JPS63242852A - 簡易操作粘着テ−プカツタ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、構造が簡易でありながら粘着テープ環の出納
操作が簡単で、且つ把手を兼有し得るテープカッターに
関する。

粘着テープの一般普及は著しく、あらゆる処に使用され
ているが、粘着テープ環が其の内径規格等には無関係に
気軽く着脱が出来て、把手も兼用出来るので持運びに便
利等の、操作の上で能率的に優れた効果を発揮する進歩
的な粘着テープカッターを呈供する事を目的とする。

従来一般の粘着テープカッターは、テープ挿嵌車を取外
して内径の大きな、市販の粘着セロノ・ンテープ環を挿
嵌、或いは挿替へてから元位置に戻して後使用するもの
であるが、こ＼に煩しさがある。又内外径がより小さい
テープ環に対しては、実際には用途は細少ではあるが多
様化する為に、別途小遣用のアタチメントを附属してい
る事が多いが、父換が厄介であり、且不経済である。尚
該テープ挿嵌車には、各メーカー製品のテープ環内径の
規格の多少の不揃いに対応するための、嵌合の程度に対
する形状の苦労は免れない。

其の細枠中に組まれた複数のローラーの中で、テープ環
の外周が接して収納する方式も呈案されてはいるが、引
出したテープの先端を、枠の上からローラー間に挿し込
んで、反対側から摘み出すもの、又はテープの脱落を防
ぐ為に収納後横蓋をする等、非合理的のため煩しい物の
様でおる。

本発明は以上の如き欠点が皆無な上に、使用に際して粘
着テープ環の内径には無関係、且つこれが空白のま＼の
為、其の着脱操作が迅速簡単で、又把手兼用で持運びに
も便利等の最も進歩的な構造で、諸長所を有する粘着テ
ープ簡易操作粘着テープカッターである。次に図面を参
考に実施例を説明する。

第１図第２図に示す如く基台１の前方に、粘着テープ定
着台３１−背に切刃４を具へたテープ切刃台等、所謂粘
着テープ処理装置２を具へ、後方には本目的の簡易操作
粘着テープ環収納部５を設けたものである。このテープ
環収納部５は、両図に示す様に、適当な間隔を以て並設
する基側壁６と側壁７との其の間に於て、前方に回転自
由に主ローラ−８を軸設し、其の直ぐ後の底部分に小環
用ローラー９を同じく軸設し、尚後方に天理用ローラー
１０′５Ｃ回転自由に並設した。主に市販の粘着セロハ
ンテープ環は、小環と天理に大別し得るが、前記天理用
ローラー１０は、是れと前記主ローラ−８の外周の２点
を以て比較的大きな外径の粘着テープ大塊Ｔｉ支へるの
に適応位置に在り、其の外径の許容範囲は相当大巾に許
される。主ローラ−８の近くの前記小環用ローラー９は
、夫々の外周の２点を以て粘着テープ小環Ｓ（相像線で
示す）を支へるのに好都合な位置に在る。前記主ローラ
−８の下側はテープ出口１２であって、是れに隣接する
側壁７の部分に於て鍔部１１を設け、其の下から後方上
向きに傾斜して切割った様に適当な巾を持った隙間１２
を形成せしめている。然しこれでは残る前方上位置の三
角部分（鍔部１１）は宙に浮いてしまうので、基側壁６
の前部を、適宜コの字形に折曲げて前記三角部分の鍔部
１１を維持せしめた形態とし、比の内部に主ローラ−８
を軸設した。

即ち主ローラ−８は一方に鍔部１１を持ち基側壁６の前
方に於て片側支持にて具へられた形態である。

図に見る如く主ローラ−８に隣接する鍔部１１の要部は
、鍔と名の付く様に、主ローラ−８の外周より適宜下方
に出張る必要があり、テープ出口１２と隙間１３は鍔部
１１の出張りの下方にて空間的に連係して居り、側面か
らテープの出入が可能で、該鍔部１１の要部の出張りは
操作の際にテープの脱出を防止する効果を発揮する。

前記鍔部１１と主ローラ−８部分の代替として、片面鍔
付ローラーを基側壁６に、固定軸に依り軸設しても略同
様の機能効果がある。

従来一般普及のテープカッターは、殆んど大塊のテープ
環をテープ挿嵌車に嵌め使用されており、又概して本体
の設置の安定に重量を利用しているので、持ち運びの必
要に際し把手が欲しいと思うことがあるのに、余分な出
っばりが總じて不利の為か、把手を設けたものが市場に
見当らず、デザインの優秀なもの程掴み所が無い様であ
る。

テープ環収納部５は第１図の様に納められた粘着テープ
大塊Ｔの内円の空間と概ね隣接する基側壁６の部分に、
把手孔１６を設け、且つ之れに相当する把手孔の分を逃
げの形で側壁７側にも加工し。

即ち該両壁を貫通した形の把手孔に対し粘着テープ天理
丁諸共把握し、把手として特別余分な容積を要せず活用
出来る。比の事は物品輸送に有利且つ持ち運びにも便利
であって、本テープ環収納部５の相乗効果的副産物であ
る。

前記小環用、天理用各ローラー９．１０の代替として図
の想像線（二重鎖線）で示す様な、表面が摩擦の少ない
滑らかな突起状の小環用支へ部１４（小環用ロニラーと
同じ位置）と天理用支へ部１５（大塊用ローラーと同じ
位置）を具へたものでも差支へか無い。文例れか片方の
みを代替としても良いが、平担で摩擦を小さく工夫した
低摩擦底辺としても実用上結構である。テープ環の嵌装
の仕方は粘着テープ天理Ｔより引出した粘着テープ端■
を他方の手指に掛け、この張架した姿勢のま＼構台から
前記隙間１３に挿入後テープ端■をテープ出口１２から
引くと同時にテープ環Ｔを持つ手を放し、該テープ端■
を粘着テープ処理装置２の粘着テープ定着台３に定着さ
せる事でテープ環取付の操作は終る。テープ環Ｔの取外
しは、粘着テープ定着台３からテープ端■を剥がすだけ
でよい。

以上の様に本発明の簡易操作粘着テープカッターは、小
型テープ挿嵌車等のアタチメントは不要で且つ粘着テー
プ環の収納、取外しが迅速簡単で何等の抵抗も無いワン
タッチ操作が可能で、又前記の如く限定範囲内で把手孔
１６が体裁良く具わり持運びに頗る便利であり、従って
梱包、輸送にも貢献し得るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の詳細な説明する為の側面図で一般の粘
着テープ環Ｔを、其のテープ端Ｉをもって隙間１３を通
過させてから粘着テープ環収納部５に収納し、該粘着テ
ープ端Ｉｉ粘着チー１定着台３に仮付着させ、切刃４に
接触している状態を示す。 ＷＪ２図は本発明の同実施例の斜視図。 １　　基　　台 Ｚ　粘着テープ処理装置 ３、　粘着テープ定着台 ４　　切　　刃 ５　粘着テープ環収納部 ６、基側壁 ７、　　側　　壁 ８　主ローラ− ９小環用ローラー ＩＯ８天理用ローラー １１　　鍔　　部 １２、　　テープ出口 １３、　　　隙　　間 １４、　　小環用支へ部 １５、　　太環用支へ部 １６、　　把手孔 Ｔ、　粘着テープ天運 Ｓ、　粘着テープ小環

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）粘着テープ処理装置を前方に具へた基台の後部に
   於て、並設する基側壁と側壁の前頭に主ローラーを軸設
   し、該両壁間の底辺に１個又は複数のローラーを軸設し
   、前記主ローラーの下側のテープ出口に隣接する部分の
   側壁に於て鍔部を設けて且つ後方に向け、側面からのテ
   ープ出納自在に隙間を形成せしめた粘着テープ環収納部
   を設置した事を特徴とする簡易操作粘着テープカッター
   。
2. （２）粘着テープ環収納部に於ける基側壁並びに側壁を
   通して把手孔を設けた事を特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載の簡易操作粘着テープカッター。
3. （３）並設する基側壁と側壁間の底辺を、低摩擦底辺と
   した特許請求の範囲第１項記載の簡易操作粘着テープカ
   ッター。