JPS63249577A - 永久脱毛法、脱毛用製剤および器材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は不要な体毛を永久に除去するための脱毛法、脱
毛用製剤および器材に関するものである。

更に詳１〜＜ｌｄ、たとえば、ポルフィリン誘導体及び
／又はりＯｌ）ン誘、導体等の光化学的に反応して毛μ
組織に損傷を与える光化学的活性物質を含有する脱毛剤
を脱毛すべき皮膚に塗布もしくは貼付し、この物質を毛
嚢組織に選択的に貯留せしめた後、励起光線を照射して
選択的に上置組織を壊死せしめることよりなる永久脱毛
法と脱毛用製剤および器材に関するものである。

（従来の技術） 従来、不要な体毛の一時的脱毛法として、松脂を主成分
とし、蜜蝋、羊毛脂、ヒマン油および合成樹脂を配合し
たもの（実公昭４５−３３３２５号公報ｇ胛）および松
脂にポリブテンを配合したもの（特公昭４６−５６３８
２号公報参照）また１、マ硬化礫およびワックス（例え
ば蜜蝋）を配合しｔもの（特開昭５５−９４２０６号公
報参照）等に脱毛剤として用いる方法、ケラチン溶解剤
であＳチオグリコール酸カルンウムを強アルカリの共存
下で毛に作用させて溶解除去する方法（講談社発行［医
科学大辞典Ｊ８１巻、３５頁、参照）等が知られている
。

一方、不要な体毛を永久に脱毛する方法として′を気的
に毛根あるいは毛包に損傷を加えて脱毛する方法も知ら
れている（講談社宛行「医科学大辞典」３１蓚、３５〜
３６頁、参照）。

また、一般に皮膚における外用剤の径皮吸収には、経附
属器性と径表皮性の２種の径路が知られているが、表皮
には角質層や基底層があって、これらの層は異物の侵入
に対して阻止作用を示すため表皮からの吸収は極めて少
なく、主として附属器すなわち上置を経由して吸収され
ることが認められている。そして、吸収した物質の上置
組織における貯留は他の組織に比べ最も多量でかつ長時
間に亘ることも知られている。

（発明の解決すべき問題点） しかしながら、従来の方法は各々欠点を有し、脱毛剤の
使用時に不都合を伴う場合が多い。例えば、脱毛ワック
スは、加熱溶融されたものを用いるため、しばしば火傷
を引き起すこともあり、また使用部位によっては塗布し
にくい場合もある。

さらに、貼り付けて毛と共に急速に剥がす粘着テープ等
を用いる方法も知られているが、これらはいずれも脱毛
時に痛みを伴ったり、皮膚て過大の刺激を与えるため、
傷害を起こしたりする場合もある。また、毛を化学的に
切断する薬剤が添加されている脱毛クリームを用いる場
合には、脱毛までに時間が掛り簡梗ではない。そして、
これらの一時的脱毛方法は、いずれも−°度脱毛しても
再度発毛するので、度々脱毛操作を繰り返さねばならな
い煩わしさがある。

また電気的脱毛法は、不要な体毛の一本一本について、
その上置に針状電極を刺し込み、電流を流じて行う電気
分解法、電気乾固法、デビシトロン抜毛法などで、電気
的操作により毛根を破壊して目的を達成するものである
が、技術的に高度の熟練と手間を要するので一般的には
使用が困難である。また、一度の処置では目的を達し得
す、このような処置を数度繰り返さねばならない。

（問題点を解決するための手段） 本発明者等は、従来公知の脱毛法における種々の欠点を
排除し、特に一度脱毛を行ったならば永久に発毛しない
脱毛効果を有し、さらに、脱毛に際して皮膚への刺激の
少ない簡便な永久脱毛法および脱毛剤を提供するため研
究を行った。

その結果、本発明者等はポルフィリン誘導体やりＯＩＪ
ン誘導体等の光化学的に反応して上置組織に損傷を与え
る物質（以下、光化学的活性物質と略称する。）を有効
成分として含有する脱毛剤を脱毛に必要な皮膚の部位に
塗布もしく　！−ｊ：貼付して径皮吸収せしめることに
より、脱毛剤が塗布もしくは貼付した部位の上置組織に
選択的に貯留することを認め、さらに、これに適当な励
起光線を照射することにより上置組織に貯留された脱毛
剤が励起され、この励起された脱毛剤の作用７こより上
置組織が破壊されて永久脱毛効果がもたらさとＬること
を見出し本発明を完成した。

本発明！’＋、、、光照射により光化学的に反応して毛
・に組織に損傷を与える光化学的活性物質を上置組織に
選択的に貯留せしめた後、励起光線を照射して上前組織
を選択的に破壊せしめることよりなる永久脱毛法、上置
組織に選択的に貯留し、光照射により光化学的に反応し
て上置組織に損傷を与える光化学的活性物質を含有して
なる脱毛用製剤、および上置組織に選択的に貯留しうる
光化学的活性物質と同物質を光学的に励起する光線を照
射するための光線源よりなる永久脱毛用器材である。

本発明において、光化学的活性物質とは、例えばポルフ
ィリン誘導体、クロリン誘導体、フタロシアニン誘導体
などであり、光照射により励起活性化され、さらに、こ
の活性種が重責組織に作用して損傷を与えるものであれ
ばいずれのものでも良い。

ポルフィリン誘・４体の例としては、ヘモグロビンやミ
オグロビンなどのポルフィリン骨格’ｔ［する天然物質
から取り出され、化学的に誘導されるプロトポルフィリ
ン、デユーテロポルフィリン。

ヘマトポルフィリン、メゾポルフィリン、ジアセチルデ
ユーテロポルフィリン、ジホルミルチューテロポルフィ
リンなどが代表的なものとして挙げられ、さらに、化学
合成や微生物合成によって得られるポルフィン、コブ口
ボルフイリン、エチオポルフィリン、ウロポルフィリン
、テトラフェニルポルフィリン、オクタエチルポルフィ
リンなどが挙げられるが、上記の具体的な例に限定され
るものではない。また、これらのポルフィン誘導体は神
々の金）４と塩や錯体を形成している状態で用いられる
場合もあり、また、これらのポルフィリン誘導体には種
々の異性体や同族体が存在するが、本発明においては、
それらを単一物で使用しても、あるいは混合物で使用し
ても差し支えない１゜また、クロリン誘導体の例として
はクロロフィル骨格を有するバクテリオクロリ／、イン
バクテリオクロリン′、コリン、フェオフォルバイトさ
らにそれらの各種誘導体が挙げられるが、こｆｔらの具
体的な例に限定されるものではない。さらにポルフィリ
ン誘導体の場合と同様、本発明においては、これらが種
々の金属と塩や錯体を形成している状態で用いられる場
合もあり、また、これらのクロリン誘導体には踵々の異
性体や同族体が存在するが、それらは単一物でちっても
混合物であっても用いられる。

次に、フタロシアニン誘導体の例としては、フタロシア
ニンをはじめとして、ヘキサデ力ヒドコフタ口シアニン
，テトラヒドロフタロンアニン。

テトラキス−ｔ−ブチルフタロンアニンなどの各挿誘導
体が挙げられ、これらの例に限定されるもので（仁ない
。また、これらのフタロンアニン誘導体に（・″ｉ種々
の異性体や同族体が存在するが、本発明において使用す
る場合には、それらは単一物であっても混合物であって
も何れでもよい。

さら：て、本発明において用いられる光化学的活性物質
のその他の例としては、例えば、アクリジン誘導体，エ
オンン誘導体，テトラサイクリン誘導体，ローダミン誘
導体等が挙げられる。

また、これらの各種光化学的活性物質は単一物で用いて
もよく、マたそれらの混合物の形で用いてもよい。

本発明の脱毛用製剤は光化学的活性物質を所要量含有す
るこ七を必須とするものであり、この光化学的活性物質
の含有率は特に限定されるものではないが、通常、１％
から９８％、−好ましくは５０・りから９　０　Ｖｏ　
１さらに好ましくは１０％から８０％の範囲で用いられ
る。

また、この列形については、液剤，軟膏剤あるいはパッ
プ剤等、脱毛を必要とする皮膚の特定部位に塗布もしく
は貼付した場合に、脱毛剤が飛散したり必要以外の部位
に拡散しない状態を保ち得るものであれば、いずれの列
形をも用い得る。そして、製剤に当り使用される基剤は
それぞれの列形に応じてｔ′！−なるが、通常、水や高
級アルコール。

グリセリン、グリコール類等の溶剤，乳化剤，モ濁化剤
，脂肪，脂肪油，ラノリン、ワセリン、パラフィン、ワ
ックス、蝋等の添加剤，樹脂，プラスチック等の粘着剤
，保存剤，その他，必要に応じて種々の添加剤を必要団
添加することができる。

寸だ、皮膚に塗布もしくは貼付する脱毛用製剤の単位面
積当りの量は、製剤中の光化学的活性物質の種類や濃度
および励起光線の種類や照射量によ・っても異なるが、
例えば、光化学的活性物・質としてヘマトポルフィリン
誘導体やプロトポルフィリン誘導体等を用いる場合には
、通常、塗布もしくは貼付する面のＩｃｄ当りの光化学
的活性物質の量が約１だ９以上となる量であれば良く、
好ましくは約５ｏｍｙ以上が良い。

次（で、本発明の脱毛用製剤を皮膚に塗布もしく・は貼
付した後、光化学的活性物質が経皮吸収されるに至るま
での間、さらに皮膚上の余分の製剤を洗浄除去した後、
経皮吸収された光化学的活性物質が毛・背組織中に選択
的に貯留されるまでの間は、その皮膚部分を遮光状態に
保つのがよい。さもなければ重責以外の組織に障害を起
し易い。列形がパップ剤である場合は貼付中においては
自ずと遮光状態が保たれることもあるが、遮光状態を保
てない場合やその他の列形を用いる場合は、布やプラス
チックフィルムなどの遮光し得るもので塗布もしくは貼
付部分を簡便に被うことで目的を達する。

また、光化学的活性物質が経皮吸収されるまでの遮光状
態に保つことを必要とする時間は、約２４時間から約４
００時間の間が望ましく、約４８時間から約３００時間
の間がより望ましい。

また、経皮吸収が必要十分に行われた後、皮膚上に残存
する余分の脱毛用製剤は洗浄したり、剥がしたりして除
去した後、経皮吸収された光化学的活性物質が毛先組織
中に選択的に貯留されるに至るまでの遮光状態を保つこ
とを必要とする時間は、少なくとも約２４時間以上、長
くとも約４００時間以内であり、好ましくは約２４時間
から約３００時間の間である。

次に、照射する励起光線は、用いる光化学的活性物質の
光吸収スペクトルの吸光係数の高い波長を高密度に有す
る白色光線、赤外光線やレーザ光線等が好ましく用いら
れる。

照射光線の強度や照射時間は、使用する光化学的活性物
質の種類や濃度、脱毛する皮膚の部位。

照射までの経過時間によって異なるが、正常な皮膚に損
傷を与えない程度の照射計であることが望まれる。通常
、光のエネルギー量として約１ジユール／　ｃｆｉ以上
の照射量が用いられ、好寸しい照射量は約５ジユール／
　Ｃａから約５００ジユール／　ｃＡの間である。

（作用） 本発明においては、光化学的活性物質を有効成分として
所要量含有する脱毛用製剤を、脱毛を必要とする皮膚の
特定部位に所要量を、たとえば塗布もしくは貼付して遮
光状態に保ち、この製剤中の光化学的活性物質が毛先組
織中に十分に貯留されるに要する時間を経過させた後、
皮膚上の余分の脱毛剤を除去し、さらに、必要に応じて
、射光組織以外の他の組織に微量残存する光化学的活性
物質が生理的に排除されるまでの時間を遮光状態を保ち
ながら経過させた後、皮膚の上から所要の波長と強凌を
有する励起光線を所要時間照射することによって、重責
組織に貯留されている光化学的活性物質を励起し、さら
にこの励起された光化学的活性物質の作用によシ装置組
織を破壊して永久脱毛が行われる。

以下、参考例および実施例をもって、本発明をさらに詳
細に説明する。

参考例１ 白色ワセリン４０％、セタノール１８％、ポリオキシエ
チレンラウリルアルコール０．５％、ソルビタンセスキ
オレエート５．０％、パラオキシ安息香酸メチル０．１
％、パラオキシ安息香酸プロピル０．１％からなる軟骨
基剤５０重量部に対して、Ｌｉｐｓｏｎ、Ｒ，らによる
“Ｊ−Ｎａｔｌ、Ｃａｎｃｅｒ　Ｉｎ５ｔ、”２６巻、
１〜８頁（１９６１年）に記載された方法により調製し
たヘマトポルフィリン誘導体（以下、ＨＰ　Ｄと略称す
る。）５０重量部を混合して得た軟膏剤を人体の下腿部
の皮膚に種々の厚さに”Ｅ’ｆ５した後、その上にポリ
エチレンフィルムを核せて４８時間密封遮光状態を保ち
なから経皮吸収を行わせしめ、しかるのち、皮膚を十分
に洗浄した。その後、この処理を行った皮膚部位に４０
５ｎｍの波長を有する色素レーザ光線を照射することに
よって励起されたＩ（ＰＤから発せられる波長が６００
　ｎｍ〜７５０　ｎｍの範囲にある螢光スペクトルを測
定して、それぞれの螢光強度からＨＰＤの経皮吸収量を
相対的に比較した。その結果、皮膚に塗布した軟膏剤の
厚みが約１朋以下の場合は、塗布した厚みと経皮吸収量
との間には正の相関関係が認められたが、それ以上の厚
さでφ布した場合には経皮吸収量に著変が認められなか
った。

また、軟膏剤を塗布した部分の境界外の部分からは螢光
が認められず、ＨＰＤの塗布部分以外−３の拡がりは無
いことが分かった。

参考例２ 参考例１で用いたものと同一の軟膏剤を、参考例１と同
様にして下腿部の皮膚に約１期の厚さに塗布したのち、
種々の時間、密封遮光状態を保ちなから経皮吸収を行わ
せしめ、しかるのち、皮膚を十分に洗浄した。その後、
この処理を行った皮６部位に参考例１と同様に色素レー
ザ光線を照射し、それによって発せられる６Ｑ　Ｑ　ｎ
ｍ〜７５０ｎｍの螢光スペクトルを１ｌｌ１１定して、
それぞれの螢光強度からＨＰ　Ｄの径皮吸収量を相対的
に比較した。その結果、密封遮光状態を保つ時間が４８
時間までは、時間と径皮吸収量との間には正の相関関係
が認められたが、それ以上の時間を経過させた場合には
経皮吸収量に著変が認められなかった。

また、参考例１と同様、Ｉ（ＰＤの塗布部分以外−＼の
拡がりは無いことが分かった。

参考例３ 参考例１で用いたものと同一の軟膏剤を、下腿および前
腕の種々の部位の皮膚に約１　ｙｎｙの厚さに塗布して
密封遮光状態を４８時間保った後、皮膚を十分に洗浄し
た。しかるのち、さらに遮光状態を種々の時間保って、
経皮吸収されたＨＰＤの皮膚組織中に残留する量の経時
変化を、参考例１と同様にして色素レーザ光線を照射し
、それによって発せられる６Ｑ　Ｑ　ｎｍ〜７５　Ｑ　
ｎｍの螢光スペクトルを観測することにより測定した。

その結果を表１にまとめたが、洗浄直後の時間をＯとし
、その時皮膚組織に残存するＨＰＤの量を１００として
、その後、時間の経過と共に減少する皮ｒＨＨ且織中の
ＨＰ　Ｄの残存量を相対的に示した。この結果から、一
度、経皮吸収されたＨＰＤは時間の経過と共に生理的に
皮膚組織から代謝されて、約３００時間の経過の後には
極微量存在するに止まることが認められた。

（以下余白） 表　　　　　１ 実施例１ 参考例１で用いたものと同一の軟膏剤を、下腿部の皮膚
に約１　ｘｙｔの厚さに塗布して密封遮光状態を４８時
間保った後、皮膚を十分に洗浄した。しかるのち、さら
に遮光状態を１６８時間保った後、この皮膚部位に６２
５　ｎｍの波長を有する色素レーザ光線を種々のエネル
ギー量、すなわち、■。

２．５．ｔｏ、３０，５０ジユー　／ｌ／　／　ｃｒｌ
をそれぞれ照射した結果、５ジユール／　ｃｌの照射よ
り上置ｆｆｌ熾に変化を認め、１０ジユール／　Ｃａ以
上を照射した場合は毛先組織の破壊が認められた。この
時、毛先組織以外の皮膚組織には著変が認められなかっ
た。

実施例２ 参考例１で用いたものと同一の軟膏剤を、下りおよび前
腕の種々の部位の皮膚に約１朋の厚さに塗布して密封遮
光状態を４８時間保った後、皮ｆ４を十分に洗浄した。

しかるのち、さらに遮光状態を種々の時間、すなわち、
２４　＋　４８　＋　７２　。

９６．１２０，１４４，１６８，１９２，２１６゜２４
０時間保った後、この皮膚部位に６２５　ｎｒｒ＋の波
長を有する色素レーザ光線を３０ジユール７・′ｃ７１
１のエネルギー量照射して、脱毛効果および皮膚の症状
を観測した。その結果を表２および表８にまとめたが、
脱毛効果については、処理後、２力月経過しても全く再
発毛しなかった場合を＋、−部再発毛した場合を士で示
し、脱毛の効果の認められなかった場合全一で示した。

また、皮膚の症状については、洗浄後、光照射までの遮
光時間を・１８時間とした場合には、レーザ光線照射に
より毛７．５　ｆｌｆｌ織以外の皮膚組織に軽い炎症性
変化が認められたが、遮光時間を７２時間以上経過させ
た後：・てレーザ光線照射した場合には、このような症
状は；丘とんど認められなかった。また、経過時間が７
２時間以内の場合において、レーザ光線が照射された皮
膚に面状発赤や点状発赤が認められる場合７つ；僅かに
あシ、発赤が認められた場合を＋、一部に認６られた場
合を士、全く認められなかった場合を−で示した。

（以下余白） 表　２　（脱毛効果） （以下余白） 表　３　（皮膚発赤） Ｊ二顎例３ 実施例２において、皮膚の洗浄後の遮光状態を１呆つ時
間を６０時間とし、色素レーザ光線の代りに皮膚表面に
照射される光線のエネルギー強度が４０　ｍＷ　／　ｃ
ｌであるキセノンランプを用いて６０分間光照射を行な
った時の脱毛効果を調べた結果、いずれの部位において
も完全な脱毛効果が認められた。

実施例４ 実施例３において、光イヒ学活性物質としてＨＰＤＯ代
９に、プロトポルフィリンナトリウム塩を用いて実施例
２と同様の処理を行ない脱毛効果を調べた結果、いずれ
の部位においても完全な脱毛効果が認められた。

実施例５ 実施例３において、光化学活性物質としてＨＰＤの代り
に、コブロポルフィリン、プロトポルフィリン、フェオ
フォルバイトａ１２　　（α−メトキシエチル）プルプ
リンを用いて実施例２と同様の処理を行ない、脱毛効果
を調べだ結果、いずれの場合も脱毛効果が認められた。

（発明の効果） 本発明の方法によれば、従来の電気的手法を用いて永久
脱毛を行う方法に比べ、技術的高度の熟練と手間を必要
とせず、比較的簡便に、かつ副作用などの種々の弊害も
ほとんどなく、一度が二度の処理で完全な永久脱毛がで
きる。

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. （１）光照射により光化学的に反応して毛嚢組織に損傷
   を与える光化学的活性物質を毛嚢組織に選択的に貯留せ
   しめた後、励起光線を照射して毛嚢組織を選択的に破壊
   せしめることよりなる永久脱毛法。
2. （２）光化学的活性物質がポルフィリン誘導体及び／又
   はクロリン誘導体である特許請求の範囲第１項記載の方
   法。
3. （３）光化学的活性物質がヘマトポルフィリン誘導体で
   ある特許請求の範囲第１項記載の方法。
4. （４）光化学的活性物質がプロトポルフィリン誘導体で
   ある特許請求の範囲第１項記載の方法。
5. （５）毛嚢組織に選択的に貯留し、光照射により光化学
   的に反応して毛嚢組織に損傷を与える光化学的活性物質
   を含有してなる脱毛用製剤。
6. （６）光化学的活性物質がポルフィリン誘導体及び／又
   はクロリン誘導体である特許請求の範囲第５項記載の脱
   毛用製剤。
7. （７）光化学的活性物質がヘマトポルフィリン誘導体で
   ある特許請求の範囲第５項記載の脱毛用製剤。
8. （８）光化学的活性物質がプロトポルフィリン誘導体で
   ある特許請求の範囲第５項記載の脱毛用製剤。
9. （９）毛嚢組織に選択的に貯留しうる光化学的活性物質
   と同物質を光学的に励起する光線を照射するための光線
   源よりなる永久脱毛用器材。