JPS6324926Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6324926Y2 JPS6324926Y2 JP1982082815U JP8281582U JPS6324926Y2 JP S6324926 Y2 JPS6324926 Y2 JP S6324926Y2 JP 1982082815 U JP1982082815 U JP 1982082815U JP 8281582 U JP8281582 U JP 8281582U JP S6324926 Y2 JPS6324926 Y2 JP S6324926Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hollow
- hollow ball
- ampoule
- ball
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Adornments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は夜間に照明の無い所でも遊技が出来る
発光機能を有する中空ボールに関するものであ
る。従来より夜間の遊技用として使用されるボー
ルに、その表面に夜光塗料を塗布した発光ボール
があるが、これは球体表面に直接発光塗料を塗布
する為に、使用する度に塗料が剥がれ、発光効果
が除々に薄れてくる等の穴点があり、又プール等
の用に水中での遊技では、より一層発光塗料が剥
がれ易い等の問題がある。
発光機能を有する中空ボールに関するものであ
る。従来より夜間の遊技用として使用されるボー
ルに、その表面に夜光塗料を塗布した発光ボール
があるが、これは球体表面に直接発光塗料を塗布
する為に、使用する度に塗料が剥がれ、発光効果
が除々に薄れてくる等の穴点があり、又プール等
の用に水中での遊技では、より一層発光塗料が剥
がれ易い等の問題がある。
本考案では上記諸問題を解消する為に、透孔を
有する中空ボール体内に、同透孔を通じて発光体
を圧入する構成とした発光機能を具備した中空ボ
ールを提供することを目的とするものであり、そ
の要旨はエチレン酢酸ビニル共重合樹脂を素材と
する多数の小塊状体が溶融連結されて、外面は平
滑で内面には多数の突起が突出した皮層が中空状
に成形され、しかも上記皮層はその所要部所に於
て小塊状体間に生じる透孔を有するが如き中空ボ
ール本体と、該中空ボール本体の透孔から中空ボ
ール本体内に圧入する為の発光体との組合せから
成り、同発光体は可撓性中空体内にガラス等破割
自在な素材より成るアンプルが収納されており、
可撓性中空体内とアンプル内に混合時に化学発光
現象を呈する二液をそれぞれ互いに隔離状態に充
填したものから成ることを特徴とする発光機能を
具備した中空ボールである。
有する中空ボール体内に、同透孔を通じて発光体
を圧入する構成とした発光機能を具備した中空ボ
ールを提供することを目的とするものであり、そ
の要旨はエチレン酢酸ビニル共重合樹脂を素材と
する多数の小塊状体が溶融連結されて、外面は平
滑で内面には多数の突起が突出した皮層が中空状
に成形され、しかも上記皮層はその所要部所に於
て小塊状体間に生じる透孔を有するが如き中空ボ
ール本体と、該中空ボール本体の透孔から中空ボ
ール本体内に圧入する為の発光体との組合せから
成り、同発光体は可撓性中空体内にガラス等破割
自在な素材より成るアンプルが収納されており、
可撓性中空体内とアンプル内に混合時に化学発光
現象を呈する二液をそれぞれ互いに隔離状態に充
填したものから成ることを特徴とする発光機能を
具備した中空ボールである。
以下図面を参酌しながら本考案を詳述すれば、
中空ボール本体は第1図及び第2図に示す如く、
球状あるいはペレツト状等の小塊状体から成る皮
層1から成り、該皮層1の所要部所には球状ある
いはペレツト状小塊状体間に生じる透孔2があ
り、又皮層1はその外面は平滑で内面は球状ある
いはペレツト状小塊状体の突起3が多数突出して
いる。この様に外面は平滑で内面は突起が突出す
る様な形態の皮層は小塊状体を球状金型に入れ回
転運動を与えながら加熱成形する間に外面は溶融
軟化され平滑となるので自ら形成されるが、製造
原料の小塊状体中に適量の粉状体を混在させてお
けば球状金型内で回転運動を与えられる間に混入
した粉状体が外面により多く集まるので一層効果
的である。
中空ボール本体は第1図及び第2図に示す如く、
球状あるいはペレツト状等の小塊状体から成る皮
層1から成り、該皮層1の所要部所には球状ある
いはペレツト状小塊状体間に生じる透孔2があ
り、又皮層1はその外面は平滑で内面は球状ある
いはペレツト状小塊状体の突起3が多数突出して
いる。この様に外面は平滑で内面は突起が突出す
る様な形態の皮層は小塊状体を球状金型に入れ回
転運動を与えながら加熱成形する間に外面は溶融
軟化され平滑となるので自ら形成されるが、製造
原料の小塊状体中に適量の粉状体を混在させてお
けば球状金型内で回転運動を与えられる間に混入
した粉状体が外面により多く集まるので一層効果
的である。
次に中空ボール本体中に圧入する発光体につき
説明すれば、第3図に示す様に可撓性プラスチツ
ク等から成る中空体4内にガラス等破割自在な素
材から成るアンプル5が収納されており、この中
空体4とアンプル5内にそれぞれ互いに混合した
場合に化学発光現象を呈する二液例えばある種の
シユウ酸エステルと過酸化水素水を充填させたも
のである。そして使用するに際しては第4図に示
す如く可撓性中空体4を折曲げ中のアンプル5を
破割させて上記二液を混合させ化学発光反応を生
起せしめた後第2図に示す様に中空ボール本体の
透孔2から中空ボール内に圧入する。この際発光
体の中空体4の外径と透孔2の直径との関係は前
者が後者よりはやや大である様にしておき、中空
ボールの皮層1が弾性に富むエチレン酢酸ビニル
共重合樹脂製であるので、その弾性を利用して発
光体を入れる時にある程度の力を入れる事により
透孔2の直径を拡張せしめ圧入し、発光体が中空
ボール内に入つた後は発光体が抜出ない様な関係
としておくものである。
説明すれば、第3図に示す様に可撓性プラスチツ
ク等から成る中空体4内にガラス等破割自在な素
材から成るアンプル5が収納されており、この中
空体4とアンプル5内にそれぞれ互いに混合した
場合に化学発光現象を呈する二液例えばある種の
シユウ酸エステルと過酸化水素水を充填させたも
のである。そして使用するに際しては第4図に示
す如く可撓性中空体4を折曲げ中のアンプル5を
破割させて上記二液を混合させ化学発光反応を生
起せしめた後第2図に示す様に中空ボール本体の
透孔2から中空ボール内に圧入する。この際発光
体の中空体4の外径と透孔2の直径との関係は前
者が後者よりはやや大である様にしておき、中空
ボールの皮層1が弾性に富むエチレン酢酸ビニル
共重合樹脂製であるので、その弾性を利用して発
光体を入れる時にある程度の力を入れる事により
透孔2の直径を拡張せしめ圧入し、発光体が中空
ボール内に入つた後は発光体が抜出ない様な関係
としておくものである。
以上述べて来た本考案によれば、ボール内に圧
入された発光体がボール内空間を自由に動き得る
のでボールを投げたり、打つたりした場合に発光
体がボール内で飛はね、ボールの内面に多数の突
起が突出している為に光が乱反射することと、更
にはボール皮層が半透明なエチレン酢酸ビニル共
重合樹脂製であることとも相俟つてボール全体が
種々変化する輝きを持ち、単に暗所で見えるとい
うだけでなく遊技を一層楽しいものにする。
入された発光体がボール内空間を自由に動き得る
のでボールを投げたり、打つたりした場合に発光
体がボール内で飛はね、ボールの内面に多数の突
起が突出している為に光が乱反射することと、更
にはボール皮層が半透明なエチレン酢酸ビニル共
重合樹脂製であることとも相俟つてボール全体が
種々変化する輝きを持ち、単に暗所で見えるとい
うだけでなく遊技を一層楽しいものにする。
又本考案のボールは圧入空気を用いているもの
ではないのでパンクするおそれはなく、かつ水に
も浮き、しかも発光体は電池を用いるものではな
く密閉中空体内での化学反応を利用しているので
水に濡れてもその発光輝度の低下あるいは停止は
ないから、水中での遊技用としても使えるもので
ある。
ではないのでパンクするおそれはなく、かつ水に
も浮き、しかも発光体は電池を用いるものではな
く密閉中空体内での化学反応を利用しているので
水に濡れてもその発光輝度の低下あるいは停止は
ないから、水中での遊技用としても使えるもので
ある。
更に中空ボールは、昼間等の様に発光機能を必
要としない時も、そのまま使用することができ、
夜間等の様に発光機能を必要とする時だけ、可撓
性中空体を折曲げ中のアンプルを破割させて上記
二液を混合させ化学発光反応を生起せしめた後に
中空ボール内に圧入すればよく、利用範囲が大幅
に向上するものである。
要としない時も、そのまま使用することができ、
夜間等の様に発光機能を必要とする時だけ、可撓
性中空体を折曲げ中のアンプルを破割させて上記
二液を混合させ化学発光反応を生起せしめた後に
中空ボール内に圧入すればよく、利用範囲が大幅
に向上するものである。
第1図は本考案中空ボールの正面図、第2図は
第1図−線に於る断面図、第3図は本考案で
用いる発光体の一部切欠正面図、第4図は同使用
状態の説明図。 図中、1:皮層、2:透孔、3:突起、4:中
空体、5:アンプル。
第1図−線に於る断面図、第3図は本考案で
用いる発光体の一部切欠正面図、第4図は同使用
状態の説明図。 図中、1:皮層、2:透孔、3:突起、4:中
空体、5:アンプル。
Claims (1)
- エチレン酢酸ビニル共重合樹脂を素材とする多
数の小塊状体が溶融連結されて、外面は平滑で内
面には多数の突起が突出した皮層が中空状に成形
され、しかも上記皮層はその所要部所に於て小塊
状体間に生じる透孔を有するが如き中空ボール本
体と、該中空ボール本体の透孔から中空ボール本
体内に圧入する為の発光体との組合せから成り、
同発光体は可撓性中空体内にガラス等破割自在な
素材より成るアンプルが収納されており、可撓性
中空体内とアンプル内に混合時に化学発光現象を
呈する二液をそれぞれ互いに隔離状態に充填した
ものから成ることを特徴とする発光機能を具備し
た中空ボール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8281582U JPS58185249U (ja) | 1982-06-02 | 1982-06-02 | 発光機能を具備した中空ボ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8281582U JPS58185249U (ja) | 1982-06-02 | 1982-06-02 | 発光機能を具備した中空ボ−ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58185249U JPS58185249U (ja) | 1983-12-09 |
JPS6324926Y2 true JPS6324926Y2 (ja) | 1988-07-07 |
Family
ID=30091853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8281582U Granted JPS58185249U (ja) | 1982-06-02 | 1982-06-02 | 発光機能を具備した中空ボ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58185249U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0675608B2 (ja) * | 1985-06-28 | 1994-09-28 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | 発光ゴルフボ−ル |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4727657U (ja) * | 1971-04-20 | 1972-11-29 | ||
JPS5653500B2 (ja) * | 1972-07-21 | 1981-12-19 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5266261U (ja) * | 1975-11-10 | 1977-05-17 | ||
JPS5653500U (ja) * | 1979-03-30 | 1981-05-11 |
-
1982
- 1982-06-02 JP JP8281582U patent/JPS58185249U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4727657U (ja) * | 1971-04-20 | 1972-11-29 | ||
JPS5653500B2 (ja) * | 1972-07-21 | 1981-12-19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58185249U (ja) | 1983-12-09 |
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