JPS63250202A - 誘電体共振器の電極形成方法 - Google Patents

誘電体共振器の電極形成方法

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JPS63250202A
JPS63250202A JP8405487A JP8405487A JPS63250202A JP S63250202 A JPS63250202 A JP S63250202A JP 8405487 A JP8405487 A JP 8405487A JP 8405487 A JP8405487 A JP 8405487A JP S63250202 A JPS63250202 A JP S63250202A
Authority
JP
Japan
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conductor
electrode
resonator
dielectric resonator
dielectric
Prior art date
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Pending
Application number
JP8405487A
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English (en)
Inventor
Shigeru Komiyama
小宮山 繁
Masaaki Abe
昌昭 阿部
Katsuyoshi Takano
勝好 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toko Inc
Original Assignee
Toko Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は円筒形の同軸共振器の電極形成方法に係るもの
で、特にその内導体となる電掘の形成方法に関するもの
である。
〔従来技術とその問題点〕
セラミック誘電体を用いた誘電体同軸共振器は、共振器
そのものとしてだけでなく、フィルタあるいは共用器等
に用いられている。これは、誘電体セラミックを円筒状
に成型、焼成し、開放端面を除(表面に電極を形成した
ものである。
この誘電体共振器の共振周波数は円筒状のセラミックの
寸法によって決まる。もう一つの特性として要求される
Qは、一般に次の式によって決まる。
Q      Q FI      Q t(QR:誘
電体材料のQ、 QE :電極材料のQ)誘電体材料の
QRが数千という値であるのに対して、電極材料のQE
は約−指手さい値となる。
このために、共振器としてのQはQEによって決定され
てしまう。特に、電極材料として厚膜ベーストを用いて
焼き付けて形成した場合、メ・ツキに比較して膜がポー
ラスになるためにQが低下してしまう。
そこで、電極材料のQを上昇させるために、電極材料を
二度塗布、焼付して電極膜を緻密にしようと試みたが、
高価な電極材料を多く必要とし、コストアップになる。
〔目的〕
本発明は、上記のような問題点を解決して、Qが高く、
かつ低コストの誘電体共振器を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための技術手段〕
本発明は、内導体となる電極部分のみを二度塗布、焼付
して、緻密な電極を形成することによって上記の目的を
達成するものである。
すなわち、円筒状の誘電体セラミックの内周面及び外周
面にM体を塗布する誘電体共振器の電極形成方法におい
て、該内周面に二回以上導体を塗布して内導体を形成す
ることに特徴を有するものである。
これによって、マイクロ波領域において電流の集中する
共振器の中央部の穴の内導体の電極を緻密にしようとす
るものである。
〔実施例〕
以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明す
る。
第1図は本発明を実施する同軸誘電体共振器の斜視図で
ある。誘電体共振器10は、高い誘電率を有するmT1
体セラミックが円筒状に成型され、焼成されたものであ
り、中央の穴の内表面には内扉体12が形成されている
。また、外周面には同じ電極材料による外導体13が形
成されている。これらの電極は銀を主成分とするペース
トを塗布、焼付して形成したものである。
第2図は第1図に示した誘電体共振器工0の正面断面図
であり、セラミック誘電体11の穴の内周面に内導体1
2、外周面に外4体13が形成されていることを示して
いる。なお、図の右側の平坦面にも電極が形成されてお
り、内導体12と外導体13を短絡している。もう一方
の平坦面は誘電体セラミック1工が露出した開放端面と
なっている。
本発明においては、内導体12のみを二度塗布、焼付し
て形成している。実施例においては、金属含有率77%
のAgペーストを、長さ10mm、外径10+nmで内
径3mmの円筒状の共振器に塗布している。焼付条件は
遠赤外線炉を用い、840°Cとした。
比較のために、一度だけ塗布したもの、全体に二度塗布
したもの、及び内導体のみ二度塗布したものについてそ
れぞれQ値を調べた結果を見た。
上記のそれぞれの場合について、次のような結果が得ら
れた。
このように、内導体のみを二回塗布したもののQの値は
全体を二度にわたって塗布、焼付したもののQ値とほと
んど同じとなっていた。
本発明の実施のために用いる電極材料の量の増加は、全
体に二度塗布する場合に較べ、約1/4で済ませること
ができた。
二回目の塗布は内導体となる電極部分のみであるので、
取扱は全体に塗布した場合に較べて楽になる。すなわち
、用いる治具等も簡単なもので済むし、外表面のペース
トが他のものに付着する危険もない。
また、本発明は複数の共振素子を一体に形成する、いわ
ゆるブロック形の誘電体共振器にも適用できる。
〔効果〕
本発明によれば、実質的に電極材料のQを高めることが
でき、それによって共振器のQを大きくすることができ
る。
しかも、最小限の電極材料の増加で済ませることができ
、低コストで良好な特性の誘電体共振器が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施する誘電体共振器の斜視図、第2
図はその正面断面図である。 10:誘電体共振器 11:誘電体 12:内導体 13:外導体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 円筒状の誘電体セラミックの内周面及び外周面に導体を
    塗布する誘電体共振器の電極形成方法において、該内周
    面に二回以上導体を塗布して内導体を形成することを特
    徴とする誘電体共振器の電極形成方法。
JP8405487A 1987-04-06 1987-04-06 誘電体共振器の電極形成方法 Pending JPS63250202A (ja)

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JPS63250202A true JPS63250202A (ja) 1988-10-18

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