04-10 1987-04-10 塔槽類における流体温度計測方法

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JP (1) JPS63253224A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000329619A (ja) * 1999-05-18 2000-11-30 Idemitsu Kosan Co Ltd 流体の温度測定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000329619A (ja) * 1999-05-18 2000-11-30 Idemitsu Kosan Co Ltd 流体の温度測定装置

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