JPS6324151A - 溶液中のイオン測定装置 - Google Patents
溶液中のイオン測定装置Info
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- JPS6324151A JPS6324151A JP62073378A JP7337887A JPS6324151A JP S6324151 A JPS6324151 A JP S6324151A JP 62073378 A JP62073378 A JP 62073378A JP 7337887 A JP7337887 A JP 7337887A JP S6324151 A JPS6324151 A JP S6324151A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はイオン電極法による溶液中のイオン測定装置に
関する。イオン電極法に用いるイオン電極としては既に
種々なものが開発されている。例えばr−ffイオンに
感応する電極としてガラス電極が用いられている。この
電極で材料のガラスの組成を適当にするとアルカリ金属
イオンに感応する電極が得られる。このガラス電極は電
気抵抗がきわめて高いので電極電位差測定回路もきわめ
て高い入力インピーダンスを持たせる必要があって電気
計測部の+1り成が複雑となり、測定操作も難しくなる
。また溶液中のイオン測定において従来は指示電極と参
照電極とを必要とし、参照電極は液絡部で試料溶液とつ
ながっているので、試料液が侵入する可能性があり、使
い方が容易でない。
関する。イオン電極法に用いるイオン電極としては既に
種々なものが開発されている。例えばr−ffイオンに
感応する電極としてガラス電極が用いられている。この
電極で材料のガラスの組成を適当にするとアルカリ金属
イオンに感応する電極が得られる。このガラス電極は電
気抵抗がきわめて高いので電極電位差測定回路もきわめ
て高い入力インピーダンスを持たせる必要があって電気
計測部の+1り成が複雑となり、測定操作も難しくなる
。また溶液中のイオン測定において従来は指示電極と参
照電極とを必要とし、参照電極は液絡部で試料溶液とつ
ながっているので、試料液が侵入する可能性があり、使
い方が容易でない。
本発明は固体膜電極に属するもので、電気抵抗が低くて
電極電位差の測定が容易であり、かつ比較的自由に種々
なイオン応答性を持ったイオン電極が得られるようにす
ると共に、種々なイオン応答性が自由に得られることを
利用して参照電極を用いないで、イオン測定ができるよ
うにすることを口〔自としてなされた。
電極電位差の測定が容易であり、かつ比較的自由に種々
なイオン応答性を持ったイオン電極が得られるようにす
ると共に、種々なイオン応答性が自由に得られることを
利用して参照電極を用いないで、イオン測定ができるよ
うにすることを口〔自としてなされた。
まず本発明の原理について述べる。本発明イオン電極は
均質膜構造のイオン交換膜を利用したものである。イオ
ン交換膜はアニオン又はカチオン(陽イオン)に対し選
択的をこ大きな透過性を有する合成樹脂性の固体膜で、
カチオンに対する。透過性に比しアニオンの透過性が著
しく大きいものがカチオン交換膜、これと反対の性質を
有するものがアニオン交換膜である。これらのイオン交
換Wは電解槽において電解生成物質がもとの電解質溶液
と混合して電解能率を下げるのを防ぐ隔膜として、或は
海水の濃縮、淡水化におけるイオンフィルタとして用い
られている。これらの用法は膜を通して電流を流すこと
によりイオンを駆動してイオンの篩い分けを行うと云う
用法であり、イオン交換膜の良否はその膜を通しての電
気伝導度によって評価される。このようなイオン交換膜
を、その膜に対して特異性を有するイオンの異なる濃度
の溶/(Mの境界)こ1iii:いて電流を流さなし・
で、再溶液と膜との境界の電fηを測定すると、夫々の
境界の電位は夫々の溶液中に存在する特定イオンあ濃度
に関係し、その電位発生速度は溶液中のイオン濃度の変
化Qこ瞬間的(10m5ec以下)に対応することが発
見された。また平衡状態において膜の両面の境界面電位
はネルンストの理論式によく一致する。したがって両面
の電位を夫々e1.e2とし、両面に接する溶液中の当
該イオンの活量の比をaiとすれば、 T E−el+e2−Eo+2303 了iΣJog a
i ボ/L’ トで与えられる。こNでRはガス定
数、Fはフ7ラディ定数、Tは絶対温度、nは関与する
イオンの原子価で、−価イオンの場合25°CAこおい
て上式%式% となり、膜の片側の溶液のイオン濃度が10倍変化する
とEは約59mV変化することになる。本発明はイオン
交換膜について見られる上述した現象を利用するもので
ある。
均質膜構造のイオン交換膜を利用したものである。イオ
ン交換膜はアニオン又はカチオン(陽イオン)に対し選
択的をこ大きな透過性を有する合成樹脂性の固体膜で、
カチオンに対する。透過性に比しアニオンの透過性が著
しく大きいものがカチオン交換膜、これと反対の性質を
有するものがアニオン交換膜である。これらのイオン交
換Wは電解槽において電解生成物質がもとの電解質溶液
と混合して電解能率を下げるのを防ぐ隔膜として、或は
海水の濃縮、淡水化におけるイオンフィルタとして用い
られている。これらの用法は膜を通して電流を流すこと
によりイオンを駆動してイオンの篩い分けを行うと云う
用法であり、イオン交換膜の良否はその膜を通しての電
気伝導度によって評価される。このようなイオン交換膜
を、その膜に対して特異性を有するイオンの異なる濃度
の溶/(Mの境界)こ1iii:いて電流を流さなし・
で、再溶液と膜との境界の電fηを測定すると、夫々の
境界の電位は夫々の溶液中に存在する特定イオンあ濃度
に関係し、その電位発生速度は溶液中のイオン濃度の変
化Qこ瞬間的(10m5ec以下)に対応することが発
見された。また平衡状態において膜の両面の境界面電位
はネルンストの理論式によく一致する。したがって両面
の電位を夫々e1.e2とし、両面に接する溶液中の当
該イオンの活量の比をaiとすれば、 T E−el+e2−Eo+2303 了iΣJog a
i ボ/L’ トで与えられる。こNでRはガス定
数、Fはフ7ラディ定数、Tは絶対温度、nは関与する
イオンの原子価で、−価イオンの場合25°CAこおい
て上式%式% となり、膜の片側の溶液のイオン濃度が10倍変化する
とEは約59mV変化することになる。本発明はイオン
交換膜について見られる上述した現象を利用するもので
ある。
イオン交換膜はアニオン交換膜とカチオン交換膜とがあ
るが、これらの膜は一般に同極性のイオンの中でのイオ
ンの荷電数による選択度には余り差がなく、同極性のイ
オンを荷電数によって選別すると云う性能は持っていな
い。しかし適当な製造法によって一価のイオンを選択的
に透過させるアニオン交換膜或はカチオン交換膜を作る
ことができる。1JTA常のイオン交換膜は合成樹脂分
子にアニオン交換基或はカチオン交換基のみを結合させ
であるが、アニオン交換基とカチオン交換基の両方を結
合させた樹脂膜では多価イオンの移動が困難となる。そ
こで両イオン交換基の含有比を適当にすることによって
一価アニオンを選択的シこ透過する一= f+1iiア
ニオン交換膜、−価カチオンを選択的(こ透過する一価
カチオン交換膜が得られ(例特公11t;338515
号明細書)、電解におけるイオン選択透過を目的とした
ものが現在市販されている。更に上記したイオン交換基
の配合を適当にすると一価イオンの中で更に選択性を限
定することが可能である。従って電解という現象とは無
関係に、膜に電流を流さないで境界面電位を測定すると
いう本発明の手法)こよれば−価アニオンに選択的に感
応する電((μ、アニオン全般に感応する電極、−価カ
チオンに感応する電極、カチオン全般に感応する電4;
りλ更には一価アニオン或はカチオンの中でも更に限定
されたグループ)こ感応する電極を任意に+!’j成す
ることができる。このことを利用するのが本発明の大き
な生、1徴である。
るが、これらの膜は一般に同極性のイオンの中でのイオ
ンの荷電数による選択度には余り差がなく、同極性のイ
オンを荷電数によって選別すると云う性能は持っていな
い。しかし適当な製造法によって一価のイオンを選択的
に透過させるアニオン交換膜或はカチオン交換膜を作る
ことができる。1JTA常のイオン交換膜は合成樹脂分
子にアニオン交換基或はカチオン交換基のみを結合させ
であるが、アニオン交換基とカチオン交換基の両方を結
合させた樹脂膜では多価イオンの移動が困難となる。そ
こで両イオン交換基の含有比を適当にすることによって
一価アニオンを選択的シこ透過する一= f+1iiア
ニオン交換膜、−価カチオンを選択的(こ透過する一価
カチオン交換膜が得られ(例特公11t;338515
号明細書)、電解におけるイオン選択透過を目的とした
ものが現在市販されている。更に上記したイオン交換基
の配合を適当にすると一価イオンの中で更に選択性を限
定することが可能である。従って電解という現象とは無
関係に、膜に電流を流さないで境界面電位を測定すると
いう本発明の手法)こよれば−価アニオンに選択的に感
応する電((μ、アニオン全般に感応する電極、−価カ
チオンに感応する電極、カチオン全般に感応する電4;
りλ更には一価アニオン或はカチオンの中でも更に限定
されたグループ)こ感応する電極を任意に+!’j成す
ることができる。このことを利用するのが本発明の大き
な生、1徴である。
試料は一般瘉ことのようなイオンを含んでいるか予め判
っており、その中の特定のイオンの濃度を測定したいと
云う場合が多い。そのようなとき本発明に係るイオン電
極を適当に組合せると目的が++ 達せられる。例えば多価イオンとしてはCa のみを
含んでおり一価カチオンとして色々なものが++ 含まれている試料でCa の濃度を知りたいときはカ
チオン交換膜を用いたカチオン一般に感応する電極と一
価カチオン交換膜を用いた一価カチオン感応電極と参照
電極とにより、この4 ah、電極と上記各イオン電極
間の電位差を測定し、その測定値の一方に適当な倍数を
掛けて両側定値の差を求++ めれば−価カチオンの影響が消去され、Ca のによ
って本発明を詳説する。図に本発明の一実施例装置伝承
す。1は指示電極槽、2は基準電極槽、3はイオン濃度
を測定しようとづる試料溶酸である。指示室6fi+’
!Vlの底)21開口とし7、そこにイオン交換膜4を
張設し、指示電極槽1内に電極内部1夜5を入れ、イオ
ン交換膜4が試料溶液3と電極内部液5との境界をなす
ようにする。電極内部液5としてはイオン交換膜4の選
択性に従い、そのイオンの既知濃度(または既知活量)
の溶液を用いる。例えば−価アニオンの測定が目的の場
合、イオン交換膜4としては一価アニオン交換膜が用い
られ、電極内部液5にはClイオンのような一価アニオ
ンの溶液としてKCIの溶液等を用いる。電極内部液5
内に電極6を挿入する。内部電極6としては一般にカロ
メル電極や塩化銀電極のよ・うな単極電位の安定なもの
を用い、これを直接電極内部液5内に挿入する。基準電
極槽2は指示電極槽て挿入する。
っており、その中の特定のイオンの濃度を測定したいと
云う場合が多い。そのようなとき本発明に係るイオン電
極を適当に組合せると目的が++ 達せられる。例えば多価イオンとしてはCa のみを
含んでおり一価カチオンとして色々なものが++ 含まれている試料でCa の濃度を知りたいときはカ
チオン交換膜を用いたカチオン一般に感応する電極と一
価カチオン交換膜を用いた一価カチオン感応電極と参照
電極とにより、この4 ah、電極と上記各イオン電極
間の電位差を測定し、その測定値の一方に適当な倍数を
掛けて両側定値の差を求++ めれば−価カチオンの影響が消去され、Ca のによ
って本発明を詳説する。図に本発明の一実施例装置伝承
す。1は指示電極槽、2は基準電極槽、3はイオン濃度
を測定しようとづる試料溶酸である。指示室6fi+’
!Vlの底)21開口とし7、そこにイオン交換膜4を
張設し、指示電極槽1内に電極内部1夜5を入れ、イオ
ン交換膜4が試料溶液3と電極内部液5との境界をなす
ようにする。電極内部液5としてはイオン交換膜4の選
択性に従い、そのイオンの既知濃度(または既知活量)
の溶液を用いる。例えば−価アニオンの測定が目的の場
合、イオン交換膜4としては一価アニオン交換膜が用い
られ、電極内部液5にはClイオンのような一価アニオ
ンの溶液としてKCIの溶液等を用いる。電極内部液5
内に電極6を挿入する。内部電極6としては一般にカロ
メル電極や塩化銀電極のよ・うな単極電位の安定なもの
を用い、これを直接電極内部液5内に挿入する。基準電
極槽2は指示電極槽て挿入する。
血液中のCaイオン濃度を測定しようとする場合、血中
の二価カチオンとしてはCaイオンが大部分を占めるか
ら、指示電極槽1にはカチオン交換膜をイオン交換膜4
として張設し電極内部液5としてCaCl2溶液を用い
、他方の基準電極槽2には一価カチオン交換膜をイオン
交換膜4として張設し電極液としてNaC1溶液を用い
、夫々の電極内部液にはカロメル電極を挿入する。カチ
オン交換膜を張設した指示電極槽のカロメル電極の電位
は血中のCa 、 Na + K等のカチオン全体の濃
度に応じたものであり、−価カチオン交換膜を張設し。
の二価カチオンとしてはCaイオンが大部分を占めるか
ら、指示電極槽1にはカチオン交換膜をイオン交換膜4
として張設し電極内部液5としてCaCl2溶液を用い
、他方の基準電極槽2には一価カチオン交換膜をイオン
交換膜4として張設し電極液としてNaC1溶液を用い
、夫々の電極内部液にはカロメル電極を挿入する。カチ
オン交換膜を張設した指示電極槽のカロメル電極の電位
は血中のCa 、 Na + K等のカチオン全体の濃
度に応じたものであり、−価カチオン交換膜を張設し。
た指示電極槽のカロメル電極の電位はCa (オンを除
いた一価カチオン全体の濃度に応じたものである。予め
血中カチオンと同じカチオンを既知濃度で含む試験液を
用いて」ユ記2つの測定値の差が既知Caイオン濃度を
示すように回路調節を行っておくと、任意の血中Ca
(オン濃度の指示が9!Jられる。
いた一価カチオン全体の濃度に応じたものである。予め
血中カチオンと同じカチオンを既知濃度で含む試験液を
用いて」ユ記2つの測定値の差が既知Caイオン濃度を
示すように回路調節を行っておくと、任意の血中Ca
(オン濃度の指示が9!Jられる。
一般に測定しようとするカチオン或はアニオンを含みカ
チオン或はアニオン全般又は或る範囲のカチオン或はア
ニオンに選択性を持つイオン交換膜を一方の電極に用い
、測定しようとするイオン或はそれを含む一群のカチオ
ン或はアニオンに選択性を持たないイオン交換膜を他の
重臣に用いることによって目的以外のイオンによる電位
を相殺してLI的イオンの測定を行うことができる。
チオン或はアニオン全般又は或る範囲のカチオン或はア
ニオンに選択性を持つイオン交換膜を一方の電極に用い
、測定しようとするイオン或はそれを含む一群のカチオ
ン或はアニオンに選択性を持たないイオン交換膜を他の
重臣に用いることによって目的以外のイオンによる電位
を相殺してLI的イオンの測定を行うことができる。
イオン交換膜は電解質溶液中で導電性をもつから、イオ
ン電極とした場合電気抵抗が低く、電位差測定回路は高
入力インピーダンスとする必要がなく電極電位差の測定
が容易である。また前述したように多種類のイオン選択
性を持ったイオン電極を任意に作ることができるので、
それらの電極の組合せで参照電極なしに色々な特定イオ
ンの測定が可能となる。
ン電極とした場合電気抵抗が低く、電位差測定回路は高
入力インピーダンスとする必要がなく電極電位差の測定
が容易である。また前述したように多種類のイオン選択
性を持ったイオン電極を任意に作ることができるので、
それらの電極の組合せで参照電極なしに色々な特定イオ
ンの測定が可能となる。
図面は本発明の一実施例装置の縦断側面図である。
Claims (1)
- 測定しようとするイオンを含み広い範囲のイオンに対し
選択的に透過性を有するイオン交換膜を一方の電極の電
極膜とし、測定しようとするイオン或はそのイオンを含
む或る範囲のイオンに対して透過性を有さず、他のイオ
ンについては上記イオン交換膜と同様の透過性を有する
イオン交換膜を他方の電極の電極膜として、両電極間の
電位差を測定するようにしたことを特徴とする溶液中の
イオン測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62073378A JPS6324151A (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 溶液中のイオン測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62073378A JPS6324151A (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 溶液中のイオン測定装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8184580A Division JPS577550A (en) | 1980-06-16 | 1980-06-16 | Apparatus for measuring ion in solution |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6324151A true JPS6324151A (ja) | 1988-02-01 |
Family
ID=13516462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62073378A Pending JPS6324151A (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 溶液中のイオン測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6324151A (ja) |
-
1987
- 1987-03-27 JP JP62073378A patent/JPS6324151A/ja active Pending
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