JPS63251985A - リ−ル受軸 - Google Patents

リ−ル受軸

Info

Publication number
JPS63251985A
JPS63251985A JP8545287A JP8545287A JPS63251985A JP S63251985 A JPS63251985 A JP S63251985A JP 8545287 A JP8545287 A JP 8545287A JP 8545287 A JP8545287 A JP 8545287A JP S63251985 A JPS63251985 A JP S63251985A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reel
tape
loading
bin
bearing shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8545287A
Other languages
English (en)
Inventor
Masazumi Ogawa
小川 正純
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP8545287A priority Critical patent/JPS63251985A/ja
Publication of JPS63251985A publication Critical patent/JPS63251985A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ボス部の内周面にスプライン溝が形成された
リールを回転駆動するリール受軸に関するものである。
(従来の技術) ビデオテープカセット等においては、リールのボス部の
内周面にスプライン溝が形成されていて、これをビデオ
デツキ等に装填したとき該ビデオデツキ等のリール受軸
の外周面に設けられた複数の爪が上記スプライン溝に係
合してリールの回転駆動を可能ならしめるようになって
いる。また、ビデオテープカセット等の製造工程におい
ても上記スプライン溝を利用してリールを回転駆動する
動作がなされることがある。例えば、1対のリールおよ
びこれらに巻き掛けられたテープをビデオテープカセッ
トのケース内に自動的に装填しようとする場合である。
すなわち、この自動装填作業においては、ケース内への
装填にあたり、1対のリールから所定長のテープを引き
出して所定のル−ブ形状に成形する動作が必要となるが
、このテープ引出しを、パルスモータ等を利用したリー
ル受軸の回転駆動で積極的にテープを繰り出すことによ
り行うようにすれば、レバー等によりテープを引っ張り
出すのに比べ、テープ繰出し際テープに無理な力がかか
るおそれがなく好ましい。この場合、ループ成形後にな
されるケース内への装填の際、繰り出されたテープに対
して所定のテンションを付与する動作が一般に必要であ
ることを考慮すると、テープ繰出量は一定量に維持され
ることが望ましい。
ところで、リール受軸の外周面に設けられた複数の爪は
、リールをリール受軸にセットしようとするときリール
のスプライン溝の凸部とリール受軸の爪とが当接してセ
ット不能となることを防止するため、例えば特公昭61
−45306号に開示されているように、リール受軸の
外周面に出没可能に設けられることが多い。これにより
スプライン溝の凸部と爪とが当接するような位置間係に
ある場合でも爪がリール受軸内に後退するため、リール
受軸の回転方向に関するリールとリール受軸との相対的
位置関係の如何にかかわらずセットが可能となる。ただ
し、こうしてセットされたリールは、リール受軸と単に
嵌合しているだけであってリール受軸に対して本来の位
置にセットされているわけではなく、リール受軸の回転
駆動等によりリールとリール受軸とが所定角度相対回転
したときリールの爪がリール受軸のスプライン溝に係合
して本来の位置にセットされることとなる。
(発明が解決しようする問題点) しかしながら、従来のリール受軸にあっては、その外周
面に設けられた複数の爪は、リールのスプライン溝の間
隔の整数倍の1ift隔で円周方向に一定のピッチで配
されているため、リール受軸と嵌合したリールは、その
爪がスプライン溝と係合するためにはi悪スプライン溝
の間隔に対応する角度分の相対回転がなされることが必
要となる。この相対回転はすでに述べたようにリール受
軸の回転駆動等によりなされるが、この爪およびスプラ
イン溝の係合のための必要回転駆動量が大きくなると、
上記ビデオテープカセット等の製造工程の例においては
、リール受軸の回転駆動量により予め設定されていたリ
ールからのテープ繰出量のバラツキが大きくなり、後に
テンション付与動作に支障を来たすこととなる。
このような問題は、ビデオテープカセット等の製造工程
においてのみ生ずるものではなく、リール受軸の回転駆
動により該リール受軸にセットされたリールの回転量を
制御しようとする場合には共通して発生する問題である
なお、上記リールとリール受軸との相対回転を不要にす
る方法として、リール受軸の一部をその半径方向外方に
強い力で付勢してリールのスプライン溝の凸部に押圧せ
しめ、これによりリール受軸とリールとの面接触による
#振力で相対回転を阻止する方法も考えられる。しかし
、このような方法では、リールをリール受軸にセットす
る際およびセットしたリールを取り外す際に大きな力を
必要とするためリールが損傷するおそれがあり、また、
リールの寸法のバラツキ、リール受軸の揮圧面の摩擦係
数の経時変化等を考慮すると長期にわたる安定性に欠け
る。したがってこのような方法を採用することはできな
い。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって
、リールをリール受軸にセットしようとする場合におい
て、リールとリール受軸とを嵌合させた後リールの爪と
リール受軸のスプライン溝とを係合させるのに要するリ
ールおよびリール受軸の相対回転量の最大値を減少させ
ることのできるリール受軸を提供しようとするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明によるリール受軸は、複数の爪相互の円周方向の
間隔のうち少なくとも1つをリールのスプライン溝の間
隔の整数倍とならないように設定することにより、上記
目的達成を図るようにしたものである。すなわち、ボス
部の内周面にスプライン溝が形成されたリールを回転駆
動するリール受軸であって、外周面に複数の爪が出没可
能に設けられ、かつ、これら各爪相互の円周方向の間隔
のうち少なくとも1つが前記リールのスプライン溝の間
隔の整数倍とならないように設定されていることを特徴
とするものである。
上記「複数の爪」は、各爪相互の円周方向の間隔のうち
少なくとも1つがリールのスプライン溝の間隔の整数倍
とならないように配されているものであれば、冬瓜を円
周方向に等間隔で配するようにしてもよいし、それぞれ
の間隔をバラバラに設定してもよく、要するに複数の爪
全部が同時にスプライン溝と係合する配置でなければよ
い。
(作  用) 上記構成に示すように、複数の爪相互の円周方向の間隔
のうち少なくとも1つをリールのスプライン溝の間隔の
整数倍とならないように設定することにより、整数倍で
ない間隔を構成する隣り合う2つの爪は、一方がスプラ
イン溝に係合しているとき他方はスプライン溝とスプラ
イン溝との間の凸部が位置することとなる。すなわち、
リールとリール受軸とが嵌合してからリールの爪とリー
ル受軸のスプライン溝とが係合するのに要するリールお
よびリール受軸の相対回転量は、最大でも上記凸部に位
置する爪が該凸部の両側に位置するスプライン溝の一方
と係合するのに要する回転量となり、いずれにしてもす
べての爪が同時にスプライン溝と係合する従来のリール
受軸において必要であった相対回転量の最大値より回転
量を減少させることが可能となる。
(発明の効果) したがって、本発明によれば、リールをリール受軸に嵌
合させた後にリールの爪をリール受軸のスプライン溝に
係合させるために必要となるリール受軸の回転駆vJ学
を減少させることが可能となり、このため、リール受軸
を所定角度回転駆動してリールから所定長のテープを繰
り出す動作等を行う場合、テープ繰出量等の初期の設定
量と実際のテープ繰出量等との差の最大値を減少させる
ことができ、テープ繰出量等のバラツキを小さくするこ
とが可能となる。
(実 施 例) 以下添付図面を参照しながら本発明の実施例について詳
述する。
第1ないし3図は、本発明によるリール受軸の一実施例
を示す斜視図、側断面図および平断面図である。
第1図に示すように、リール受軸500は、図示しない
パルスモータを駆動源として回転する支持ピン501と
、この支持ビン501に固定されたディスク状の載置プ
レート502と、この載置プレート502の上方におい
て支持ビン501の外周面から一部が突出している4本
の爪503とを備えてなり、冬瓜503は支持ビン50
1の円周方向に90°間隔で分散配置されている。
第2図に示すように、冬瓜503は、支持ビン501に
形成された凹部501aにおいてピン504により支持
ビン501に回動可能に支持されている。そして、冬瓜
503は、ピン504の下方において支持ビン501に
巻着されたコイルスプリングバンド505の弾性力によ
り、その頭部503aが支持ビン501の半径方向外方
に付勢されている。しかし、冬瓜503はビン504の
上方において載置プレート5020円周面と当接してい
るため図示の位置において静止状態を維持する。この静
止状態では冬瓜503は、その頭部503aが支持ビン
501の外周面から突出しているが、この頭部503a
に支持ビン501の半径方向内方に所定以上の荷重が作
用すると、冬瓜503はコイルスプリングバンド505
の弾性力に抗してビン504まわりに回動し、頭部50
3aは支持ビン501の外周面から凹部501a内に後
退することとなる。
リール受軸500は、第2図に示すようなり−ル600
、すなわちボス部601の内周面601aにスプライン
溝601bが形成されたリールを回転駆動するためのも
のである。上記スプライン溝601bは、ボス部601
の内周面601aにその円周方向に等間隔で形成された
9本の溝からなっている。以下、これら台溝をスプライ
ン凹部602、台溝の中間に位置するボス部601の内
周面601aをスプライン凸部603ということとする
第2図において、リール受軸500にリール600をセ
ットする場合のリール受@500の作用について説明す
ると以下の如くである。すなわち、リール受軸500の
上方からリール600を下降させると、図中支持ピン5
01の左側に位置する爪503の頭部503aはリール
600のスプライン凹部602にそのまま挿入される一
方、図中支持ビン501の右側および前後両側に位置す
る3つの爪503は、リール600のスプライン凸部6
03と当接するため、支持ピン501の凹部501a内
に後退しながらスプライン凸部603と摺接し、載置プ
レート502とリール600とが当接した時点でセット
が完了することとなる。
第3図はこのようにしてセットが完了した状態のリール
600およびリール受軸500を示す平断面図である。
図から明らかなように、4本の爪503のうち、図中左
側に位置する爪503Aのみがスプライン凹部602と
係合し、他の爪503B 、  503G 、  50
3Dはスプライン凸部603と当接した状態となること
はすでに述べたとおりであるが、爪503Gはスプライ
ン凸部603と全幅にわたって当接する一方、爪503
B 、  503[)はスプライン凸部603と略右半
分の幅で当接している。スプライン四部602と係合す
る爪は503Aの1つのみであるが、リール60Oの回
転駆動にはこれで十分である。
ところで、リール受軸500にリール600をセットす
る際、第2図に示すように、爪503の頭部503aの
真上にスプライン四部602が位置する状態となってい
れば、そのまま第3図に示すようにセットされることと
なり、別設問題はないのであるが、4つの爪503のい
ずれにおいてもその頭部503aの真上にスプライン凹
部602が位置しない場合には、リール600が載置プ
レート502に載置されたとき4つの爪503のすべて
がスプライン凸部603に当接した状態にあることとな
り、リール受軸500に対するリール600のセットが
完了した状態とはならない。このような場合には、その
後リール受軸500を回転駆動してリール600とリー
ル受軸500とを相対回転させれば、最初にスプライン
凹部602と対面する位置まで回転移動した爪503が
そのスプライン凹部602と係合してリール600のセ
ットが完了することとなる。
ただし、リール受軸500の回転駆動により該リール受
軸500にセットされたリール600の回転量を制御し
ようとする場合には、爪503とスプライン602とが
係合するまでの回転量は誤差あるいはロスとなって現れ
ることとなる。
本実施例によるリール受軸500にあっては、リール6
00を載置プレート502に載置したとき4本の爪50
3すべてがスプライン凸部603に当接している場合に
おいて、爪503とスプライン凹部602とを係合させ
るために必要なリール600とリール受軸500との相
対回転量は、最悪でも10°以下である。これについて
第3図によりさらに詳述する。
第3図においては爪503Aがスプライン四部602に
係合しているが、仮に爪503Aがないものとして、他
の爪503B −Dがいずれかのスプライン凹部602
に結合するのに必要な相対回転量は、支持ピン501を
時副回り方向に回転させた場合には図示のように、それ
ぞれ30@、 20@、 10°である。
支持ピン501を逆方向に回転させた場合にはそれぞれ
10°、20°、30°である。これらの角度値は、4
0′″間隔で配された9本のスプライン四部602と9
0°間隔で配された4つの爪503との位相差によるも
のである。
以上から明らかなように、仮に爪503Aがないとして
も、リール受軸500をリール600に対していずれか
の方向に10°回転すれば、他の爪503Bあるいは5
03Dがスプライン凹部602に係合することとなる。
現実に4本の爪503A −Dのすべてがスプライン凸
部603に当接する場合には、爪503Aについても少
なくともその幅方向の一部がスプライン凸部603と当
接することとなるため、この状態からリール受軸500
とリール600とを相対回転させれば、爪503Aが即
座にスプライン凹部602に係合するかあるいは他のい
ずれかの爪503B〜503Dが10’よりも少ない回
転量でスプライン凹部62に係合することとなる。
なお、本実施例においては各爪503△〜503D相互
の間隔は90°で、各スプライン凹部602相aの間隔
40゛の整数倍となっていないが、仮に各爪相互の間隔
を40″の整数倍(40°、  120’等)に股、定
した場合には、本実施例における必要相対回転量の最大
値10°−α° くα°<10°)に対応する角度は4
0°−α°となる。したがって、本実施例によれば、各
爪相互の間隔を各スプライン四部602相互の間隔の整
数倍に設定した場合に比べ必要相対回転量を約4分の1
とすることができる。
次に本実施例によるリール受軸500がその効果を発揮
する一具体例について説明する。本具体例□は、リール
受軸500をビデオテープの自動装填装置に適用した例
を示すものである。
なお、本具体例においては、リール受軸500の支持ビ
ン501、載置プレート502および爪503の参照符
号をそれぞれ203. 20!]および206で示し、
リール600の参照符号を2あるいは3で示すこととす
る。
第4図は、リール受軸500を備えたビデオテープの自
動装填装置を示す全体斜視図である。
この自U装置を装置は、ホームビデオシステムに用いら
れるビデオテープカセットの製造工程内に設けられるも
のであり、そのビデオテープカセットの構造については
第5図に示すとおりである。
第5図に示すように、ビデオテープカセット1は、1対
のリール2.3およびこれらリール2゜3に巻き掛けら
れたテープ4からなる組体5が上ハーフ(図示せず)お
よび下ハーフ6からなるケース7に装填されてなるもの
である。上記1対のリール2および3は、リール2が巻
取リール、リール3が供給リールであって、それぞれ第
2図に示すようなスプライン溝601bが内周面601
aに形成されたボス部601を備えている。そして、こ
れらリール2および3は、記録再生時には巻取リール2
が回転駆動され、これに伴って両リール2,3に巻き掛
けられたテープ4が供給リール3から繰り出されて所定
の走行経路を走行した後巻取り一方2に巻き取られるよ
うになっている。上記走行経路は、ケース7内の供給リ
ール3側前面部に設けられた第1および第2がイドピン
8.9ならびに巻取リール2側前面部に設けられた第3
ガイドビン10およびガイドローラ11により形成され
るものである。図から明らかなように、走行経路は、第
1および第2万イドピン8.9により形成されたS字状
バスと、第1ガイドピン80およびガイドローラ11に
より形成された逆S字状バスとを備えたWI雑な形状と
なっている。さらに第1ガイドピン8の近傍には、一端
が下ハーフ6のリブ6aに支持されてこの第1ガイドピ
ン8に付勢された弾性片12が設けられ、この弾性片1
2と第1ガイドピン8とでテープ4を挟持するようにな
っている。弾性片12による挟持機能を備えた上記S字
状バスにより、供給リール3からのテープ繰出量の適正
化L13よびテープ寄り規制を図ることができ、また上
記逆S字状バスにより、巻き取り−ル2へのテープ巻取
りの際の適度なバックテンション付与を図ることができ
、これにより記録再生時にお番プるテープ4の走行性を
向上させるようになっている。
ケース7内の1対のリール2.3間の後面部には、必要
のないときに両リール2,3が回転してテープ4が弛ん
でしまうことのないよう、ビデオテープカセット1不使
用時には両リール2.3をロックするロック機構13が
設けられている。このロック機構13は、各リール2,
3の外周に形成された歯2a、 3aと係合する1対の
係合レバー14と、これら各係合レバー14を各リール
2.3に付勢する1対のバネ15と、ケース7の下ハー
フ6に形成された小孔6aから挿入されるピンにより回
動して上記1対の係合レバー14を歯2a、 3aとの
係合から解除する解除レバー16とからなっている。係
合レバー14は、歯2a、 3aと係合した状態にあっ
ては、各リール2,3が、これらに巻き掛けられたテー
プ4の弛む方向に回転するのを防止する一方、締まる方
向に回転するのは許容するようになっている。
第4図に示す自動装填装置は、1対のリール2゜3およ
びこれらに巻き掛けられたテープ4からなる複数の組体
5を連続的に供給する組体供給手段100と、この組体
供給手段100によって連続的に供給される各組体5に
対し、順次各組体5からテープ4を引き出してこのテー
プ4を所定のループ形状に成形する一連の成形動作を行
うループ成形手段200と、ループ成形後の組体5を収
容するケース7の下ハーフ6を連続的に供給するケース
供給手段400と、ループ成形後の各組体5を各下ハ−
76内に順次装填する装填手段300とからなっている
。リール受軸500は、ループ成形手段200に設けら
れている。
組体供給手段100は、テープ巻込機(図示せず)で作
製された組体5を搬送する搬送手段101とこの搬送手
段101により搬送されてきた組体5をループ成形手段
200に移載する移載手段151とからなっている。
搬送手段101は、巻込機から移載手段151を経て直
線状に延びるガイド溝102内を走行する1対のベルト
103に複数のパレット104を載せてこれらパレット
104を搬送するようにしてなるものであって、これに
より巻込機で作製された組体5をパレット104上の所
定位置に載置して移載手段151の位置まで搬送するよ
うになっている。パレット104上には、組体5の1対
のり−ル2.3を、ビデオテープカセット1(第5図参
照)のケース7内に装填された状態での該リール2,3
の軸間距離と等しい位置関係で保持する1対の位置決め
ピン105と、リール2.3の回転を防止する、第5図
に示すロック機l113の係合レバー14と同様のロッ
ク機能を有づる1対のロック部材106とが設けられて
いる。パレット104は、ガイド溝102内を所定位置
まで搬送されると、ストッパ機構107により制止され
る。このストッパ機構107は、1対の制止片108a
、 108bを有する口字形アーム10gおよびこの口
字形アーム108をパレット104の搬送方向と直交す
る水平方向に往復動させるアクチュエータ109からな
り、下流側の制止片108aによりパレット104を移
載手段151に対して所定の位置で制止するとともに、
このとき上流側の制止片08bにより次のパレット10
4を制止して待機させるようになっている。制止片10
8bによるパレット104の制止動作の際に、その下流
側に位置するパレット104に制止片108aが干渉す
るのを防止するため、パレット 104の側面には切欠
部104aが形成されている。上記アクチュエータ10
9による制止片108a、 108bの往復動は一定周
期で間欠的になされ、そしてこの往復動と同期して、制
止片108aにより制止されたパレット104の下方か
ら第6図に示す突上げピン110が上昇し、パレット1
04を突き上げるようになっている。、突上げピン11
0は、パレット104の搬送方向に前後1対設けられ、
これら突上げピン110の先端テーパ部110aをパレ
ット104の下面に形成されたテーバ穴104bに係合
させながら、パレット104上面がガイド溝102の左
右上端部に形成された鉤部102aに当接するまで上界
し、これによりパレット104の前後、左右、上下すべ
ての方向の位置決めを行うようになっている。
移載手段151は、上記のようにして位置決めされたパ
レッl−104に載置された組体5の1対のリール2.
3に、3本1組となった16木の係止片152を係合さ
せて組体5を持ち上げた後、水平面内を半回転してルー
プ成形手段200の第1ステーシヨン200Aにてルー
プ成形手段200の保持部(後述)に組体5を持ち上げ
たときの状態を維持したまま引き渡すようになっている
第7および8図は、移載手段151を詳細に示ず平面図
および正面図である。
第7図に示すように、移載手段151は、上下に変位可
能な回転軸153から互いに逆方向に延びる1対のアー
ム154の先端部に係止機構155が設けられてなり、
この係止機構155の6本の係止片152は、各リール
2,3に対して3本ずつ120°間隔で分散配置されて
いる。
第8図は、係止機構155による各リール2,3の係脱
動作の様子を示す図である。
アーム154(第7図参照)に固定された支持プレート
15Gには、各係止片152が固定されたレバー151
を揺動可能に支持する6本の支持ピン158と、移載す
べき1対のリール2,3の軸間距離と等しい間隔で設け
られた、下端部に各リール2゜3の上面と水平面内で面
接触可能な当接部159aを有する当接ビン159と、
各係止片152の係脱動作を制御する制御プレート16
0を上下させるアクチュエータ161とが固定されてい
る。当接ピン159には、コイルスプリング162によ
って上方に付勢されたスリーブ163が摺動可能にFM
着されていて、このスリーブ163には、外周面に沿っ
てコ字形凹部164aが形成されたリング164が固定
されている。
そしてこのリング164の口字形凹部164aには、レ
バー157の一端に固定されたボルト165の球状頭部
165aが1叔合するとともに、制御プレート160が
挿入されている。この制御プレート160は、該制御プ
レート160を固定するボルト166が、1対の当接ビ
ン159に橋絡されたプレート167に螺設された調節
ボルト168に当接する位置まで下降可能とされている
。そして、リール2.3を把持するときは、アクチュエ
ータ 161の作用により制御プレート 160が上昇
し、コの字リング164がスプリング162の作用によ
り上昇する。このときコの字の溝に嵌合した球状頭部1
65aがレバー157の回転中心157aを中心に回転
し各係止片152をリール2゜3と係合させるようにな
っている。こうして係止磯構155により保持された組
体5は、所定位置まで持ち上げられて第7図に示す回転
軸153まわりに半回転した後、上記係止動作と逆の動
作によりループ成形手段200への引渡しがなされる。
なお、支持プレート 156と各係止片152の動作の
対応は以下の通りである。すなわち、支持プレート 1
56が位置決めされたパレット 104の真上より下降
する間は、係止片152は開いている。支持プレート1
56が下降限まで来るとアクチュエータ 161の作用
により閉じてリール2,3と係合する。以下その状態で
支持プレート 156は上昇し第1ステーシヨン200
Aの真上まで移動し、下降する。下降限でアクチュエー
タ 161の作用によりリール2.3は係止片152よ
り係合が解かれる。係止片152はそのままの状態で支
持プレート 15Gは上昇し、移動し再びパレット 1
04の真上に来る。以下これをくり返ず。
第4図に示すループ成形手段200は、インデックステ
ーブル201と、このインデックスデープル201を、
回転軸201aを中心にして60°毎に一旦停止させな
がら間欠的に回転させる間欠駆動手段(図示せず)とを
備えており、さらにインデックステーブル201には、
回転軸201aを中心とする所定半径の円周上に、1対
の支持ビン202および203を備えてなる保持部20
4が60°間隔で6箇所に分散配置されている。各保持
部204における支持ビン202 、203の軸間距離
は、第5図に示すクースフ内に装填された1対のリール
2,3の軸間距離と等しい寸法に設定されていて、これ
ら各保持部204の1対の支持ビン202 、203の
中点は、インデックステーブル201が60°毎に一口
停止する際、図中1点鎖線で示す第1ないし第6ステー
シヨン200A〜200Fに位置するようになっている
第1ステーシヨン20OAにおいては、この第1ステー
シヨン200Aに保持部204が一旦停止したとき移載
手段151から組体5が引き渡される。保持部204の
各支持ビン202 、203には、組体5を引き渡され
た状態のまま保持するための載置プレート205が一体
的に設けられ、さらに供給リール3の支持ビン203に
は供給リール3の回転を防止する4木の爪206が等間
隔で出没可能に設【ノられていて、これにより引き渡さ
れた組体5を水平に保持しかつリール2,3からテープ
4を無秩序に弛ませないようになっている。すなわら、
支持ビン203には載置プレート205および爪206
が付設されており、第1ないし3図に示したリール受軸
500を構成している。したがって、このリール受軸5
00にリール3をセットする際リール3とリール受軸5
00との間に生ずる相対回転量は最大でも10°以下と
なる。一方、支持ビン202には爪がないのでリール2
はそのままセットされ、セットされた後リール2は支持
ビン202に対し自由に回転することとなるが、リール
2に巻回されているテープ4の長さは極僅かである。ま
た、そのテープ長は略一定しているので、リール2から
のテープ5の弛み量は予め考慮に入れておくことが可能
である。なお、リール2にリーダテープが巻回されてい
る場合は、支持ビン202にも4本の爪を設け、0初不
能となるように取付ければ予測不可能な弛みは防止でき
る。上記リール受軸500の支持ビン203は、インデ
ックステーブル201に回転可能に支持されていて、該
支持ビン203の下端部に設けられたギヤ207を回転
させることによって該支持ビン203の回転駆動が可能
となっている。
第1ステーシヨン200Aにて保持部204に移載され
た組体5は、以後ループ成形手段200においては、イ
ンデックステーブル201が60’回転して停止するた
びに、第2ステーシヨン200Bでテープ引出し、第3
ステーシヨン200Cでループ成形、第4ステーシヨン
200Dで装填手段300への引渡しの各動作が段階的
に行われる。
第2ステーシヨン200Bにおけるテープ引出動作は、
第2ステーシヨン200Bに設置されたパルスモータ2
52およびインデックステーブル201の半径方向に対
して右に20°傾いた方向に往復動するガイドレバー2
51によってなされる。すなわち、パルスモータ257
を駆動してディスク207を所定角度回動させ、これに
より供給リール3から所定長のテープ4を繰り出すよう
になっている。この場合、パルスモータ252の出力軸
に設けられた駆動ギヤ252aとディスク207に形成
された被駆動ギヤとの噛合によりディスク207を回動
させることとなるが、両ギヤはインデックステーブル2
01が一旦停止する際第2および第3ステーシヨン20
0Bおよび200Cにおいて噛合するようになっている
パルスモータ252によるテープ繰出動作では、テープ
4が供給リール3から成行きで繰り出され、繰り出され
たテープ4の形状が一定しないため、このテープ4を、
後に突き出されるループ成形ビン210〜212より両
リール2,3から遠方に位置させるべくガイドレバー2
51を前進させる構造が採用されている。ただし、この
ガイドレバー251は、パルスモータ252の駆動によ
り繰り出されたテープ4を後から追いかけるようにして
前進するものであって、テープ4にテンションを加えて
これを引き出そうとするものではない。このガイドレバ
ー251は、第2ステーシヨン200Bに設置されたア
クチュエータ(図示せず)によりインデックステーブル
201内方に前進し、その鉛直部251aでテープ4を
受けるようになっている。
パルスモータ252によるテープ繰出動作を以下に説明
する。供給リール3に巻回されているテープ4の径はど
の組体5についても略一定しているので、ディスク20
1を所定角度回動するのに必要なパルス数をパルスモー
タ 252に与えることにより供給リール3からのテー
プ4の繰出量を設定することができる。このテープ繰出
量は、後に第4ステーシヨン200Dにおいてなされる
テープ4に対する所定のテンション付与の際のテンショ
ンレバー307の回aalと対応させたものとなってい
る。
なお、パルスモータ252に与えるパルス数には、リー
ル2に極僅かに巻回されたテープ4の長さ分も考慮され
ている。したがって、上記設定パルス数で駆動されるパ
ルスモータ252によるテープ繰出しおよびガイドレバ
ー251の前進動作完了模において、両リール2.3か
ら桿り出されたテープ長は、リール3をリール受軸50
0にセットする際の誤差のみを伴うものであり、この誤
差はすでに述べたように回転角10°分の長さより小さ
いものとなる。
上記パルスモータ252を用いたテープ繰出構造の採用
により、長い時間を要する第2ステーシヨン200Bに
おけるテープ引出動作の所要時間を短縮することができ
、したがってインデックステーブル201の一旦停止の
時間を短縮することができ、自a装填工程におけるサイ
クルタイムの短縮化を図ることができる。また、パルス
モータ252により繰り出されるテープ4の長さについ
ては、リール受軸500の採用により予め設定された長
さに対して僅かな誤差の範囲内に収めることが可能とな
る。
パルスモータ252およびガイドレバー251によるテ
ープ4の引出しが完了すると第1ないし第3ループ成形
ビン210〜212が上方に突き出される。
これらループ成形ピン210〜212は、保持部204
の支持ピン202 、203に支持されている。すなわ
ち、各支持ビン202 、203には、支持ディスク2
13 、214がそれぞれ回転可能に支持されていて、
各支持ディスク213 、214には、アーム215 
、216の一端がそれぞれ固定されていて、さらに、こ
れら各アーム215 、216の他端近傍には、アーム
215には第1ループ成形ピン210、アーム216に
は第2および第3ループ成形ピン211 、212がそ
れぞれ出没可能に設けられている。上記各ループ成形ビ
ン210 、211 、212を出没可能としたのは、
ガイドレバー251によるテープ案内の際、テープ4が
これらループ成形ピン210 、211 、212と干
渉しないようにするためである。上記ループ成形ビン2
10 、211 、212の突出動作が完了すると、ガ
イドレバー251が後退してテープ引出しの動作が完了
する。なお、ガイドレバー251の往復動の方向をイン
デックステーブル201の半径方向に対し右に20″′
傾斜させたのは、3本のループ成形ビン210 、21
1 、212が突き出された後に、ガイドレバー251
の後退をこれらループ成形ピン21o。
211 、212と干渉させずに行えるようにするため
である。
第9図は、保持部204をインデックステーブル201
の外方から見た側面図であって、第1ループ成形ビン2
10および第2.第3ループ成形ビン211 、212
がアーム215および216にそれぞれ支持される構造
を示す図である。
第1ループ成形ビン210は、頭部210a、軸部21
0bおよび底部210Cからなり、軸部210bが、ア
ーム215の先端に形成された上下に延びる円筒部21
5aに、上下1対のスリーブ217および21Bを介し
て上下に活動可能に嵌着され、頭部210aおよび底部
210Cがスリーブ217および218にそれぞれ当接
するまでの間のストロークを摺動するようになっている
。アーム215内には、先端にボールが弾性支持されて
なるボールプランジャ219が螺設されていて、上下ス
リーブ217 、218間において第1ループ成形ビン
210の軸部210bを先端のボールで押圧するように
なっている。ボールプランジャ219のアーム215内
における螺設位置は、第1ループ成形ビン210に上下
方向の荷重が作用しても所定値以下の荷重に対しては第
1ループ成形ビン210を静止させておくことができる
よう、ボールプランジャ219による押圧力が軸部21
0bに対して適度に作用する位置に設定されている。こ
のため、下方から所定値以上の力で底部210cを押圧
すると第1ループ成形ビン210は図示実線の位置まで
上方に突き出されることとなる。
一方、第2.第3ループ成形ビン211 、212につ
いても第1ループ成形ビン210と同様にして上方への
突出しがなされるが、これら第2.第3ループ成形ビン
211 、212は、第1ループ成形ビン210に比し
て径が小さく、これらを直接突き出す動作を行いにくい
ため、サブアーム220を介して突出動作がなされるよ
うになっている。すなわち、第2.第3ループ成形ビン
211 、212は、共にサブアーム220に固定され
ていて、このサブアーム220と共に上下動するように
なっている。サブアーム220を上下動させる構造は、
第1ループ成形ビン210を上下動させる構造と同様で
あり、ボールプランジャ219により所定値以下の荷重
ではサブアーム220を静止可能とする構造も第1ルー
プ成形ビン210と同様である。ただし、サブアーム2
20には、アーム216に下端部が固定された上方に延
びる回止めビン221が貫通していて、この回止めビン
221によりサブアーム220がアーム216に対して
水平面内で回転するのを防止づるようになっている。
第4図において、第2ステーシヨン200Bにて所定長
のテープ引出しのなされた組体5は、第3ステーシヨン
200Cに移送され、ケース7に装填可能な所定のルー
プ形状に成形される。すなわち、第3ステーシヨン20
0 Cにおいては、第1ループ成形ビン210および第
2.第3ループ成形ビン211 、212が左右に開い
て、テープ4をリール2および3の近傍に設けられた1
対のL字ピン222および223に付勢し、S字状バス
および逆S字状パスを有するループを成形する動作がな
される。
第10図は、保持部204およびその周辺構造を示す平
面図であって、第2および第3ステーシヨン200 B
 、 200 Gにおけるテープ引出動作およびループ
成形動作を詳細に示す図である。
テープ引出動作についてはすでに述べたので、ループ成
形動作について説明する。
1対の支持ピン202および203に設けられた各支持
ディスク213および214には、大セタクギA722
4および小セクタギヤ225がそれぞれ固定され、互い
に噛合している。一方、上記各支持ディスク213およ
び214は、コイルスプリング226および221によ
り互いに逆方向、すなわち、巻取リール2側の支持ディ
スク213は時計回り、供給リール3側の支持ディスク
214は反時計回りの方向にそれぞれ付勢されている。
さらに、巻取リール2側の支持ディスク213には、切
欠部228aを有する柱状の係止部材228がアーム2
29を介して固定されている。そして、この係止部材2
28の切欠部228aには、L字形レバー230の係合
端230aが係合している。このため、巻取リール2側
の支持ディスク213は、コイルスプリング227によ
り時計回り方向に付勢されているにもかかわらず、図示
の位置に静止し、また、供給リール31111の支持デ
ィスク214も、大セクタギヤ224と噛合する小セク
タギヤ225により、コイルスプリング226の作用に
抗して図示の位置に静止する。上記り字形レバー230
は、軸230bを中心に回動可能とされ、かつ図示しな
い付勢手段により反時計回り方向に付勢されていて、係
合端230aと逆側の端部には高硬度材質からなる当接
用ブロック231が固定されている。
ループ成形動作は、係合解除ロッド253を当接用ブロ
ック231に当接させてL字形レバー230を回動させ
、その係合端230aを係止部材228の切欠部228
aから外すことによって行われる。すなわち、これによ
り巻取リール2側の支持ディスク213はコイルスプリ
ング227により時計回り方向に回動し、この支持ディ
スク213とセクタギヤ224 、225を介して連結
された供給リール3側の支持ディスク214は反時計回
り方向に回動し、これにより、各支持ディスク213 
、214に固定されたアーム215 、216がそれぞ
れ回動してこれらアーム215゜216に支持されたル
ープ成形ビン210 、211 、212を図中2点鎖
線で示す位置まで回動させる。ようになっている。なお
、この動作において供給り−ル3側のコイルスプリング
226は、必ずしも必要ではないが、これを設けること
により、1対のせフタギヤ224 、225の噛合部の
バックラッシュによるガタつきを防止するようにしたも
のである。
また、1対のセクタギヤ224 、225を径の異なる
大セクタギヤ224と小セクタギヤ225としたのは、
アーム215および216の回動角度すなわらループ成
形ビン210および211 、212の所定回動角度に
対応させるためである。
上記ループ成形動作により、テープ4は、ループ成形ビ
ン210とL字ビン222とで形成される逆S字状バス
およびループ成形ビン211 、212とL字ビン22
3とで形成されるS字状バスを有するループ形状に成形
されることとなる。このとき、テープ4に無理な力が作
用しないようにするため、アーム215および216の
回動動作は、コイルスプリング226 、227の譬性
力のみに委ねて急激に行うことなく、徐々に行うように
なっている。この徐々に回動させる動作は、制動ロッド
254を係止部材228の上端に固定された円筒部材2
32に当接させることによって行われるようになってい
る。
第11図は、第10図のXI−XI線矢視図であって、
係合解除ロッド253による係止部材228とL字形レ
バー230との係合を解除する動作、および制動ロッド
254によるアーム215 、216の急激な回動を抑
tI11する動作を示す図である。
係合解除ロッド253および制動ロッド254は、第3
ステーシヨン200Cに設置された駆動手段(図示せず
)により図示矢印方向に往復動する往復動部材255に
固定されている。この往復動部材255は、カム駆動に
より、緩やかに接遇するようになっている。上記各ロッ
ド253 、254は、係合解除ロッド253が前進し
てL字形レバー230の当接用ブロック231に当接し
たとき、制動ロッド254と円筒部材232との間に僅
かな隙間が残るように、往復動部材255に対する前後
方向の取付位置の調整がなされている。これにより、係
合解除ロッド253が当接用ブロック231に当接した
後なおも前進すると、L字形レバー230が回動してL
字形レバー230の係合端230aが係止部材228の
切欠部228aから外れるが、この外れた瞬間にIII
 Uロッド254を円筒部材232に接触させ、あるい
は極く接近させることが可能となる。したがって、以侵
、往復動部材255を緩やかに後退させれば、円筒部材
232(ひいてはアーム215 、216 )は、らす
動ロッド254により制動されながら緩やかに回動する
こととなる。
以上のようにしてループ成形動作のなされた組体5は、
第4図に示すように、第4ステーシヨン200Dに移送
され、ここで装填手段300への引渡しが行われる。装
填手段300への引渡動作は、装填手段300が有する
6本の′5A填ビン301〜306を下降させ、装填ビ
ン301 、302 、303によりループ成形ビン2
10 、211 、212をそれぞれ押し下げ、またV
A填ビン305 、306により1字ビン222 、2
23をそれぞれ押し下げ、これにより、ループ成形ビン
210 、211 、212および1字ピン222 、
223により成形されたS字状バスおよび逆S字状バス
を有するループ形状を維持したままテープ4を6本の装
填ビン301〜306に移し替え、その後テンシコンレ
バー307によりテープ4に所定のテンションを付与す
ることによってなされるようになっている。テンション
レバー307の動作が後からなされるのは、装填ビン3
01〜306を下降させるときテープ4を多少弛ませて
おくことにより、ループ成形ビン210 、211 、
212および1字ビン222゜223から装填ビン30
1〜306への移し替えを、チー14の引掛り等を生ず
ることなく円滑に行うことができるようにするためであ
る。
第12図は、装填手段300の各装填ビン301〜30
6およびテンションレバー307の鉛直ビン307aな
らびに第4図では図示しなかった押圧ビン308゜30
9をそれぞれ断面で示す平面図である。
装填ビン302 、303は、ループ成形ビン211゜
212の径よりそれぞれ僅かに小さい径に形成され、装
填ビン305 、306は、1字ピン222 、223
の先端径より僅かに小さい径に形成されている。装填ビ
ン301は、円弧ビン301aおよびその円弧の中心に
位置する軸ビン301bからなるが、円弧ビン301a
の外径はループ成形ビン210の径より僅かに小さい径
に形成されている。このように、装填ビン304を除く
各装填ビン301〜303 、305 、306の径を
ループ成形ビン210〜212および1字ピン222゜
223の径より小さくすることにより、移し替えの際の
テープ4の引掛かりをなくすことができる。
なお、装填ビン304は、上記テープ4の移し替えの動
作には直接関与せず、後に活用されることとなるが、こ
れについては後述する。
ループ成形ビン210〜212は、装填ビン301〜3
03の下降と共に下降するが、その後装填ビン301〜
303が上昇しても下降した位置で静止したままである
。これは第9図にてすでに説明したようにボールプラン
ジャ219の作用によるものである。
一方、1字ビン222 、223は、装填ビン305 
、306の下降と共に下降し、かつ装填ビン305 、
306の上昇と共に上昇するようになっている。これは
各り字ビン222 、233の下方に図示しない上方付
勢手段が設けられているためである。なお、装填ビン3
05 、306による1字ビン222 、223の押圧
部位が1字ビン222 、223の先端部に位置するの
で、1字ビン222 、223の下降、上昇を装填ビン
305 、306のみでは円滑に行いにくくなることが
考えられ、このため1字ピン222 、223は、抑圧
プレート226 、227を介して、装填ビン305 
、306と共に上下する押圧ビン308 、309によ
り確実な下降1.上昇がなされるようになっている。
テープ4は、装填ビン301〜306に移し替えられた
後、テンションレバー307の回動により所定のテンシ
ョンが付与された状態となるが、このときのテンション
レバー307の回動角度は、装填手段300が組体5を
持ち上げてケース7の下ハーフ6内に装填するまでの間
、テープ4が各vtII4ピン301〜306から抜は
落ちることなくしかもテープ4に品質上悪影響を及ぼす
ことのないように、テープ4に適当なテンションを付与
することのできる角度に設定されている。この回動角度
は、第2ステーシヨン200Bにおけるパルスモータ2
52およびガイドレバー251ならびに第3ステーシヨ
ン200Cにおけるパルスモータ252によるテープ引
出間に対応して設定される。
装填手段300の構成は、装填ビン301〜306、テ
ンションレバー307および抑圧ビン308 、309
が付加されている点を除けば、その他組体5を保持して
回転する機構等については第7および8図に示す移載手
段151と全く同様である。
第13図は、テンションレバー307の回動機構を示す
図である。
装填手段300における、第7図の移載手段151の支
持プレート15Gに相当する支持プレート310には、
アクチュエータ311がブラケット312を介して固定
されていて、このアクチュエータ311により制御ロッ
ド313をコイルスプリング314の弾性力に抗して後
退させるようになっている。また、支持プレート310
には、延長プレート315を介してテンションレバー3
07が軸316を中心に回動可能に支持されていて、テ
ンションレバー307の垂直ビン307aと逆側の端部
には高硬磨材質からなる当接用ブロック317が固定さ
れている。このテンションレバー307は図示しない付
勢手段により時計回り方向に付勢されていて、当接用ブ
ロック317には常時υI御ロッド313が当接するよ
うになっている。これにより、テンションレバー307
は、制御ロッド313の後退に伴って所定角度回動じ、
テープ4にテンションを付与する動作を行うこととなる
第4図に示すように、第4ステーシヨン200 Dにお
いて装填手段300により持ち上げられた組体は、ケー
ス供給手段400によって供給され所定位置に位置決め
されたケース7に下ハーフ6に装填されるようになって
いる。この下ハーフ6は、該下ハーフ6に形成された位
置決め穴6c、6d(第5図参照)に、パレット402
に立設された2本の位置決めピン(図示せず)が嵌合す
ることによりパレット402の所定位置に位置決めされ
ていて、ケース供給手段400により複数のパレット4
02に載置されて連続的に供給されるようになっている
ケース供給手段400におけるパレット402の供給機
構および所定位置での位置決め機構は組体供給手段10
0の搬送手段101における機構と全く同様である。
装填手段300の各装填ビン301〜306が下ハーフ
6の極近傍まで下降するとテンションレバー307が後
退し、これによりテープ4を弛ませて各装填ビン301
〜306との係合を解除させる。その接台装填ピン30
1〜30Gが上昇して装填動作が完了する。組体5が装
填された下ハーフ6はケース供給手段400によりパレ
ット402と共に次の製造工程に搬送されることとなる
第14図は、装填手段300による組体5の下ハーフ6
内への装填動作時における各装填ビン301〜306と
下ハーフ6に設けられた第1ないし第3ガイドビン8〜
10およびガイドローラ11との位置関係を詳細に示す
平面図である。
テープ4は、巻取リール2の近傍においては、装填ビン
301および305により第3がイドピン10およびガ
イドローラ11に接触することなくこれらの略中央を通
るようにして装入され、供給リール3の近傍においては
、装填ビン302 、303および306により第1お
よび第2ガイドピン8および9に接触することなくこれ
らの間を通るようにして装入される。装填ビン301が
円弧ビン301aおよび軸ピン301bからなるのは、
以下の理由による。すなわち、円弧ビン301aは、限
られたスペースにおいてテープ4を第3ガイドピン10
とガイドローラ11との挾い隙間を通しかつ第3ガイド
ピン10を迂回させて装入する必要があるため円弧状に
形成したものであり、また軸ピン301bは、第12図
に示すように第4ステーシヨン200Dにおける第1ル
ープ成形ビン210から装填ビン301へのテープ4の
移替えの際の第1ループ成形ビン210に対する抑圧動
作を円弧ビン301aに行わせるのは強度上無理がある
ため、円弧ビン301aに代わってこの抑圧動作を行う
ためのものである。一方、第1および第2ガイドビン8
および9間には十分なスペースがあるが、第1ガイドビ
ン8には弾性片12が付勢されているため(第5図参照
)、装入の際には装填ビン304により弾性片12を第
1ガイドピン8から引き離す動作がなされるようになっ
ている。づなわら、弾性片12は、下ハーフ6に立設さ
れたリブ6aに一端が固定された片持構造の鉛直に延び
る板状の弾性部材であるため、装填ビン304は、その
下端部に形成された傾斜面304aを弾性片12の上端
縁に当接させながら下降して弾性片12にねじりを加え
弾性片12を第1がイドピン8から引き離す動作がなさ
れることとなる。
第15aおよび15b図は、それぞれ第14図のXva
の矢視図およびXvb矢視図であって、共に装填手段3
00による装填動作を示す図である。
第15a図に示すように、各装填ビン302〜304゜
306は、支持プレート310に固定された装填ビン支
持プレート318に支持されている。このうち、装填ビ
ン302 、303および306は装填ビン支持プレー
ト318に固定されているが、装填ビン304は装填ビ
ン支持プレート318と摺動可能に嵌合し、その上方に
位置する可動プレート319に固定されている。61ビ
ン304は、可動プレート319から上記可動プレート
319には、装填ビン304と平行に延びるストッパビ
ン321が固定されている。このストッパビン321は
、装填ビン支持プレート318に固定されたブツシュ3
18aと摺動可能に嵌合しさらに可動プレート316お
よびばね押え板310aの間にはコイルスプリング32
2が介装されている。
一方、第15b図に示すように、装填ビン301および
305も装填ビン支持プレート318に固定されている
。装填ビン301において、軸ピン310bが円弧ビン
301aよりもやや下方に突き出ているのは、ループ成
形ビン210に対する押圧動作を軸ビン301bに行わ
しめ、円弧ビン301aを保護するためであることはす
でに述べたとおりである。
第15aおよび15b図に示すように、各装填ビン30
1〜306の長さは、装填ビン301の円弧ビン301
a、装填ビン303 、305 、306が等しく、装
填ビン301の軸ビン301bがこれらより僅かに長く
、装填ビン302がこれよりさらに僅かに長く、装填ビ
ン304が一番長くなっている。
装填動作に際し、支持プレート310および支持プレー
ト318が下降すると、これに伴って各装填ビン301
〜306およびストッパビン321も下降する。しかし
、ストッパビン321がストッパブロック401に当接
すると、このストッパビン321と共に可動プレート3
19に固定された装填ビン304はそれ以上の下降が規
v1され、それ以外の装填ビン01〜303 、305
 、306が最後まで下降する。上記動作は、所定以上
の荷重により、支持プレート310および装填ビン支持
プレート318に対し上方に相対移動する可動プレート
319の作用によるものである。
装填ビン304は他の装填ビンよりも下方に突出してい
るので、いち早くその下端部に形成された傾斜面304
aが弾性片12に当接して弾性片12をねじるようにし
てたわませ、後から下降してくる装填ビン302 、3
03 、306に保持されたテープ4を所定位置に装入
するようになっている。仮に装填ビン304と他の装填
ビン302 、303 、306との位置関係が一定の
まま他の装填ビン302 、303 、306が最後ま
で下降すると、装填ビン304が下ハーフ6を突き破る
こととなるため、ストッパビン321の作用により装填
ビン304を所定以上下降させないようにするものであ
る。
なお、装填ビンがR後まで下降する位置というのはプレ
ート310を上下動させる装置(図示せず)にあらかじ
め設定されており、装填ビン301(円弧ビン301a
)’ 、 303 、305 、306 ハ、下A−7
6の極近傍で停止するようになっている。このとき、装
填ビン301の軸ビン301bは、下ハーフ6に形成さ
れたループ成形ピン210用支持孔6bに挿入されルノ
テ、下ハーフ6との干渉を生ずることはない。
以上により、組体5の下ハーフ6内への自動装填動作が
完了するわけであるが、第4図に示すように、ループ成
形手段200の第5ステーシヨン2゜OEにおいては、
次の成形動作のための準備がなされる。すなわち、第5
ステーシヨン200Eには、アクチュエータ256によ
り往復動する突出ロンド257が設置されていて、保持
体204が第5ステーシヨン200Eに停止したとき突
出ロッド257が前進して円筒部材232に突き当たる
ようになっている。これにより円筒部材232が支持ピ
ン202まわりに回動して1対のアーム215および2
1Gを互いに近づけるようになっている。円筒部材23
2が所定色魔回動すると、その下方に位置する停止部材
228の切欠部228aに1字レバー230の係合端2
30aが係合して図示の状態を保持するようになってい
る。
第6ステーシヨン200Fにおいては、ループ成形手段
200の動作は何もなされず、次の第1ステーシヨン2
00 Aにおいて再び上述した一連の成形動作が開始す
ることとなる。
本具体例に示す自動装填装置における各動作、すなわち
、組体供給手段100の搬送手段101および移載手段
151における組体供給動作と、ループ成形手段200
の各ステーション200A〜200Eにおける一連の成
形動作および準備動作と、装填手段300における装填
動作と、ウース供給手段400における下ハーフ6の供
給動作は、それぞれ、インデックステーブル201の間
欠駆動と同期してなされるようになっている。これを実
現するため、上記各動作は、インデックステーブル20
1の間欠駆動手段に連結されたタイミングベルト(図示
せず)から得られる駆動力によってなされるようになっ
ている。
また、上記各動作は、これら動作のなされる各スデージ
に位置する複数の組体5に対して一斉になされる。この
ため、自動装填工程におけるサイクルタイム、すなわち
、1つの組体5を下ハーフ6内に装填して次工程に送り
出す時間間隔は、インデックステーブル201の間欠駆
動の周期〈60゜回動および一旦停止に要するR間)と
等しくなる。
したがって、ビデオテープカセット製造工程における生
産効率は極めて高いものとなる。また、組体5の供給か
ら、組体5の装填された下ハーフ6の送出しまで完全な
る自動化を図ることができる。
以上、第1ないし3図に示すルール受軸500をビデオ
テープの自動装填装置に適用した具体例について述べた
が、本実施例によるリール受軸500は、リールをリー
ル受軸にセットする際に生じる回転方向のセット誤差を
極力小さくする必要性があるものであれば上記具体例以
外の装2等に適用した場合にも十分その効果を発揮する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるリール受軸の一例を示す斜視図、 第2図は該リール受軸の側断面図、 第3図は該リール受軸の平断面図、 第4図は該リール受軸が適用される一具体例としてのと
デオテーブの自動装填装置を示す全体斜視図、 aIn5図は該装置が適用されるビデオテープカセット
の構造を示す平面図、 第6図は第4図のVl −Vl線断面図、第7図は第4
図のVI −VIね矢視平面図、第8図は第7図の■方
向矢視側面図、 第9図は第4図の■方向矢視側面図、 第10図は第4図のX方向矢視平面図、第11図は第1
0図のXI−XI線矢視側面図、第12図は第4図のX
IX方向矢視平面図第13図はテンションレバーの回動
機構を示す平面図、 第14図は第4図のXIV矢視要部平面図、第15aお
よび15b図は、第14図のXVaおよびXVb方向矢
視側面図である。 500・・・リール受軸   501・・・支持ビン5
02・・・載置プレート  503・・・爪600・・
・リール     601・・・ボス部601a・・・
内周面     601b・・・スプライン溝第1図 第5図 第6図 第7図 ↑ ■ 第8図 第150図 402   5b

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ボス部の内周面にスプライン溝が形成されたリールを回
    転駆動するリール受軸であつて、 外周面に複数の爪が出没可能に設けられ、かつ、これら
    各爪相互の円周方向の間隔のうち少なくとも1つが前記
    リールのスプライン溝の間隔の整数倍とならないように
    設定されていることを特徴とするリール受軸。
JP8545287A 1987-04-07 1987-04-07 リ−ル受軸 Pending JPS63251985A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8545287A JPS63251985A (ja) 1987-04-07 1987-04-07 リ−ル受軸

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8545287A JPS63251985A (ja) 1987-04-07 1987-04-07 リ−ル受軸

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63251985A true JPS63251985A (ja) 1988-10-19

Family

ID=13859273

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8545287A Pending JPS63251985A (ja) 1987-04-07 1987-04-07 リ−ル受軸

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63251985A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111958963A (zh) * 2020-08-07 2020-11-20 重庆工程职业技术学院 一种收卷机构及其切割索3d打印装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111958963A (zh) * 2020-08-07 2020-11-20 重庆工程职业技术学院 一种收卷机构及其切割索3d打印装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4993654A (en) Method of winding film on a spool and loading the spool with the film into a magazine, and a system for carrying out the method
US4512527A (en) Cassette loading apparatus
JPS63251985A (ja) リ−ル受軸
US6393695B2 (en) Automatic assembling method and apparatus for assembling photographic film cassettes
CA1099404A (en) Magnetic tape recording and/or reproducing apparatus
EP0282105B1 (en) Device and method for automatically connecting the yarn to the tube of a winding machine
JPS63251984A (ja) 可撓性帯状記録媒体の自動装填方法および装置
GB2096817A (en) Magnetic recording and/or reproducing apparatus
GB2059663A (en) Tape tensioning device for tape recorders of the cassette type
EP0471913B1 (en) Automated apparatus for supplying cassette loading machines with magnetic tape reels
US4006862A (en) Armature winding apparatus with improved armature loading and unloading mechanism
KR930004448B1 (ko) 자기기록테이프를 이용하는 기록 및 재생기의 브레이크 구동장치
EP0471912B1 (en) Automatic cassette loading machine
US5926935A (en) Method of and apparatus for incorporating torsion spring
US4523241A (en) Head shift mechanism in a magnetic tape apparatus
JPH0231130B2 (ja)
US3058689A (en) Strap dispenser
JPH03222174A (ja) トーションばね引き出し方法および装置
EP0527497B1 (en) Coil bobbin handling apparatus
US3291407A (en) Winding machine
CA2061315C (en) Apparatus for supplying tape loading machines with reels of tape
JPS6331868B2 (ja)
EP0235527A1 (en) Thread catching devices
EP0422670A2 (en) Tape loading device of a video tape recorder
US5930070A (en) Tape loading apparatus for loading a magnetic tape in a magnetic recording and reproducing system